04:06:34

人狼物語 三日月国


167 【R18G】海辺のフチラータ【身内】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


月が姿を変え、新たな一日が始まった。村人は集まり、互いの姿を確認する。
アウグストが無残な姿で発見された。

伝承は真実だった。異形の刃を持つ魔物“人狼”は、確かに存在するのだ。

もはや村人たちに猶予は無い。早く人狼を見つけ出し、処刑しなければ。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ない……。

幽界の歪み
突如として空間が歪み、この世とあの世の境界が曖昧になってしまった! 今日に限り、生者も死者の声や姿をハッキリと捉える事が出来るだろう。

現在の生存者は、ロッシ、ソニー、リカルド、マキアート、レヴィア、ヴィオレッタ、テンゴ、ビアンカ、フィオレロ、ストレガ、ヴェネリオ、コルヴォ、ルチア、ツィオ、ラウラ、アベラルド、ヴェルデ、マウロ、サルヴァトーレの19名



【人】 イル・マット フィオレロ

【街中】

「……ええ、お世話になってる店主が腰を悪くして」

普段任務の一環でなければ情勢柄近づかない島に、
カジュアルな国産のスーツを着込んだ男が一人。

「それと小さな郵送屋かな。探してるんですけど、
 これは利用は探し物が見つかった後でになるなぁ。
 昔の限定切手は意外と置いてあったりしていてねぇ」

出張で着た営業マンの顔をしつつ、
何か探し物をしているのか島人に聞き込みをしている。

なお実際に置いているのは人生で1件しか見たことはない。
(0) 2022/08/11(Thu) 23:44:36
鳥葬 コルヴォ(匿名)は、メモを貼った。
2022/08/12(Fri) 0:13:24

【人】 風任せ マウロ

>>1:71 テンゴ
【三日月島:岬】

「……アンタか」
「此処は人が少ないからな」

ちらりとそちらに視線をやって、また何事もなかったかのように海に戻す。
知人が来ることが珍しいものだから、少しばかり予想外の邂逅だ。

「アンタもそのクチか?」
「感傷に浸るようなタイプでもないだろ」
(1) 2022/08/12(Fri) 4:30:31

【人】 ”昼行灯” テンゴ

>>1 マウロ
【三日月島:岬】

「歳を食うと考える事も多くてな。一人で静かに海を眺めたくなる時もあるものなのだよ、青年。」

嘘か真か、分からぬ事を口にしながら。
からん、ころん、と下駄の音を鳴らしながら、貴方の横に、距離は空けつつやってくるだろう。

柵に背を預ける形で凭れ掛かり、煙管を咥えては、紫煙を吐き出す。線香にも似た香りがさらに漂う。

「お前さんの方こそ、魂が抜けたような顔をしていたが。先の会議で疲れ果てたか?」

揶揄うように言うけれど、その実、心配をしているだけともいう。分かりづらいカラス面だ。
(2) 2022/08/12(Fri) 8:34:59

【見】 郵便切手 フラン

【バー:アマラント】

「ぐぅ……」

満腹にアルコールが入り眠気を誘ったのか、
隅っこのテーブルで突っ伏して寝ている。
何とも無防備で仕方がないが、
幸い貴重品を盗られることなく放置されていた。

器用に帽子だけは落とさず眠りこける青年を横に、
店の主が空いたグラスを片付けたりしていただろう。
(@0) 2022/08/12(Fri) 11:40:29

【人】 piacere ラウラ

【街中】

活気溢れるこの場では老若男女問わず多くの民衆が行き来する。
祭りを楽しむ者達は、裏でひとつの命が消えようとも気づきはしないのだろう。

そんな様子を眺めるように路地裏に通ずる道の近くに立つ女の姿がある。

普段とは違い髪を束ね、カジュアルな服装で身を包んでいれば。
祭りを楽しむようには見えずとも民衆に紛れはするはずだ。

いつも通りでも問題は無いが、出来る限り警戒されないように。
勿論、いつでも動けるように武器等も忘れずに。
(3) 2022/08/12(Fri) 13:48:22

【人】 デッドヘッド ヴェネリオ

【コーヒーショップ】

花束を一つ鞄に入れた男は、立ち飲みのバールに寄っていく。
部下も連れずに歩くその姿は祭りの土産を持って帰る父親のようだった。

「エスプレッソ、それと勧めのパニーニでも」

メニューに書いてある倍以上の代金をテーブルに置いて、すぐにやってきたパンを流れるように咀嚼し嚥下する。
あっという間に胃の中に押し込めてしまえば、置かれた水で口の中を潤した。

嫌な知らせと煩わしさから目をそらすように、賑やかな祭りと豆の香りに包まれながら。
漸く届いたカップにたっぷりと砂糖を入れた。
(4) 2022/08/12(Fri) 15:29:36
ヴェネリオは、先日のお優しい事を思い出しては鼻で笑うように悪態をついた。
(a0) 2022/08/12(Fri) 15:45:53

「内も外も関係ねえ」
「おっさんの仇は片っ端から潰してやる」

レヴィアは、両手で箱を抱えて、路地を歩く。カコン、カコンと音が鳴る。
(a1) 2022/08/12(Fri) 17:10:58

【人】 花で語るは ソニー

>>1:81 ヴィオレッタ
「そう? 嬉しいな。オレは結構自分の仕事に誇りを持ってるつもりだから。
 誰か・・から見た時にそう見えているのは、うれしい」

部下というには年も近く、位に厳密なそれ以上の違いが大きくあるわけではない。
目下、というのがやっと正しさを帯びるだろうくらいの相手に、ぱっと笑いかける。
他人から見て尊敬できる人間であるというのは、世辞でも嬉しい。

そんなこんなと会話しているうちに、グラスの中身はあと二口、三口。
それをぐぅっと飲み干すと、自分のぶんの支払いに相手の一杯ぶんくらいの色を付けて、
カウンターの奥側へと軽めに投げ出した。そんなに大した金額でもない。
問答が始まってしまう前に、ガタガタと椅子から下りて少ない荷物を背負う。

「けれどそろそろ、オレもヴィオレッタのことを独占してちゃ大変だ。
 バー中のひとたちから非難の目を受けてボコボコにされちまう。
 今度会う時は賭場でね。オレも給料握りしめて会いに行くから!」

さながら傍から見たなら、高嶺の花と不相応なファンといった佇まいで締める。
帰りがてらの短い道で何度も何度も手を振りながら、店の出口を潜る。
本当に顔を合わすのは、賭博場ではなくアジトになったけれど、それは今はわからない話。
(5) 2022/08/12(Fri) 17:19:06

【人】 銀の弾丸 リカルド

【バー:アマラント】

奇怪なものを見る目にも慣れてきた頃。
情報収集ならバーに入るのも最適かと、適当な店に入ってみた。
あまり飲みになどいかないから、そこが何処の傘下の店などよく調べてもいない。
流石にノッテの傘下であるならば頭に入れてるから、そうではないということしかわからないが。

「アマラント? ……あぁ、ここが」

この島では有名な店だったなと納得すれば、適当にカウンター席に座った。
最初は飲むつもりはなかったが、バーに来て何も飲まないのもまた悪目立ちをするだろう。メニューを確認しホットモーツァルトミルクsakeを頼むと、怪しくならない程度に店内の様子をじっくりと観察を始めた。
(6) 2022/08/12(Fri) 18:28:02

【人】 狡兎 ツィオ

>>3 ラウラ
【街中】

「おっと……今日はもう車には乗らない方がいいらしい。
 おめかししたラウラちゃんに会ったことで、
 一瞬で酔いが回ったみたいだ」

発見する成り、額を抑えるようにして近づいてくる。
いつも通りのスーツに赤いタイのふざけた服装で笑い、

「あれ、もしかして今日俺に出会えるかもしれないと思って、
 お洒落してきてくれたの? 嬉しいなあ、俺のために。
 もしくは、これから会う誰かのためなんだとしたら、
 俺はどんなに頑張ってもそいつよりは幸せになれないな」

誰だい、その世界で一番幸せな誰かは、と
自然に隣に陣取りながら尋ねる。
世界で一番幸せな男が来るまでは、ここでお話できる?
と付け加えながら。
(7) 2022/08/12(Fri) 18:36:33

【人】 鳥葬 コルヴォ

【バー:アマラント】

「ギムレットとカプレーゼ。サービスは遠慮しときます」

カウンター隅の席に着いて、注文は簡潔に。
装いは重苦しい仕事着のまま、けれど幾らかは崩した格好で。

「まだ仕事が残ってやがる。
 上に夏季休業期間を設けるよう督促するべきですかね…」

よりによって、と形ばかり愚痴のような言葉を零しつつ
片隅で寝入る配達員(>>@0)の姿を横目に見た。
実に無防備と言うほか無いが、多種多様な人々・・・・・・・が出入りする
この場所で迂闊な事をする者も居ないだろう。

「いったい俺は何が悲しくて
 このクソ暑い中仕事しなきゃならないんだか」

続く言葉はやはり形ばかり、愚痴というよりは冗句のようなもの。
その実何とも思ってはいない。
掃除屋・・・が夏に忙しくなるなんてのは、当たり前の事なのだから。

とはいえ、よりによってこの時期に、と思わないわけでもない。
零す愚痴があるとすれば、それは客より『ゴミ』に対してのもの。
(8) 2022/08/12(Fri) 18:50:06
コルヴォは、ふと店内に上司の姿(>>6)が見えた気がして、……
(a2) 2022/08/12(Fri) 18:51:33

コルヴォは、見なかった事にした。きっと人違いだ。
(a3) 2022/08/12(Fri) 18:53:05

俯く視界に、磨かれた革靴のつま先が映る。
こうしたところからつい、相手を値踏みしてしまうのは仕事柄のこと。
けれど、降り落ちる声には覚えがあるから、そんなものは意味のないことだった。
視線を上げる。
金色の髪の隙間から。翠の目があなたを見る。
そのやわらかな笑みのようにはいかず――それでも少年は、すこしだけ口角を上げた。笑ったのだ。

「……迷子じゃない」
「祭りとか言ったっけ、……こういう感じに慣れないだけ」

「あんたこそまたおれみたいなのに構って、ほんと、物好きだな」

【人】 プレイスユアベット ヴィオレッタ

>>5 ソニー
「誇りを持って仕事をされる方は尊敬しております。
 お世辞などではなく、本心から」

マフィアの仕事も、カヴァーの仕事も、等しく。
花の名をつけられた女ヴィオレッタは花屋へ笑みを返す。

空のグラスを見て、時計を確かめる。
それなりに引き留めてしまっていたようだ。

「はい、いつでもお客様をお待ちしております。
 それと、今日はお付き合いいただきありがとうございました。

 お仕事、頑張ってくださいね。
 今日がソニーにとって良い日でありますように」

出口へ向かうあなたをにこやかに見送る。
振られた手には小さく手を振り返して。

そして、扉が閉まると小さな吐息が零れる。

一人となった寂しさ故のものか、
”残業”から解放された安堵のものか、
それは本人にしか分からない。
ただひとり静かに酒を傾ける女が居た、ということ以外は。
(9) 2022/08/12(Fri) 19:20:58

廃倉庫に、硬く無機質な音が響く。

メンテナンスの為に分解された拳銃が、
汚れを除去され、注油を受け、また組み立てられていく音。

元は実に正義感溢れる巡査の相棒だったもの。
それが今となっては無造作に人間を手に掛ける輩の元にある。
何とも哀れなものだ。

「───全ては都合の良い幻聴だ」

カシャン。
最後にマガジンがセットされて、それきり静かになった。

【人】 暗殺屋 レヴィア

【寂れた時計塔】 >>ストレガ

カコン、カコンと、両手に抱えた箱から音を鳴らして。
辿り着いたのは、もう随分前から廃墟となった時計塔。
さして遠くもないこの場所にたどり着くために、
随分と遠回りした。
途中でした変装も解いて、黒のリボンを再び頭に結ぶ。
服の埃を軽く払って、錆びついた扉の前に立つ。

「入口までは知らないわ。
 出迎えてくださるかしら。」

お届けものよ、と、中にいるであろう
特定の誰かに向かって呼び掛けた。
(10) 2022/08/12(Fri) 19:35:01

【人】 小夜啼鳥 ビアンカ

【街中】

「ふぅ」

歴史ある石畳には似合わない、安っぽい合成プラスチックのベンチに腰を下ろす。
ペットボトルをバリバリに砕いたチップか何かで作ったらしい。
くだらない、と。
このベンチに座るたび、ビアンカは思っていた。

「……お祭り騒ぎ」

大きな通りから聞こえる喧騒に耳を傾ける。
胸がむかむかとしてしょうがないけれど、それでも。
(11) 2022/08/12(Fri) 19:37:03

【人】 冷たい炸薬 ストレガ

>>10 レヴィア

「……吹かしじゃなくて本当にバレてるとはね。
 見つからないように結構気を遣ってたんだけど、
 この調子じゃ他の連中にもその内見つかるな」

声は扉ではなく、少し離れた箱の影から。
対して大きくもない破損穴から、
窮屈そうに女が姿を現した。

「ま、いいさ。お届けどーも。
 ……冷えたコーヒーくらいなら出せるけど?」

この手合いは遠回りだので、露見しにくくはしたはずだ。
自分ならそうする。その労をねぎらうくらいはしてもいい。
ひとまず箱を受け取ろうと両手を伸ばした。
(12) 2022/08/12(Fri) 19:49:32

【人】 暗殺屋 レヴィア

>>12 ストレガ

「ここは廃墟すぎるわ。」
「木を隠すなら森の中、とはよく言ったものね。」

声の方に目を向ける。
ノッテが蔓延らせた情報網は広くて正確だ。
それがたとえ同じ【血の掟】を交わした構成員と言えど。
秘密は許されない。秘められるのは心くらいだ。

「興味がないわ。」
「でも」
「帰るにも、時間を置かなければいけないわね。」

この場所が見つからないように工夫はした。
なればそれは最後までされるべきで。
廃墟に入ってすぐに出てくる、なんて不自然な動きは
するわけにもいかない。

「少しだけ場所をお借りするわ。」

手渡した箱は、ずしっとした重さを伝える。
件のものがそれなりの数、入っているのだろう。
そうして貴女が迎え入れてくれるなら、
小さな穴に華奢な体をするりと通すのだった。
(13) 2022/08/12(Fri) 20:15:15

【人】 プレイスユアベット ヴィオレッタ

>>>>@0 フラン
【バー:アマラント】

今日も今日とて仕事の帰りにバーへ立ち寄る女。
寝こけている客の横を通り過ぎ、
いつも通りカウンターへ向かう…途中で溜息をひとつ。
踵を返して酔客の席の方へ。

この店内で”万一”を働くものがいるとは思えないが、
それでも些か不用心だ。
ましてや今はお祭りで外の人間も多い。
再度溜息を吐いてから口を開く。

「大丈夫ですか?
 お体の具合が悪いのですか?」

テーブルに突っ伏す人物へ声を掛け、揺さぶろうとするだろう。
(14) 2022/08/12(Fri) 20:21:13

【人】 銀の弾丸 リカルド

>>8>>a2>>a3 コルヴォ

「おい、何故目をそらした」

こちらは店内観察をしていた。
故に当然気づいている。

ものすごくジト目で貴方を見た。

あまり良く考えずに酒を頼んだが、これはこの男には少し甘すぎるものだったらしい……。
(15) 2022/08/12(Fri) 20:40:22

【人】 冷たい炸薬 ストレガ

>>13 レヴィア

「ま、一般人から見つからなきゃどうでもいい。
 どんな口説き屋だってわざわざ隠れてる所に来て
 蹴られる口実を得たくはないだろうからね」

肩を竦めながらも、箱を抱えて。
がご、と大きな鉄箱を蹴りで退けて、穴の入口を少し広げる。

「逆になんだったら興味があるのさ」

そう呟いて屈んで穴に入り、箱を置くとあなたを招き入れる。
中は廃墟の割には小奇麗で、幾つかの机と椅子がある。
動く事もないはずの歯車たちは錆びも埃もない。
床も入口付近は草が侵蝕していたが、
そこ以外はワックスのきいた床板が張られている。
発電機でも持ち込んでいるのか、壁にはコンセントの口が
幾つもあって、電動ドリルやはんだごてなど
電機工具のコードがいつでも挿せるようにぶら下がっていた。

特に大きな机のひとつには工具箱とノートPCが置かれ、
おまけに分解されたライフルの部品が転がっている。
その机だけ、小型LEDライトの代わりに
アンティークのデスクランプが灯されて
柔らかく手元を照らしているようだった。

「適当に座りな。飲み物取ってくる。
 ……何かリクエストは?」

興味と、実在性があるかどうかは別として。
(16) 2022/08/12(Fri) 20:44:26

【人】 鳥葬 コルヴォ

【バー:アマラント】 >>15 リカルド

向けられた視線と追及に、
ええ……?
って顔をした。
明らかに接点の無さそうな二人が雑談をしているなんてのは、
あまりに不自然に見えるんじゃないだろうかと思って。
これは気遣いだったんですよ。本当です。半分くらいは。

「……お気を悪くしたなら謝ります?
 人の事をあまりじろじろ見るのも不躾かと思いまして…」

グラスを置いて、半身だけをそちらに向けた。
勿体付けたような言い回しは、いつにも増して他人行儀だ。
何せただの掃除屋と親しい人間など、殆ど居ないのだから。

「…随分甘い酒を飲まれるんですね。
 見掛けによらず元々その方がお好きなのか、
 それともお知り合い・・・・・の影響ですか」

誰の事とは、言わないけれど。

ここで会話を終わらせれば、却って悪目立ちをするだろう。
だからあまり興味は無いけれど、
何より、外では他人同士の方が当然都合は良いはずだけれど。
仕方なく、少しばかり世間話に時間を頂く事にした。
(17) 2022/08/12(Fri) 21:00:03
コルヴォは、残りの半分は、言うに及ばず。
(a4) 2022/08/12(Fri) 21:00:51

【見】 郵便切手 フラン

>>14 ヴィオレッタ
【バー:アマラント】

「………ぅ。
 ね、寝てません社長」

目を閉じたまま間の抜けた返事がされる。
揺さぶるとやっと瞼が上がり、のそりと身体を起こした。
血色の悪いところはなく、"顔色"に聡いディーラーであれば単純に寝ていたと判るかもしれないし、人の体調云々に関しては専門外かもしれない。
鮮やかさの違う緑の視線が交われば、やっと思考も覚めてくる。

「人違いでした……」

全く見知らぬ誰かであったことに少なからず焦燥を見せて、帽子を身体の前に構えてどこか落ち着きなく目が泳ぐ。
逸らした視線。
その先のカウンターを見れば、
入店時には見なかった客が会計を済ませているところだった。
随分な間席を占領していたらしい。
それから漸く荷物の安否に思い至り、何事もないことを確かめて胸を撫で下ろす。
更にそれから、声を掛けてくれた女性を放ったままという事に気づいて、また遠慮がちに明るい緑を視界に映す。

「……その。
 起こしてくださってありがとうございます」
(@1) 2022/08/12(Fri) 21:11:12

【人】 暗殺屋 レヴィア

>>16 ストレガ

「わざわざ蹴られに来る口説き屋を一人知ってるわ。」

どかされた箱を一瞥してから、するりと穴の中に入る。
内装を、首は動かさないまま視線だけで見回して。
廃墟というには随分と小奇麗で生活感のある部屋。
靴先で床を擦る。ワックスまでかけてあるらしい。
通っていないはずの電気が通り、PCの画面が冷たく光る。
ランプの灯りだけが妙に暖かかった。

「猫は好きよ。」

興味がある事、への回答。
何処かに腰かけることはせず、壁にもたれて佇む。

「珈琲よりアールグレイの方が馴染みがあるわ。」

そう告げて。
飲み物が運ばれてくるまでは、分解された銃を
横目に眺めている事だろう。
(18) 2022/08/12(Fri) 21:33:26

【人】 銀の弾丸 リカルド

【バー:アマラント】>>17 コルヴォ
「…………。
 そんなに俺はこの場にそぐわないか」

聞けばこの男。
街に出ればツィオに笑われ、言われた通りワインを買ってみればストレガに押し返され呆れられていたらしい。
確かに賑わう祭に似合うような男ではないことは自覚しているが、バーに入るのも違和感しかないのであれば、いよいよもって諜報活動では役立たずということになろう。

どんな仕事も頼まれればこなせるようにしておきたいのだが、と眉をハの字に下げている。
その様からは、至極真面目にこの店に溶け込もとうとしていたつもりだったらしい事が伺えるはずだ。

「あ。あぁ……これは適当に頼んでみたんだが……少し俺には甘すぎたな。
 あまり強いのも判断力が鈍るから、弱めのもので頼んだんだが……」

飲んだくれの上司か、はたまたいつも甘いセリフばかり吐いている同僚か。
どちらにせよ、そんなわけあるかと首を横に振った。
(19) 2022/08/12(Fri) 21:52:41

【人】 冷たい炸薬 ストレガ

>>18 レヴィア

「奇遇だな、あたいも知ってる」

恐らく同じ顔を思い浮かべた事だろう。
そしてそんな事になればまた口説き文句が増えそうなので、
ストレガは全てを忘れる事にした。

「奇遇その2」

猫、ね。とそれだけ言って、肩を竦めて階上へ向かう。
上は生活空間なのだろう、金属のらせん階段を昇っていった。

……がちゃ、ばたんという音からして、
どうも冷蔵庫まで持ち込んでいるらしい。
ほどなく戻ってきた手にはペットボトルが2本。
どちらも有名飲料メーカーの、片方はコーヒー、
もう片方は一応アールグレイティー。
その内アールグレイの方を放って寄越した。

「お上品な物は品切れ中でね。
 要らなきゃあたいが飲むから適当に置いときな」

言って、自分は作業机の前に座る。
特に何をするでも、言うでもない。
ぱき、と開封の音と喉を潤す音だけが響いた。
(20) 2022/08/12(Fri) 22:16:36

【人】 花で語るは ソニー

>>11 ビアンカ
ひょい、とベンチの後ろから相手の視界に影が映った。
やたらに脅かすことのないように、声をかける前から存在を知らせる。
気遣いののちに、影は瓶を持った手を軽く持ち上げた、そういう動作も見えるように。

「や! お姉さん、飲んでる? せっかくのお祭りだし楽しまなくちゃ。
 オレもせっかくだからお姉さんの笑顔がみたいなあ、なんて」

ベンチの背面を乗り越えて、ひょいと横に身を乗り出す。
相手がちょっと視線を左にやったなら、こちらの顔が見えるように。
ひらひら、と手を振ってみたりなんかもして気軽に、との合図をする。
(21) 2022/08/12(Fri) 22:30:41

【人】 害のない毒 マキアート

>>1:94 ヴェルデ

つれない様子にわざとらしく困り眉を作って見せながらも、
さして気に留めた様子はなく、質問されればまた嬉しそうに。

「これはゴールデンレトリバーっていうんだ、かわいいでしょ」

ぬいぐるみを手前に持ちつつ屈んで、
そちらの分まで笑うかのようににこやかな表情を見せる。

「家で飼われてる奴と同じ犬種毛並みだったから、
 ついつい興奮しちゃって。勿論イヌ以外も好きだけどさ」

「そっちは?何か好きな動物とかいたりする?
 もしかしたらあそこにあるかもよ」

屋台を指す。どうしてもお薦めしたいらしい。
(22) 2022/08/12(Fri) 22:50:37

【人】 鳥葬 コルヴォ

【バー:アマラント】 >>19 リカルド

「その場にそぐわないからって、
 居ちゃいけないって道理も無いでしょうよ」

いつからここはドレスコードのあるリストランテになったんです?
小馬鹿にするでもなく、ただ軽口のように続けた。
あなたの悩んでいる事は、そういう事ではないのだろうが。

「お仕事、上手くいってないんですか。
 そうでもないなら、別に焦らんでもいいでしょう。
 任されたばかりの仕事を完璧にこなせる奴なんて居やしない」

「あんたはきっと真面目すぎるんでしょうね」

すっかり眉尻を下げてしまったあなたに無責任に言う言葉は、
飽くまでも上下関係も何も無い、他人としてのものだ。
何も事情なんて知らない人間の言う、ただの一般論。

「その時注文するに適したものが思い付かないなら、
 店員に聞いて、勧められたものを頼めばいい。
 それなら合わないものが出てきても、言い訳が利くでしょう」

相手は本職なのだから、合わない事はそう無いだろうが。
真偽はどうあれ好き好んで頼んだわけでないのなら、
やはりあまり親身でもない言葉だけを投げ掛けた。
態々人様の面倒を見るような立派な人間ではないのだ。
(23) 2022/08/12(Fri) 22:53:57

【人】 害のない毒 マキアート

【バー:アマラント】

「カフェ・コレットとポルケッタのパニーニ。
 それと、この迷子犬のcuccia小屋を頼みます」

切り離して折り畳んだメモをカウンターに差し出し、
普段よりかは若干気疲れしたような表情で席に着く。

暴れるだけならまだしも、賭け金を踏み倒そうとするなんて言語道断。だが代償を払わせる犬にするのは大層骨が折れる仕事だ。

オフであるのを良いことに背もたれに強めに体重を預け、
眼鏡を外し、一度嘆息。やりがいこそあるものの、
それはそれとして疲弊もするもの。

「みんな仲良くしてくれたらなあ」

勝っても負けても楽しい勝負、とはいかないな。
さて、どう調教したものかと思考を巡らせた矢先、

カウンターの片隅に飾られた花が目に入って微笑した。
(24) 2022/08/12(Fri) 23:27:58
ツィオは、レヴィアに顔を近づけ――
(a5) 2022/08/12(Fri) 23:28:01

【人】 プレイスユアベット ヴィオレッタ

>>>@1 フラン
【バー:アマラント】

漏れた寝言にふふ、と小さな笑い声を零す。
それも身を起こす頃には収めていたが。
人違いとの言には微笑を浮かべ肯定の頷きを返す。

それから慌てて身の回りを確認する様子を傍に控えて待つ。
こういった対応は慣れているらしい。
礼の言葉には頷きと微笑を返して。

「おはようございます。
 夢見はあまりよくなかったようですが、
 ご気分は如何ですか?」

幾分かの安堵と若干の呆れを
微笑の下に隠しつつ尋ねる。
(25) 2022/08/12(Fri) 23:29:12
マキアートは、次に店内を軽く見回したとき。
(a6) 2022/08/12(Fri) 23:29:19

ツィオは、――何事かを囁いた。
(a7) 2022/08/12(Fri) 23:29:28

マキアートは、何だか見覚えのある男がいるなあ、と思った。(>>19)
(a8) 2022/08/12(Fri) 23:29:36

【人】 蜉蝣 アベラルド

【チョコラータ:オルサキオット】

「ああ。こちらの新作にご興味が?」
「それは先週発売されたばかりの当店オリジナルフレーバーですよ。
 見た目も可愛らしいでしょう?貴女にピッタリですね」

昼下がり。
祭のお陰か客足がいつもより多いこの店で、アベラルドはカウンターに立って接客をしていた。
一つに括った白い髪が、天井に下げられた空調代わりのファンの風に揺れている。
木目調の温もりのある内装が祭の明るい雰囲気によく溶け込んでいて、流れる穏やかなピアノジャズがその午後の時間を彩っていた。

この時間は存外嫌いじゃない。仕事も性に合っていた。
軽い鼻歌でも歌いたいところだが、まあ。
そこまで不真面目でもない。
(26) 2022/08/12(Fri) 23:31:17

【人】 piacere ラウラ

【街中】 >>7 ツィオ様

大袈裟とも言える
反応は他の者であれば何か返したのかもしれないが。
女は視線を向けた後、挨拶のように軽く頭を下げるのみでそれ以上の動きは見せない。

自然と隣に立つ様子にも大して表情の変化もなく、小首を傾げて口を開く。

「…マウロ様 は、ここには来ません、が」

どうやら貴方が上司を探して己に近づいたのだと判断したらしい。
次いで、口説きのように紡がれる言葉には何を言うべきかと暫し思考する。

もしかすると上司マウロ様の元で働く以上、度々このような出来事は訪れていたのかもしれない。
それでもいまだ慣れることなく、こうして悩むように考える時間がある訳だが。

「……今日 は、誰かに会う予定は ありません。
その場合は、ツィオ様はここから離れられないことに なりますが」

傾げた首は更に傾き、束ねられた長い髪は尻尾のように背中で揺れるだろう。
(27) 2022/08/12(Fri) 23:34:39

【人】 狡兎 ツィオ

【街中】>>27 ラウラ

「あれ、誤解されてるなぁ、     
 俺がキミに会いに来るときは、
 いつもマウロ目当てだと思われてた?」

心外だなぁ、でも否定しきれないところもあるが。
――飼い猫に寄り添う子猫ってところか。

「おっと……それは好都合。
 今この国で一番地価の高い場所に、
 こうやって悠々居れるのは世界で一番幸せ者だよ。
 ……今日は視察、或いは非番かな。
 珍しいね、ラウラちゃんがマウロとは別行動っていうのも。
 もしかしてマウロくん、ご機嫌斜めかな?」

もう食事は取ったあと? とさりげなく聞きながら
相手の出方を伺う。
(28) 2022/08/12(Fri) 23:59:31

【人】 風任せ マウロ

>>2
【三日月島:岬】
「ハッ……あんたと変わんねえよ。
 海が見たかったから見に来ただけだ、悪いかよ?」

まだ誰の物でもないこの海は、罪に汚れていない。
少し自分には眩しいくらいだ。目を細めて、煙を吐き出す。
だからといって、それに特別な何かを感じられるほど感性豊かでもないのだけれど。

隣に来たことにも特に言及することはなく。
足元にいた猫は、新たなお客人の元に寄っていくのだろう。

「会議がああなるのは、もう慣れたもんだろ。
 トップがやられてんだ、どいつもこいつも腹ん中煮えくり返ってるだろうよ」
(29) 2022/08/13(Sat) 0:11:54
コルヴォは、呟いた。「あんたの愛想の良さを見習いたくてね」
(a9) 2022/08/13(Sat) 0:17:35

【人】 家族愛 サルヴァトーレ

>>26 アベラルド

【チョコラータ:オルサキオット】

品のいい扉が開いて来客を告げる。その刹那、わっと外の熱気が涼し気な店内に舞い込んできた。祭りの賑わいは増すばかりだ。それでもそんな浮かれた空気は扉が閉まると共に再び閉め出されて、コンセプト通りの雰囲気が場を支配する。
外気とともに堂々踏み込んできた男は、カウンターに向かって軽く片手をあげた。にこやかな笑みを添えて。

親しげな挨拶に見えるその仕草は、その実特定の誰かに向けられたものでもない。
いや、会いに来た相手は当然いるにはいるのだが​────初めからその気・・・を出してはまずい。だから男は、いつもその相手を曖昧にする。

男はこの店の常連である。繊細なディティールや上品な味わいを好んでいるらしかった。
当然、そんな真っ当な理由だけで足繁く通っているわけではないのだが​────


「やあ。こんにちは」

店内には数人の従業員がいるのに、迷わず声をかける相手は決まっている。接客用の制服に髪も合わせて整えた君を真っ直ぐ見て、大股に歩み寄った。

「今日も賑やかだね。どうだろう、残ってるかな、いつもの・・・・は」
(30) 2022/08/13(Sat) 1:21:48

【人】 銀の弾丸 リカルド

【バー:アマラント】>>23 コルヴォ

「まぁ、それはそうなのだが……」

流石に街中ほど奇異な目では見られないので、バーというものはありがたいなと思う。
それでいてこういう場所は情報のるつぼであるのだから一石二鳥というものだろう。

「もともとの仕事の方は失敗するはずがないからな。
 これはまぁ……同僚の先走りを防ぐためにも自分で調査を進めねばとな……」

だが、なかなかこれが上手くはいかない。
クソ真面目何ていう言葉は嫌というほど聞かされても居るし、実際こういう分野に自分は向いてないことも分かっている。
諜報活動なんていうものは、大人しくツィオあたりに任せるべきかも知れないなと息を吐いた。

「なるほど……。
 好みの酒の知識なぞなかったからな……、次からはあまり甘くないものをと頼んで見ることにしよう」

だからといって出されている酒が飲めないわけでもない。
残さず飲むのはマナーだと、グラスを傾けて生ぬるくなった酒を煽った。

―――あぁ、やはり、俺には甘すぎる。
(31) 2022/08/13(Sat) 1:21:59
リカルドは、ふむ、ここにはアルバの者も来るのだな……と、見知った顔を眺め返した。>>a8
(a10) 2022/08/13(Sat) 1:34:44

【見】 郵便切手 フラン

>>25 ヴィオレッタ
【バー:アマラント】

「おはようございます。
 夢見は良かったり、悪かったりですが」

挨拶はしっかり返す。
仕事の夢でうなされかけたが、寝る姿勢の悪さが見せただけだろう。
綺麗に笑う人だ、とありふれた感想を抱いたが
残念ながら青年にはそれを自然に音にできる社交性はなく。
整った微笑みは己には縁遠いもので、視線を再び右左。
言葉を交わすときだけはその緑と目を合わせた。

「気分は平気です。お手数を掛けました。
 …………。」

幾らか迷いを顔に出し、
その先はこそこそと耳打ちを。
(@2) 2022/08/13(Sat) 1:42:24

【人】 鳥葬 コルヴォ

【バー:アマラント】 >>31 リカルド

「人の意見を素直に聞けるんなら、悪いようにはなりません」

「あとはそうやって堂々としてりゃあいいんですよ。
 そうしたら、そのうち文句を言う奴なんて居なくなる」

目立つのは仕方ないと割り切ってしまうのも手だろう。
自信の無い様子を見せる方がずっとまずい。
怪しいと思わせる要因は、多くは落ち着きの無さなのだから。

「よくバーに出入りする・・・・・・・・お知り合いが居るなら、
 それとなくお作法・・・を聞いてみるのもいいと思いますよ。
 あんたが何の仕事してるのかは知りませんけど」

名前も知らない・・・・・・・他人の事に首突っ込むのも野暮でしょう。
 俺はこの辺で失礼します。次は楽しめるといいですね」

余計なお世話でしょうけど、と。
残った酒を乾して、会計を済ませて席を立った。
徹底した他人行儀。諜報活動は不慣れとはいえど、
その意味がわからないあなたではないだろう。
(32) 2022/08/13(Sat) 2:32:23
コルヴォは、その後は素知らぬ顔でバーを後にするだけだ。
(a11) 2022/08/13(Sat) 2:32:48

コルヴォは、店内を見回す男(>>a8)には、一瞥もくれなかった。
(a12) 2022/08/13(Sat) 2:32:55

見上げる視線には目を細めて返す。それから隣に並んだ。立ち去る気はないらしい。

「そう? それならよかった」
「マンマとはぐれた仔猫ガッティーノのような顔をしているんだもの。余計なお世話だったかな?」

覗き込むように首を傾げてまたはにかむ。いつもの様子だった。この男はいつだって君に対して、子どもにするように接する。
実際子どもではあるのだけど、年相応より幼い対応に思える​────君がどう受けとっているかは定かではないが。

「うん。確かに賑やかだ。逆に裏通りは静かなものだよ、みんな出払ってしまって」
「君はどうしたの。散歩? お使い? 仕事かな。それとも遊びに?」
「遊びに来たならやっぱり一人はいただけないな。保護者が必要だろう? 付き合うよ、どこに行きたい?」

元よりおしゃべりなこの男は、君といる時一層饒舌になる。強引というか、お節介というのも正しいかもしれない。とにかく気にかけている、世話を焼きたい。そんな様子が伺えるはずだ。……やっぱり、当人である君がどう受けとっているかは分からないけれど。
アソシエーテの女に拾われただけの子どもである君は、組織の末端も末端だ。ファミリーの人間が多く集まる場に顔を出すことなんてないだろう。この男がほかの人間にどう接するかなんて、きっと知らない。

マキアートは、(>>a12)不思議そうな視線をその顔に向けたのち。
(a13) 2022/08/13(Sat) 7:29:44

【人】 害のない毒 マキアート

>>a10 リカルド

「で──今のはどなたなんですか?」

いつの間にか近くまで来てそう朗らかな声をかける男は、あなたに奇異の視線を向けることはないが、マフィアの情報通からすればより奇異の対象となりそうな。

“今まさに一触即発の、敵とも呼べる陣営相手に話しかける”なんてことを事もなげにやってのけた輩。

そう聞けば大層な大物かという認識を受けるかもしれないし、ともすれば有益な情報を握ってやろうなんて打算さえ持っていそうだ。
だが。きっと数度の邂逅があるあなたには分かるだろう。

「言い方が冷たい割に随分アドバイスしてくれてましたね。
 リカルドさんが困ってる様子を見て、
 つい気にかけたくなってしまったみたいな!

 ……あ、お酒大丈夫ですか?よければオレ飲みますよ」

探りを入れるような言い方ではあるが、単に他人行儀な彼が気になっただけ。
世間話のような語り口には裏表ひとつなく、『こいつ何も考えてねえ』──という様子がありありと出ているはずだ。

ペースに飲まれてしまえばそのまま絡まれそうだが、あなたはどう出るか。
(33) 2022/08/13(Sat) 7:31:38
コルヴォは、立ったばかりの席の方から聞こえた声に若干損をした気分になった。
(a14) 2022/08/13(Sat) 8:38:44

コルヴォは、
……まあ、いいか…。
諦めとその他諸々が勝った。
(a15) 2022/08/13(Sat) 8:44:19

【人】 銀の弾丸 リカルド

【バー:アマラント】>>32 コルヴォ

「……ふむ、俺はなにかに怯えることはない」

死ですら、別に厭わない。
とは言え別に命を粗末にするわけではない、この生命は既に上司のもの、ひいてはノッテのものだ。

奇異の目で見られるのは煩わしいが、ただそれだけでもあった。

「…………」

冷めた双眸が貴方を見つめる。
別に、ここで知り合いであることが割れたからと言って困ることはないが、目の前の男にとってはそうなのだろう。
実際ここには対立組織の人間もいるようだし、中立を表向き謳ってるマスターも絶対そうとは言い切れない。
それならば乗っておくのが得策なのだろうと、小さく息を吐いて肩をすくめた。

「そうだな、……見ず知らずの君を急に捕まえて悪かった。
 また会うことがあればその時は奢らせてくれ」
(34) 2022/08/13(Sat) 8:56:28

【人】 翠眼 ヴェルデ

>>22 マキアート
ふわふわの毛並み、つぶらな瞳。
少年はしばし、ぬいぐるみと見つめ合う……。
愛想はなくとも素直な性質であるらしい。

「そ、大事にしてんだなってちょっと聞いただけでもわかる」
「おれはそういうの、あんまり考えたことないな……。
見かけるのはイヌとかネコとか、トリ……ネズミもか」

あなたがやはり屋台を示すのを見て、とん、とん。屋台のそばへと歩を進める。
少年の言っているのは路地や広場で見かける野良のものたちだから、そこに並んでいるようなきれいなものではなかったが。
(35) 2022/08/13(Sat) 9:05:59
いつも通りの子供扱いだ。少年はひとつ息をつく。
けれどこちらも、背を向けるようなことはない。

「……いい、声がかかるのはありがたいことだし」

他にいくらでもいる中で自分がこう構われるのは、やはりよくわからないけれど。
あなたはそういう人物なのだろうと少年は思っている。
他にいくらでもいるのだから、自分が特別だとは到底思えない。

「今は散歩。仕事したってべつにいいけど」
「……どこ行きたいとか、何したいとか。
それもよくわからない」
「こういうの、……初めて見た、から」

流れる人波へ視線を向ける。
誰も彼も、何がそんなに楽しいのだろう。
少年は、祭りも知らないようだった。

コルヴォは、別れ際の言葉(>>34)には軽く片手をあげて応えた。
また、があればの話。
(a16) 2022/08/13(Sat) 9:23:00

【人】 ”昼行灯” テンゴ

>>29 マウロ

「まあそうカッカしなさんな。お前さんをわざわざ咎めに来るほど、俺も暇じゃあないんだ。」

くっくっ、と喉を鳴らすようにして笑う。
乱暴ともとれる貴方の言い様には慣れている、と言わんばかり。

「さて、他の連中がどうかは俺は知らんがね。お前さんは相当に応えていると見える。折角の祭りを楽しむつもりはないのかね?」

分かっていて、そう問うた。
互いの紫煙が混ざり合う。
(36) 2022/08/13(Sat) 10:42:28

【人】 piacere ラウラ

【街中】 >>28 ツィオ様

問われた言葉には素直に頷いた。実際間違いとも言えないのだろう。
女は今もそう考えているし、己を目的に会いに来る理由など思いつきもしない。

「…視察 です。何か見つかればいいと、思いまして」

加えて、捜しモノが見つかればいいと考えての行動だ。
残念ながら今はまだどちらも確認出来ていないが。

「…いえ。マウロ様は、お忙しい方ですから。
ラウラばかりに お時間を割いていられません」

それから、己よりも彼の機嫌をよく知るのは貴方達だろうと。
相変わらずスラスラと紡がれる口説きのような言葉には答えに迷いながらそう思考する。

食事は……まだだった。首を横に振り、腹部付近を軽く押さえて。
一人でいるとどうにも食事を忘れがちになる。
(37) 2022/08/13(Sat) 10:44:45

【人】 プレイスユアベット ヴィオレッタ

>>>@2 フラン
【バー:アマラント】

「左様でございますか。
 良い夢は幸運の兆し、悪い夢は不安や疲れの表れ
 と母から教わりました。
 シニョーレはお疲れ、とお見受けいたしますが如何ですか?」

「こちらこそ、突然のお声がけ、失礼いたしました。
 それでは――」

立ち去ろうとしたところで、見せられた迷いを帯びた顔。
小首を傾げて言葉を待つ女に青年は囁く。
(38) 2022/08/13(Sat) 11:28:18
君とは頭一つ程度慎重に差があるから、ただ立っていては表情が伺いにくい。普通に並ぶとつむじばかりが見えるのもあって、実際はそんなことないのだろうけど、少しいじけたように映る。

「そう。そうか」

ふむ、と指の腹が顎を撫ぜる。
通りの右から左へと視線を移す。人の流れやら年齢層、手に持った何がしかを眺めて。

「甘いものは好き?」
「少し歩いたところに美味しそうなジェラートの屋台が出ていてね。気になってたんだ」
「君と行ければ嬉しいんだけどな」

【人】 ”昼行灯” テンゴ

【祭りの屋台】

「ふう…」

駄菓子屋には似つかわしくない、煙草の香りが漂う。
出店を構えながら、ふと何やら考えるようにぼうっとしているカラス面の店主がいる。

勿論、客が来れば思い出したように対応はしているようだ。

子供たちがお菓子やおもちゃを万引きしている姿もちらほら見受けられるが、気づいていないのか注意する様子もないだろう。
(39) 2022/08/13(Sat) 12:55:09

【人】 害のない毒 マキアート

>>35 ヴォルデ

「へえ?動物園には行ったことない?
 見世物小屋フリークショーも観たことないのかな」

いかにもその辺りで見受けられそうなラインナップに、思わず目を丸くして聞く。ただ、すぐに「あ」と短く声をあげつつ渋い顔をして。

「えーと、……ごめんね、
 ないからどうってわけじゃないんだ」

男の身なりは見るからに整っており、物を買い与えようとした口振りからして貧困なんて無縁そうで。
とどのつまり、無意識のうちの嫌味になり得る。それに気づいたから一つ謝罪を挟んだ。

後を追うようにまた屋台の前に立ち、さっきは軽く見ただけのレトリバー以外のぬいぐるみらを眺める。

「……俺にとっての一番は犬だけど、
 猫鳥鼠も十分にかわいいよなあ。

 あとは個人の好みの差でしかなくって、
 ましてやどれが可愛いか、優れてるか比べ合うことに大した意味なんてない」

「だからそもそも、
 優劣を意識したことないってのも素敵なことさ。
 今のキミにとって動物たちは、
 全て等しい価値でいるってことでもあるからね」

まあ結局は押し付けなきゃいいんだよ。
言いつつ猫のぬいぐるみに笑みを向けて。
それはまるで、他の誰かに言い聞かせてるようでもあった。
(40) 2022/08/13(Sat) 13:54:36
ツィオは、リカルドと――同じ孤児だった。
(a17) 2022/08/13(Sat) 16:52:16

【人】 狡兎 ツィオ

【街中】>>37 ラウラ

「ハァ……リックといいキミといい、
 どうしてうちにはこうこう真面目な奴が多いんだろう」

訂正しても仕方がないと思う。
彼女が自分以上に誰かに価値を感じている以上、
その言葉は上滑りするだけだ。
それに、俺は、何か大切なものを語るときの女の横顔は、
そう、嫌いではない――。

「少しはワガママ言ってみていいと思うけど?
 あれで、マウロくん構われると喜ぶタイプだよ。
 でなかったら今頃俺の眉間に
 はお洒落なあしらいのピアスホール空いてるだろうし」

相手がお腹を押さえると、指を立て。

「とりあえず、何か食べながら話そうか。
 定点での視察よりさ、色々な場所を見た方がいいと思うから。
 ラウラちゃん、何か好きな食べ物か好きなツィオ様ある?」

どっちもプレゼントするよ、と言いながら道の先を促した。
(41) 2022/08/13(Sat) 16:56:32

【人】 銀の弾丸 リカルド

【バー:アマラント】>>33 マキアート

「……………」

「見ず知らずの人ですよ」

堂々と話しかけてくる貴方に、一瞬だけ唖然とした目を送り。
そういえばそういう奴だったと思えば、よそ行きの笑みを浮かべた。

この店には第三者も多いから、掟破りになるわけでもない。
とはいえ、取引をするときのように地で行くわけにもいかないから仕方ないだろう。

「そうですね。ここでは多種多様な人と出会える場ですから……
 今日は祭に行ってみたんですが、何分慣れないもので。
 知人に呆れられたという話をしてたんです」

随分親切な人でしたねと笑って、それからまだ少しだけ残っていたグラスを見て、あぁ……と首を横に振る。

「飲めないほどじゃないですから大丈夫ですよ。
 とはいえ口直しは欲しいと思ってるところです、何かおすすめとかあります?」

別に邪険にする理由もないが、貴方との関係を間違った方に邪推されるわけにもいかない。
これくらいの距離感で話すのがきっと正解だと思っているようだ。
(42) 2022/08/13(Sat) 17:01:17

【人】 暗殺屋 レヴィア

>>20 ストレガ

「貴女も猫なら良かったのに。」

上へと昇る背中を見つめて、そんな風に言って。
家主が消えたとて、女は何をするでもなく。
ただ同じ場所に、石像のように立ち続けている。
ガチャ、パタン。
こつ、こつ。
音を聞いて、投げ渡されたものを片手でキャッチする。

「手ずから淹れられたものより、こっちの方が安心できるわ。」

キャップを回して鳴る、パキリという音が心地よい。
こんな仕事をしていれば、いつどこで、何を入れられるか
分かったものではないから。
だから未開封の飲み物は、嫌いじゃない。

「そのライフルは、狙撃用かしら。」

薄い色の唇を飲み口につけて、喉を上下させ。
それから、作業机の上に視線を移した。
(43) 2022/08/13(Sat) 17:04:18
リカルドは、いつでもソレを受け入れる覚悟はできていた。
(a18) 2022/08/13(Sat) 17:39:49

【人】 害のない毒 マキアート

>>42 リカルド

「そうですか……
 見かけによらない紳士でしたね」

目上(と勝手に思っている)相手から発された言葉は鵜呑みにする。取引とかしてるくせして。
そちらからすれば助かりはすれど、
危なっかしくも見えるだろうか。

そして作られた笑みに対してはほんの若干不満そうに眉根を寄せたものの、それまで。
顧問の真似をしてそんな堅苦しいのはよして、なんて言ってみたかったが洒落で済まず怒られそうなので断念。

「いかにも貴方はあまり……その、
 浮かれた行事に慣れていなさそうですしね。

 でも気を落とさないでください、このバーに来たことも含め、一歩目を踏み出せただけでも凄いことですよ!それに」

どこで見ても変わらないにこやかな笑みのまま、掌でグラスを指しながら話を続ける。

「……そのお酒、『心理状態をうまく調節できる天才』なんて言葉がついてるんです。
 知らずのうちに頼んだのなら、
 それはそれで何だか意味ありげじゃないですか?」

まるで本当に、その天からの才でもって、
うまく立ち直ろうとしてたみたいで。

(44) 2022/08/13(Sat) 17:54:39

【人】 害のない毒 マキアート

>>42 リカルド

閑話休題。
おすすめを問われればふむ、と真面目に考え込んでみる。
迷惑をかけたいわけじゃないし、
力になれるなら願ったり叶ったり。

余計に絡みにいくこともなく、
互いにとって上々な話題の流れといったところで。

「うーん……オレなら、
 塩気の効いたビスコッティを合わせますけど……
 口直しも兼ねるというなら、
 ピツェッタ小さなピザなんていかがでしょう?

 酸味のあるトマトソースが甘いお酒に合うし、それでいてスパイスがピリッと辛くていいアクセントになると思いますよ」

他にもオススメはあるのだが、それは自分が頼んでいて。
あわよくば分け合ったらいいか、とまた不用意なことを考えていたりするのだが。
(45) 2022/08/13(Sat) 17:56:04

【人】 害のない毒 マキアート

>>39 テンゴ
【祭りの屋台】

「こら」

どこから見ていたのか、
万引き小僧の背中から商品を取り上げて顰めっ面。

「落ちてるのを拾ったら返しなさい!
 勝手に持っていったら泥棒なんだからな!」

これ見よがしに指さしつつも、
言葉選びは事を荒立てない穏便なもの。

悪態を吐くなり逃げ去るなりした子供たちに「もう」だの「ほんとに」だのぼやきながら、商品を元の場所──だと推測するところに戻しつつ。

「子供ってやんちゃですね!」

同意を求めるような声は、駄菓子屋の店主へ向かった。
(46) 2022/08/13(Sat) 18:05:03

【人】 冷たい炸薬 ストレガ

>>43 レヴィア

「最近じゃ未開封でも注射器で毒を入れる、
 そんなケースもあるらしいけど?」

欠伸をひとつ、自分もぱきりと音を立てて珈琲を啜る。
猫にはなれない女は可愛くない言葉しか返さない。

「あん?……ああこれか。そうだよ。
 アンチ・マテリアルライフル。対物狙撃銃さ。
 ……こんなもんで撃ったら人間の形なんて残らないね」

時に戦車の装甲すら貫くと言われる物。
それが分解された姿は中々見る機会もないだろう。
(47) 2022/08/13(Sat) 18:57:56

【人】 蜉蝣 アベラルド

>>30 サルヴァトーレ
【チョコラータ:オルサキオット】

「ん、……ああ!signore、どうもこんにちは。
 おかげさまで忙しくさせてもらってるよ。ここのチョコラータは上質だから。
 いつものなら取っておいてある。貴方が来た時の為にね」

聞き慣れた声が店の音に紛れて聞こえる。
すぐにそちらの方を見ればパッと表情を明るくさせた。
他の従業員に目配せして、すぐあなたの対応に来るだろう。
それから『いつもの』を棚から取り出して、カウンターにことりと置く。

「三日月のジャンドゥヤ、オルセット・マンディアン。
 ……ああ、そうだ。今の時期じゃこちらも合わせておすすめしてる。三種のオランジェット」

三日月の形を模した、ナッツの風味が濃厚なシンプルなジャンドゥヤ。
オルセット・マンディアンは小熊の形のチョコにアーモンドやドライフルーツが散りばめられた甘さ控えめなものになっている。
三種のオランジェットは、甘さもオレンジピールの種類も三種全て違っているらしい。

クリアカラーの箱に梱包されたそれは、黄色いリボンを纏って並べられている。

「この暑さじゃ溶けやすい。買うならすぐに召し上がる事をお勧めしますよ」
(48) 2022/08/13(Sat) 19:02:49

【人】 暗殺屋 レヴィア

>>47 ストレガ

「だから外では飲食をしないようにしているわ。」
「ファミリーから貰うものだけ、受け取ってる。」

"同じファミリーなのだから毒を盛るわけがない"という楽観的な考えなのか、
あるいはまったく別の考えがあるのか。
氷のように動かぬ表情には、何一つも読み取れる要素はなく。
猫を可愛さで好いているわけでない女は、
可愛げのない言葉を気にした様子もなく。

「そう。」
「威力を下げる改造は、威力をあげるよりも
 随分簡単なことに思えるけれど。」

ゆるりと分解されたそれを眺めたまま、
まるで疑うような言葉を、疑心の見えぬ声で紡ぐ。

「誰かからの依頼かしら。」

何故この銃が此処にあるか、という問いかけだ。
(49) 2022/08/13(Sat) 19:24:58

【人】 冷たい炸薬 ストレガ

>>49 レヴィア

「外食不可?そりゃ凄いね。ジャンクフードも
 チェーンのピッツァも食わない、健康そうで何よりだよ」

普段の食生活がわかるような言葉と共にため息。
難儀な奴、と呟いた。

「簡単ねえ。ナイフを折るのは簡単でも、
 ナイフを使えるように錆びさせるのは手間だろうよ。
 狙撃の正確性を損なわず威力を下げるのは面倒さ」

言いながら、バラバラのそれらに視線をやる。

「これはあたいの趣味。……つーのは半分冗談。
 ただ、あたいが買い付けたってのは本当。
 ボス殺しを疑ってんならその答えはNOだって言っとく」

こちらもまるきりいつもと同じ顔、いつもと同じ声。
弁明もなし、返答と結論だけが返った。
(50) 2022/08/13(Sat) 19:56:13
少年ここにはきっと欠落があって、けれど、最初からないものを『ない』と気付くことは難しい。
だから、年相応の楽しみをよく知らないままここまで来てしまった。
少年はついと視線を上げ、あなたを見た。
ああ、気を遣わせた。それはわかる。
それでも、どういう顔をすればいいのかわからない。
あなたが何か買い与えようとするときも、これは決まって同じ顔をする。
媚と身体を売るのなら、甘えればいいものを。

「……ん」
「あんまり食べないけど、嫌いじゃない」
「いいよ、行こう」

どうしたって、口が巧くないのだ。

【人】 piacere ラウラ

【街中】 >>41 ツィオ様

「…真面目……、」

何かを考えるようにエメラルドにも似た貴方の双眸を見つめる。
少しして、首が小さく傾いて、ひとつ頷いた。

何かに納得する仕草ではあるが、今の流れから何に納得したのかなど理解はし難い。

「…マウロ様は、ツィオ様とリカルド様がお好きですから。
それに……。………、…いえ、わかり ました」

言葉の途中、伝えようとしたそれは飲み込んで。
これといって好みなものや食べたいものがあるわけではないが、素直に頷いて誘いに乗ることにした。
(51) 2022/08/13(Sat) 20:20:59

【人】 銀の弾丸 リカルド

【バー:アマラント】>>44>>45 マキアート

「えぇ、まぁ……なかなかこういった行事に参加する機会はなくて」

仕事一筋で生きてきたこの10年は、自らの意思でそうしてきたとは言え一度も行こうと思わなかった。
おかげで今の自分の地位があるのだが、青春なんて言葉は知らずに大人になったといっても過言ではないだろう。

とっくに冷めきってる酒を傾けながら、指摘されたことについては否定しようもなく頷いていた。

「心理状態を……、へぇ。
 酒にもそういう言葉があるとは……まるで宝石や花みたいですね。
 確かに商売をしてると感情に流されると損をしますから、いくらでも調節はしてますが」

それが天賦の才かは、わからないが。
いやしかし、この男と話していると、時々相手が本当にマフィアだったのか怪しく思うことがある。
それくらい警戒なく近づいてくることに対してのある種の恐れのようなものかもしれない。

「なるほど、ピッツァは俺も好きな食べ物なのでそれにしましょう。
 ついでにあまり甘くないカクテル……あぁ、じゃあスプモーニをお願いします」

目の前にいる店員のソムリエに注文をいれ、やはり甘さを緩和してくてとりあえず水を飲んだ。
ピザが届けば、教えてくれた例にとピザを1枚進呈するだろう。
(52) 2022/08/13(Sat) 20:22:27

【見】 郵便切手 フラン

【街中】

「………あ。」

今日も今日とて配達業務の傍らで祭りの喧騒を遠目に見ていたら、見覚えのある屋台(>>39)があった。
じっと見ていたものだから悪さを働く子どもも目撃してしまったのだけれど、それを出向いて止めに行けるような性分でもなく。

そうやって、どうしたものかとおろおろ事の行く末を見守っていたところに青年(>>46)が現れる。
詳細な会話は聞こえなかったが、散っていく子どもたちを見たところ丸く収めたらしい。

「ほっ……」


配達員は人知れず安堵のため息を吐いてから、
荷物を抱え直してまた街中へ消えていった。
(@3) 2022/08/13(Sat) 20:25:35
ラウラは、束ねた髪を揺らしながら周囲のカフェやレストランを眺めている。
(a19) 2022/08/13(Sat) 20:26:35

【人】 暗殺屋 レヴィア

>>50 ストレガ

「それが、罪を犯すという事だもの。」
「罪と欲とエゴが私達マフィアのドレスコードでしょう。」

だから、仕方のない事だと眉一つ動かさず。
暗殺屋は、マフィアの中でも恨みを買いやすい役割だ。
沢山を殺す、それも、自分の危険を殆ど犯さず。
きっと仲間であるノッテの中ですら、女に忌避感を抱くものは
少なくはないはずだ。


「そう。出来ないわけではないのね。」
「趣味仲間を見つけるのが大変そうね。
 そう。やってないならいいのよ。」

返答をすんなりを受け入れる。
敵意も害意もない。徹頭徹尾、冷えた声と表情。

「じゃあ何のために?」

だから紡ぐ言葉は、ただの純粋な疑問だった。
(53) 2022/08/13(Sat) 20:39:19

【人】 冷たい炸薬 ストレガ

>>53 レヴィア

「お年の割にしっかりしていらっしゃることで」
「あたいは正装は嫌いでね。いきぐるしいだけだ。
 好きな物を好きなように食って、その内死ぬさ」

やはり、ここでも獰猛に笑う。
自分の罪に対して罰など知らないねとはねつけ、
欲のままに自由に過ごし、エゴのままにこうして話す。
これに、忌避感などという面倒なもの正装はない。

「そりゃあ出来るよ。
 ファミリーの銃を整備するのは誰だと思ってるんだい」

そこには余程自信がある。言いながら珈琲を飲み干して、
幾つかパーツの足りないライフルの傍に空容器を置いた。

「趣味が被らなくていい事もある。
 野郎の口説き文句のきっかけにならないとかね。
 ん……何の為か。……ちょっとした手品の為、かな」

にひ、と口角をあげる様は、幾らか……年相応に見えた。
(54) 2022/08/13(Sat) 21:00:56

【人】 暗殺屋 レヴィア

>>54 ストレガ

「この年まで生きてるから、しっかりしてるのよ。」
「そう。貴女を大切に思う人は大変ね。」

興味のない声色で告げる。
静粛なパーティ会場を土足で踏み荒らすかのような態度。
正装をきっちりと着込んだ女は、石の顔で笑顔をちらりと見た。

「ファミリーの整備士の工房が、こんな廃墟の中だなんて嘆かわしいわ。」
「立場に相応しい住居を得るべきではなくて?」

銃の構造に深く精通しているわけではない。
しかし、全てのパーツが揃ってない事くらいは分かる。
机全体を見て、それから部屋を緩く見渡した。

「人体消失マジックでもするのかしら。」

それから、夕闇が貴女を見据えた。
(55) 2022/08/13(Sat) 21:31:25

【人】 ガット・リベロ ルチア

【市場】

路地裏の小さな市。
少女は並ぶ果実や野菜を見比べて、気に入ったものを手に取っては店主と会話をして、お金を払う。
それから、「最近どうですか」なんて雑談を少しして。

「……やっぱり、そうだよね……」

ふう、と小さく息を吐いて。
石壁に背をつけて、少しの間だけ街並みに溶け込んで。
道ゆく人の姿を眺めている。
(56) 2022/08/13(Sat) 21:33:59

【人】 冷たい炸薬 ストレガ

>>55 レヴィア

「ハッ、違いないね。
 あたいはあんたを好く奴の方が大変だと思うけど」

整備をしてない手は自由だ。楽しげに、
両手の平を見せてハンズアップ。指先は僅かに黒ずんでいる。

「ちゃんとアジトにも工房はあるさ。ここは秘密の部屋。
 それを言い出したら暗殺者だって、アンティークより
 ナイフと銃に囲まれた家じゃなきゃおかしいだろ?」

部屋のあちこちには必要ない配線や配管が幾つも通っている。
それらにも確かに、幾つか銃のパーツが使われているようだ。

「まあね。顧客の情報も消失させる手品も覚えてるよ」

へらりと笑ってそんな言葉も続けた。
(57) 2022/08/13(Sat) 21:50:00

【人】 ”昼行灯” テンゴ

>>46 マキアート
【祭りの屋台】

追い払うような声に、子供たちの賑やかな声。
面越しであるため、顔ごとそちらに向ける羽目にはなるが、貴方に気付いたようで、ああ、と声を漏らす。

「子供は元気であるのが一番というからな。盗む度胸があるくらいでちょうど良い。それはそれとして気遣い痛み入るよ。」

「時に、青年は駄菓子はお好きかな?」

のんびりと。
先ほどまで万引きにあっていた張本人であるのに全く危機感も怒りも感じさせない声音で貴方に答えて、会釈した。
(58) 2022/08/13(Sat) 22:18:47

【人】 暗殺屋 レヴィア

>>57 ストレガ

「いないことを祈るわ。」
「嫌いなのよ、人。」

煤けた指を見る。
女は普段白いシルクグローブをしているから、汚れとは無縁で。
指を出すのは、グラスハープを奏でるときくらい。
だけれど、血に濡れた手は、不自由だ。

「馬鹿ね。」
「そんな人を殺しますよ、なんてアピールする
 暗殺者、いないわ。」

部屋に這わせられた配線達。
最早銃の整備士、の枠には収まらない技術のようにも思える。
機械全般に強いのだろうか。

「こんな世界に入らなくても、生きていけそうなのに。」
「馬鹿ね。」

瞳を落として、紅茶をまた一口飲んだ。
紅の液体は、まだボトルのラベルの上辺程しか減っていない。
(59) 2022/08/13(Sat) 22:36:10

【人】 冷たい炸薬 ストレガ

>>59 レヴィア

「だから大変そうだって言ってんの」

悪びれもせずそう返す。あなたの整った顔と並べば、
人によっては醜いと指を差す者もいるかもしれない。
それでも、これは随分好き放題に生きている。

「いないからそうした方がバレないんじゃないか。
 あたいが暗殺者に転向する事があったらそうするか」

そんな事にはならないだろうけど。
ストレガをアジトで見た事があるなら、
その大半は報告をしている姿か、
或いは業務用の大型機械やPCなどを弄っている姿だろう。
アジトの工房もまた、多数の機械に囲まれており、
重要な物以外の多くを上の求めに応じて扱っているようだ。

「世界なんかどうだっていいんだよ、あたいは」
「あたいがしたい事をしてる、それが一番さ。
 で、あんたは"こんな世界"以外の道はなかったわけ?」

それこそこれを本業にするとか、と
アンティークのデスクランプを示して。
(60) 2022/08/13(Sat) 22:56:42

【人】 暗殺屋 レヴィア

>>60 ストレガ

可憐な容姿は随分と色んな所で役に立つ。
仕事だって、標的に近づくにはこの顔は便利だ。
しかし、それを振り回して自由に振舞う事はない。
任務に忠実な暗殺者は、自分の意志を重視しない。

「手からする香りが油なのか、血なのか。」
「どちらが良いのかしらね。」

招集でも掛けられなければアジトにも顔を出さない女だ。
貴女の仕事ぶりを見たことはなく。
そして、自分の仕事もまた、誰にも見せることはない。

「そう。幸せな人生なのね。それはよかったわ。」
「私にお店は無理よ。接客、嫌いだもの。それに」
「この世界以外の道もないわ。」
「だって私、ノッテに拾われなければ、
 道端で凍え死ぬ赤子になっていたもの。」

ノッテに拾われ、教育され。
女は"こんな世界"以外の世界を知らない。


「私、人を殺すためだけに生きてるのよ。」


だから、人を殺す以外の仕事はできないのよ、と。
(61) 2022/08/13(Sat) 23:40:23

【人】 翠眼 ヴェルデ

>>40 マキアート
そういう場所があるらしいとは知っている。
けれど行ったことはないから、素直に『ない』と肯定を返そうとして。
謝罪がついてきたから、少年は翠の目を瞬いた。

「べつに、お兄さんが謝ることないでしょ」
「お兄さんとおれとじゃ、見るからに全然違うんだしさ。
だから、なにか違ったってそれは、当然のことだよ」

その差を僻むのは見当違いだし、そんな熱量もない。
スニーカーはややくたびれているけれど、少なくとも今は、汚くはない。
少年は、それでよかった。
つやつやの毛並みの猫のぬいぐるみ。きれいな色の鳥のぬいぐるみ。ころんと丸くデフォルメされたねずみのぬいぐるみ。
ここに並ぶようなきれいなものでなくても。

「お兄さんはイヌが一番好きで、飼ってるイヌを大事にしてて、そういうのはすごく、いいことだろ、たぶん」
「おれは何がかわいいとかあんまりわかんないけど、それだって、全部ヒトシイって言い方してもらったら、そう悪くないように聞こえる」
「好みって言ったら、こういうふわふわのやつじゃなくて、ヘビとか好きな人もいるんだろうな」

ぴ、と指差すのは、にょろりと細長いぬいぐるみ。
他のぬいぐるみたちに負けず劣らずのつぶらな瞳に、赤い舌をちろりと出している。
デフォルメの強いかわいらしいつくりだ。
あなたの言う通り、なにかひとつを好きでいることも、そうでないことも、ただそれだけなら自由なのだ。
(62) 2022/08/14(Sun) 0:05:34

【人】 冷たい炸薬 ストレガ

>>61 レヴィア

自身の指先を鼻に近づけ、スンと鳴らす。
そうしてわざとらしく肩を竦めた。

「コーヒーの匂いしかしないね」

暗にどちらの香りも変わらない、とも。

「まあ好き放題してるんだから、あたいは幸せな方だろうね」
「にしても、……難儀な奴。
 別に今から楽しみくらい見つけたって
 バチ当たらないと思うけど?
 現代には便利な箱があるわけだし」

こつ、とノートPCの角を軽く叩いてみせた。

「人殺しだけがしたいなら別にいいけどさ、
 少なくとも表の仕事は変えられるでしょ。
 グラスハープの演奏家でも、なんだっけ、
 あの……東洋方面のさ。あー……猫カフェ?
 ああいうのとか。やりたい事、ないわけ?」
(63) 2022/08/14(Sun) 0:29:44
コルヴォは、カラン。涼やかな音を立てて、その場を後にした。
(a20) 2022/08/14(Sun) 1:02:02

【人】 鳥葬 コルヴォ

【路地裏】

ごつ、ごつ、漸う響く重たい靴音は一定の間隔を保つ。

たった一人の葬列は、暗い路地裏を行く。
静かなその場所には猫の一匹も居やしない。

「お気の毒なことだ」

落ちている『ゴミ』を横目に見て、言う事はただそれだけ。
掃除屋と言えど、頼まれてもいない後片付けはしない。
出処さえわからないようなものは、余計に。
慈善事業でもないのだから当然だ。

言うまでもなく、何処ぞに通報なんて、するわけもない。
こんな場所には地元警察だって来たがりはしない。
きっと一般人だって知っていることだろう。
路地裏のゴミなんてものには、誰もが触れたがらないものだ。

喪服姿が足を止める事はない。
大して先を急ぐ事も無く、ただ『ゴミ』の横を通り過ぎていった。
(64) 2022/08/14(Sun) 2:47:16
コルヴォは、言外に訣別を告げた。
(a21) 2022/08/14(Sun) 5:13:34

【人】 害のない毒 マキアート

>>52 リカルド

「何事も、遅すぎることはありません。
 なんてオレが言うことでもないでしょうけど。

 今この場に来る気になったとなれば、
 じき上手く楽しめるようにもなりますよ」

そちらの過去を知ったわけでもないだろうが、
やはり縁遠そうな印象を踏まえて前向きな言葉をかける。

「はい、正に。カクテル言葉ですね。
 こちらも気を着けてはいるんですが、
 つい情に流されることも少なくはなくって……
 いっそ見習いたいくらいですよ、ハハ」

そう憧れのような目を向ける男は、心から友好的だ。
まるで相手が自分を害する訳ないと信じて疑わないようで。
それはここがある種の中立地帯だからということを抜きに、

相手の人柄さえ──あなた相手には全く考慮していないわけでもなさそうだが、それでもきっと、他の者に、他の場所でも同じようにする。
来いと言えばノッテのアジトにだってついてきそうなもの。
利用されてもおかしくないというのに。恐ろしく映るのも不思議ではない話だ。

(65) 2022/08/14(Sun) 9:45:10

【人】 害のない毒 マキアート

>>52 リカルド

ただ取引の場で出会うときに、断られることもあるにしろ、
要求するものは少なくともカタギのそれではないし、
どうにも扱いに手慣れている。まごうことなき裏社会の者。

「諸々を考慮しなければ、
 祭りとかにオレがついていってもいいんですがね!」

ただ、貴方はそういうわけにもいかないでしょう、と。
けれど言外に、“貴方がいいなら”なんてニュアンスを含めて。

噛み砕くなら、マフィアらしくないのではなく、寧ろ、
『マフィアはそうであればいい』なんて思想が透けているようだ。
祭りを楽しむのも、バーで便宜を図るのも含め、彼には同じこと。

結局、こいつは現在自分たちの置かれている状況を何も考えてない──と片付けてしまっても、構いはしないだろうが。

いいんですか一枚!と嬉しそうに自分の皿へピザを乗せる、
その呑気な表情に対して、結局深く考えても仕方あるまい。
(66) 2022/08/14(Sun) 9:46:07

【人】 害のない毒 マキアート

>>58 テンゴ

「そんな軽く済ませるだなんて!
 一個盗まれるだけでもう全然利益が……」

あ。間の抜けた声をひとつ出して、
熱が入る前に冷却。言ったところで押し付けにしかならない。
とはいえ、自分の仕事を考えると、
彼らがあのまま悪い方に育たないことを祈りたいものだ。

「……駄菓子、かあ。
 嫌いじゃないけど、最近全然食べてないかもしれません」

聞かれたことに対しては、実に素直に答えた。
(67) 2022/08/14(Sun) 10:28:31

【人】 プレイスユアベット ヴィオレッタ

>>56 ルチア

買い物袋を抱えての帰り道。
街に溶け込む少女を見かけ、小さく首を傾げる。
 
今日は親鳥さんアベラルドさんと一緒じゃないのですね


声を掛けようと開きかけた口は閉じて、僅かに緩める。
 
確かさっき――


足早に踵を返して数十秒、再び同じ場所に。

 
…… こつこつ
 こつ

足音が少女に近づく。

「こんにちは、ルチア。
 誰かを待っているの?」

片手には買い物袋とさっき買ったばかりの
露店のしぼりたてオレンジジュース。

もう片方の手にも同じジュース。
それをあなたに差し出しつつ尋ねる。
アジト仕事の時よりフランクに、
”顔見知りの子”に話しかけるような雰囲気で。
(68) 2022/08/14(Sun) 11:17:28

【人】 翠眼 ヴェルデ

【街中】

大通りを一本外れれば、祭りの喧騒も幾許か遠くなる。
街路に置かれたベンチに腰掛け、少年はゆっくりとページを捲る。
けれどその手にある本は、とてもその年恰好には見合わない絵本だ。
タイトルは『ピノッキオ』——木で作られた人形が、正しい行いや良心といったものを学び、最後には本当の人間の子供になるという童話。
(69) 2022/08/14(Sun) 13:23:17

【人】 小夜啼鳥 ビアンカ

【街中】

>>69 ヴェルデ

かつ、と石畳を踏む靴音。
ベンチに座っている、見慣れた髪色が目に入る。

「ヴェルデ」

近づく、でもなく。
十歩ほどの距離を保ったまま、声だけをかける。
小さな――それでも、大通りからの雑踏の中通る声。

「誰か待ってるの?」
(70) 2022/08/14(Sun) 16:07:17

【人】 銀の弾丸 リカルド


【バー:アマラント】>>65>>66 マキアート

「楽しめるように……ですか。
 えぇ、そうなると良いですがね」

諜報活動を自らも行おうと思ったのは、今回の狙撃があったからだ。
でなければ調査は別の部下に頼んでいただろうし、この祭に顔をだすことはなかっただろう。
今後とて、調査が終わればこういう場に出向くことは二度とないかもしれない。

「様々なものにそういった言葉がついてるんですね。
 生憎俺は花言葉すらほとんど知りませんが……貴方は随分詳しいようだ」

ではこれは何というのでしょう? と、ソムリエが持ってきたスプモーニのグラスを軽く揺らす。
ほろ苦さがあるさっぱりとしたカンパリのカクテルは赤く、ピザにはもってこいの爽やかなカクテルだ。

いつだったか。
貴方には抗争の場でもにこやかに挨拶をされ、顔が引きつった記憶がある。
あの時はただの馬鹿なのか、それとも油断させる作戦なのかと勘ぐったが、その謎が解決したことはついぞ無い。

「はは……流石にお客様に案内をさせるわけにはいかないでしょう。
 ですがまぁ、またこういう機会があるとしたらゆっくり接待をさせていただきますよ」

敵対組織の人間と取引を望んでやろうとする人間は、どうであれ肝が座っているものだろう。
その思惑を探るのもまた、自分のような仕事を持つ人間の役割だと、そう決め込んでカクテルで一口喉を潤した。
(71) 2022/08/14(Sun) 16:27:12

【人】 暗殺屋 レヴィア

>>63 ストレガ

「邪魔だわ。楽しみなんて。」
「死ぬときに、未練が残ったら嫌だもの。」

生に執着するような人間にはなりたくない。
屍の山を築いておいて、生きたいなんて言葉を吐きたくはない。
明日が来ることに期待なんてしたくもない。

また一口、ドリンクに口を付けた。

「血でふやけた手なんて、猫は嫌がるわね。」
「ないわ、やりたい事。一つも。」
「それに………あの店を気に入っているの。」

「死ぬならあの店の中がいいわ。」

時代から忘れられた品物たちと共に、
誰にも見つからずに忘れられていく。
貴女が私を殺すときは、あの店にしてくださる?なんて
無機質な問いかけを零した。
(72) 2022/08/14(Sun) 16:59:41

【人】 害のない毒 マキアート

>>62 ヴェルデ

「……そんなものか」

優劣を比べ合うのに意味はない。
キミも理解を示してくれるなら、
きっと気にしなくてよかったことに違いない。

「そうだね。“当たり前”だ。
 逆に言えば無理に同じにならなくてもいい。

 多様性の尊重……皆が皆、そういう考えでいてくれたらこの街ももう少しは平和だったんだろうけど」

指された方に目を向ければ、
ああ、とか何だか懐かしむような声をあげる。

「いるだろうねえ、蛇。触ったことあるよ。
 オレはどうしても好きになれなかったけど。
 でもよくよく顔を見てみると結構愛嬌があるんだ。

 虫のことを可愛いと愛でる知り合いも知ってるし……思う以上に人の差って激しい者なんだよなあ」

それが生活が豊かである故の知見ではなく、見世物小屋で培った経験であることは知る由もないだろうが。

ただ、人は色々な育ち方をしてるわけである。

「有意義な話だったよ、ボクragazzo。名前を聞いてもいいかな?
 オレはマキアート。この辺の賭博場で働いてるんだ」
(73) 2022/08/14(Sun) 17:13:00

【人】 ”昼行灯” テンゴ

>>67 マキアート

「それは確かにそうだな。まあ俺としては損か得かなんぞ関係が無いのだが。一般的にはよろしくないという事は間違いない。」

「ご忠告、有難くいただくとするよ。その上で大変申し訳ないのだがね。先の礼に、好きなものを持っていってはくれまいか。菓子でも玩具でもどちらでも良い。」

「今時分、何かと物騒な話を聞くだろう。そんな中でも輝くお前さんのような人間に会えたのは実に幸運なことだ。」

ぺらぺらと、言葉を連ねていく。
(74) 2022/08/14(Sun) 18:07:45
少し足りない・・・・様子の君を見る度に、男は君を愛しく思う。未熟であることは成長途上であることとよく似ている。それはまた幼さと同義で、守ってやりたく思うのだ。
同時に少し哀しくもある。無邪気に無防備に育つことの出来なかった君の過去を思って、男は君の髪を柔らかく撫でるだろう。

「お腹もすく頃だしね。串焼きの屋台も出てたよ」
「僕、あんまり食べたことないんだよね。肉は好きかい」

先導するようにゆっくりと歩き出す。大股の歩みはそのまま、速度を落としてはぐれないように。

【人】 冷たい炸薬 ストレガ

>>72 レヴィア

「……。ま、それがあんたの強さなのかもね。
 あんたの仕事、見た事ないからわかんないけど。
 やりたい事がもし思いついたら教えな。
 手伝うかどうかはさておき、見には行くから」

ふ、と笑って立ち上がり、置いていた空き容器はゴミ袋に。

「……あたいがあんたを殺す事があるとすれば、
 あんたがあたいに殺してくれって頼んだ時くらいだよ」
「だからそん時はそうしてやる。
 代わりに、あんたがあたいを殺す時も
 あの店で殺してくれない?結構気に入ったから」

店が血で汚れるのは嫌か、と零して、じっとあなたを見た。
(75) 2022/08/14(Sun) 18:44:49

【人】 家族愛 サルヴァトーレ

>>48 アベラルド
【チョコラータ:オルサキオット】

品のいい店内BGM、客を迎える従業員の華やかな笑顔、食品を扱う店特有の清潔な空気。それから常連にのみ許されたいつもの・・・・という無責任で信頼ある注文と、それをうけて整然と提供される小さく愛らしい菓子。

「そうそう、ジャンドゥヤにオルセット・マンディヤン。……うん、いつもありがとう」
「へえ? じゃあ、それも包んでくれるかい。それから今日はもう一つ、贈呈用に何か買っていきたいんだ。若い男の子でね、甘いものは苦手みたいなんだけど……」

君の説明を頷きながら聞く。落ち着いた時間が場を支配して流れる。
ファミリーとは何の関係もないこの店を、男は単純に気に入っていた。君に会う名目として最低限の買い物をして行くわけではなく、こうして人に贈るプレゼントを買いに来たり、新作を試すこともよくある。
妙に勘繰られないためにも一般の店には出入りしないのが良い、なんて考え方もあるけれど、君が諌めないということは大丈夫ってことだろう。
(76) 2022/08/14(Sun) 19:04:15

【人】 翠眼 ヴェルデ

>>70 ビアンカ【街中】

足音には顔を上げず、けれど、聞き慣れた声がすれば、くすんだ金色の髪がさらりと揺れる。
その名前を耳にすることは、珍しい。

「ロッカ」

翠の目が、すこし離れたところに立つあなたへ向けられる。

「ううん、……大通りの方、最近特にウルサイだろ。
ちょっと、疲れた」

少年が好むのは暗くて狭いところ。
眠るときもいつも、隅で小さくなって毛布に包まっている。
人の多いところはあまり好まない――というより、未だ慣れていない。
(77) 2022/08/14(Sun) 19:13:24

【人】 害のない毒 マキアート

>>71 リカルド


「こっちは結構人の付き合いをするので、
 何気なく調べてるうちに、覚えちゃいました。

 スプモーニは……『愛嬌』でしたかね。
 ……オレはよく愛嬌がある、って言われますけど。
 何だかんだ貴方のような方にもあると思うんですよね。

 何も笑顔を振り撒くだけが愛嬌、
 ってわけでは全然ないでしょうし」

自分のカフェ・コレットを舌で転がして、
お世辞ともつかない台詞を吐く。

抗争で会った時、血が流れる惨状であれば酷く顰めっ面で、けれど知り合いの顔を見るなり場にそぐわない笑みを浮かべた。

たぶん、生き残ったのはいかにも戦闘員じゃなさそうだからだったのだろう。
先ほどそちらが感じたように、周りにはマフィアと思われたかどうかさえ怪しい。

「いいんですか?楽しみにしてますね!
 次会う時、忘れたとは言わせませんから」

社交辞令であるかもしれないのに、
言葉尻を捕まえては無邪気に笑った。
(78) 2022/08/14(Sun) 19:13:58

【人】 暗殺屋 レヴィア

>>75 ストレガ

「誰にも見せたりなんてしないわ。暗殺屋だもの。」
「そう。ぜひ死ぬまで待ち続けてくださるかしら。」

暗に探す気もない、という言葉だけ吐いて。
飲みかけのボトルは、鞄の中にしまった。
ここでは全部飲み切れそうにないから。

「じゃあ、お役御免になったらお願いしに行くわ。」
「……………。」

返された言葉を、一切の色もない冷えた夕闇が見つめて。

「わかったわ。」
「後始末は烏にお願いするけれど。」

戸惑いもなく頷く。
それが依頼であるならば、十全にこなす。
女はそのために生きているのだから。

「時間を潰しすぎたわ。」
「ランプと共に、良い夜を。」

最後の挨拶だけは、店員らしく。
そうして、くるりと踵を返して。
飴色の髪がふわりと浮いて、呼び止められなければ、
そのまま去っていくだろう。
(79) 2022/08/14(Sun) 19:23:53
レヴィアは、何かを望んだことがない。
(a22) 2022/08/14(Sun) 19:24:35

【人】 小夜啼鳥 ビアンカ

>>77 ヴェルデ【街中】

あなたのものよりずっとくすんで、ほとんど白色のような金髪シルバーブロンドが、あなたの視界の中で揺れる。

「そ」

大通りに背を向けた女は、かつかつとまた足音を立ててあなたに近づく。
疲労の色は見えないが、あまり部屋に帰っていないのだからどこかをほっつき歩いていたのだろう。

「昼ご飯は食べた?」

じい、と。
開いたままの双眸が見下ろしてくる。
手に持った傘がやかましく、けれどゆっくりとくるくる回り、静かな視界をかきまぜた。
(80) 2022/08/14(Sun) 19:32:12

【人】 害のない毒 マキアート

>>74 テンゴ


「え、いいんですか?……そ、それ目当てではないことを念頭にしていただけるなら!貰おうかなと思います!」

どれにしようかな〜。童心を忘れていない様子の男は吸い込まれるように駄菓子の籠を見る。

「物騒……そうですね。
 この辺りは何かと落ち着かない情勢が続いています。

 オレが輝いてみえるならば、寧ろそれが普遍的であればいいんだけど……世知辛いですね。幸運、と呼んでしまうくらいにはありふれていないということですから」

ただ、ふと見せる寂しげな横顔は、
子どものようと称するには少しばかり冷めた印象か。

「うーん、これかな……こっちかな……
 これとか多分子どもの時に食べたような……?」
(81) 2022/08/14(Sun) 19:33:48

【人】 冷たい炸薬 ストレガ

>>79 レヴィア

「死ぬ時には見れそうだね。
 まあ死ぬつもりは当分ないけどさ」
「……そんな目するくらいなら断りゃいいのに」

自分で頼んでおいて、鼻を鳴らす。
そうして、去っていく背中を見て、

「…………」
「ヘイ、レヴィア!」

思い出したように、声を投げかける。

ランプこいつ、光が気に入ったよ。
 あんがと。また行く。そんだけ」

それで、今度こそ見送った。
(82) 2022/08/14(Sun) 19:40:36

【人】 ガット・リベロ ルチア

>>68 ヴィオレッタ

「……!あ、ヴィオレ……ヴィオラさん」

声を掛けられるとは思っていなくて。
一瞬、びくりと肩を震わせてしまうも、
少女は声の主を知っていた。

フランクな挨拶に、こちらも名前を崩す。
特に決め事ではないけれど、暗黙のルールのようなもの。
差し出されたオレンジジュースを見て、目を瞬くも。
意図を察して受け取った。

「グラッツェ。いえ、そういうわけでは。
 買い物の帰りです。これ」

野菜や果物が入った手提げ籠をそっと前に出して。

「少し疲れちゃったから……休んでいたんです」
(83) 2022/08/14(Sun) 19:46:36

【人】 暗殺屋 レヴィア

>>82 ストレガ

小さな穴を抜けて、服の汚れをぱっと払って。
レースのついた黒い傘を差す。
背中から上をすっぽり覆う、暗幕。

呼び止められて、少しだけ振り向いて。

「そう。」
「興味ないわ。」

また傘を貴方に向けて、そうして、歩き去っていった。
(84) 2022/08/14(Sun) 19:47:52

【人】 翠眼 ヴェルデ

>>73 マキアート

「ん」と短く首肯する。
少なくとも少年にとっては、気にしていないことで、気にしなくていいことだった。
だのに、はたりとひとつ瞬いたのは、あたたが「無理に同じにならなくてもいい」と言ったときのこと。
翠の目はちらとあなたを見、再度、並ぶぬいぐるみへ。

「ヘビも結構、つぶらな目なんだってね。
虫、虫もそうか、そりゃ好きなヒトもいるよな」

さすがに虫のぬいぐるみは並んでいなかったが。
どこの馬の骨とも知れぬ子供からあなたに提供できるものなど、物珍しさぐらいのもの。
それでも有意義と表してもらえたのなら、すこし、口角を上げて。

「賭け事の……審判をするヒト?
ヒトの相手をする仕事だから、話しやすいんだ」
「おれはヴェルデ。
目が翠だから、そういう風に呼ばれた」
(85) 2022/08/14(Sun) 19:57:08

【人】 冷たい炸薬 ストレガ

>>84 レヴィア

「…………」
「かっわいっくねぇ〜」

言葉と裏腹に、にまっと笑った。
(86) 2022/08/14(Sun) 20:04:09

【人】 ”昼行灯” テンゴ

>>81 マキアート
【祭りの屋台】

「そんな風には思っとらんよ。」

貴方にそんな思惑があるとは思ってもいない店主は、くつくつと喉を鳴らして笑う。

「少なくとも俺の周りにはありふれていないものだ。今の町はいつ何時誰が殺されてもおかしくはない。お前さんも気を付けると良い。誰か大切な人間がいるなら特にな。」

ファミリーではない貴方に、気遣う言葉を掛ける。
(87) 2022/08/14(Sun) 20:15:30
「ああ――そっか、そういう時間か」

少年はあまり、食事に頓着しない。
というより、ほとんどの物事への執着が希薄だった。
毎日の食事がある、ということに、まだ慣れ切っていない。


「確かにあんたは物を食べ歩くようなヒトじゃないよな」
「今はだれも彼も何かしら持って歩いててさ、だからまあ、その方が自然なんじゃない」

その高価そうな外套に、スーツに、汚れがついては大変だ。
などと思うことこそ、価値観の差異なのかもしれないけれど。
時間帯もあるのだろう。道行く人々の多くは、あなたの言ったジェラートやら串焼きやら、ものを食べているのが目立つ。
流れる人混みの中を、身長差の分、どうしても狭くなる歩幅でついて歩いて。
串焼きの屋台を見つけると、くいと袖を引いた。

【人】 プレイスユアベット ヴィオレッタ

>>83 ルチア

「あなたも買い物帰りだったのね」

こちらもワイン瓶の覗いた買い物袋を持ち上げて応じる。
隣で石壁に背を預け、空を見上げた。

「今日もお日様は元気だもの、仕方ないわ。
 お祭りで人も多いし」

空になった手に自分のオレンジジュースを移して、ひとくち。
すっきりとした甘みと酸味が乾いた喉を癒してくれる。
ストローから口を離すと、ふぅと吐息が漏れた。
(88) 2022/08/14(Sun) 20:22:22

【人】 蜉蝣 アベラルド

>>76 サルヴァトーレ
【チョコラータ:オルサキオット】

「はあい、承りました。
 そうですねぇ……その方、紅茶は好きかな」

にこりと笑んで、いつもの商品をレジに寄せる。
それからプレゼントの相談に一瞬考え、思いついたのか一つ質問を。

「茶葉を混ぜ込んだプラリネがあるんだ。
 ダークチョコレートを使ってるから、甘さ控えめでさっぱりしてる。香りももちろんいい。
 贈答用のラッピングも受け付けてる」

そういいながら棚から出してきたのは、
細長い箱に入ったプラリネだ。包装紙のサンプルも横に並べつつ。

「……そうだな、あとは試食もできる。どうなさいますかね?」
(89) 2022/08/14(Sun) 20:23:41

【人】 翠眼 ヴェルデ

>>80 ビアンカ【街中】

一歩、二歩……縮まる距離を、静かに眺めて。
問われると、「あ〜……」なんて、間の抜けた声をひとつ。
少年は食事にあまり頓着しない。
ほかにも、多くの物事への執着が希薄だった。

「……わすれてた」
「ロッカもあんまり、部屋にいないだろ。
忙しいって言ったって、ちゃんと休めよ」

疲れて見えるわけではないので、やっぱり、余計なお世話なのかもしれないけれど。
くる、くる。傘の回るのを、見るともなく見る。
(90) 2022/08/14(Sun) 20:28:20

【人】 風任せ マウロ

>>36 テンゴ
【三日月島:岬】

「………」

ここ数日ノッテの連中には当たり散らした自覚があるものだから、バツが悪そうにして。
言葉は返さずに、吸った煙だけを吐き出した。

「……元々ここの祭りには興味ねえんだよ」
「それに……おっさんが死んだってのに、浮かれていられるか」

想定通りであろう答えを返す。
敬愛するトップが死んだから、というよりも 懐いていた親戚がいなくなってしまったかのような寂し気な声色。
思っているよりも、ずっとダメージを受けているようで。

「あんたこそ、行ってきたらいいだろ。祭り」
(91) 2022/08/14(Sun) 20:31:05

【人】 小夜啼鳥 ビアンカ

>>90 ヴェルデ【街中】

少し、眉がつり上がる。
目許にも口許にも表情がでないのに、そこだけは彼女の感情を素直に伝えてきた。

「飯はちゃんと食えっていったよね。
 また金とるよ」

最初のころよくやっていた、勝手に飯を作ってあなたに借金を負わせる極悪人の手法だ。
傘の回転がゆるりと止まり、今度は逆に回りだす。

「私もこれから戻るけど。
 一緒帰る? まだいる?」

そうして一つ溜息。それなりに疲れてはいるのだろう。
ただ、こうして立ち止まってあなたの返答を待つくらいには、余裕はあるようだった。
(92) 2022/08/14(Sun) 20:36:26
「うん、そういう時間だ」

明るい日が中天に座して透明な光を振らせている。
人の熱気、太陽の熱。汗が滲むような街中にいるのに、男の纏う雰囲気は涼やかだ。く、と口角を持ち上げて笑う。

「そうなんだ。不器用でね、上手く食べられなくって……」
「でも今日くらいならいいだろう。羽目を外したい気分だし、君も初めてなら心強い」

人でごったがえす大通りを上手くすり抜けて歩く。
君を見失わないようにしてはいるけど、小柄な君はやっぱり人波に埋もれやすい。光を弾く金の髪を目で追って、時々見失いかけて、だから袖を引かれて安心した。

「ん、そっちか」

道のどちら側に出ていたのか忘れていたものだから、よそ見をしてしまっていたのだ。軽く引かれるままに流れを抜ければ、たしかに先程見つけた屋台があった。
ざっくばらんに肉を切って串に刺し焼いた、料理とは言い難い豪快なそれ。牛から豚から羊まで、ブロック肉からウインナーまででかでかと看板に写真が出ている。広くはないが簡素な飲食スペースもあるらしい。歩くのが煩わしければ、ここで食べてもいいだろう。

「たくさんあるね」
「どれが食べたい? 好きなのを選ぶといい」

【人】 ”昼行灯” テンゴ

>>91 マウロ
【三日月島:岬】

「ほう。まあ、喪に服すというのも間違っては居ないと思うが、良いのかね。」

「何時までもそうやってしみったれているつもりなら、それはそれで俺は何も咎めはしないが。もしアウグストだったら、そんな風にはならんだろうなぁ。」

慰めても何にもならない。
だからこそ男は、発破を掛けるように言葉を選ぶ。
(93) 2022/08/14(Sun) 20:48:37

【置】 鳥葬 コルヴォ

 

「生きてる奴の事なんか、嫌いだね」

「そんな奴等の顔なんて、覚えてもいません」

「だが、名前や声くらいは覚えていますよ」




「  Dimmi con chi vai,e ti dirò che fai 君の道連れが誰か言ってごらん、君の人生を言い当てよう 」
(L0) 2022/08/14(Sun) 20:49:54
公開: 2022/08/14(Sun) 20:55:00