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人狼物語 三日月国


188 【身内P村】箱庭世界とリバースデイ【R18RP村】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


 
[ 『隠者』の証持ちに対する仄かな憎しみ
 それから、『女教皇』の証持ちに対する、
 苦しいぐらいの愛。

 『魔術師』と『女教皇』が
 互いを大切に思っていたらしいことは、
 教典に記されている。

 ……だからこそ、
 『女教皇』が自分から離れようとしたとき、
 『魔術師』はひどく動揺した。

 ――そばにいたい、いかないで、と
]
 

 
[ 『女教皇』は、『隠者』を制裁した殺した自分は、
 『魔術師』の隣にいる資格はないと思っていた。

 だったら――]
 

 

  [ 僕も誰かを殺したら、
    君のそばにいることを許されるかな? ]

 

 
[ そうして『魔術師』は『恋人』を殺そうとした。
 ……けれど、物語は二人が同時に死んで幕を降ろす。
 『魔術師』が『女教皇』のそばにいるそれからの未来は、
 存在しなかった。]
 

[『正義』は『力』に、へらりと笑って宣う。]
 

  色々、本当に色々考えたんだ。

  この欠けてしまった箱庭は、
  どうやったら元通り、正しい形に戻るのか。

  22人揃って、
  綺麗なバランスが取れていたはずなんだ。

  なのに……その均衡が、崩れてしまった。
 
  どうしたら良い?

  どうしたら、またバランスの取れた形に、
  戻ることができると思う?

 
[手の中で、剣を弄ぶ。
 すっかり手に馴染んだそれ。
 『正義』の愛用の剣だった。]

[『正義』は『力』のことを、尊敬していた。

 比較してしまえば特別な能力を持たぬ
 『正義』だったが、
 だからこそ、自らに与えられた役目
Judge
を為す為、
 自らを鍛えねばならぬと思っていた。

 『正義』は『力』もまた、
 自らを高めることを好むと思っており、
 その性質を好んでいた。

 互いに、高め合える相手だと思っていた。


            ————————だから。] 

  僕には、どうしてもわからないんだ
『正義』を失ってしまったから、判断できない


  これ以上、少しでも欠けないように尽力すべきか
誰かが誰かを害するのを止めるべきか

  それとも、いっそバランスの悪いところを切り落として
不穏分子を片端から斬って



   
全て、壊してしまうべきか。



    どちらを目指すべきかが、分からない
裁定を下すための判断基準が見つからない

  きっと、僕が望もうが望まなかろうが、
まだ、まだ、少しでも長く、ずっと、もっと、

  
  やるべきことは決まっているんだろうね。
この安穏とした箱庭で暮らしたいと、そう願う僕がいる。





  神の作った全き世界、
でも、どんなに足掻いて嘆いても、


  壊れてしまったなら、すべきことはひとつだ。
ダメなんだ、どうしても、戻らない、戻せない、だから、だから。



  僕に与えられた役割は『正義』
Judge
だから
だけど



  この箱庭に、均衡を、取り戻さないと。
嫌だよ、殺したくないよ、誰も、だれも、ひとりも、ほんとは

[『正義』は笑った。

 『力』の前で、剣を握りしめて。]



   君、一番手強そうだからさ。
僕は僕自身を止められない、止め方がわからない


   最初は、君かな、って思ったんだ。
だけど君なら、君だったら、君にしか……



[『正義』の手の中の剣は、
 曇り一つなく光る
まだ、誰の血も吸っていない
。]

 
 



  ————……君の『
意思
』を見せてくれ。



 

Y『恋人』 クリスタベルは、メモを貼った。
(a9) 2022/12/18(Sun) 0:52:50

 
[ 神は『教皇』に“場を治めるため”の贈り物を与えました。
 
 それはあくまで“場を治めるため”のものであり
 “統治する”ための力ではありません。

 何故でしょうか?

 それは簡単なことです。
 統治は “教皇自身が行うもの” であり
 特別な“贈り物”として必要のないものですから。]

 

 
[ 口論から喧嘩、諍い、小競り合い、争い──
 そのような争いを“止める”為には
 何が必要でしょうか?
 
 正しき心?
 優しさ?
 全てを赦す慈悲?

 いいえ。全て違います。
 説得に時間が掛かる上
 片方に寄ってしまう可能性がありますよね。]

 

 
 
 [ 答えは “力による介入”です。 ]

 
 

 
[ 唯の言い争いの口喧嘩から、戦争まで
 静止の為第三者の介入が必要になることは
 珍しくありません。
 
 強ければ強いほど、瞬時に収束させることが可能で
 抑止力もまた、大きくなります。
 諍いの再発の確率も下がります。


 『教皇』に与えられた贈り物は
 全てを
均す
為のものでした。]

 

 
[ では何故、神は保守的な役割である『教皇』に
 正反対の贈り物を授けたのでしょう?

 
 簡単なことです。
 『教皇』とは、神の代弁者ですので
 “善の性質”を具え、力を正しく運用することは
 前提中の前提なのです。]

 

 
[ ではもし、教皇の性質が“善”でなかった場合は?
 もし“悪”の性質の者に与えられたならば
 相当危険なことになるのでは?


   ──── 
そのようなことはありえません!




  途中でイレギュラーな出来事が起こり
  性質が変わらない限り。
  あるいは、最初から“悪の性質”を生まれ持つという
  ありえない失敗が無い限りは!*]

 

Y『恋人』 クリスタベルは、メモを貼った。
(a13) 2022/12/18(Sun) 2:05:18


[ わたしのこころは しずかな凪でした。
  いろんなことは よくわかりません。
  つるされた男のとなりで、
  わたしはよく
  はこにわの かれらを ながめてました。

  かれらのなかには
  こころよせあうかんじょうがあって
  おもいあっていきていました。


  『 愛 』するとはなんでしょう?


  かれならしっているでしょうか。
  すべてをいつくしむような めで
  かれらをみまもっている、教皇ならば。 


  わたしはきっとかれをしんじ、
  いろんなことをたずねていたはずでした。
  わたしにとっての 師ともいえたはずの。]




[ いつからでしょうか。
  さいしょからだったのでしょうか?

  
  かれのようすが、おかしいことに
  きづきはじめたころには、

  いろんなことがおそかった ]
 




 ……なぜ、あんないいかたをしたのですか
 あなたのこえなら正しくとどくかもしれないのに


[ 愚者が殺されるまえにも、
  どこか不和がみえることがありました。

  はじまりはどうであったかはわかりません。
  けれどあなたは争いをかそくさせようとしている、

  わたしにはそううつることがありました。


  死神と教皇はときおり、意見があわない
  そんなようすは
  まわりからもみえていたかもしれません。 ]




[ そのうちに、
  さいしょのこが ころされてしまいました
  あのこをころしたあのこが、みずから命をたちました。

  わたしはかなしみました。
  ずっと泣き続けました。

  どうしてなのか、わからなかった。
  
  わたしには むずかしいことはわかりません。
  だれかにおしえてほしいのに
  こたえてくれるひとは、いません。
  かみさまですらも。


  だれもがだれかに おもいをぶつけて

  そこで『 死 』がうまれました。
  わたしに『 意味 』ができてしまいました。
  

  どうしてでしょう。 
  かなしくてくるしいのは 
  わたしだけでは なかったかもしれません。

  それでも教皇は、あなたは―― ]





  まちがい……?
  いいえ、……いいえ、そんなはずはありません
  あなたは、


[ うらやましい?どうしてですか。
  わたしは しっています。

  あなたは あくになどと まけないと  


  わたしよりもずっと
  いろんなことをかんがえて、くるしんで
  いるはずです。


  あなたは、あなたは―― ]


  





 あなたは 
 あなたの、じあいは

 そのていどのひとなのですか?



[ ちがうとひていして、おいかりになられるでしょうか。
  それとも、めをさましてくださいますか。

  おねがいです。
  もうかなしいことは いやなのです。


  『 死 』にこれいじょうの いみはいらないのです。


  しんじます。
  てをひろげて、 あなたを。 *]


 

( 何、これ

 なんで、なんで、私が死ななきゃいけないの!?

 やだ、死にたくない…… )


[それらの思いは、言葉にはならなかった。
もう喋る力は残されていなかった。
運命の輪は死に際に様々な事を考えたが、口にすることが叶わなかった為に、誰にも届かなかった。]

( 私は神様に一番愛されてる、のに……

  ……正義、ごめん
 
  無理そうだわ、これ 悔しいなぁ……

  貴方置いてくの心配だけど……

  …… …… …… )


[運命の輪が死んだのは、愚者が死んでからそれほど時間が経たなかった頃とされている。運命の輪が欠けたことで、幸運と不運の均衡は崩れ、箱庭の崩壊はさらに加速していくこととなる。]


( 節制、…… )


 「       」


[自分の死の原因となった節制へ、何かを言いかけたけれど、やはり声は音にはならず。

言葉一つ残せぬまま、運命の輪は死んでしまったのだ。**]

あなたが穏やかに生きていれば、それだけで幸せだと思います。
僕も、皆も。

充分、助けられていますから。あなたがいて。

[あなたの名前に『死』の文字が含まれていても。
 あなたは『死』そのものではないと、『死神』を慕っていた『吊るされた男』は感じていた。

 あまり生きることがうまくなかった『吊るされた男』は、気がつけば『死神』のそばにいることが増えていて。
 申し訳なさはあってもどこか嬉しく、心を寄せていたから、何も憂うことはなく、充分幸せを得ていると思えた。]

どうして、そんな事を言うのですか。

あなたが幸せを運べていないとしたら、僕なんてもっと、何も出来ていませんよ。

[僕こそ、もらったものを、誰かに返せている気がしないのに。
 人を気にかけ手を焼いてくれるあなたが、ひとをしあわせにしていないなど、あるはずがないのに。]



[
――むしろ、あなたを置いていくかもしれない僕のほうが
]


 

……だいじょうぶ。
何も、憂うことはありませんよ。

[そう言って、静かに笑うばかり*]

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ 思案の海に沈む中、
ノックの音>>2:388に意識が浮上して、
次いで届いた聞き慣れた名前の半分に
心臓が叫ぶように鳴った。

どうして、が頭を占める中、
咄嗟に応えようとしたけれど、
そのための名前を持たない私は口籠る。

代わりに扉の前に佇めば、
隔てたこちらの気配を察してくれれば
言葉が続くだろうか。>>2:392 >>2:393 ]
 
(54) 2022/12/18(Sun) 5:45:20

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 

[ 聞き終えた後に溢れたのは、 ]



  …………………どうして?

 
(55) 2022/12/18(Sun) 5:46:04

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ 震え漏れる囁き未満の問い。

 まるではじめからそうであったかのように、
 そうであると識っていたかのように、
 わたしたちクリスタベルと変わることなくベルへと
 語りかけてくる。

 世界を嫌っていただろう彼が
 箱庭よりも世界を選ぶと言う。

 自ら選んだ世界選択より、
 ベルに着いていくと言う。

 差し伸べられた手を拒絶したのに、
 傷つけたのに、…… わたしたちクリスタベル
 そうするように、親愛を傾けてくれる。 ]
 
(56) 2022/12/18(Sun) 5:47:36

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 

  どうして……?


[ 欲しい答えを求めるように繰り返す。
 わからない。言葉に出来ない。
 ベルナハト
 あれ程焦がれた名前を許されて、
 嬉しい筈なのに胸がどうしようもなく苦しくて。

 提案の意味にすら思考が及ばない、
 堪えたいのに溢れそうになる涙に揺れた声は
 それでも漸く愛しく想う名前を紡いだ。 ]



   …………………ナハト



[ かそけき声は彼を引き留めただろうか。 * ]
 
(57) 2022/12/18(Sun) 5:49:14
Y『恋人』 クリスタベルは、メモを貼った。
(a18) 2022/12/18(Sun) 5:51:25

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ 告解を受けても彼女という水面は穏やかだ。>>26
 咎める理由はない、と答えを聞けばそっと安堵する。
 それでもはじめましての時よりも、
 変わらぬ姿勢で受け止めてくれるための誠意を感じた
 のは私の気の所為だろうか、なんて場違いに思う。 ]

  
  薬のことは、嘘偽りなかったよ。
  きっと”わたしたち“の嘘を守り通す為には、
  色んな嘘があったかもしれないけれど、
  それだけは本当。
  貴女の優しさを裏切るようなことは、誓って。


[ と、いつかのように宣誓を返して。 ]
 
(58) 2022/12/18(Sun) 11:03:44

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ 独白のように始まる彼女の説得>>28には、
 彼女自身の大切なたいせつな願いが込められいる
 ものだから、ささやかな微笑みと共に謝罪される
 のに合わせて苦笑いを返すしかなくて。 ]
  
  
  ……手厳しい、なあ。
  今だって頭痛で倒れそうな患者に、
  もう少し手心を加えてくれたっていいのに……

  そんな風に、言われたら………
  何もかも、なんて言えなくなっちゃうのに。


[ 貴女が仮に才能と性質を容れる器なのだとして、
 それらを取り払ったら何も残らないなんて。
 そんなことは絶対にないと言えるから。 ]
 
(59) 2022/12/18(Sun) 11:04:42

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ でもわからない。たとえそうなのだとして、
 今もこんなにかけがえのない思い出の筈なのに。
 他の誰かのもののように感じてしまうこれが
 崩れた後に残ったものなのだとして。
 彼にも私にも一体何の意味があるんだろう。

 私のものじゃない。私は私に何も許さなかったから。
 大事な借り物を抱いて一体何になれるというんだろう。
 考え事ばかりが増えてしまう。苦しいばかりなのに。

 やめてほしいのに差し伸べられた希望に縋ってしまう ]
 
(60) 2022/12/18(Sun) 11:05:19

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 

[ どうしても諦められないものを、追ってしまう ]

 
(61) 2022/12/18(Sun) 11:05:51

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 

  …………世界は終わるのかな。


[ 屋敷にも漣のように広がる混乱は、
 今こうして立っていると感じられる。
 何かが始まり、終わろうとする足音。

 他の『証持ち』の選択は知らない。
 ただ漠然とそうなるものなのだろうと思っていたけれど。

 彼女は自暴自棄な私が選択しようとしているものを察して
 くれている。
 そして彼女自身は異なる道を選ぼうとしている。
 ……私が、まだ未練を残すその道を。 ]
 
(62) 2022/12/18(Sun) 11:06:24

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ 彼の人物評にはちょっと笑ってしまった。
 素直ないい子なんだけどなあ。
 ……だから好きになった、とはちょっと違うけれど。

 きっとこの洋館で初めて出会って、縁ある証持ちである
 以上の繋がりがなくて、『恋人』と証の名で呼ばれる関係
 だったとしても、好きになっていたと思うから。 ]
 
(63) 2022/12/18(Sun) 11:07:12

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
 
  …………わかった。

  アリアが貴重な時間を傾けて話を聞いてくれたから。
  私がたとえ何を選んだとしても、
  アリアはそんな私でも友達だと思うのを許してくれる
  って、諦めないことにするね?
 

[ ちょっと狡いかな? なんてはにかんで。
 でも貴女はささやかな我儘もそうでないことも>>25
 許してくれたから。

 約束の印、といつかのように手を取ることを許されたなら
 押し頂くように握り締めて、祈る。>>2:173

 互いに一番じゃないなら想い合えないわけでもなく、
 唯一ではなくても互いに必要なものを分け合えるふたり
 だったのだと願っていたくて。 ]
 
(64) 2022/12/18(Sun) 11:07:35

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ >>36嬉しかった、と言ってくれれば、
 私も、とこの時間の全てに感謝を返した。


 去り際の彼女の言葉に、暫く揺れる蒼衣を見送ってから
 振り返れば、前科>>2:173のある愚患者への配慮>>2:127
 があって。
 ああ、やっぱり何でもお見通しだね>>2:236なんて
 場違いに破顔するしかない。 ]


  ……ありがとう。
   先生の処方は本当に優しいね。  *
 
(65) 2022/12/18(Sun) 11:08:02
Y『恋人』 クリスタベルは、メモを貼った。
(a19) 2022/12/18(Sun) 11:14:14



[ 彼女が大切にしているものを、

          どうか、奪ったりしないで。 ]


 

 
  わたしの退場を望む声が大きかったから、
  処刑される事が決まった。

  どうやら立ち回りを間違えたらしい。
  わたしは数の暴力と無関心に殺される。
  けれど、それでよかった。
  気紛れで、成り行きで、そんな半端な気持ちで
  あなた以外の『特別』や
  『その他大勢』になどなりたくなかった。

  友がわたしを止めるべく
  わたしを手に掛ける可能性だけを
  最期まで懸念し怯えていたけれど、
  あの子はわたしを最期まで信じていた。
  「最期まで信じてくれる」と
  信じられなかったわたしの事を。

 
『ほんとうは全部わたしじゃない』


  ほんの一言、泣き言を零せば
  生き延びる道もあっただろうか。
  共にこの結末に抗ってすらくれただろうか。
 

 
  何の縁も無いひとに
  何故だかいつの間にか焦がれてしまった。
  焦がれているだけで良いと思った。
  それしか赦されないと思った。
  だから最期まで口を閉ざして
  秘めたまま死ぬことにした。

  最初は何の形にするつもりもなかった感情は
  あっというまに抱えきれなくなって
  溢れそうになって初めて『太陽』にだけ打ち明けた。
  どうして『太陽』だったかはわからない。
  望む形で上手く受け留めてくれる気がしたから。

  『ある日、『悪魔』が
  『愚者』を殺してしまいました』
  衝撃を受けた。きっとみんなとは違う意味の。

  『愚者』最初に死んだ子『悪魔』最初に殺した子の関係に憧れた。

  欲しかったものが明確に形になった瞬間に感動すら覚えた。
  或いは叶わぬ望みを葬る棺を漸く見つけた
  安堵だったのかもしれない。
  ああ、これでやっと終わりに出来ると思った。
 

 
  話せないことの多い感情を無理に暴く事なく
  『太陽』は望むときにはやさしく寄り添ってくれた。
  誰にも内緒にしてほしい。
  その約束を守った侭あの子はいなくなった。

  『星』には如何しても言えなかった。
  友達だったからこそ。
  後ろめたい感情だったせいもある。
  けれどそれ以上に
  あのこはわたしにとってずっと一番の仲良しだったから。

  突然零番目ができてしまったその事実が
  わたしとずっと一番の仲良しでいてくれた
  あの子と積み重ねた時間を裏切るような心地がして。

  それまで話せない事なんかなにもなかった『星』にも
  誰にも、ずっと秘めていた。
  それが余計に苦しかった。
  それでも。
  『星』にだけはどうしても知られたくなかった。
  

 
  足掻けど結局、最期まで願いは何一つ叶わず、
  それこそがわたしにとっての絶対であると
  望む事すら否定された心地がして
  憤るより嘆くより悔いるよりらだ虚しくて。

  夢を見続ける努力にすり減った頃に
  寄り添ってくれるあの子を喪った。
  自分を慰める日々にもう疲れてしまって
  すべて投げ出してしまいたくって
  生き延びることなど叶わなくて良いと思った。
  きっと生き延びたとてわたしは諦めきれず
  性懲りもなく愚かな行いを繰り返す。

  たったひとりに殺される為に。
  叶わないと本当は解っている癖に。

  殺される事が叶わないと理解してしまったら
  それなら逆に、いっそこの手で、と
  望むでも、願うでもなく、
  無理矢理叶えてしまいそうな衝動から
  必死に目を逸らすのももう限界だった。

  終ってしまいたかった。
  終わりにしてしまいたかった。
  あの子が信じてくれる友だったわたしのまま。

  だからこれは自殺みたいなものだ。
  ある意味望んだ終焉のかたちだった。
 


 
  『だからどうか、きみだけは
  わたしの"望んだ結末"を否定しないで。
  理解出来ずとも受け入れてほしい。

  これでやっとらくになれるんだ。
  祝福してくれよ、友達だろう?』



  何を今更。
  たとえあの子が赦したってわたし自身が
  あの子をもう一度友と呼ぶことを赦せなくて。
  それでも最後まで友で居ようとしてくれた
  あの子の為にと自分自身を偽った。
 

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ 「知ってた?」 >>72

  いつから?
  
 ……思い巡らすまでもなく、
 あの日>>1:83が切欠だったに違いなくて。

 崇拝のように愛していた『完璧』などないと知りながら
 偽物の一人芝居の傍に居て、
 それでも何も言わず傍にいてくれた ── ?


 どうしてかはわからない。
 けれどあの時>>1:298、“わたしたち”にと大事な決断さえ
 委ねて、差し出された手を振り払ったのに、
 今、“私”にもう一度その手を差し伸べてくれている。

 ベルナハト、それこそが彼の答えだ。 ]
 
(91) 2022/12/18(Sun) 18:17:48

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 


[  であるならば、
   向き合うのはベルであるべきだ ]


 
(92) 2022/12/18(Sun) 18:18:14

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ >>73ほぼ図星を突かれて、それでも決壊前の涙を
 無理矢理押し込めて、「泣いてない」と強がる。
 ノックの音、扉の先に指先を合わせるけれど
 こんな顔は見せられない。>>1:312
 

 ……深呼吸をする。

 一つの音、一人分の呼吸。 私だけがここに在る。 ]
 
(93) 2022/12/18(Sun) 18:18:31

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
  ……箱庭には行かない。
  こんな風に作っておいて、
  生まれる前から絶望を与えておいて、
  愛してるだなんて言う人のところになんて
  死んでも行かない。


  …………世界も、どうなってもいいと思ってた。
  ナハトが箱庭を選んで嫌いな世界をなくしたいと
  思うなら、世界と一緒に消えたいと思ってた。
 
(94) 2022/12/18(Sun) 18:19:06

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
  …………駄目だね、私。
  こんなに近くにいたのに、
  あなたのこと何ひとつ見えてなかった。

  “わたしたち”も“私”も、
  あなたの優しさに甘えるだけで、
  ナハトに沢山の気持ちを貰ってばっかりで、
  あなたがどんな気持ちで私に向き合ってくれていたか
  知りもしないで傷付けてた。
  さっきだって、自分の為にあなたを傷付けた>>1:315
 
(95) 2022/12/18(Sun) 18:19:51

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 

  ねえ、ナハト。
  完璧じゃなくて、嘘だらけでな私でもいいの?
  傍に居て、名前を呼んで、
  誕生日のお祝いをしてもいいの?

  ……私が『恋人』でなくてあなたが『悪魔』でなくても
  あの日を運命だったと思ってもいいの?

  
[ 迷い込んだ夜色の黒猫をナハトと呼んだあの日を。

 “わたしたち”はもういないけれど、
 あの日初めて感じた嬉しさですら本物じゃなかったけど。

 あなたが温かくしてくれた気持ちを分けたいと触れたのは
 それだけは本当だったから。 * ]
 
(96) 2022/12/18(Sun) 18:20:53
Y『恋人』 クリスタベルは、メモを貼った。
(a28) 2022/12/18(Sun) 18:23:09

Y『恋人』 クリスタベルは、メモを貼った。
(a29) 2022/12/18(Sun) 18:23:47



  …………え、


[ 初めに、鈍い衝撃があった。
 咄嗟に、己が過ちを悟った。
 焦燥が、刃を抜き取らせた。

  眼前が、赤く、赤く
まった。



     ぬるりと指先を伝うそれはひどく
あたたかく

     やがては錆びた鉄の狂おしい匂いに満ちて
     足元は瞬く間に
一色
で染め上げられ
     取り落とした凶器をも容易く呑み込んだ。]

 




   ──あ、  ぁ、あ

    
  あああああああああああああああ!!!!!!!




[ 蒼褪めた顔が此方を見つめていた。
 何事かを口にしようとして、動かなくなった。]

 



  どう、し、て


[ 殺めるつもりなどなかった。
 どれほど折り合いが悪くとも
 殺したい程に憎んだことは一度足りともなかった。

 語らえば語らう程に諍いを生じ
 近付けば火と油の如く反発し合う我ら
 であれば無理に接することもない。

 距離を置くことで平穏が保たれるのならば
 それもひとつの共存の形だと、]



  どうして…………!!!


[ 神様は、わたしに罰をお与えにはならなかった。]

 


[ そうして悟った。
 狂い出した歯車はもう止まらないことを。
 
 『愚者』が『悪魔』に殺された日から
 言い知れぬ怖ろしい予感があった。
 あのひとも、あの安らかなひとときも
 皆の揃う箱庭ももう永遠に戻っては来ない。

 ──ごめんなさい、神様
 ごめんなさい、『運命の輪』

 ごめんなさい、『隠者』


 わたしが生きていてはゆくゆく
 あなたにも災いが降りかかってしまう。

 わたしがもっと早くこうしていれば、
 わたしはもっと早く、こうする私を殺すべきだった。]

 





         
              ごめん、  ね



[ 天高く振り翳した刃を
 胸元へと、一息に振り下ろした ]**

 

[『平等』の定義がはっきりしていたならば。

 『正義』はあんなにも、迷わずに済んだことだろう。

 神は『正義』に、『平等たれ』という役割を与えたくせ、

 肝心の『平等』の定義を示しはしなかった。

 その『平等』を形作ることを、神は『正義』に求めた。

 ……そんなもの、
     神でもなければ定められようはずもないのに。]

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
── 黙想 ──



[ 言葉の一つ一つを、そっと息を詰めて受け取る。

 クロに叱られたらしいことに目を丸くしつつ、
 傷付いていたとしても許してる、>>135
 と言われれば今すぐにでも夜色の髪を撫でて何度でも
 謝りたいのに少しも動けなかった。 ]
 
(183) 2022/12/18(Sun) 23:11:37

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ 甘えている、というのも違うと思った。 >>136

 自分の選択を委ねることは、
 存在をかけて相手の選択を受け入れることで。
 ……少なくとも重責だなんて感じていない。

 預けてくれることは、嬉しかった。……とても。
 独占欲みたいで、少し後ろめたくもあったけれど。
 だからどちらにも謝る必要なんてなくて。 ]
 
(184) 2022/12/18(Sun) 23:11:45

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ クリスタベルのものだったその全てを、
 ベルにと許し望んでくれる。 >>137

 私との運命だったのだと肯定してくれる。
 あの日の思い出が確かに私のものでもあったのだと。

 たとえ他人や神様とやらが認めてくれなくても、
 彼が認めてくれるならそれだけで充分だった。 ]
 
(185) 2022/12/18(Sun) 23:11:53

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ 好きだと言われたら、
 自分の想いと同じでなかったとしても幸せだった ]
 
(186) 2022/12/18(Sun) 23:11:59

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ 彼はいつだって、
 私にとって心地よい距離を探してくれていた。
 答えを待ってくれる優しさも彼らしいもので。

 そんな彼のノック一回の音に、
 私はノック二回だけで答える。

 ……聡い彼なら全て察しているのかもしれないけれど、
 これだけを返すのが精一杯だった。 ]
 
(187) 2022/12/18(Sun) 23:12:04

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ そしておやすみと言い置いた足音が聞こえなくなれば、
 くぐもった嗚咽がひとつ。 ]


 
………っく うっ… ーーーっ



[ 彼の全てを愛してる。
 たとえ明日死んだって構わないほどに。

 でも彼は共に在ることを望んでくれたから、
 私は健やかなる時も病める時もそれに応えたい。

 いつか、私が貰ったほんの一欠片でも、
 彼が好きになれる世界をあげたい。
 この世界で明日を生きることを、未来を望みたい。 * ]
 
(188) 2022/12/18(Sun) 23:12:12
Y『恋人』 クリスタベルは、メモを貼った。
(a41) 2022/12/18(Sun) 23:14:03

[『塔』は感情を抑えてしまうところがあった。
 
 あの人の心の中には、
 生まれてくる歓喜も、悲哀も、憤怒も、慈愛も、
 あるというのに、うまく表現できないようだった。

 恥ずべきことではないのに、
 それを厭うかのように表に出さないことが気になって、
 気づけば、特別『塔』を気にかけることが増えていた。

 時間は無限にあった。
 あるように思えていた。

 神が造られた箱庭の中は、永遠だと思っていた。

 焦らず、ゆっくりと。
 いつか『塔』本人から語られるといいと思っていた。
 
 溢れそうになるまで抱え込んでいた感情を、
 君の口から打ち明けられた時は
 そっとあなたの身体を抱き寄せた。]


  『よく言えたね』
  『忘れないで、その気持ち』
  『それはあなたにとって、大事なものだから』


[言い聞かせるようにゆっくりと、あなたに伝えた。]

[『心』は人を成長させる。
 『心』は『身体』に影響を及ぼす。

 動物になくて、人間にだけあるもの。
 それは、人を大きく進化させるためのものだった。

 『感情』を持つことを誇らしく思って欲しい。

 困難に打ち勝つためには『強い心』が必要だ。
 自分に素直に、正直に。

 『太陽』は常にそれを見届ける。

 そうでなければ、
 陰りが見えて『太陽』が隠れてしまうから。]

[あなたの思いを共に抱えたまま、
 私はあなたを置いて先に逝った。

 ああ、でも。どうか。
 あなたのせいだとは責めないで欲しい。

 人はいつか儚く散っていくものだから。

 いつかは誰にしも訪れる時が、
 少し早かっただけ。

 あなたの思いを共有できなくなってしまったけれど、
 寂しい思いをしていないだろうか。

 仲の良いあの子と、ちゃんと話せているだろか。

 後悔があるとしたなら、
 そんなあなたを最期まで見届けられなかったこと。]

Y『恋人』 クリスタベルは、メモを貼った。
(a43) 2022/12/18(Sun) 23:26:06

[『正義』が『運命の輪』を見つけた時、
 何もかもが手遅れになっていた。

 崩れ始めた箱庭で、
 『運命の輪』は『正義』にとっての希望に等しく、
 『運命の輪』さえいてくれれば、
 何かが好転していくのではないかと、
 そんな淡い期待を抱いていた。

 それなのに。]


      ……………?


[その光景を、呆然と、ただ呆然と、
 『正義』は眺めて、
 それからゆっくりと、歩み寄る。

 あと一歩のところまで近づいて、立ち止まった。]

 

     ……ぅ…そ、だ、


[零したのは、たったの一言。
 その光景を、どうしても、受け入れられない。
 
 『運命の輪』
の声が、聞こえない。

   君は僕のことを、呼んだろうか。

   それなのに、僕は間に合わなかったんだろうか。

 『正義』は『運命の輪』の身体を抱き上げて、抱きしめた。
 腕の中に収まった身体は、どこまでも冷たい。]


     間に合わなくて……ごめん。
     君の傍に、居られなくて……


[ほたほたと、雫が『運命の輪』の身体を濡らす。
 けれど、そんなもので、
 既に熱を喪った身体が温もりを取り戻すことはない。]

[『正義』にとっては幸いな
不幸な
ことに、
 『運命の輪』を殺した・・・犯人はすぐに知れたし、
 その犯人
『節制』
が既に自らの手で
 亡き者であることも、見て取れてしまった。

 『正義』は幸いにして
不幸にも
復讐に狂うこともなかった
怨嗟の向けどころを見失うことになる
が、
 それは
 『正義』の公正性
正気
が失われるまでを先伸ばしたに過ぎず、
 結局のところ、この事件を機に、
 『正義』の悪夢は加速していくことになった。

 『正義』はこの悪夢を打ち消すために、
 “ よく眠れるお茶 ” を誰かから貰っていた……
 という記述も一部の文献に残されているが、
 それについては定かではない。*]



ここ箱庭には"神"がいたから
生きていれば希望はあると思った
大切なものが残っていたなら、希望はあると思っていた

箱庭が混乱と争いに包まれ始めても尚
最悪、殆どの者が亡き者となろうとも
『塔』が残ってくれていればそれで良いと思っていた
おそらく器用な生き物ではない僕の、唯一の親友

こんな状況では
他の者の事は、1人を除き意識の外だった
 
 



………『女帝』
意識の外と出来なかった、ただ1人

ずっと『女帝』だけは気に入らなかった
何が気に入らないか、明確なものは分からない

けれど
彼女の言動、所作、考え方
耳目に触れるそれらの何を見ても気に入らなかった

きっと、『女帝』の在り方そのものが
僕にとっては気に入らないものだったのだ
 
 



箱庭の混乱の最中
『力』の死を悲しむ『女帝』を見つけた時も
僕の心持ちは、始めこそ普段と変わらず

『力』は『正義』と相打ち
『女帝』が溢したか、風の噂で聞いたか
どちらにせよ関心はなく覚えていないが
考えた末の彼らの決断だったのだろうと思えば
他に感じるものは特になく

しかし目の前の『女帝』は、はたしてどうだろうか
『力』と仲が良かったらしいのは知っている
では、悲しむほど大事な存在だったなら
失くさぬ為に君は何か行動したのだろうか?
既に失くした今、君は悲しむしか出来ないのだろうか?
 
 



実際の『女帝』の心境事情なぞ、僕は知りもしない
『女帝』が今何を思っているのかなぞ分かりもしない
僕が知らなかっただけで
彼女なりに行動したのに失う結果となったのかもしれない

しかし、僕から見える目の前の彼女は
まるで依存の様子しか見えず
将来よりも、己の悲しみしか見えていないと感じたのだ

………気に入らない、本当に君は気に入らない
 
 



そんなに悲しいなら
君も『力』の元へ逝ったらどうだ

 
 



 ……………一瞬の意識剥離の後



        
『女帝』は、地に伏せていた

 
 



彼女とその周辺は濡れ
水瓶らしき破片が散乱し
頭部周辺の水は段々と
に染まり
僕の手には……砕けた水瓶の取手があった

覚えはない、だがどう見たって
僕が、『女帝』を殺した
それ以外に考えようもない状況だった
 
 



そこまでするつもりなんてなかった
感情が振り切れて招いてしまった結果なのだと…思う

だが、こうなった後悔も正直なかった

僕の願う希望に、彼女は必要ではない
それに、混乱広がるこんな状況だ
ああなってしまうようでは
生き続けるより良かったのではないか

……そう、思う事にして
地に伏せる『女帝』を残し、立ち去った
 
 



後悔は、本当にないけど
『塔』がこれを知ったらどう思うか
色々と考え始めてしまいそうで
その場から早々に離れたかった

そうして僕は
犯した罪と『女帝』に向き合わなかった

 
 



  
"『塔』に不穏分子の疑いあり"


そんな話が聞こえ始めたのは
きっと、『女帝』亡き後の事だった

何故そんな話が広まっているのか
それがまるで分からなかった
だが、僕は彼の無実を訴え続けた

『塔』という人となりはよく知っている
何故抵抗もせず疑いを向けられるがままなのか
自分はやっていない、とすら言いもしないのか
真に深い理由までは悟れずでも
何かしらを想っての事かと予想は出来た
だから僕は、彼が無実だと信じ続けた

僕には『塔』だけが友で、希望だったから
 
 



何を持って不穏分子とされているか分からないが
相打ちをした者がいて、人を殺めた者もいる
そんな箱庭の状況下なのだから
不穏分子なぞそこら中にいるじゃないか

『塔』がそのような行いをしたのか?
いいや、彼に限ってそんな事はないはず

疑いに対し、僕に出来うる限りの訴えを
訴える以外の手段がなかったから


いよいよ処刑が決定してしまっても
僕は彼の無実を訴え続けるつもりでいた
なんなら、『女帝』殺しを告白してでも
それで僕が処刑の対象と成り代わったとしても
『塔』は罪はないのだと主張を続けるつもりだった
神だって、彼の無実を判っているはずなのに
この事態を終息させに現れてくれないから

だからそうするつもり、だったのに
 
 


 
わたしの"望んだ結末"を否定しないで


『塔』から告げられた言葉を聞いて
僕は頭が真っ白になってしまった

望んだ?本当に?
僕がずっと君の無実を訴え続けるから
僕がそれで疲弊してるとでも考えて
もういいと止めてくれようとしているだけだろう?
そうなんだろう?そうだと言ってくれよ

言いたい事は沢山あった
だって彼は、彼しか僕にはいないんだ
他に希望なんてなかったんだ
だからその言葉が真実だと思いたくなかった、でも
"これでやっとらくになれる"

その言葉だけは、やけに本音めいて聞こえて
……僕から反抗を考える心を削ぐには充分すぎた
その意志を無碍にするまでの勇気は、なかったんだ
 
 



『それが君の意志ならば
僕も、抗うのはやめよう

だが僕は、君の無実を信じ続けよう
生まれ変わる未来があるとするならば
僕は君を探し、また友になろう

だからその時まで
希望ある未来が来るまで
祝福はお預けとさせてほしい
………ごめんよ』



『塔』の死を祝福と思うのは
希望の喪失を祝うなど、とても出来そうになくて
これが彼への敬意と、僕なりの精一杯の妥協
 
 



『塔』の処刑執行

最早それを止める事は心持ちの面で叶わず
これは罪に向き合わなかった僕への
なのだと
『塔』の最期は見届けるべく、その場には立ち会った
 
 



  
『生きて共にいてくれたら
 それだけで、僕は良かったのに』

 
 



呟き漏れた僕の唯一の願いは
きっと、誰にも聞かれる事もない

彼を救ってはくれなかった箱庭の世界と、その神
そして、この結末を変えられなかった己自身

『塔』の命が絶たれると同時に
僕はただ、それらに失望し
希望なき崩壊していく箱庭なぞに執着もなく

希望ある次なる未来や世界の可能性
次があるなら、その時こそ友を救う意地同然の意志

それらを胸に抱き
その後の記憶は────欠片も、ない*
 
 

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
── 回想:祈祷室 ──


[ しあわせ。
 ああ、それはもちろん。 >>2:329
 でもそれは彼がいる今であって、わたしたちではない。
 微妙な違和感を覚え、答えに口籠る。

 “わたしたち”の話は、
 差し出された飲み物ほど口当たりの良いものではない ]
 
(274) 2022/12/19(Mon) 4:35:19

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ 荒れていた話、>>2:330は誰から耳にしたやら。
 風の噂と曖昧に答えれば納得しただろうか。 ]


  ふぅん、言いくるめ。
  じゃああまり聞きたくはないかなあ。
  やっぱりあれは少し好きじゃないや。


[ 子供みたいな無邪気さと無遠慮さでそう締め括った。
 或いは本当の懺悔を、といつか考えたかも知れないが
 それは全て終わってしまった話。

 救われなかったかと言えばそうかも知れない。>>2:333
 彼自身の内心の偽物扱い>>2:329がなければ、
 また違った話になっていただろうか。 ]
 
(275) 2022/12/19(Mon) 4:36:32

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ 最後にゼロの忘れ物、
 と差し出されたものを受け取る。>>2:331>>70

 多分本来の意味での忘れ物じゃないんだろうなあ、
 という勘は多分間違いではないだろう。
 何を思って置き去られたを考えるのは、少し楽しいもの
 かもしれない。
 そして珍しくも“忘れ物を届けるお使い”を頼まれた自分に
 どんな顔をするのかも興味があった。 ]


  本、と小物……? >>71
  なんだろうね。まあ、渡せばわかるか。


[ 確かに預かったよ、と笑った。
 そしてそれ以降、一人でここを訪うことはなかった。 * ]
 
(276) 2022/12/19(Mon) 4:36:55

【人】 Y『恋人』 クリスタベル


── 回想:識る者 ──



[ 呼びかけに刹那顔を強張らせ、>>2:371
 一呼吸の後に作り物めいた笑顔で答えただろうか。 ]


  やあ、どうも、『魔術師』?
  わたしたちは クリスタベル だよ。
  人の名前を呼び間違うのは失礼なことだって知ってた?


[ 何を、どこまで知っているか。 >>0:491
 疑惑を深めたのがこの瞬間だった。 ]
 
(277) 2022/12/19(Mon) 4:37:57

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 

  ……二度と間違わないでくれると嬉しいなあ。
  話はそれからだよ。またね?


[ 好青年の顔を取り繕い、以降の一切を遮断した。
 彼だって笑顔だった。
 邪気のない、裏も表もない笑顔。
 ……余計腹の底が知れず、ただ不快感に襲われる。
 
 ひとりの時にのみ、明確な意思で以って>>2:374
 「ベルちゃん」と呼び、
 腹の底で わたしたち を可哀想な女の子と、
 嘲笑うか安い同情をしていないとどうして言える?

 間違ってる? 
間違ってるに決まってる何も間違ってなどいない
 ]
 
(278) 2022/12/19(Mon) 4:39:29

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ 邂逅からこんな調子だから、有り得ない>>0:494のだ。
 理解に至る前に歪み合う言葉しか吐けなくなる。

 だから存在の一切を遮断し、見ないことにして>>0:495
 彼の取り計らいもあり、>>0:520 
 洋館の不和として、決して注目されるものではなかった、
 ……と、思っている。


 知らないから嫌い。知りたくもない。
 それでいいと思っていた。けれど。 ]
 
(279) 2022/12/19(Mon) 4:39:59
 
[ 『恋人』は『魔術師』が気に入りませんでした。

 わたしたちの外に未完成な世界があるなら、
 それはそれで構いません。

 けれど「わたしたち」の完璧を否定するように見る。
 そんな智慧者の目が嫌いでした。 ]
 

 
[ それは小さな切欠。

 嫌いでも、「わたしたち」さえ完璧であればそれでいい。

 あの日箱庭完璧さえ崩れ始めなければ、
 きっと“それだけ”の取るに足りない存在でした。 ]
 

 
 

      「わたしたち」を否定するな、『魔術師』
 
 
 

 

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ けれど。>>279

 ──魂の叫びよりも、否定される恐怖よりも、
 大切なものを大切にしたいが為に一歩を踏み出そうと。

 皮肉にも「わたしたち」の欺瞞に気付いた頃の話。 * ]
 
(280) 2022/12/19(Mon) 4:43:54

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
── 回想:続・人生相談 ──


[ 会う度に力が抜ける人だ。
 こちらが肩肘張るのが馬鹿らしくなるような。
 それが魅力のひとつ、なのだろうか。
 是非とも専門家に聞いてみたいところであった。 ]


  いや、やってないなら断って貰って……
  ……うーん……まあ、いいか。


[ 大層戸惑う素振りを見せながらも席を促され、
 それ以上深く考えるのをやめた。 ]
 
(281) 2022/12/19(Mon) 4:44:23

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ フォーチュンフォルスなるものをすすめられたが、
 珈琲とおみくじクッキーのセットのよう。
 ありがた〜いだとかあたたか〜いだとかやわらか〜い
 御言葉をいただけるのか、さて。
 
 餅は餅屋で餅屋の軒が南西にあるのなら、
 そちらをすすめるのは当然と言えようが、
 残念ながら用があるのは貴方です。腹を括ってどうぞ。

 
 ……とそんな開幕であったが、最初の相談を切り出せば
 想定通り真面目な答えを返してくれた。 ]
 
(282) 2022/12/19(Mon) 4:44:48

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ 成程、つまり内心がどうであれ笑顔を作る人か。
 自己犠牲と言い換えてもいい。
 負の感情を見ないようにしているのは誰の為か。
 せめて自分の為であれば周囲は救われるだろうか。


 それが誰かを救うこともあるのだろう。
 いつも変わらぬ笑顔に勇気づけられるというのは、
 ……まあ、特定個人に限り同意しなくもない。


 近くて遠いから、それは覚えのある感覚だ。
 誰より近くの誰より慕わしい存在を眼裏に描いた。


 結局「何を考えてるのかわからない」
 については補強を受ける結果となったが、
 彼が自慢の親友と言うのなら、
 少なくとも一般的には悪い人物ではないのだろう ]
 
(283) 2022/12/19(Mon) 4:46:14

【人】 Y『恋人』 クリスタベル


[ じゃあ何を思って二人の時にだけ「ベルちゃん」と
 呼んでいたのか。
 その理由にはどうあっても行き当たらない。
 いっそ子供のように「だってそうなんでしょう?」
 なんて無邪気さか。……そうなのだから始末に悪い。 ]
 
(284) 2022/12/19(Mon) 4:46:32

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ 兎にも角にも、合う合わないは別問題ではあるか。
 さておき『魔術師』が私の過去について吹聴する
 人物でないことだけわかれば、まあ。とりあえず。 

 フリートークはリップサービスかな?
 と思ったがそうではないようで。
 小凶なりの御言葉を賜るのかと思えば、
 随分と、こう。 ]
 
  
  …………


[
 産み落とされた失敗作

  不意に息が止まるが、きっと気付かないほどの刹那 ]


  んん……なんだろう、そんな高尚なことを
  してるつもりはないんだけどなあ。


[ 喉の奥に広がる苦みを、珈琲と一緒に飲み下す。 ]
 
(285) 2022/12/19(Mon) 4:47:27

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ 似てる? 誰と誰が。
 ないないない。反射的に首を振った。
 ……改めて、しっかりと首を振った。 ]


  いや、それは違うよ?
  わたしたちは考えることは嫌い。
  頭が痛くなるし、アリアの頭痛薬なしの生活は
  考えられないくらいに考えるってことが苦手な頭でさ。
  何にも考えないで生きていけるのが何よりだ。

  でもそれだと 
  大事なものを大事に出来なくなるんじゃないかって。
  それだけ。考えるのは嫌い。以上。
 
(286) 2022/12/19(Mon) 4:47:59

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ とはいえ知ることが当初の目的だったので、
 一度お茶をなんて水を向けられればこう、
 挑戦してみようという気も…
 いや多分直接ベルにちゃん付けされて呼ばれたら
 冷静ではいられなさそうなので丁重にお断りして。

 代わりに、匿名の手紙で文通やらを始めてみようか?
 店主お勧めのメルロンセットで……いや、どうかな ]


[ 実現性はさておいて、
 取っ掛かりとしての情報に感謝しながら
 最後の相談を切り出せば、
 聞き届けて頼まれてくれる。>>2:289 >>2:290 ]
 
(287) 2022/12/19(Mon) 4:48:49

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 

  いや、ただの自己満足だよ。
  伝わらないと何の意味もないけど、
  伝える気のないものだから。


[ 微笑みに含まれた意味はわからず、
 ただ「一人になるとは思えない」、に対して ]


  うん、そうだといいな。 


[ 目を伏せて返した。 * ] 
 
(288) 2022/12/19(Mon) 4:49:03
Y『恋人』 クリスタベルは、メモを貼った。
(a65) 2022/12/19(Mon) 4:59:46

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
── 最初の朝 ──



[ 鏡を前に、難しい顔をして黙り込む。
 
 あまりの見慣れなさに脳が理解を拒否している。
 着られている、というのも正しいかも知れない。


 16歳の誕生日には、相変わらず選ぶという意味を
 知らない包装の山の中、男女揃いの衣装があった。
 聞けば母親が仕立てさせたものだというが、
 どれも身体に合わせて作られたらしいそれ。
 
 彼女の目に、ひとりでふたりを嘯く我が子は
 どう映っていたのだろうか。 ]
 
(300) 2022/12/19(Mon) 9:26:49

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ 夜色の美しい生地だったから、渋々クローゼットに 
 眠らせたままだったアフタヌーンドレス。
 3年前からサイズに変わりはないようで、そこは安堵。

 箱庭の恋人は両性具有で、
 ドレスを着た女性らしい姿で描かれることが多い。

 ……今更ながらクリス男性でありベル女性を謳うなら、
 女性の衣装を着たとしても構わなかったのだろう。
 ただ、上辺だけでも男性らしさを損ねることが怖かった。
 
 随分と”わたしたち“であることが下手だったように思う。
 今更詮無い話だけれど。 ]
 
(301) 2022/12/19(Mon) 9:27:11

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ 答えは持った。覚悟も決めた。
 あとは────

 ナハトはここに来てくれた。

 洋館に誘ってくれた時のように、>>0:360
 洋館を出ようと言ってくれた。>>2:392

 なら、今度は私から行かなければ。 ]
 
(302) 2022/12/19(Mon) 9:27:30

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ 窓から臨む朝日は、
 まるで新しい世界が始まるみたいに綺麗だった。

 私はこれを、私のナハトにも見せたい。 ]
 
(303) 2022/12/19(Mon) 9:27:55

【人】 Y『恋人』 クリスタベル


[ 早足で辿り着いたナハトの部屋の前。
 
 ……ノックをして ドアが開かれるなら
 あなたはどんな顔をするんだろう?

 「変だったら笑っていいよ」なんて言って、
 素直に笑われたら拗ねてみようか。 ]
 
(304) 2022/12/19(Mon) 9:28:29

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ ドアが開かないなら、いつかみたいに待ってみようか。
 迷惑かな? だったら少しだけ。

 ……そんなことを考えてから、深呼吸。


 ノックを二回。]
 
(305) 2022/12/19(Mon) 9:28:42

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
 
  おはよう、ナハト。
  
  今日出るなら、私も一緒に行きたいな。
  ナハトがいない明日なんていらないからね。


[ 朝の挨拶の続きのように、
 或いは最初の誘いの答えのように、>>0:523
 >>2:392昨日の答えを返した。 * ]
 
(306) 2022/12/19(Mon) 9:29:07
Y『恋人』 クリスタベルは、メモを貼った。
(a69) 2022/12/19(Mon) 9:32:32

Y『恋人』 クリスタベルは、メモを貼った。
(a71) 2022/12/19(Mon) 12:32:04

Y『恋人』 クリスタベルは、メモを貼った。
(a72) 2022/12/19(Mon) 12:35:24

Y『恋人』 クリスタベルは、メモを貼った。
(a73) 2022/12/19(Mon) 13:02:42



 ( 節制、…… )

  



( なんでアンタの方が泣きそうなの!?
  どう見ても泣きたいのは私でしょうよ!?
  何死にそうな顔してんの!?
  絶対私の方が怖いんですけど!?
  ああ 腹立ってきた
  せめて一発ひっぱたいてやりたい
  ぐぎぎぎぎぎぎ
  ……だめだ、腕あがらないや
  というか体冷たくなってきた
  痛みも感じなく……
  あーあ ……あーあ
  

  ……本当、絶望した顔してんじゃないわよ
  嘲笑ってたら思いっ切り憎んで祟ってやったのに
  
  素直に恨ませなさいよぉ……      )

[……死ぬまでの短い間に、運命の輪は色んなことを考えた。

わざとじゃないんでしょ、しけた面するな、と一喝してやりたかった。けれど、伝えるすべは一切なく。

だから、その最期の心の内は誰に知られることもなく、教典にも残ってはいない。**]

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ そこに居てくれたことにほっとした。
 扉を開けてくれたことが嬉しかった。
 昨日の最後は扉越しだったから、
 顔を見たら泣きそうなくらい胸が苦しかった。
 大きな目を瞬かせる>>344姿が、 
 まるきり猫の仕草で可愛くて愛しくなった。

 …………駄目だな、と思った。

 『恋人』の証持ちのくせに、
 恋で死んでしまいそうな心持ちさえしている。 ]
 
(361) 2022/12/19(Mon) 17:44:13

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ 一度は何もかもと諦めようとして、
 それまでも何度も気持ちを誤魔化そうとしてきて、
 そんな恋心に振り回されて
 ──そして振り回してしまって──今ここに立つ、
 自分の滑稽さに呆れてしまうけれど。

 でも仕方ない、これがベルなんだから ]
 
(362) 2022/12/19(Mon) 17:44:30

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ だというのに、
 完璧わたしたちを愛した彼に
 何年も片想いを誤魔化してきた天邪鬼は、
 そんな心をちらとも覗かせず。
 挨拶みたいに告げた言葉に同意を返してくれたから
 「ありがとう」と目を細めるだけ。

 振られなくてよかった、
 だなんていじらしいことを言うものだから、
 「不安にさせてごめんね?」と
 私だけの可愛い子の夜色をさらりとひと撫で。 ]
 
(363) 2022/12/19(Mon) 17:44:49

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ どさくさに触れたことに満足していると、
 その格好、と指摘されて、
 一大決心を一瞬で忘れてしまっていたことに気付く。

 無言で見られる間が気恥ずかしいやらなにやらで、
 誤魔化すみたいに予定していた言葉>>304
 ポツリと零せば、
 言い淀みながら「似合ってる」>>347、なんて。

 やっぱり駄目かな、アリアお化粧教えてくれるかな?
 他の……勝手に遠ざけていた証持ちの彼女たちに
 お洒落について聞いてみても受け入れてくれるかな?
 なんて、世界が終わるかも知れない時に暢気な悩み ]
 
(364) 2022/12/19(Mon) 17:45:13

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
 
  16歳の最後の誕生日プレゼントなの。
  あなたの色だったからどうしても捨てられなくて。

 
[ つい昨日まで“わたしたち”をやってきていたのに、
 ドレスを持っている自分に言い訳するように
 何となく出所を明かした。

 ……やっぱりもう一回チャンスが欲しい。
 次は悩む余地なく 綺麗 と言って貰いたいなんて
 胸裡でそっと決意を固めて。 ]
 
(365) 2022/12/19(Mon) 17:45:32

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 

[ 案の定、
 神様なんかより真っ先に答えを届けにきたことを、
 容易に看破されて笑ってしまった。

 駆け落ち、だなんて冗談には
 心臓が跳ねて怯んでしまうけれど。 ]


  うん、行く。
   一緒に行こう。


[ そう答え、先に手を差し伸べることは出来ただろうか ]
 
(366) 2022/12/19(Mon) 17:45:48

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ それは昨日の二人の似姿で、>>1:298
 もし私が彼にそうしていて、
 この手を取られなかったらと考えるだけで
 身も世もなく泣き伏してしまいそうだった。
 
 傷付いたとしても、もう許してる。>>136
 そう言ってくれたけど、
 その優しさに甘えるだけの自分でいたくない。
 

 だからこの手を握り返してくれるなら、
 絶対に幸せにしてみせる。

 まだ自分に何が出来るかはわからないけれど、
 心の中で宣誓それをするなら
 神の前はさぞかし御誂え向きだと思った。 * ]
 
(367) 2022/12/19(Mon) 17:46:40
Y『恋人』 クリスタベルは、メモを貼った。
(a78) 2022/12/19(Mon) 17:52:37

Y『恋人』 クリスタベルは、メモを貼った。
(a79) 2022/12/19(Mon) 17:55:33


「貴方は真面目だねぇ、正義。
私は適当だから、足して割れば丁度いいのかな。
なんてね、ははは。

でも、その真っ直ぐさ、結構好き。
いいじゃない、一緒にいればバランス取れてるわ」

[運命の輪は幸運と不運を繰り返す存在です。
そして、それぞれを自分の意思で呼び込むことの出来る「贈り物」も持っていました。

生まれたばかりの頃の運命の輪は、幸運が訪れても、未来に訪れるであろう不幸に怯えていました。素直に幸せが喜べなかったのです。

なぜ幸運だけを与えてくれなかったのか、と運命の輪は神様を恨んだりしました。けれど、不幸の後に幸せが必ずあるとわかっていれば、希望も抱けました。

ある時、戯れに自らの身に運命の輪は不幸を呼び込んでみました。来るなら来い、とあらゆる対策をしておきました。しかし、その不運は対策を超えてやってきました。運命の輪は悔しくなりました。

それと同時……面白くも思いました。次こそはうまく交わしてみせる、と思いました。それは、幸運だけを貰っていたなら味わえない感覚だったことでしょう。]

[やがて、運命の輪は幸運も不運もどちらも楽しむようになりました。何度も繰り返すうち、心構えが出来、慣れてしまったのもあるでしょう。]


「こんなに素敵な力を貰えた私は、神様に一番愛されているに違いないわ」


[運命の輪は、勝ち気で強気で傲慢でクソ強メンタル楽天家でした。
不運でケガをしたとしても、けらけら笑って受け止めるようになりました。

自分に幸運を呼んでは訪れる不運を笑い、不運を呼び込んではその後の幸運に喜び、気に入らない者には少々不運をもたらしたりなど、贈り物の力を自分の為にフル活用して遊んでおりました。

正義に窘められる時があれば、多少自重もしましたが。]

[けれど、そんな運命の輪も、愚者が悪魔に殺された時には、自らの力を使うのは控えていたのです。本当は、皆に幸運を与え、守りたく思いました。しかし、それをすると後でどんな不運がやってくるのか、わかりません。ほんの些細な力がどんな影響を及ぼすか、その時の運命の輪は怖れておりました。

つまり、運命の輪が誤って節制に殺されたのは、本人の力とは関係のない偶然の「不運」だったのです。

普通の人間にとって「失敗作」である証持ちは、教典の中でより愚かに書いた方が教訓になったのでしょう。


もし、運命の輪を愚か者として教典に書いた者本人と出会えたならば、運命の輪は厳重に抗議し、最も強い言葉で断固として非難しつつ、蹴りの一つでも食らわせたことでしょう。]


「 大丈夫、大丈夫。
バランスはいつか取れるよ、不運も幸運も量は同じだもの。

ねえ正義、愚者は欠けてしまったけど。

ちょっとくらいズレていてもいいじゃない、ご愛敬ってやつだよ、私だってついているし……、 」

**

[怒れなかった。
 
苛立ちは人の輪をささくれ立たせるから。


 悲しめなかった。
 
悲しむ人がいないようにと願っていたから。


 だから笑っていた。
 
本当はずっと辛くて苦しかった。
]

『ねえ どうして どうしてなのでしょう』
『どうして何も 変えられなくて』
『ただ不自由なくいることができないのか』

[それが幸せだと思っていたのに。
 漂う昏い空気、減りゆく人数。
 嘆いても声を上げても、崩壊は止められなかった。

 ああ、ねえ、いっそ、もしかして]



[
『愚者』が死んだあの日、僕が『悪魔』を殺していたら
]

 

[それが負の連鎖のはじまりにしかならないことは、わかる。

 けれどもしも、そうもしもの話。
 失うものがそれだけで済んだんじゃないか、間違っていたのは僕なのではないか、そんな疑念が、薄く薄く何枚も何枚も、重なって、重なって、もう、呼吸もできなくなっていて]

[思考が濁る。

 これ以上誰も 失いたくなくて
 誰が死ぬところも見たくなくて
 なのに伸ばした手は届かなくて
 悲鳴も怨嗟も 聞きたくなくて
 眠れない日々に泣きたくなくて
]



全身を苛む無力感

 

『だからね、もう、僕が死ぬしかないんですよ』



[そう言って、首を掻き切った。
 他愛無い、世間話のような時間だった。
 ほんの一瞬。会話の延長線みたいに、隠したナイフが喉元に触れて、真横に引かれた。

 ああ、ねえ、ごめんなさい『死神』。
 誰が死ぬところも見たくない僕が、あなたにこんな瞬間を見せてしまうこと。
 それでも、あなたの隣がよかった。
 あなたに話を聞いてほしかった。
 これは何も変えられなかった僕の、最期のエゴ]

[暑い日の木陰、時折吹く涼やかな風を受けながら飲んだ冷茶とよく冷えた果物。

寒い日の暖炉前、煌々と燃える火に温められながら飲んだ温かいスープと焼きたてのパン。]

あちっ!
「きゃっ、大丈夫?」
ふふ、焼きたてが好きだから焦っちゃった!

[たわいもない会話が楽しくて何を話しても心地よくて
心配事や悲しい話は二人で涙したり、互いの恋の話もした……かもしれません。
いつも何度繰り返してもかけがえのない時間だったのです。

それが、いつのまにか。]

(どうしてこんなことになったの?)

「女教皇様、ご決断を」

「女教皇様、どうかご決断を」

(どうしてわたくしなの?)

[人々が口々に迫ってくる。
わかっている、決断の時をこれ以上遅らせられないと。

嗚呼そんなに責め立てないで。
わかっている、わかっている。
わたくしが隠者の狂いを正せないのならば、
隠者がわたくしの声にも耳を貸してくださらなくなってしまったなら。
わたくしたちは。

わたくしは。]*

 
[ 『死神』は、私に『愛』について尋ねました。]


  『愛』について?
  ふふ……貴方も、そのようなことを
  考えるようになったのですね。
  私も嬉しいです。  


  大丈夫。難しく考えなくても良いのですよ。
  愛とは、誰もが持っている感情です。
  人を、物を、世界を。
  そのもの全てを慈しみ、大切にしたいと思う心。

  たとえば、庭に咲く花をいとしく思えば 
  それは、花を『愛している』のです。
 
  もっと身近な喩えとなりますと
  私は汚れ無く、優しく、美しい心の持ち主である
  貴方のことを『愛しています』。

  人でも、物でも、何でも。
  大切に思えば、そこに愛が宿るのです。』


[ 教皇は、純粋で汚れ無き存在の『死神』を愛していました。
 質問があれば何でも答え、望みは何でも叶えました。]

 

 
 
 
 ── 記録は、ここで一旦途絶えている ──

 
 

 
── 『教皇』の記録(紛失部分抜粋) ──



[ 『教皇』は、仲間達に慈愛を与える中
 時折、思い詰めた表情を見せることがありました。

 しかし、誰かが気にして尋ねたとしても
 「大丈夫です。気にしないで下さい」と
 悩みを明かすことはありませんでした。

 『教皇』は授かった “贈り物” について悩んでいました。
 何故、このように危険な、悪く言えば暴力的なものを
 賜ったのだと、神に直接問うたこともありました。


 神は「清き心を持つ『教皇』だからこそ渡した」と仰いました。
 

 しかし、神では無い教皇は知っていたのです。
  
 
 人間は完璧では無いことを。
 誰もが皆、内に醜い心を秘めていることを。

 教皇自身もまた“悪の性質”を備えていたことを。
]

 

 
[ 『教皇』は、普段の慈愛に満ちた姿が嘘のように、
 時折、苛烈な一面を見せていました。

 元から、敵や悪しき者には
 容赦なく断罪を下す傾向がありましたが
 それとは違う、命の尊重の度合いが変わっていたのです。

 その一面が表立って見え始めたのは
 『悪魔』が『愚者』を殺した時からです。

 それがきっかけで『悪魔』と『吊るされた男』が
 対立し始めました。
 教皇は、吊るされた男のことも可愛がっており
 彼が自ら命を絶ったと聞けば周囲は
「教皇は悪魔を酷く問い詰めるのではないか」と思われ

 実際、この時は悲しみに暮れる『死神』の分も含め
 『悪魔』と対立していました。]

 

 
[『死神』は教皇の近くに居ることが多かったので
 事細かな変化に早く気付いたのかもしれません。

 箱庭内の争いが過熱する中、既に幾つもの血が流れ
 生命が消えてしまいました。
 教皇の様子は、表向きは普段と変わらないままですが
 実際は、目に見えて変わり始めていたのです。

 混沌が加速し、既に大半の命が消えた頃
 『死神』は、教皇と言い争うことが多くなり
 教皇もまた、避けるどころか
 対立を隠さないようになりました。]

 

 
[『教皇』と『月』は、親友同士だったとされ
 教皇が、月の世話をする関係だったようです。

 ある時、『教皇』が『月』と語り合っていた時。
 思い詰めたような顔で、何かを決意したように話しました。]  


  あなたはもう、立派に成長しました。
  その立派なあなたに、折り入ってお願いがあります。


  ……もし、この先
  私が道を違えてしまった時は。


  
……私を、どうか。



  ……いいえ、何でもありません。


[ 何かを取り出そうとした仕草を見せましたが
 結局、それが出てくることはありませんでした。]

 

 
[ 混乱が加速する中、友である『月』が
 殺害されたと耳に入りました。
 恐らく、この時が最後の分岐点でした。

 
友を失った『教皇』は、引き返せない道へと進みました。

 

 
 何もかも既に破綻していました。
 外面では通常通りに見せかけていましたが
 それすら面倒になってきたのです。
 全てが馬鹿らしく思えて仕方がなかったのです。
]



   「ここまで来れば、全てを終わらせる方が
   早いでしょう。」



  
 
[ 一秒でも早く、事態を収束させるため。
  声を届けるより、制裁を下す方が早い。
  苦しむ時を減らすことも、また温情ですから。]



[ 既に建前すらなっていない
 混沌への火種を撒き散らします。

 争いを加速させ、“均す”為の下準備を。]

 

 
[ そして、終結の為に混乱を加速させる方に舵を取りました。
 かつては敵対していた悪魔と、手を組むようになりました。
 既に気が触れていた隠者から、毒を拝借しました。


    を       を   ました。
 
        を      ました。
]




[ そして、多くの死を見届けてきた
 『死神』と対峙の時が訪れました。*]

 

[『正義』にとって、
 『幸福』と『不幸』は常に等価であるべきものだった。
 その概念を覆したのは、『運命の輪』の存在だった。

 『運命の輪』の掌の上では、
 『幸運』と『不運』が交互に・・・訪れる。

 そう、等価でない瞬間があっても良いのだ。
 後で、必ず帳尻が合うから。

 『正義』の手の中では、常に均衡を保たれる必要があった
 『正』と『負』。
 『正義』は『運命の輪』の在り方に、
 救われた。]

 

    僕が真面目だって言うならば、
    君はおおらかって言うんじゃないかな。

    僕が裁き手ならば、君は救いの手だ。

 

[『運命の輪』の言う通り、
 二人は共に在ってバランスの取れる存在だった。

 『正義』に与えられた贈り物は、
 必要な時に情を殺して裁定を行える、
 『運命の輪』と比べれば随分とつまらない
 能力だった。

 情というものは判断を大きく鈍らせるもので、
 『正義』に与えられた役目を考えれば、
 確かに必要なものではあったのだが。]

[『神様に一番愛されている』と
 臆面もなく言ってのけられる『運命の輪』を、
 『正義』は愛していた。

 それは間違っても
 欲の伴うような種類の愛ではなかったけれど、
 実は案外
 女々しいところのある『正義』からしてみれば、
 愛さずにはいられない存在だったのだ。]

 

    ……ねぇ、『運命の輪』。
    全然、大丈夫じゃなかったよ。

    いや、違うか。

    君が居てくれたら、君さえ居てくれたら。
    僕もきっと、大丈夫だったんだ。

    君が居ないなら、居なくなってしまったから。
    僕は、もう—————、

 

 


     
『正義』
のままで、いられない。*

 

[ 隠者との別離が決まり、女教皇の決断が情に流される前にと決行された後に、わたくしはひどい不安と後悔に襲われました。

まだ諦めるには早かったのではないか。

いや、隠者はわたくしの言葉も聞き入れられなくなっていたから決断の有無に関わらずわたくしたちはもう"おわり"だったのだ。

"おわりにしたのは、誰?"

胸をかきむしりたくなるほどの悪寒に震えながら頭に思い浮かんだのは、魔術師。]

(いつものように楽しく話せたら)

[思いながらもわかっておりました。

楽しく話せる権利などわたくしにはもうないことを。]


[隠者を失ったわたくしは己の後悔に苛まれて最悪の思考になってしまったのです。

わたくしが思いを寄せ、わたくしに思いを寄せてくれた方の思いを無碍にしてしまい距離を置かなければと思いました。

わたくしだけが幸せになるわけにはいかないなどと、独りよがりで身勝手なことを。]

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ 『洋館を出るなら』などと言ったものの、
 ドレスなど纏っている時点でお察しであるが、
 この元・深窓の令嬢に旅支度の想定などまるでない。

 早速旅立ちの何もかもを頼ることになりそうなのは
 自明の理であった。>>407

 またこれも余談ではあるが、
 誕生日付近の帰省に夜を連れて行きたいと申し出て、
 両親にやんわりと断られる、を毎回やっている。

 邸宅に不法侵入した窃盗と拐かし疑惑のある人間を、
 しかしながら娘がとても大切なものと扱う姿に、
 彼らとて思うところがあったのは想像に難くない。

 完璧を求める人形のようだったものが、
 まるで人間らしさを得たような姿に、
 自分たちが間違っていたのではないだろうかと。 * ]
 
(447) 2022/12/19(Mon) 23:35:46

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ すいと伸ばされた手指が頬を滑る。 >>409

 夜色と同じくらい綺麗な、猫みたいな瞳が細められ。
 
 ………まるで内心の決意を察されたように
 「綺麗」と欲しかった言葉を先回りされ。 >>410
 

 攫って行ける? って?


 混乱を余所に続く言葉もとても嬉しいものの筈なのに、
 勿体無いくらいにそれ以前の情報を処理するのに必死で
 上手く咀嚼できない。 ]
 
(450) 2022/12/19(Mon) 23:36:09

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ ナハトが触れてくれた。
 忠実と誠意で線を引いて、壊れ物を扱うみたいに情愛を
 注いでくれて、触れられることなど終ぞなかったのに。

 見下ろす目が、いつもみたいに安心してもっと見ていて
 欲しい温かさじゃなくて、嬉しくて恥ずかしくて隠れて
 しまいたくなるようで、勝手に熱を感じて頭が茹る。

 なんだろう、なにか違う。
 違う気がするのにわからない。
 立っているのも覚束なくて、いつもの困った時みたいに
 縋りたい気もするけど、悪化する未来しか見えなくて。

 すぅ、はぁ、と何度も深呼吸。平常心、平常心… ]
 
(452) 2022/12/19(Mon) 23:36:30

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 

[ そうして差し伸べた手に体温が重なる。
 嬉しかった。

 …………と思ったら、
  握った手を引き、その甲に、唇 が   ]

 
(453) 2022/12/19(Mon) 23:36:57

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
 
  ────っ!!??


[ 絵本で見た王子様みたいな所作で目が離せなかった。
 なのになんでこんなに嬉しいのに逃げ出したいの。 

 あまりに流麗だったから慣れてるのかなとか、
 手の甲の口付けは敬愛や尊敬だったっけとか、
 どうしてそんなに落ち着いてるのとか、色々。
 
 考えたり言いたかったりしたけれど、結局ひとつも
 形にならなくて、曖昧な言葉未満を漏らすだけで
 手を引かれるままに歩き出す。

 ドレス姿を誰かに見られるよりよっぽど消えたくなる。
 …………だけど嫌じゃない。そんなのは当たり前で。
 
 こんなに混乱させておきながら至って涼やかな横顔を
 恨めしく見つめ……結局爪先に視線を落としただけ。 ]
  
(454) 2022/12/19(Mon) 23:37:17

【人】 Y『恋人』 クリスタベル


[ 当て所ない筈なのに的確な足取りは、
 毎度飽きもせず通っていたガゼボに向いているようで。
 
 辿り着けばまるで待ち合わせみたいに佇む姿。
 大事な場所に貴方なんか居ないで欲しい。
 と思うけれど何を言ったとて聞きやしないんだから、
 腹を立てるだけ無駄なのだろう。

 彼の答え>>413に続いて、
 握られた手の感触を、ここにいることを確認するように
 力を込めて、ゆるり口を開いた。 ]
 
(455) 2022/12/19(Mon) 23:37:28

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

  
 
  私も箱庭には行かないし、
  貴方の独り善がりのためにナハトはあげない。
  
  …………不完全に作っておいて、
   それでも愛してるんでしょう。
   だから我儘を聞いて。

  頼んだら世界を壊すのを止めてくれるんでしょう?
  私は私の大好きな人とこの世界の明日を生きたい。
  ナハトが私にそうしてくれたように、
  いつか好きになれるかもしれない世界を見せたい。

   ……だから、お願い。お願いです。どうか……


[ 振り絞るように答え、懇願した。 * ]
 
(456) 2022/12/19(Mon) 23:37:44
Y『恋人』 クリスタベルは、メモを貼った。
(a94) 2022/12/19(Mon) 23:41:29

Y『恋人』 クリスタベルは、メモを貼った。
(a95) 2022/12/19(Mon) 23:42:09

 

  わたしの『神』はずっとまえから
  あの御方ではなくなっていた。

  その心緒こそを『不穏分子』とよぶのなら
  いいわけのことばなどありはしなかった。

  こころにうそはつけなかった。
 

Y『恋人』 クリスタベルは、メモを貼った。
(a96) 2022/12/19(Mon) 23:49:44

 




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