高校生 七嵐 春生は、メモを貼った。 (a23) 2020/05/16(Sat) 5:16:24 |
【人】 高校生 七嵐 春生[室内で座っていてはなんとなく気持ちが淀んでしまう…そんなときに風を感じられるのが屋上だ 冬にはやはり寒いのは否めないが、それでも昼の日差しはぽかぽかと暖かい 遠く広がる青い空も、爽やかな気持ちにさせてくれる 時間が出来ると、春生はこの棟の屋上へ来ることが多かった …え?馬鹿は高いところへ上る、って? 聞こえんなあ…! 大体、屋上はあのいえやすも昼寝をしているというスポットである 文化祭中、そんな目撃情報が飛んでいた もっとも、そのときいえやすを捕まえられたものはいなかったのだが ](いえやす、ふかふかでぬくぬくだったなー! 日光を浴びたいえやす、暖かそうだぜ〜〜〜!) [そのままでもぬくぬくであるのに、天日干しいえやすは太陽の匂いがしそう… 肌寒さの中そんなことを考えながら、春生は昼休みの残り時間、ぼんやりと青い空を見ていた まさか自分を訪ねている後輩がいる>>133とは、知らずに] (294) 2020/05/17(Sun) 11:12:26 |
【人】 高校生 七嵐 春生―― 『3-L』教室 ―― [訪ねてきた後輩と目が合った春生のクラスメイトは、些か不思議そうな顔をしていただろう それは、三年の教室に一年が訪ねてきた、ということや、 あるいは、その後輩が見覚えのない顔であり、当の春生からも、訪ねてくるような後輩がいると聞いた覚えがなかったからであろう] 「春生? えーっと…」 [入り口の後輩から教室内に視線を映したクラスメイトは、ゆるりと教室内を見回して 周りでたむろしていた友人たちも数人それに倣う] 「…居ないな」「屋上だろうなー」「な」 [口々にそう話せば、後輩へもきちんと分かるように説明してくれただろう 教室にいない休み時間、春生は大体屋上にいる。昼休みならなおさら、と] 「高いとこ好きらしいからなあ、ななちゃん」 「上りすぎて自分でも馬鹿の自覚ありそうだもんな」 「別に馬鹿にするつもりはねえんだけどな〜」 「今は寒いからちょっとなー…」 [好き勝手な言葉が交錯していく 教室から出る春生を見かけ、どこへ行くのかと問いかければ、大抵が「屋上」と返ってくる そんな素直さで、クラスメイトの多くが、春生の居場所を知っているのだ] (295) 2020/05/17(Sun) 11:14:21 |
【人】 高校生 七嵐 春生[ちなみに学園の屋上は立入禁止ではない 安全のために鍵は掛かっているが、鍵を借りればOKであるし、 …そもそも、本物の鍵を使わずに屋上の扉が開けられる、そんな方法が多数に知れ渡っている 何かと自由なのだ、この学園は 校舎内のどこかに雀荘があるとかなんとかいう噂もある ]「行くなら気をつけてなー」 [それを聞いた後輩の反応はどうだっただろう 恐らく、待っていても春生は時間ギリギリにしか帰ってこない 後輩が教室に帰るにせよ、屋上へ向かうにせよ、優しく見送ってくれるはず 事づてぐらいは引き受けただろうけど*] (296) 2020/05/17(Sun) 11:17:27 |
(a51) 2020/05/17(Sun) 11:23:30 |
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