04:35:58

人狼物語 三日月国


188 【身内P村】箱庭世界とリバースデイ【R18RP村】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:





  なぜあなたがいて
  だれもすくえないのですか?

  すくうきもちは ほんとうにありましたか?


 [ 死神は叫びました。
   穏やかで、平穏な箱庭。

   教皇の存在は、死神にとって
   

   意味のない、自分とは違って



   まるで箱庭そのもののようだと、感じていました。
   
   慈愛の聖者。
   死神は、信じていました。

   あなたを ]

 

]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。
(a14) 2022/12/14(Wed) 6:15:43

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

── 回想:売店クソ野郎 ──


[その日も街でのんびり"遊ぼう"と
 出かけていく。

 これは遊びだ。

 盗ったものは基本的に全部返却しているため、
 自分に必要だろうが必要なかろうが
 すべてがターゲットになる。

 閉店時間までにこっそりと返す技術、
 そろそろ板についてきたんじゃないかな?

 騒ぎになると大変だろうから。
 別に俺は幾ら騒ぎになっても気にしない。
 『証持ち』の評判は、
 悪くなるってレベルじゃなくなるだろうけど。]
 
(133) 2022/12/14(Wed) 17:23:06

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[『悪魔』は街に行く時に証を隠していない。
 だいたい注視するか視線を逸らして舌打ちをするか。

 どこで遊ぶかの基準は主に店の状況だ。
 "やりやすそうな店"というよりは……
 "物盗りをナメている店"である。
 俺がやらなくてもやられてそうな。
 だから何度か同じ店になったりもした。

 今日選んだ店も前に来た事があった。
 別に必要に感じない小さな雑貨だ。
 洋館の誰かは好きかもしれないが。

 自分のあとに誰かが入ってきたのは気付いていたが
 気にしすぎては本末転倒だ。

 しばらく眺めていた手に取った雑貨。
 元に戻すふりをしてフッと袖の奥へと滑り込ませようとし、

 ……止められる。
 そちらを向くとへらりと笑う男の顔>>0:575。]
 
(134) 2022/12/14(Wed) 17:23:20

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 ………


[思わずその顔を凝視して、
 その言葉を聞いて思わずいやそ〜な顔をして>>0:576
 クソデカため息を吐き、
 袖へと入れられず握りしめたままだったその雑貨を元の場所へと置いた後、掴まれたままだった手をぺっと払った。]

 これも気に入ってたんだけどな?
 それに他の店の方がよさそうなんて
 店の中で言うなよ。

 店主に聞こえてたらどうするんだ。

[嫌そうな顔の理由を適当につけて、
 店主の方をチラ見、軽く頭を下げ、少し考えて。

 先ほど置いた雑貨を手に取ると会計をした。
 そうして外に出て、『力』の方を見る。

 歩き出して、肩を組まれた。
 『力』のポケットに今買った全然要らない雑貨を押し込む。(確定)
 ぶっっっさいくな犬の木製クリップだ。]
(135) 2022/12/14(Wed) 17:23:46

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 で、どこに向かってんだ。

[状況が状況なので、
 いつもよりちょっと愛想が悪い。
 外面職人は職人なので相手を選ぶのだ。

 選ぶのだが。]


 はは。黒猫じゃないから却下だ。
 それなら蝶の栞の方が好きだよ。

 良いんじゃないか?
 近くにある春色の花のブローチもよさそうだけど。

 その辺はお前次第だろ。


[まあまあとかなんとか言われて結局はなし崩し。
 乗せられてしまった感はある。

 射的の銃を押し付けられてなんでこんな事を?と思いもしたが、正直射的が嫌いな男なんていないだろう。自信の有無は置いといて、あれば心が疼くものである。
 奢りのようだし付き合う事にする。
 因みに蝶の栞は五発中発目で成功している。フン。]
(136) 2022/12/14(Wed) 17:24:12

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

[そこで終わりと思っていたのにデートはまだ続くらしい。
 そろそろ帰ってクリスタベルの顔が見たい。

 でもインクを盾に取られると仕方がない。
 軽く視線をやって、は〜、しかたない。と声に出した。

 じゃあデートらしくカフェにでも行くか?
 長居する気のない珈琲一杯だけの注文で。


 そうして訊ねられた問いが
 今回のデートの本題であるのだろう。
 ふ、と口元に笑みが浮かぶ。]


 デートの予行練習を俺でするなよ。
 全然楽しくないな。

[そう笑った顔は、
 とてもとても"楽し気"だった。]
(137) 2022/12/14(Wed) 17:24:38

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 お前こそ。
 …… たのしい?

[そうして聞き返す。
 彼にもまた、主語のない問いを。

 正直この問いに何の話題が返っても問題はない。
 ないけれど。
 そのへらりとした笑みに、
 ずっと訊ねたかった事でもあった。*]
(138) 2022/12/14(Wed) 17:24:56

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

── 回想:売店にて ──


[売り上げ等どう考えても赤字だろうから
 この売店は道楽だと気付いている>>0:580

 けれど潰れてもらっては困るし、
 単純に商品が魅力的だ。

 デートを思い出す問い>>0:581に笑って、]


 楽しくないような玩具を
 『力』が売ってるわけないだろ?

[そう返しておいた。
 恐らく何に使っているかの想定はつけられてそうだ。
 以前に窃盗技術も見られているし。

 ……あれは昔齧った大道芸、手品の応用だ。
 盗みにもイカサマにも相性が良く、それに気づいた時から鍛え続けた自分がもつ唯一の"専門技術"だ。
 クリスタベルにすらそれがあると明言はしていない武器である。


 そこを踏まえたら使用方法はまあまあ限られてくるだろう。
 それでも商品を売ってくれる辺り『力』のスタンスは測りかねているけれど、売ってもらえる事に文句はなかった。
 『力』は侮れないと思っているし。]
(139) 2022/12/14(Wed) 17:55:12

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 そっちは楽しそうで何より。

[商売をする彼にそう笑った。]
(140) 2022/12/14(Wed) 17:56:05

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[『力』は侮れない。
 それ故に窃盗のターゲットには成り得なかった。
 店主から善人オーラが出ていないのもまああるが。

 それに無断で商品をもっていっても、
 何となく後で取り立てに来そうだなという気もしている。
 そんな事をするのは俺くらいだろうし。(自覚)

 だからせめて花畑での昼寝の邪魔をする>>0:582
 気持ちよさそうに眠っている時間をもっと邪魔してやりたい気持ちもあるが、まあそこまで時間を割く義理もないな、と思う。*]
 
(141) 2022/12/14(Wed) 17:56:30
]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。
(a21) 2022/12/14(Wed) 18:02:25

あの子
『運命の輪』
が、幸運と不運を繰り返す存在なら、

 
『正義』
は、幸福と不幸を裏表にさせる存在だった。

 それら
幸不幸
二つは常に釣り合っていなければならない。

 誰かの
幸福
不幸
と、別の誰かの
幸福
不幸
もまた、
 釣り合わなければならない。

 均衡が崩れることが、どうしても赦せなかった。

 22人でバランスよく保たれていたはずの均衡が、
 一人を欠いて崩れ始めた時、

 
『正義』
『正義』
公平の定義
った。]

[例えば球体を作ろうとした時。

 粘土や張子で作るなら、
 足りない部分を補えば良い。

 けれど、例えば木片から削り出した球が、
 凹んで欠けて、歪になってしまったら?

 足すもの
代用品
も存在しなかったなら?


 反対側を、削るしかない。

 そうして反対側を削ったならば、
 歪になった球体が、
 余計に歪さを増すだけだとしても。



 そうして、かつて、『正義』は────、]

[もしも、『正義』が『運命の輪』のように、
 変化を受け入れることができたなら、

 もしかしたら、『正義』は────、


 なんて、
 そんなたらればは、何の意味もない。

 その不寛容さこそが、
 『正義』に与えられた性質のひとつだったのだから。

 『正義』はかつて、
 均衡が崩されることを、ひどく嫌悪し……


               
れていた。]

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

── 『愚者』の誕生日 ──

[誕生日パーティは、
 まあまあ成功したんじゃないか。
 最後までは居なかったけど。

 『証持ち』が21人揃うパーティは、
 それだけで壮観なのだろう。
 本当に揃っていたかは、さて。

 自分はというと一週間前に告げた焼き菓子を、
 前日に適当な店で買ってきておいた。
 プレゼント用、今日食べなくても問題ない。
 誕生日当日なんて、どうせ誰かが作るだろうと。

 『運命の輪』はまた羊を渡しているんだろうか。
 『愚者』が好む羊とはどんなものか>>146
 それはちょっと気になったので確認はした。

 歌を聞き終えるまでその場にいるかは迷った。
 聞くのは嫌いじゃないし。
 でもアレ本人が歌うのならば
 こちらに構う暇もないだろうと暫くは聞いていた。]
(167) 2022/12/14(Wed) 20:16:56

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[『太陽』は未だ未練がましい視線を
 向けてくるだろうか>>0:627
 当日になったらもう切り替えているかもしれない。
 地団太を踏まれても心が揺らぐ事はなかった。
 はははと笑って流してかわりに差し入れだと喉飴を渡しておいたのが功を奏していると良い。]

 
(168) 2022/12/14(Wed) 20:17:22

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


ソレ吊された男と目が合ったら
 寄ってくる前に笑顔で逃げるだろう。
 クリスタベルが引き止めるならば別だけど。]
 
(169) 2022/12/14(Wed) 20:17:29

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[本当に。本当に、あいつは俺を気にしている。
 俺もあいつを気にしている。だからこそ遠ざかる。

 アレの真意>>22を探る気が起きない程、
 深く、深く、深く、深いところに澱がある。

 仲良くなんてなれる気がしない>>21
 俺が『悪魔』であいつが『吊された男』である限り。]
 
(170) 2022/12/14(Wed) 20:17:52

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[それでもそう作ったのはあいつかみさまだろう?>>22
 
(171) 2022/12/14(Wed) 20:18:06

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

[ああ、でも、……

 あいつが『吊された男』でなかったとしても、
 仲良くはなれなかったかもしれない。

 言葉に直接されたかどうか>>0:241
 だがあの表情が大嫌いなのは
 『悪魔』じゃなくてもきっとそうだ。

 『』はもう救われている。
 『クリスタベル彼女』に。

 俺は"憐れまれる対象"ではない。
 誰からもだ。

 だから『証持ち』は不幸をな過去を持つべきだという考えをこちらに見せてくるのなら>>0:200
 傷持つものと持たぬものを分け>>155
 俺を傷を持つものにわけるのならば。
 まあ俺は自分の過去をクリスタベル以外に言う事はないから、
 調べない限りは持たぬものと思われるかもしれないけどね?
 その場合は君の話を笑って聞いて、肯定してあげよう>>154

 『正義』の事も内心では嫌いだし、
 すぐ泣きそうになる『節制』の事も好きじゃない。
 わざわざ表立って言うことはないけれど。

 真っ当な商売も、健気に生きる人間も、
 明るい声も能天気な子供も名前を呼び合う空間も、
 楽しそうな他人と暮らす洋館だって、
 本当は、全部全部大嫌いだ。]
(172) 2022/12/14(Wed) 20:20:16

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[  大嫌い、 "だけど"、 ]
 
(173) 2022/12/14(Wed) 20:20:29

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 ……
 
(174) 2022/12/14(Wed) 20:20:38

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[好きなものは一握りなのに、
 嫌いなものが多すぎる。

 それは、俺が、……… 
この世界を呪っているからだ
。]
 
(175) 2022/12/14(Wed) 20:20:55

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[自分の生まれた日が解らなくてよかった。
 恐らくそれは世界を呪うだけの日だから。

 君たちと会えた日を誕生日にしてよかった。
 俺が祝う事が出来る、唯一の日だから。

 『愚者』の誕生日を終えた夜でも、
 思いを馳せる終着点は、やはりクリスタベルになる。*]
 
(176) 2022/12/14(Wed) 20:21:10
]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。
(a25) 2022/12/14(Wed) 20:30:36

]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。
(a26) 2022/12/14(Wed) 20:37:36

 
[ 箱庭に居た『教皇』デセスパール
 
自らを失う瞬間まで

 自分自身を、神を恨んでいたことを。
 
 
理性を失ってからは

 ただ破滅のみを願ったことを。

 憎んでいたはずの神と

 同じ願いを持ってしまったことを。]

 


[ それは深い闇だった。

 とうに温度を失った抜け殻を抱きながら、
 ずっとずっと考えていた。

 考えて、考えて、考えて――

 そうして思った。

 死とは唯一の不変。永久の安寧。魂の救済なのだと。
 あの子にとって救いはもうそこにしかなかったのだ。
 
そう結論付けてなお、受け入れることなどできなかった
]
 


[ 世界はとっくに壊れているのに、
あの子はもういないのに

 どうしてそれでも回るのか。

 失われた命を、あの子を、僕を置き去りにしておいて。
 どうしてどうしてどうして。
 くだらない混乱はいつまで経っても終わる気配もなく
 取り返しの付かない死はやがて過去になり風化する
 誤りも罪も罰も忘れられてしまえばただ死んだだけだ
 そうやってただあの子の存在が消えていくこんな世界で
 のうのうと生きて息をする有象無象の全てが憎くて、
 疎ましくて羨ましくて妬ましくて妬ましくて妬ましくて――


 ふっと気付いた。

 どうせ混乱は果てまでも転がり続けるだろう。
 どうせ壊れる世界なら、僕が壊したって変わらない。 ]
 


[ わかってほしかった。
 この闇を。痛みを。絶望を。

 …… もしかしたら、

 彼女なら、彼女だけは、理解してくれるかもしれない。

 
の眼をした怪物はそう思った。
 何故って、彼女もまた、自分だけの光を持っていたから。

 けれど――少なくとも、
 彼女はその手で、怪物と成り果てたそれに幕を引いた。

 当然だったのかもしれない。
 だって彼女の「光」は、まだそこに生きていたのだから。 ]
 



 
『僕は僕の、君は君のなすべきことをした。それだけだよ』


 


[ それはかつて友であったきみへの、最期の贈り物。
 たとえ落ちる砂をひととき止めただけだとしても、
 きみの決断は正しいのだと保証する肯定。

 …… でも、僕の言葉なんかでは
    きみの心を軽くすることはできなかったらしい。

 まあそれは、当然といえば至極当然のことなんだけどさ *]
 


『どうして僕たちはひとつになれないのでしょう』

 




  わかりません。
  わかりません、……わかりません。


  ……どうして、
  
  


【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

── 回想:洋館/クリスタベルの17歳の>>74、 ──


[彼/彼女は毎年その時期に里帰りしている。
 両親と過ごしているらしい。
 自分は勿論着いていく理由はないため留守番だ。

 だから当たり前のように、
 今年も彼/彼女は帰るのだと思い込んでいた。]
 
(283) 2022/12/15(Thu) 4:16:36

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[誕生日の数日前からクリスタベルの様子がおかしい。
 帰郷の予定を聞く事はない。
 彼/彼女は、今年も帰宅の準備をしていただろうか?

 誕生日当日>>75
 約束の時間になっても現れない彼/彼女を迎えに
 部屋へと向かい、ノックする。

 コンコン、

 招き入れられたが
 彼/彼女は、こちらを見ない。
 雨の音が静かに降る。]
 
(284) 2022/12/15(Thu) 4:16:47

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 …クリスタベル?

[名を呼んでも反応はない。
 明らかに様子がおかしい。
 もう一度名前を呼ぼうとしたとき、
 彼/彼女が口を開いた>>81

 17年前、それは彼/彼女が産まれた日だ。
 こんな日、と彼/彼女の向こうに見える窓を見る。
 雨が、降っている。

 出会ったあの家、──コールリッジ邸?
 もう、帰れない。何かあった事だけは解る。
 何か、されたのだろう事も。

 またなくした。
 なにをなくしたんだろう。
 完璧な君がなくすものなんてあるんだろうか。

 あなたも、

 ──も? 置いて、 っ、!

 反射的に反論をしようとした時、
 彼/彼女の身体が傾いた。]
(285) 2022/12/15(Thu) 4:17:30

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

 クリスタベル!

[崩れ落ちる前に支え、そのまま抱えてベッドへ運ぶ。
 すぐに職員に告げ医者を手配してもらい、
 くるまでベッドのすぐ傍に居た。

 顔色が悪い、表情が険しい。
 指の甲でそっとその頬を撫ぜる。
 自分から彼/彼女へ触れる事は極稀だ。]
(286) 2022/12/15(Thu) 4:17:51

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 おいて、
 いくわけないだろ……。

[小さく呟く。
 それが彼/彼女に届いたかは解らないけれど。
 彼/彼女が倒れた時に落とした報告所を拾って、
 読んで、

 ああ、と思った。
 握りつぶされた跡は、
 クリスタベルの気持ちなのだろう。]
(287) 2022/12/15(Thu) 4:18:14

 君たちは完璧気の毒だったのに。
 すごく美しかったのに。

 最後が相打ちだなんて、
 まるでそいつが片割れみたいじゃないか。

 ちょっと妬けるな。
 せめて俺に殺されてほしかったな。
 その首に鎖をかけて、
 どこにもいけないようにして、
 幸せのままに、 ……… なんて、

 もう何を言っても無意味なんだけど。
 ざ〜んねん。

 一人で死ね服毒自殺でもすれよか完璧だったのにね。
 

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 『隠者』の薬ね。

[医者の見立てを聞き原因を端的に呟くと>>84
 まるでその言葉が悪意みたいに響いて一度口を噤んだ。

 安静という事で部屋を出る。
 命に別条がない事だけは明言させた。
 そうして彼/彼女が復調するまで毎日部屋へ通う。
 だいたい部屋の前までだけれど。
 今日の様子を聞いて、口を噤んだり安堵したり。

 その期間、街へ外出する事はなかった。
 ずっと部屋に閉じこもって、自分もぼーっとしていた。
 何かを考えていたのかもしれない。]
(288) 2022/12/15(Thu) 4:19:08

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

[クリスタベルが回復し、顔を合わせる事が出来た時、
 彼/彼女が忘れたというから>>122
 今まで通りにいようとしているから、]

 そっか、

[とだけ。
 そうして今までと同じように自分もふるまう。

 だって別に、
 よく考えたら俺にとって不都合は何もないのだから。]
(289) 2022/12/15(Thu) 4:19:46

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

[彼/彼女の帰る場所がなくなってよかった。
 毎年の留守番もこれからはなくなるだろう。

 またなくした、…。
 彼/彼女が産まれた時になくしたもの。]


 …………


[思い当たる事は、
 本当は別々に生まれてくるつもりだった>>0:273

 どうだろう。

 あってもなくても、
 クリスタベルはクリスタベルだ。

 その後、
 街の図書館で双子について調べ始めたのは、
 誰にも言う事はなかった。*]
(290) 2022/12/15(Thu) 4:20:13

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

── パーティの夜 ──


[昨日はその理由が嘘でも本当でも>>234
 自分と一緒に中座してくれる事が嬉しかった>>233
 頭を撫でて貰えたのも。
 結局彼/彼女の事を考えていた誕生会、
 こうして二人でゆっくりできる時間があるのは嬉しい。

 だから、疲れたならお茶でも一杯ゆっくり飲んでく?と誘う。

 誕生会も"楽しかった"けど、
 やはりこうして二人で過ごす時間の方が、大事に思う。

 きっと大した話はしなかった。
 クリスタベルとなら沈黙も気持ちがよかった。

 この空気を、*愛している*]
(291) 2022/12/15(Thu) 4:23:07

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

── パーティの翌日 ──


[洋館が慌ただしくなって居た時には>>3
 すでに起きていた。

 ただならぬ気配を感じている。
 この空気は、よくない。

 身一つで生きてきた本能が言っている。
 この空気は良くない。

 けれど呼び出されればそれに応じるしかなく、
 ならばとクリスタベルと共に在ろうとした。]
(292) 2022/12/15(Thu) 4:56:21

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[よくない、と]


 [ おもって、いたのに、]


[一目見た瞬間に解る。
 びりびりとした本能が、
 その人が神だと言っている>>7

 声に、 あ。と思う>>8

 最初に感じたのは呆れだ。
 次に感じたのは怒り。
 箱庭を崩壊させた切っ掛けの魂が、
 あれをまた再度作ろうというその言に呆れ、
 軽い怒りを覚えたようだ。]
(293) 2022/12/15(Thu) 4:56:43

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 本気で言ってんのか?
 懲りないな…??


[経典を思い返し、
 幸せになれると思っているその様子に顔を顰めた。

 そうして喧嘩を売っても絶対に勝てない。
 事実だろうその感覚が自分を弁えさせる。

 世界なんて滅びればいいと思っている。
 クリスタベルと共にいられるならば、
 それだけで問題はないけれど。

 箱庭に閉じ込められるのはどうだろう。
 ああ、でも、
 大嫌いだと思うものが減ってくれるのか。
 神様が去った後、しばらくそちらを見ていたが。

 考えるような沈黙、そして、]
(294) 2022/12/15(Thu) 4:57:15

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 …… っふ、

[小さく笑う。
 じわじわとおかしくなってきた。
 だから笑い声は大きくなって、ホールに響く。]
(295) 2022/12/15(Thu) 4:57:25

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 ふふふっ、あっはははは、
 なるほどなぁ。

 『証持ち』ってのは、
 何をしても許されるってのは知ってたけど。

 世界を滅ぼしても許されるなんて、
 さすがに考えもしてなかったな!

[感想が一番似ていたのは『戦車』だろう。>>@2
(296) 2022/12/15(Thu) 4:57:39

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 あ〜面白い。
 そして、…とてつもなく馬鹿げてる。
 ほんとうに。

 でも困ったな、迷う迷う。
 世界は全部滅びたらいいと思うけど、
 誰かさんと一緒に閉じこもるのはごめんだし。

[チラと見るのは『吊された男だれかさん』。
 パーティ前日まで誘ってきやがった誰かさんだ。
 一度は逃げきれず会話を交わすことになったけれど、
 結局やっぱり相容れない。という結論。
 「顔を合わせるだけならしてやってもいい。」
 「歌ってる時は俺の所に来れないだろ?」

 とか喧嘩腰になった誰かさん『吊された男』だ。]
(297) 2022/12/15(Thu) 4:59:25

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 ……クリスタベル。
 どうしたい?

[そうして次に訊ねるのは彼/彼女だ>>271。]

 俺は君たちさえ傍にいてくれれば、
 どちらでも構わない。

[そう告げて、手を差し出した。
 この場で語ったり考えるのが嫌ならば別の場所へ行こうという誘いも込めて。*]
(298) 2022/12/15(Thu) 5:00:37
]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。
(a45) 2022/12/15(Thu) 5:10:53

 
[ 崩壊の鐘の音を鳴らしたのは『悪魔かれ』でした
 それは構いませんでした

 彼がどれだけ血に染まろうと罪に塗れようと
 わたしたち 
──それに彼
がいればどうでもいい
 
 最後に三人ふたりが残ったなら
 きっと完璧なままに終わらせてくれる
 彼がそれを望むなら それでもいいと思っていました ]
  

 
[ それでも、永遠だと思っていた箱庭に
 わたしたちの完璧を 都合のよい夢を重ねて しまって

 終わるならそれは完璧などではなかったということ? ]
 

 

    恋人たち
    手を取り合り寄り添う二人
    言葉を重ねて心を通じ合わせ 
    健やかなる時も病める時も分かち合う
    互いに違うものだからこそ尊い

    ひとりきりの愛など自慰と何が違う?
    喜びも悲しみもない予定調和
    自分を騙し続ける一人芝居
    満たされていて幸せな振りをして
    本当は誰かに愛されたかっただけだろう?
  
 

 
[ わたしたちの欺瞞を嘲笑う声がする
 それは箱庭の誰かの声 ?

 まぼろしが見せたのは 胸裡で育てていた不信もの

 ああ それはきっと 疑心を燻らせていた
 『魔術師かれ』に すり替わる


 『隠者』の毒が見せるまぼろしよりも、
 ずっと上手にありもしない敵を形作るでしょう  * ]
 



[後悔という名の痛みから逃れる手段はいくつかあって。
そのひとつが、誰かの、何かのせいにすることだ。

そうして、『審判』は、自らのしでかしたことから目を背け、
目を開きもしないまま、死んだ]

 

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

── 現在:玄関ホール ──


[差し出した手を彼/彼女ががとるか、
 とらないか。


 恐らく自分の中での区切りはここだった。


 一緒に行けない、と言われ目を瞠る>>315
 完璧はもういないと彼女が言う。]
(332) 2022/12/15(Thu) 13:59:09

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 ………


[無言で彼女を見詰める。
 気軽な拒絶はどこか固く響いた気もするが、
 自分の気のせいかもしれない。

 自室に戻る彼女を結局何も言わずに見送り、
 取られなかった手を見下ろして、それを軽く握りしめた。]
(333) 2022/12/15(Thu) 13:59:48

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 …フラれたか。
 でも、それ・・を選ぶんだな。


[小さく呟く。
 苦笑を浮かべ自分も玄関ホールを後にする。
 引き止められたら会話をしたかもしれない。

 それが例え『吊された男』であっても。*]
(334) 2022/12/15(Thu) 14:00:19

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

── 世界が崩れ始めた日:廊下にて ──


[玄関ホールを去った後、
 自室へ戻る気にもなれず洋館の中を歩く。

 自分は『世界』の事を知らなかったから、
 きっとまだ穏やかでいられる部分もあるのだろう。

 廊下でふと顔を上げるとその姿が見える>>12。]


 ああ、…
 返事はまだだよ。

 ちょっと考える事が出来てね。
 
(338) 2022/12/15(Thu) 14:24:11

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 なあ、お前は、
 また『悪魔』が箱庭を壊すかも、なんて
 思わないのか?


 また『悪魔』が、経典通りに、
 "あそびはじめたら"。
 今度こそ止めるつもりでもあるわけ?
 
(339) 2022/12/15(Thu) 14:24:35

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 ……なんてね。

[訊ねても、
 答えは返ってこないかもしれない。

 聞きたい事はまだまだあるが、
 どうせ返事は返ってこないだろう。

 愛しいものを見るような視線が煩わしい。
 その視線が欲しい相手は一人だけだ。

 フンと鼻を鳴らして『神』の前から立ち去る。
 さて職員はどうするのだろうか。>>13

 世界なんて本当に、
 どうなったって俺は全然構わない。*]
(340) 2022/12/15(Thu) 14:25:17
]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。
(a52) 2022/12/15(Thu) 14:30:33

 

  ええ、勿論止めませんよ。
  私も手伝いましょう。

  ……私の力は、その為にあるのですから。


[ 『教皇』デセスパールは既に気が触れた『隠者』の言葉に
 笑みを浮かべ、同意した。


 握られた杖先に埋め込まれたタンザナイトから
 美しくも妖しい  ── 
暗色
を灯して。*]

 

 
[ 長い睫毛が浮き上がり、伏せられていた黄金の瞳が薄ら開く。
 切れ長の黄金は『死神』を見据え、やがて口角を上げて ]


  ……そうですね。


  私には人を助け、癒し、救う力など無いのですよ。
  聖者などでは無い、ただの……。


  …………。


  私が持つ“ 贈り物 ”は、何だと思いますか?


[ 死神の思いも何も、知ることは無く。
 ほんの一瞬、“慈愛の聖者”にふさわしい
 優しい笑顔で死神の姿を見据え
 白魚のような指を杖の先端に乗せ、尋ねた。]
 

 
 
  私は、貴方が羨ましかったのです。


  神が本来想定していた結果通りなら
  私達は、きっと上手くやれたはずで
しょう。
 
 

 
[ でも、現実はそうではなかったのです。 



        私自身の性質と 『贈り物』の相性が


           あまりにも合わなかったのです。]

 
 

 
[  ──── 貴方は悪く無いのです。



      
私が間違ってつくられたのが



               全ての原因なのですから。 **] 

 
 


 
 どうしてか気に食わなくて
 でもだからってそうするつもりはなかったのに
 『女帝』を手に掛けてしまった
 箱庭が混乱に堕ちる中で殺してしまった

 不穏分子と疑われた『塔』
 無実と信じていた、救いたかった
 なのに、何かの間違いだと訴えるしか出来ず
 僕の目の前で、処されてしまった!

 

 
  どんなに願ったって
  どんなに足掻いたって

  あなたにとってのわたしはどこまでも何者でも無く
  あなたとわたしはどこまでも無関係だった。

  せめてその手で殺してくれたらと
  不要な疑いをすべて引き受けた。
  そのせいで混乱が深まって
  誰が殺しても誰が死んでも
  そんな事は些細なことで
  どうだってよかった。どうだって。

  満たされぬ葛藤を癒してくれる暖かな存在も
  友と呼んでくれたかけがえのない存在も

  何もかもを手放してでも
  その腕の中で眠りたかったのに

  わたしを裁いたのはあなたでは無かった。
  結局、最期の最後まで
  わたしとあなたはどこまでも無関係だった。
 

 
  次があるなら、次こそは
  こんなわたしに寄り添い続けてくれた
  たいせつなあの子たちの為に生きようと思った。
  ずっと傍にあったたいせつなものを次こそは
  見失わぬように、手離してしまう事のない様に。

  わたしのせいで散ったあの子を
  今度こそ喪わぬよう護ろうと
  わたしを信じ抜いてくれたあの子に
  今度こそ相応しい友で在れるようにと

  魂に刻み付けるつもりで祈った。

  あなたのことはここでおしまい。
  わたしでないわたしと
  あなたでないあなたがもしも結ばれたって
  何の意味もないのだし

  どうせきっと未来永劫
  あなたとわたしは、どうしたって、
  きっと、無関係なままでしょうから。
 

 




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