【人】 真白確かに味覚の幅が広いと何かと良いかもですけど、 ……でもあんまり広くても寂しいかもですね? [ そう、幅が増えればお仕事もたくさん広がるだろうけど 一料理人として、白うさぎとしては 寂寞の砂の味が口に染み渡ってしまうような。 そんな心地にもなってしまうので。 とはいえこれは我儘だから無理には言えない。 彼がそうしたいと思うなら応援する他ないし 止めようとはしないけれど。 ] ふふ、そうですねえ 海外に長い間行かれるの、寂しいですし。 [ これは一店員としても、恋人としても 変わらない本音の言葉だ。 ] (40) 2023/10/09(Mon) 21:05:14 |
【人】 真白[ 狼さんの牙と飢餓はうさぎを変えてしまうので。 うさぎもあれ以来ちゃーんと学びまして 狼さんの空腹を刺激しないようにしていますが? とはいえ外敵…もというさぎ狙いのお客様は 流石に避けきれないので許して頂きたいところ。 虫除け、頑張ってるんですよ? ] んふふ、着せてくれた人の正解は後々のお楽しみですよ! レース浴衣、かわいいですよねえ 好きそうだなぁって思ってました。 [ ゲイザーへの熱い評価はさておいて、 というか何ならこちらも同意見なのだけれども それはそれ、一旦横に置いておこう。 浴衣の正解は白レースに黒の飾り帯。 パールを仕込んだゆるふわヘアに変えて、 閉店後なのでメイクもラメを乗せたもの。 ] (41) 2023/10/09(Mon) 21:05:30 |
【人】 真白あはは、料理人としては最高の褒め言葉ですね〜? また次回、キノコ使った別の料理作りましょうか。 もうすぐで松茸も仕入れしそうだし。 [ 後は栗やらさつまいもやら、 店長が旬の食材を順繰りに仕入れしてくれるはず。 ブッラータチーズが入ってくるくらいだし、 秋の食材にも余念はないだろう。 栗とさつまいもがあれば甘みのある美味しいご飯が、 キノコ類は旨味のある出汁が取れるだろうし 今から何を作ろうか迷うくらい。 彼に食べて貰いたい沢山の料理があって、 彼が食べてみたい無数の食材があって。 それが一方通行にはならずにいられているのは 今更だけれど、奇跡のようなものなのだ ] (42) 2023/10/09(Mon) 21:05:45 |
【人】 真白[ 真っ白のクリームに、ソーダ風味のゼリー。 ふたつに切ったシャインマスカットを乗せて 梨はうさぎの耳のように飾り立てて。 余った梨を上手くタルトの周囲に飾り置き、 シャインマスカットも仲間入りさせれば あとは赤いチェリーをおまけでひとつ。 サクサクのタルト生地は今日もいい出来。 ソースアートも着実に1歩ずつ。 どうぞ、とサーブをした後に またくすくす笑って彼を見つめた。 ] 今日のタルト、生地から私が作ったんです ちゃんと味わってくださいね? [ 彼の家でも、いつだって作れるけれど うさぎの穴とはきっとまた違う味。 この空間と、この時間でしか味わえない味が きっとここにはたくさんあるから。 ] (43) 2023/10/09(Mon) 21:05:59 |
真白は、メモを貼った。 (a3) 2023/10/09(Mon) 22:57:33 |
【人】 真白[ 寂しいと言わない子どもだったと思う。 言ってもどうにもならないと理解していたし、 紡いで、未来が何も変わらないのを見たくなかったからだ。 けれど今は受け止めてくれるひとがいて、 寂しいと言えば、その空白を埋めてくれるひとがいて、 一番を決して変えずにいてくれるから。 ] ふふ、約束ですよ? [ 躊躇いなく約束の糸を結べるのも、 彼が、彼だからこそなのだ。 信じさせてくれて、愛してくれる大切な人 ──自分のお菓子を大事にしてくれたひと。 ] (49) 2023/10/10(Tue) 17:20:16 |
【人】 真白[ 女性のファッションにも通じている彼の見立てなら、 似合うだろうと言われたものはきっと何でも似合うのだろう。 今度前とは逆、彼に自分をコーディネートして貰おうか。 1ヶ月寂しいのを耐えたご褒美デートとして。 ] んふふ、あれもあれで美味しいですからね。 ボイル焼きが美味しいですし、キノコ。 [ 今から先立って料理のメニューを考えてしまうあたり、 職業病と職業病の2人組のような気がする。 炊き込みご飯は時間がかかってしまうので、 早めの来店か、事前の予約になるだろう。 ] (50) 2023/10/10(Tue) 17:20:49 |
【人】 真白[ ところで狼さんは少し会えない間に、 自分が育てた白うさぎをお忘れでしょうか? あたふたするばかりの白うさぎは卒業したんです! くすくす笑って彼にだけ囁いているうちに 白うさぎの知らぬところで行われていた、 狼さんとお客様の攻防は終結を迎えた様子。 ] ふふ、もう少しで閉店なので。 閉店作業早めに終わらせますから、待っててくださいねっ [ 食事が終わっても、店内が混んでいない限りは まだここで自分を見守ってくれるので。 いつものようにはにかんでそう言葉を掛けると 後は閉店までのラストスパートを頑張るのみ。 ] (51) 2023/10/10(Tue) 17:21:06 |
【人】 真白[ さて、秋の夜は。 夏ほど肌を出さず、冬ほど着込まないのが最適になるせいで かなり服を選ぶのも難しい季節。 白いエナメルのショートブーツに、モーヴピンクのニット。 黒のマーメイドラインスカートを合わせて 前髪を整え直し、髪も結び直せば準備は完了。 不意の来店とはいえ、会えない間も ファッションには抜かりなく油断なくが白うさぎ流です。 ] おまたせしました、夜綿さんっ 帰りましょ、手繋いで良いですか? [ 何やら彼の意識と手を奪っているそのスマホゲームの場所も、 白うさぎが来れば、もう私のものですよね?** ] (52) 2023/10/10(Tue) 17:26:45 |
【人】 真白[ 過日、いちご狩りの時に自分も大人気なく嫉妬したので きっと彼の牽制を察知しても、まず擽ったさが先に来るのだろう。 あの焼きもちの黒焦げの苦味はどうにも苦手だけれど 彼が焼いてくれるなら嬉しく思ってしまうのは、 恋というものの難しいところ。 別卓から新しくキノコを所望する声が増えると ふふ、と思わず笑って返事をした。 ここは三月うさぎ達が集まる不思議なテーブル、 キノコを食べたくなる魔法があるらしい。 ] 秋だなぁ、 [ かつてここで春先に呟いた季節の訪れを、 今日は紅葉の季節に変えて口にする。 あたたかい、恋の実りが春ならば 恋が色を変えて愛になるのが秋なのか。 ] (57) 2023/10/10(Tue) 21:40:43 |
【人】 真白[ 帰るためだけに髪を結ぶいじらしさを 恋に溺れる乙女の可愛さとして受け取って頂くことにして。 誰かに見られることを意識していなくても 貴方に見てもらうための精一杯の背伸び。 もう少し寒くなればマフラーが相棒になる。 手袋は、今年はどうしようか。 着けてしまったら手の温もりを直に感じられないな、なんて 今から悩みは尽きない。 ] えへへ、似合ってます? 良かった。 夜綿さん冬のファッション好きですねえ? 今度一緒に服選んでください、お買い物デートしましょ。 [ しれっと先程の企みを口にしながら、 彼と繋いだ手から伝わる体温の熱さに頬を緩める。 いつ繋いでも冷たい時がなかった彼の掌は、 今日もぽかぽかと白うさぎを暖めてくれる天才だ。 ] (58) 2023/10/10(Tue) 21:40:59 |
【人】 真白明日ですか? ふふん、もちろんバッチリです! 帰国の連絡貰ってましたし、 前からこの日!って決めてましたもん。 準備してないわけないですよっ [ ドヤ顔、勝利のピースサインも添えて。 恋人とデートとなれば前日から準備は終えているもの。 準備に不足は無いのです。 ] だから、その、 ……い、いきたいです、おうち。 [ 歩き慣れた彼の家への道のりを、 止めることなく歩いている時点でこちらも同意見。 久しぶりの恋人なのだ。 じゃあまた明日、なんて寂しすぎる。 ] (59) 2023/10/10(Tue) 21:41:19 |
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