【人】 月桂樹の下で ニコロ男はあてどもなく歩いていた。 仕事の合間だったか、最中だったかもしれないけれど 新作のピザで賑わいを増した商店街を 鼻歌交じりに散歩をしている。 「おーおー、賑やかだなぁ。 新作ピザ、差し入れに買って帰るか。」 果たしてそれが喜ばれるかはさておいて 偶にはこういうのも悪くはないだろう、と 男は歩を進めるのだった。 #商店街 (42) 2023/09/08(Fri) 22:07:16 |
【人】 月桂樹の下で ニコロ>>50 「アリーチェ?何やってんだこんなところで。」 歩き回っていたら、見覚えのある姿がバス停の側に見えて 外回りだったっけ?なんて思いながら声を掛ける 不器用な妹分のことだ 何な問題を抱えていなければ良いけれど、と 「お疲れさん。見回り中か?」 #街中 (69) 2023/09/09(Sat) 9:04:56 |
【人】 月桂樹の下で ニコロ>>47 カンターミネ 「よお、先生。 今日はガキ共無しで散歩かい?」 おまわりさんとは別の意図を持って散歩をする貴方 その姿を見つけてはいつも通りに声を掛ける男が一人 勿論何をやっているかとかそんなことは知らず 挨拶代わりのそれはもう聞き慣れたものかも ひらひら、と手を振る姿は変わりないだろう #街中 (71) 2023/09/09(Sat) 9:18:25 |
【人】 月桂樹の下で ニコロ>>72 テオドロ 「お、ルッコラを植えるのか、珍しいな。」 呟きが聞こえたのか、はたまた目線の先を見たのか 考え込む貴方の背後から声一つ めちゃくちゃにピザの香りを纏っている男は 相変わらずの弟分を見つけては声を掛けたらしい にしたって唐突であるし匂いのせいで花より団子状態だ #商店街 (73) 2023/09/09(Sat) 9:59:19 |
【人】 月桂樹の下で ニコロ>>75 テオドロ 「そうかそうか。 まあ偶にはそういうもん育てても良いと思うけどな。」 意地っぱりだと何となくは分かるからか 笑いながら言うだろう 長い付き合いの弟分だから、気分を害した様子はない 「やっぱり匂うか。 いやぁ、新作ピザが出たって話聞いてさ。 差し入れと配る用に買ったんだよ。」 貴方の視界外から手に持った紙袋を見せる 「お前の分もあるぞ。 買い物の後で食わないか?」 その所作は常と変わりないだろう #商店街 (77) 2023/09/09(Sat) 11:24:25 |
【人】 月桂樹の下で ニコロ>>82 テオドロ ルッコラが備えになるって何だろう、と思わなくもないけれど 手に取って置かれたならば少し満足そうに笑う。 「美味いピザは何度食べたって良いし 最近会議だのなんだので疲れてる奴らも居るしさ。 丁度いいだろ、ってくらいだぜ。」 「かぼちゃサラダのピザ、ポルチーニのチーズクリームピザ、 あとまあ色々と。好きなの取っていいぞ。」 包みを見せながら、名が出ている新作ピザでも良いし 貴方の好みのピザでも良いようだ。 #商店街 (120) 2023/09/10(Sun) 9:03:12 |
【人】 月桂樹の下で ニコロ>>91 カンターミネ 「えっ、あっ、おう。 今日も絶好調だなぁ。悪かったよ。 言い方には気を付ける。」 勢いに毎度のことながら驚きながらも 変わらぬ事は良きことととるのがこの男のスタイルだ。 降参、と両手を上げながら笑う。 「サボりだなんて人聞きが悪い。 俺は今日は散歩だよ。新作ピザで街は持ちきりだしさ。 商店街に寄りがてらぶらぶらと。 そっちは 子供ら も変わりないか?」#街中 (121) 2023/09/10(Sun) 9:10:21 |
【人】 月桂樹の下で ニコロ>>97 アリーチェ 「…それ、騙されてねえよな? 金毟ってっただけならまあ、かわいいもんだが。」 老婆の態度からして怪しい気もしたけれど 金だけで済んだのなら詐欺だろうと安いものだ。 この街にはマフィアやもっと恐ろしい危険もあるのだから。 おまわりさんとしては全く良くないのだけれど。 「スマートにこなす事が全てじゃねえよ。 特に今のお前の立場だと、そうやって寄り添う姿勢が大事だ。 テオはテオ、お前はお前。そう思わないと潰れるぞ。」 俺だって書類仕事は全くスマートじゃないし、と零す。 #街中 (122) 2023/09/10(Sun) 9:13:58 |
【人】 月桂樹の下で ニコロ>>124 テオドロ 「別に構いやしないんだが、お前が我が儘言うとは余程だな。 まあ所長代理殿がああじゃそうもなるか。 あんまり背負い込み過ぎんなよ。俺は手を出せねぇけどさ。」 それほど弟分が手を焼いているとは 表面になかなか見せられないだろう内情も口に出てしまう。 「Si. そのくらいなら喜んで。 ついでにドルチェも買ってやるよ。」 ピザを渡しながらにんまりと。 素直じゃないところも可愛らしいというものだ。 #商店街 (127) 2023/09/10(Sun) 14:35:48 |
【人】 月桂樹の下で ニコロ>>125 カンターミネ 「あの勢いに慣れろってのが酷じゃ……って待て待て。 先生あんた見てたのか???」 そう、あれは少し前のこと。 苦手な書類仕事が降ってきたので耐えきれずに 街へとおサボりで飛び出したのだった。 帰ったら待つ書類仕事にしわくちゃ顔をしていたら 顔見知りの住人にえらく心配されたものである。 後に弟分にバレてこってり絞られたのは言うまでもない。 「今日はそんな事ねぇからな! んで、元気そうなら良かったぜ。 最近何かと妙な噂が流れがちだからな。 面白い事か…俺の周りはいつも通り過ぎて何もないな。」 #街中 (128) 2023/09/10(Sun) 14:43:48 |
【人】 月桂樹の下で ニコロいつも街を見回る明るいおまわりさん。 それがこのニコロという男について回る印象だ。 歩けば声を掛けられ、時に物を貰い 語らい笑うのが常ではあるけれど。 ごく偶に人が少ないのか 歩く場所のせいか 一人でのんびりと散歩をすることもあるのだった。 その手にはハーモニカが一つ。 職務中、とは違いそうだ。 #街中 (130) 2023/09/10(Sun) 14:57:01 |
【人】 月桂樹の下で ニコロ>>131 カンターミネ 「そういうことか。 まあ確かにそれは違いないだろうけど 危険なものを見たりしない事を願うばかりだね。」 「子供の頃に怖い思いをするとずっと残るからな。」 実感の籠った言葉を並べて やれやれ、と肩をすくめてみせた。 この先生のいつものやり口だ。 尤も、貴方が何を仕掛けていたかなんて知らないのだけど。 「そうそう。署でも色んな噂が飛び交っててさ。 会議会議で大変なんだよ。真偽は分かんねぇけどな。 っておいおい、勘弁してくれよ。」 熱愛報道、という単語にしかめっ面をする。 「俺にはそういう予定はないっての。 そう思える相手もいないしな。 先生こそ作らないのかい、大事な人とか。」 #街中 (150) 2023/09/10(Sun) 22:04:45 |
【人】 月桂樹の下で ニコロ>>134 ダニエラ 「ん?よお、ダニエラ。 こんなところで会うなんて奇遇だな。 そうそう、俺は非番だよ。そっちは、あー。 外回りだったっけか。」 一応、巡査部長という立場から 部下の仕事スケジュールくらいは見たことがあったのか 少しの考える間をおいてそう声を返す。 「折角だから一緒にぶらぶらするか? っつっても今日はコイツをやる場所を探しに行くんだが。」 にまり、と笑えばいつものダラダラ提案。 眉間に皺を寄せそうな弟分が居ないのをいいことにしている。 #街中 (151) 2023/09/10(Sun) 22:13:15 |
【人】 月桂樹の下で ニコロ>>135 テオドロ 「おーおー、そりゃ厳しいお言葉だ。 俺は困ってるんだったら手は貸すけどな。 書類仕事以外で。 此処で駄目な兄貴分を発揮していく。 書類仕事だけは本当に駄目なのは貴方も良く知ってのことだ。 「俺はお前の事で困った事なんて一つもないぞ。 いや、これはマジの話。 可愛い弟分の我が侭なんざ聞いてなんぼだろ?」 ドルチェ、何にするか決めとけよ、なんて言いながら 貴方を伴って甘味の店を探そうと。 奢るのは満更でもないようだ。 #商店街 (152) 2023/09/10(Sun) 22:19:15 |
【人】 月桂樹の下で ニコロ>>147 アリーチェ 「ええ、詐欺電話を署につなげたのかよ。 そりゃエルも笑う訳だな。」 詐欺犯もそれは驚いただろう、と けらけらと笑う様子は特に怒った様子もなくいつも通り。 「そういうことじゃねえよ。 俺はお前のそういう優しくて純粋なところは 褒めるべきところだと思うし、警察官には必要だと思うぜ。 だからそう気に病むなってこと。いつも言ってるだろ。」 その肩を軽く叩いて。 貴方が落ち込むのも、見慣れたものだから。 兄貴分としては否定せず受け入れたい。 要領が悪くたっていいじゃないか。 #街中 (153) 2023/09/10(Sun) 22:25:13 |
【人】 月桂樹の下で ニコロ>>156 ダニエラ 「ハハ。んじゃあ任せるかね。 頼んだぜ、ダニエラ巡査。」 行き当たりばったりでも良いのだ。 ニコロとて、決めていた訳でも無し。 貴方が決めた場所で吹こうかな、なんて考えているけれど。 「ダラダラついでに、新作ピザはもう食ったか?」 貴方の後ろをついて歩きながら、そんなことを。 #街中 (158) 2023/09/10(Sun) 23:51:51 |
【人】 月桂樹の下で ニコロ>>157 カンターミネ 「俺はしてねえよ。したのは、弟と妹だ。 もうずっと前の話だ。 今更聞いても面白い事は何もねえぞ。」 ニコロはただ、それを見ていただけ。 だから怖い思いはしていないのだ。 そしてハイテンションの貴方にさては、と勘づいたか。 「先生、あんたちゃんと寝てんのか? また徹夜三昧なんてことしてねえよな。 情報が恋人なのは結構だが、たまには休めよ。」 散歩の続きなら喜んで付き合うだろう。 無論、貴方が飽きたならばその場でお別れ、になるけれど。 #街中 (159) 2023/09/10(Sun) 23:56:32 |
【人】 月桂樹の下で ニコロ>>160 カンターミネ 「そうしてくれるとありがたいね。 次会う時にはもう少し面白い話でも見繕っておくさ。」 図星の解答に、やれやれ、と肩をすくめる この先生の癖は変わらないようだ。 「3徹って…ぶっ倒れるぞ? ったく…はいはい、道端で拾得物扱いで拾われんなよ。」 貴方が去るのならば手をひらひら振って見送って 落ちているなんてことはなさそうだけれど そんな軽口を背に掛けただろう。 街中のいつものやり取り 平和の一シーンと、今はなる。 #街中 (171) 2023/09/11(Mon) 11:30:28 |
【人】 月桂樹の下で ニコロ>>161 ダニエラ 「おっと、まだだったのか。 俺は食ったぞ。ついでに何人かに配ったりもしたぜ。 名前がでかでかと出てたのはかぼちゃサラダのピザ それとポルチーニのチーズクリームピザだったかな。」 少し悔しそうにも見える貴方にくす、と笑う。 パン好きの貴方らしいセレクトだけれど 流行りに乗れないと口をとがらせるところは 年頃の少女と変わりない、と思えて。 「どうせだし買っていってもいいぜ。 他にも秋の味のピザが増えてるらしいしよ。」 勤務中でも軽食くらいは許されないだろうか、と。 #街中 (172) 2023/09/11(Mon) 11:34:29 |
【人】 月桂樹の下で ニコロ>>168 テオドロ 「流石テオ、分かってんなぁ。」 そんな言い様でもケラケラと笑う。 振られないなら一安心だ、と零して。 「例えどんなもんを抱えてたとしても 俺にとってお前はかわいい弟以外の何者でもないんだよ。 アリーチェもそうだけどな。」 親愛の情を滲ませて、男はそう言い切る。 貴方たちは大事な家族同然であるのだから 迷惑などとは思いはしない。 「その調子で頼むぜ。 手が掛かるのは俺の十八番だからな。」 そんな風な軽口も、最早聞き慣れたかもしれない。 #街中 (173) 2023/09/11(Mon) 11:38:59 |
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