168 【飛び入り歓迎】Hospital of Delusion ー妄執の病院ー【R-18RP】
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視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
お母さんが、『私』に続きを強請る。
『僕達』がお母さんを愛でると、頭を撫でてくれる。
それが嬉しくて、『アタシ』はもっとお母さんに甘える。
絡めた舌へ、軽く歯を立てて甘噛みする。
それだけじゃなくて、お母さんの頬へ口づけして、首筋に噛み痕を残す。
『お母さんは、俺たちのお母さんだぞ。』と、示すように。
胸の先端を指で捻って、歯で軽く引っ張る。
お母さんへの責めを、強めていく。
お母さんへ痛みを与えないように、けれど最大限お母さんが気持ちよくなれるように、慎重に見極めながら。
冷めきった肉杭が、熱いお母さんの中に入っていく。
無理やり押し開く事はせずに、ゆっくりと。
お母さんのお腹は、今は明確に膨らんでいて、そこに『僕』が宿っている事を主張している。
――もっとも、それは新しい命とは言い難い、おぞましいもの。
生まれる事の出来なかった命が、生まれる事の真似事をしている。
やがて、先端がお母さんの純潔を破った感触がする。
結合部から、赤い粘性のある液体が伝わってくる。
――指の腹で掬い取って、口へ運んだ。
「――甘い。
お母さんの、生きてる証。」
舌の上で転がして、余すことなく味わって、喉の奥で呑み込んだ。
――肉杭が、お母さんの一番奥へ行きつく。
子宮口の向こう側に、『私』がいると思うと、胸の奥に暖かさが募る。
「我慢して、お母さん。
最初はゆっくり、ね?」
肉禊に下腹を擦り付けてくるお母さんをなだめる。
小さな子供に言い聞かせるように。
お母さんの中は狭く、冷たく固い肉杭を、なんとか咥えこんでいる状態だった。
このまま激しく動けば、お母さんに負担を掛けるだけになってしまうから。
緩やかに、腰が前後し始める。
先端が最奥に口付けて、離れる。
そしてまた、最奥に触れる。
それだけを繰り返す、穏やかな行為。
――♪
歌を口ずさむ。
カナおねぇさんに教えて貰った、「大好きな人を思い浮かべて歌う」という歌。
いつもは調子はずれにしか歌えなかったけれど、今は綺麗に歌うことが出来た。
お母さんの膣内を、胸を、口を。
『僕達』皆で、存分に愛でていく。
お腹の子はすくすくと大きくなって、今は妊婦さんのようになっていた。**
| ─異界化が解かれる前─ [嫌な記憶が過った。 憤懣をぶつけるように叩いた窓は、無事な姿のまま。 まるで己を嘲笑うかのようで、猶更に毒が回る。] (0) 2022/08/15(Mon) 11:34:33 |
| [……冷静になれ。 目を瞑る。心を落ち着かせる。 傷を負った掌では上手く力が入らなかった。 だから、窓は割れなかった。そう言う事なのだと 憎悪に呑まれてしまえば、四谷を独りにしてしまう。] ………悪かった。 [無駄に不安がらせてしまっただろうか。 >>2:154その様子に気が付き、目を開きお前を見た。 見つめる瞳に、怨恨の色はもうない。] (1) 2022/08/15(Mon) 11:35:35 |
| [止血してくれた掌。 傷口は開き切ってはいないものの じわり。手当の跡に血が滲み出てしまってる。 幸いにも開き切ってはいないものの、 与えられた優しさを無碍にしたくなくて 片方の手で労わるように、拳を包んだ。]
……病院だからな。 頑丈に出来ているんだろう。
他に出口がないか、探すぞ。
[己に言い聞かせるみたいに言葉を発して 窓から離れたなら、お前の手を取って再び歩き出すだろう。] (2) 2022/08/15(Mon) 11:36:14 |
| [それから、どれくらいの時間 消えたチハヤの行方を追いながら、出口を探しただろう。 その間にも怪異との遭遇はあっただろうか。 何があっても、四谷の手を離すことなく "一緒に"生き残れたらと思う。 明けない闇に、半ば諦めかけていた ───その時、] (3) 2022/08/15(Mon) 11:36:54 |
| ────!
["光"が、院内を照らす。 その眩さに耐え切れずに、咄嗟に目を瞑った。
次に目を開けた時、院内は────
朽ちていくだけの、廃墟へ。]
(4) 2022/08/15(Mon) 11:37:38 |
| ………………終わった、のか。 [破ることの敵わなかった窓も、鉄格子も、扉も。 その全てが、本来あるべき姿を取り戻し 今にも崩れてしまいそうな、壊れかけた姿に変わる。 呆然と、その場で立ち尽くしていたなら ふと上着のポケットに、振動音がした。 それは、チハヤのスマートフォン。 取り出して見えたものは 闇が晴れた、今と同じ 空 の色─── >>2:118 そして、] (5) 2022/08/15(Mon) 11:38:43 |
| [ 四谷 隆史 "いま、何処にいますか" >>2:129 漸く届いた、メッセージだった。]* (6) 2022/08/15(Mon) 11:39:15 |
[求められるままにすべてを晒し、
生まれた時と同じく一糸まとわぬ姿になる。
生まれた時も死に行く時も
同じ姿になるなんて思っても見なかった。
陶然が表情に揺蕩い、穴と心を重ねる。
彼から与えられる感情も感覚もぜんぶ受け止めて、
彼の体も心もぜんぶ掻き抱く。
結の舌が届く限りぜんぶの肌を征服していく様は
あの時垣間見せた彼の欲求を思わせた。
この男はきっと、
そう遠くない内にこの身のすべてを知るのだろう。
確信めいた予感に、肌が期待と恐怖で粟立った。]
……ん♡
[舌で多くを暴かれ切った後、
彼の指は自身の蜜でしっとりと濡れる。
くちりと音が鳴り、快感の小さな泡が弾けた。
ゆっくり沈められる指はあっという間に二本に増え、
耳すらもふやけてしまいそうな水音が室内に響く。]
あ…… ッ あつ、 い … すごく、
[彼に導かれた先にあったのは強く鮮明な熱だった。
ぐりぐりと押しつけられるそれは既に先走りが溢れ、
伸ばした掌はたっぷりとぬめりを帯びる。
冷たくはないだろうかという躊躇は瞬く間に蒸発し、
滑りやすくなった真白い指が彼に絡みついた。
人差し指が裏筋を辿り、残りの指で扱き上げる。
お互いの腕を交錯させて互いの欲を高める行為が
どうしようもなく気持ち良くて、もどかしくて。
彼が自身の名前を呼び、挿入を望むのと
耐えきれなくなった己が蜜口へ導くのと
果たしてどちらが早かっただろう。]
……っ、あ うん、 ほし い……の
いい…… の、
[彼の先端を擦り上げるように腰を動かした。
どちらのものとも取れぬ体液が淫猥な音を響かせる。
気を抜けばすぐに入ってしまいそうな熱、
その頭だけを吞み込んでは入口で吸い上げ、ずらす。
言葉とは裏腹に焦らすような仕草だが、
彼が腰を押し上げれば簡単に破れてしまう抵抗だ。
いや、抵抗ですらないことは、
欲情しきった表情が物語っていただろう。]
ゆずるは……ぜんぶ、 かなえ、て …いい の
[誘い、導き、すべてを呑み込むように。
ゆっくりと沈められていく肉杭をこの身で喰らう。
必要なくなった息が詰まるような苦しさ、圧迫感。
それすらも塗りつぶしていく強烈な快感、しあわせ。
痛みも闇もなく、よろこびとXXだけを携えた行為が
二人をひとつの存在に作り替えていく。]
[どうして。知りたい。与えて。注いで。貫いて。
彼のことで知らない何かがあるのが許せない。
仄暗い不満が身の内に渦巻き、彼に向けられる。
けれど、それに安堵を覚えているのも事実だった。
だって少なくともそれを知るまでは、
私は決して満たされ尽くすことがないだろうから。
彼の飲み込んだ一言が、夢の続きを示してくれる。
だから、正も負も生も死も内包した穴を
XXしてしまった彼にぜんぶ与えるのだ。
痛くないように、けれど逃がさないように。
怨霊である限り、不安や痛みは消えない――けれど。
彼と過ごすことで、
無価値であるという現世は
少しずつ夢に変わっていくんだろう。
――いつか、そうなれたなら。
彼のXXを心から信じ、望んで飲み込める気がする。]
むすぶ、 ……ぁ、ッ むす ぶ、
[奥深くまで繋がり、圧迫感を慣らすように息を吐く。
その間も蜜壺はひくひくと痙攣し、
浅い絶頂を幾度か繰り返していた。
名前を呼んで手を伸ばして、彼の頬を包もうとする。
片手は彼の先走りで汚れていたけれど、
もうひと時だって我慢できないから許して欲しい。
彼が受け入れてくれるなら、引き寄せて、微笑んで。
怨霊に成り果ててしまった私には、
求めるモノを貪り続けることしかできない。
だから言葉はまだ浮かんでこない――けれど。]
[唇を離した時には、既に妖艶な笑みを浮かべていた。
無垢は成りを潜め、力を込めた腹が彼を絞めつける。
両腕に閉じ込められた狭い檻の中で腰を揺らし、
貪欲にたった一人と定めた男のすべてを求めた。]
ん っ、んん ……ッ おねが、
もっと……もっと、 ぁいっぱい ……して?
[足りない。足りないでほしい。
空虚はどこまでも貪欲だ。
少しでも長くこのよろこびに浸っていられるように
この瞬間が永久に続くように。
いつかを夢見ながら永遠を願う。
たった一筋の汗が肌を伝った。
額から滑る雫は目尻を通り、
まるで瞳から相反する欲望が零れたようだった。]*
| [明けない夜は、ないのかもしれない。 止まない雨も、きっとないだろう。 この画面に映る、青空のように………。 チハヤを見つけることは、最後まで叶わなかったが もしかしたら、それで良かったのかもしれない。 >>L2情か気紛れか、それとも─── 怪異の合間に見えた、一度だけの"憂い"が >>2:148チハヤの傍に在るような気がしたから。] (13) 2022/08/15(Mon) 20:25:51 |
| [端末に落としていた視線。 それは、隣に居るお前を見つめる。 >>11今こうして、確かに「生きている」 それを実感した時、自然と微笑みが零れた。 「死ねなかった」と思うことは、もう無い。 温かな掌の感触が、気持ちを強くしてくれたから。] (14) 2022/08/15(Mon) 20:26:23 |
| ……………。 [お前は、"初めて"誰かの名前を呼ぶ。 己はその名に憶えはない。 けれども、 >>L3>>L4>>L5>>L6 きっと───…"枷"は、解かれたのだと。 あの時の見た笑顔よりも >>2:-24> >>2:-53>2:-62 今のお前は、ずっと………。 あの 空 のように、"綺麗"だと思った。] (15) 2022/08/15(Mon) 20:27:40 |
| ………出よう。 [朽ちて行くのを待つだけの、この廃墟に 留まり続ける理由は、もう無かった。 俺に"生きる理由"を教えてくれた お前の手は、ずっと離さないまま 共に、外への一歩を踏み出せたなら きっと、澄んだ声が語り掛けて来るだろう。 >>2:L4>>2:L5] (16) 2022/08/15(Mon) 20:29:21 |
[ 異界に足を踏み入れてしまった者の、
"末路"と共に────… ]*
― ??? ―
うん、ふふふ。もう数十年待つだけじゃない。
貴女が迎えにいってくれるんでしょう?
まなぶったらね、甘えん坊さんだから
お父さんについていっちゃったのよ
あの子以外の子を得ようとしたら
その時は寿命が早まるかもしれないけれどね?
ね、その時がきたら貴女が迎えに行ってくれるんでしょう?
大丈夫、それまで待てるわ。
その時がきたら言ってあげるの。
不安だったでしょう、怖かったでしょう
喪うかもしれないのが恐ろしかったでしょう?
ねぇ、どんなきもち?って
貴女が迎えに行ってくれるんでしょう?
それまで待つわ。待つわ?
ふふふ、貴女が迎えに行ってくれるんでしょう?
憎い憎いに悔いに悔いにくい可愛いあの人を
まなぶと一緒に帰ってきてくれるの待ってるの
ねぇ、貴女が迎えに行ってくれるんでしょう?
ねぇ。
| ─生還の後─ [死ぬ為に赴いたはずなのに、 "生きる"と決めて、あの廃病院から出て来た。 今でも、不思議で堪らない。 あの時、お前と逢えていなかったならば きっと今頃………。 初めて、"恐い"と感じた。 だが、隣を歩くお前の姿が。 >>17僅かに感じる掌の痛みと手当の跡が。 そして………温もりが。 夢ではない事を教えてくれる。] (19) 2022/08/15(Mon) 22:50:25 |
| [これから、何処へ行こう………? 歩きながら己に帰る場所が無いことを思い出した。 職を失って、寮からも追い出されたんだった。 だが四谷には帰る場所があるのだろう。 ならば家まで送り届けるとして、 それからは………? 今まで誰かに思ったことがないような "寂しさ"のようなものを感じて、 寥寥たる表情で、お前を見つめる。 そうしたら、自然と視線が交わっただろうか。 >>18] (20) 2022/08/15(Mon) 22:51:36 |
[今はもう、
きみの瞳に
きみの肌に
きみの虚 に
荊のような冷ややかさを感じることもない。
きみ自身を縛り付ける闇も柵も妬みも恨みも恐れも痛みもぜんぶ、きみが怨霊で在るままに、ぜんぶをぼくが味わうのだと知らしめるよう
潜めた言葉の代わりに熱を沈めた]
・・・あ・・・、はは、なか、すごいよ
とっても、あつくて・・・、
[熟れたからだに焦らされた分だけ、
欲に濡れた瞳に煽られた分だけ、
痛みすら覚える熱欲はきみの吸い付く内襞の甘えに舐られて硬さを増して行く。
手の汚れなど気にする余裕もないままに、
額から落ちる汗がきみを汚しても、
熱に浮かされた抽送は幾度果てても止める事が出来なかった。
ほころぶ君の目元に口付けを落とせば
きみの唇がぼくの鼻筋に柔らかな口付けをしてくれる
互いを埋める辻褄が、生者の道理で言うところの「間違い」であったとしても
執着し、恐れあい、生と死を貪る事を「不幸せ」だとは思わない]
[涙にみえた、きみのしずくまで
余すことなく味わいながら、
水音を散らし絶頂を重ねた。
互いを埋め合う唯一無二の形なき「未練」が
いつか、ぼくたちのXXの証になるように
永遠の刻のなかで育み貪り続けたいと願う。
果てるまま、まるで棺のようなソファに
君を掻き抱き閉じ込めて]*
| ─後日、我儘の一つ─ [隆史が浪人生として受験勉強に励んでいる間は、 己は再び職を転々としつつも、労働する毎日を送っていた。 犯罪者にとって、逃亡者にとって 働ける場所は限られているし、 短期間でクビになるのはザラ。 その度に住居も変わって、転々として…。 と相変わらずな状況ではあるものの もうそれで、めげる事は無くなった。 隆史という"存在"が居てくれる。 それだけで、俺の生きる気力にも糧にもなるから。] (26) 2022/08/16(Tue) 1:50:11 |
| [だが、その事実や……己の罪を 未だに話せないままでいる。 話すことで、隆史に距離を置かれることが恐かった。 話すことで、隆史の受験勉強を邪魔したくなかったから。 今日は久しく顔を合わせる日だったろうか。 >>22合格通知を貰っていると良いのだけれど。 そうであれば、めでたい話だから また何時かの日まで─── 己のことは、話さないでおいた方が良いかも、な。] (27) 2022/08/16(Tue) 1:50:55 |
| ………………。 [こっちの気も知らないで……本当に、お前は。 恨み言の一つでも言ってやりたくなるような 顔を合わせていきなり、開いた口から出た 唐突な我儘(お願い)には >>23一瞬の沈黙の後、くすり。呆れた笑みを零す。] ………まぁ、一先ず。 合格したんだな。おめでとう。 けど、俺の近くは………… [その我儘は嬉しくもあったし、応えたくもあったが 事情的に、難しいと思った。 まだ何も話せていないから、知らないだろうし そう行って来るのは、仕方ない面もあるけれど どうすれば落ち込ませずに済むだろう? 紡ぐ言葉を考えながら、口にしていく。] (28) 2022/08/16(Tue) 1:51:43 |
| ………隆史が、そう言ってくれるのは嬉しい。 けど、今住んでいるアパートは、職場の寮なんだ。
例えば、近くにお前が引っ越して来たとしても クビになったら、そこに俺は居られなくなる。
つまり……… 近くなれても、また離れてしまう……かも。
[と、ここまで説明するものの 伝わっているだろうか、と。 落ち込ませていないだろうかと、不安げに見る。
説明下手な己を、内心で恨んだ。*]
(29) 2022/08/16(Tue) 1:52:35 |
| [隆史が進路変更を考えたのは 何を思っての事なのか。 >>32それを聞かせて貰った事はあっただろうか。 少なくとも、あの廃病院での出来事が 隆史の中で何か好い方向へと変わったのかもしれない。 廃病院を脱したその後、一度別れる間際に お前に手渡した、 友のスマートフォン。 そこに映る青空が、きっかけの一つになれていると良い。 故に、隆史が自分で考えて決めた その気持ちを、阻んでしまう事は、避けたくもあった。] (34) 2022/08/16(Tue) 13:13:00 |
| [合格を祝う言葉を述べれば、隆史は露骨にも 嬉しそうな表情を浮かべていただろうか。 >>31「頑張ったな」と言葉にするのではなく そういう気持ちを込めて、彼の頭を優しく撫でる。 毎日見ていた訳ではないが、「東京藝術大学」からの 合格通知が、お前の努力の証だとも思うから。] ………すまない。 [衝撃を受けたような反応と、机上に落ちた合格通知。 落ち込ませてしまったことを、少し申し訳なく思う。 済まなそうに、謝罪はしてみるものの ではどうすれば良いのか、という考えは己には至らず 次の言葉を探していた……時だった。] (35) 2022/08/16(Tue) 13:15:00 |
| 一緒に、住む………?
[慌てふためきながら、縋るような目で そんな突拍子もないことを言うものだから 己は目を丸くし、続く提案の言葉を静かに聴く。]
………お前と、暮らしてみるのも 良いかもしれない、な。
[満更でもなさそうに、微笑んだ。
隆史と、ずっと一緒に居られる。 隆史と、離れずに済む。
それが叶ったなら、どれだけ心地良いのだろう。]
(36) 2022/08/16(Tue) 13:15:48 |
| [だがその夢を描き零れた微笑は、 すぐに消えていった。
決して、肯定される事のない罪。 穢れた者は、闇の世界にしか生きられない。 光ある未来を進もうとしている お前の足を、阻害してしまうことを恐れて。]
………だが。 平穏には、暮らせないかもしれない。
[話すなら今、なのだろうか。 こんな目出度い時に、話すこともないのでは。 そう己の中で、葛藤が生じるものの
黙っていれば、変な誤解を生んで 余計に落ち込ませてしまうかもしれない。 それは避けたかった。だから、] (37) 2022/08/16(Tue) 13:30:25 |
| お前と、一緒に暮らしてみたい その気持ちに、嘘はない。
[己の気持ちを言葉にする お前にちゃんと伝わっていることを願いながら]
けれど……… 俺は、綺麗な人間なんかじゃない。 胸を張って生きられるような、立場にもない。
お前の光ある、新しい生活に 影を落としてしまう。
そういう可能性が……ある。
[その事情を、理由を明かすかどうか。 苦悩する表情で、お前を見据えた。]*
(38) 2022/08/16(Tue) 13:37:02 |
[――そうすればもう、俺から離れることはないだろうから
喪うよりも、ずっとずっと”それ”がいい
優しい優しい光樹に、執着ともとれる己の依存を、
知られなければ良い
希うは笑みの、下*]
[奥深く注がれた白濁が
幾度と繰り返される彼の抽送で溢れ、流れる。
一度目の痕跡も残っていた腹は
次第に苦しさを覚える程になっていた。
苦痛を訴えれば、動きを止めてくれたかもしれない。
しかし彼を何ひとつ取り逃したくなかったから、
彼を煽り、求め、互いの体液を交わし合った。
肉体的に限界を覚えてもいいだろうに、
己を組み敷く彼が倒れる様子はない。
既に命なき存在に順応しだしているのか、
あるいは肉体すら凌駕する感情を与えられたのか。]
……は ぁ、 っうん、 あつい ……の
あつくて すご… んぅ …… くて、
アっ ぁ ぁ あッ ――も、きちゃ ……あっ
[そんなことを考える余裕があるはずもなく、
思考は次第に快感と感情の坩堝に呑まれ、
せり上がる絶頂への感覚だけが身の内を満たす。
あなたが私を腕の中に閉じ込めるように、
きっと、私の死があなたを少しずつ蝕んでいく。]
[――ふと、視界が跳ねた先。
彼越しに見た部屋の中に僅か外からの 光が、]
…… あ、
[きっと、夜が明け始める。
逃げるように、あるいは新たな決意を持って。
生き残った人間が自らの足でここを出ていく。
目の前の男を見上げた。
たった一度だって怯えた様子も見せず、
欲に溺れた訳でもないのに
汗を流しながら貪欲に私だけを求める男。
私の獲物、わたしだけのもの。
闇に呑まれた愚かな生者。]
…… ふ、 ふふ。
[嬌声混じりの笑みが零れた。
もうどんなに悔いたって逃げられない。
あなたの帰る場所はもうどこにもない。
私の傍にしかいられない。いちゃダメなの。
嬉しかった。よろこびが抑えきれなかった。
ほころんだ目元に口づけを贈ってくれた彼へ
両手で頬を包みキスをする。]
[私は誓う。
柔らかく微笑んで呪詛を刻んでいく。
いつかお互いのXXがお互いをXXすまで、
二人の世界すべてを間違いで犯していく。]*
| [近くに居たい。一緒に住みたい。
己になんの後ろめたさもなかったならば、 強く頷けただろうし、躊躇う事だってなかった。
それは、遠慮とは違う。 前へ進もうとしているお前を阻みたくなかった。 己が要因で、蔭りが生じてしまう事に抵抗があった。
自責の念に駆られながら、苦しんで、涙して。 弱くて、優しい。その姿と心を知っているから…。
これからは、光の下で生きて欲しい。 だがその願いはきっと、己のエゴなのかもしれない。] (53) 2022/08/16(Tue) 21:18:57 |
| ………隆史。 [きっぱりと言い放った >>41お前の言葉が、苦悩していた己の心を 吹きすさんで行くような心地。 自ずと、笑みが零れる。 続く言葉が、想いが。 もう、あんなに躊躇っていた己が 馬鹿らしく感じる程に、眩しいと思った。] ありがとう。 お前は………強くなったな。 [少しずつ、隆史の中で何かが変わっていっている。 泣いてばかりいた、あの時のお前とはもう違う。 そのひたむきで真っ直ぐな気持ちが。 伸ばされた、掌が。 不安も恐れも、何もかもが払拭されていくようで 伸ばされた手に、そっと。己の掌を重ねる。 その想いが同じである事を、示すように。] (54) 2022/08/16(Tue) 21:19:41 |
| ………一緒に、暮らそう。
[お前の我儘は、己にとっての切望。
もう、躊躇わない。]
聞いて欲しい。 俺の………全てを。
[過去と告白。 その全てを、お前にだけは話しておきたいから。
己の傍に居れば、平和には暮らせないだろう。 知ってしまえば、後戻りは出来ないだろう。
それでも、俺は
──── もう、決めたから。]
(55) 2022/08/16(Tue) 21:29:02 |
[誰が
この血
を、受け止めた?
それは"
隆史"と、
殺人鬼は言った。
]
[新たな"
呪縛"を、
お前に掛ける事になるとしても、
お前を、
逃
がさない。
離
さない。
………そう、決めたから。]*
[受け止めた
血
(あなた)は、
己の心に染みわたる
温かくて、いとおしい]
――……
[その呪縛を得た歓喜を
依存
同時に貴方を捕らえる俺の
執着
を
貴方は知らない*]
| [過ちを後悔し、嘆いて終わりではなく もう「二度と」繰り返さないように。 失わないようにと、手を差し伸べられている。] それが、"強さ"なんだと 俺は………そう、思う。 [ 例えその腹の内に、思惑や欲望が孕んでいるのだとしても
己は悦んで、お前を抱き留めよう。 この温かな掌も、そしてその笑顔も >>-152ずっと己の為だけに在れとさえ、希う。] (65) 2022/08/17(Wed) 0:07:47 |
| それは………痛そうだな。 まぁ、どうでも良いか。 [その言葉の頼もしさが愉快でもあり、嬉しくもあり。 くすりと零れた微笑みを、お前だけに向ける。 全てを明かした後でさえ、 お前は己を拒むことも、自首を促す事もなく。 何が何でも、己との"明日"を描こうとする。 >>57その真っ直ぐな心と決意が、掌に込められていた。 それは、己を余計に掴んで離さず、 己もまた……… 「死ぬまで」離さない。と誓うように 繋ぐ掌へ、"想い"を籠めた。]* (66) 2022/08/17(Wed) 0:12:21 |
| ─後日、手料理─ [少し前までは、想像も出来なかった。 今こうして生きている事も。 …… お前との、生活も。 少し前までは、在り得なかった。 ……子供の頃には無かった 決して、夢見る事の無かった、温かな暮らし。 それは充分過ぎる程、満ち足りた日々。 目が覚める時も、眠る時も。 己の傍には、必ずお前が居てくれる。 その"幸福"が、これからも在って欲しいと願う。] (95) 2022/08/17(Wed) 22:29:31 |
| [一緒に暮らして暫くした、ある日の事だった。 "好物"について、問われたのだった。 >>94] 好きな……料理………? お前の作ったものなら、なんでも。 好きだと思っている、けれど……… [きっと、そう言う事ではないのだろう。 だから考えてはみたものの……。 隆史の手料理以外、何も思いつかなくて。 困ったような表情でお前を見つめる。] (96) 2022/08/17(Wed) 22:30:32 |
| ごめん………。 考えてみたが、よく分からなかった。 [俺はお前以外の、手料理を知らない。 誰もが持っている「お袋の味」の想い出もない。 子供の頃は、カップ麺かコンビニ弁当。 あとは、酒を飲み時につまむ乾き物の余り。 そういうものしか、与えられなかったし 飢えを凌ごうと思えば 携帯食でもなんでも、幾らでも手段はあったし。 >>92そこに好みや関心を抱いた事は、 一度もなかった事に、問われて初めて気付いた。] (97) 2022/08/17(Wed) 22:31:51 |
| でも………
お前の料理は、"優しい味"がする。 それだけは……分かっている。
[好き嫌い、得意苦手。 辛い甘い。しょっぱい苦い。 ………そう言う事、などではなく。]
(98) 2022/08/17(Wed) 22:42:41 |
| [己の歪みきった思考や価値観は、 >>-221傍に居てくれるお前の存在によって、 別な視え方へと変わって行くよう。 仕事の都合で、朝帰りになる事もあったし 作ってくれたお弁当だって、 >>93きっと持っていけない日もあっただろう。 そんな日々が続く事があったとしても、 お前は毎日、手料理を作って この"家"で俺を待ってくれているから。 >>99この"家庭"では、この温かな食事が 冷え切ってしまう事など、決して無く。] (111) 2022/08/18(Thu) 1:02:37 |
| ["家族"とは────…もしかしたら、
隆史という"存在"、なのかもしれない。]* (112) 2022/08/18(Thu) 1:03:27 |
| ─記憶─ [居間はいつも散らかっていた。 空になった酒瓶とアルミ缶。 空になった煙草の箱と吸い殻。 空になった弁当箱と、カップ麺の器。 食べ掛けの乾き物と、飲みかけの携帯ゼリー。 台所はいつも汚れていた。 埃の被った炊飯器とオーブントースター。 油に塗れた電子レンジとガスコンロ。 黒ずんだ冷蔵庫と、黴臭い流し台。] (113) 2022/08/18(Thu) 1:44:19 |
| [俺に部屋なんてなかった。 寝る場所はいつも、この汚い居間か台所。
両親にはあった。 穢れたベッドのシーツ上。毎晩、事に及んでいる。
己の存在など無いかのように振舞う日もあれば、 己をゴミを見るような目で視認し、罵る日もあった。] (114) 2022/08/18(Thu) 1:45:07 |
| [分からなかった。
何故こんな所に居なければならないのか。 何故両親は俺を縛るのか。
少しでも反抗しようとすれば ガムテープで口を塞がれた。
少しでも抵抗しようとすれば 麻紐で身体中を括り付けられた。
少しでも歯向かおうとすれば 結束バンドで手足を絡げられた。
身動きの取れなくなった己は、 この汚い場所で、寝転がされるだけ。] (115) 2022/08/18(Thu) 1:46:08 |
| [何かしたい。
そんな欲求すら抱く事を赦されない。
何故、俺は生まれて来た? 何故、俺は生きている? 何故、そんな目で見る? 何故、そうやって貶す?
何故、俺は……………
何故………………何故………………] (116) 2022/08/18(Thu) 1:47:47 |
[だが、そんなのは………
もう、"どうでも良い事"だ。]
[───"想い"。
お前の色に染まりゆく事を
己は拒みはしない。
寧ろ、其れは悦びとすら感じる。
そして己は、お前をこの鳥籠の中へ
永劫、閉じ込め続けて行く。]
["記憶"は、お前で埋め尽くされるのだから。*]
[もちろんいつものきみも、どんな姿をしているきみも愛しい。なにより見目を飛び越えて君が見せてくれる一つ一つの表情や反応を慈しんでいる。それでいて、ぼくが思いも付かない事を提案してくれたり、ぼくが言えなかった素直な言葉を紡いでくれるきみだからこそぼくもどんどん変化していける。
とはいえ男の性とでも言うのだろうか、好きな子の華やかな姿というかドストライクという好みのゾーンが存在する事も事実で。
そしてそんな今日のきみをぼくの手で、その、あれこれしたいという不穏な欲があるのも確か]
| ─後日、願いは空に─ [隆史の我儘にはもう慣れていた。 >>136傍に居たいのは己も同じだったし、 温もりが欲しければいくらでも応えた。 どんなに疲れていても、切羽詰まっていても。 いつも己を想い考えてくれているのを知っていたし >>117帰ればお前が、笑顔で迎えてくれるから。 >>118だが今日は、そういう日常の事とは違う。 お前にとっては特別で、大切な日。 " 子"を想う お前にとって 大切な行事である事も知っている。 「 贖罪を見届ける」 >>2:-22そう約束をしたのだから、己が快諾しないはずはなく。] (143) 2022/08/19(Fri) 0:16:36 |
| ん………。分かっている。 ? 美術館………? [故にそれは唐突感もあり、想定外でもあった。 頷いた後は目を丸くしながら、小首を傾げる。 だがきっと、何か理由あっての事なのだろう そう思って深くは問わないまま 隆史と共に、とある美術館の個展へと赴いていた。 >>134] (144) 2022/08/19(Fri) 0:17:47 |
| ………ああ、それは。 [あの廃病院で見つけた端末を >>137お前に手渡したのが最後だったろうか。 >>34久しく、それを目にした時 あの日の出来事が、一瞬脳裏に蘇る……。 泣いてばかりのお前。死のうとしていた自分。 深い闇。錆びた鉄格子と拘束具。 埃被ったシーツ。血の滲む床。大嫌いな歌。 真っ暗な影と消えゆく人。壊れ朽ちて行く廃墟。 そして────… " 青空 "] (145) 2022/08/19(Fri) 0:20:16 |
| [それは、この端末に映っていた"色"と同じ。 ────"千早 要" >>135それは、見つけられなかった探し人と同じ名。 彼の下の名前は知らない。 だからこの絵の作者本人かは分からないが。] ………そうだな。 それが、良いと思う。 [お前の「したい事」が、チハヤの元へ届けば良い。 あの時、初めて見た青空に 何の感想も抱けなかったけれど。 今なら、少しだけ分かるような気がした。] (146) 2022/08/19(Fri) 0:21:42 |
| [互いの指を絡め合い、そして微笑む。 >>138あの日の出来事を、決して忘れやしないだろう。 そして今日という日が、お前にとっても 己にとってもどんな日であるかを、胸に刻む。 あの日出来た" 結び付き "が──── いつか、あの 空 へ届く事を、願った。*] (147) 2022/08/19(Fri) 0:22:15 |
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