00:20:20

人狼物語 三日月国


129 【身内】狂花監獄BarreNwort2【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 衝撃波 ポルクス

処刑の時間。男は今日も自室にいる。

自室に居るにも関わらず扉は薄く開きっぱなし。
動く人の音の行く先を心臓で追っていた。

「…………、」

どうしても気になってしまう。

完成した曲の楽譜を乱雑に片付け、中継を繋いだ。
(1) 2022/03/05(Sat) 21:48:50
使えなくなっていた筈の、懐かしささえ感じるそれを起動する。

「グロリオサ、シトゥラ様。
…聞こえているだろうか?俺は貴方たちがいる限り此処からは退かないと誓おう。

貴方たちが、見えない場所で傷つくのは嫌なんだ」

処刑対象を見つめながら、囁く様に貴方たちへ。

「今はスピカもいるのだったか。
君も、支援がいるのなら言ってほしい。…この通信での初めましてが挨拶でなくてすまないな」

「俺は
やる気
だよ。
 ……処刑対象が最大の脅威、だなんて。こんなに面白い舞台に乗らない筈がない。」

「シトゥラ様の事は、コヨーテが守ってあげなよ。……主人を護ってこその従者というものでしょう?
 スピカはどうする?この場から引かないのなら、君に『おまじない』を授けようかと考えているのだけれど。」

「俺からすると君の事も護らせて欲しいのだが。せめてあの"偽物"くらいからは」

その琥珀が自身の生み出したものでないと、地の気を纏わない幻想だと理解している。故にそれはこの男を貫きはしないだろう。

君はそういうけれども、我儘を覚えた今だから。相方と主人大切な人へは障壁を展開しよう。一時的なものだし、君が拒めばそれは解除できる。

「……全くもう。」

呆れた様な色の声は、それでも嬉しい色を隠せていない。
君の雨を知っている以上、他の幻想よりはまだ効きにくいだろうとはいえ。その障壁を拒むことは無かった。


「はい、私もいます。噛みました。はじめまして、よろしくお願いいたします。」
全然はじめましてではないのだが、そういわれたのでそう返してしまった元骨噛み。


「…支援、されたこと、ありません。どうすればいいですか。みんなで戦うこと、ないです。」
それからこの通信に聞こえてくる二人へ。
もらったことはないものはわからない。拒むこともないだろう。

返事を待てることもなく、それから反撃へと向かっていくのだろう。

【人】 衝撃波 ポルクス

自室で中継を見ていた。静かに中継を見ていた。
中継を見ていた。中継を見ていた。
中継を見ていた。中継を見ていた。
中継を見ていた。

中継 を、


「……、…………う゛、あ゛……」

画面から大きく響き渡る叫びに。
空いた扉から伝わる微かな振動に。
胸を、頭を抑える。身体が震える。
心臓が苦しくなる。恐怖心が流れ込む。


思考回路はぐちゃぐちゃだ。ギターを手にした勢いのまま扉にぶつかり崩れ落ちる。
――処刑室にはもう絶対に来るなよ

思考回路はぐちゃぐちゃだ。震える手と身体で扉を開き動き駆け始める。

「……る、……れしゃ…………、ッ!」

思考回路はぐちゃぐちゃだ。間に合う、間に合わない、関係ない。考えられない、分からない、分からない事も分からない。
ただ頭にあるのは。

――一刻も早く愛しの魚アルレシャが陸へ打ち上げられてしまった舞台へ


出来損ないの機械は。
制御不能のまま恐怖を辿り処刑室へと向かう。
(41) 2022/03/07(Mon) 2:49:55

【人】 衝撃波 ポルクス

「……ッ、ある、れしゃ、」

ギターを背にした出来損ないの機械がひとつ。
心臓を抑えたままに。フラつく足取りのままに。
荒くなる呼吸に身体を震わせ現れる。

――最後くらい華やかにやろうと思ってさ

穏やかな笑みを浮かべていたあの時の音はどんなだったか。

自室で中継を見ていた。だから知っている。
あの部屋には炎も、赤い空も、崩れた瓦礫も、焦げた跡も。

何もなかった全てが夢幻だ


狼の首を討ち獲ろうと舞い踊る
処刑人達
と。
夢を攫うのを代償に赤に沈んだ
鎖の蛇
と。
恐怖に掬われ打ち上げられた
歪な魚
と。
凶器狂気と血溜まりがあるだけだ。


端から周りなど見ていない。目もくれない。
魚に歩み寄る英雄も、銃を構える悪魔も認識しない。
その機械は真っ直ぐに愛しの魚まで駆け抜ける。
死に抗い跳ね続ける身体の傍まで。

この機械は此処に辿り着く前から己へと強化を施している。

身を軽くする振動により駆ける動きは素早く。
筋力を底上げする振動により抑え込む力は強く。

脳に無理やり信号を送り続ける。
己を襲う激しい頭痛など知らん顔だ。
アルレシャの痛みに比べたらこんなもの。
(48) 2022/03/07(Mon) 22:04:29

【人】 衝撃波 ポルクス

駆け抜けるそれが魚へと近付くことが叶ったのならば。
崩れ落ちた身体の目の前で両の膝をついて。

片方の手をアルレシャの頬へと添え。
もう片方の手でアルレシャの愛銃を。
震える手と一緒に包み込むように握るだろうか。

撃たせぬよう引き金にある指を指で浮かせ。
強い握力と腕力に導かれ銃口は天を仰ぐ。

一般的な人間であれば容易く抑え込めるくらいの強化はしてある。
それでも足は取り押さえていない。暴れようと思えば暴れられるのだろう。
尤も、この拘束を解く力は今のアルレシャには無いのかもしれないが。


己の震えと共にアルレシャの震えが伝わる。
そして音、振動でその感情の全てが伝わる。

「アルレシャ、迎えに来た」

それでも、この機械の声と瞳は揺るがない。


「大丈夫、怖いのはもう……終わるから」

口だけを動かす。

「――――…………」
(50) 2022/03/07(Mon) 22:23:37

【人】 衝撃波 ポルクス

機械は夢を見ない。
機械は魚を愛でる。


愛しの魚の額へと口付けを落としたその後は。

天を仰いでいた銃口をその魚の頭、米噛みへと突き付け。
体温をなぞり絡めるよう動かした手。
己の指を引き金へ添え。
引く。


――バン!!!


いのちの終わりの音。
銃声をひとつ、轟かせた。

そばにあるのはもう。
音の無くなった身体だけ。
(51) 2022/03/07(Mon) 22:25:15

【人】 衝撃波 ポルクス

「……、う、ぁぁ…………」

息を吸うのに合わせキュルキュルと高く喉が鳴る。
堪えられずに目からぼろぼろと零れ落ちる。

例え死んで生き返るのだとしても。
例え一時的に訪れる死だとしても。
その音が消えて無くなるのは耐えられないと。
押し込めているはずの心の臓が叫ぶ。


眠りに就く身体を。
自分の方へと手繰り寄せるかのように。
喪われていく体温を分け与えるかのように。

抱き締めて。
縋って。

頭を撫でて。
縋って。

擦り寄って。
縋ってしまうよ……。


「――――……」
(54) 2022/03/07(Mon) 23:45:54

【人】 衝撃波 ポルクス

ぐずっていても仕方がない。
――理解している。

仰向いて口をきゅっと結び。
――もう零れ落ちないように。

か細い溜息が長く空を揺らした。
――心臓が寂しいな。


やがてそれは。
抱き締めていた身体をゆっくりと引き剥がし。
床へと寝かせ。乱れた髪を、服を整えてから。

運ぶのに邪魔になるといけないから。

……それは漸く、愛しの魚から離れていく。

それでも。
運ばれていってしまうまでは。
寂しくないように。
そばにいるよ。
(55) 2022/03/07(Mon) 23:50:22
ポルクスは、二度寝を感知した。
(a28) 2022/03/08(Tue) 4:30:10

『ゲーム』に決着が付き、無礼講が終了するまでの何処かの時間。
ラウゲンブロートfoodやらローズヒップティーdrinkやらダックワーズvilを頼みつつ、通信装置を起動する。
……別に通信でなくとも良いかもしれないのだが、何となしに。

「スピカ。」

呼んだのは小さな英雄の名だ。


「はい。」
処刑後、傷も癒えたころ。

ツイストドーナツsweetを広場で頼んでいたが、通信がついた様子に、自分の名が呼ばれた様子に自分も通信を付ける。

「そういえば、私たちは勝ちですか?おめでとうございます。」
あんまりゲーム結果を気にしているわけではなかったが、勝利の文字を見たようだ。


「実は勝ちだね。結果として君の骨噛み先がコヨーテ深林で正解だったかもしれない。
 まあ勝ったからと言って、何かある訳じゃないけれど。」

届いた諸々を口にする……前に。

「一つ、謝罪と提案を行おうと思ってね。
 まず謝罪。4日目……君が処刑された日の事だけれど。結局ごたごたしてしまって、呼称を決め忘れていたなと。……俺とコヨーテの事、羨ましく思ってたって後でチラッと聞いてさ。」

風の噂か何かで聞いたらしい。
視聴者お便りかも。とりあえず、どんなルートで聞いたのかは然程重要ではない。
という事にしてくれ。


「次に提案。今から君の呼称……というか。
 コードネーム、決めない?

 君にそれがあると、より英雄ヒーローっぽいなって思って。」


「全員処刑されて勝ち、というのも面白いものだ」

陣営の性質上、大正解な訳だが。
くすりと笑った音が通信に乗ったかもしれない。

「良い案だとおもう。
仲間だったのだという記念にもなるしな。…それに、こうして違う名で呼び合うのも楽しいから」

もう一人の反応を待ちつつ。すでにどんなものが良いかと考えを巡らせ始めて。通信越しでも楽し気だ。

「何もなくても、少しだけ嬉しいです。イベントも、無礼講も勝てて楽しかったですからはい、噛めて良かったです。おめでとうございます。」
なんだか勝ちってそれだけで嬉しくなる。ダイスイベントの勝ったときにもらったコインを(回収されていない限り)まだ大事にしている。

「はい、知らない名前呼び合うのいいなって、アルレシャ様達も呼ばれていて、私も忘れていました。」
いいなとは思っていたらすぐ喋ってしまうので、きっとどこかでバレていたのだろう。

「!コードネーム、バレない名前ですか?はい、決めたいです。何がいいですか?私、難しい名前わからないですが……シェルタン様のコードネームどんな意味の名前ですか?」
!ぴょこん!と台詞だけでも嬉しそうな反応を返す。期待。


「裏切り者は漁夫の利を得る、なんてね。
 君達と共に勝利を迎えられた、と思うと。……うん。俺も少し、嬉しいかな。」

自分はとうに返却していたが。少女が今も尚コインを大事にしているのを、もしかすると見かけたかもしれない。

「グロリオサは花の名前だね。赤と黄色の二色の花で、栄光の百合と呼ばれていたりもする。
 ……そういえば、何故俺にこの名を贈ったのか。すっかり聞きそびれてたっけ」

と、もう一つの通信の方に少し意識を向けつつ、改めて。

「君はどんなものがいい?
 花、動物、単語、宝石。名の由来にも色々あるけれど、どんなものが好きかな。」

これはまぁ、きっと諸々が落ち着いたであろう頃。
というかいつ落ち着くか(蘇生ポッドの中で聞いていたあれこれ的に)わからんから、狼回線にテキストメッセージが投げられているでしょう。

『お疲れ様でした。敗北は残念でしたね。楽しめました?』


「二人が嬉しいなら俺も嬉しいよ。それに、スピカがそういうのなら。あの日選ばれたのが俺で良かったのだと改めて思える」

自分の為だけに力を使ったあの日の事は今でもよく覚えていて。
ただ骨を持っていかれるのは痛かったな、と。うっすら思い出している。

「理由なら。君を紅く染めたらあの花の様に綺麗だろうと思ったからだな。模擬戦の時に見た君は本当に綺麗で…見惚れてしまったし。

…と、こういった理由でつける事もあるな」

なんとなく説明の為ですよ、みたいな雰囲気を付け足しているが話したかっただけだ。

「グロリオサは花の名前なのですね、かっこいい名前です。赤と黄色……シェルタン様の色です。似合います。」
外見だけでそう判断していたり。答えを知っているわけではない。

「花や宝石が好きです、ドレスについてる、綺麗ですから。赤が好きです。」
赤い花や赤い宝石を楽しそうに想像している。着ていたドレスにその偽物がついているものを。

【人】 衝撃波 ポルクス

男は演奏を行うためステージへと向かう。
だがその歩みはまだ。
まだトレーニングルームには向かわない。

気まぐれに散歩をするように。
わざと遠回り。廊下を巡回する。

「…………〜♪ 〜♪ 〜♪」

ギターを背に。アンプを手に持ち。鼻歌まじりに男が歩く。
「演奏中」の札、紐を人差し指に引掛け肩に乗せたそれが歩くリズムに合わせ揺れる。

今の男の姿を見た者は気付くだろうか。
気付いたらいい。これから演奏をするのだ、と。


もちろん声を掛けられたら言うつもり。
「最後のライブをするから、良かったら来なよ」ってね。
(69) 2022/03/09(Wed) 20:47:29

「……ふふ、そうか。君から見たら丁度琥珀色と血の色が、丁度あの花の様に見えていたのか」

模擬戦の事を思い出したのだろうか、嬉しそうな声が通信機の向こうから聞こえる。
似合いますとの言葉にも満更でも無さそう。

「花や宝石……赤。思えばカジノの時も処刑の時も、赤いドレスを選んでいたね」

好きな色なんだろうな、と。思い。暫く考えて。

ローズ
、はどうだろう?
 薔薇は様々な色があるけれど、連想するのは赤の印象がある。服の柄としても赤が採用される事が多いし、広がる様な赤いドレスは薔薇と似ている……と思う。
 あと、ローズクォーツやインカローズという名前の宝石もある。此方はどちらかというと、赤よりもピンク色に近いけれどね。君の付けているリボンの様な。」

どうかな?と。二人の方に問いかける。

【人】 衝撃波 ポルクス


「…………〜♪ 〜♪ 〜♪」

ギターを背に。アンプを手に持ち。鼻歌まじりに男が歩く。
廊下を巡回していたそれは、人が集まるロビーにも顔を出すのだろう。

だって最後の公演だ。
色んな人に見てもらいたいじゃん?

きっと、人を誘うように、高らかに。
その機械はどこまでもご機嫌な音を響かせ歩いてゆく。
(72) 2022/03/09(Wed) 21:51:39

【人】 衝撃波 ポルクス

>>71 ムルイジ
「おーう、ムルイジ!」

名を呼ばれ、振り返り姿を見る前に名を呼び返す。
静かで優しいあなたの音は覚えているからね。

「もちろんいいぜ!! 来てくれたら、うれしい!」
(73) 2022/03/09(Wed) 21:54:01
これは色々片付いてからのメッセージ。


『まぁあそこまで役割れてたら勝てないよねぇ。
お疲れ様。……どうだろう、みんなは楽しめた?そうなら、俺も満足だよ』

【人】 衝撃波 ポルクス

>>76 ムルイジ
「おうよ!」

待ってるぜ、と笑みを浮かべ。そして歩みを止める事は無い。
あなたへと背を向ける姿は、手を振り返しながら歩いていっただろう。
(77) 2022/03/09(Wed) 22:29:37
「はい、好きです。ヒーローの色と言っていました。」
そんな理由だ。そんな簡単な理由だ。

「ローズ、赤いお花なんですね。ドレスと似ているお花で鵜からきれいですね。シェルタン様とおなじように、お花なの、嬉しいです。」
子供の手遊びのように、手でお花の形を作って見せる。花の名は知らないようだが。

「ピンクの宝石もかわいいと思います。見たことはないですけれど、ここから出たら出れるかなあ。」
そんな希望をつぶやきながら。

「ローズ、ローズ、私は赤色のローズ」
自分のコードネームを嬉しそうにつぶやくのだった。

【人】 衝撃波 ポルクス

>>78 スピカ
自分に近寄るあなたの音に気付けば笑顔を向ける。
見てもいいか、と聞かれれば「もちろん!」と答えただろう。

ついてくるのならきっと、一緒に練り歩くことになるかな?
そうでなくとも、どの道、拒みはしないだろう。
気が済めば、トレーニングルームに到着だ。
(79) 2022/03/09(Wed) 23:19:18

【人】 衝撃波 ポルクス

トレーニングルームに着きました、
ライブのお時間です!

風景は、テンガンから襲撃を受けた時の舞台と全く同じライブステージだ。演習ロボットは要らないだろう。ギャラリーならホンモノがいるから。

アンプとギターを繋ぎ。
マイクスタンドの前まで立ち、構えれば。
両手を高く掲げてギターへと落とす。

まずは"はじまりのFの音"で観客を迎えて。
(81) 2022/03/09(Wed) 23:24:53
ポルクスは、Fの音の後も、観客へ向けて両手を振っている。
(a38) 2022/03/09(Wed) 23:28:14

【人】 衝撃波 ポルクス

手を振った後は、その片方をマイクに向ける。
指先で軽くつつく。とんとん、と。
音もちゃんと響くだろう。とんとん、と。
その後に口を近づけ。

「あーあー、てすてす……、
オッケー


マイクテストを終えれば、ぱっと笑みを浮かべる。

いえーい☆
 お前ら元気〜!?」

なんて、調子よく挨拶をしつつ、耳を済ませるような動作をする。
緊張の様子はない。手慣れている。ファンサをするこの男を見た事がある人間ならば、もうそれも理解の範疇だろうけど。

「ウンウン、まずは来てくれた羽虫共サンキュな!
 俺は元気! 気合い十分! ま、見ればわかるか」

「じゃ、早速演ろうと思うんだけど……演奏を始める前に!
 俺の演奏を生で聞いてくれる羽虫共のために、改めて自己紹介しておこうか」

深く息を吸い、
(82) 2022/03/09(Wed) 23:32:28

【人】 衝撃波 ポルクス

「囚人ナンバー【F-104】! なんか色々の……なに?
 損壊と窃盗と恐喝脅迫教唆強要ゥ……?ンなことより

 
いずれ伝説になる男、ポルクス・ムヅィカによる


 
ライブ、スタートだぜッ!!!!」


……なんてな。
(83) 2022/03/09(Wed) 23:37:24

【人】 衝撃波 ポルクス

「――Matic Affection」


意味のないタイトルコールと共に音をかき鳴らす。
ギターは、いや音は、振動は、猛る。
軽快に、それでいて深く重く響くハードロック調の曲に共鳴するよう小さな身体でギターを大きく振るって。
大音響、それも
能力によって酷く正確に確実に奏でられる。


「 A ha? 魅惑の Babe 

  A ha? 
付いた慕情に戸惑い
  A ha? でももう
り止まない

  
A
ha? 
A
ha? 
A
ha? ――♪ 」


音も、音量も、音階も、
全てが美しいまでに完璧だ。

騒音というわけではない。この男の大声に比べれば。
普通のライブ会場にいるのと同じくらいの音響。

……それでも、此処にいる者なら感じるのだろう。
空を切るような風圧と、心臓を揺さぶる大きな振動を。
(84) 2022/03/09(Wed) 23:45:09

【人】 衝撃波 ポルクス

地面を蹴る。衝撃波が起こる。
ギターを鳴らす。衝撃波が起こる。

「 揺れたのは確かだ 酷く乾き
じて
  まだ少し
に居て 声にしても La La――♪ 」


ギターにちら、と視線を送り。
ピックを持った手、顔の横で払うような動作をして。

「 
き締めてみたくて 手を伸ばしてみたり
  気まぐれに耳元で
を囁く とか笑――♪ 」


挑発的に舐め回すような目付きで観客に瞳を向ける。
見上げた顔は。

大胆不敵に嗤った。
(85) 2022/03/09(Wed) 23:50:20

【人】 衝撃波 ポルクス

「 
いていかれたままの Matic じゃあ
  制御不能のままで 
けてくよ――♪ 」


ああ、
生きている
と感じる。
ああ、
呼吸をしている
と感じる。
ああ、
鼓動は力強く
呼応している。

なあ、俺はさ、お前ギターの振動が一番好きだよ。
お前と共に振動を奏でるこの時間が一番好きだ。

――……一番好き、だったんだけどな。
お前と共に振動を奏でていないとまるで死んでいるみたい、だったんだけどな。


「 
い記憶の残骸の Affection じゃあ
  止まれないよ 
っても いいの――?♪ 」


歌と音が振動を生む。揺れを起こす。空を切る。
地面を蹴る。かき鳴らす。繕って笑った顔は。
満足出来やしねェけど。

それでも、心の臓は最大限に叫ぶ。

愛しの魚に焦がれていると。
(86) 2022/03/09(Wed) 23:55:23

【人】 衝撃波 ポルクス

「 柔く
れる
髪の隙間から僅か 
めかされ
  
見てた情景の熱と慈
にまた 
れていく――♪ 」


ラストスパート、まくし立てるように音と歌声が
る。

「 Ringing 響き続けた

  Heart 
かせてよこのまま
  Affection 魅入られ
じ込めたら
  
可分の衝撞 
A
ha――!♪ 」



う。
う。喉をからからと
らせば、
(87) 2022/03/10(Thu) 0:01:25

【人】 衝撃波 ポルクス

「 Ringing 鳴り止まない

  Matic 
き出したのなら――♪」


音響を
かせ。


「 Affection キミだけが
しくて
  
れ難い衝撞 永遠に 
A
ha――!♪ 」


奏の
焉を
った。


斯くして、この宴におけるこの機械の演奏は終わる。
この歌で誰かの何かを揺さぶれたならいい。
演奏は終わる。演奏は終わらない。

命ある限り、高らかに鳴動し続けてみせよう。



出来損ないの機械

Matic Affection


――終演――


 
(88) 2022/03/10(Thu) 0:14:34
ポルクスは、聞いてくれた羽虫共、
Thanks!!!!
(a44) 2022/03/10(Thu) 0:26:13


簡単な理由だと思った。けれど、彼女らしいとも思う。

「ん、気に入って貰えたならよかった。
 終わる前に一度その柄を探してみてもいいかもしれないし、よく知られている方の花だから……外に出た時も、そう難しくなく見つけられるんじゃないかな。」

ローズガーデン、なんていう薔薇のみで構成された庭園も世の中には存在する。
それだけ多くの人に親しまれているというのも、またヒーローらしくあるのではないか。

「……うん、自分で言うのもなんだけれど。
 良く似合うと思うよ、ローズ。」


「良かったな、ローズ。」

残り僅かな時間でも。改めて宜しくと伝えて。

「赤いローズだけでもかなりの種類があるから調べるのは俺もお勧めする。そうして、気に入るものに出会えたら。俺にも教えてくれないか?
君がどんなものを選ぶのか気になるんだ」

【人】 衝撃波 ポルクス

演奏が終わった後。
響く拍手には満面の笑みを向けるだろう。
ちゃんとその場に居る一人ひとりに目を向けて。

みんなそれぞれ違う音が鳴ってて。
それが伝わる。嬉しいんだ。


「愛してるぜ羽虫共〜〜〜!!!

 
Thanks!!!!
 ん〜〜〜まッ!」

ライブの一環だ、また調子よく投げキッスをして。
振動を奏でた幸せな時間は、そうして過ぎてゆくのだろう。
(89) 2022/03/10(Thu) 1:37:32
音楽の宴が幕を下ろし、ひと段落がついた頃。
多少なり残っているであろうほとぼりなぞ知らぬとでも言うように、つかつかと君の前まで近づく足音が一つ。

「ポ〜ルク〜スく〜ん?」


呼ぶ声の主である彼女はにっこにっこと笑みを浮かべているが、
目が笑っていない。

加えて承知の通り、あなたの事をポルクス君なんて呼び方をするのは共鳴窓でも初めてである。
「このクロノさんに何か言う事はないかしら?」


足音を一つ感知し、肩が
ビクリ!
と跳ね上がる。
音で分かる。この歩き方の響き……怒ってるよ!!


「は、ハァイ…………!」

固まった身体のまま、怯えながら。ゆーっくりと振り返れば笑みを浮かべるあなたの顔があって。ひやり、背筋が寒くなる。
音でわかる。ぜんっぜん笑ってないよぉ!!!!


ごッ!!
 ……、
 ご、ご、ごごごごめんなひゃい!!!!!!!!!」

勢い良く頭を下げ……見上げた顔は大胆不敵に嗤ってるわけもなくクゥーン、になっている。もはや怯える小動物です。無力です。
だってそんな、最初にガブーいかれるとか思わないじゃん……!!!!


こちらもこちらで色々終わった後のこと。


『ゲームの事ならもう少し残りたくはあったな。
勝敗はともかくハーミットの希望は面白そうだったし、折角だからミラージュへも宣戦布告したかった所だ。まあ』

『この無礼講自体は、悪くない。君達にはいい物も見せて貰えた』

「嫌ねぇ、そんな怯えないでよ。

別に怒ってるわけじゃないのよ?」何で私の許可なく勝手に死んでくれてるのかしら?

「そういうゲームだもの、突然襲われる事もありえる話よね」起きてからもみんなと楽しそうにしてたもの、何よりだわ。

「反省してるならまぁいいわ。話しかけなかったこっちも悪いしね。
次会った時にはワガママいうから次会った時はもっと遊んでもらうから、付き合いなさいよね!」

口頭でも振動からも言いたい放題言いつつ、小動物と化したアナタの頭を撫でるのでした。強めに。

 




情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


←↓■□フィルタ

注目:ポルクス 解除する

生存者 (6)

バーナード
3回 残----pt

疾風のように

エルナト
0回 残----pt

満足しました

クロノ
1回 残----pt

挨拶は未来に

ロベリア
4回 残----pt

難儀な心

ナフ
12回 残----pt

何も変わらない

シトゥラ
3回 残----pt


犠牲者 (3)

キュー(2d)
0回 残----pt

 

ポルクス(3d)
21回 残----pt

機械は魚の夢を

ラサルハグ(6d)
2回 残----pt

迅雷は走る

処刑者 (5)

ムルイジ(3d)
3回 残----pt

 

スピカ(4d)
7回 残----pt

7枚のコイン

テンガン(5d)
8回 残----pt

では、いつか。

シェルタン(7d)
7回 残----pt

認めてくれるなら

アルレシャ(8d)
22回 残----pt

魚は機械の夢を

突然死者 (0)

舞台 (1)

レヴァティ
0回 残----pt

皆様如何でした?

発言種別

通常発言
独り言
内緒話
囁き系
死者のうめき
舞台
置き手紙

一括操作




発言種別注目






















(0.16 CPUs)
運営 moonpupa
人狼物語 by あず/asbntby
人狼議事 by ななころび
トップバナー画像 by naomyplum
人狼物語画像 by Momoko Takatori
Schwarzwald(黒い森) by hagios
トロイカ TYPE:А / 哀愁のタタロチカ by かえるぴょこぴょこ/あさくら
ようちえんせんき かりんか / ハロリンカ / 凍れる水車 by かえるぴょこぴょこ/あさくら
霧雨降る街 / 少し大きな霧雨降る街 / 蒸気満ちる宴 by きりのれいん
メトロポリス / バビロン / ギルガメッシュ / Valhalla by すむろ水
ひなだん by hinaki
壱番街 / 壱番高校 by 壱猫[onecat]
外道大戦 by mtmt
都道府県キャラセット by kairi(企画代表)
繋<つなたま>魂 / 班帝家の一族 / H)SOCIUS(A by めいあ
もふぁんたじぃ / もふぉれすと by ほのゆる
Cathedral / 学園Cathedral / Grand Cathedral / 学園Grand Cathedral by Izuya
夜月町 by 夜月けい
南区 / 古今東西 by 南
IRO-COLORE(いろころる) by Izuya, 南
お茶会 / 演奏会 / 花見会 by ゆひろ
GNL / GNL+ by guiter-man
ジランドール / イルミネーション by may-co
シキメグリ by afinter
-汝人狼也-人物画 by 878, かんこ
closure / closure' by 閉
Emoricu / Cumorie / 黎明街 by milk_sugar
ワンダーズ言戯団 by pike
宝石箱《Jewel Box》 by 宝石箱制作委員会
文明開化 by sin
カティサーク by apricot with y_hyuga
月狼学園 / 人狼署 / 狼達の軍歌 by apricot
花一匁 / 桃酔郷 by さね
po!son / Girl's Talk by pure_g
madparty by シロクマ
rhizome by CH3COOH
曲芸会 / 曲芸会Hello! by otokasa
AtoZ by 築
瑞洋館 by ういろ
LastSunday / HeaVen by 志摩
かくりよ by plmi
桃色concerto by 桃昆布
狼兎 by クロマ
人狼ヶ谷学園の放課後 by 竜山明日佳
bAroQue / tradimento by souya
Bokuyume. by 卜部
FGOキャラセット by 有志一同
魔法少女は眠らない by 魔法少女チップ企画
Liberte by みぃな
噛志野医院 by manamiz
メギド人狼 by メギドチップ企画
absolventi by ぶんちゃん
歳時抄 by 小由流
文アルセット by 文アルセット企画
荘園パック by ARC(企画代表)
Friends by 真知
城下町の酒場 / 大神学園 by じっぷ
エッグ by 朧恩
ぐれすけ・ぷらす by 純
ニューホライズン by youden
バーバチカ / プトロレ by たべ
ユメツナギ by 天瀬春日
StarGazer / LittleStar by CONBE
御常紀学園 by HS_29
オハナシノクニ by オハナシノクニ制作委員会
Fragment of Jewels by 粉海月
花園女学院 / 他種族孤児院 by はこみ
xxxx組 by サイコ瓦
おりふし学園 by めんるい
Fairytale Syndrome by hTuT
Salute by むくっこ
Le parterre by イヌバラ
Troopers by 人類管理連合
お野菜キャラセット画像 by 無料素材倶楽部
Siuil a Run by 匈歌ハトリ
紫煙をくゆらせ by 空砂
RocketPencil by 山本羅刹
エトリエ / エトリエ・戦国 by とり
ボワボンボン by あとらそふと
古の迷宮 by とり夫
JEX Online by katarazu
煌夜の決闘 by ジュエルセイバーFREE
こだわりアイコン by fatcow
トランプ画像 by しろま空間
リンソン by moonpupa