![人狼物語 三日月国](./img/mptitle_prov_v0.jpg)
181 忘却の前奏曲、消失の1ページ
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視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
![](./img/okamigakuen/110_C.png) | [ 惜別ハツナはW太陽Wでいなきゃいけないから。
それが責任も痛みも背負う理由。 ] (0) 2022/11/03(Thu) 0:42:52 |
[
君がいるけど、
君はいない。
だから、私は誰の前でも頑張ってたんだ。
私、君の事、見くびってたのかも。
まさか嘘つきって言われちゃうなんてね。 ]
![](./img/okamigakuen/110_C.png) | 大丈夫。あるよ、説得力。 ほんとのこと言うとね。 ずっと、君にそう言われたかったんだ。 [ 柔らかく、笑ってみせた。 泣き笑いみたいになっちゃったのは…… ゆるしてほしいな、嬉しくて 涙が止められないんだもん。 泣いているの、これ以上見せたら 君がまた自分を責めてしまいそうで それは、嫌だったから。 君に背を向けるようにベッドから降りて 窓からのぞく空を見た。 天に手をのばして、ふ、と息を吐く。 ] (1) 2022/11/03(Thu) 0:47:29 |
―――――……
[ 小さく紡がれるのは、夜を想う歌。
いつだって、君に聞かせていた曲。
この歌を歌ってるとき、
私はいつも太陽から逃げようとしてた。 ]
この歌を歌ってるときにね。
君が、来てくれたんだ。
太陽も地球の裏側じゃ休んでるって。
あの時の私と今の私、おんなじ気持ちだな。
また、君に救ってもらっちゃった。
![](./img/okamigakuen/110.png) | [ そんなことを言って、 君が退院するって教えてくれたから 振り返って、よかった、って言うんだ。 嘘じゃないよ、よかった、って思ってる。 退院するってことは 君の怪我が治ったってことだもん。 ] 一人だと不安になっちゃうもん。 君の役に立てて、よかった。 どういたしまして。 (2) 2022/11/03(Thu) 0:49:14 |
![](./img/okamigakuen/110_C.png) | [ 言いながら、君の方へと歩み寄って。 君は此処を出ようと背を向けてたかな。 それとも、まだこっち見てた? どっちにしろ、私のすることは決まってる。 ] 退院祝いに、どこかいこうよ。 あ、退院祝いだけじゃなくて…… 私の休みも兼ねて、ね。 [ くすくす、いたずらっ子みたいに笑った私は 君に抱きついて、囁くんだよ。 ]* (3) 2022/11/03(Thu) 0:50:23 |
![](./img/okamigakuen/93.png) | [ これを言うと誤解されそうで言えないけど ボクは太陽が羨ましいと思ったこともあるし 劣等感を持ったりだってする。 ボクはそう思うし、その時のボクもきっとそう。 例えば気恥ずかしさに負けて 彼女を太陽と呼んでしまったことが発端なら その呪いを解くのがボクの役目で、 ボクにしか出来ない役割だ。] (4) 2022/11/04(Fri) 0:27:46 |
![](./img/okamigakuen/93.png) | [ 涙をこぼす彼女にボクは静かに頷く。 >>-4 太陽がなければ人は生きていけないなんていうのは 共同幻想と同調圧力が織り成す戯言だから。 望まない太陽が無くても ボクも、彼女も、死んだりなんてしない。 奇しくもボクによって願いが叶えられた彼女は しがらみを抜け出し、唄が生誕を告げる。 >>1 聞き馴染みのないメロディーは 不思議なくらい心地よくて。 知らないはずの歌なのに なんだか懐かしく思えてしまう。 >>D1] (5) 2022/11/04(Fri) 0:28:15 |
[ そう。懐かしいんだ。
何処かでボクは誰かに言ったことがある。
それでいて、その誰かが彼女だって
ボクはその夢を何処かで見たことがあるから。]
![](./img/okamigakuen/93.png) | キミは独りじゃないって。 ボクなら、言いそうだ。 [ 一人だと不安になるという彼女に >>2 ボクは自分の想像を口にするけれど この想像は恐ろしいくらいに練度が高い。 それがまるで正解だと ボク自身が知っているような気さえする。] (6) 2022/11/04(Fri) 0:29:38 |
![](./img/okamigakuen/93.png) | [ 日はまだ高く外は太陽が出て明るいまま。 ボクの家か、学校の屋上が脳裏をよぎるのは なんとも不思議な感覚だ。
片や過労で、片や交通事故で。 本来無許可外出なんて出来ない立場なのに。 ボクは彼女の手を引いて。 途中廊下でばったり会い、 どこに行くのかと心配そうな先生に向かって。] (7) 2022/11/04(Fri) 0:34:44 |
![](./img/okamigakuen/93.png) | (8) 2022/11/04(Fri) 0:35:13 |
![](./img/okamigakuen/93.png) |
[ ボクにしては割と大きめな声で言い切ると そのまま脱走するように病院を抜け出した。 もちろんハツナさんの手を離したりはせずに。
後ろで看護婦さん達の 黄色い声が聞こえたけれど
そんなこともお構い無しに ボクは彼女の言う場所へと向かうんだ。]
(9) 2022/11/04(Fri) 0:36:41 |
![](./img/okamigakuen/110.png) | [ 君に歌を聞かせなきゃ、って 思ってた時は太陽でいないと、って 自分を縛り付けてしまっていた。 皮肉な話だよね。 歌が必要になったら 歌えなくなってた、なんて。 そしてその呪いをとけるのは君だけ。 >>4 太陽を求めてない君だからこそ、出来るんだ。 ] (10) 2022/11/04(Fri) 18:00:51 |
[ 私にとっても歌うのは懐かしかった。
君が事故に遭ってから歌えなかったし
……あの時からすごく
時間が経ってしまったような気すらして。
誰かといる時間より
一人の時間の方が長く感じるからかな。 ]
![](./img/okamigakuen/110.png) |
そうだね、きっと言うよ。
[ だから、あの時傍にいるって 言ってくれたんだよね。
君の想像が正解だと、 私は知っているから、頷いてみせて。 ]
(11) 2022/11/04(Fri) 18:01:33 |
![](./img/okamigakuen/110.png) | 君の家に行こう。 二人きりになれて、誰にも気兼ねすることない。 私、君のためにご馳走作っちゃうよ? 君はほっといたらコンビニ弁当とか カップ麺で済ませちゃうんだもん。 だめ、っていっても聞いてあげないからね。 (12) 2022/11/04(Fri) 18:07:39 |
![](./img/okamigakuen/110_D.png) | [ 君の家だった。 学校の屋上は……ごめんね。 ちょっとだけ、怖いんだ。 君に悪意を向けた人たちのことが 頭をよぎってしまうから。
それに、私がされたことを思えば 君はきっとまた自分が許せないって思いそうで。 思い出させるような場所に行きたくなかった。 君にとってどっちがいいかを考えてたはずなのに いつの間にか私にとって都合がいい方を 選んでしまうことに微かに罪悪感を感じながら。 ] (13) 2022/11/04(Fri) 18:08:44 |
![](./img/okamigakuen/110.png) |
[ 君に手を引かれるままに 廊下を歩いていく。
退院の目途が立った君ならともかく 倒れた私は心配されて当然。 ばったりとあった先生に どう説明しようか、咄嗟に思いつかなくて 私は何も言えなかったんだけど。 ]
(14) 2022/11/04(Fri) 18:09:08 |
![](./img/okamigakuen/110_D.png) | (15) 2022/11/04(Fri) 18:09:50 |
![](./img/okamigakuen/110_D.png) | [ 君の説明に、頬が赤く染まる。 君はそんなつもりなかったのかもしれないけど 付き合ってます、と堂々と宣言してるようにすら 見えちゃうわけで……困らない、けど。 流石に恥ずかしいよ…… 看護婦さんたちの黄色い声だって しっかり耳に届いてるから。 ] (16) 2022/11/04(Fri) 18:10:21 |
![](./img/okamigakuen/110.png) |
[ 二人で抜け出して歩く時間は なんだかちょっと悪いことしてるみたいで 遠足のあの日みたいだなって思ったりもする。 病院にいないといけない二人が 抜け出してるんだからただのサボりより タチ悪かったりするのかな。 君の家に行く前に、 寄り道していい?って聞いて 君がいいって言ったなら、 最寄りのスーパーに寄って二人で買い物もしたかな。
安心したからか、お腹すいちゃったしね。 君は何が食べたい?って聞くんだ。 希望の物、作るよ、って言って。 ]
(17) 2022/11/04(Fri) 21:03:39 |
![](./img/okamigakuen/110.png) | [ 繋いだ手を離さないまま 私は君の家に案内する。 何度も行った場所だから 道に迷ったりなんてしない。 事故に遭った場所を通った時は 少し、私の顔は曇ってしまったかもしれないね。 ] (18) 2022/11/04(Fri) 21:06:37 |
![](./img/okamigakuen/110.png) |
着いたよ、ここが君の家。 此処で何度も、君と二人で夜ご飯食べたんだ。
[ そんなことを言いながら、 二人で家に入った。
ちらり、とキッチンを見てしまったのは 私にとっては思い出深い場所だったから。 料理してるときに、君が後ろから 話しかけてきてくれたりしたこととか そんな、小さな幸せを思い出して、 ひとり、小さく笑って。 ]
(19) 2022/11/04(Fri) 21:07:35 |
![](./img/okamigakuen/110_C.png) | 家の中、見て回る……? 何か、思い出せることあるかな。 [ 君にとってのきっかけが何になるのか 私には想像つかなかったから。 君に聞かれたことには応えようって そんな気持ちで、君の方を見たんだ。 ]* (20) 2022/11/04(Fri) 21:07:53 |
![](./img/okamigakuen/93_B.png) | [ これが学校だったらどうなっただろう。 >>13 きっと彼女の考えたことは正解で でもひとつ違うとしたら 許せないのはボクのことだけじゃない事だろうか。 きっと別の理由で学校を停学になってしまうかも しれない。 目には目を、歯には歯を、暴力には暴力を。 もっともボクは彼女が平和に過ごせるというのなら そうなってしまってもいいと思えるんだけど それはそれでまた彼女を泣かせてしまいそうだから その時はボクも手を考えることになるんだろうね。] (21) 2022/11/05(Sat) 20:08:08 |
![](./img/okamigakuen/93_C.png) | [ ボクの思い出深い場所はどこか。 本当ならその答えはボクが知っているはずなんだ。 他の誰を信じたりはせず、自分だけ信じていればいい。 けどそれが出来ないから誰かの言うことを 信じるしか選択肢はないはずだというのに。 彼女だから、安心して信じられる。 >>-16>>-17] …………ボクってそんなズボラなの? [ とはいえ衝撃的だったものだから 自分の事なのに自分のことに思えなくて。 つい聞き返してしまった。 カップラーメンにコンビニ弁当 >>12 ボクは自炊一つやらないダメ男らしい。 しかもハツナさんの強固な態度は…… さてはボク、前科一犯だったりする? ] (22) 2022/11/05(Sat) 20:08:45 |
![](./img/okamigakuen/93.png) | [ 自分の杜撰な生活に恐怖を覚えながら 彼女の手を引いてボクは家へと向かう。 病室を抜け出す前、 ハツナさんが顔を赤くしていた気がして。 >>16 ボクは彼女の声に思わず首を傾げてしまった。 >>15 それが交際宣言と同義だって、 考えが及んでいなかったせいだ。 ] (23) 2022/11/05(Sat) 20:09:18 |
![](./img/okamigakuen/93.png) | [ 不思議なことに忘れてしまったはずの家の場所が 彼女に案内される内に分かるようになる。 >>18 まるで、ボクの身体もそれを覚えているかのように。 途中スーパーに寄りたいと言われれば >>17 その意図を理解してボクは頷いてみせたし カレーが食べたいなんてリクエストもしたっけ。] (24) 2022/11/05(Sat) 20:09:45 |
![](./img/okamigakuen/93.png) | [ でも彼女のことをよく見ていたから 見てしまっていたから。 >>18 家へと向かう途中 彼女の表情が曇ってしまったのもすぐに分かって。] どうかしたの? [ 心配だと言いたげに ボクは思わず聞いてしまったんだ。 ] (25) 2022/11/05(Sat) 20:10:14 |
![](./img/okamigakuen/93_C.png) | [ あぁどうやらボクはやっぱり前科一犯だったらしい。 何度も二人で夜ご飯を食べていたのだとしたら そのきっかけはもう流石に想像がついた。 >>19] その節はどうも……… 多分、ボクのズボラな生活を 心配して 此処に通ってくれてたってことだよね? [ 確認するように彼女に尋ねながら ボクは彼女の提案に頷いて。 >>20 すると突然ズキっと頭が痛みを訴えて 思わず顔を顰めてこめかみを押さえた。 ] (26) 2022/11/05(Sat) 20:11:03 |
![](./img/okamigakuen/110.png) | [ ズボラなの?って聞かれて そうだね、って否定せずに頷いたのは 前科あるって言ってるようなものだったかな。
自炊をしないのがダメなわけじゃない。 ……自分の身体を大事にしていないみたいで 私は嫌だったんだと思う。
だから、私は譲らないって態度をとるんだ。 ] (27) 2022/11/05(Sat) 21:48:37 |
![](./img/okamigakuen/110.png) | [ 最初は覚えてないからか、 少しだけぎこちない君の足取りが 次第に軽くなっていく気がして。 何度も通った道だから、 頭ではわからなくても 身体が覚えてたりするのかな。 私の寄り道の提案はいいよって言ってもらえて。 君のリクエスト通りに、 材料を買いながら、君にもてつだってもらうよ? なんて、楽しそうに笑うんだ。 一応倒れちゃった身だしね。 こういえば君も気兼ねしないだろう、って。 ] (28) 2022/11/05(Sat) 21:49:24 |
![](./img/okamigakuen/110_C.png) | ……なんでもないよ。 [ 君の心配には、すぐばれる嘘で返してしまう。 >>25 君の気遣いを無碍にして。 あの時と違うのは、君に誤解を与えないように 言葉を付け加えたことかな。 ] (29) 2022/11/05(Sat) 21:51:16 |
![](./img/okamigakuen/110.png) | 今は秘密にさせて欲しいな。 絶対に、いつか話すって約束するから。 [ 曇り空を無理やり晴らして、 ほら、いこう?荷物重いもん、って 促して、水に流そうとしてしまう。 何でもない、は嘘だけど いつか話す、は嘘じゃない。 君はこれで納得してくれたのかな。 ] (30) 2022/11/05(Sat) 21:51:51 |
![](./img/okamigakuen/110.png) | [ きっかけは、君の生活が心配だったから。 君の想像はアタリだ。 じゃあ、ずっと続けてた理由は……。 ] だって、口で言うだけじゃ きっと君の食事は変わらないでしょ? 君が体壊さないか心配になるよ。 (31) 2022/11/05(Sat) 21:53:35 |
![](./img/okamigakuen/110_C.png) | それに……。 一人でご飯食べるの、寂しいから……。 (32) 2022/11/05(Sat) 21:53:49 |
![](./img/okamigakuen/110_D.png) | [ 君が寂しいのか、私が寂しいのかは 言わなかったけれど。 たぶん君なら私が言いたいこと、 わかるんじゃないかな、って。 提案通りに家を見て回ろうとしたとき 君が顔を顰めて頭を押さえたから。 大丈夫?頭痛いの? 椅子に座る?って慌てて言って。 心配そうに君の方を見るんだ。 ] (33) 2022/11/05(Sat) 21:54:14 |
![](./img/okamigakuen/93.png) | [ ボクは事故にあった怪我人だけど、 彼女は倒れてしまった病人だ。 出来る限り手伝うと言おうとして 先手を打たれた時には思わずつられてしまう。
きっとわかってるんだろう。 ボクが病人を連れ回していることに 多少なりとも罪悪感があることに。 >>28] (34) 2022/11/07(Mon) 2:40:57 |
![](./img/okamigakuen/93_D.png) | [ そんな心境でいたから。 なんでもない、という不器用な元気に >>29 まだボクに話せないようなことが あったなんてと驚いてしまった。 もっとも、すぐにその理由を >>30 彼女が教えてくれたから不安は無く。] (35) 2022/11/07(Mon) 2:42:00 |
![](./img/okamigakuen/93.png) | [ ボクは彼女に向かってただそれだけ。 今は言いたくない理由があるのだとして それがやましい事だったとしても 相応の事情があるんだろうと 彼女のことなら信じられるから。 ボクはこの事を 頭の隅に留めておこうと決めた。 水に流すのではなく、留めようと。 ]** (36) 2022/11/07(Mon) 2:43:48 |
![](./img/okamigakuen/93.png) | [ ボクの身をあんじてくれるその裏で 独りで夜を過ごすことへの抵抗感に シンパシーを覚えてしまった。 >>32 だからボクは彼女に太陽を求めず 彼女はボク似ていると、そう思ったんだ。 >>33 だんだんと視界が晴れていく気がして その過程で現れる頭痛は仕方がないことだから 心配そうな彼女には、大丈夫だ、と そう伝えてあげることにしただろう。] (37) 2022/11/07(Mon) 2:46:29 |
![](./img/okamigakuen/93.png) | [ 人を斥け続けたであろうボクが どうして惜別ハツナという人だけには 気を許して、惹かれていたのか。 >>-25 完成していたミルク色のパズルが たった一つピースだけを残して全て 記憶という名の色彩に染められて。 その答え合わせが成されると >>-28>>-29 ボクは彼女の前で目を丸くしたんだ。 >>-30] (38) 2022/11/07(Mon) 2:47:48 |
![](./img/okamigakuen/110.png) | [ 君の前で言った答え合わせ。 目を丸くしてるのは…… 答えが予想外だったから……じゃなくて 正解だったから、かな? >>38 そう、だったらいいな。 そうであってほしいよ。 どっちかわからなくて 私は君の言葉を待つんだ。 ] (39) 2022/11/07(Mon) 4:24:42 |
[ ボクらは互いの手を重ねる。
互いの心が、魂が重なり、ひとつになると
ボクは薄く目を閉じて呟いた。]
じゃあ、そろそろ行こうか。
じゃあ、そろそろ行こうか。
ハツナのところへ。**
ハツナのところへ。**
![](./img/okamigakuen/93_D.png) | [ 痛烈な感情を吐き出すハツナに ボクは苦笑いしながら謝った。 >>-44 キミが気づくかどうかは別として。 今のボクは昔のボクとは、少し雰囲気が違う。 きっとWボクWが色々な経験をしたからかな。 けどハツナは他にも 気になることがあるらしくて。 >>-46] 遠慮…?ボクが…?…… してたっけ……? [ 心当たりがまるでないボクは しきりに首を傾げてしまったんだ。 まさか見透かされてるなんて 思ってもみなかったからさ。 >>-45] (40) 2022/11/07(Mon) 23:12:07 |
![](./img/okamigakuen/93.png) |
え?
(41) 2022/11/07(Mon) 23:12:58 |
![](./img/okamigakuen/93_D.png) | [ あの時、と言われてすぐには分からなかった。 すると見せられたのはあの日記の中には >>-48 なかった1ページ。 消えたはずの、声。 流石にここで言うのは恥ずかしいから タイミングを改めたいのが本音だったんだけど。 これはもう言うまで動かないって顔だ。 >>-49 なんだか懐かしくなる。 こうして頑固に詰め寄られるハツナは ボクにほんの少しだけ勇気をくれるんだ。
] (42) 2022/11/07(Mon) 23:13:40 |
![](./img/okamigakuen/93_D.png) |
[ 観念して言い切ったボクはというと 前髪で自分の顔を隠すように目を逸らした。
遠慮をやめたとしても 恥ずかしいものは恥ずかしいんだ。]*
(43) 2022/11/07(Mon) 23:16:32 |
![](./img/okamigakuen/110.png) | [ わかってるはずなんだけど、ね。 君が好きで記憶をなくしたわけじゃないことも 取り戻そうって思っててくれたことも。 それでも、気持ちが抑えられなかったんだ。 やっぱり、今まで過ごした時間を 私しか知らないのは……さびしい。 そんな私は、すぐには君の変化に気づけない。 だって、W君Wとも何度も接してきたから。 ] (44) 2022/11/08(Tue) 16:25:17 |
![](./img/okamigakuen/110_D.png) | してたよ。 今までずっと、私に言ってくれなかった。 [ 心当たりが全くない様子の君に >>40 ちょっと拗ねたように、頬を膨らませて。 君が教えてくれなかったら、 私は気づけなかったのかもしれないね。 ] (45) 2022/11/08(Tue) 16:30:14 |
![](./img/okamigakuen/110.png) | [ 最初は戸惑ってた君だけど >>41 消えたはずの声のことだ、って わかってくれたみたい。 私は君が言ってくれるまで動くつもりなかった。 君ならいつか言ってくれると思う。 でも、どうしても今聞きたくて。 ] (46) 2022/11/08(Tue) 16:30:50 |
![](./img/hanazono/041.png) | 消失 の先に待っていたのは 誕生 。 それは、 想いの歌 と 事実の音 が響いたから。 二人の物語は、消えなかったのです。 (47) 2022/11/08(Tue) 23:49:00 |
![](./img/hanazono/041_p.png) | まっさらだったノートには 既に沢山の思い出が書き込まれているけれど まだまだ、ノートの余白は沢山ありますよ? これからも綴りましょう。 思い出に彩られた1ページを。 (48) 2022/11/08(Tue) 23:49:32 |
| (n0) 2022/11/08(Tue) 23:51:18 |
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