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【置】 ハンター見習い ミゲル─封じられた記憶─ 羊の群れに狼が混ざればどうなると思う? 幼馴染みの一家が吸血鬼に襲撃を受けてから 村での立場が多少悪くなっても日々は続いた。 急に態度を変えた人ばかりではない。 牧師さんは、役立たずと夜中に殴ることが増えても 星を見れば心がやわいだ。 大きくなったら、 あの子がたどり着けなかった都会の街へ行こう。 その為に勉学に励んでいた、矢先だった。 (L3) 2020/02/28(Fri) 20:07:02 公開: 2020/02/28(Fri) 20:15:00 |
【置】 ハンター見習い ミゲル───近辺でグールの目撃情報が増えた。 無論のこと教会に応援申請はしたが、 辺鄙な辺境の村一つと後回しにされた。 忘れもしない青い月が出ていた日のことだった。 自我のない吸血鬼を従えた 黒く、赤い、炎を纏った吸血鬼 不快な”聲”を響かせて 村の人達を試すように大仰に告げた。 告げた? 何を? あの吸血鬼は何を告げていた? ……ぼくは気づいたら すべてが焼き払われた村に立ち尽くしていた 赤い目をした吸血鬼が ぼくに、呪いを 残して…────。 (L4) 2020/02/28(Fri) 20:07:04 公開: 2020/02/28(Fri) 20:15:00 |
【人】 女主人の兄 ラトゥール[ 酒場の主人である妹には 今日のこの時間は店を閉めてくれと頼んだ そう。今日が決行の日だ ぼんやり歩いている目標を 捉えにかかるのは難しくはなかった 人の少ない道を選んで誘い込み 仲間達と共に目標を捕らえる さあ 酒場に、我等のアジトにご案内しよう ] (3) 2020/02/28(Fri) 22:14:21 |
【人】 女主人の兄 ラトゥール─ とある酒場 ─ [ 夜、本来ならこの時間は 酒場にはお客さんが沢山居るはずだが 今日のお客さんは1人だけ ] まずは 少し手荒な手段で呼び出した事を謝罪しよう 前の通り君と少し話したくてね? [ 何飲む?とフレンドリーに 何も言われなかったら牛乳で 今会うのでも2回目だ その上誘拐じみた行為で連れてきている 警戒されるのは当然だろう いま私に出来るのはただ丁寧な対応だけ ] (4) 2020/02/28(Fri) 22:15:18 |
【人】 女主人の兄 ラトゥール教会所属の半吸血鬼は 戦う道を強いられる それは 衝動抑制薬を教会が独占しているから そうだよね? 教会を飛び出し 抑制薬を持たず人を襲えばどうなるか それも当然知っているだろう? (5) 2020/02/28(Fri) 22:16:27 |
【人】 女主人の兄 ラトゥール半吸血鬼という存在だけで 生き方を決められる必要はない 戦いたくなければ戦わなくていい 教会に従いたくないなら従わなくていい 平和に暮らしたいのならそうしようじゃないか ここには 仲間もあの薬もあるのだから 無理にとは言わないけれど、どうかな? [ 教会の所属なら見た事あるだろう あの抑制薬を見せてから 水と共に、一気に飲み干した 前に出会った時よりも 微かに色を濃くした赤の目>>0:54を見ながら 相手の反応を、ゆっくりと待つ ]** (6) 2020/02/28(Fri) 22:17:08 |
【人】 酒場の女主人 ロゼ─ 酒場 ─ [臨時休業の看板を出して 外の賑わいを防ぐようにカーテンを閉める。 お客様はひとりだけ どことなく、浮かない顔をした男性。 お兄ちゃんが連れてきたお兄ちゃんの同胞らしいひと。] もう、お兄ちゃん 自己紹介がまず先でしょう? 私はロゼ、ここの酒場の経営者なの。 こっちは私のお兄ちゃん、ラトゥールっていうの。 [牛乳を出しているので 半吸血鬼が落ち着くんだったねと。 チーズのおつまみとお兄ちゃんには葡萄酒を出す。 どことなく。うん、何となく 無感動な赤色の瞳に、にこっと笑いかける。] (7) 2020/02/28(Fri) 23:13:48 |
【人】 酒場の女主人 ロゼ あのね、お兄ちゃんが悪いことしたら 私が叱るから呼んでね? 私は明日の仕込みするから ここの端っこまでは聞こえないけど なんか会ったら呼んでね? [甘い物でも食べる? 疲れた時にはいいでしょうって差し出したのはプチフール お兄ちゃんの分は綺麗な青。彼の分は桜のような桃色。 お兄ちゃんと彼を交互に見て、もう一度にこっ! この人戸惑ってるのかなって 作り笑いじゃないってわかって貰えたらいいなって ここに初めてくる人はみんな不安だから 私みたいに人間の女が楽しそうにしてるのが 後押しになることもあるからね!]* (8) 2020/02/28(Fri) 23:13:53 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス[ 周りの人の動きが少しおかしい? そう思った頃には遅く 「ちょっとこっちに来てね」 半吸血鬼だ。手を掴まれて、引かれて 驚きつつ怯えたところで相手は複数 中にはあの前の半吸血鬼の姿>>3もあった あの人が居るだけでも太刀打ちなどできない それに前の…話をしよう、を思い出す 話の為に、呼び込まれているのか。ならば 抵抗は、できなかった。しなかった 連れられた先は見た目はごく普通の酒場 入る前、臨時休業の看板がチラと見えた気がして ここに入って大丈夫か?と狼狽えれば 誰かが優しく背中を押す声がした ……どうやら今宵のお客は自分だけ ] (9) 2020/02/29(Sat) 9:48:03 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス─ 酒場 ─ [ 知らない場所に連れ込まれた そんな時思い出すのは 世間からの風当たりや教会での半吸血鬼の扱い それに対してあの男も、他の者の対応も あまりに自分に優しすぎる気がする 詐欺か?それとも取って食われるか? 微かに体が震えた 戸惑って、怯えて、周りを見渡して警戒して 問いかけにも答えず縮こまり そんな中でコツンと目の前に置かれた牛乳 それからチーズ>>7と、話し相手には葡萄酒 こちらを出したのは人間の女性 赤の目に映る笑顔 相手が兄だからの優しさではない 初めてここに来た自分にも そして居る彼の仲間の半吸血鬼達にも 偽りのない楽しそうな顔を向けていて こちらと話している途中に 時折挟まれる兄妹間の軽い雑談が あまりに自分に馴染みがないぐらい穏やかだ ] (10) 2020/02/29(Sat) 9:48:47 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス[ 牛乳に手を伸ばす 初めは恐る恐る、ちびちびと 何も仕込まれてないと知れば この空気も相まって警戒が緩んだ ] 私は…クラレンス 立場は見ての通り [ 教団所属の証を持っているし 半吸血鬼の大抵は教会に囲われている 話し振りからしても隠す必要はない ] (11) 2020/02/29(Sat) 9:50:49 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス血を…吸いたく、なくて 戦うことも、できなくて 薬さえあれば…って [ 自分の話をした 内容は大して多くもないのに 話し終わるまでかなり時間はかかった それを誰も咎めることはしなかった 差し入れのプチフールにも手をつける 穏やかな桜色に身体に染みる甘い味 美味しいです、と簡潔ながら感想を一言 甘いものを食べたのはいつぶりか?しかも、差し入れ もしも、本当に この人達といられて、薬もあるのなら ] (12) 2020/02/29(Sat) 9:53:11 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス[ 向けられ続けた理不尽な敵意 その理由も覚えてはいた 吸血鬼に全て奪われて憎む相棒 その身の半分が同じ性質の 私の事も憎くて憎くて仕方なくて 自分は利用されているだけ。監視されているだけ 吸血鬼を殺せる力を持つ半吸血鬼という立場を 上から無理矢理組まされた様なものだ 少しは友好的な性格の相棒ならともかく、と 自分の性格の悪さは理解はしていた 向こうも私が居なくなって清々するに違いない ] (14) 2020/02/29(Sat) 9:55:23 |
【人】 ハンター見習い ミゲル[ あの野郎、と内心で罵りながら街中を歩く ここ1ヶ月滞在している教会所属の証を持っている 長身の男など目立たないわけがないだろうが! 教会本部に任せっきりであったが ミゲルが最も得意とするのは諜報活動と隠蔽工作 或いはそれも組まされた元凶かもしれないが────。 酒場が昨晩から不自然に閉まっている情報も得た。 常連客が嘆いていたのを上手く誘導して聞き出す姿 あの半吸血鬼の男が見たら 「誰だよ」と言いかねない愛嬌を発揮した。] おじさん、ありがとう〜 また今度酒場であったら奢るね! [ にっこにこー♪ 絶対彼奴には見られたくない笑顔全開で 酒場の戸を叩く。返事があるまで叩いた。 ]* (16) 2020/02/29(Sat) 13:33:00 |
【人】 酒場の女主人 ロゼ──次の日! [さてさて話がどれぐらい長引いたかはわかりません ただお兄ちゃんが連れてきた人はクラレンスって言って ……やっぱり余り教会にいたくない。 だからね、朝から、うんうん、と言ってね。] 此処にいたらいいよ あ、ワインセラーのねーこことここをしたらね 地下あるんだけど シェアハウスとか色々に使われてるの だからね、行くところないなら そこの空いてるベッド使って使って! 慣れないうちはね、ベッドしかないけど個室使ってもいいし 平気なら他の人と一緒でもいいよ [朝ご飯を兄と彼の分を出して 一緒にテーブル席についていただきます 教会が…半吸血鬼にどんな風な扱いするか 少しだけしか知らないけれど 私が出来るのは安心していいよって全身で伝えること] (17) 2020/02/29(Sat) 16:35:12 |
【人】 酒場の女主人 ロゼご飯食べてね、ゆっくり休むんだよ それだけでいいの。取りあえずね お兄ちゃんこの子見てあげてね? 今日の夜はさすがにお店開かないと [買い出しに掃除……それからそれから! やることは沢山あるので街のほうへと行ったのでした そうその矢先に! どうも彼────クラレンスを探している人がいる模様 教会の証をつけていたらしい 教会の追っ手とわかると少し表情が曇る] (18) 2020/02/29(Sat) 16:35:16 |
【人】 酒場の女主人 ロゼ[帰ってお兄ちゃんに相談しよう 裏口から入って買った荷物を整理していた矢先に >>16まだ閉店中の酒場の扉が開かれる 最初のうちは 常連さんが間違えたのかと無視をしたけど 何度も何度も叩かれて、エプロンで手を拭いてから ドアを開く] はーい、まだ準備中ですよ? [一目でわかる。教会のひと。 昨日保護した彼と同じ証。 ────うん、でもね 私は結構慣れてるんだよ。] 営業時間に来てくださいね [速やかにドアを閉めようとした が、猫の子のようにするりと入り込んだ小柄の子。 中で暴れられるのは困ったなあ。 教会の人ってたまに手段選ばないけど、どうも教会のひとにしては若い] あのお客様困るんですけど [お兄ちゃんが異変に気づく前に追い払いたいのが本音]* (19) 2020/02/29(Sat) 16:35:40 |
【人】 ハンター見習い ミゲル教会本部のハンター見習い。 名前はミゲル。 [ 教会の権限を使うのは好きではない 一瞬苦虫を噛み潰したのをすぐに引っ込めて 困り果てたような素振りを”つくる” ] ……相棒を探していたら よく似た人物がここに来たっていってた… 俺も、彼奴がいないと困るし 急にいなくなって……心配で [ 一般人は半吸血鬼を囲っていることを知らない 今、自分が擬態するのは相棒が行方不明で 心配して不安で仕方の無い か弱そうなハンター見習いだ 重ねた実験。 得た能力の代わりに止まってしまった 体躯は少年のまま時を止めて ────…何でも、利用してやろう ] (20) 2020/02/29(Sat) 17:00:28 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス[ 半吸血鬼の兄の方 威圧感?は相変わらずで凄そうなのに 自己紹介忘れて人間の妹に指摘されるだとか 会話中に飲んだ葡萄酒一杯で 酔っ払ったか眠そうにしている そこそこ大事な話の途中ではないのかと 言ってやりたくなったのは抑えた かなり抜けている人だ だが、悪い人ではない。お人好し過ぎるぐらいに 人間の妹の方 こちらを気にかけてくれているのか 悪いことをしたら叱るだと言った妹は 相当なしっかり者らしい 酒場の仕込みをすると言って裏に回った辺り ここを仕切っているのも彼女だろう 半吸血鬼に偏見もなにもないのか 純粋なる笑顔を常に向けていて こちらも悪い人じゃあなさそうだ 少なくとも、騙したりなどは、しない ] (21) 2020/02/29(Sat) 22:02:25 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス─ そして次の日 [ 半吸血鬼と話をしたりとしているうちに 時計の針はいくつ回ったか 居させてもらってもいいなら 彼らにそう、伝えて 空は白み始めて 夜は去り朝と呼ばれる時間に変わる 行くところが無いなら地下に、と 言われたこともありがたかった 気付いた時から教会所属の身 教会以外に自分の家と呼べる様なものはない 出された朝ごはんを食べながら 人間の妹の方とも言葉を交わした それから、他の半吸血鬼も来ていたら、そことも少し ] (22) 2020/02/29(Sat) 22:03:03 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス[ ご飯を食べて休めばいい とりあえずそれだけでいい>>18 教会にずっと居て 訓練に学習にと追われ続ける日に比べたら あまりにもなにもなさすぎて 逆に落ち着かないぐらいだ ゆっくりゆっくり朝ごはんを食べる 一緒のテーブルで食べていた2人は 自分より早めに食べ終えて 妹は仕事に、兄はこちらを待っててくれる様だ 食べ終えて少し休んだら 地下で休もうと思う旨を伝えて 何もない時間を過ごしているうちに やたらと激しく扉を叩く音>>16 ] (23) 2020/02/29(Sat) 22:03:26 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス[ こんな時間に、一体誰? 酒場の開いていない朝の時間 常連さんかが訪ねてきたのだろうか 自分が探されてるなんて考えやしなくて ラトゥールと言う半吸血鬼は言った しばらく伏せて居なさい、と 言われた通りカウンターの下に隠れる 話している内容に聞き耳を立てながら ] (24) 2020/02/29(Sat) 22:03:59 |
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