Y『恋人』 クリスタベルは、メモを貼った。 (a95) 2022/12/19(Mon) 23:42:09 |
【人】 ]Y『 塔 』 プロセラ[ どっちだっていい。 世界が続いても、滅んでも、 きみさえ無事ならそれで良い。 けれど世界が続く事は祈れなくて けれど世界が続かないことを望んでいると 絶対に誰にも知られる訳にはいかなくて 結局ふりだしにもどった。 今度は、どうでもいいからじゃなくて それしか選べないからこそ。 ] かくさなきゃ…… [ きみが戻って来て、どうするかと問われたら? ぼくはきっと『疑われた』と身構えてしまうだろう。 だってうしろめたいことをかんがえている。 ぼくは上手く答えられるだろうか。 練習をしようと思った。 きみが教えてくれた歌を覚える時みたいに、繰り返し。 ] (459) 2022/12/19(Mon) 23:42:44 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタ[さて、彼の部屋を辞した後、 チェレスタがどうしたかというと。 真っ直ぐ自室に戻ってそのままベッドに倒れ伏してしまった。 ……いくら自分で蒔いた種とはいえ、 自分勝手な考えで事態をこじらせてしまったことを思うとさすがにしょげた。 枕に顔をうずめている間に、 自然とヒナギクの顔が浮かんできて。 元気になったら話に行くんだから……と自分に言い聞かせて、何もかも先送りにしてしまった。 しかし回復は遅かった。 何せ歌って痛みを和らげるという気概すら湧かなかったくらい。 ここまでしょげたのは、いつぶりか。 記憶を探るまでもない、2年前、洋館で暮らすことを決めて以来だ。 あの時よりはマシなしょげ方をしている……と思うけれど] (460) 2022/12/19(Mon) 23:42:50 |
【人】 ]Y『 塔 』 プロセラ[ きみが戻ってくるこの場所から逃げ出した。 すこしでもきみとの再会までの時間を稼ぐために。 どこへ?なんてわからないまま、歩き出す。 ■■■■への返事なんか考えてなかった。 何も答えないつもりでいた。 何も答えられないから。 尋ねに来たならきっとそれからも逃げ出しただろう。 偽りしか答えられず 偽りすら吐きだせないのならば 何を問われようとも なにもかも不要な事で なにもかも意味が無かった。 言葉を殺して、ただ息をする。 強いられたのはそれだけだ。 選べと強要されても従う道理はなかった。 ひとめみてあれが■■■だと頭で理解できたけれど 心はずっと、その思考を否定していた。* ] (461) 2022/12/19(Mon) 23:43:51 |
【人】 XIX『太陽』 ヒナギク―― *** ―― [それから急いで食堂に行って、アリスの部屋に戻って。 彼女が起きていたら、 また寝かしつけるように彼女の背を撫でて。 彼女の隣に寝転がって、 一緒に眠ったりもしたかもしれない。 彼女の考えを聞いたりもしただろう。 結局、アリスはその時答えを出せなかったかもしれない。 それでもいいと思った。 彼女が納得のいく答えを出してほしかったから。 でも、もし叶うなら。 小さな彼女にも一緒に世界を見て欲しいと願った。 それは、口には出さないまま心だけに秘めて。 彼女が再び眠りに就くまでとりとめのない話をした。] (462) 2022/12/19(Mon) 23:45:07 |
【人】 XIX『太陽』 ヒナギク[アリスが眠った後。 プロセラの姿を探しに医務室に戻っただろう。 彼が、医務室に居なければ中庭を。 其処にも居なければ、部屋を、洋館を。 チェレスタはどうしているだろう。 考えは纏まっただろうか。 一方的に信頼は置いているけれど、 彼女がもし迷っているのならば。 端末を取り出して、彼女の宛名を探す。 打ち出すメッセージは一文だけ。] 『チェレスタはもう決めた?』 [箱庭に行くことを。世界の存続を。 彼女自身の答えを。 返事はあっただろうか。 なくても良かった。 明日また会えるって確信めいたものがあるから。 その時聞けばいい、ただそれだけ。] (463) 2022/12/19(Mon) 23:45:42 |
【人】 XIX『太陽』 ヒナギク[プロセラの姿は見つかっただろうか。 もしかしたら、探している間に、 他の誰かとすれ違ったかもしれない。 二十一人の考えが交錯する夜。 中継機から警報が、ずっと鳴り続けていた――……。] (464) 2022/12/19(Mon) 23:46:17 |
【人】 XIX『太陽』 ヒナギク[夜の間は世界の崩壊も、 少しは落ち着いていただろうか。 それとも、洋館の周りだけが守られたように 静かだったのだろうか。 思った以上に朝早くに目が覚めて。 妙にすっきりとした目覚めだった。 いつものように部屋着から着替えて。 顔を洗って、髪を整えて。 向かった先は、昨日二十二人が集められた広間。 『世界』は優雅に足を組みながら、 ソファを我が物顔にしていた。 彼と二人で対峙するのは妙に緊張もしたけれど、 話しかけられれば、 朝の挨拶を交わす程度もしたかもしれない。] (465) 2022/12/19(Mon) 23:46:38 |
【人】 XIX『太陽』 ヒナギク私、決めたよ。 ……ううん、最初から決めてた。 迷うことなんてなかった。 お願い、『世界』を壊さないで。 これ以上、壊さないで。 『箱庭』には行かない。……行けない。 私は、此処が……『世界』が好きだから! * (466) 2022/12/19(Mon) 23:47:24 |
Y『恋人』 クリスタベルは、メモを貼った。 (a96) 2022/12/19(Mon) 23:49:44 |
【人】 T『魔術師』 シン―― 回想・取った手と、撫でられる手と ―― [ 昨日、玄関ホールを離れる時、 ぼくはタナトスの手を取って、声を掛けた。] わ、 [ そうしたら、ぼくの頭に 優しい感触が降ってくるものだから>>2:87、 嬉しくて、へへ、と笑う。 タナトスが頭を撫でるようになったのは、いつからだろう。 みんなを撫でてるみたいだけど、 その中でも、ぼくはきみに撫でられることが 多かったんじゃないかな! そう、ちょうど癖が、噛み合ってしまうから。] ……うん! ありがとう! あは、その呼び方、とってもいいね! [ 背中から聞こえる声に振り返って、笑顔を向ける。 初めての呼び方、それ、とっても嬉しかったな! ] (467) 2022/12/19(Mon) 23:49:48 |
【人】 T『魔術師』 シン[ ……結局、ぼくはきみが倒れた時には 助けてあげられなくて。 あとで、様子を見てきみのところへ 訪ねるしか出来なかっただろう。 切ったリンゴを持っていった。 そう、ヴェル兄さんが教えてくれたので リンゴなら綺麗に剥けます! だけどね、ユグくんと二人、寝ている姿を見たら、 リンゴだけ置いて、声を掛けることなく部屋を出た。] (469) 2022/12/19(Mon) 23:50:37 |
【人】 T『魔術師』 シンよく分からないから、 それは判断が出来ない……かな! [ 箱庭にいる方が幸福なのか、 それとも世界を守りたいと思うのか。 でも片方がどうやっても片側に乗りさえしないなら、 フェアじゃない天秤では、量ることは不可能だ。 これでいいかな?って、 きっと、いつもみたいに、笑った。 ……頼れないのは、やっぱりぼくの方だったかな? もし世界が滅びないのなら――まだ、間に合うことも、 あったりする、のかな。 **] (471) 2022/12/19(Mon) 23:52:31 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタ[…………] [その状態でよく眠れたかというとそうでもない。 時々悪い夢が悪さをしたような気がする。 それでもいつも通りの時間に目が覚めた。 いつも通りの支度をする前に端末を確認すれば、 メッセージがぽつぽつと届いていた。 一座の皆のホットラインから複数と、ヒナギクからひとつ] あっ……。 [昨日のうちに答えられなかったなあ。>>463 答えはもちろん、決まっているのに。 少しだけ考えて、会うことができたら、直接自分の言葉で伝えようと思った。 昨日と少し違う今日でも、また会えるって確信しているから。 だから、先に神なる存在を呼ぶことにした] (472) 2022/12/19(Mon) 23:53:26 |
【人】 [『 力 』 フォルス―――夜更け [ ただ、考えていた だから目を開けた時 ……驚かなかったといえば嘘になる 未だそこに居たのか たまたまそこに居たのか 選択を迎えに来たのか そんな事、わかるはずもない それでも、そこに立つ姿が 穏やかに立つ彼に重なって見えたから ] (473) 2022/12/19(Mon) 23:59:22 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタおはよう。悪くない朝だね。 ……私は決めたよ。 私の望みは今在る世界でも叶えられると思うから、 今在る世界を壊すことは望まない。 そういう、意地悪をしようって。 [他ならぬ『箱庭の神』に対して、である*] (475) 2022/12/19(Mon) 23:59:29 |
【人】 [『 力 』 フォルスこの世界を貴方が壊しても 俺が箱庭に行くことは無いけど 『力』が貴方を憎まなかったように 俺も貴方を憎まない ……言えるうちに、言っとこうと思って (476) 2022/12/19(Mon) 23:59:30 |
【人】 [『 力 』 フォルスでも、本当はさ ヴェルトと、神様と ここに居る皆で。 メルロン食べてみたいよ [ 男を見上げて 俺は笑えたかな ] * (477) 2022/12/19(Mon) 23:59:33 |
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