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【人】 女主人の兄 ラトゥール…2人とも、今のうちに、お願い! [ 昏い呪いを打ち砕く 呪いを解く為に必要な事 それは本人がやらねばならない事 凍った時が崩壊するまで、あと××秒 ]* (56) 2020/03/09(Mon) 12:20:59 |
【人】 ハンター見習い ミゲル[ 赤き吸血鬼の威嚇に対して一切物怖じしない>>54 場数が違うのだろう 不可思議な詠唱の後に赤き吸血鬼の動きが止まる>>55 相手の動きを止めるなど高等な能力だ 一分と満たないであろう時間に ────仮であれ数ヶ月相棒をしていた相手に目配せをする ] クラレンス…頼むっ! [ 自律で赤き吸血鬼に立ちはだかるグールを 短剣の魔石に触れ対象のみを業火の焔に包む 集中力のせいか。他要因か。 以前よりもより強く精度を増した焔は他を燃やすことなく 吸血鬼の周囲すべてのグールを焼き払った。 ────が。能力を使った後の体力の消耗が以前より激しい ] (57) 2020/03/09(Mon) 12:51:27 |
【人】 赤の吸血鬼 ルゴール 貴様ァ……なんだこの異能は!! [指先ひとつ動けなくなった吸血鬼が呻く グール達は自然に主人たる吸血鬼を守るように壁となる あの能力は危険だが────。 この連中にあの小僧は殺せはしない。 そこに隙が出来ると打算して、僅かの合間の体の膠着の間に 闘気を高める。] 気が変わった…小僧…貴様から殺してやる! 『そこの半吸血鬼!再び配下になれ!!』 [迫り来る半吸血鬼に再び洗脳を掛けようと試みる 仲間を殺しきれない甘さが致命的となる得る 狡猾で悪質なやり方を一切躊躇することはない]* (58) 2020/03/09(Mon) 12:52:06 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス[ 携帯食を受け取って 少しだけ食べながら獲物の印の話を聞いた こうやって食料を 分け合って共に食べた事なんて 今までにあっただろうか ] 名誉の負傷なんてかっこつけて [ 突き放す様な物言いは変わらなくとも 以前よりは遥かに進歩していた 赤の目は、無関心な目ではなくなっていたのだから ] (59) 2020/03/09(Mon) 13:37:57 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス[ 中に入ってグールを数匹倒す それから…赤の吸血鬼が姿を見せた 圧倒される程の力に怯みそうになるが 左腕のミサンガをぐ、と掴む。耐える その怯みを読まれたのか 再び意識を奪われそうになって>>52 記憶処理の後遺症…身体を走る痛みが緩んでいく それだけ、唇を噛んで痛みを増やして抵抗した ささやかなる抵抗の間に 相手の吸血鬼の動きが止まったのを見た 掛けようとされた洗脳の手も一度途切れた 透に戻った意識に、相棒の呼びかけ ] (60) 2020/03/09(Mon) 13:41:58 |
【人】 赤の吸血鬼 ルゴール 嘗めてんじゃねえぞ…… 小僧共が!! 全員皆殺しにしてやる……ッ!!! [赤き吸血鬼は紅蓮を纏う ギラリ────見定めたのは、体勢を崩しかけた己のもとの獲物へと 吸血鬼たる真価を発揮して 一気に間合いを詰め業火を纏った鋭い爪を見舞う 半吸血鬼2人は間に合わない 殺戮の確信を得て吸血鬼は皮肉に嗤う]* (61) 2020/03/09(Mon) 15:34:28 |
【人】 ハンター見習い ミゲルこの、野郎……ッ!! [業火を聖火でぶつけ合う 聖薬に混在していた力を得て 吸血鬼の炎の能力をかき消すようにぶつけ 向かってくる爪は治りきらない脇腹を抉り肉を削いだが 痛みで逆に頭が冴えた。 ] 僕は哀れな生贄なんかじゃない…! お前を斃して…断ち切ってやる…! 僕じゃトドメは刺せない 僕が前に進んで生きるために ………コイツを、殺してくれ! [前にいる悪鬼から目を反らせない 負傷をおして懇願するように叫んだ]* (63) 2020/03/09(Mon) 15:37:57 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス[ 首に深い傷を負わせた 自分の意思で剣を振り そして相手を斬りつけた感覚 返る血飛沫がぬるい。剣を持つ手が重い 軋む身体に余計に負荷が掛かる 連続で動き続けられるほどではない 切れる息に震える肩 今度こそ共に戦うと約束した相棒に 危機が迫っても、動きは鈍い。間に合わない>>61 ] (64) 2020/03/09(Mon) 17:59:40 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス[ 殺してくれとの叫び>>63 その声が逆に躊躇いを生む …………殺すだって? 相手が如何に悪虐非道な者か理解していても その恐ろしい響きが重たく突き刺さる。 剣が重い。身体が重い 守られてばかりなど嫌だと がむしゃらに走り続けるだけでは やはりまだまだ未熟だったのだ 仲間を傷つけるな。殺すな そう強く思い、身体を奮い立たせ 振った剣は吸血鬼の腕と黒の床を突き刺した 与えたのは大きな傷だが命を奪う事はない 眠る僕はどこまでも優しくて臆病で ]*だからこそ、今まで戦えなかったのだ それを知るのは今ではない (65) 2020/03/09(Mon) 18:00:59 |
【人】 女主人の兄 ラトゥール[ 異能の力を奮うことに全神経を集中させた 本来なら普通の半吸血鬼には使えない力で 赤の吸血鬼の動きを封じて、時間を稼ぐ 敵の時が止まる少しの間に起きた事を見る 何度と戦ってきたかのような連携と 譲れないものへ向ける心の強さを、垣間見た 印の呪詛が消え去るのとほぼ同じ刻 時の異能の崩壊を迎える。針は再び動き出す ] (66) 2020/03/09(Mon) 18:12:30 |
【人】 女主人の兄 ラトゥール[ 接近していた2人 少し離れていた自分は庇いに入ろうとしても 当然ながら間に合うことはない 業火の爪がミゲルを襲う 皆殺しにするとの宣言の通りに、一直線に 炎は聖なる火で打ち消されようと その傷と、呪いの反動は如何に身体の負担となるか 気絶する程の痛みの中で戦うクラレンスも居る ………だからこそ、当然に私だって 何もしないわけにいかない ] (67) 2020/03/09(Mon) 18:13:06 |
【人】 女主人の兄 ラトゥール (68) 2020/03/09(Mon) 18:14:48 |
【人】 失われた伝説 ラトゥール見ておきなさい。後輩よ 意志ある物を殺すということが 如何なるものか、その姿を 戦いの本質は心のぶつかり合い それをその目に焼き付けておきなさい [ 世の中、時には 目の前の様な救いようのない悪鬼以外にも 剣を交える必要があるかもしれない 敵に立ち向かうどのような理由であれ 多くの敵は敵なりの信念がある 人々は裁く事が好きだ 己ばかりが強き正義だと思い込んで 戦ううちに心が、悪鬼のように成らぬように 未だグールしか斃したことのないだろう 教会を抜けた彼らへ贈る言葉 そして行われなかった、見習い卒業試験の代わり ] (69) 2020/03/09(Mon) 18:16:21 |
【人】 ハンター見習い ミゲル[ 躊躇いの刃には勘づかなかった 『 無理に戦わなくていい 』 >>2:93それが君の最大の理由だったのだろう グールを斃すことも躊躇していた 苛立ちを覚えたのは怠慢だと思い込んでいたから きみの優しさなのだと今ならわかるから…────。 守られるばかりはもう嫌なの、だと 囁いた声は真実でも 非道の限りで常に死と隣り合わせ味わい 憎悪を恐怖を私憤を抱えていた僕とは異なるのだ ────そのことに安堵もしてしまう 大切な僕の幼馴染み きみの面影を寸時垣間見て 悪鬼の腕が服を破くに留めた 猛烈なる次の一撃を奮う寸前に 場に相応しくないような穏やかな声が、した>>69 ] (71) 2020/03/09(Mon) 19:38:09 |
【人】 ハンター見習い ミゲル (72) 2020/03/09(Mon) 19:38:15 |
【人】 赤の吸血鬼 ルゴール[銀は例外を除く総ての吸血鬼への有効な金属 故に吸血鬼の中には銀をこの世から排除しようとする者も多い。 この世界では金よりも希少価値が高いものは 見習い風情が持っている訳がなく────。] [腕を斬り裂かれたことで 獲物へと一歩鋭い爪は届かなかった 八年。吸血鬼にしては短い最中であろうとも。 熟成させ長く獲物と定めた] おのれ! おのれ! おのれ!! 人間に与する半端モノどもめ!! [悔恨の怨嗟の咆哮をあげていた赤き吸血鬼が 途端に静けさを増す 戦闘で対峙する時よりも、なお威迫を漂わせていた] (73) 2020/03/09(Mon) 19:38:19 |
【人】 赤の吸血鬼 ルゴール[悔恨の怨嗟の咆哮をあげていた赤き吸血鬼が 途端に静けさを増す 戦闘で対峙する時よりも、なお威迫を漂わせていた] まあいい……悪くはない。 熟した果実はあの御方へと献上しようではないか! 小僧、貴様はおのれを知らない 貴様は我らの贄と宿命は終わりはしない 後悔するだろう…… 今日ここで死ななかったことを (74) 2020/03/09(Mon) 19:38:24 |
【人】 ハンター見習い ミゲル[不可解で奇怪な世界の真実に触れる言葉を遺し 悪逆の限りを尽くした赤き吸血鬼は灰となって消え失せた 嘗てこの村に住んでいた人々と同じように────。 頭の先から、足の先まで灰となり 風に散っていくのを僕は疼痛の最中見つめていた。 最後の、寸言は何であったのだろうか 村の人々の仇を討った 僕は贄から解放された 押し寄せてくる疲労感のせいか実感が湧かない ] ……ラトゥールさん、クラレンス 帰ろう [ 帰ろう。 未だ傷跡の残るあの街へ────。 ] (75) 2020/03/09(Mon) 19:43:46 |
【人】 ハンター見習い ミゲル[ 一度だけ振り返る。 教会所属のバッジ を放り投げた。苦痛と全身の細胞が訴える中 僕はどうにか帰路へと着く ] ( ──────漸く見つけた 僕が自ら選んだ居場所へ ) * (76) 2020/03/09(Mon) 19:53:54 |
【置】 ハンター見習い ミゲル 空を見上げれば星が綺麗に瞬いていた その不吉な聲への不安はあった 僕は何者であるかは知らず 未熟なままにたゆたっているだけかもしれない 不安はあっただけど いつか、また いっしょに みようね (L1) 2020/03/09(Mon) 19:54:03 公開: 2020/03/09(Mon) 19:50:00 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス[ 止めをさせなかった自分の代わりに ラトゥールが躊躇いもなく一突きしたのを見つめた 幾度と戦った先駆者の言葉と共に じわりじわりと胸に響く 他者の生を奪うとは、と 死にゆくものの怒号を聞きながら目の当たりにして 喜ぶべきはずなのに、顔を顰めた 思い出された記憶のひとかけら 大切な人を己の目の前で亡くしたが故に 誰かの死を目の当たりにする事を恐れて …それは自分の力にも、弱みにもなり得るのだ まだ鮮やかな色の血の付着した 剣がいつもより重たい ] (78) 2020/03/09(Mon) 21:00:26 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス[ 遺された不吉で不気味な言葉よりも 必死さで忘れていた激痛と 目の前で灰となって散った姿が忘れられない 握っていた教会支給の剣を、落とす それを握る力は、今はない 戦いの匂いの濃い建物内から 外に出て空気を大きく吸う ふらつきつつ、時たま手を借りつつ歩き出す ] …………スープ飲めば? [ そんな帰り道の途中 貰ったのに残していたスープを押し付けた 人間は血なんて飲んでも美味しくないだろう これは、洗脳から助けて貰った礼ということで ] (79) 2020/03/09(Mon) 21:00:48 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス例え自分の存在が利用されていようとも こうして相棒らしい事をしあえるならば ……まあ、悪くはないかもしれない** (80) 2020/03/09(Mon) 21:01:27 |
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