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人狼物語 三日月国


188 【身内P村】箱庭世界とリバースデイ【R18RP村】

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【人】 ]]『審判』 チェレスタ



『 書き残そうと思います。
  あの日、箱庭の神が現れてからの証持ちの物語を。
  私だけでない、他の証持ちからも少しずつ話を聞いて。

  もちろん完璧な物語とは言えません。
  すでにこの世界を去り、箱庭に行ってしまった者もいます。

  でも、22人が揃って、色んなことと向き合ったからこそ、
  世界が滅びなかったこと。
  そのことをどうしても世界に残しておきたい。

  そうして、できた物語は貴方達に託します。 』

 
(536) 2022/12/25(Sun) 23:50:02

【人】 ]]『審判』 チェレスタ



『 物語を、歌劇、いやちょっと違う、民謡?
  そんな感じにするのはあなた達の方が詳しいと思いますから。
  そうして歌として、私たちの物語を、
  語り継いでくれると、嬉しいです。

  …私やあなた達、今代の証持ちの皆が生きている頃には、
  何も伝わらないかもしれないけれど。
  いつかきっと、大丈夫な時が来るって今は信じられるから。


  いつかの未来で、歌ができたのなら、
  真っ先に私に教えてほしく思います 』


**
 
(537) 2022/12/25(Sun) 23:51:43

【人】 XIV『節制』 シトラ


[ わたしの中に在った、綺麗なだけではない
 苦くも醜くもあるわたしだけの想い。
 それはわたしだけのものなのだと、大事にすべきだと
 そう諭してくれたひとがいた。

 打ち明けるかどうかは一晩中悩んだ。
 悩んで、悩んで、悩み続けて
 窓の向こう、夜明けの空を眺めたときに思ったんだ。

 わたしは、わたしの──
 やりたいことをしよう、って ]


  …………わたし、
  アリアちゃんには、幸せでいて欲しいんだ
  すこしでも永く、生きて欲しい


[ 言わなきゃ。ちゃんと。
離れなきゃ。

 ずっと隣で見つめてきたつもりでいた青と緑を
 正面から、真っ直ぐに見据えて ]


  わからない、まま
  ただ守られ続けるのは……

        …………もう いや、なの

 
(538) 2022/12/25(Sun) 23:53:05

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
── またねの挨拶より ──



[ 今日この一日の終わりに、
 その背中を呼び止めることが出来たなら。 ]


  お疲れ様、ナハト。
  
  あのね、疲れてるところ悪いんだけど、
  ちょっと夜更かししない?
  

[ 最初の頃>>0:644に比べて
 一人で上手に焼けるようになったマドレーヌと
 ティーセットを置いたトレイを見せて誘ってみようか。

 話したいことは沢山ある。
 でも、何もない静かな時間も好き。 

 途中で居眠りしてくれてもいいよ?
 そうしたらそっと撫でて子守唄を歌うね。

 なんとかしてこの夜を繋ぎ止めたい、なんて。
 今日は我儘を言ってもいいよね? * ]
  
(539) 2022/12/25(Sun) 23:53:37

【人】 XIV『節制』 シトラ



  見て、きたいと 思う
  自分の目と、足で。

  ……だからね、


[ 一番大切にしてきた親友をそっと抱きしめた。
 何種類もの薬草の混ざった、大好きなにおいがする。

 最後までずっと傍に居てほしい。
 そう願っていたのはわたしシトラだったし
 今でも、その想いは変わらない。

 でも、あなたが誰より大切だから
 あなたは、あなたのしたいことをして欲しいな。

 フォルスさんのお店を手伝うのも、いいと思う。
 あなたの本当の望みを妨げようとするのがわたしなら
 そんなわたしも、わたしは許せないから ]
 
(540) 2022/12/25(Sun) 23:53:45

【人】 XIV『節制』 シトラ



   アリアちゃん

      ──ずっとわたしの傍に
          居てくれて、ありがとう。

 
(541) 2022/12/25(Sun) 23:53:51

【人】 XIV『節制』 シトラ


[ 背中へと回していた腕を緩めて、そっと身を引いた。
 革靴の紐を、ぎゅっと縛り直した。

 フォルスさんから貰ったノートにペン
 ずっと続けてきた日記帳、
 クロさんからもらった白いひつじと
 わたしと世界を繋げ続けてくれた毛糸玉。

 宝物ローティカを詰めた布鞄を
 肩から下げて、わたしだけの足で ]


  だいすきだよ行ってきます


[ シャルレーヌさんがくれた「楽しみにしてる」を>>365
 カルクさんがくれた「頑張ろうね」を>>442
 チェレスタさんから教わった大丈夫>>359
 ユグさんがくれる「いってらっしゃい」を>>471お守りにして

 最初の一歩の勇気をくれたのは、あなた。

 洋館の扉を一歩外へと踏み出したら
 もう、振り返りはしない ]*
 
(542) 2022/12/25(Sun) 23:54:06

【人】 IX『隠者』 アリア


[ 「わかった、そっちに行く」と返して>>299
 ひとつ息を吐いて、ゆるゆると動き出す。

 廊下を渡って食堂のある棟へ。
 客足が落ち着いたといえど近付くだけで漂う
 心弾むようなチョコレートの甘い香り。 ]


  ごめん、待たせたね。

  ちょっと、… 色々、思うところあって


[ 本当のことは、まだ口から出てきてくれなかった。
 封殺することに慣れすぎて、
 それがもう癖になってしまっているらしかった。 ]


  …… でも、いつか話すよ。


[ いつか、話せる時が来るんだろうか。

 彼女の背が大きくなるのはきっと
 私が想像するよりずっと早いから、
 どうしても躊躇ってしまうこの思いは
 本当は全部、私自身の問題にすぎなくて。 ]
 
(543) 2022/12/25(Sun) 23:55:17

【人】 IX『隠者』 アリア




  この感じだと――
  チョコレート屋さんは盛況だったのかな

  お話はできた?


[ 随分と中身が減った様子の大鍋をちらと見遣る
 椅子に座って一息つけば、手ずから作ってくれた
 ホットチョコレートが目の前に出されるかな。

 かつて薬草園で同じ言葉を掛けた時は、
 そこにクロがいたけれど――
 今はその口から語られる、
 ホットチョコレートを訪った人々との話を

 彼女の得たたくさんの、
 掛け替えのないやりとりの一端を聞いて ]
 
(544) 2022/12/25(Sun) 23:55:27

【人】 IX『隠者』 アリア




  …… シトラはすごいな


  たくさん悩んで、考えて、

  …… ちゃんと前に進んでる


[ 少し、所在なく笑みを浮かべた。 ]
 
(545) 2022/12/25(Sun) 23:55:38

【人】 IX『隠者』 アリア



  …… どう説明すればいいかな
  うまく言葉にならないんだけど

  私はあまり、
  自分を出来た人間だとは思ってないんだよね。

  本当は、シトラにそこまで思ってもらえるほど
  あそこまで言ってもらえるほど、
  私は大した人間ではないと思っていて、

  もちろん本当に嬉しくて、
  嬉しいんだけど、本当は、

  シトラがそう言ってくれることに、ずっと頼ってた。

 
(546) 2022/12/25(Sun) 23:55:50

【人】 IX『隠者』 アリア



  …… きっと、これから世界は変わっていく


  私達もさ、違う人間だから

  その中で、一番良いと思う道が、
  重ならなくなる瞬間が訪れるかもしれない。


  いつか言えるようになりたいけど、
  私は弱くて、自分自身に向き合えなくて
  言えないことばかりで、本当に申し訳なくて、
  身勝手だなって自分でも思ってて

  だけど、

  シトラには幸せでいてほしい。
  少しでも永く、生きてほしい。

  …… そう思う気持ちは、本物なんだ

  どうか、それだけは信じていてほしい。

 
(547) 2022/12/25(Sun) 23:56:05

【人】 IX『隠者』 アリア



  私にとって一番大切な友達は、
  後にも先にも、シトラしかいない。

 
(548) 2022/12/25(Sun) 23:56:17

【人】 IX『隠者』 アリア



           大好きだよ。 *

 
(549) 2022/12/25(Sun) 23:56:45

【人】 XI『正義』 マドカ

 

     わっ……!?


[神様の返事を待っていたら、
 真横からの衝撃。>>354
 反射的に受け止めて、そのまま二人で転がる。
 
 泣きじゃくる君の体を抱きしめて、
 僕は目を瞬いた。

 どうしてここに?って、
 聞く前だったか、後だったか。

 君はきっと世界を選ぶ……って、
 漠然と思っていたものだから、
 尋ねるのは少し怖かった。

 けれど、君が、僕もここに居ることにした……って。
 そう言うものだから。]
(550) 2022/12/25(Sun) 23:57:31

【人】 XI『正義』 マドカ

 


     ……ッ!


[君を抱きしめた腕に、更に力が籠ってしまう。

 僕はどうしても、『平等』を棄てられなかった。
 だから僕は、年下の子供たちには、
 極力分け隔てなく接してきたつもりだった。
 裾を引かれれば文字を教えたし、
 強請られればパンケーキを焼いた。

 けれど……本当は。きっと。

 “ 君 ”
クロ
が誰よりも特別で、大切だった。]
(551) 2022/12/25(Sun) 23:57:42

【人】 XI『正義』 マドカ

 

    クロ……クロ。
    僕も、君に、逢いたかった……!


[迎えに行ったあの日、君は僕の腕の中で泣いた。

 あの日から?いいや、多分もっと前から。

 君が、きっと君こそが、
 僕にとってのたからもの
ひつじ
だった。

 魂の記憶が消えてしまっても、きっと………]


    そうだね、クロ。
    三人一緒に眠ろうか。


[君はきっと暖かい。
 僕も神様も、君の存在にきっと救われるだろう。

 僕は幸せな夢を見る……]
(552) 2022/12/25(Sun) 23:57:56

【人】 XI『正義』 マドカ

 
――――ある日、箱庭に神様が在りました。

    神様は寂しがり屋でした。

    神様の傍には、二人の子どもが在りました。

    二人の持つ『証』の意味は、

    今はまだわかりません。


    物語は、これから始まるのです——————**

 
(553) 2022/12/25(Sun) 23:58:18
 
〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜


 神は『力』に大いなる右手をお与えになりました
 一つ拳を振るえば、大地には大きな穴があきました
 あまねく艱難を穿つ贈り物です

 『力』は贈り物を大切にしまうことにしました
 傍らの温もりを慈しむ手のひらへ
 刀を握る拳へと変えました

 愛する『女帝』をあらゆる困難から守るため
 刀を振るう仲間と研鑽にはげみます

 刀は大地に穴をあけることはできません
 開いた拳は、何をも穿つことはできません

 『力』は不自由を愛しみました
 『力』は不完全を愛しみました

 『力』は神から贈られた完璧を愛しみ
 『女帝』との安寧を愛しみ
 『正義』と最期を共にしました

 『力』は とうとう狂うことはありませんでした *


〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜
 

【人】 XIX『太陽』 ヒナギク

―― *** ――


[――時は過ぎて。

 世界崩壊の後は、まだ痛々しく各地に残っている。

 『神』は新しい箱庭に去ったが、
 残された『証持ち』を政府は未だ保護している。

 世界が壊れかけたのは『証持ち』のせいだと、
 暴動が起きかけたこともあった。

 だが、同じとして。
 『証持ち』のお陰で助かったのだという者たちも顕れた。
 意見は二つに分かれ、
 まだ『証持ち』を災いと恐れる者たちと、
 救済者だと新たに『証持ち』を奉ろうとする者も居る。]
(554) 2022/12/25(Sun) 23:58:27

【人】 XVU『星』 エト


 ………?

[『塔』の君が急に噎せました。
それに、顔も逸らされました。>>300
調子が悪い……訳ではないでしょう。

実際に調子の悪い人がこの様になる事もあるでしょう
ですが、彼はそうではないとほぼ確信していました。

その振る舞いに、見覚えがある気がして。]
(555) 2022/12/25(Sun) 23:58:49

【人】 XIX『太陽』 ヒナギク

[『証持ち』たちはそれぞれの道を征く。

 時に連絡を取り合うものの居ただろう。
 永遠に、会うことが出来ないものも。

 変わらず洋館で暮らすものも、店を起こすもの。
 それぞれ、それぞれ。

 大小あれど、あの日に何かが変わり、
 何らかの変化があったことは、それぞれの胸の内に。]
(556) 2022/12/25(Sun) 23:58:57

『塔』は、僕が深刻な時に笑い出す
こっちは至極真面目だというのに
何がそんなに可笑しいのか、涙が滲むくらい笑う
笑うなよ!と大人気なく拗ねて怒っても
何も反省してなさげの「ごめん」が飛んでくるから
カッとなって掴みかかるのだけど
取っ組み合いなんて慣れてもいないから
よろけても体勢を立て直せないし
よろけられても踏ん張れずに一緒に転げて終わり

なぜ笑うのか、理由を聞いたりはしなかったが
『塔』のそれは少し腹が立ちつつ、それが良かった
器用ではなく、おそらくお堅く見える僕に
そうして遠慮なく振る舞ってくるのが君だけで
だから、僕にとって唯一の親友になった
 

【人】 XIX『太陽』 ヒナギク

[――とある街。

 崩れた瓦礫がまだ残る街路の端、
 開けた公園の中央に、広場があった。

 広場には人が集まり始め、
 広場の後ろには大きな中継機が設置されている。


 目を閉じて、気持ちを落ち着かせるように。
 深呼吸を一つ、胸を上下させる。

 掌に収まる集音機を握りしめて、
 顔を上げて、足を踏み出せば。

 そこは、観客で溢れた会場ステージの上。]
(557) 2022/12/25(Sun) 23:59:13

本当はあの時、君の願いを飲まずに
どんな事でも力になるから抵抗してくれと言いたかった
僕の為に生きてくれと言いたかった

だけど、死を受け入れた君に縋って
自分本位で押し付けて
生きて失望されるのも怖くて
君が逝く最期まで、それは言えなかったんだ
 

【人】 XIX『太陽』 ヒナギク



 『みんな〜〜っ!!

  今日はヒナギクスーパーステージに
  集まってくれてありがとうっ!!

  街はまだまだ復興で大変だけれど、
  これから一緒に世界の疵を直していこうねっ!

  今日は、私が……っ、……』
(558) 2022/12/25(Sun) 23:59:34


ただ、それは
"僕"がそうだったという話だ
 
 

【人】 XIII『死神』 タナトス




 始まりと終わりのものがたりに 祝福を**
(559) 2022/12/25(Sun) 23:59:42

【人】 XIX『太陽』 ヒナギク

[ステージの上で集音器で話していれば、
 不意に何かが飛んできた。
 
 咄嗟に顔を逸らしたけれど、
 ガツンッ、と眦に当たった硬いものが骨に響いて。
 ぬるりとしたものが頬を伝った。]



  『証持ちが何を言っている……!』

  『お前らのせいでこうなったのに……!』



[切れた傷を空いた片手で覆って、
 頬を伝ったものを、手の甲で拭う。

 掌が赤く染まる。

 慌てて駆けつけた政府の人たちが、
 怒鳴りつけた人間を押さえつける。

 世界に疵が出来てから、
 こういうことは一度や二度じゃない。]
(560) 2022/12/25(Sun) 23:59:48

【人】 XVU『星』 エト


[エトの言葉が届いてくれたのか
或いは『太陽』の子から想い等が伝わったのか>>281
『塔』の君は、願いを語ってくれました。>>303>>304

辛い目、が何を指すのか
エトは世界の事を伝え聞いた範囲でしか知りませんが
今回の件から想像出来る事は…あります。>>403
『塔』の君も、近しい想定が浮かんだのかもしれません。

二人が親しい仲であるのは分かります
でも、何を経てその仲に至ったかは分かりません
ですが、その関係の力添えが出来ればと思いました。
羨望のような感情も何故か感じましたが
それ以上に、『太陽』の子への感謝の心がありました。
なのでエトも、彼の願いの助けになりたいのです。]
 
(561) 2022/12/25(Sun) 23:59:52
 




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