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人狼物語 三日月国


207 【推理あり】第九回適当村(仮)【ネタ村】

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視点:


【人】 胡媚娘 メーニャン

やっぴ〜
今日の狩りは本当に素晴らしかったですね
(2) 2023/04/16(Sun) 17:19:05

【人】 胡媚娘 メーニャン

>>177フリード
緑ちゃんとの縁?
青蛙「ケロ?」

そうだな、あれはいつの頃だったか
我が修行を始めようやく人の姿を保てるようになった頃……
人間への恨みに恨みを募らせていた我は、坊主との戦いに備え力を蓄えていた。
ある日紫陽花の咲く道を傘をさして歩いていると、ちょうど私の目の前を女が倒れてきた。女はひどく怪我をしていたが、手に何かを握りしめたままであった。
そこへやってきたのが法師たち。
人間はその女を取り囲むとなにやら呪文を唱え始める。
女の身体はみるみる小さく縮んでいき……
力が弱っていて気づかなかったのだが、その女は蛙の妖だったのだ。
私はその場に飛び込み、法師たちを蹴散らした。
以来、彼女とは姉妹の契りを交わした仲なのさ。
青蛙「ケロケロッピ」
(3) 2023/04/16(Sun) 17:20:09

【人】 胡媚娘 メーニャン

>>5ジャック
うむ、聞いてくれるかカボチャの妖よ
そうあれはまだ我にふさふさの耳と尻尾があった頃……
私の住む山の麓の村は街となり、山道ができ、人がよく通るようになった。
そうすると馬車を狙って山賊が住むようになった。
山賊が狙うのは人間ばかりではない。山の御馳走もだ。
兎たちは山奥へ逃げる。私たちはそれを追いかける。しかし鹿や兎、うまい肉は山賊のみならず大勢の人間にどんどん狩られ始め、山は静かに貧しくなっていった。

その時私はすでに短い時間であれば人の姿に化けることができた。
化けて、化けて、また化けて。
山賊の手口よりは多少荒事も少なくすまぁとに。
人間の男共から食べ物を拝借し、病気がちで狩りが下手で一向に自立できない、狐失格の弟の世話をしてやっていたのだ
(続く)
(7) 2023/04/16(Sun) 17:59:57

【人】 胡媚娘 メーニャン

(続き)
そんな生活の中、ある坊主と私は出会う。月夜のもと湖に浮かぶ偽の月を眺めながら毎晩言葉を交わす我ら。正体がバレたら、私は命を狙われるだろう。毎日幻術が使える間のひと時だけ、私はその男と話すことを許されていたのだ。

秋のことだ。ある日、私は久しく手を染めていなかった悪事に再び手を染めた。冬に向けて、肉をつける必要があった。
大荷物抱えて山へ戻ろうとすると、山を降りる坊主を見かける。しかし小僧を何人も引き連れており、仰々しい。
嫌な予感がした私はすぐに弟のもとへ走った。

……弟は殺されていた。

そのあと街で聞いた噂では、高僧が人に化ける狐を見つけ、靡かせ、住処を突き止め、退治したんだと。めでたしめでたし


ふふ、そんな顔するな。もう千年も昔の話だ
(9) 2023/04/16(Sun) 18:08:05