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人狼物語 三日月国


167 【R18G】海辺のフチラータ【身内】

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視点:


陽炎 アベラルドは、メモを貼った。
(c1) 2022/08/17(Wed) 21:57:44

【墓】 陽炎 アベラルド


本名:ドナート・ロンターニ(Donato Rontani)
死因:銃殺。胸部及び頸部を撃たれた事による失血死。

発見場所・遺体の様子:
路地裏にて発見。揉み合った様な抵抗の痕跡あり。
周囲には人気が無く、発見当時も人影は見られなかった。
(+1) 2022/08/17(Wed) 21:58:58

【墓】 陽炎 アベラルド

【アルバアジト】

親代わりのつもりか、と聞かれたことがある。
笑って「そうだよ」と返した。

喜ぶ顔が見たくて、今まで何度かプレゼントをあげた事がある。
ぬいぐるみも、チョコラータも、風船も。
自分が身を置く世界がどこだって、少女が実の娘じゃなくたって、真っ当に育って欲しいと思うのはおかしい事じゃない筈だ。
せめて、大人になるまでは無事でいて欲しいと。
それを見届けるまで死ねないと思っていた。

それもすべて過去の話になるのだろう。
彼女の手を握ってやれる機会はもう無い。

明日渡そうと取っておいたチョコラータの箱に隠したメッセージカードの内容は、いつどこで、誰が見つけるのだろうか。

拾った命に落とした命を見つけられるなんて思いもしなかっただろう。
「悪かった」も「愛してる」も「ありがとう」も、今となっては届かないんだ。
(+5) 2022/08/18(Thu) 1:19:29
アベラルドは、あの時本当は、半ば
望んでいた
諦めていた。
(c5) 2022/08/18(Thu) 20:46:05

【墓】 陽炎 アベラルド

+7 サルヴァトーレ

「そりゃどーも。結構この仕事は続けてるもんでね」
「それは何よりですよ。ぜひ感想も聞いてきて欲しいところだ」

この店にどんなものがあってどこにあるかだとか、
一通りは頭に入っているつもりだ。
客に商品の事を聞かれたときに自分も分からずに
人に回すなんて、面倒臭いし。

買うと聞けば、にっこり。
「ありがとうございます」と言った声には、ちょっと含みがあったかもしれない。
内心しめしめとも思っていたのは内緒だ。……バレてないよな?

包装紙の端をそろえ、マニュアル通りに包んでいく。
テープを貼り、紙袋へ商品を一つ一つ入れて。

「いいですねぇ。俺は生憎まだなんです。
 仕事が終わったら俺も行こうかな……」
(+9) 2022/08/18(Thu) 20:56:05

【墓】 陽炎 アベラルド

>>+10 サルヴァトーレ

「よかった。お客様の声ってのは大事ですからね」

伺い見る先はいつもの笑顔で、やっぱり読み切れない。
けれど、まあ、悪い気もしない。
長い間の付き合いでその態度に意表を突かれたり、
調子を崩されたりしたけれど。
それでもアベラルドにとっては付き合いやすい人間だ。

「祭が始まってからはこの店も忙しくてね。
 エスコートして頂けるなら、お言葉に甘えるのもいいな」

会計を通して、代金を受け取り。
紙袋をあなたに差し出しながら、こちらも似た笑顔を向ける。
(+11) 2022/08/19(Fri) 14:44:19

【墓】 陽炎 アベラルド

>>+12 サルヴァトーレ

「四日目? ああ。その日丁度非番ですよ。
 一緒に回るにはぴったりですね」

本気で受け取ったとも、冗談ともとれるような答えだ。
わざとそういう答えを返したのは、
本当にその日は非番で回れる時間もあるだろうから。
どう転んでもいいか、と判断して。

「ええ、またどうぞ。お待ちしておりますよ」
「またいつものも取っておきますから」

そんな事を言って、店を後にするあなたを見送るだろう。
(+13) 2022/08/19(Fri) 19:42:54