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人狼物語 三日月国


246 幾星霜のメモワール

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視点:


【墓】 宝石集め カリナ

>>5:17 アンジュ

「へぇ、可愛い。
 いいね今度その髪にあうバレッタでも作ってあげようか」

髪型のイメージチェンジをするのかもいいかもしれないと提案しながらひとまず歩を進めた。

賑やかな声に包まれて、目を細めながら紙袋の中身を渡しつつ屋台群を横切っていく。
時折魅惑的な串焼きや色鮮やかなフルーツに視線を奪われてくすくすと声を出して笑った。

「そっか、祭りがいい機会になったかな。
 私も店のやり方変えようと思っているんだ」
「どっかの街でちゃんとした店構えようかなって」

一度あなたの前で見せた切羽詰まった表情とは打って変わった顔には何が見えているだろう。
堅苦しかった愛想なしが砕けたように笑みをこぼしていた。
少し前にも、女友達であるあなたには見せはしていたかもしれないが。

「アンジュはどう思う?
 間接的にとはいえ、私はどこか遠くに行かなくなったわけだけど」
(+6) 2024/02/12(Mon) 13:11:56

【墓】 宝石集め カリナ

>>8 アンジュ

「よかったアンジュなら何でも似合う。
 髪も肌も私にない色ですてきだから飾り付けたかったの」

勇気を出した言葉に快い返事が返ってくれば自然に表情も緩む。
いつもあなたは拒否から入らず話をしようとしてくれていたのに、
断られる前提で緊張してしたのは悪い癖であった気がするな。

一緒に冒険していた時よりも、互いの距離は近くなった。
そう感じているのは自分だけじゃないといいのだけれど。

「んーそうね、はっきりいって今も不満はある。
 続きは大声で言うことじゃないから、あっちに座ろうか」

人ごみから避けて視界に人々が見えるベンチに誘う。
だってあなたの俯いた顔を見たくないから。
そう手を引いて、座らせれば同じ位置で目線を合わせてみせた。

(+8) 2024/02/13(Tue) 4:51:35

【墓】 宝石集め カリナ

>>8 >>+8 アンジュ

「私あの時言ったように、
 私じゃない人が光ればいいのに思ってた」

そろそろいいだろう。既に聖女の痣が光るものも既に大半。
むしろ貰えていない方が落ち込んでいるようにも見えてきたし、祭りの終わりが見えるこの日もあなたの身は無事だったから。
それでも言葉選びは少しだけ慎重になる、この痛みが自分だけのものじゃないってわかってるし。

「祝福だってみんなは思っているけれど。
 ……この痣が光らなかったら、助かる子がいたの。

 どこかに閉じ込められた女の子。
 今でもあの子は外に出たいんだって感じる」

「私、その子の事本当によく知ってて、大事で。
 だから直ぐに思ったのが助けなきゃだった」

決してお人よしの話ではない。
ほんの少しだけ認識をずらした例え話、誰かが淘汰されて誰かが生きているお話。
自分の人生の加害者に大事な人を入れずにすんだ、そんな都合のいい展開で栞が挟まれて止まっている。


「うまくいけば私が閉じ込められて、その子が助かる。みたいな。
 ずっと心配してくれたのに無茶言っててごめん……。
 頼りないわけじゃないわ、ずっと助かってたしこれからも助けて欲しいと思ってる。
 だから気にしないで、えっと、……傍にいてくれるかな」
(+9) 2024/02/13(Tue) 5:08:26