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人狼物語 三日月国


94 【身内】青き果実の毒房【R18G】

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視点:


闇谷 暁は、朝になっても食堂に来ない。
(c1) 2021/09/23(Thu) 22:24:49

闇谷 暁は、寝起きが悪い方ではある。今も昔も規則正しく生活してきてない。でも、今日は食堂に来ない。
(c2) 2021/09/23(Thu) 22:25:07

【墓】 1117 闇谷 暁


朝。
朝と言っても完全に朝の定義から外れている時間。
昼。昼である。

今日も罪のないトンボがハメ撮りの刑に処されている。


「…………〜、」

大欠伸。
眠気を隠すこともしていない。
ダラダラのろのろと
ルームメイトの向かいの席へ腰を下ろした。
(+7) 2021/09/24(Fri) 14:02:32
闇谷 暁は、天丼は如何なものかと思った。
(c11) 2021/09/24(Fri) 14:06:07

【墓】 1117 闇谷 暁

>>+9 貴戸


「……………ん」

寝起きのローテンション。
貴方を一瞥すると、ぐりぐり瞼を擦ってから

「おはよ」

朝飯は食べない派だが
貴方が渡してくれるものなのでモソモソと口にする。



「腰が悲鳴をあげてる以外は元気。」


それを元気と言うのだろうか?
(+10) 2021/09/24(Fri) 14:13:11

【墓】 1117 闇谷 暁

>>+11 貴戸

ぐるりと視線を巡らせて
食堂内に、元気な最年少の姿を探し
居ても居なくても、んー、と呟く。

「や、いいよ。
 貴戸にはもうかなり助けて貰ってるし
 歩けない程じゃないし………、」

貴方の手を煩わせる程では、と言い掛けて。


「……甘えて良いんだっけ。
 じゃー甘いもん食べたい。持ってきて。」
(+12) 2021/09/24(Fri) 14:42:35
闇谷 暁は、端末を操作し、画面を見ていた。
(c12) 2021/09/24(Fri) 15:30:07

【墓】 1117 闇谷 暁

>>+16 貴戸

「ん、ありが…………………………
とう?



ルームメイトが望み通りに甘いものを持ってきてくれた。
糖分は脳を回してくれるから好きだ。
朝は食べない派でも菓子くらいは摘んでいる。

ヌガーへ手を伸ばす。厳密には伸ばしかけて止まる。
貴方が所謂──『あーん』をして来ているではないか。


「………? ??」


貴方を見る。真剣な表情だ。
何を考えているんだ、ここは人前だぞ。

「………えっと、自分で食べられる、
 …………………………けど……………」

「……………、」

「……
あっ、
あーん………」


口を開けた。赤い舌が、白い歯が貴方の目に入る。
放り込まれれば、そのまま咀嚼。
もったりとした口当たりが中々美味しい。うん、と頷いてみせた。
(+17) 2021/09/24(Fri) 16:23:31

【墓】 1117 闇谷 暁

>>+19 貴戸


「あー………貴戸、人前でこういう事するのは
 見せつけてるみたいで照れるんだが……。」

頭を掻く。
正直満更でもないのだが、やっぱり人目は気になる。


「嫌ではない……………
嬉しい、が、二人きりの時にやってくれ。




フードを引っ張って表情を隠した。
ヌガーを食べる手がたいへん進む。

「………これ美味いな。」
(+21) 2021/09/24(Fri) 20:11:07

【墓】 1117 闇谷 暁

>>+34 貴戸

フードは引っ張ったまま。
その奥では頬を赤らめ、視線を泳がせる。

「…………
 …………………
 ………………………その、
 
まだ不慣れで、悪い……。
お前、と、慣れていけたら……良いと、思ってる………。


配慮をさせたい訳でもないのだ。複雑。
照れを飲み込むのに精一杯で
貴方の様子には気付かなかった。



ヌガーのおかわりが欲しい
(+35) 2021/09/25(Sat) 5:31:28

【墓】 1117 闇谷 暁

>>+34 貴戸

「いやもう食べ足りないな、ヌガー食べよう。
 
絶対食べよう、今すぐ食おう。頼もう。
頼んでくる……っ、から……!」



あからさまな照れ隠し。
腰なんて気にしていられない、立ち上がればすぐに厨房の方へ出向く。
別のお話にはさせないぞ。




「………あったから、持って来た。
 補充が早いな………。」


持って来ながら一つ摘み、白黒のそれを咀嚼。
じきに46%ほど効果が現れないだろう。
(+36) 2021/09/25(Sat) 5:42:29

【墓】 1117 闇谷 暁

>>+37 貴戸


「ん、さっきのと違ったか?
 まあ、俺はあまり味の違いが分かる人間でもないし、
 美味ければ良し。甘いと尚良しだ。」


そもそもヌガーが特別好きな訳でもない。
自分が和菓子を好む事は、貴方も知っているだろう。

……ちら、と端末を一瞥。
そういえば貴方は、今日渡されたであろうカメラをどうするのか、と思案して
やっぱり食べるスピードを上げるのだった。
(+38) 2021/09/25(Sat) 6:24:33

【墓】 1117 闇谷 暁


少年院、図書室。
調べ物をしようとすれば、多数の人間は必然的にここへ足が向くだろう。

くるくる背表紙を見回して、
異能について優しく説明された本から、料理の入門レシピ本、果ては医学書まで。
いくつかめぼしいものを手に取り両腕に抱える。
腰に鈍い痛みが走れば、僅かに眉を顰めながら。



……この重さ、紙の匂い。
電子書籍には無いもの全てが、好ましい。


椅子を引き、すとんと座る。
集めた本を机に置けば、ぱらぱら適当に読んだり、食い付いて瞳を細めたり。
その内容によっては検閲され、一部だけ見えない部分もあった。




それを暫く続けて、は、と息を吐く。
皺の寄る眉間をぐりぐり押した。

気分転換に、と近くの棚の雑誌を手に取れば、
それは先月の日付を刻んだ週刊誌だった。


(ソロール1/2)
(+44) 2021/09/25(Sat) 15:52:17

【墓】 1117 闇谷 暁


最初は、流し読み。
昼のニュース番組でよく見た司会者や、あまり知らない評論家の偏った意見。マスメディアらしいと言えば、そう。

他と比べれば読めない部分が多い
自分とは関係ない世界の書物をだらだらと読み、その内容の殆どはするりとすぐに抜けて行く。


……が。


ふと、見慣れた名がひとつ目に入れば
作業的に動かしていた手を止め、表紙に戻り、最初から隅々まで読み込み始める。


………
……




一冊を読み終われば、
バックナンバーを探す為に図書室内を走り回った。


そうして時間が経ち、
先月の週刊誌ただ一冊だけを手にして、退室。ドアを閉めれば、そこには再び静寂──書物達の楽園が、戻った。


(ソロール2/2)
(+45) 2021/09/25(Sat) 15:52:57
闇谷 暁は、首を傾げた。
(c25) 2021/09/25(Sat) 19:16:08

闇谷 暁は、貴戸 高志の姿を探している。
(c26) 2021/09/25(Sat) 19:16:44

闇谷 暁は、バァン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
(c27) 2021/09/25(Sat) 20:28:05

闇谷 暁は、バァン!!!!!!!!!!!!!!!!バキッ……
(c37) 2021/09/25(Sat) 22:06:32

【墓】 1117 闇谷 暁

>>+59 迷彩

昼。食堂。
貴方の姿が無い事は分かっていた。
だからこそ、貴方の姿を見つければ音を立てて椅子から立ち、自身の鈍痛にも構わず駆け寄る。

リョウ!!


貴方が逃げないならば駆け寄り、
少し迷ってから頭部へ手を伸ばす。撫でる。

「昨日は中途半端で悪かった。
 辛かったな。もう平気か……?」

あのお菓子の苦しさは、ある程度理解しているつもりだ。
とにかく、貴方の体調はどうだろう。
それはもう心配そうに、おろおろと貴方を見据えた。
(+60) 2021/09/26(Sun) 12:36:10

【墓】 1117 闇谷 暁

>>+62 迷彩


辛いか、との言葉には
乾いた笑い声を返して、

「そうだな、今は食べ物に気を付けた方がいい。
 何が起こるか分からないからな……
 信頼できる奴の前で食べるようにする……とか。」

自分でも、それ以外でも。

不器用にでも笑う貴方を見れば、
やっと胸を撫で下ろすことが出来た。
貴方の事がとても気掛かりだったから。

「良い、お前が大丈夫なら。
 失敗を繰り返して、知っていけば良い。……、」

(+63) 2021/09/26(Sun) 16:09:22
闇谷 暁は、…………。
(c41) 2021/09/26(Sun) 16:09:33

闇谷 暁は、……………………?
(c42) 2021/09/26(Sun) 16:09:38

闇谷 暁は、?????????????
(c43) 2021/09/26(Sun) 16:09:53

【墓】 1117 闇谷 暁

>>+62 迷彩

「待ってくれ何の話だ迷彩。」


視線が己の前で上下して
貴方を撫でていた手が止まる。



「……どうして……そう思った……?」


否定から入ってはいけない。
どうしてそんな考えになったのか探りつつ、

「俺は女性じゃないから赤ちゃんは出来ない……。
 出来たとしてもすぐには分からないんだ、
 一年……くらいか?
 時間を掛けて育んでいくものなんだ……迷彩……。」

性教育の時間。
これからは毎日捕まえて何かしら本でも読み聞かせようかと本気で考えている。

「あと事実どうであれ
 お前ひとりに任せるつもりは
 毛程も無いから安心してくれ………………。」
(+64) 2021/09/26(Sun) 16:12:08

【墓】 1117 闇谷 暁

>>+65 迷彩

貴方とルームメイトとの間で何があったのか、
何かがあった事すら知らない。


聞き分けの良い弟分へ腕を回して抱きしめ、
「良い子だ」と囁き、背中を撫でてから離す。

悪いと思って、謝れて、
繰り返さないよう考えを改められる事は
立派だ、と、闇谷暁は思うのだ。

(+67) 2021/09/26(Sun) 20:33:53

【墓】 1117 闇谷 暁

>>+66 迷彩

「出来ないが?」


出来ない。

「えぇと………身体の違いだな。
 子供を授かる器官を持つのは女性だけだ。
 俺たちには無いから、出来ない。」

そっと自らの腹部を摩って見せる。

「お前が散々遊んだゴムは、
 女性を望まぬ……に、妊娠から守る為の物であり
 俺たちの衛生面も保ってくれている訳だ。携帯しておくと良い。
 少子化は……もっと大きめの社会的な問題だと思う……。」

少し屈んで貴方と視線を合わせる。
分かったか?と問う様は、明らかに保護者のそれだ。


「……
もし
出来たら、取れる責任は全て取る。
 手伝うと言うよりは、
 行うべき義務を果たし、行える権利を行使すると言うか……
 まあ、お前一人にはさせないから安心してくれ。」
(+68) 2021/09/26(Sun) 20:35:06

【墓】 1117 闇谷 暁

>>+70

迷彩、絶対分かってないなと思った。
そうして貴方を見送ろうとして────物騒な物音。激しい怒声。


「ッ
リョウ!

 一体何をそんなに…………、」

慌てて駆け寄って、その場を見た。

優しく頭を撫でてくれた人物。
食べ物を共有した人物。
可愛がっている弟分。
全員が異様な雰囲気を纏っていて、これは一体どういう事かと視線を泳がせる。


「……、……大丈夫か?」

一先ず。
迷彩が飛び付かないかも心配だが
殴られていたらしい普川へ寄り、
はらはらと顔を覗き込むだろう。 >>18
(+72) 2021/09/26(Sun) 21:30:47

【墓】 1117 闇谷 暁

>>現場


「………………えっ?
 肉豆腐……パン………………?」


何も無かったとでも言うような普川。>>19
退屈そうに欠伸をする黒塚。>>21
怒りの感情を隠しもしない迷彩。>>+73


そのどれもが、自分の普段見ている貴方達と違っていて
『いつもの』からかけ離れた全てが、信じられなかった。

           ここに平穏はないと、
                理解していた筈なのに。




一歩、後退り。
二歩目は、足が動かなかった。
(+74) 2021/09/26(Sun) 22:17:56
闇谷 暁は、手を取られれば、されるがままに。
(c52) 2021/09/26(Sun) 22:59:48

闇谷 暁は、「黒塚、」 空いた方の手を伸ばして
(c53) 2021/09/26(Sun) 23:48:26

闇谷 暁は、その手を下ろした。
(c54) 2021/09/26(Sun) 23:48:39

【墓】 1117 闇谷 暁

>>【食堂】

一人で去っていく黒塚にかける言葉が見つからないまま、
手を引かれてそのまま食堂へ。

普川の方へは、ルームメイトが向かっている。任せて良いだろう。


ゆるりと席に着いて、暫くして、
ルームメイトが手料理を運んできてくれる。
先程話したばかりの肉豆腐だ。

「……俺は、
 迷彩が何もなく怒鳴るような奴だと思わない。」

それと同時に、黒塚も。
何もなく誰かを殴るような奴ではないと思う。

「無理に聞くつもりは無いが、
 俺がお前を心配している事だけは覚えておいてくれ。」

味噌汁を啜る。

「……部屋、帰り辛くないか?
 とりあえず今日はうちに来るか……?
 
このじゃがいもの味噌汁美味いな……。
(+80) 2021/09/27(Mon) 1:17:42

【墓】 1117 闇谷 暁

>>【食堂】
>>+82

「邪魔な訳あるか。
 ……寂しくないか?」

な、と、ルームメイトを一瞥。
からっぽな空き部屋で、彼は一人何を思うのだろう。
そんな勝手な想像だけが頭の中にある。

言い忘れていたいただきますと有難うを告げて
箸先を行儀悪く迷わせ、豆腐を割いた。


「……何かあったんだな。」

きっと何か、迷彩が大切な話をして
黒塚がそれを無視でもしたのか。
何にせよ、タイミングの悪い事故……のようなものか、と
一先ずは気楽に捉えた。
大きなことが起こっているとは、あまり考えたくはなかった。
(+83) 2021/09/27(Mon) 13:18:22

【墓】 1117 闇谷 暁

>>【食堂】>>+84

「………良いよな?
 今日だけと言わず、いつでも。」

言って、気付く。
勝手に決めても良いものだろうか。ルームメイトへちらりと視線を送る。
布団は……近くの部屋から持ち込んで来ても良いだろう。そんなことを考えつつ。

「……煩かったらすまん。」

自分は何とも思わないが、ルームメイトの声が大きい。
……寂しさは紛らわせるのではないだろうか。





「…………、」

貴方の夢。
かつて自分勝手に口を挟み、怒らせたもの。
背中は押せないが、貴方の思いはよく理解していた。

「悲しいな。」

彼のために、何が出来るだろう。
探偵だ何だと名乗っておいて、余計なところで飛び込む癖に、いざ目の当たりにすると足が止まる。戻れないな、と、自虐の言葉と共にもやしを飲み込んだ。

「話して、笑われて……何か言われたか?」
(+85) 2021/09/27(Mon) 15:30:33
闇谷 暁は、貴戸 高志へ感謝の意味を込めて頷いた。 >>c59
(c61) 2021/09/27(Mon) 16:45:13

【墓】 1117 闇谷 暁

>>【食堂】
>>+87


がたん!

音を立てて立ち上がる。

「───ッごめん、」


咄嗟にそう、口から出た。
苦しい記憶を開かせて、
あまつさえ言葉にさせてしまうなんて。

そこまでさせるつもりじゃなかった。
なんて言葉は、ここ以外だって通用しない。
知りたがって貴方の傷に触れた。

悪い、と呟いて再度椅子を引く、座る。

「……同じな訳ないだろ、
 違うよ、違うんだ、リョウ……。
 お前は望まれて産まれてきたんだ、
 そんなことあってたまるかよ……!」

ここには居ない男の言い分も、理解できなくはない。
それでも情のせいか、目の前の少年の事ばかりが大切に思えてしまって
本当に、探偵失格だ、と瞳を細めた。

箸を取り落としそうになって、置いた。
(+91) 2021/09/27(Mon) 16:45:49

【墓】 1117 闇谷 暁

>>【食堂】
>>+92


口を一文字に結ぶ。
具材が沈殿していく味噌汁の色が、薄くなっていく。

貴方はいつだって変わらず、理解してくれない。
けれどそれで構わない、理解し合うだけが『友人』ではない。

だから。

生きるのに許可なんて、いらない。

 誰の許可が必要で、
 誰にダメだと言われて死ぬんだ。
 もっと好きに生きて、良いんだよ……」

好き勝手に、言葉をかける。

「リョウは、
 誰かに許されないから死ぬのか?」

貴方からそんな言葉が出た事が悲しいと、
そんな想いだけは、知って欲しいから。

「だったら俺は、
 お前が死ぬのを許したくない。」

             
正論なんて、くそくらえ。
(+93) 2021/09/27(Mon) 20:19:02