03:13:37

人狼物語 三日月国


168 【飛び入り歓迎】Hospital of Delusion ー妄執の病院ー【R-18RP】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【人】 四谷 隆史

[初対面で年上の人。しかも此方を心配してだろうか。
声をかけてくれた人を呼び捨てにできる程図太くはできていなかった>>0:214

セキさんは、チハヤさんと同じように俺を四谷と呼ぶ。
あいつみたいに『隆史君』とは呼ばない。

そのことに少しだけ、ほっとしてたんだ。]
(7) 2022/08/11(Thu) 11:29:49

【人】 四谷 隆史

[この場所に留まることは危ない。と、身をもって理解している
でも。それでも今度は間違えてはいけない気がしていた。

また見捨てたら俺は。
顔を合わせられない存在がまた1人、増えちまうって。]


 ……え、ええ。

[それは褒められているのか、それともただの無鉄砲への感想か。>>0:215
何方にせよ、罪悪感を交えた言の葉の真意は気づかれることはなく。

――そしてこんな場所、にやってきた親切な
彼の来訪理由も己は知らないままである。]
(8) 2022/08/11(Thu) 11:30:09

【人】 四谷 隆史

[真っすぐ目を見て礼を告げると、
何故か視線を逸らされた。俺そんな汚かったっけ。
多分半泣きで逃げ出したから、べとべとしてたとか
そんなんだろうな、と思った。

それか。もしかしたら本来はあまり人好きではないのかもしれない。
が、そうではないような気もする。
結局それは問いかけねばわからぬことで。

問いかけて、知ったときがもしも来るとしたら。
年齢や世間体を理由に、産むことも選ばず子を殺した俺は
いったいどんな顔を貴方に向けられるだろう。]

 ううう、冗談きついっすよ……。

[でも今は。逸らされた目と、まっすぐ掴んでくれた手に
信を預けて夜の廃病院の廊下で立ち上がったのだ。]
(9) 2022/08/11(Thu) 11:30:27

【人】 四谷 隆史

 多分、そう、です。
 いきなり消えてからそう時は立ってないはず。

[はぐれた、って言った方がわかりやすいかもしれない。
でも本当に、突然闇に飲み込まれたのだ。
少なくとも自分にはそう見えたし。暗闇から逃げ出したその時に

追いかける足音もなく、声もなくであったから。
思い出すだけで、膝が震えてくる>>0:224]

 い、きましょう、いくっす、セキさん!

[先んじて精神病棟エリアへ足を進める彼の背を追いかける。

自分より少しだけ高い背と、スーツ姿は
この廃病院という場所を少しだけ日常に引き戻すかのよう。

カン、カンっと武骨な音がリノリウムの廊下に響く。
埃が少しだけ舞う中で


静かに閉じたものがあることを、俺らはまだ知らない。>>0:L0]
(10) 2022/08/11(Thu) 11:30:43

【人】 四谷 隆史


―→そして精神科病棟へ ―

[精神科なんか行ったことない。
普通の手術とかで入院する場所と何が違うんだろう。

あんな怖い目会う前だったら多分わくわくできたのに。]

      
 
     『隆史君は。首を突っ込むだけ突っ込んで。
       最後には丸投げしちゃうんだから。もう。』

(呆れ顔で、少し笑ってる彼女の言葉をふと思い出す)

  (今迄は忘れようとして、思い出すこともなかったのに)



 ―― へ、えぁ?

[セキさんの俺への声かけにふ、と物思いから浮上する。>>6]

 すんません、なんとなく……
 聞こえた、ような。

[ぼーっとしてた、とは言えず何ともバツの悪い顔。
とはいえ、チハヤさんの声ならいいというセキさんには
勿論とばかりに首を縦に振った。]
(11) 2022/08/11(Thu) 11:37:24

【人】 四谷 隆史

 じゃ、もしかしたらこの先にいるのかもっすね!
 
[残念ながら精神科病棟にはいないのだけど
それは知らないまま、セキさんの後を歩く俺は

セキさんが何を内心希求していたかこの時点では
気づくことができないでいた。]
(12) 2022/08/11(Thu) 11:37:36

【人】 四谷 隆史

[残念ながらチハヤさんの姿を見ることは叶わなかったが
(そんな彼が怪異と遭遇していたのも知らず>>1
 相変わらずスマホのLINEを開くことも忘れていた)

やってきた精神科病棟は、普通の病室となんかどこか違う気がした。
具体的には拘束具みたいなもんが、
部屋に設置されてたりとかしてるしさぁ。]

 うっわ……なにこれこわっ。

 チハヤさーーーん!
 誰か―ーーいませんかぁ―――  
いませんかぁー


[ドップラー。反響する廊下。反応は……どうだろう。
うーん、と眉根を寄せて
再び病室の方をひょいっと覗き込む。
まるで遅刻した生徒が授業を始めている教室を
こっそり覗き見るようにして。

いないなー、となりながら……ふと。]

 俺、同じ予備校の奴らの肝試しでここ来たんすよね。
 チハヤさんは、幽霊に会いたいとか、って。

 ……セキさんは、  。

[どうして?と言いかけて、拒絶されたり
万一機嫌を損ねたらここで置いてかれるのが怖くて

続きは声に出せず、なんともいえない
途方に暮れたような顔を一瞬、したかもしれない。*]
(13) 2022/08/11(Thu) 11:44:06
四谷 隆史は、メモを貼った。
(a6) 2022/08/11(Thu) 11:51:33

【人】 四谷 隆史

― 1年前と、今と ―


『ねぇ知ってる?5組の〇〇が飛び降りたってさ!屋上から!』

『えっ、じゃあ昨日臨時休校になったのってそれで?ラッキー』

『受験のストレスなんだってさ。』
 
『そういや、○○ん家って昔親戚が無理心中失敗して
 精神科病棟にぶち込まれたらしいよ』

『あー。選ばれしメンヘラ家系ね。そりゃ自殺するわー。』

『陰気でやな女だったのよ。こっちが挨拶しても何も返さないし。』

『ざまぁみろって感じ?』

『やべーうちの学校ニュースになってる。ほらN高校で女子生徒飛び降り自殺って!』

『インタビューされたらどうすべ?いい奴だったって言おうか!
 話したことないから知らないけど!』

『なぁ

       ――
四谷はどう思う?


 
(30) 2022/08/11(Thu) 16:47:40

【人】 四谷 隆史

  え。

          あ。  は、


  正直、めんどくさっ! かな。
  夏季模試とか追い込み真っただ中に、なんでこんな、こと。



『あはは!だよなぁ。マジ迷惑。』

『死ぬなら自宅で死ねば――……』



 
          [ごめん。ごめん。 ごめんなさい。]
(31) 2022/08/11(Thu) 16:49:04

【人】 四谷 隆史

[あいつはメンヘラなんかじゃない。
真面目で、いつも一生懸命勉強してて。笑顔が可愛くて。
図書館で本を読むときとか、甘いもん食べるときとか。
すげー、幸せそうに笑うやつだったんだよ。

陰気なんかじゃない。
めんどくさいなんて、思ってないよ。

俺の所為だ。俺が、俺があの日何を言った?
俺とあいつの子供、殺せって言って。
迷って、苦しんで。それで選んで。
腹に宿った命を殺して泣いたあいつの
たった1つの願いを、切り捨てて。

そんなつもりじゃなかったんだ。
(どんなつもりだった?)

そんなつもりじゃない。
(死なせるつもりはなかった)


お前にまで死んでほしいって思ったわけじゃ
(見捨てた癖に)


受験に集中できるわけもなく。合格確実な本命はあっさり落っこちた。]
(32) 2022/08/11(Thu) 16:51:17

【人】 四谷 隆史

[皆で内緒で付き合って、
唇を、心を。体を重ねるようになって。
ある日なんとなく将来の夢をあいつと語り合った。

あいつは小説家になりたいって言ってた。
家でできる仕事なら、もし将来
子供ができたらずっと見ていられるからって。]


『9週ですね。堕胎は早い方が母体への影響が』


『性別は、この時点では。お母さんお父さんが好きな方を選んで
 呼んで、弔ってあげてください』



[トーク一欄、一番最後の人物はあいつ
既読から書かれることはもうないLINEには最後に1つだけ



            あの子のところへいきます



と、書かれている]
(33) 2022/08/11(Thu) 16:53:58

【人】 四谷 隆史

(俺だっていたじゃん。なぁなんで
そんなに腹の中から掻き出されたもんが大事だった?

違う、そうじゃない。そういうこと言いたいんじゃない。
―――責任取りたくない、知られたくない?
そんなんじゃ、なくて。ああたった一言。

ごめんなさい、ってお前にも、 に も)



[怖い。こわい

また同じことを繰り返したら、どうしよう
あいつらが責めているように思える
誰もいないってのに、視線を感じるような
恨み言を言ってるような錯覚

忘れたいよ。許してほしい。
俺が最低な野郎なのは知ってるよ。

ぜってーあいつら恨み言しか言ってないだろう
でも、死にたくない。死にたくない。こんな場所でなんて。

……あいつも、『まなぶ』も

命が費える時って、どんな風に


                最後、思ったんだろう*]
(34) 2022/08/11(Thu) 16:55:35
四谷 隆史は、メモを貼った。
(a12) 2022/08/11(Thu) 16:58:56

【人】 四谷 隆史

[消えた人間の話、を聞いても。セキさんは顔色1つ変えず話を受け入れる。
それは大人だからだろうか。それとも。]


 えっ、と。いきなりっ、床が底なし沼みたいに
 チハヤさんを……っ。

 それであたりが真っ暗闇になって。それで……

[それで。]


    (俺が殺した子のことを指摘する声)
   

  過去の俺の罪が、追いかけてきた。


[ぽつ、と零した言葉は掠れていた。]
(63) 2022/08/11(Thu) 21:40:42

【人】 四谷 隆史

[それが彼の興味や好奇心、或いは
――その”方法”への手段を得ることへの期待を
煽るかどうかはわからないのだけれど

兎も角俺とセキさんがやってきたのは精神科病棟。
長い廊下は電気はついてるが明かりはそこまで輝いていない。
なんでも、明るすぎると本能を刺激して狂暴になる
……とか、かんとか。眉唾かもだけど。

いかれたやつの入る場所と、この病棟のことを
セキさんは、言う>>51

だとしたら、この狂った現実自体がいかれてるなら
――知ってる、これは現実逃避だった。]
(64) 2022/08/11(Thu) 21:41:15

【人】 四谷 隆史

[チハヤさんを呼ぶ声は廊下をこだまして
そして暗闇に吸い込まれていった。

この先、ずっと先にいたなんて>>29
急いでいれば(本人は望まないだろうけど)
助けられたのでは?手は伸ばせたかも
しれない、なんて>>57

――俺は知らなかったのだ。]

(無知は罪。知ろうとしなかったことも。
 では、黙っているのは――……?)

 
  死にに。

[俺は、俺の罪を隠したまま
セキさんがここに来た目的を尋ねかけ
口を、つぐんでいた。でも――]
(65) 2022/08/11(Thu) 21:41:39

【人】 四谷 隆史

(死にに来た。という言葉)
(思い出すのは、あの子の名前を呼んでと泣いた顔)

(LINEの最後の、一文)
(66) 2022/08/11(Thu) 21:42:28

【人】 四谷 隆史

[どうして?なんで。と
問いかけることもできず、はくり。と口を開閉。
俺の顔色はきっと紙のように白くて


それで。]

 ……死にたいひと、って。
 どんな、気持ちなんすか。


 理由、とか、そういったの、
 聞いたら迷惑、かけるってわかってるから
 言えないかも、とは。思うんです、けど。

 ……でも、命全部捨てても構わない程 
 この世界は――……苦しいものだった?

 ・・
 また、俺は。

[俺の所為じゃない、と。彼を見送るのだろうか。
――嘗て屋上から飛び降りた彼女みたいに。

助けてくれた優しい人を。
止める資格もないのは、わかってるけど。
それでも。1人で死なせるの、見送るのは

とても
     さみしい。と、呟きを。*]
(67) 2022/08/11(Thu) 21:43:25
四谷 隆史は、メモを貼った。
(a19) 2022/08/11(Thu) 21:45:14

【人】 四谷 隆史

[罪を抱え続けるのは辛い。苦しい。
吐露してしまいたくなることだって何度もあった。
そのたびに、保身が邪魔をして。
あいつと生まれなかった子供の墓参り1つすら、いけてない。

出会った時の怯えを得心する声に
びく、と肩が震えた。>>71

世界から、知り合いが突然消えてしまうこと
翌日死んだのを知った時の喪失感と後悔と
何度も何度も心の中で繰り返してる懴悔

今でも、じくじく胸を焼いているのは
罪悪感であり、自己嫌悪であり
それでも自分が死ぬのが怖いという卑怯さだった]
(90) 2022/08/12(Fri) 0:01:39

【人】 四谷 隆史

[目の前で消えたチハヤさん。心配しているし
探したいと思っている気持ちは勿論ある。でも
でも、根本的な、ものは――……>>76

また見捨てる。また見捨てて、逃げ出す
責任からも、人からも、
親しくなった人や恩を感じた人
それらを自分の安寧の為だけに放り捨てる

そのことを繰り返す浅ましさ。
重ねる罪の重さはきっと、三途の川の船が
転覆する程になっているんじゃなかろうか。

時折俺を責めるあいつの声は
忘れるなと囁いている。

……幻聴かどうかは、わからないけど。]
(91) 2022/08/12(Fri) 0:02:07

【人】 四谷 隆史

[忘れるな、という声(良心)に従っていればよかったのだ
もしも、もしも。

――ここに来る前に、せめてこの人に出会う前に
反省していれば、謝罪をしていれば
罪と向き合っていたならば。]



 「なんで、そんな燃えるゴミに出されたモノの
 名前、呼ばなきゃなんねーんだよ。」



[自分たちのためにという言い訳で
あいつの腹から掻き出した命

好いたあいつとの子供だったのに

俺らはまだ学生だと。堕ろそうと。説得した俺は
 できたことを間違いだと断じた。

ああ、まるで生まれてくることを否定された子が
それを是としているかのような言葉>>80

追いかけてきた罪は、俺の後ろから肩を叩く]
(92) 2022/08/12(Fri) 0:03:29

【人】 四谷 隆史

[死にたいと思った理由を
生まれたことが間違いだというセキさん]

 違う、ちがうよ。セキさん。
 生まれてくるのが間違いだった、なんて。
 そんなこと、ない。
 
 セキさんにそんな風に思わせた、奴が。

  

 作る方が悪いんだ。
 
 ……怖くて、苦しくて。見ないふりして逃げて
 動けなくなってた、俺を助けてくれた。
 それだけじゃなくって。
 チハヤさん探すのに付き合ってくれてる。
 
 そんなセキさんが、価値がないはず、ないじゃん。

 2人とも学生だから、育てられないからって。
 『いらない』って。
 あいつも、子供も死なせた。

 俺なんかよりも、よっぽど。

[ぽたり、ぽたり。
目から鼻水出てる。隠し続けるつもりだった
1人が怖いから。1人にされたくない、見捨てられたくない。
利己的で、自分が屑なの、見ないふりしてた。]
(93) 2022/08/12(Fri) 0:05:15

【人】 四谷 隆史

   ごめんなさい。

[謝りたいのは、『誰に』なんだろう*]
(94) 2022/08/12(Fri) 0:06:27
四谷 隆史は、メモを貼った。
(a23) 2022/08/12(Fri) 0:09:09

【人】 四谷 隆史

[自分がしてしまったことの罪深さが、
時間を経て残酷なまでに眼前に、押し寄せる

逃げて逃げて、逃げて。
あいつと、あの子に漸く向き合えたのに
もうとっくに手遅れになっていた

きっとこの謝罪には。
あなたへのものも含まれていた>>101

いっそお前みたいなやつが等々、責めてくれた方が。
(それはきっと自分が楽だから)
何がわかる、と突き放されれば
(貴方の怒りみたいなものでいい、
苛立ちでも、何でもぶつけられていたら)>>98


――ああ、やっぱ俺自分勝手だ]
(102) 2022/08/12(Fri) 10:16:56

【人】 四谷 隆史

[もう良いと、肩を強く掴む彼に
泣いて酷いことになってた顔をあげる。

責めるわけでもなく、嫌悪でもなく
ただ、俺が行ってしまった唾棄すべき真実を
落ち着くまで聞いて、待つセキさん
自分がそういう目にあっていても、
その行った相手ではなく、自死を求めるその姿を見て


死ぬべきなのは彼ではなく、彼にそう思わせた世界で
彼のように我が子を切り捨ててしまった己だったんだ。

ああなんだ、そうだったんだ。
あの怪異も言ってたじゃないか。
おかあさんと、お子様。2人とも―――……]
(103) 2022/08/12(Fri) 10:17:20

【人】 四谷 隆史

 ……すい、ません。
 迷惑かけて……。

[ずび、と鼻を啜り、少しだけ落ち着いた顔に戻った俺は
チハヤさんを探さなきゃ、と譫言みたいに呟いた。

最初に、こっから出たいと思う気持ちはなくなってて
でも。同時に死にたくない、怖い、って気持ちはまだあって
迷惑かけてる貴方と別々になるのも怖いだなんて

結局中途半端で俺、ほんとサイテー。*]<line></line>
(104) 2022/08/12(Fri) 10:17:42
四谷 隆史は、メモを貼った。
(a31) 2022/08/12(Fri) 10:19:33

【人】 四谷 隆史

[みっともない俺を静かに見つめるセキさんの目は
責める色は微塵もなかった

そのことが苦しくて、悲しい

命を不要と断じて流したことを
肯定されてしまったことも
それをよりによってあなたに、肯定させてしまったことも

どれもが俺の心をずたずたに切り裂いたのだ
それと同時に、心が流す血で再び俺は
歩みを行うことができるのだけれど]


 ……セキさん。


[それでも、ごめんなさい。
貴方に言わせてしまったこと、あなたの前で
吐露したことを謝罪し、

肩口からの手が離れ、己の片腕を掴む手に
導かれるまま、病棟内を歩くんだ。]
(116) 2022/08/12(Fri) 17:35:22

【人】 四谷 隆史

― そして怪異と邂逅す ―

[セキさんに連れられながら、
先のことを考えていた。

――生きて償うのってきっと、とてもしんどい
死んだ方が多分楽になれるし
あいつらもそう望んでいるだろう
俺が殺した子なんて特にそうだろう

でも、セキさんが言ってた
チハヤさんを見つけたら帰れ。って
こんな場所にいる必要はない

 俺が他にやるべきことって、何だろう。

ぐるぐる、してた。だからきっと
遠くに現れた”それ”に対して

 判断が遅れたんだ。]
(117) 2022/08/12(Fri) 17:36:18

【人】 四谷 隆史

[俺をつかんでた手が 離れた>>109]
(118) 2022/08/12(Fri) 17:36:32

【人】 四谷 隆史

[俺は、それにむけて駆けだしたセキさんと対照的に
その黒い何かの合間からの眼球に>>57

 恐怖した。動けなかった。

その黒い長い何かが絡めとっているのは誰(なに)?
感受性に優れぬ己は
その瞳の色が何をないまぜにしているのかまではわからない

でもその目は知っていた。

死にに来たって言ったセキさんのもので
死ぬ前日のあいつの目の色だった]


 ひ、ぃ、あ
 あああああああああああああああああ!!!!


[絶叫。怖くて恐ろしくてたまらない。
嫌だいやだいやだ

助けて。夢なら覚めて。
立ち尽くすセキさんとあいたままの距離が埋まらず
俺は蹲り、頭を抱えたまま声を張り上げていた*]
(119) 2022/08/12(Fri) 17:38:06
四谷 隆史は、メモを貼った。
(a34) 2022/08/12(Fri) 17:39:50

【人】 四谷 隆史

― 怪異との遭遇、そして ―

 ぁ、ぁあぁああ……

[怖い嫌だ助けてお願い死にたい死にたくない
色んなものがマーブル模様で俺を侵食してる。

あいつが死んだと知ったのは、翌朝の教室で
未読だったLINEをつけたら、たった一言書いてあった
もしあれを見て、止められたならお前は生きてた?
心を胡麻化さないで、逃げ出さないで
思いを伝えていたならお前はまだこの世にいた?

――それをしても、お前はあいつのとこにいった?

がたがたと、震えていた俺の耳に
届いたのは>>130]

 ぁ、あ。せきさん、セキ、さん。

[よかった。セキさんだ。
それに―――今はあの目、じゃない。

いた、居た。よかった。よかった。
近寄る彼に、安堵してまたぼろぼろ情けなく泣いてしまう。]


[怪異に彼も連れ去られてしまうとしたら
そんな恐ろしい考えを、背にあてられた手が溶かしていくようだ]
(134) 2022/08/12(Fri) 20:38:18