14:03:05

人狼物語 三日月国


75 【身内】星仰ぎのギムナジウム【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 壊れかけの ルヴァ

サルガスの横で、静かに膝を付いた。
体重が軽すぎて、音も出ない。

食堂を。

その、二日前に比べて、伽藍とした食堂をみて。

「…………嘘」

とぽつりとこぼして、俯いた。
身体から、力が抜けて、だらりと、顔がしな垂れる。

「は。
 はは。
 あは……あは、は、はは、ははははは……。
 はははははは、ははははははははははははは」

ぼたぼた。
ぼたぼたぼたぼたと。
涙をこぼしながら、壊れた人形のように笑った。
何で泣いているかも、何で笑っているかもわからない。
何で泣いているかも、何で笑っているかも説明できない。

それはもう『言ってはいけないこと』だから。
『触れてはならないもの』だから。

誰もが、その壊れたように笑う子供の小さな背中を、
見ないようにして食堂へと急いでいる。
(3) 2021/05/28(Fri) 20:16:07

【人】 壊れかけの ルヴァ

>>4
差し伸べられた小さな腕にすら縋ってしまう。
身体は震え、涙が零れる。
居なくなってほしくなんてなかった。
誰一人欠けてほしくなかった。
その気持ちは本物で、本物だから悲しくて仕方がなかった。

同時に、今日を生きている自分に安堵している自分も見つけて
情けなくて情けなくて情けなくて情けなくて、
浅ましくて浅ましくて浅ましくて浅ましくて、
膝が笑って立っていられない。

「ごめん、ごめんなさい、サルガス、ごめんなさい。
 かなしい。悲しんでごめんなさい。悲しくてごめんなさい。
 おれさまは、ダメなやつで、覚えていることしかできなくて。
 おれさまが、別の誰かなら、良かったのに。
 おれさまが、最初に生きたいなんて思わなかったら良かったのに。
 ごめん、サルガス、ごめん……!」

支離滅裂な言葉を、涙と共に零して回る。
(9) 2021/05/28(Fri) 20:51:48

【人】 壊れかけの ルヴァ

>>12
サルガスの優しさに触れて、
動悸が、呼吸が、少しずつ落ち着いてくる。
子供のように泣きじゃくっていた自分に、
大人になりかけの自分が上書きされるように静かに、
感情が制御できるようになってくる。

「……ごめん。大丈夫。
 おれさま、ちゃんとできるよ。
 居なくなった人の分まで今日を生きないと、
 ダメだもんな、うん」

まだ少し意気消沈したまま、
シトゥラとカストルたちの方も向く。

「ごめん、心配かけたなー。おれさま。
 ちゃんとやれるから、大丈夫だよ。
 後で、サルガスの部屋とか、
 用意してくれた部屋とかにも、行ってみる」

にこ、と笑った。
(14) 2021/05/28(Fri) 22:02:41
ルヴァは、カストルたちに、ぎこちなく微笑んだ。
(a17) 2021/05/28(Fri) 22:10:24

【人】 壊れかけの ルヴァ

>>15 サルガス
「……うん、本当に、そう思う。
 いつも通り、当たり前に暮らすのが、
 一番難しいことも、おれさま知ってたはずなのに。

 そっか、ルヴァは、ルヴァなんだ。
 だったら……おれさまは、すごくうれしいよ」

それは心から。
心から嬉しい言葉で。
サルガスの胸の中で、また少しだけ泣いてしまった。
その胸の中は温かくて、
自分が居ていいのか不安になるほどで。
自分がこの温かさに包まれていることが、
泣きそうなくらいに切なくて。

泣き笑いのような笑顔で、
同じく、大切なものを失ったはずのサルガスの顔を見た。

「……うん、また後で」
(17) 2021/05/28(Fri) 22:28:12

【人】 壊れかけの ルヴァ

>>16 ポルクス と カストル

謝られて、少しだけ驚いたような表情をして、
その驚いたような表情のまま言葉を返す。

「ちっ……! 違う!!
 謝らなきゃならないのは、おれさまの方で。
 本当に、謝らなきゃならないのは、
 今は、おれさまなんだ……ごめん、カストル。ポルクス。

 傷つけられたのは、おれさまなんかじゃないんだ
 おれさま、きっと、カストルたちにも、
 酷いことしてしまってて……。

 先に、言わせて。カストル、ポルクス」
(19) 2021/05/28(Fri) 22:33:40

【人】 壊れかけの ルヴァ

>>16 ポルクス と カストル
「……ごめんなさい。
 許してもらえなくてもいい。
 いや、許して、もらえないと思う。
 でも、二人は、ずっと、
 おれさまの騎士だ。これから何があっても。

 ……ポルクス、カストル。
 キミたちに、試験の合格をあげたいんだ。
 ……ルヴァ団の、団員に、なって、
 ほしい、んだ……」

いつもの少しばかり高い鼻は低くなり、
恥ずかし気に、でも固い決意を以て、
ルヴァは二人に向かって言った。
(20) 2021/05/28(Fri) 22:34:08

【人】 壊れかけの ルヴァ

>>24 ポルクスとカストル
「許すよ!?許す許す!
 今日はカストルが何しても、
 許してあげるからポルクスも怒らないで!?
 おれさま、今日はとても寛大です、はっはっは」

いつものドタバタ。
いつもの会話。
それが、自分にとっては、ルヴァにとっては
この状況においても嬉しく感じられて。

「……なんか度胸試しみたいなことしようとしてた。
 夜の森に、ピャッと行って、何か行ってきた証拠持って、
 ピャッっと帰ってくる、みたいな。
 でも、もういいんだ……もう、いいんだ」

少しだけ嬉しそうな、泣きそうな顔で言う。

「居なくならないでいてくれるだけで、
 ……もう、おれさまは、それだけでいいから」
(38) 2021/05/29(Sat) 14:43:31
ルヴァは、カストルに謝罪した。
(a38) 2021/05/29(Sat) 15:15:19

ルヴァは、深呼吸をしている。
(a44) 2021/05/29(Sat) 17:08:33

ルヴァは、無理やり笑っている。
(a47) 2021/05/29(Sat) 18:15:48

ルヴァは、ブラキウムを、遠くから窺っている。
(a64) 2021/05/30(Sun) 0:10:50

ルヴァは、カストルを見て赤くなった。
(a74) 2021/05/30(Sun) 1:02:21