14:08:08

人狼物語 三日月国


116 演劇の村 第三幕 「竹取物語」

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 【麿】中納言 石上麿呂足

[中納言 石上麿呂足は、脇息にもたれ御簾ごし中庭を眺めていた。

つまらんのぅ。

[傍では、畳んだ扇をぱちんぱちんと手のひらで鳴らす。

平穏な日々。争いのない世の中。世界は、平和に日々が過ぎていた。
そんな日々は、麿呂足には物足りなく味気ないものだった。

屋敷の中庭は、庭師の手入れが行き届いており、季節折々の花が咲き綻ぶ。今は、山茶花(さざんか)が満開になっていた。

山茶花は、寒い時期に咲く花だ。耐寒性があると言われている。

麿呂足は、懐紙を取り出しさらさらと和歌を書き留める。]
(1) 2021/12/18(Sat) 0:37:52

【人】 【麿】中納言 石上麿呂足

ーー凍れるを 耐えて忍ぶ 山茶花も
弥生終わりし その身堕つーー


[「寒い日を耐える山茶花も、三月が終わる頃(暖かくなる頃)には、花を地面に落とし命尽きるのだ」

という意味の歌だが、和歌には、他の意味を持たせる言葉遊びの文化がある。
麿呂足は、自身を山茶花に見立て歌を読んだ。

「辛い苦しいことでも耐えられるわたしだが、安穏な世の中になると、輝きを失い死んだも同然だ 」]

何か、面白いことが起きんかのぅ。

[その頃、とある野山に光る竹があった。>>0
それはのちに美しい姫となり、麿呂足自身も、その姫の争奪戦に加わることになるのだが、なんなことは知るよしもない、麿呂足なのであった。]
(2) 2021/12/18(Sat) 0:38:22

【人】 【麿】中納言 石上麿呂足

若!大変でございます!若!

[側近の融(とおる)が袴の裾を蹴つまずきながら、部屋に入ってきた。]

なんじゃ。雅でないぞ。融。

[じろりと嗜めるように、麿呂足は睨み付ける。]

雅なぞ、言うとる場合じゃございません!
都に謎の巨大生物が現れて、町を破壊しつつあるんです!
若も、早く避難の準備を始めてくだされ!

[確かに、外が騒がしいなと思っていた。それに、先程、爆発音のようなものも聞こえた。>>58]

ふむ。面白い。
融、父上と母上の誘導を頼む。
まろは、鬼討伐に出向くのじゃ。
馬の準備を頼む。

[麿呂足は、刀を腰に差して意気揚々と部屋を出た。]
(82) 2021/12/19(Sun) 10:34:25

【人】 【麿】中納言 石上麿呂足

[麿呂足は、騒ぎの中心へ馬を走らせていた。
突然進行方向に人が現れる。>>86
慌てて手綱を引き、馬を止める。ドウドウと馬を驚いた宥める。]

なんじゃ、お前は。まろの愛馬、爆進桜が驚いてしまったではないか。

[麿呂足は、妨げられたことをたしなめるように、騎乗からじろりと睨んだ。]

戦?ふむ。お前は、都の騒動を知らぬのか?
これも何かの縁じゃ、教えてしんぜよう。

どうやら、都の中心で巨大な鬼が暴れまわっているらしい。
この中納言 石上麿呂足様が直々に討伐してやるのじゃ。ほっほっほ。

して、お前。名をなんと言う?

[身なりは、お世辞にも綺麗ではなかった。おそらく、身分は低いのだろう。
しかし、男の麿呂足に物応じしない態度を、麿呂足は気に入った。]*
(94) 2021/12/19(Sun) 17:02:29

【人】 【麿】中納言 石上麿呂足

[男は、梁亜人と名乗った。>>95]

梁亜人とな。
ほう、まろを超えるか。
面白い奴じゃ。
まろを超えても上には上がおるぞ。
まろら貴族が仕える宮廷の彼のお方じゃ。

[梁亜人は背を向けた。]

さらば。
また縁があれば会おう、旅の者。

[麿呂足は、颯爽と爆進桜を走らせその場を去っていった。]
(138) 2021/12/19(Sun) 23:26:46

【人】 【麿】中納言 石上麿呂足

待っていた。
波乱の日を。

待っていた。
和歌を読む日々に別れを告げる。

「出たな、鬼め。」
>>136

[麿呂足は、走る爆進桜の上に立ち、腰の刀を握る。
そして、爆進桜のスピードを借り、宙に翔ぶ。]

石の呼吸!石の上にも麿呂の足!

[謎の言葉を発しつつ、重力に任せて、鬼の首に一太刀を突き立てた。
果たして、鬼はどうしただろうか。]*
(139) 2021/12/19(Sun) 23:36:44
石上麿呂足は、訂正:突き付けた
(a1) 2021/12/19(Sun) 23:50:12