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人狼物語 三日月国


108 灰色うさぎと紫うさぎの冬支度

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視点:


【人】 イウダ

[はあ、と吐く息が白い。
普段住んでいるところより北部な分、特に夜は冷え込むようだ。
自分の高い体温を少しでも彼女に分けたくて、ポケットの中で手をぎゅっと握り締め。]


 昼間に見た時と全然印象が違うな。
 あっちもこっちも光ってて見所があり過ぎる。


[公園を彩る電飾は目に優しいベージュだけではなく、クリスマスカラーの赤と緑、キャラクターを模した針金のオブジェに巻き付いた青や黄色など、様々な色がある。
木はどのシーズンに来ても生えているだろうが、針金のオブジェはきっとこの時期だけだろう。
子どもも楽しみやすいように、有名なキャラクターや可愛らしいモチーフの形に光っている。]
(64) 2021/11/12(Fri) 20:47:57

【人】 イウダ


 「会場内にリンゴは何個あるでしょうか?」
 パンフに書いて管理棟に持ってったら、正解者に粗品プレゼントだってさ。
 リンゴってあれか?


[白雪姫と思われるキャラクターが手に持っているりんごを指さしてひとつ。
後は卯田に見つけられたのは(1)1d6個ほど。
目的意識を持って見て回るのも楽しいものだなと思いながら、足元が点滅する道を順路通りに進んで行った。*]
(65) 2021/11/12(Fri) 20:48:13

【人】 イウダ


 そうそう日本酒。
 日本酒の味っつかうーん、独特の味だな。
 鮭入れるとちょっと生臭さも出るから、家で豚肉でやってみようか。

 牛蒡とか大根とか人参とか根菜類と相性良いし、
 酒粕自体はビタミンBだったかな、肌に良い栄養素たっぷりだから、
 俺の料理で食えるようになるなら紫亜にとって良いことだと思うよ。


[野菜好きの彼女の為に工夫して作ると約束する。
それでもやっぱり苦手が克服できないなら、家なら残して貰って卯田が食べれば良い。
SASANKAで出すと残したくないという気持ちになるだろうから。]
(70) 2021/11/12(Fri) 22:18:36

【人】 イウダ

[パールのネックレスは、ガチャで出したという経緯含め思い出深いアクセサリーになるだろう。
ネックレスについているのは今回出したグレーだけではなく、天然物らしく黄色みがかったものや真っ白のもの、粒の大きさもまちまちらしい。
別の場所で見つけたらまた回そうか、なんて話しながら歩いていく。

周りにはそろそろ人も増えて来た。
昼間のスケートの時に比べ家族連れよりはカップルが多い印象なのは、やはり子どもはスケートで疲れて夜までもたないということだろうか。
りんご探しは子どもも楽しめそうなイベントだと思ったが、意外と難しかった。
二人ともひとつずつ見つけたが、正解は(4)1d6個だったようだ。]
(71) 2021/11/12(Fri) 22:18:49

【人】 イウダ


 並んでも良いか?


[観覧車前にはカップルの列が。
ゆっくり回るから、結構待つかもしれない。
手を繋いでいるとはいえ、彼女の身体が冷えるなら観覧車は諦めて車に戻るが、大丈夫そうなら並んでみたかった。
今日の夜は急いで帰らなくても良いし、明日も自分たちは休みだ。

観覧車自体も電飾でキラキラしている。
これは遠くから見ても綺麗な夜景の一部になりそうだ。*]
(72) 2021/11/12(Fri) 22:19:09

【人】 イウダ


[料理人としても彼氏としても、彼女が自分の料理で苦手を克服してくれたらこの上なく嬉しいだろう。
だが自分が自信を持って期待していると、好みではなかった時に彼女が言い出せなかったら困るので、反応はしっかり観察しておこうと思った。
中身を好物中心にして、味を足す味噌も自分の推し味噌蔵のものなら子供の頃の苦手意識をなくせるのではないかという計画を詰めるのは帰った後にして。

イルミネーションの海の中を泳いでいるような感覚になりながらもゆっくり色んな景色を楽しんだ。
白雪姫と、彼女が見つけた兄妹のものと、卯田が見つけたウィリアム・テル、見つけたのはそれだけだったが、観覧車の列に並んでいる他のカップルの会話が漏れ聞こえて、どうやら赤ずきんが持っていたらしいというのを知った。
ずきんの赤に目が行って、見落としていたのかもしれない。
帰り道に探そうと言い出したのはどちらが先だったか。]


 10分……いや20分待ちかな。


[並ぶOKが出たので最後尾で身を寄せ合う。
「寒い」と言い訳を口にして、卯田の方からも彼女に寄り添った。]
(75) 2021/11/12(Fri) 23:17:19

【人】 イウダ

[大きな観覧車だけあって、カゴの数も多い。
思ったよりは早く自分たちの順番が来た。
動いている状態で乗らないといけないが、此方はスケートよりは簡単だ。
先に乗って紫亜に手を伸ばす。

自分が後ろ向きになる方の椅子に腰かけて向かい合った。
進行方向は後ろ向きでも、窓は横についているので二人で同じ景色を楽しめる。
ゆっくりと高い位置に向かう間、先程まで見ていたキャラクターのオブジェや大きな木を指さしながら、その光が小さくなるのを見守った。]


 ……観覧車あるある言って良い?
 「てっぺんでキスすると結ばれる」――きっとこの観覧車だってそうだよな?


[自分が後ろ向きになったのは、上がってくる次のカゴに乗っているカップルが上を向いていても彼女の顔が見えないようにしたかったからだった。
自分達のカゴが頂上をずれる前に素早く彼女の手を取って引き寄せ、ちゅ、と唇を合わせた。

きっと自分たちの前のカップルだってしただろうし、次のカップルだってするだろう。
頂上からの景色は生憎目を閉じていて見られなかった。*]
(76) 2021/11/12(Fri) 23:17:33

【人】 イウダ

[体温の高い卯田は、多少寒くても自分の温かさがあるから耐えられるのだが、「寒い」と言えば紫亜にくっつけるので誤解は解かないことにしている。
手にかかる息が温かい。
彼女だって先程ネックレスをつける手がかじかんでいたのに。
その優しさが温かくて微笑んだ。]


 あっという間に順番だな。


[遠目に見るとゆっくり動いているようだった観覧車も、目の前だと割と速く動いているように見える。
ぼうっとしている暇はないのですぐに彼女の手を取って乗り込んだ。

上空は風もあり、カゴが揺れるのが少し怖いが彼女といると景色を楽しむ気持ちの方が大きい。
あるのかないのかわからないジンクスをあることにして唇を奪った。]
(79) 2021/11/12(Fri) 23:59:19

【人】 イウダ


 「末永く」結ばれるってことだよ、きっと。


[頂上が少し過ぎたって、「もう一度」と言いたくなるくらい、卯田には紫亜しか見えていないし、きっとこの先も。**]
(80) 2021/11/12(Fri) 23:59:36