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人狼物語 三日月国


100 【身内RP】待宵館で月を待つ2【R18G】

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視点:


【人】 酔いが醒め、宵が来て ミズガネ

>>80 ユピテル

貴方から口付けを受け取れば、頬に添えられた手を捕まえて返すようにこちらからもキスを贈る。
俯いたのなら、柔らかな栗色の髪をかき分けてその額に柔らかく口付ける。

「お前が送ってくれた言葉を、俺は全て返そう。

 WおはようWと、WおやすみWと、
 WいってきますWと、WいってらっしゃいWと、
 WただいまWと、WおかえりなさいWを。

 憧れを憧れで終わらせない。夢を夢で終わらせない。現実として、毎日積み重ねていきたい」

告白かどうかを問われれば、こくんと素直に頷いた。

「そうだな。恋人を通り越してプロポーズになってしまったが……何か問題でも?
 遊びではなく、本気でお前と寄り添い歩むなら早すぎるなんて事ないだろう」

段階を踏んで言葉とシチュエーションを楽しみたかった、と言うなら謝るがとも言葉を添えて。
けれど、その緑色の双眸はたしかに本気の眼差しで貴方を捉えていた。
(86) 2021/10/27(Wed) 16:28:06

【人】 酔いが醒め、宵が来て ミズガネ

>>キンウ

「キンウ!!お前との約束を果たすぞ!どこにいる!出てこい!」


死んでから色々後ろ向きに前向きになった男が太陽のような子を探している。大変にやかましい。
(99) 2021/10/27(Wed) 22:47:49

【人】 酔いが醒め、宵が来て ミズガネ

>>@60 ユピテル

男はその光景を見ていた。
遠目からだったから、それは男女が重なりあって口付けを交わしているようにも見えた。

それが見知らぬ男女であったのなら流すことが出来ただろう。公共の場で恋人同士がやるような戯れは流石にしないが、最近まで色んな花を愛でていた身としては咎める理由も無い。

──相手が自分も知っている人物で、片方は生涯共に歩むことを誓った者でなければ。

「……っ」

足が一度止まる。
悩んで、視線を泳がせて、更に悩んで。
見なかった事にしようかずっと考えて、結局──足はユピテルの元へ。

「ユピテル」

努めて冷静に、貴方を呼ぶ。
(111) 2021/10/28(Thu) 4:54:00

【人】 酔いが醒め、宵が来て ミズガネ

>>113 ユピテル

「……」

たいへんに大きなリアクションの貴方を努めて、それはもうすっごくすっごく努力して落ち着いて見守った後。

「…………その。トラヴィスと随分仲がいいんだな」

長いような短いような時間を費やし、そう返した。
責めているわけではない。でも、遠目から見てしまった為か唇を奪われているものと勘違いした男の声はどう頑張っても複雑そうな様子を隠しきれていなかった。

「…………挨拶の一環として口付けを相手に送る文化圏が存在するのは知っているが……頬ではなく口にするところもあるんだな……」
(114) 2021/10/28(Thu) 5:20:34

【人】 酔いが醒め、宵が来て ミズガネ

>>115 ユピテル

「仲がいいというか、同じアーティストとして無視できない存在というか……。
 竪琴は……まあ、色々と約束をしていたからな。でも許したのはあの一度だけ。基本は家族以外あまり触らせたくないというのが本音だ」

家族というのは、自身の兄弟だけでなくユピテルも勿論含まれている。

「…………そうか、頬か。俺の勘違いだったんだな。
トラヴィスあいつには一度文句を言わなければならないな……


ならいい、と言いかけて、慌てて言葉を飲み込む。

「……もし、の話だが。ユピテルもあいつとそういう触れ合いがしたいなら、俺は止めない。
 俺だって今まで色んな花を愛でてきたのだから、俺はお前を束縛したくない。最後に俺の隣に帰ってきてくれるのならそれでいい。

 ………………」

貴方が自分からした訳ではないと理解した。理解したのだが、どうにも湿っぽさが隠しきれていない。
先程の光景にちょっとだけショックを受けているのかも。

(116) 2021/10/28(Thu) 6:04:05

【人】 酔いが醒め、宵が来て ミズガネ

>>115 ユピテル

「………………」

……ちょっとどころではないかも。


「…………なるべくちゃんとした人になれるよう努力するから……
…………最後には僕の隣に帰ってきてほしい……」
(117) 2021/10/28(Thu) 6:05:02

【人】 酔いが醒め、宵が来て ミズガネ

>>100 キンウ

「おったか!でかした!」




「キンウ、お前すぐにでも館を出るつもりか?
 それなら悪いんだが、少し待っ……うわあお前どうやって現れた!?お前も人じゃないのか?」

人の理から少し外れた貴方の登場の仕方に驚きつつも、この館は色んな者がいる事を知っているのですぐに落ち着きを取り戻した。

「……お前と約束しただろう、美味しい料理を作ると。それを今果たしたい。どうだろうか?」

了承するのなら、貴方を中庭へ案内するだろう。
中庭には卓上コンロの他に白い粉が詰まった袋、豆腐、それから何故か日本酒なども用意されている。貴方と約束を果たすために男が事前に用意をしていたようだ。
(118) 2021/10/28(Thu) 6:21:38

【人】 酔いが醒め、宵が来て ミズガネ

>>119 >>a8 >>120 キンウ

「えっ。お嫁さん?お前伴侶がいるのか?
 不思議な奴とは思っていたが、なんだか俺の知らない秘密がありそうだな。
 お前、元いた場所ではどう過ごしていたのか気になるな」

驚きのあまり目が丸くなる。言葉をストレートに受け止めてしまった。

そうこう話しつつ、中庭へ。
帽子とコートを脱いで髪を軽くまとめつつ、調理手順を説明しながら作っていく。

「まず最初に
テンションを上げるために酒を飲む。


 それからだいたい同じ分量の白玉粉と豆腐を混ぜて一つにまとめていく。だいたい耳たぶくらいの柔らかさになるまでこねたほうがいいな。
出来上がったらご褒美に酒をまた飲む。美味しい。


 次に生地を小さめに切り分けて丸くしていくんだ。終わったらそれらをお湯で湯がいていく。
茹で終わるのに時間が少しあるので更に酒を飲む。とても美味しい。


 茹で上がったら水で冷やし、後ほど表面の水気を取って完成だ」

(125) 2021/10/28(Thu) 16:06:12

【人】 酔いが醒め、宵が来て ミズガネ

>>119 >>a8 >>120 キンウ

変な手順が混ざりながらも出来上がったものは、もしかすると貴方も見慣れたものかもしれない。
ようやく訪れた館の空に浮かぶ月……によく似た、まんまるな白いお団子。

「出来たぞ。月見団子だ。豆腐を加えたからしばらくは固くならないし、もちもちで舌触りも滑らかになる。
 月見をする時期はとうに過ぎているかもしれないがな……でも、この館では月が出ることは稀だ。そんな珍しい客の為に団子を用意してもいいだろう?」

楽しげに声を少し弾ませながら、団子のそばに串と小皿を並べていく。餡子、きな粉、みたらし団子のタレ……真っ白な団子を彩る飾りが勢揃い。

「そのまま食べるのに飽きたら好きなものをつけて食べるといい。お前が好きなのはみたらしだっけ?なんで好きなのかとか、話をしながら食べようじゃないか。なあ?」

普段の神経質さはなりを潜め、楽しげに目元を緩めながら貴方を見やる。
破られたと思った約束を、今ここに。
お別れする前のささやかな宴を、月を味わいながら楽しもうじゃないか。
(126) 2021/10/28(Thu) 16:06:33
(a18) 2021/10/28(Thu) 17:07:35

【人】 酔いが醒め、宵が来て ミズガネ

>>121 >>122 >>123 ユピテル

柔らかな感触が唇に齎される。心を締め上げていた寂しさや歯痒さが溶けだして、息苦しさがなくなった拍子には、と一つ小さな吐息がこぼれた。

弱々しげな視線を投げたまま貴方の言葉を拾い上げて、思案する。
これがもし逆の立場だったならどうだろう?嫌なことを我慢させてまで好きにさせたいと言われて嬉しいだろうか?

…………そんな筈はない!

「…………ユピテル」

愛しい人の名前を呼ぶ。少しだけ声が震えたような気もするけれど、自分のことなど気にかけていられなかった。

(129) 2021/10/28(Thu) 17:08:38

【人】 酔いが醒め、宵が来て ミズガネ

>>121 >>122 >>123 ユピテル

瞼をそっと下ろして頭を撫でてくれる貴方の手の感触をしっかり享受しながら、ぽつりぽつりとこぼしていく。

「………………好きな人が、愛するお前が、誰かと恋人のように戯れるなんて嫌だ。息が詰まりそうになる。胸が痛くなる。
 きっとこれは嫉妬なのかもしれない。醜いかもしれないが、誤魔化しが利かないんだ」

かもしれない、とはっきりしないのは今まで特別な人を作ったことがないからだ。
今まで逃げる為に女の温もりを求めていただけの男は、ようやく嫉妬という感情を手にした。

ようやく男は瞼を持ち上げる。
手を伸ばして、貴方の左手を取る。
そのまま、唇を薬指へ。

宝物に触れるようにそっと口付けを落として、声を、想いを紡ぐ。

(130) 2021/10/28(Thu) 17:11:01

【人】 ただの ミズガネ

「ユピテル。
 …………どうかずっと、僕のそばにいて」
(131) 2021/10/28(Thu) 17:11:52