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人狼物語 三日月国


86 【R15RP】君と僕の、夏祭り

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【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[離れていた間に、きっと距離感が変わってしまったから。
みんなと同じところから、測り直そうとしただけなのに。

どうして余計遠くへ行ってしまうのか、
全然わからない。

わからないから、
そっちがそうなら、とそんな気持ちで。
私はあれから、蓮見くんにはそっけない態度を取っている。]
 
(88) 2021/07/23(Fri) 15:59:00

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[お祭りの準備に参加するのも知っていて、
名簿の名前だって確かめたけれど。
見掛けても知らないふりして、手を振ったりはしなかった。

……高二にもなって。
ちょっと、情けないなとは思う。

素直に聞いてみる事ができたらよかったのに。

私は本当に、図体ばかり大きくて、
中身が伴っていないみたい。
この身長の5cmくらい、
器の大きさに回せればよかったのにな。]**
 
(89) 2021/07/23(Fri) 16:00:12

【人】 三年生 堂本 明菜

― 回想:スイカ割り ―

[声を揃えて喜んだ兄弟。>>22
 釣られて明菜も笑顔になって、
 足りない分はもちろん小銭でお支払い。
 家から麦わら帽子を持ってきたら、
 夏空の下をまるで宝物を得たように子供たちは駆けだした。

 約束通り一番にやらせてもらうことになったら、
 ぐるぐる回され手の鳴る方へ。
 よろめきながらも振り下ろした棒は
 スイカの脇の地面を叩いた。

 汗も日焼けも気にせずに、
 みんなで楽しんだ後のスイカは甘くて美味しい。
 種飛ばし大会が始まったら、
 勢いよく空に黒い種を飛ばしただろう。

 その日の絵日記には、夏休みの思い出として
 楽し気な雰囲気が伝わる絵が描かれることになったのは
 言わずもがな。]
(90) 2021/07/23(Fri) 16:08:15

【人】 一年生 篠田 小牧

 ― 回想:長尾先生のご来店 ―

>>66 花巻さんと同じクラスの私も無論長尾先生の授業を受けた事があるわけなのよ。>>0:48

 お店の娘として数学が不得意、なんて真似は出来ないわ。とはいえ暗算は練習のたまもので自分でもなかなかいい感じだと思うのだけれど、図形から方程式にあてはめる、とかなると単純に計算だけじゃダメなわけなのよね。

 ……つまり単純計算は強いわ。強いけれど他がどうも苦手なのよね。


 それは流石に。と思って授業の後分からなかった時は何度も先生に質問しにいっていたわ。
 先生の教えの良しあしでなく、私自身がどうも理解が遅いだけなのよ。飲み込めば一気に解けるのに飲み込むまでが大変なのよ……。


 いつもお時間とらせてすみません。なんて伝えたこともあったわ。
 そんな先生がお店に来てくれたならば。
 それはもう頑張って商品をお勧めしたわ。]
 
(91) 2021/07/23(Fri) 16:08:19
二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。
(a15) 2021/07/23(Fri) 16:09:31

【人】 一年生 篠田 小牧

 
 職場で使う予定はありますか?
 それならば襟付きがやはりお勧めとなります。
 ビジネス用のポロシャツというのがありまして。此方になりますね。
 ワイシャツに似た前開きタイプとなっております。

 お色は白かブルー、グレー、あとはネイビーあたりが鉄板ですね。その辺はお好みでどうぞ。

 あ、お家用なら本当に好みで選んでいいと思いますよ。


[なんて、お世話になっている先生に格好いいところを見せようとして。だいぶ、張り切った解説をしてみちゃっていたのよ。]**
 
(92) 2021/07/23(Fri) 16:09:44

【人】 三年生 堂本 明菜


 アタシは堂本明菜。
 よろしくね。


[自己紹介されたら自己紹介を返して。>>24
 その時夕鶴をどちらの性で認識していたかと言われれば、
 男の子と勘違いしていたような気もするけど、
 直接か親伝手かでそのうち女の子と認識するに至る。

 夏休みの間だけのお友達。
 根拠もなく永遠に続くと思っていた日々もいつしか
 終わりを告げて。
 成長すればそれが当然だと思っていたが
 高校で再会した時には驚いた。]
(93) 2021/07/23(Fri) 16:10:44

【人】 三年生 堂本 明菜

[しばらく会わないうちに髪も伸びて、
 すっかり女の子らしくなった夕鶴は
 一瞬誰かわからなかったけど、
 すぐに懐かしい夏の香りを運んできてくれる。]


 よろしくね、後輩。


[覚えていてくれてありがとう。
           そうして、笑った。*]
(94) 2021/07/23(Fri) 16:12:23

【人】 三年生 神田 京平

 
 
 
重たかった看板は指定の位置でしっかりと役割を果たし

 
綺麗に飾られた提灯は灯りで人を導く

 
ゴミ箱は指定の位置にしっかりと並び

 
備品は不足もなくしっかり行き渡っているようだ

 
テントも頑丈にしっかりと建てられて





さあ、
お祭り
が始まるよ


 
(95) 2021/07/23(Fri) 16:14:03

【人】 三年生 神田 京平

 
── 前日:
忘れ去られた稲荷様
──

[一服、と言って向かった先は
はなひら神社の神殿からさらに奥に行った先にある
山道へと続く小さな森。神社の外れに位置していて
小さな子供の探検場所等にはなっているが
人通りはほぼないといっていい
雑草が生い茂り、虫の鳴き声が響き
日中であれば木漏れ日の広がる自然が体感できる場所だ

その人気のない場所を慣れた様子で歩いていく
木に覆われて隠されるようにオンボロになった小さな神殿
その中もやはりボロボロで一部屋根が崩れている
中に入ればギシギシと軋む音がする]


 ただいま

[出迎えてくれたのは2体の小さなお稲荷様
祀られていたのか御神体であったのか
建物と同じくボロボロだった2体の狐の像
供えるように水の入ったコップを目の前に置いて
腰を下ろして残りのペットボトルの水で喉を潤す。]
(96) 2021/07/23(Fri) 16:16:13

【人】 三年生 神田 京平

 
 ここはいつも静かやねぇ

[風に揺れる木々の音
元気に鳴く虫の声
ほのかな光で夜を彩るホタルの光
座った場所から見えるのは夏水仙の花が揺れている
夏の終わりには彼岸の花も綺麗に咲く場所だ。]

 明日、お祭りやから
 きっと賑やかな音もここには聞こえてくると思うんよ
 ────だから、楽しんでや

[神田 京平はこのオンボロ神殿に住んでいるわけではない
物心ついた頃には彼は人よりも色んなものが見えていた。
親は精神的なものだと言い張り信じてはもらえなかった
小さな子供の小さな世界では大きなショックを受けたのが
記憶に残っている。
人にも人ではないものにも逃げたくなった彼の逃げ場所は
はなひら神社だった。
でもここは地元でも有名な神社
人通りは常にあり人を恐れていた京平は逃げるように
神社の奥へと入っていった。
そこで見つけたのがこの場所であった。
不思議とこのオンボロな場所、そしてはなひら神社では
彼にとっての恐ろしいものを見ることはなかった
そうして狐の面を手に入れるまで、いや手に入れてからも
彼の居場所は此処だったのだ。]
(97) 2021/07/23(Fri) 16:18:27

【人】 三年生 神田 京平

[長くなった昔の振り返りが終われば休憩も終わり。
明日に備えてまだまだやることはたくさんあるはずだ。]

 また明日

[そう言い残して人の世界へと戻るのだ。
風の音がざわざわと木々を揺らす

 
いってらっしゃい


そう言っているような気がして振り返ると
狐の目が4つこちらに向いていた。
フッと口元が緩み、この言葉が出た。

 
いってきます


                **]
(98) 2021/07/23(Fri) 16:22:32

【人】 一年生 花巻 楓

─ 前日 ─

[一度は遠慮したけど、それでも明菜が手伝ってくれると言ってくれた>>9から
ありがと、とお礼を言って、重くないけどかさばって持ちにくかった大布を持ってもらって。
倉庫まで行く道すがら、明菜と話をしながら歩いたのだが]


 あー、釘刺しはたしかに必要かも。
 今年も暑くなりそうだもんね。

 うちもお兄ちゃん達に気を付けてもらわないとだ。

[去年堂本さんちのお父さんが倒れた一件は勿論明菜たち姉弟が一番心配したろうけれど商店街仲間としても心配な一件だったのだ。
和菓子だって今ではスーパーやコンビニで手軽に買える。
長年地元に根付いてて、常連さんが居てくれるとはいえ共に頑張る仲間がいてくれるからやっていけてる所は大きくて。
両親なんかは同じ親の立場としても、男手一人で頑張ってる堂本さんにもしもがあったらと気が気じゃなかったみたいだし。
流石にそんなことを明菜には言えない代わり、屋台の焼き場を担当する4つ上の兄の話題を出した流れかフルーツ大福の話になって]
(99) 2021/07/23(Fri) 16:41:27

【人】 一年生 花巻 楓


 うん、最初お父さんたちはメロンって言ってたんだけど。
 どうしても原価が抑えられないって相談してた所で
 お兄ちゃんがスイカはどうかなって言いだして。

 意外と餡子と合うんだなーってあたしもびっくりしちゃった。

[旬によって中身の変わるフルーツ大福だが、今年の夏のスイカ大福は難産だった。
水分量の多い果物だし、そのままで食べて美味しいものをわざわざお菓子に組み込む付加価値をつけなきゃいけないしで言い出しっぺの兄が中心になって試行錯誤を繰り返した結果だったから話題に上がっただけでも嬉しく思える。
もちっとした求肥と塩気のきいたこし餡のバランスは瑞々しいスイカとの調和がよく取れたものだ。
種なしスイカを選んでるところも食べやすさの一因に入るだろう。
身内びいきはあるけれど、兄の成果を認めてもらえた嬉しさで誇らし気な顔になった]


 あ、今年はたい焼きとべっこう飴出すみたい。

 去年の冷やしぜんざいは評判良かったから続けるかなって思ってたけど、
 ごみの量多かったから今年は止めちゃったのかも。
(100) 2021/07/23(Fri) 16:42:04

【人】 一年生 花巻 楓

[べっこう飴は毎年必ずだけど、もう一つは毎年考えての出店になる。
暑い夜に冷たいぜんざいは好評だったけど、プラスチックの容器に割りばしは中々かさばってゴミ集めが大変だったから継続しなかったのも納得できる。
そんな話をしている間に目的地についたので、明菜にありがとうともう一度お礼を言って]


 うん、気を付ける。
 明菜ちゃんも、がんばりすぎないでね。


[気遣ってくれる明菜>>10に、こちらからも気持ちを返して。
個人的には焼きトウモロコシも大好きだけど、おじさんと明菜ちゃんの勝負は聞いてたから]


 もちろん、休憩入ったらすぐ買いに行くから。 


[明日はあたしも屋台の手伝いに入るから真っ先に行くとは言えないけれど
それでも出来るかぎり早く売上に貢献すると約束して別れたので
屋台列の方から大きな声が聞こえたかどうかは、はてさて**]
(101) 2021/07/23(Fri) 16:42:21

【人】 二年生 稲出 柊一

回想:前世貧乏神の幼馴染


[意を決して話した、オレのお節介の最中。>>0:291
恥ずかしい一人称変更時の記憶が蘇っているとは思わず。>>28
その件は忘却の彼方へ
飛んで行ってもらえれば助かるのだが……。

黙って思案している様子を見て、>>30
何をもってこんなこと言いだしたのかは
察して貰えただろうかと、
凛の言葉を重たい空気の中待ったんだ。

「優しいね」という言葉に>>31、内心でかぶりを振る。
違うんだ。別にオレは、優しい人間なんかじゃない。
善意の塊みたいな幼馴染を前に、自分を優しい人間だなどと
思い上がれる者がいるのなら、そんな奴は噓つきだ。]

 違う。
 凛は……凛が、優しくされるべき人間だって、
 ただそれだけなんだ。

[あれこれと知恵を絞って何かを作っては、
人を喜ばせようと時に自分を顧みないで、
ポンと与えてしまう凛だけど。
この位生きていれば、自然とそんな善良な人間に、
悪意でもって利用することしかしない者も
いるのだと知っている。
そんなのはあんまりだ……
オレが思うのは、ただそれだけのこと。]
(102) 2021/07/23(Fri) 16:46:37

【人】 二年生 稲出 柊一

[貧乏神に好かれそうなキャラベスト10……>>32
そんなものを作って遊んだこともあった。
中には誰が見ても明らかに
この後破滅するんだろうなってキャラもいる。
でも時には大して背景の明かされてないキャラでも、
何で見抜いたのか落ちぶれるのを予言したこともあった。
少なくともオレが知る限り、凛の見立てが外れたことは無い。
そんな凛に"必ず幸せになれる"なんて言われたら、>>33]

 そっか。凛のお墨付きなら、絶対だな。
 凛はさ、人を見る目はずば抜けて確かなんだから、
 ちゃんと"いい人"を選ぶんだぞ。
 将来、凛に選ばれた人を、オレが羨むくらいに。

[初めて前世の話を本人から聞いた時、
オレは「流行りの異世界転生設定か!?」
なんて盛り上がったけど、
真偽はどうあれ、きっと凛には必要なものなんだと思ったから、
だから1度も変な目で見るようなことはしなかった。
貧乏神が人を貧乏にするのではなく、
貧乏になるのが本人の素質であるならば、>>0:172
前世が貧乏神だった少女が、いい人と幸せになる未来だって、
全然ありなんだよな?*]
(103) 2021/07/23(Fri) 16:48:19

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 
── 鳥仲間と、仲違い ──


[あの日、そんな顔をするから、>>82
 
決して!ドヤ顔のことではないぞ!>>81


 だから攫ってしまえればいい、って思ったんだ。
 あと少し、あともう少し、って
 そう思ってた気持ちは、俺も一緒だったから。

 攫われちゃえば、ずっと夕鶴がこの街に居てくれる。
 言葉の意味の種明かしをすることは終ぞ無かったけれど
 一緒なら大丈夫、そんな言葉は確かに胸を打った>>83


  じゃあ、あとすこしだけ。


[きつねの面は売ってなかったから
 代わりに買ったのは、当時のヒーローの仮面。
 今日夕鶴を攫うのは、自分の役目。
 手をひこうと差し伸べた掌は、受け取ってくれた? ]
 
(104) 2021/07/23(Fri) 16:48:48

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[大冒険には出かけなかったけれど、
 お祭り、空が暗くなってしまっても、
 暫く階段に腰掛けて、境内から花火を見ていた
 喧騒と花火の音にまぎれて、いろんなこと話して。

 最後の花火が鳴り響くまで、夏祭りは終わらなかった。
 遅くなったこと怒られちゃったかもしれないけれど。
 なんなら一緒に謝りにいくから、大丈夫。]
 
(105) 2021/07/23(Fri) 16:49:10

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[だけど、そこから少しずつ、離れていった]

 
(106) 2021/07/23(Fri) 16:49:30

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[解ってたよ。多分離れたのは自分のほうなんだ、って
 差し伸べた手も、ひと夏が終われば離れてしまって
 背の高かった夕鶴の目線に、いつの間にか追いついて

 男の子も女の子も関係がなかった昔じゃない
 比べれば比べるほど、
想えば想うほど、

 自分は男子だったことを思い出すし、
 夕鶴は女子なんだって、思い出す。

 もう昔みたいに手を差し伸べられないこと、
 解ってた。


      でも、俺は。
      自分のこと案外解ってなかった。
      ……違うか。
      解ってない、ふりをしようとしたんだ。

 
(107) 2021/07/23(Fri) 16:51:13

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 


[ 蓮見くん、って呼ばれたとき、
  離れてしまったなあ、って思った。 ]


 
(108) 2021/07/23(Fri) 16:51:27

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[誤解のないように言っておくと、
 女子の中でも、さん付けして呼ぶ相手もいるし
 男子の中でも、苗字呼びのやつもきっといる。
 だから、きみだけ、さん扱いしたわけではないけど


       …… まあ似たようなものか
       離れた距離を思えば、
       それは言い訳にすらならない。



 確かに俺は、余計遠くにいってしまったし、
 蓮見くん呼びをする「田邉さん」が
 随分と自分からはなれてしまったのは事実だから。]
 
(109) 2021/07/23(Fri) 16:52:11

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[きみは気にしてるかもしれないけれど、
 きみは、女の子の中ではよく目立つから。


       …… たぶん、そういう理由だろ、



 だからお祭りの準備の間も、見かけることはあったんだ
 だけど話しかけることはできなかったし、
 すぐに、目を逸してしまった。
 
 
       …… 別に、ただ、それだけのこと
       未だに随分と気まずい、それだけの話だ。


 
(110) 2021/07/23(Fri) 16:52:40

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[ 気がつけば何故か目で追って、
  目が合う前に逸しているだけ……なんて。
  そんなこと、あるわけなんて、ないんだよ。

  俺は、自分のことを、解ってないふりをする。]**

 
(111) 2021/07/23(Fri) 16:53:24

【人】 一年生 篠田 小牧

 ― 回想:篠田屋・稲出先輩 ―

>>74ママは先輩の照れた表情にくすくす笑っていたわ。
 一人一人のお客様を出来るだけ大切に、そう両親は頑張っているのよ。いいお店と思ってくれているなんて知れたら、家族一同物凄く喜ぶわ。]


 ふふ、似合うものを選べてよかったです。
 いえいえ……って
ふぇっ!?



[似合ってる、まではお返しの言葉として少し照れつつ受け取るだけで済んだわ。
 済んだのだけれど看板娘なんて追撃がちょっときいて。変な声が一瞬出たの。

 お店を出してまだ少しだもの。そういう言葉に慣れてなかったのよ。少しはこの環境に馴染めて来ていれてるのかしら? なんて思えば嬉しかったわ。


 咳払い。]
 
(112) 2021/07/23(Fri) 16:54:36
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a16) 2021/07/23(Fri) 16:54:44

【人】 一年生 篠田 小牧

 
 ありがとうございます、先輩


[此方からもお礼の言葉を返して。
 行ってきますの言葉に>>75そうですね。と返答しつつ手を振って見送るの。

 ……あ。
そういえばまだ先輩の名前知らなかったわ。
 なんて今頃気づいたのよ。
 また会えた時に聞かないと。なんてやっぱりのんびり考えていたの。]**
 
(113) 2021/07/23(Fri) 16:55:50

【人】 二年生 鳳 凛

――夏祭りにて――

[背中に受けた衝撃にふらふらと2.3歩前に進みはしたが、転ぶほどではなく。
凛は態勢を立て直しながら、自身と同じように謝罪を口にする声の主を仰ぎ見た。>>67


…ぁ、長尾先生。
はい、大丈夫です。


[少し乱れた髪を手櫛で直すと、凛の周辺に気遣うように視線を走らせる数学教師に凛は応える。
彼が身に着けているのは浴衣ではなくポロシャツ。
生地の様子から、新調したばかりであることが見て取れた。]


いいえ、1人です。
そのポロシャツ……先生こそ、どなたかお探しですか?


[同じ問を返して、凛は笑う。
数学の成績は上位のほうだっただろうか。
今年、赴任してきたばかりの長尾には、顔よりも身形で先に名前を憶えられたような気がする。]**
(114) 2021/07/23(Fri) 16:56:46

【人】 三年生 堂本 明菜

― 回想:柊一と黒鉄 ―

[幸い黒鉄は頭を撫でてももさもさな尻尾を
 左右に揺らしてくれた。

 さらに好きなところどうぞ>>0:321なんて
 言われてしまったら、初対面で身体の隅々まで
 堪能してしまっていいのだろうかという葛藤も僅か、
 欲望のまま手は小さな耳から魅惑的な頬、
 すっとした鼻筋、きゅっとしまった口元へと
 無遠慮に伸びていく。]


 それもある 
し、

 
多分、お母さんのこともあったから


[余計な言葉を口走ってしまったからなんでもないように
 撫でて続けた。
 統計の話を聞けたなら感心することになっただろうけど、
 今の現状、やはりペットを飼うのは難しいと理解出来る
 から我がままをいうつもりは更々ない。]
(115) 2021/07/23(Fri) 17:06:05

【人】 三年生 堂本 明菜

[何事もなく一頻り撫でさせてもらったら満足して、
 散歩、中断させちゃってゴメンね、と
 手を振って見送った。
 
 ファンサービスのサツマイモを前にした
 黒鉄の様子を聞いたならこちらも嬉しくなったし、
 その後黒鉄を撫でさせてもらう機会も増えれば、
 逆にファンへ献上のごとく小さなサツマイモの
 プレゼントがあったかもね。]*
(116) 2021/07/23(Fri) 17:07:03

【人】 三年生 堂本 明菜

― 回想:篠田屋にて ―

[おススメを聞けば小牧の口からは
 すらすらと言葉が流れてくる。>>0:298
 それが努力の賜物であることは、想像に難くない。
 それを傍らでふんふんと聞きながら、
 こっちとこっち、どっちの色が良いかな、なんて
 鏡の前で合わせてみたり。

 デザインは元より、季節をそこまで気にせず使えるという
 とろこが気に入った。
 だから今回もお買い上げ。
 男用もあるのなら、弟に靴下くらい買って行って
 あげてもいいかもしれない。

 浴衣コーナーが目に入れば、綺麗な浴衣よりなにより
 派手めの甚平>>0:199に目が行ってしまった。
 
買う人この界隈でいるのかな、いや、弟なら喜ぶか…?

 と思うが小牧がいる手前口には出さない。
 浴衣を勧められば家にあるからとそこは断りをいれて、
 お会計を済ませればお店を後にした。]**
(117) 2021/07/23(Fri) 17:08:09