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人狼物語 三日月国


168 【飛び入り歓迎】Hospital of Delusion ー妄執の病院ー【R-18RP】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

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【人】 勢喜 光樹


俺は………生きてるから。
そしてお前も………生きている。

[こんな事で、こんな言葉で
お前を安心させられるかは分からないけれど。

腕の中でも泣いているお前は
先程とは違った涙を流していると思うから。>>62
きっともう、あんなに真っ白で
哀しみに満ちた顔はしていないような気がして。

その表情が見たくて、そっと身体を離す。]
(83) 2022/08/14(Sun) 0:11:06
千早 結は、メモを貼った。
(a20) 2022/08/14(Sun) 0:15:34

【人】 勢喜 光樹


生きよう。
"一緒"に、此処を出るんだ。

[もう、「お前は帰れ」とは言わない。
此処に居る理由は、俺にももうないんだ。

   お前が、"生"へと繋ぎ止めてくれる限り───]

そしてチハヤも………
もう一度、探そう。

[あんな光景を目の当たりにしてしまったら。
チハヤではないと、強く否定されなかったから。
生存は絶望的かもしれないけれど

俺も、四谷も
チハヤが死んだ姿は、まだ見ていない。
死んだと決まった訳ではないのだと
お前に、希望を与えたくて。*]
(84) 2022/08/14(Sun) 0:16:49
勢喜 光樹は、メモを貼った。
(a21) 2022/08/14(Sun) 0:25:45

水子たちの霊 ヒルコは、メモを貼った。
(a22) 2022/08/14(Sun) 0:41:51

【人】 四谷 隆史

[心細さと、また見捨ててしまった恐怖と絶望と
罪悪感に押しつぶされそうに蹲っていた己を見つけ、
声をかけた貴方の瞳はどこか寂しそうな気がした

一緒に探してくれるという言葉に甘えた
其れから探すうちに彼の目的を知って

それから――……]

[漸く、逃げてきた過去に振り向いて
そして現在を逃げないことに、決めたのだ]
(85) 2022/08/14(Sun) 0:47:55

【人】 四谷 隆史

[ぽたぽた、と手から零れる雫は赤く
病室の床と対照的なコントラストを描いている

まるで彼の命の欠片が零れ落ちるかのようで
尚更に怖くて痛みを覚えたのだ

誰かが死ぬのをではなく、
貴方が死ぬのを見たくなかったんだ>>81

心が、触れた場所から伝われば良いのに。]
(86) 2022/08/14(Sun) 0:48:25

【人】 四谷 隆史

[ぽたぽた、と手から零れる雫は赤く
病室の床と対照的なコントラストを描いている

まるで彼の命の欠片が零れ落ちるかのようで
尚更に怖くて痛みを覚えたのだ

誰かが死ぬのをではなく、
貴方が死ぬのを見たくなかったんだ>>81

心が、触れた場所から伝われば良いのに。]
(87) 2022/08/14(Sun) 0:48:25

【人】 四谷 隆史

[生きている、いきている
俺も、セキさんも。

それが、よかった。
それだけでよかった。

血錆の香と、触れた場所の温度が
紡ぐ言の葉が、それを肯定してくれるのだから>>83

でも、流石にぐっちゃぐちゃの顔を見られたら
恥ずかしいものではあったのだけど]
(88) 2022/08/14(Sun) 0:49:10

【人】 四谷 隆史

 勿論!
 一緒に……出よう。ここから。

[お前は、じゃなく一緒が嬉しい。だから俺は強く頷く

チハヤさんだって。もしかしたら攫われただけで
まだ生きてるかもしれない。
それがどんなに絶望的でも
死んだ姿を見たわけじゃないんだ

何時、どうやってここから出られるか、ってのはわかんない
それでも希望が僅かでもある限りは探したいのだ。

(勿論、チハヤさんが怪異の女性と触れ合い
 何を思ったのか――何を決したのか
 ってのは知る由もないのだけど)

でもまずは――]

 ……でも、それは セキさんの
 手の手当て、してからね。

[痛いでしょ。って指摘して
……未だに処置室は怖い。どこか他に手当できる場所があれば。
どうしてもなかったら、チハヤさんに処置して貰った場所に行くしかない。

何にせよ。手当の前にまず止血から始めよう。*]
(89) 2022/08/14(Sun) 0:49:56
四谷 隆史は、メモを貼った。
(a23) 2022/08/14(Sun) 1:03:53

四谷 隆史は、メモを貼った。
(a24) 2022/08/14(Sun) 1:03:53

【人】 名坂愛子

―― →分娩室にて>>72

夢……?これは、夢?

[もしかしたらという心の隅に感じていた可能性。まさか妹に限ってそんなと思いながらもここまで来た。
その結末は、酷くあっけないもの。
どうしてこうなったのか、悲鳴と嗚咽でぐしゃぐしゃになりながら、彼の言葉が壊れかけている心に染みわたる]

そうだ……帰らなきゃ……
妹と一緒に……帰るんだ……

[だんだんと譫言のようになりながらも、その言葉を支えに何とか心を保つ。
慰めるような無数の手も、怖さよりも安らぎを感じる。
調子はずれな歌も、こちらを慰めようとしてくれるのが分かって、少しだけ心が落ち着いていく。

もっとも、それらにすがったとして目の前の現実は変わらない事からは目をそらして]
(90) 2022/08/14(Sun) 1:50:17

【人】 名坂愛子

そうだ、夢……夢から醒めて、早く妹と一緒に家に帰らないと
こんな悪夢なんて……早く、おわらせないと……。

[妹のいない、目の前の現実悪夢なんていらない。
それなら彼の言葉>>74通り、こんな夢を終わらせなければ]
(91) 2022/08/14(Sun) 1:50:37

【人】 空虚 タチバナ

― →購買 ―


[結と己を捕らえた影は痛みこそないが、
 身じろぎを封じる程の圧迫感を与える。
 触れ合った腕、服越しでも彼の体温を感じた。

 どれだけ触れ合っても同じ温度にはなれずとも、
 彼の生きたぬくもりが何度も滲んで溶けていく>>79

 長らく感じていなかった、
 あるいは初めて感じる心地よさだった。
 肌を重ねる鮮烈な快感とは違う穏やかさが、
 永久に己を苛み続ける痛みから遠ざけてくれる。

 今この瞬間は、頭痛が心を乱すことも
 混じった誰かの情景が全身を傷つけることもない。

 だから彼が噴き出して懸念が杞憂だと分かっても、
 片手の不便を訴えられるまでは
 拘束が緩まることはなかっただろう。]
(92) 2022/08/14(Sun) 1:55:22

【人】 空虚 タチバナ

[道中、結の語る展望は、
 生者らしく陽光の下を歩くような光景だった。
 当たり前のようにここを離れることを口にする彼。
 想像もしなかった内容に死を湛えた目を見開く。]

  どう……かな。

[命ある彼はどこへ行っても息ができるだろうけれど、
 本来ここに在るべきでない自身は
 この病院に渦巻く怨念や邪気によって力を得た身だ。
 もちろん、己の感情ありきではあるけれど、
 ここを離れても今の質量を保てるとは思えない。

 ――それに、強い力を持つ彼女>>0:1
 彼女が寄りそう彼>>0:0が逃がしてくれるかどうか。
 死者との交流をあまりしてこなかった自身には
 どうにも判断がつかなかった。

 つくづく、何もかも違う存在なのだと実感する。
 捕らえたままの腕の先、繋いだ手を強く握った。]
(93) 2022/08/14(Sun) 1:55:42

【人】 空虚 タチバナ


  そうだな……うん。
  …………結となら、いいよ。

[自分のために生きたままの結をここに閉じ込めたら、
 病気を患っているという彼>>1:2の余命を待たずに
 その命を取りこぼしてしまうかもしれない。
 もしくは精神の方がやられてしまうかも。

 彼の全部が欲しいけれど、
 好まない苦痛を与えたいとは思わなくなっていた。

 だから事実も感情も偽らず、口を閉ざさず、
 ありのままの想いを彼に告げよう。

 痛くないように、少しずつ。
 私を分け与えると約束したのだから。]
(94) 2022/08/14(Sun) 1:55:58

【人】 空虚 タチバナ


  だから……離れるのだけ、やだ。

[どこにもいかないで。一緒にいて。
 やがて新鮮な気持ちがなくなっても飽きないで。
 ずっとずっと、死ぬまで、死んでも、
 私以外を選んではいけない。

 だって、あなたは私だけの獲物ひとだから。

 いつかはこの感情のすべてを彼に明かすのだろう。
 しかし、今はこわごわ様子を伺いながら
 距離を縮めて甘えるだけだ。]
(95) 2022/08/14(Sun) 1:56:19

【人】 空虚 タチバナ

[普段精神病棟ばかりを彷徨い歩いているが、
 さすがに食堂や購買といった目立つ場所は分かる。
 結を案内しながら、彼の話>>82に耳を傾けた。]

  んー……もうよく覚えてないけど、
  ナポリタンは子どもの頃食べてたな。冷凍のね。

[仕事が忙しい母だったが、
 自身が台所に立つことは許されなかった。
 必然的に出来合いの物が食卓に並ぶ機会も増える。
 冷凍食品のナポリタンはメニューのひとつだった。

 なお、女自身に自覚はないが、
 死して既に20年近く経っている。
 つまり女の死と彼の生がほぼ同時期な訳で、
 話の内容によっては時代の齟齬が生まれたかも。
 ところどころ記憶が曖昧なので、
 そう起きることではなかったはずだ。
]*
(96) 2022/08/14(Sun) 1:56:52

【人】 空虚 タチバナ

― 特別個室病棟 ―


[特別個室病棟は病室エリアの上階にあった。
 お金持ちという存在は高い場所が好きなのだろうか。
 当時であれば階下の景色を見下ろせただろうが、
 異界化した今は満足に外を見ることも叶わない。]

  わぁ。

[ある程度整った部屋を見たのは久しぶりだった。
 通常個室より上等なベッドは他より形を保ち、
 食事のとれそうなテーブルや椅子も並んでいる。
 洗面台や専用のシャワールームもあったか。

 理由は分からないが、
 生活に必要な最低限のライフラインは
 なぜか今も機能していた。

 さすがに電子レンジまであったかは定かではない。
 故に、購買部にも冷凍の商品は少ないかもしれない。
 運搬のために離した両手には、
 結の腹を満たすための食事が抱えられている。]
(97) 2022/08/14(Sun) 1:57:19

【人】 空虚 タチバナ

[テーブルの汚れを払って商品を置くと、
 興味深そうに室内を見回した。]

  わぁ。……広い。
  わぁ。……ここはクローゼット。
  わぁ。シャワールームも狭くないね。

[入院していた頃の記憶は曖昧だが、
 どう考えてもこんな豪華な場所ではなかった。
 専用のシャワールームなんて初めて見た。

 長い間ここにいたのに、知らなかった場所。
 やはり彼と己は何もかもが違う存在だ。
 しかし、今度はどこか嬉しそうな空気を滲ませ
 黒い髪と闇を揺らして部屋の中を探索した。]**
(98) 2022/08/14(Sun) 1:58:11
空虚 タチバナは、メモを貼った。
(a25) 2022/08/14(Sun) 2:04:31

【人】 勢喜 光樹

[誰かチハヤがお前に手当をしたように>>0:54
今度はお前が、己の傷を癒そうとする。

その幼さの残る、温かな掌で
滴る血を、止めようとする。>>89]

……平気だ。
これぐらい、どうってことない。

[お前に与えてしまった傷に比べたら。>>87
己の傷など、傷にすら値しないとすら思うのだ。
平気。そうは言いつつも、拒むことはせずに
止血をしようとする、その優しい手の温かさを、
己は大人しく受け入れるのだろう。]
(99) 2022/08/14(Sun) 10:16:57

【人】 勢喜 光樹

[哀しみの涙に塗れたお前も、>>88
死のうとした俺も、もう居ない。

生きることを、互いに約束して。
此処から出ることを、決意したのだから。>>89

強く頷く表情。そこに、絶望は見えなかった。
だから己も、静かに。そして強く、頷く。]
(100) 2022/08/14(Sun) 10:20:27

【人】 勢喜 光樹


病室を出よう。
チハヤは探しながら……出口を先に確保しておきたい。

この病棟では、それが難しそうだからな。

[ベッドから立ち上がる。
その時も、スプリングの軋む音が響いた。

振り返り、窓に付いた古びた鉄格子を見つめる。
何も道具がない今、無理矢理こじ開けることは出来ない
その道具を探すくらいなら、この近くの他の出口を
探した方が効率が良いだろう。

そこまでに、運良くチハヤと再会出来たなら
すぐにでも脱出できるかもしれないし
仮に見つけられなかったとしても
何かがあった時、すぐに四谷を逃がせるから。]
(101) 2022/08/14(Sun) 10:21:50

【人】 勢喜 光樹


………行けるか?

[四谷の体力を気に掛けながら、手を伸ばす。
その手を取ってくれたなら、きっとすぐにでも
この病室を後にするだろう。

そこ残るのは、床に落ちた刃物と滴り落ちた血の跡だけ。

死のうとしていた己は、きっと此処で"死んだ"のだ。
]
(102) 2022/08/14(Sun) 10:22:39

【人】 勢喜 光樹

─病室→精神病棟エリア廊下─


[病室から出た後は、このエリアから出るため
己は四谷の手を引きながら、廊下を歩き進むことだろう。]

………チハヤは
もう、このエリアには
居ないかもしれない、な。

[どういう原理かは分からないが
最初にチハヤが消えた時と同じように>>1:63
あの怪異に飲み込まれて行ったのが、
チハヤだったとしたら
別の場所に連れ去られたのかもしれない。

四谷の話を聞いている限りでは
このエリアは元々、2人が居た場所ではなかった。
ならばきっと、また別の何処かに居ても
不思議ではないのかもしれない。]
(103) 2022/08/14(Sun) 10:26:09

【人】 勢喜 光樹

[随分、この廃病院にいる気がするが
どれだけ時間が経過しただろう。
少なくとも、1〜2時間程度ではないはずだ。]

彷徨っていられる時間も
限られているのかもしれないな。

………急ごう。

[四谷の手を取りながら、急ぎ足で歩く。
手当のお陰で、掌の血は止まっているものの
その手で四谷を掴むことはしていないだろう。

不思議と焦燥感が芽生えていた。

それは生きる理由が出来たからなのか、
再び怪異と遭遇することを、恐れてのことだったのか。]
(104) 2022/08/14(Sun) 10:44:16

【人】 勢喜 光樹

[…僅かに。

何処からともなく、"歌"が、聴こえた気がした。>>0:63
それは今この近くで、誰かが歌っているというよりも
もうずっとずっと、昔から口遊んでいた歌が
この病棟内に、"念"として遺った、何かのように。

おそらく、己のみに聞こえたものだったかもしれない。
幻聴のような何かかもしれない。
だから四谷に話すことは、出来ないでいた。

その歌の主に逢わないことを、願いながら。>>1:138]*
(105) 2022/08/14(Sun) 10:45:02
勢喜 光樹は、メモを貼った。
(a26) 2022/08/14(Sun) 10:49:24

【人】 水子たちの霊 ヒルコ

―― →分娩室にて>>90>>91>*15


彼女が、夢の終わりを望む。>>91
心の奥が、氷のように冷えていく。

「――わかった。」

彼女の背を撫でるだけだった無数の腕が、力づくで『イモウト』から引き剝がし、そのまま分娩台へと抑え込む。
『イモウト』が晒されていた、分娩台へと。>>1:61

小さな手が、服の上から身体を弄り、両脚を割り開いてしまう。
彼女が身に着けているのがスカートの類なら、その下を隠す事は叶わないだろう。

群がる手が、彼女の上着を握りこんで、てんでバラバラの方向へ乱暴に引っ張り――衣が裂ける高い音が響いた。
まずは上半身、胸元のリボンも、カーディガンも、その下のシャツも、引きちぎられてただの布きれとなって、彼女の柔肌を晒していく。
(106) 2022/08/14(Sun) 11:32:00

【人】 水子たちの霊 ヒルコ

「――うそ。」


視線が、露わになった彼女の腹部へ注がれる。
『私』が宿った場所が、僅かにではあるが、膨らんでいる。
本当に新しい命が宿っているわけではない。
切り分けた『僕』が潜り込んでいるだけ、と分かってはいるが、その様は――

「お母さん?」

両手が、腹部に触れる。
掌に、吸い付くような肌の感触と、彼女の体温と、しっかりとした抵抗を感じた。
(107) 2022/08/14(Sun) 11:32:32
水子たちの霊 ヒルコは、メモを貼った。
(a27) 2022/08/14(Sun) 11:37:05

【人】 四谷 隆史

 でも痛そうだから……。

[平気だというけど、俺には滴る血も相まって痛く見える
――互いに、互いの傷を慮る中、
傷の痛みに心を痛めるのも互いにかもしれない

拒まれたら俺が平気じゃないと手当しようとしたので
拒まれずに一安心していた>>99

そこにある熱を、慈しむように。]
(108) 2022/08/14(Sun) 12:08:24

【人】 四谷 隆史

[病室を出る提案をする彼に頷く。
家に帰るまでが遠足と昔保体担当のゴリ松がいっていたけれど
それこそ、チハヤさんを見つけたとしても
ミイラ取りがミイラになる可能性はあった

出口……兼、入り口のエントランスまでは少し遠く
他に出入り口が確保できるならそれが良い。


伸ばされた手に、うん。とうなずいて掴む。

2人が去った後の病室にはもう、誰も*]
(109) 2022/08/14(Sun) 12:09:05

【人】 四谷 隆史

―→そして廊下へ ―

[相変わらず、廊下は照明はついているが薄暗いように感じる。
ひかれる手の温かさが、これが現実と認識する鎹のよう]

 ……堕胎室で消えて、
 次に見え、た。多分チハヤさんと思う人が
 ここの廊下、だったから。

 ……確かに、そうかも。

[何が起こっても不思議ではないこの場所
若しかしたら別の所
或いは入口にいたりして。実際どうなのかはわからないけど

と、セキさんに首肯する。>>103

時間の感覚は曖昧で。
随分長いこといる気がするのは、多分少し休んでも
未だ不安と、疲れが体を蝕んでいるからであろう

それでも、セキさんがいるなら大丈夫だと
根拠はないけど、そう思っていた。]
(110) 2022/08/14(Sun) 12:09:18

【人】 四谷 隆史

 う、うん。

[セキさんの傷のない方の手を握り
たっ、たっと暗い廊下を急ぎ足。

足音と、呼気がやけに廊下に響くような気がした
――本当にそれだけ、なのだろうか]
(111) 2022/08/14(Sun) 12:09:34

【人】 四谷 隆史

[僅かにセキさんが耳にした歌>>0:63をもし己が認識したとしたら
あ。この歌知ってるって思うだろう。

あいつと買い物をしてる時に聞いたことがある
確か20年くらい前の懐メロのやつ。
去年有名な歌手がカバーして
そこそこヒットした奴じゃなかったかな。

あいつも好きだった、歌。
――後ろ髪をひかれるような。どこか胸を
掻きむしる、ような

この病棟は未だ夜が明ける気配は見えず
その歌もまた、どこかで>>77愛を唄い


愛する誰かを、まっているのかも、しれない*]
(112) 2022/08/14(Sun) 12:09:50