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人狼物語 三日月国


47 【半再演RP】Give my regards to Jack-o'-Lantern【R18】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

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【人】 怪物皇女 メイベル


[>>121やはり何かしていた。
それは嘘偽りではない。

けれど彼女は分からないと言う。
まるで自分の能力を知らない様に。
……いや、知らないのでしょう。

その事実に眉根を潜める。
今初めて顕現した力なのだろうか。]



  こことは、違う?


[>>122アリア、と言う名前よりも
こことは違う世界、と言う言葉に
私は強い関心を引かれる。
繰り返すがこれは嘘偽りではない。

更に困惑した表情のまま彼女は言葉を続ける。>>123]
(127) 2020/10/19(Mon) 19:59:15

【人】 怪物皇女 メイベル



  違う?いいえ、違わない。
  あんたの名前はアリア。
  
  嘘は付けないんだから。



[>>123けれど彼女が口を何度も動かす様子は
出鱈目を口にしようとするものの表情ではない。

私はその様子を見て
それから思いついた様にアリアの手を取り
強引に立たせると、そのまま大きな鏡の前に連れて行く。

鏡は遠見の鏡として普段は使われるが
今は姿を映すただの鏡として使う。]
(128) 2020/10/19(Mon) 19:59:37

【人】 怪物皇女 メイベル



  アリア。
  鏡を見てみなさい。

  ……この姿に見覚えは?



[アリアを鏡の前に立たせ
その姿を彼女自身に確かめさせる。]*
(129) 2020/10/19(Mon) 19:59:50

【人】 魔王軍幹部 フォルクス



[ 争いを知らない身、汚れなき両手。
 平和を謳う唇と、かつての敵に歩み寄る様を民に示す足。
 正統な魔王────真祖竜の血統と強大な力。

 終戦後、「最後の勇者」により人口の半分以上を失っていた我々が
 人類に根絶やし、或いは奴隷化されない為それらが必要だった。

 陛下は魔族のみならず、新しい時代の象徴的存在。
 例え噛み合わない時の流れに生きる両者であったとしても
 好かれることは決して悪くはない、が。 ]
(130) 2020/10/19(Mon) 21:01:30

【人】 魔法猫 カザリ

── 契約準備中 ──

  にゃふふ♡
   いーこ、いーこ

  けーやくしてくれたら
   もふもふさせてあげるにゃ♡



[いかがわしい意味じゃない、文字通りもふもふ。
 にゃー達のお腹に顔を埋めたり、肉球に頬っぺたをぺったんこしたり、尻尾ビンタを味わったり。そういったことがニンゲンにとってはご褒美になるらしい。
 にゃーにはよくわからないけど、そういうものらしいってことだけは、日頃の下僕の様子からもにゃーはよく知っている。

 せっかくだから少しだけ前屈み、胸の谷間もおまけにアピールしておいて、いざ契約!というところで]
(131) 2020/10/19(Mon) 21:01:33

【人】 魔王軍幹部 フォルクス



皇帝から陛下に手紙?

[ 退室し、呼び止められるまでにはあまり時間は掛からなかった。
 部下に差し出されたその一通の封蝋は、見覚えのある印章を象る。

 帝国の要望で決まった対談は、先日訪問することで為された。
 周辺の強力な魔物の増加理由の研究と対策協力及び人員の派遣。
 対して魔王領への食糧輸出の強化がこちらへの対価だ。

 ここ数百年変わらず、最大の領地を誇る軍事大国。
 周辺諸国と続く冷戦状態が、その力を問題に充分に注げない理由。
 
 女神の名の元、結託し魔族という敵を見据える。
 3000年間、数え切れぬ墓標と引き換えに世界は一つに纏まっていた。

 今や張り巡らされる国境は、文字通りの境界と化している。
 人類間の戦争に魔族の介入を禁ずる条約が生まれて久しいが、
 かつての共通の敵へ筆を執る王はいつの時代も多い。 ]
(132) 2020/10/19(Mon) 21:01:57

【人】 魔王軍幹部 フォルクス



随分とお早い連絡だ。使者は?はあ、謁見も無くこれだけをお前に。

…………ああ、いつものパターンか。

[ 怪訝に顰めた眉をそのままに、ため息をつく。
 対談から間もないこと、手紙だけを残して使者が早々に帰ったこと。
 現在の不可解は、未だ新しい記憶で解消された。

 文に記せば簡潔な対価は、極寒に住まう魔族にとって何よりのもの。
 高潔な血に相応しい尊大な態度を崩さない中に、
 確かにあったしきりにこちらの情勢を気遣う様子。
 城内を案内する姫が陛下を見る微笑の温度。

 細々とした小さな問題を除くのなら、
 禁じられているのは、戦争への介入のみ。
 人魔双方、相手国の問題への協力は長年試行錯誤と共に重ね
 だからこそ少しづつ、新たな関係を築いてくることが出来た。 ]
(133) 2020/10/19(Mon) 21:02:53

【人】 魔法猫 カザリ


  はにゃッ!!?!



[邪魔が入るのはお約束>>126
 ニンゲンの顔なんてあまり見分けがつかないにゃーだけど、このニンゲンの顔は流石に覚えた。

 何故だかにゃー(と胸)ばかりを狙ってくるニンゲン。
 宿敵と言えば一番近いのかもしれないけれど]
(134) 2020/10/19(Mon) 21:03:01

【人】 魔王軍幹部 フォルクス



分からないのか?陛下と姫の縁談だ、縁談。
全く……帝国からは以前もお断りした筈だが。
あれは四代くらい前だったかな。

[ 生まれも定めも飛び越えて、異種族で情を交わす恋人達は
 かつての時代から、禁忌ながら密やかに存在してはいたらしい。
 差別の声は無くならないながら、近代では婚姻も許されている。

 故に、あの方に話が来てしまうのも仕方なかった。
 何も戦場に立ってくれずとも、異能の兵隊が手に入らなくても。
 条約のグレーゾーンを掻い潜れたのならば、
 魔族との密接な関係は他国への牽制と文明の進歩に繋がるだろう。

 そうした思惑で姫を差し出す国も現れた。
 当人も満更ではないのなら、親としての罪悪感も生まれないわけだ。

 未だ成体ではないことを理由に断り続けていたが、
 今や陛下もすっかり青年と呼ぶべきお姿になられ、
 公務で各国を飛び回る機会も年々増えている。
 しかし、我々の考えは変わることはない。 ]
(135) 2020/10/19(Mon) 21:03:21

【人】 魔王 ウロボロス



 ────無理だよ
(136) 2020/10/19(Mon) 21:03:53

【人】 魔法猫 カザリ


  にゃーにゃぁ
   じゃらしは飽きたにゃ


 
[契約を迫っていた時よりワントーン高い甘え声。それもそのはず、そもそも猫はあまり構われるよりも構うほうが好き。
 猫好きよりも猫嫌いの膝に乗りたがる。そんな現象もよくあるわけで]


  ネズミのおもちゃの方がいーにゃ♡
    羽ついてるやつでお願いにゃ♡



[リクエストしながらも獲物をびしびし。
 契約途中だった下僕候補が『あ、あの……?』とかひいているけど気にしない。
 そのまま前屈み、獲物を奪い取ろうと狙いを定め*]
(137) 2020/10/19(Mon) 21:04:11

【人】 魔王 ウロボロス



 条約違反にはならない、それでも他国が黙ってはいないさ
 我が物としたい、他者が手に入れるのは許せない。
 そんな旨味があるからこそ、我先にと縁談を持ってくるんだから。

 次いで言えば真祖竜と人間の寿命は、離れすぎている。
 一度頷けば、僕は何度人を娶ることになるだろうね?
 沢山の妃を囲う王の規模では済まされないな。

 まさしく昔の人類の御伽話にあった、姫を拐う魔王そのものだ
 
[短すぎる人の生と目まぐるしい代替わり。
動き続ける世界で変わらず生き続ける王と配下の間で、
分かりきった問答は何度でも繰り返される。]
(138) 2020/10/19(Mon) 21:04:11

【人】 魔王軍幹部 フォルクス



今回は、面倒なことになるかもしれないな。
これだから女は苦手なんだ。

[ 手放したくない食糧輸入の未来、人類の大国との友好関係。
 姫に想いがある以上無碍に扱えば、面子を潰したことにもなる。

 刃を振るう機会の減少と共に増えたため息を、もう一度。
 手紙を受け取り────その下のメモ書きを懐にしまい込んで。

 脳裏に過ぎる彼女の姿は、たった一度会っただけだというのに。
 あれから五百年以上経過した今でも、明確な輪郭と色彩を保つ。 **]
(139) 2020/10/19(Mon) 21:06:35

【人】 魔砲少女 シオン

―― 契約妨害 ――


  仕損じたっ!!


[...はあからさまに舌打ちをした。
 >>134人間の姿をしながらも猫のような身のこなし。
 それに加えて>>131色仕掛けまで使ってくる。
 ベルトにより強調された胸はさぞや効果的だろう。

 ...は小さく冷たい吐息を漏らした]


  フッ、その飽きたというものに固執する。
  猫の悲しい習性ね。


[...は棒を振る。
 先端についている穂先が揺れると
 >>137こいつは猫パンチよろしく穂先を叩いてくる。

 狙っているのは穂先ではない。
 手元の棒から叩き落とそうと狙う視線は正しく猫のもの。
 人間の目なのに猛禽類の眼を彷彿とさせてくる]
(140) 2020/10/19(Mon) 22:10:13

【人】 魔砲少女 シオン

  猫がリクエストしてくるんじゃあないわ。


[...は猫の手を避けるように棒を振るう。
 惑わすように、それでいて誘うような動きだ]


  猫はね、人間に飼われるものよ。
  飼い主を選ぼうとする図々しさ……。


[...が魔力を展開する。
 背後に現れるは左右三対の魔法陣。
 薄紫色にぼんやりと光る魔法陣は回転を始めた]


  今日こそ、いろいろと矯正してあげる!
(141) 2020/10/19(Mon) 22:10:20

【人】 魔砲少女 シオン

 
 
<<ラピッド・マウス・キャノン>>



[...の背後にある魔法陣から羽のついたネズミが射出される。
 それらはホースの口を指で押さえたかのように散らばり、
 前面に向けてスプラッシュかつ波状的に襲いかかった。

 ちなみにリーマンは置いてけぼりである。
 それどころかその場にいれば巻き込まれることは間違いない。
 そう、二人とも気になどしていないのだ*]
(142) 2020/10/19(Mon) 22:10:34

【人】 微睡む揺籃 アリア

―― 皇女の居城 ――>>127>>128>>129

[ 突拍子もない話、等と一蹴されるかもしれない。
 メイベルの反応は>>127その心配を和らげてはくれたけれど、
 次なる言葉は私を唇をぐっと結ばせた。

 嘘は付けない、と念押しするような彼女の口調。>>128
 なら、異世界の人間というのも嘘じゃないと理解してくれたんだ。
 淡い期待は生まれてすぐに潰えることになる。]

 きゃ、……な、なにっ!?

[手を取られ、立たされてメイベルに引かれ行く。
 その背の高さに不安と不審を感じたのだった。
 だって、私の身長は160cmちょうどある。
 なのに、メイベルの――
  原作中でも、
  「見た目は小さな少女」「小柄な少女の姿」なんて書かれている
  ――その彼女よりも、私の方が背が低くなっていたのだ。]
(143) 2020/10/19(Mon) 22:54:00

【人】 微睡む揺籃 アリア

[ 鏡の前に立てばその事実はより明らかなものとして目に入る。
 メイベルと並んで立った身長の差は7,8cmくらい。
 彼女の口のあたりが私の目の高さになるだろうか。]

 ……み、見覚え……ない。……です。

[ その言葉はすらりと唇から出た。
 無意識に見ていたのでもない、と自分でも知りつつ。
 ふと思い出した言葉を言おうとする。]

 ……あ、でも……そう、私がイメージしてたオリキャラ?
 ……だいたいこんな感じで、って書いてた、かも……。

[ 金髪で、小柄で、目がくりっとしていて、
 好奇心の強そうな感じの少女。
 服装はキャミソール風の上に、ふわっとしたミニスカート。
 白いハイソックスに柔らかく鞣した革の靴。

 そんなイメージにぴったりだった。]
(144) 2020/10/19(Mon) 23:01:55

【人】 微睡む揺籃 アリア

 
 ……え、あれ、本当だ。
   見覚えは無いけど、無いんだけど……
   ちょうどこんな感じの子って思って書いてたの!

 ……すごい! すごいよメイベル!
   うわぁ……本当にこの世界、あったんだね!?

[ 私が書いてたのはあくまで二次創作にすぎなくて、
 原作のそれとは違う解釈や独自展開なんかも入ってはいたけれど。
 日々、原作小説やコミック越しでしか触れられなかった世界に
 実際に私はいるんだ!
 感動が私のテンションを一気に上げる。
 目の前に居るのが魔王だというのも忘れて飛び跳ねてしまった。]*
(145) 2020/10/19(Mon) 23:06:52

【人】 サラリーマン 葛西 聡

[大学に通っていたころバイトをしていた事がある。
金が必要だったわけでもないが学業に熱心な訳でもなかったから
当たり障りのない適当な暇潰しを見つけたつもりでいた。

塾講師だなんて女子高生狙いだと友人には揶揄われたて
そんなんじゃないと苦笑いを返しはしたが
まぁ、そう、強ち否定も出来ない。

勉強をする為に来るのにわざわざめかし込んでくる少女たちが
自分の為にそうしているのだと思えば気分はよかった。
年上の男というだけの付加価値で、少し優しくしてやるだけで
色めき立つ様子に何も感じない方がどうかしている。

流石に女子高生に手は出そうとは思わなかったし
そもそもの話、気分転換程度の軽さの少女たちの細やかな恋心を
たらふく浴びるのが趣旨なのであって
特定のひとりと特別な関係になることが目的ではない。

そのためには誰かの特別であると誤解されるのは旨くない。
故に全ての生徒にこれでもかというくらい
平均的に平等に当たり障りなく接してやった。
女子だけに優しくすればよくない噂が立っても困るので
男子にも、分け隔てなく。

時折男子高生からも熱い視線を浴びた気もしたが
まぁ諸々持て余して悶々とする時期だ。
多少血迷うこともあるだろう。なんて、
特に嫌悪感を抱きもしないと自覚したとか
思ったことなどその程度で、全部、均等に受け流した。]
(146) 2020/10/19(Mon) 23:42:20

【人】 サラリーマン 葛西 聡

[……そんな受け流したかもしれないその他大勢のうちの一人が
数年後同じ会社の同じ勤務先の同じ部署に配属されるなんて

そんな偶然、起こるとは夢にも思わないだろう?]
(147) 2020/10/19(Mon) 23:43:05

【人】 サラリーマン 葛西 聡

――日常のこと――

[肩にやたらしっかりと触れる体温の高い掌と
無駄に近い距離から聞こえる猫撫で声に
思わずぞわりと背筋が震える。
何時もの事だ、今更嫌悪を感じる訳でもない、
単純に耳に擽ったいだけだ。

女子社員がこのやり取りを娯楽にしていることは理解している。
だからまぁ、その辺に向けてのパフォーマンスなんだろう。
良く解らん世界だ、と
他に聞こえないか細さでひっそりと溜息を零す。

自称その手の筋のガチ勢であるところの向かいの席の同期が
何やら珍妙な声で呻いたが聞こえないふりをしておく。
彼女曰く『夜は下剋上年下ワンコ攻め』なんだそうだ。
どんな意味なのか認識することは頭が拒むので
一生知らないままでいたい。

自分にだけやたらスキンシップ過多なことよりも
変に甘ったるく聞こえる話し声よりも、
きっとまた良く解らないチョイスであろう土産の中身よりも

正面から俗にゲンドウポーズというやつらしい姿勢で
射殺さんばかりにこっちを盗み見てくる
同僚の方が余程気になって仕方ない。
生憎と今は頼み事はないので
サービスショットの提供はありません。]
(148) 2020/10/19(Mon) 23:46:03

【人】 サラリーマン 葛西 聡

[何かしら彼女に面倒な頼み事をしたいときや
何らかの埋め合わせが必要なときには
この肩に触れる手に手を重ねて、視線を絡めて
ちょっと微笑んで見せるくらいはするし
なんなら此方から同じように肩に触れるくらいはするが
今はその時ではないのであしからず。]


 やぁ、おはよう、御門君。
 それと、おかえり。向こうはどうだった?

 
[差し出されるものを受け取って、当たり障りなく答える。
寂しかったかの問いは適度にスルーだ。
開けていいかと伺いを立てながらも返事を待たずに開ければ
何処かで見たような気もするし
何処で見つけてくるんだといいたくもなるような
謎のキーホルダーが出てきた。なんだこれ。

そこはかとない厨二臭漂うキーホルダーを抓んで翳して
積んだ書類の隙間からこっちを見てる強すぎる視線に
『き み が す き そ う だ』と口パクで伝えたら
そろっと逃げるように視線が逸れたので
これは悪魔避けになる画期的な一品だと理解する。

御門、センスはクソだがこれはこれでナイスだ。]
(149) 2020/10/19(Mon) 23:47:10

【人】 サラリーマン 葛西 聡

 へぇ、最近はこういうのが流行りなのかい?

 何処に付けようかな…
 ありがとう、大事に使わせて貰うよ。


[気に入ったので感謝の意を込めて送り主へ還元することにする。

土産のチョイスが何時でも絶妙に可笑しいのは
純粋にセンスがクソなだけではなく
このやり取りがただのパフォーマンスに過ぎないという
裏付けのような気もしていたから特に気にしたことはない。

土産にケチをつけるような真似をする気がないのもあるが
こいつだって、勘違いされて変に好意を向け返されたら
困るとかそういう意味だろうと思ってそのまま受け取っている。
よもやツッコミ待ちだなんて、気付ける筈もなかった。

ようは、まぁなんかいい感じに絡んどけばいいんだろう。
適当に女子社員がきゃあきゃあいう程度に。
こいつがしたいのは多分そういう事なんだと思う。
近すぎる距離感に今更怯むことも無く、振り返った先の
それなりに整っているであろう顔面に向けて、
ふわりと柔らかく微笑み返しておいた。

向かいの席が小さくガタついたので多分これで正解だと思う。*]
(150) 2020/10/19(Mon) 23:50:52

【人】 サラリーマン 葛西 聡

――朝・自宅――

[ヤっちゃった?
かもしれませんしそうじゃないかもしれませんね、はい。
狸寝入りの侭心の中で応える。
というか『なんで裸なんだ』から入らず
ヤったのかを疑問に持つ辺り
何かしらの違和感でもあるのだろうか。まじか、まじか。

幸いあいつにも身に覚えはなさそうだ。
それでも吐いて汚したから脱がせた路線はなしだ。
何故なら記憶はなくとも身に覚えがあるのかもしれない。
身に、というか、尻に。

若かりし日に酔ってやらかしたことはなくはない。
けど女相手だし違う穴に間違えて入れたなんてことはない。
そっちを開拓する経験値はゼロの筈だ。

ほんとどうしてこうなってるのかわからないが
今大人しくともネジの外れた俺が何かやらかした可能性は
なくもないんじゃないかという不安がここにきてひしひしと。
……まずいな、一気に不安になって来た。

心臓が変にばくばくいいだした。

この場を無人にしなかったのはだるかっただけじゃない。
起こして責めるなり話し合うなりする気があるなら
それに従う意思はあったからだ。
その程度の僅かばかりの罪悪感くらいはある。]
(151) 2020/10/19(Mon) 23:52:49

【人】 サラリーマン 葛西 聡

[罪悪感くらいはある。
出来る事なら謝罪でもなんでもしたっていいし
したいと思わない訳でもない。
けれどそうするのが本当に正しいのか、どうするのが最善か
そこがわからないから判断を押し付けた卑怯さは
自分自身だけが理解している現状だ。

こいつだってなかったことにしたいかもしれない。
俺はそうしたい、是非とも。
そんな願望が抱かせる選択肢を否定しきれず
こうして狸寝入りを続けていれば
ごそごそ身支度を整え始めた気配を背中の向こうに感じた。

正直、ほっとしたのは否めない。

なにかあったとしてもなかったとしても
このまま帰ってくれたら俺は「しらなかった」で押し通せる。
最低だなんて誰に言われずとも解っている。
けれどそれが互いにとって最善だとあいつが選んだのなら
あいつが選んだのだからとあいつの所為にして
俺は大人しく従うだけでいい。

何もなかった顔をして昨日の延長を過ごせばいい。

そんな風に安心したのもつかの間。
聞こえた声に、思わず声を荒げそうになった。]
(152) 2020/10/19(Mon) 23:56:31

【人】 サラリーマン 葛西 聡

[は?



は??



まるで覚えていたかったみたいな情けない声色に
今迄どんなにツッコミを求められようとも
気付かずスルーしてきたが
ここにきて初めてツッコミを入れたくなった。

え、まってこれ本当に俺が食われた路線ワンチャンあるのでは?
そう思ってしまうのは責任転嫁したい願望の現れだろうか?]
(153) 2020/10/19(Mon) 23:57:44

【人】 サラリーマン 葛西 聡

[それにしたって良く使い物になったよなぁという
疑問が消えたわけでもない。
酒も入っていてしかも男だ。
いや判断力がクソになっていたから男も女も
あんまり判別できていないところを云々。

なくはない、のか?
いや、ないだろ?

疑問符一杯で混乱しきっているところに
不意打ちを喰らったのがまずかった。]


 ……っ、…ひ ぁ。


[こいつの甘ったるい声と擽る吐息の温度に、
毎度ざわざわしてる程度に、そこは弱い。

咄嗟に手で覆い隠して何をするんだと責める様な眼差しと
可笑しな声が出た事への気恥ずかしさに
僅かばり赤い顔で睨み付けてから…

……ああしまった、狸寝入りの最中だったのだと
思い出したがなにもかもが遅すぎた。*]
(154) 2020/10/19(Mon) 23:58:59
微睡む揺籃 アリアは、メモを貼った。
(a16) 2020/10/20(Tue) 0:34:36

【人】 怪物皇女 メイベル

──メイベル城──


  ──やっぱり。
  見覚えがないのね。


[>>144私はその言葉に頷いた。
アリアは私の領地に突然現れた。
領地の端ではなく、ある程度中程で。

そして自らの能力を知らず。
また自分の名前にも違和感を持っている。

記憶の魔女の写本に
『テンセイシャ』『稀人』と言う記載がある。
それこそ彼女の言っていた異世界からの住人。

御伽噺のような話が
本当に目の前に起こっているのだから
私であっても驚き、そして興味を惹かれる。

>>144けれど理解が追いついたのは
そこまでだったのかも。]
(155) 2020/10/20(Tue) 0:45:37

【人】 怪物皇女 メイベル



  ──ぇ、なに、『おりき、ゃら?』


[彼女の言葉に疑問が浮かび更には。]



  ────。



[>>145あろうことか私の名前を呼び捨てにし
先程まで震えて居た少女は飛び跳ねて感極まっている。

『稀人』というのは皆こうなのだろうか。

呆気に取られていたけれど
私よりも背の低い彼女に、一番低い声で告げる。]
(156) 2020/10/20(Tue) 0:45:59