病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。 (t1) 2020/09/21(Mon) 21:58:34 |
【見】 病弱貴族 アメリア─ 回想:宮廷学士と ─ [ ハイアーム家長女 アメリア・コンタータ・ハイアーム。 本来なら社交界にでも出て いい嫁ぎ先を探さなければいけない私は 残念ながら幼い頃から体が弱く あまり外に出られない日々を送っていた。 楽器は体力がないせいで、 大きなものや肺活量のいるものは扱えない。 それでも、このコンセールカリヨンの国民として ひとつは楽器を扱えなければならない。 なんとか扱えるものを探したり、 部屋で過ごす日々は鬱々とする時もあり。 >>98だから、慰問で人が来ると聞いた時は 少しだけ胸を弾ませてその日を待ったものだ。 ] (@1) 2020/09/22(Tue) 9:04:49 |
【見】 病弱貴族 アメリア[ 勇猛果敢で、美しい声を神から賜り 危機に陥いろうとも諦めず 獣たちと和解してしまうその話が 私はあまり好きじゃない。 ] ありがとうございます。 ... 私、このお話大好きなの。 [ そんな心の内を悟らせないよう 長年培われた淑女の笑みを見せ ぱたん、と音を鳴らしていたオルゴールを閉じる。 好きな曲でも、聞く時によっては 心が弾まなくなるものなのね。 自身のために用意されただろうそれに 感謝の気持ちはありつつも 拭いきれない複雑な気持ちがあった。 ]** (@6) 2020/09/22(Tue) 9:07:08 |
病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。 (t2) 2020/09/22(Tue) 9:09:40 |
病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。 (t3) 2020/09/22(Tue) 9:10:30 |
病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。 (t4) 2020/09/22(Tue) 13:18:28 |
【見】 病弱貴族 アメリア本日はありがとうございました。 [ そう言葉にすれば いくらかの量のお金を従者を通して渡す。 教会に来たのであれば寄付をしなければならない。 神については教養として知っていることはあっても 教会についてはあまり詳しくなかったもので 神父に言われた言葉通りに、けれど 少し多めの量を包んでいた。 見ている限り、 貧しくも静謐に過ごしているようだが たまにはご馳走を食べてくれたらいい。 出来ることは少ないけれど 袖が触れ合った時くらい、 助け合えたらいいと思う。 ] (@8) 2020/09/22(Tue) 14:02:03 |
【見】 病弱貴族 アメリア[ 歳は自分と同じくらいか。 痩せてはいるがこちらも同じだから そう年齢に開きはないだろう。 そろそろ疲れからか、自身は顔を青白くさせながら それでも手を差し出せば、笑みを作って挨拶する。 彼女の動きがどこかぎこちないのなら 疑問に思い従者に視線をやって。 なにか反応は返ってきたか。 相手の都合がいいのなら、当日 話を聞くことにしたけれど この体調だと止められてしまっただろうか。 ] (@10) 2020/09/22(Tue) 14:03:19 |
【見】 病弱貴族 アメリア[ 対話の時間は和やかなものだった。 お茶請けは美味しく、淹れられた紅茶も もともとは別のメイドが用意したものだから ヨシュアが入れても美味しいままで。 神の話、生活はどうか、 教会の成り立ちについて。 様々な話をする間は、座っているから 彼女の不調には気づくことが出来ないだろうか。 そろそろ休まないといけない、というところ 彼女に近寄ってもらって、彼女の手を取ろうとし 囁くように話しかける。 ] (@11) 2020/09/22(Tue) 14:03:50 |
【見】 病弱貴族 アメリア今日はありがとう。 また、時間があったらこうして 話に来てくれないかしら。 私はこんなだから、あまりお友達がいないの。 [ ふふ、と苦笑して、 握っているのなら、その手の甲を撫でて。 彼女はきっと、なにかおかしなところがあるのだろう。 それは本人という意味ではなく。 でなければ、自分の従者が気にかけるわけが無い。 まあ、それはそれとして いち市民に肩入れするのは あまり褒められたことではないので あとで叱らなければいけないかもしれないが。 もしくは、恋でもした?なんて からかってみなければならないが。 ] (@12) 2020/09/22(Tue) 14:06:11 |
【見】 病弱貴族 アメリアお名前、エヴィ、だったわよね? 私、貴方のこと好きになっちゃったの。 何か困ったことがあったら 少しなら助けになるからね。 [ そこまで言えば手をそっと離す。 そろそろ自身も限界だ。 くたりと椅子の背に身を任せ、 あとはヨシュアに任せよう。 一体彼が彼女の何を気にしていたのかは 今日はもう難しいから、明日聞こうかな。 ]** (@13) 2020/09/22(Tue) 14:06:47 |
病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。 (t5) 2020/09/22(Tue) 14:15:37 |
【見】 病弱貴族 アメリア[ 私の親に仕えているヨシュア。 彼と出会ったのは果たして 私が何歳の頃だっただろう。 何にしても、病弱な私は 歳がまだ近い方だという理由で 彼の世話になることが多かった。 最初は申し訳なさから 謝ってばかりだったと思う。 貴族でも、貴族だからこそ。 自分の役に立たなさがよくわかったのだ。 ] (@14) 2020/09/22(Tue) 20:38:39 |
【見】 病弱貴族 アメリア[ ベッドには彼が運んでくれただろうか。 布の中に沈めば、小さく声を出す。 ] ヨシュア……あのね…… [ 続く言葉はない。 翡翠の瞳は長いまつ毛に隠れて そのまま小さな呼吸とともに寝息を立て始めた。 ] (@17) 2020/09/22(Tue) 20:41:01 |
【見】 病弱貴族 アメリア[ それから数日はまた、 ベッドの中で過ごすこととなっただろう。 外に出るというだけで、様々な刺激を得る。 過敏な体はそれらに耐えられないのだ。 ] ……そう、あの子が傷を。 なら、あなたの行動は正しかったわ。 [ 貴族たるもの、大局を見て行動しなければならない。 であるのなら、怪我をしている彼女を 自分の近くに一度でも置くことは 行動として正しい>>155 共に話をした少女が負っていた傷に 疑問を持った令嬢、という方が 話の筋書きとしては納得されやすいだろう。 彼の観察眼や行動力に、いつも助けられている。 ] (@18) 2020/09/22(Tue) 20:41:49 |
【見】 病弱貴族 アメリア具合が良くなったら、 また教会に行ってみましょう。 よく観察したら、なにが起こっているのか わかるかもしれない。 [ 隠している、ということは バレてはいけないということ。 なら、教会の上のものは 信用出来ない可能性がある。 ただ告発しただけでは煙に巻かれるだろう。 ならばすべきことは……。 と、考えていれば冗談交じりの声が聞こえた。 ] (@19) 2020/09/22(Tue) 20:42:24 |
【見】 病弱貴族 アメリアもうっ、揶揄っているわね? [ 先に言ったのは自分だけれど 蒸し返すことではないだろう。 軽く眉尻を上げれば、 肩から力が抜けていることに気がつく。 もう、これだから。 彼には敵わない。 ]** (@20) 2020/09/22(Tue) 20:42:43 |
病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。 (t6) 2020/09/22(Tue) 20:48:07 |
病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。 (t7) 2020/09/22(Tue) 21:06:45 |
病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。 (t8) 2020/09/23(Wed) 10:07:57 |
【見】 病弱貴族 アメリア─ 現在:昼過ぎ、外へと散策 ─ [ 軽めのドレスを身にまとい、 準備を整えれば日傘をさして。 今日はいつもいてくれる従者に 非番を与えているから 身の回りの世話をしてくれるメイドと共に 外に出ることになる。 快晴の空は気持ちがよく 今ならどこへでも行ける気がした。 ] (@21) 2020/09/23(Wed) 13:21:45 |
【見】 病弱貴族 アメリア[ 屋台を見て回ったり、 小休止に噴水広場で座ったり。 コンペの会場はどうしても避けてしまう。 音楽は確かに綺麗で心が踊るけれど 嫉妬の気持ちの方を 強く意識してしまうから。 どうして私は元気に過ごせないのだろう。 どうして皆みたいに誰かと楽しく 楽器を弾くことができないのだろう。 どうして。 もっと長く生きたいだけなのに そんな気持ちばかり湧くから だから私は、音楽があまり得意ではない。] (@22) 2020/09/23(Wed) 13:23:37 |
【見】 病弱貴族 アメリア[ この気持ちは誰にも言うつもりはなかった。 自身の命が短いことさえも、 親と医者と、数人しか知らない。 ヨシュアには特に、伝えないで欲しいというのは 私のわがまま。 彼に伝えて、悲しい表情を見ることになったり 我慢させたり、腫れ物のように扱われたり。 そんなことになるくらいなら。 せめて少しだけでも、一緒に笑って過ごしたい。 私は、臆病者だから。 ] (@23) 2020/09/23(Wed) 13:25:12 |
【見】 病弱貴族 アメリア[ 今日は調子がいい。 どうせなら、教会の方へと挨拶に行こうか。 あれから、エヴィとまた話すことは あっただろうか。 傷のことを話してくれたりしたことは。 だとしても、彼女の証言だけでは それを行っているものを 追い詰めることは出来ないだろう。 他になにか、粗がないかを探すため 人を使ってその教会にはいくらか 探りを入れていた。 いくつかの問題は出てきても 決定打にはならないくらい。 追ってる者は用心深く、 こちらは歯噛みするばかり。 ] (@25) 2020/09/23(Wed) 13:27:50 |
【見】 病弱貴族 アメリア[ メイドと二人、町外れへと細道を進む。 何度か通った道だ。 今日はエヴィはいるだろうか、 それともコンペを見に行っているだろうか。 いなければ神に祈りを捧げ、 いる子から話を聞いてみよう。 そうした気持ちで、警戒薄く。 少しの頑張りと共にあった 日常風景の一部であるはずの今日は なにかを殴るような鈍い音に ]容易く崩れてしまった。 (@26) 2020/09/23(Wed) 13:28:27 |
【見】 病弱貴族 アメリアなに、─── [ 音に振り向けば、倒れゆくメイドと 知らない男。 咄嗟に考えたのは 逃げなければいけないということと メイドを見捨てたくないということの二つ。 その一瞬の迷いがいけなかったのか。 ……背後に迫る男に気づくことが出来ず。 ] (@27) 2020/09/23(Wed) 13:29:14 |
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