1年 白瀬 秋緒は、メモを貼った。 (a35) 2022/10/13(Thu) 1:29:56 |
【人】 1年 白瀬 秋緒[ 白瀬、と その心底面倒な名字を告げた直後 ……案の定、というべきか、「白瀬の妹」と声が掛かる>>204 ] ……あ゛? [ 思わず凄んだ声を出してしまったが 声の主の事は……知っている。一方的にだろうが 自己紹介されたように、姉と同じく生徒会に所属していた大木だ 見たくもないものというものは、逆に目についてしまうものであり、 そもそも姉は、視界に入れようとせずとも、何かと目立つ人間 その目に付きやすい姉の近くにいるならば、自然と認識もするというもの 生徒会役員として、姉と親しい人間として あと、そう、この人も、目立つ人だし 応援団顔負けの声の大きさとか、 ギャップ萌えの事とか 先輩ということは知っているし、 クラスメイトとは違って、この人に悪気がある訳ではないことも分かる さっぱりした人だと、思ってるし けれど不快をあからさまにしてしまうのは、もう反射的なものだと思ってほしい 相手にどう受け取られるか、までは、考えが及んでいないが ] (213) 2022/10/13(Thu) 9:08:42 |
【人】 1年 白瀬 秋緒……コンニチハ、大木センパイ [ 「こんばんは」でも「おはよう」でもなく、第三勢力の挨拶 平坦なトーンで、名前を呼んで、 ] あたしの前で、姉の話、しねーでもらえますか? あたし、あいつのこと、嫌いなんで [ 流石に、悪気のない人間に「ぶっ殺す」は言わないが 他の人間なら「うぜえ」程度で一蹴していた可能性もあった だけど、比較的冷静な声が出たのは、姉と親しく、それから副会長をやるような人間である、大木相手だったからかもしれない 「妹さんか?」の答えの代わりに、文章にはなっている言葉を吐き出した 目だけは、不機嫌そうに大木を捉えていたけれど 大木が姉と親しいならば、姉があたしのことを悪く言わないことも知っているだろう ** ]その隔たりについてどう思われるかは……あたしにとってはどーでもいいことか (214) 2022/10/13(Thu) 9:10:19 |
【人】 1年 白瀬 秋緒[ なんとなく、この人も上のきょうだいであることを、察していたのかもしれない 弟がいると言われても、ああ、と納得する程度には>>217 兄姉は弟妹を可愛がるもの、なのかもしれないが、 己には上のきょうだいの気持ちなど、きっと一生実感出来ない 同時に、下のきょうだいの気持ちも、分かってたまるか、と思う なんだって己よりも出来る姉が、既に前に居る気持ちなんて きっとそれがきょうだいの認識隔たりなのだと思う まあ、他人でも、人間関係なんて一方通行になるものか 大木の家庭環境まで知る由もないが 正反対を"役割分担"と捉えられるのは、本当に真っ直ぐなんだなと思うだろうし、 ――良いご両親だったんでしょうね、と、悪態すらついてしまうかもしれない ] (245) 2022/10/13(Thu) 14:51:15 |
【人】 1年 白瀬 秋緒……どーも そーっすね クラスでは、結構噂にはなってたんすけど [ 先程よりは不機嫌さを潜めて、しかし気怠げに、感謝になっているのか怪しい言葉を告げて それから今度は素直に、質問に答えた 教室で、誰かが話題にしていた噂話 でも結局、そいつらは誰一人として来ていないらしい あたしもあたしで、誰かとつるんで行こうとするよーな人間じゃねーし そもそも、ここには己以外の一年生は、精々ミス研の人間しか居ないように思える まー別に、気にはしていないが* ] (246) 2022/10/13(Thu) 14:52:20 |
【人】 1年 白瀬 秋緒[ そう、別に、同学年が少ないことを気にした訳ではない 同い年の女子がこんなとこ来るか?と言われたら、いやー……ねーわ、という結論に達する けれど、その辺の三年生との会話が一段落つけば、 一度、昇降口から離れた 三年生が多い空間だったから……という、そっちは少々気にしたかもしれない ……別に、逃げた訳じゃねーし ] (247) 2022/10/13(Thu) 14:53:23 |
【人】 1年 白瀬 秋緒[ 白瀬秋緒は、バドミントン部に所属している 背が高いから、バスケ部とか、バレー部とか、誘われた事もあったが あたしがチームプレイ出来る人間に見えるか? もし見えるとかぬかす奴が居たら、そいつは信用ならねーな とはいえ、素行のいい人間て奴は、大抵部活動に熱心だから 何かには所属しようとした結果の個人競技だ 普段体育館で活動してるから、もう半面で活動する運動部のことは偶に見掛ける。バスケ部とか とはいえ、そこまで熱心にやっている訳ではない サボりも常習犯だ まー幸い、そんな厳しい部ではねーから 活動しているという実績が欲しいだけなら、ちょうどいい あとは、ほら、家に帰りたくねー時の大義名分だ それは"エンジョイ勢"と呼ぶのかはさておき 体育館での活動、もしくは、グラウンドでの外練 ふらりと逸れるのはわりと良くあること もし未國のサボりが、夏の一日じゃなかったとしたら、 そこで出会った事もあったかもしれない そうでなければきっと、出会ったのは「なっちゃんの妹」として、だ* ] (249) 2022/10/13(Thu) 14:54:53 |
【人】 1年 白瀬 秋緒あれ…… [ その向こうに知った顔を捉えれば、目を瞬かせた 否、ここに来ていることが、珍しいというタイプでもない……のだろうか、今は ] 絵音……さん [ 昔の真面目そうな少年の面影もない、周りから浮く見目 久しぶりに見掛けたような気がしたから、思わず声が出た (256) 2022/10/13(Thu) 15:40:50 |
【人】 1年 白瀬 秋緒[ 己と、それから姉は、幼い頃からピアノ教室に通っていた 本人やりたがった、というよりかは、両親がやらせたがった、の方が真実だが それでも子供の頃はまだ、練習をサボらない程度には、真面目さに実態はあった どうでも良くなって、辞めたのは、中学の時だったか 姉はそれからもピアノを続けていたけれど その同じピアノ教室に通っていたか、発表会で見たのか そうでなければ、同じ中学で表彰されてるのを見たんだったか 同じ地域に住む、同世代で、全国コンクールまで出場していた子、といえば、 同じものをやっているなら、話ぐらいは知ってるもの まあ、もしかしたら、昔は『絵音くん』と呼ぶ程度には、仲が良かったのかもしれないが ] (257) 2022/10/13(Thu) 15:41:46 |
【人】 1年 白瀬 秋緒[ 全国まで出場するようなピアノを愛し愛された人 その人がピアノを辞めたこと……までぐらいは、知ってただろうか だけど……この高校に入学して、 久しぶりに目にしたその姿は、まるで別人だった ……勝手に、なんとなく、置いていかれたような気分になった 全く知らない津崎が、そこに居たから だけど、そう、中途半端に見目だけ整えている自分より、余程"分かりやすい" ]だからこそ――どこか拗ねたように、疎外感のようなものを覚えたのだろう (258) 2022/10/13(Thu) 15:42:23 |
【人】 1年 白瀬 秋緒[ 少なくとも今は、姿を見つけたからと言って、明るい顔で駆け寄る関係ではないと思っているし むしろ仲が良かったのは姉の方な気がする。姉は、コンクールも出場していたし とか、そんな、態々声を掛けることもないだろうという言い訳を重ねながら、 暫く、ぼんやりしていた* ] (259) 2022/10/13(Thu) 15:42:56 |
【人】 1年 白瀬 秋緒― 大木と ― [ 実際のところ、拒んでいるという評価は正しい 姉と仲の良い相手と親しくしたくはない、というのもある 別に、大木が悪い訳ではない。悪いのは、己の心持ちだ ]あー……そーゆーもんすかね [ 己が一年でありながら来た人間であるから、ピンと来なかったが 言われてみれば、ミス研主催とか、人によっちゃなんか怖いだろうし、 それに、年上だらけよりは、年下だらけの方がまだ参加しやすいというのは、理解が及ぶ気がする 発起人が三年というのもあるだろうけれど、 道理で三年生が目に付く訳だ ということは、ふらっとやってきてしまったのは、ともすれば失敗であったのかもしれない ] (267) 2022/10/13(Thu) 16:29:56 |
【人】 1年 白瀬 秋緒そーすね。まーせっかくだし ……は? お菓子? [ とはいえ、楽しもうという言葉を拒絶はしない 来てしまったんだから、つまらないよりは楽しい方が余程良い が、お菓子という単語には、少し驚いたような顔をした お菓子ってなんだよ、遠足じゃねーんだし、みたいな、 何の話だ?という怪訝さもあからさまだっただろう 指の先を辿ると、そこにあるのはピクニックじみたバスケットで、余計頭が混乱した お菓子って言っても、想像したのは市販菓子だったのだが、更に斜め上だ ] ハァ? [ 意味わからん、みたいな声は、普通に大木に聞こえているだろう 己がその差出人に気付くのは、もう少し後のこと* ] (268) 2022/10/13(Thu) 16:31:11 |
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新