35 【身内】Evolvulusのみぎり【R18】
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| [二度目とは思えぬ量を たっぷり貰っておきながら それでも、 最後の一雫まで全て 我のものだと、意地汚く吸い付いた。 底を尽きることを知らぬ欲。 共にある限り シキを灼き続けるだろう。 たんらん そんな貪婪な我を 離さぬ、というように抱え込んでいた 細く滑らかな太腿の力が緩み、 >>3:+29] …………、 [ちり、と胸に小さな痛みが走った。] (+0) 2020/07/23(Thu) 12:08:13 |
| [心配げな表情で 大丈夫かと問われれば >>3:+30 精を含んだまま、即座にこくりと頷く。 今はまだ 喉奥を擦られるのを 快いと気付ける域には達していないが、 この馳走にありつけるなら まるで苦ではない。 ぐち、ぐちゅ…… ふたつの口の内側から、水音が響く。 胸に灯った焦燥が もうひとつの火種となって 早く、疾く、繋がりたいと急かすせいで 先程よりも忙しなく、鳴った。] (+1) 2020/07/23(Thu) 12:12:35 |
| [そう、────平気ではなかった。 >>3:+31 準備が整ったと見るや 即、楔を打ち込まずには居れぬ程 腹も満たされ 力も漲っているというのに 餓えていた。 (まだ、 もっと…だ、) シキを貪り尽くしたくて 他の誰も分け入ったことの無い 蕾を抉じ開けて、 深く深く 突き当るまで押し拓く。 妻の不器用で愛おしい肯定を >>3:+34 見つめてくる表情を、 >>3:+33 獲物を狙う獣のような強い視線で 食い入るように見据えて 余すところ無く、脳裏に焼付けながら。] (+2) 2020/07/23(Thu) 16:46:24 |
| [未だ、全てを 埋め切った訳ではないが 狭いところに刀身の切っ先が包まれて]
………… は、…ぁ、
[甘い吐息を零した。
普通は、内で膨れるはずの瘤が 初めての興奮に 暴走してしまったらしく 今はストッパーの役割を果たしているが、 機能通りに働けば、如何なるか。
己のことも 番う相手のことも 熟知できていない生半可な知識のまま。] (+3) 2020/07/23(Thu) 16:49:33 |
| [応える。 >>3:+35] 嗚呼……入ってる シキのなかは 熱く蕩けて 最高に心地よいな [深く繋がれた悦びは ひたひたと心に染みるようだが 内に渦巻く獣欲は 吼えて吼えて、収まる気配はまるで無い。 嵐に堪えた蕾が 陽だまりで咲くような いじらしい表情を >>3:+35 指先で、するりと撫でてから、] (+4) 2020/07/23(Thu) 17:19:09 |
| [肉付きの薄い細腰を、両手でぐっと掴んだ。] それだけに、 動かずに居るのは至難の技だ [絡み付いてくる 堪らなく気持ちの良い柔襞を >>3:+33 感じながら、ゆっくりと腰を引き 抜ける手前で反転 勢いよく、突き上げる。] (+5) 2020/07/23(Thu) 19:31:10 |
|
は、…… やはり 動いた方が 更に、クるな
シキの感じるところも突いてやろう
[欲に掠れた声で囁き落とすと 覚えたばかりの箇所を 擦り上げるように、熱い楔を打ち付け始める。
尖った先から 止めどなく溢れ出る ぬめりを直にたっぷり塗り込めつつ。]* (+6) 2020/07/23(Thu) 19:36:44 |
| [一番、鋭敏な器官で 花嫁の最奥と思い込んでいる壁を ぐんっと深く穿てば、一際大きな声が上がる。 どうしようもなく気持ちがいい上に 我には、その絶叫すら官能を煽る加薬で。 >>+8 逃げやしないと 逃げられもしないと分かっているのに 敷布に沈めるように腰を押さえ込み 自分を刻みつけんと ごりごりと擦るように突き上げ、抉るように突き下ろす。] はッ、 はッ、…… シキ、っ… [短く息を継ぎ 時折、愛おしい名を呼び返しながら >>+10 夢中になって腰を振って 妻の内側を堪能していると、] (+13) 2020/07/25(Sat) 9:20:38 |
| [ぐちゅ、ずちゅり…… どんどん濡れた音が高く響くようになり、 それに伴って シキから流れ込んでくる気も 狂いそうに熱く変質する。 >>+11 触発されるように 我の雄としての欲も一気にカッと膨れ上がった。 (っ、 種付け たい……ッ!) 愛おしい、唯ひとりの運命の番との間に 子を成そうと 躰の中心もずしりと重くなって、 動物的で、本能的な 強い衝動は 灼き尽くさんとばかりに燃え盛る。] (+14) 2020/07/25(Sat) 23:29:41 |
| [そんな状態で 強請るように、誘うように きゅぅきゅぅ締め付けられれば >>+12 もう後は一心不乱に昇り詰めていくだけだ。 抽挿の速さに拍車が掛かり、 極めようとする直前。] [望みを強く音にして 最奥へ叩きつけるように深々と穿つ。] (+15) 2020/07/26(Sun) 0:38:31 |
| (+16) 2020/07/26(Sun) 0:57:58 |
| [シキの愛液をまとって 滑りを増した摩羅は 勢いを殺すことなく突き当たりの筈の窪みを貫いて 更に其の奥へと入り込む。 と、同時に 瘤の部分もぎちりと飲み込まれ。] っく、…ぅ…ッッ!!! [背筋を駆け上がる快感に打ち震えながら、 息を詰めるように低く呻いて シキの奥の、奥に、精を放った。 熱い飛沫が何度も迸り 確実に孕ませてやる、と言わんばかりの量が 妻のなかを満たしていった。]* (+17) 2020/07/26(Sun) 0:59:20 |
| [細胞のひとつひとつに至るまで 認識しているのだろう。 我の番だ、と。 子種で陰嚢は重さを 穿つ楔は漲って体積を増す。 >>+19 ぬめりを絡めて 抵抗は減っている筈なのに 擦られる良さは変わらないどころか より強くなっていくのは、 互いが本気で結びつき合いたい 溶け合いたいと 願っているからだろうか。] はぁッ、 シキ……、……ッ、は、 [深く穿つ度に、迸り出る妻の声。 >>+20 重なる己の息遣いも 獣じみて、どんどん荒くなっていく。] (+26) 2020/07/28(Tue) 9:51:24 |
| [激しく揺さぶると 勃ち上がったままの妻の摩羅も跳ねる。 >>+20 もう二度も達しているというのに まだ張り詰めて、今にも 白蜜を零してしまいそうだ。 この体勢では口は届かぬし 中断など、とてもじゃないが 出来やしないから、 (また縛るか? 出口を塞いでしまおうか?) そんな考えが 脳裏を過ぎった矢先のこと。] (+27) 2020/07/28(Tue) 15:26:49 |
| [妻の手が、根本をぎゅぅっと握り込んだ。 >>+20 堪らえようとする力の強さは もうひとつの掌が、我に教えてくれる。 自ら言いつけを守ろうとする姿は 余りに健気で、 溢れ返った愛おしさが 輸精管を通って噴き上がろうとする。] (+28) 2020/07/28(Tue) 16:27:37 |
| [シキを孕ませんとする強い衝動と合わさって、 波のように 奥に当たれば引いてまた穿つ 律動とは、一線を画した 気迫の籠もった突き上げを生み、更なる奥を抉じ開ける。 先も根本も 熱い媚肉にキツく食まれて >>+23 勢いよく精が駆け抜けていく至福に 下腹を戦慄かせる。 もっと寄越せと言わんばかりの うねる内側に >>+24 喜んで幾度も吐き出し、全てを捧げた。] (+29) 2020/07/28(Tue) 17:47:06 |
| [長く、長く続く、吐精の途。 蕩けた表情を晒して 妻が小さく、唇を動かした。 >>+25 心の内側から醸し出される気と同じ色をした 殊更に、甘い甘い声音が 空気を震わせ 鼓膜を揺らして、我に届く。] っ、…… シキ、 [閉じ込められていた想いが ぶわぁ、と一気に花開いていくような 不意打ちの告白に 鳥肌を立ててしまうくらい、ゾクゾクした。] (+30) 2020/07/28(Tue) 22:17:05 |
| [想う相手と繋がりながら 好意を告げてもらえる 幸福 に、 目元は柔らかく撓み 口端もゆるりと持ち上って、弧を描く。] 我も… 好きだ [甘い吐息と共に 素直な気持ちがするり音になり 羽ばたいていく。] (+31) 2020/07/28(Tue) 22:43:46 |
| [見下ろす愛おしい表情に、見つけた涙の痕。 >>+24 覆い被さるようにして 頭を掻き抱くと 流れた道筋に沿って、唇と舌を這わせていく。 左耳の窪みに溜まった雫を ちゅっ、と啜り切ったところで、] 先程は出さないように出来て、偉かったな 精は無論だが 涙も、汗の一滴まで シキの全ては 我のものだ 決して離してやらぬから覚悟しておけ [掌で髪を優しく撫で付けながら 囁き掛ける、重い執着。] (+32) 2020/07/29(Wed) 0:25:04 |
| [気持ちを代弁するように 飲まれる瞬間には、柔軟性を帯びた瘤が 今では入ったのが不思議なくらいに がっちりと嵌まり合い >>+24 離れられないように妻を繋ぎ止めている。 内に撒き散らす白濁までも ねっとりと粘り気を帯びていった。]* (+33) 2020/07/29(Wed) 0:29:01 |
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