【人】 騎士 ノア── 城下町 ── [ 人の入れ替わり激しい港から 中心部へと移動する。 活気に溢れるのは港もこちらも同じだったか、 一人駆け出して行こうとする彼女に ひやひやとしながらその姿を失わぬように 幾度か声をかけ止めながら歩いていた。 ] ヴィオラ様、お一人で行かれては… [ …一国の王女なのですから、 とまでは口に出来ず、その後は押し黙る。 こんな所に不用心にも護衛一人で 王女が出歩いていると知られれば 些か…いや、かなり厄介なことになるのは考えずとも。 傍目から見れば"少し良い所のお嬢様" とその付き人に見える装いだった筈だ、 知っている人が見れば 王女と気づいたかもしれないが ] (69) 2022/05/20(Fri) 15:03:14 |
【人】 騎士 ノア「 わたくしももう15です! 貴方に心配されるような歳ではないでしょう? 気づく者などおりませんよ。 」 [ ……当の姫様はこの調子だ。 貴女は知らないのだ、どれほど 人が醜いものなのか 美しいものだけを見て 美しいものだけを知っている 花園に咲く一輪の 白百合 を手折られないように必死な近衛の心情など ] (70) 2022/05/20(Fri) 15:03:18 |
【人】 騎士 ノア───…あまり度が過ぎますと、 お父上に苦言を呈されますよ。 [ ため息ひとつ着くわけにもいかず、 彼女の父…国王に密やかに助けを求めるも また無邪気に駆けていこうとするお転婆姫。 こうは言っても、私の前だから 無邪気にしているのだという事は知っている。 他の者の前では淑やかにしているというので、 一時は私が嫌われているのではないか なんて噂も団内で囁かれていた。 ───…そうなるべきなのは間違いないな。 ふっと心に 毒 (71) 2022/05/20(Fri) 15:03:22 |
騎士 ノアは、メモを貼った。 (a9) 2022/05/20(Fri) 15:06:55 |
騎士 ノアは、メモを貼った。 (a11) 2022/05/20(Fri) 15:25:47 |
【人】 騎士 ノア ── 回想:依然 ── [ 今こそ王家に…王女様に仕える騎士として 日々精進を続けているが、 実の所少々 特殊 な経歴持ち、だ。具体的に言えば、冒険者。 リーディスのギルドは勿論、 隣国プロテアのギルドも頻繁に利用していて。 最後にクエストに行ったのは10年は前、 13の時から必要な時だけパーティを組む フリーのソロ 魔法士 としてやっていた。 ] (77) 2022/05/20(Fri) 17:31:32 |
【人】 騎士 ノア[ Pale blue かつてそう呼ばれ、 いつしか姿を消した少年を まだ覚え知る者は居ただろうか。 居たとて、騎士になっているとまで 知るものは居ないだろうが。 僕自身はもうギルドの登録名簿からは 抹消されているとばかり思っているけれど、 実際のところはどうだったか────。 ]** (78) 2022/05/20(Fri) 17:31:59 |
騎士 ノアは、メモを貼った。 (a12) 2022/05/20(Fri) 17:34:47 |
【人】 騎士 ノア── 回想:冒険者時代 ─ [ Perl blue 、と呼ばれた魔法士は特に攻撃魔法に秀でていた訳では無い。 万能型、と呼ぶのが正しいか。 あらゆる魔法において 一級以上の実力を持っていた為に パーティに足りないポジションがなんであれ 合わせることが出来た。 ────…それゆえ相手からは覚えられているが こちらは覚えていない、ということが多発して。 珍しく覚えている人といえば……そう、 同じくあちこちを回っているような 同業者、?は覚えていた。 ] (110) 2022/05/20(Fri) 21:49:45 |
【人】 騎士 ノア[ ───…あの時はどんな返答が帰ってきたんだったか。 自分が冒険者をやめた後に出来た "娘"のことも、消えた彼を探す依頼が 埃を被って眠っていることも 知らないながらに、 時折 "今は上手くやっていたらいいけど、" なんて思うのだ。 ]** (112) 2022/05/20(Fri) 21:49:53 |
騎士 ノアは、メモを貼った。 (a16) 2022/05/20(Fri) 21:51:08 |
【人】 騎士 ノア── 回想:冒険者時代 ── [ 誰からも求められると言えば 傲慢な奴を想像されるかもしれないが 別にそんなことはない。 覚えていない、という以外で 別段揉め事を起こすこともなかった。 (子どもだから少々生意気でも 許して貰えていた可能性は大きいが) ] (171) 2022/05/21(Sat) 12:33:00 |
【人】 騎士 ノア…ふぅん。 まぁ、あの人達も しょうもないことで怒りすぎだね [ パーティメンバー(元)の姿を思い浮かべつつ さらりと肩を持ちかけるくらいのことを 言えばそれ以上は追求しなかった。 人の性格はそう変わるものじゃない、 何にも縛られたくないから 僕もフリーで飛び回っているんだし。 人のことは言えない、ってやつ。 へらりと笑う彼につられるよう そこまで変わらない表情筋が 微笑を形づくっていたのはここだけの話。 ] (173) 2022/05/21(Sat) 12:33:07 |
【人】 騎士 ノア………僕は おじさん 、より先に名前を呼ばれるような魔法士になるもの。 [ ニヤリと上げられた向こうの口角とは反対、 未来を想像してぎくりと肩を震わせ挙動不審に。 10年以上先のことなど想像もつかないけど、 今よりもっと力をつけて誰にも負けないような 強い魔法士になるのが夢だった。 若者の戯言と聞き流されたか、 そこまで大げさに重たい会話ではなかったので 向こうは忘れているかもしれないが 夢は所詮夢でしかなく 今の姿は現実の象徴だ。 若いうちに見ていた泡沫の話は 忘れていて欲しいなんて思っている。 ] (174) 2022/05/21(Sat) 12:33:11 |
【人】 騎士 ノア[ ───それでも、己の現実を思い知った時。 いつかそうなるものだと教えてくれた 歳上からのありがたい言葉は、 僕に生きていなければと思わせてくれる。 今でも、心の 御守り の一つだ。 ]** (175) 2022/05/21(Sat) 12:33:16 |
騎士 ノアは、メモを貼った。 (a21) 2022/05/21(Sat) 13:07:21 |
【人】 騎士 ノア── 回想:若者と、__ ── [ 勇者に憧れる若者─── 良い響きだと思う。 響き、は 夢を見るのは好きだ。 僕自身、夢を見て、冒険者をやっているんだから それでも、 無謀な夢 はある 例えば勇者なんてのは、そのひとつ 努力では到達できない高みの上だ ] (288) 2022/05/22(Sun) 0:05:07 |
【人】 騎士 ノア[ …この人は 目立ちたいから強い敵と戦いたいのか 本当に憧れを追い求め戦うつもりなのか どちらなのだろう? 危ういことにはかわりない…か どんな答えだったにせよ 後々気がかりになるからと 承諾の返事をしたには違いない。 求められれば断らず Perl blueのもうひとつの特徴だ ] (290) 2022/05/22(Sun) 0:05:17 |
【人】 騎士 ノア[ …思われていた通り、 長く居るつもりはなかった。 良いメンバーに慣れてしまえば、 いずれ慢心を引き起こす 誰かに頼ることを覚えた人間は 最後の最後、頼れなくなった時に死ぬのだ 頭の中に響く警鐘は僕の道の師が鳴らしている物 ] (291) 2022/05/22(Sun) 0:05:21 |
【人】 騎士 ノア[ 冒険者の中でも幼い方という理由で 舐めた口を聞かれることは 名の知れた今でもあった それもあり平気かと問われれば 反射的に眉間に皺を寄せ。 ] 平気だよ、 っ、…後ろにいたお兄さん、だっけ。 [ 若干食い気味に平気だと返した辺りで 振り向いてその顔を見れば違うか、と気づき。 話しかけてきた人の隣…じゃなく、少し後ろに居た人>>140 後衛職だから 周りは見ている方だよ 珍しくどうでもいい…とか、気にしていないような 感情を漂わせていたのは覚えていた。 そんな人がわざわざ挑発しに来るわけもない と皺を解けば改めた顔で、 ] (292) 2022/05/22(Sun) 0:05:26 |
【人】 騎士 ノア大丈夫 [ 問いの真意から外れ、 くすりと笑う少年は まだ背の伸びきらない子ども。 目に見える強さばかりを追い求めて居たから いつか言われた「強さ」についても 首を傾げるばかりだったっけ。 ] (293) 2022/05/22(Sun) 0:05:29 |
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