友達 ネコジマは、メモを貼った。 (a0) 2022/07/06(Wed) 21:39:54 |
友達 ネコジマは、メモを貼った。 (a1) 2022/07/06(Wed) 21:41:50 |
ネコジマは、猫のあとをついてった。道案内はたぶんしていないなと思うけれど、なんとなく。 (a2) 2022/07/06(Wed) 21:42:27 |
陽葉 シロマ(匿名)は、メモを貼った。 2022/07/06(Wed) 21:48:51 |
【人】 陽葉 シロマ>>ライカ 「……うん?」 どこかの廊下。ふと、校庭を見ていると。 何か違和感があった。 指折り数えて、また数えて。 「…………」 そうして階段を降りようとした矢先、見慣れた後ろ姿が目に入った。 「夏彦、一人でどうしたんだ?」 少し通り過ぎ、窓から差す月明かりの下に出る。 (1) 2022/07/06(Wed) 22:20:59 |
【置】 君の ライカ朝、おはようって挨拶しあって。 昼、一緒にお弁当を食べて。 夕、色んな所でデートして。 夜、ときどき電話で君の声を聴くのが、寝る前のささやかなご褒美。 「……うん、遅くにごめん。 たまには……良い、でしょ。」 僕の方が朝早いから、帰ってシャワーを浴びるとすぐ眠くなる。 君の方がちょっぴり夜更かし。 「今日? うん、楽しかったね。」 朝になったらまた挨拶しあって、 背伸びで君の寝癖を直してあげて、 転ばないように君の手を握るWいつも通りWが始まるのに。 「……ありがと、 じゃあ、うん……おやすみ。」 それでも待ちきれなくて、寝るのが勿体無く思えるくらいに 君がすごく好きで仕方ないんだ。 「また明日。」 君と過ごす優しくて甘い日常が ずっと続くものだと、信じてる。 (L0) 2022/07/06(Wed) 23:16:43 公開: 2022/07/06(Wed) 23:30:00 |
【人】 かれがれ ユメカワ職員室の横、来客用の玄関。 普段は使う事が無いし、せっかくだから。 そんな理由でそこを通って校庭へ向かう。 その途中、ふと廊下に設えられた大きな鏡が目に入って。 夜の学校、鏡、いかにもな組み合わせだな。 ほんのすこし足を止め、そんな事を一人思った後。 鏡から視線を外し、その前を通り過ぎていった。 通り過ぎていった。その後も、 鏡の中の夢川は、暫し立ち止まったままそこにいた。 (3) 2022/07/07(Thu) 0:54:01 |
【人】 かれがれ ユメカワざりざりと、校庭の砂を靴底が踏む。 足音は今はひとつきり。 夢川深雪という人間はきっと自他共に認める寂しがり屋で、 普段から、基本的に他者の存在する場に居る事が大半だけど。 今は誰かと居ても物寂しいばかり、一人とそう変わらない。 だから構わないのだと自分に言い聞かせて。 未だ姿を見掛けない友人は、 単に何か忘れ物でも取りに戻ったのではないか、と。 そんな些細な疑問を解消すべく、一人校庭へ向かう事にした。 (4) 2022/07/07(Thu) 0:55:03 |
【人】 かれがれ ユメカワそうして、校庭に停められた自転車の前まで来たけれど。 ……はて、いったいどれが誰の自転車だっただろう? これでは皆で捜している友人が、 今ここに居るのか居ないのかさえ定かじゃない。 「…………あれ、」 そもそも、なんで探してるんだっけ。 そういえば。皆でここに遊びに来て随分経った気がするのに 今日の月は、まだ随分高い所にある気がするような。 ────ざあ、 湿気を帯びた風が一つ吹いて、空を見上げた。 答えの無い疑問は、ひと気の無い校庭に転げていくばかり。 (5) 2022/07/07(Thu) 0:58:01 |
ネコジマは、触れるもののなくなった手をそのまま伸ばしかけて、結局、ただおろした。 (a3) 2022/07/07(Thu) 1:54:30 |
友達 ネコジマ(匿名)は、メモを貼った。 2022/07/07(Thu) 2:20:05 |
マユミは、霊感の類が… 72くらいある。 (a4) 2022/07/07(Thu) 4:03:37 |
元弓道 マユミは、メモを貼った。 (a5) 2022/07/07(Thu) 6:27:45 |
(a6) 2022/07/07(Thu) 6:40:57 |
奔放 クリス(匿名)は、メモを貼った。 2022/07/07(Thu) 8:49:47 |
【人】 友達 ネコジマ【屋根裏】 一番上、屋根裏のスペースは、下の方にある倉庫とは違って、 すぐに使われるような物はあんまりなくて。 長く長く、ただしまっておかれるだけの物が収められている所だった。 天井の一部が崩れてできた穴は、月明りを広く取り込んでいる。 今日の月は少し眩しいくらいに明るくて。 なんだかとっても近くに見えていて。 まるで誰かを呼んでるみたい。 「ねこや?」 階段みたいに積み上がった箱や瓦礫たちの上、 その向こう側に、猫は行ってしまった。 (9) 2022/07/07(Thu) 11:53:03 |
友達 ネコジマは、メモを貼った。 (a7) 2022/07/07(Thu) 11:53:52 |
【人】 友達 ネコジマ【屋根裏】 「ねこや、ねこや」 「そっちに行っちゃいけないよ」 「落ちたらすごくいたいです」 痛いで済まないかもしれない。 「ねこや、ねこや」 「・・・・・・」 「もしかして、お前も猫島がいいですか?」 「…なんて。猫島はもういなくなるんですよ」 「とらや、とらや」 「そっちも別にいらんでしょう」 「ねこや、ねこや」 「お前は三途の猫ですよ」 (10) 2022/07/07(Thu) 11:54:58 |
友達 ネコジマは、メモを貼った。 (a8) 2022/07/07(Thu) 11:55:58 |
ユメカワは、校庭から見上げる視線の先、校舎の屋根の上。 (a9) 2022/07/07(Thu) 12:11:12 |
ユメカワは、小さな影が動いた、ような気がした。見間違えかもね。 (a10) 2022/07/07(Thu) 12:11:28 |
ネコジマは、期待通りを期待している。 (a11) 2022/07/07(Thu) 12:21:54 |
ネコジマは、話したいことを話すのに回り道をする。けっこう。たくさん。 (a12) 2022/07/07(Thu) 12:22:21 |
【人】 元弓道 マユミ>>【一日目・校舎裏】 >>8 「倉庫ですからね、この手の道具はちゃんとありましたよ」 弾む声を聞いて、大きく変わりこそしないものの瞳がほんの少し細められた。 ああ、なんだか昔何も難しいことを考えず無邪気に遊んでいた頃のよう。 「ああ、そんなこともありましたね。それらしいものを見つける前からお金の使い道考えてたの覚えてますよ。 拙は『ぴっかぴかのトラクターやトラックが欲しい』とか考えてましたね。拙の家のトラクター、あれ共同購入したものですから」 「梢はあの時どんなお願いしていたのでしたっけ」 半分意識を手元に向けつつ、そんな質問をした。 ザクザクとシャベルを使って草を取り払い、土をどかし、蓋の輪郭を明らかにしていく。 「せーのっ」 全体が見えるほどに土を掘ったら、力任せに蓋を開けた。ぽっかりと、暗闇が口を開けて自分たちを見つめている。 (11) 2022/07/07(Thu) 16:58:05 |
【人】 チャラ男 ウラミチ端っこで座り込んでスマホをひたすらタップしている。 夢中でチュムチュムを消し続けている理由は周りを見たら怖いからであるが、肝試しに興味ないという体裁を保っている。 (12) 2022/07/07(Thu) 17:36:20 |
ネコジマは、凍り付いた。 (a13) 2022/07/07(Thu) 19:12:47 |
ネコジマは、人を殺そうとしている。 (a14) 2022/07/07(Thu) 19:14:49 |
【人】 憂愁 ライカ>>7 シロマ 「ね、白間センパイ。 深雪、引っ越すんだって。もう聞いた?」 月光に照らされて、揺れる二人分の影。 古びた廊下に、足跡が二つ鳴る。 「僕はさ、それ聞いて 別の世界のことみたいに思えて…… 自分事じゃない、ような感じでさ? どうしたら良いか分かんなくて、何も言えなくて。」 あてもなく歩く。歩く。 向かうべき場所なんてない。 ただ足を動かした先にあるのは、 どこかの空き教室だろうか。 「……なのに、深雪が他の奴と居ると嫌なんだ。 嫌なのに、言えなくて、なんか自己嫌悪、かな……。」 へらり、自虐的に笑う。 愛想尽かされても、仕方ないよな。なんて、ひとりごちて。 (16) 2022/07/07(Thu) 19:45:25 |
友達 ネコジマは、メモを貼った。 (a15) 2022/07/07(Thu) 19:51:04 |
カナイは、昇降口にいる。 (a16) 2022/07/07(Thu) 20:21:48 |
シロマは、頭蓋骨を踏んだ。 (a17) 2022/07/07(Thu) 20:23:20 |
【人】 長女 カナイ【昇降口】 1階、正面入口。ここは、生徒のためのとば口。 並ぶ下駄箱の数が嘗ての在校生の多さを表している。 今となっては見る影もなく、埃を被って朽ちかけているのだが。 ぽちり。スマホのライトを消す。 そうしてしまえば、頼りない空の光だけが残る。 射し込む月あかりが、打ち付けられた板の形に欠けている。 「ぁう…」 暗がりの中、びくびくと怯えるカナイは。 手近な靴箱から、あらためはじめるのだった。 (18) 2022/07/07(Thu) 20:26:48 |
友達 ネコジマは、メモを貼った。 (a18) 2022/07/07(Thu) 21:01:18 |
【人】 陽葉 シロマ>>15 >>16 ライカ 「いいや、初めて聞いた」 貴方が月明かりの下に出れば、すんなりと手は解かれた。 あくまで歩かせるだけだ、とでも言う様に。 自分の足で歩くことを、促す様に。 「うーん、話を聞くに。引っ越しをきっかけに別れ話を出された、って感じかな。 そして受け入れられてないねぇ、少しもさ」 昇降口が見えてくる。 目指すは隣の空き教室。音楽室や理科室のような、特別な教室はもう誰かが行ったから──理由は只それだけ。 「夏彦がどう思おうと、深雪の気持ちは変わらないわけだし……素直にその気持ちを言っても構わないだろう。 言っても言わなくても結果が変わらないんだから」 だったら、行動して後悔したい。 白間梢は、そういう人間だった。 「……言えないのは、さ。 深雪の言葉を聞くのが怖いから、だったりしない?」 貴方と自分はきっと、あまり似ていない。だから、予想だ。 ▽ (19) 2022/07/07(Thu) 21:20:00 |
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