イウダは、メモを貼った。 (a1) 2023/06/25(Sun) 23:34:43 |
【人】 オルテイシア[おかわりを示唆すれば、そのままでとの申し出に、 時計へと目を移した。飲むには遅くない時間。 私に合わせてグラスが二つ並ぶ。 そんな些細な「同じもの」にも目許が緩む。 使っている箸は女性用と男性用。 大きさは違えど、同じ柄の色違い。 ここにも「似ているもの」が一つ。 グラスを軽く合わせれば、ガラス擦れる音が響いた。] (17) 2023/06/25(Sun) 23:58:38 |
【人】 オルテイシア[つけだれは彼にも気に入ってもらえた様子。 少し付け足したお醤油も言い当てられて、わ。と 感嘆の声を小さく上げた。] すごい、やっぱり分かるんですね。 市販のポン酢にお醤油をちょっと。 ……気に入ってもらえてよかった。 [ほっと胸を撫で下ろして、自身も箸を伸ばした。 大根おろしのさっぱりとした味がほうれん草と絡む。 お昼の話になれば、うどんに興味をそそられる。 出汁をそのまま残していれば、美味しくなるだろう。] うどん、いいですね。美味しそう。 フレンチトーストも食べたいですっ。 [生地にしっかりと液が染み込んだフレンチトーストは 間違いなく美味しい。明日の話なのに喉が鳴る。] (18) 2023/06/25(Sun) 23:58:50 |
【人】 オルテイシア[お鍋を食べるに缶一本のバランスはちょうどいい。 会話が弾んでいるうちに、お鍋も缶も減っていく。 片付けは食洗器くんにお手伝いをしてもらった後。 テレビから流れる交通情報に、 予想以上の大雨だと改めて実感しながら。] 結構降ってますね、お仕事お休みで良かった。 [お互いの職場に近くなった分、 職場に行けない距離ではないが、雨の日の出勤はつらい。 災害も酷くないようなら、 一晩をしのげば落ち着いてくるはず。] (19) 2023/06/25(Sun) 23:59:15 |
【人】 オルテイシア[片付けを終えて、残りのグラスを手にソファに移った。 眠る時間を気にしないで夜更かしできるのは休日ならでは。 彼の声に誘われるように、手元のタブレットを隣から覗く。] 映画、何があります? 続き物よりかは、一本で終わる方がいいですよね。 [スクロールされていく画面を眺め、ふと隣を見上げて。 一度、ソファから立ち上がり、彼の腕を持ち上げた。] (20) 2023/06/26(Mon) 0:00:41 |
【人】 オルテイシアよいしょ、っと……、 [身じろぎ、彼の股の間にお尻を落ち着かせて。 彼の胸元に背中を預ける代わりに、タブレットを預かる。] こっちの方が見やすい? [後ろを振り返り、どうです?と笑って。 再び画面に視線を戻せば、最近テレビで話題になっている 恋愛モノの映画が目に留まった。**] (21) 2023/06/26(Mon) 0:01:30 |
オルテイシアは、メモを貼った。 (a2) 2023/06/26(Mon) 0:04:30 |
【人】 イウダ[缶とグラスでは乾杯した時に音が上手く響かない。 「同じ」材質だから食欲も増すというものだ。 味覚は人よりも敏感で、 職業柄予想をつけるのも得意だ。 家では全ての調味料を手作りするには 作る手間や作った後の保存期間を考えると困難だから ポン酢は市販品だけれど、 こうして一工夫凝らして味に深みを出してくれるところが ありがたい。 こういう工夫に関しては織戸家の母親の教育の賜物か。 紫亜が子どもを産んだら、その子にも受け継がれていくのだろう。 長さの違う同じ箸が時計の針のように違うスピードで動く。 足せるだけの肉はあるらしいから、鍋の中身は遠慮なく頂こう。 肉は宵越しに脂が回ってしまうし。] (22) 2023/06/26(Mon) 0:27:43 |
【人】 イウダ雑炊よりはうどんかなって。 朝フレンチトーストだけど、 卵もさっきたくさん持って帰ったし うどんにも入れた方が美味いよな。 [二人でいると「何食べたい?」「何でもいい」の会話が少ないように思う。 「これを食べたい」「これを作りたい」 これからもそんな食事の楽しみを語れる間柄でいたい。] (23) 2023/06/26(Mon) 0:27:55 |
【人】 イウダこんな雨で仕事してる場合じゃねぇだろ、 っつっても普通の会社は徒歩通勤は来いとか 言うんだっけ。 週末に遊びの予定がある人は可哀想だけど うちに取っちゃラッキーだったな。 [閉めたカーテンを少し引いて窓の外を見る。 近寄ればざあざあとかなり大きな音が鳴っている。 停電に備えて懐中電灯やカセットコンロなども準備しておいた方が良いかもしれない。] (24) 2023/06/26(Mon) 0:28:17 |
【人】 イウダ[何を観るか検討していたら、 一度横に座った紫亜が立ち上がる。 トイレだろうか、なんて呑気に考えていたら] お。 [大きな卯田の身体にすっぽりと収まるように 紫亜の身体が入ってくる。 股の間に尻を振ってスペースを確保し] はは。 そうだな。 恋愛モノ観るにはピッタリだ。 [笑って再生ボタンを押す。 芸能人に詳しくない卯田でもよく知っている 有名な俳優と女優が共演する現代日本の恋愛映画。 確か小説が原作だと朝の情報番組が取り上げていた。 再生時間は136分、1本観る前に寝る時間は来ないので 余程のことがない限りは結末まで観られそうだ。] (25) 2023/06/26(Mon) 0:28:33 |
イウダは、メモを貼った。 (a3) 2023/06/26(Mon) 0:29:53 |
【人】 オルテイシア[料理は一手間加えるだけで、味が変わるのよ。 ……と、母はよく言っていた。 その言葉に軽く相槌を打つだけで留めていたのは、 つい最近までのこと。 自分が食べるだけならと、おざなりにしていた料理は 彼と暮らすようになってから味が気になり始め。 母の味が好きだとよく言っていた幼かった彼は 大人になり実家に共に挨拶に向かったときも、 母の手料理に喜んでいたから。 その頃から少しずつ、時折実家に戻っては 母の味の指南を受けるようになっている。 ほら、見なさい。という母の誇らしげな顔が、 羨ましくもあり、越えてみたいという気持ちも、また。] (26) 2023/06/26(Mon) 19:56:48 |
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