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人狼物語 三日月国


180 【R15RP村】月影のさやけさ、 秘めたる願い

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【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

[決まってました。
 悩んでます。

 落ちてきたのは存外素直な言の葉で、
 だから俺も、少しだけ、肩の力を抜く。]

 ……そっか。

[肯定も、否定もしない相槌。]

 悩んじゃうよねぇ……
 まぁ、無理に使うもんでもないと思うけど。
 使わない勇気……!

 ってそれじゃ麻薬みたいだな。
(215) 2022/10/19(Wed) 18:49:05

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

[本気とも冗談ともつかない口調で、
 手の中のおしるこ缶を転がして弄ぶ。]

 使うにしても、大それたこと願わなくってもね。
 俺も悩んではいるけどね。

[おしるこ缶のプルタブを開け、口をつける。]

 
あっっっま!!

 
何コレ!!!


[反射的に叫んで笑う。
 もし君からの視線を感じたら、
 飲むの初めてなんだよね、
 気になってはいたんだけど。
 なんて言って笑う。]
(216) 2022/10/19(Wed) 18:49:19

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 君は好きなの?
 おしるこ缶。

[迷わずボタンを押していたから、
 好きなのかも。

 君の返答はなんだったろう。
 どんな返事でも俺は、ふぅん、って言って、
 それから。]

 姉ちゃんのこと、嫌いなの?

[同じテンションで、尋ねた。*]
(217) 2022/10/19(Wed) 18:49:48
助っ人担当 小鳥遊 大地は、メモを貼った。
(a32) 2022/10/19(Wed) 18:50:43

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

── 2d放課後 槙ちゃん ──

[苛立ちというより、やるせなさに近かった。
 だから、苛立ちに聞こえてしまったならそれは
 ただの八つ当たり。>>159

 いけないね、
 いけないよ。

 なのに君は、甘やかす。
 俺は君の大きな掌を、頭で受け止めた。>>160
 なんだかちょっと悔しくなって、

 槙ちゃんってさ、
 結構損するタイプでしょ、

 って、ささやかな憎まれ口を叩いたんだ。*]
(319) 2022/10/20(Thu) 0:39:09

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

―― 2d昼 with 白瀬さん ――

[ちょっと大分情緒不安定だったのは、
 認めよう。>>315
 悩みなんてなさそうに見えた?
 そんなわけないじゃん。

 俺これでも結構深刻よ?
 ……なんてね。]

 ごめんごめん。
 タイミング悪かったね。

[噎せる君に、謝罪を一つ。>>316
(320) 2022/10/20(Thu) 0:39:23

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 俺は、兄ちゃんのこと、好きだったよ。

[君の『嫌い』を否定しないように、
 俺は俺語りをしてしまう。

 好きだった・・・よ。
 
勿論今も好きだけどね。


 わざわざ過去形にされたそのワードに、
 君は何を思うだろうか。

 尋ねられれは多少は語ろうか。

 死んじゃったんだ、6年前に。
 大好きだったよ。
 本当に、大好きだったんだ。……って。]
(321) 2022/10/20(Thu) 0:39:40

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

[俺の意図なんて、
 君にはきっとわからなかったろう。
 だって俺自身、よくわからない。

 ただ、多分……
 姉ちゃんともっと話してみたら?
 
言葉が届くうちにさ


 ……言いたかったとしたら、
 そんなことだったんだと思う。

 君に対するコメントとして、
 正しいかどうかは別として。*]
(322) 2022/10/20(Thu) 0:40:22

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

── 3d ──

[人もまばらな朝の学校。
 俺は教室へは向かわずに、旧校舎へと向かった。

 手には、コンビニのビニール袋。
 あの夜、皆で辿った道を、
 今度は一人でなぞる。]

 ……や。
 逢いに来たよ。
 ──────幽霊さん。

[彼女は笑った。]
(475) 2022/10/20(Thu) 19:35:32

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 よ……っと、

[近くから、古びた机と椅子を拝借してきて、
 それを幽霊さんのそばに据え付ける。
 コンビニのビニール袋から、
 紙のお皿と紙コップを取り出した。
 それから表面に『昆布』って書かれたおにぎりを
 取り出してフィルムを剥いて、海苔を巻いて。
 紙のお皿に乗せる。
 紙のコップには、『天然水』ってかかれた
 ペットボトルから水を注ぐ。

 それらを、幽霊さんの前に置く。]

 ごめんね、さすがにお花はなくって。

[代わりにビニール袋から取り出したのは、
 花柄のハンカチ。

 即席の、お供えだ。]
(476) 2022/10/20(Thu) 19:35:48

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 

 ────ねぇ。話をしようよ。

[お供えを並べた机の、逆側に据えた椅子に
 腰かけて、俺は笑う。]

 
(477) 2022/10/20(Thu) 19:36:15

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 君はどうして、ここにいるの?
 この学校の、生徒だったのかな。
 それとも、学校には全然関係ない?

 俺はね、この学校の3年生。
 あと半年もしないうちに、卒業しちゃうの。
 
 君の名前はなんていうの?
 俺の名前は、小鳥遊大地。
 小鳥遊大空
そら
の方が、
 バランス良いと思わない?

 でも、それは俺の名前じゃないの。
(478) 2022/10/20(Thu) 19:36:30

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

[静かな旧校舎内に、俺の声だけが響く。
 幽霊さんの声は、俺には聞こえるけど、
 多分他に誰かいたとして、その人には聞こえなかった。]

 ふぅん、そう。
 ねぇ、なんで、願いを叶えてあげるなんて、
 君は言ったの?

[沈黙が、木霊する。
 しばらくして、俺はゆっくりと、笑った。]
(479) 2022/10/20(Thu) 19:36:44

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 言ったでしょ。
 俺は、君に『逢い』に来たんだ……って。

[『願い事』とはなんだろうか。
 さんざん考えた末、俺にはわからなかった。

 こんなやり方で叶えていい『願い事』なんて、
 どうしたって見つからなかったんだ。]
(480) 2022/10/20(Thu) 19:36:57

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 俺の話が聞きたいの?
 やっぱり、寂しかったんでしょ。
 でも、聞いて面白い話なんて、きっと無いよ。

[ふふ、と笑って問う。
 それでも良いの?って。]

 じゃあ、俺のとっておきの秘密、教えてあげる。
 つまんないから、って、寝ないでよ?

[語るのは、誰も知らないお話。
 誰にも、話したことはない。]
(481) 2022/10/20(Thu) 19:37:10

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 11歳のある夜、ふっと目が覚めたんだ。
 虫の報せ、ってやつかな。
 兄ちゃんがいなかったから、
 なんだか心もとなくなっちゃって。
 部屋から出たの。

 そしたらね、リビングが、なんだか
 おもったるい気配なんだよね。

 俺、そーっと近づいて、
 部屋の外の壁に、ピタってくっついた。
(482) 2022/10/20(Thu) 19:37:32

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 『約束だったろ、父さん、母さん。』
 『1/4の確率に賭けて、弟か妹かを産んでも良い』
 『でも、必ず、生まれてきた弟か妹かを
  俺より優先しなきゃいけないって』
 『賭けに勝っても負けても必ず』
 『だから、ダメだ、絶対』

 『仮にそれで俺が治ったとして、
  大地になにかあったらどうする?』
 『それも、一回とは限らないんだぞ』
(483) 2022/10/20(Thu) 19:37:52

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 あんまり深刻な気配だったから、
 俺、怖くなってそーっとその場を離れたの。

 その会話の意味が分かったのは、
 しばらく後になってからだった。

 つまりね、兄ちゃん。
 自分が助かるために俺に代償を払わせることを、
 嫌ったの。
(484) 2022/10/20(Thu) 19:38:09

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

[それはどこまでもつまらない話。
 兄ちゃんが、どこまでも俺を甘やかした理由。

 両親の中では、いつだって、
 兄ちゃんが一番で、俺はサブだった。
 善良な人たちだから、
 それを表に出すことはしない
 けれど、結局人間は心に逆らえない。

 それをわかっていたから、
 兄ちゃんは、兄ちゃんだけは、
 誰よりも俺を愛してくれた。

 11歳の俺から、
 骨髄を取る方法がなかったわけじゃない。
 でも、兄ちゃんは俺を愛しすぎてた。]
(485) 2022/10/20(Thu) 19:38:34

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 ねぇ。
 君に、『これ』あげる。

[ことん、と机の表面が音を立てた。]

 うん。
 良いんだよ。
 どんなに大切でも、
 『もう要らなくなった大切だったもの』って
 あるでしょ?
 そして、それが必要かなって人にあげるの、
 普通のことでしょう?

[俺は笑う。
綺麗に、笑えてるかな。


 指先で、机に置いた銀色のロケットに触れる。

 21gなんかには全然満たない
本当は、何にも入っていない
軽い遺骨ロケット。
 それは、俺が独りで
兄を亡くして
生きていくために、
 その準備をする間に必要な、補助輪のようなものだった。

 いい加減、卒業しなきゃいけなかった。]
(486) 2022/10/20(Thu) 19:40:27

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 良いんだよ。
 コレに、魂がこもっているわけじゃない。
 死んだ人は、どこにも残らない。

 でも……
 ココにいる。

[俺は、自分の胸の真ん中を指さした。]

 でもね、コレには確かに、
 兄ちゃんの魂は入っていないけれど。
 俺の、大切な気持ちは、存分に入ってるから。

[それは例えば思いやり。
 例えば執着。
 良い感情も、悪い感情もきっと、
 ただただ『大切』の気持ちを核にした、
 雑多な感情が詰め込まれている。

 しみ込んでいる。]
(487) 2022/10/20(Thu) 19:40:43

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 誰かを想う気持ちって、消耗品じゃないんだ。
 使っても、減る類のものじゃない。

 だから、良いんだよ。

[ねぇ、君には大切な人がいた?
 誰かの幸せを願った?

 俺はね、どうしても、
 君が悪い
存在
には見えないんだ。

 どっちかといえば、
 優しくて悲しい存在に見えるんだ。

 君は、ここで独り、誰を、何を待ってたの?]
(488) 2022/10/20(Thu) 19:41:00

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 

   俺の気持ち、君にあげるよ

  [大丈夫、俺はもう、独りで立てる]

 
(489) 2022/10/20(Thu) 19:41:51

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

『俺の弟に生まれてくれてありがとう』

『俺に、人生で一番楽しい時間をくれてありがとう』

『俺を、兄ちゃんにしてくれてありがとう』

『大地と出会えて俺は、幸せでした』

『俺がいなくなっても、泣くんじゃないぞ』

『俺はもう、抱っこしてやれないからな』

『父さんと母さんをよろしく』

『でも、自分自身の人生を生きなさい』
(490) 2022/10/20(Thu) 19:42:04

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

[兄ちゃんに愛されてたこと、
 もらった温もり、その言葉、

 もう一度思い出した>>411から、もう、大丈夫]
(491) 2022/10/20(Thu) 19:42:17

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 『願い事』?
 良いんだよ、俺は。
 あぁ、でも……
 お願いひとつ、してもいいかな。

[君が尋ねるから、俺は結局甘えてしまう]

 今日ここに、
 俺が大切に思う人が来るかもしれない。
 多分来ると思う。
 そしたら彼の願いを少し……
 助けてあげてくれないかな。
(492) 2022/10/20(Thu) 19:42:34

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

[彼の願いは結局分からずじまい
 でも、きっと切実な願いだ。]

 願いは叶えてあげて欲しい。
 でも、もし彼が帰ってくることを願うなら。
 明日や未来を願うなら。
 その手助けを、してあげて欲しい。
 ……帰ってきて、欲しいんだ。

[温もりが去った後の寂しさを、
 既に知っている俺は、
 喉が締め付けられるような気持ちになる。]
(493) 2022/10/20(Thu) 19:42:48

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 そうだな。
 帽子を被った男子が来たら、
 ちょっとだけ、思い出して欲しい。
 そんで……
 『明日の朝、屋上で待ってる』って言っといて。

[さぁ、25%の賭けをしよう。

 君は帽子を被ってくるか?
            
────50%

 君は、僕の伝言に応えてくれるか?
              
────50%


 オッズが適当?
 言わないでくれよ、知ってる。
(494) 2022/10/20(Thu) 19:43:14

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

[本当は、もっと手を伸ばしたい人はいる
 
 けど、手を伸ばして良いか分からなくて

 伸ばしあぐねた

 伸ばして良いなら、伸ばすよ君にも>>2:270
(495) 2022/10/20(Thu) 19:43:44

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

[俺がその場を去るまで、
 誰にも出会いはしなかった。

 それは、その朝誰も旧校舎に来なかったのか

 或いは気配を察して避けたのか

 もしかしたら、彼女の力だったのか


 それは、俺には分からない。**]
(496) 2022/10/20(Thu) 19:43:58
助っ人担当 小鳥遊 大地は、メモを貼った。
(a58) 2022/10/20(Thu) 19:48:08

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

── 2d昼 with 白瀬さん ──

 こちらこそ。
 聞いてくれて、ありがとう。

[真面目な子だと、思う。>>353
 俺と話したことが、君に何かの影響を与えるか。
 与えたとして、それが良い影響か、悪い影響か。
 分からなかったけど、わからなかったから。

 何か、良い影響になれば良いと思った。

 それは、願いというよりも祈りに近いもの。**]
(574) 2022/10/20(Thu) 23:53:30