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【人】 未亡人 アールアレフ>ハーレフへの返答、>>29>>30>>31に繋げて 「あぁ、そうなの。」 自由になりたい。魔神の彼女はそう笑う。 自分自身でありたいと真っ直ぐに言う。なんて眩しい。 「それでしたら、私達はよく似ているのかもしれないわね。」 私も、昔は親の、次には夫の、そして今は、この家の付属品だから。女とはそういうものだから。 それでも夫がいないから、私は他の女よりずっと自由に生きている。 似ているけれども私の方が、自由を手にしている。 それでも、可哀想とは思っても、私は私の願いを譲らない。 「私、あなたの考えていることがわかるわ。」 「私は、魔神にはならない。花がどんなに美しく咲いていても、見られなければ意味が無いのよ。」 (0) sacura 2019/06/15(Sat) 0:01:07 |
アールアレフは、おやすみなさい。 (a0) sacura 2019/06/15(Sat) 0:33:50 |
アールアレフは、夜に来るわ、お待ちになってね、オホホホ! (a7) sacura 2019/06/15(Sat) 16:12:19 |
【人】 未亡人 アールアレフ下男へ魔神の少女と子犬を呼ぶように伝えて、応接間に異国の花やフルーツを飾り付ける。 最近の流行は、狭い部屋の中にフェイクの樹を作り、そこに何種類もの花やフルーツを飾り付け、楽しむ仕掛けで、要は、金持ちの道楽である。 木の枝の先の葉を模して造られた皿に一口に切ったみずみずしい果実を。色とりどりの花に紛れさせて、精巧な花のゼリー菓子を。 ただおいしく美しいものを食べることに飽きた者たちだけの、食べ物を使った遊び。 きっと、あの子たちはこんなことしたことはないでしょう。 これからすることも、ないでしょう。 だから私は、彼等に与えて見たくなった、どんな反応をするのか。 喜ぶのか、憤るのか。 (21) sacura 2019/06/15(Sat) 20:00:39 |
【人】 未亡人 アールアレフ嫉妬を感じ取ってなお、仲良くなりたいという少女はあらゆる意味で無垢だから。 「魔神ちゃんはきっと喜んで飛び回るわね。でも子犬ちゃんは聡いから。」 きっと、とても複雑な気持ちになるのだろう。 もてるものが持てあましているところを見せつけることになるのだから。 子犬は、自分が持たないものをして、それがあるだけで幸福であるわけではないとわかる、賢い子だから。 賢いから、今まで無事であった、かわいそうでかわいい子だから。キャンキャンと吠えながらも、自分ではない肉親でもない、獣のために願える子だからいとおしいと感じる。 私にはとてもできないことだから。 足るを知らぬものだから。 私は二人を待ちながら、もてなす準備をする。 私が持つものを与えて、彼らの願いを退ける私が、私を後ろめたく思わなくてもよいように。 (22) sacura 2019/06/15(Sat) 20:04:44 |
アールアレフは、ハーレフの御髪をきれいに梳かしてあげた (a12) sacura 2019/06/15(Sat) 21:29:50 |
アールアレフは、乗ってくれるあなたたちを愛おしく思うわ (a13) sacura 2019/06/15(Sat) 21:30:47 |
【人】 未亡人 アールアレフ「楽しんでいただけたようでうれしいわ。」 嬉しそうにはしゃぐ魔神ちゃんに話しかける。 ほんとうに愛らしい。情報が出そろっても魔神にはできないことを、私は思いついたわ。誰も幸せになあれる方法を、わかってしまったわ。 あとは私のことを信じてもらえれば大丈夫。子犬ちゃんを、信じてくれても大丈夫。 「私、貴方達のことを好ましく思っているわ。それをね、伝えたかったのよ。」 知り合ったばかりだけれども、夫を亡くし、そのまま勝手気ままに生きる私を周囲は魔女として遠巻きに見て、それを見た子供たちも化け物として嫌う中で、現れた子たちのことを嫌いにはなれなかったみたい。 複雑そうな顔をした子犬ちゃんは見ないふり。 あなたが気づいたことに私も気づいているわ。 協力できればと思っている。できないことも分かっている。一方的に与えられることを知らない子犬ちゃんが、私を信じられないことをわかっているわ。 だから、戦いましょうね。 私はすべてがほしい。 何もあきらめない。 (27) sacura 2019/06/15(Sat) 22:01:13 |
アールアレフは、オホホホホホホホホオホホホホホホホホ! (a17) sacura 2019/06/15(Sat) 22:15:38 |
アールアレフは、可愛い子犬ちゃんには美味しいお肉もあげましょうね。……銀獅子に分けられるくらい沢山。 (a18) sacura 2019/06/15(Sat) 22:16:21 |