23:08:17

人狼物語 三日月国


28 【恋愛RP】星降る宴の必然を【R15】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


一日目

村人:15名、人狼:1名

【人】 次期国王 シュテルンポレール

とても緊張するよ。

民は、見つけてくれるのかな。
素敵な宴を楽しんで。
(0) 2020/05/13(Wed) 0:00:05

【人】 第一王女 ユウェル

―タナバタ・ウノ
(1) 2020/05/13(Wed) 0:00:25

【人】 仕立て屋 アルジャーノン

ー時は前後しー

[紳士の丁重な申し出は、店主へ大層ストレートに伝わるだろう。]

やや、これは失礼致しました。
タナバタの運命に導かれたお二人を旧知の仲などと勘違いしてしまいまして。
これからのお二人の門出をお祝い致します。ウェディングの際は是非お声掛けくださいな。

[ぺこり。
大きなお辞儀をすると、店主は続ける。その目は今までにない光に満ちており。]

旦那さま?お召しの礼服も奥さまのドレスも。
どちらも洋服は喜んでおりますので、紛う事なき一丁羅でしょう。
お似合いのお二人と二着と存じます。

[ぐい。じろり。と、目をぐるり。
紳士の目にはどう映るだろうか。]

まぁ。まぁ。
動きやすく軽い、伸縮性のある仕立てですね。
あい、承知です。
やはりシルクですね。
暫しお時間頂きますので、明日の朝またお越し下さいな。
靴もそちらに合わせて用意しておきましょう。
ああ、お代わりはセルフサービスで。お願いしますね?

[ティーポッドをサイドチェストへ置くと、淑女の設えと集中する。
紳士が夢現から覚めなければ、毛布をかけてあげようか。]*
(2) 2020/05/13(Wed) 0:02:17
アルジャーノンは、>>2 はみ出し失礼致します(陳謝)
(a0) 2020/05/13(Wed) 0:03:01


【人】 平騎士 バジル・クレソン

─ 星の祭り、一日目 ─

[前日祭と違い、今日は本祭。
 昨日より一層と賑わうことだろう。

 自分は今日も仕事だ。
 朝からまた、巡回中。**]
(3) 2020/05/13(Wed) 0:07:02
平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a1) 2020/05/13(Wed) 0:08:59

機関設計士 スタンレーは、メモを貼った。
(a2) 2020/05/13(Wed) 0:13:38

仕立て屋 アルジャーノンは、メモを貼った。
(a3) 2020/05/13(Wed) 0:14:13

(a4) 2020/05/13(Wed) 0:18:15

【人】 星読博士見習 ハニエル

[朝が来た。

郊外にある宿舎周辺の商店街は、既に人通りが多い。
夜のような華やかさはなくとも、
商人達が忙しなく動いて、店を構えていた。

星読みの見習生達も、せっかく貴重な祭日を無駄にしたくないのだろう、いそいそと宿舎を出て街に繰り出してゆく。]

さて、僕ももう少し歩いて、
まずは街中に行ってみようか。
(4) 2020/05/13(Wed) 0:19:15
星読博士見習 ハニエルは、メモを貼った。
(a5) 2020/05/13(Wed) 0:21:12

【人】 詐欺師 アダム


  ―― 前日:ダニエル・ゴードン ――



  あら。
  貴方の舌の回転も見事だと思うわよ。


[ よく回る舌。>>0:186
  そう、アダムはこの舌先で生き抜いてきた。

  自らの正体を看破されているとは
  夢にも思わないが。
  それでも、どきりと心臓を跳ねさせながら
  素知らぬ顔で笑って見せて。 ]
 
(5) 2020/05/13(Wed) 0:30:36

【人】 詐欺師 アダム


[ どうやらこの場ではユカタは手に入らないらしい。

  少々思い込みは激しいようだけど
  仕立ての腕は確かなようだ。
  直しの終わったドレスを
  満足げにその手に抱えたのなら。

  店主の言葉に頷いて、
  明日の再訪を約束する。

  ドレスに不釣り合いな
  男物の履物を差し出されたことには
  思わず、目を丸くして。>>0:197

  これまでアダムの周りにいた男達は
  彼女が靴を欲しがれば、
  すぐに流行りの品を用意する者ばかりだったから。 ]
 
 
(6) 2020/05/13(Wed) 0:30:54

【人】 詐欺師 アダム



  ……そうね。
  腕の良い仕立て屋本人が履いている靴こそが

  世界で一番
  履き心地の良い靴に決まっているわね。


[ そう言って、口元で笑みを作り。
  ありがたく拝借することを告げる。 ]
  
(7) 2020/05/13(Wed) 0:31:20

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

―休みの朝はゆっくりと―

[朝になった。今日は……]

本祭。王女はちゃんと儀式に取り組むかな。

  [隊長までになれば、たまに王女に謁見することもある。
   だからこそ、
   なんとなくこの人は…と思うこともあったわけで。
   今日は、服を変えようか。
   髪をまとめて、カーキーのブラウスと白のパンツにでも。]

昨日も白のブラウスだったかな……
まぁ、いいさ。
   
  [今日は、何を食べようかな。
   何か見世物があるかな。
   朝食を食べたくなって、街に出ることを決めた。*]
(8) 2020/05/13(Wed) 0:31:57

【人】 詐欺師 アダム



  では、また明日。

  そちらで寝息を立てている
  私の旦那様をよろしくね?


[ それから、ソファで眠る名も知らぬ男を>>0:187
  揶揄うような目線で見送って。
  アダムは店を後にした。 ]*
 
(9) 2020/05/13(Wed) 0:31:58

【人】 調香師見習い ノア

─ 調香店『ディアス』 ─


『………これは、
私がお願いしたものではありませんね。』


[金平糖を手に苦虫噛み潰したような気配。
長身長髪。銀色の髪を後ろにひとつに結んだ師匠の
衣装は私と反対でいつも白を基調としている。

今までも師匠は事あるごとに
もう少し優しい色はどうかと、黒色ばかり纏う
私に勧めてきていた。]

…2回、お店には行ってみたのですけれど、
今日はお休みだったみたいで──

『馬鹿なっ!!』






[突然の張った声に息が詰まる。
怒りの矛先がアルジャーノンさんに向かっていることは
火を見るより明らかにわかって、
私は慌てて言葉を続けた。]
(10) 2020/05/13(Wed) 0:33:08

【人】 調香師見習い ノア


えっと、そ、その、そもそも私は別にお祭りだからと
服装を変える気がありませんでしたし…
というか、最初から師匠がひとりで
盛り上がってたというか…

着ても私、自分の姿、わからないし…


『ノアさんは運命の人と逢わないつもりですか?!
  結ばれないつもりですか???』



…い、意味がわかりませんけれど…



[そんな遣り取りをした昨夜はタナバタ祭りの前夜祭の
雰囲気宜しく?慌ただしく過ぎて行った。*]
(11) 2020/05/13(Wed) 0:33:51
(a6) 2020/05/13(Wed) 0:35:54

ハニエルは、オフ
(a7) 2020/05/13(Wed) 0:38:43

少女 ルーシュは、メモを貼った。
(a8) 2020/05/13(Wed) 0:42:03

仕立て屋 アルジャーノンは、メモを貼った。
(a9) 2020/05/13(Wed) 1:02:22

【人】 踊り子 マチ

─ 回想:前夜祭 広場にてスタンレーさんと ─

[私の問いかけに、スタンレーさんは腕を組み考え込む。その横顔を私はそっと見つめた。

少しして彼は蒸気機関の模型やおもちゃを提案した。>>1:190]

ふふふふ

[心が暖かくなった。彼の頭は機関車のことでいっぱいなのかもしれない。真剣に提案する姿にもっと彼の仕事の話を聞きたくなった。]

リアムもリナも機関車に乗るのが好きだから、きっと喜ぶと思う。でもどこに売ってるんだろう…。お店もたくさん出てるからあるかもしれないけど…。明日の祭典にはリアムもリナも来ると思うから、その時にでもまた見つかるといいな。

[今日はたこやきを買って帰ろう、そう思った。

彼の雰囲気に私も心が緩む。]

あのね、私あそこに見える特設ステージで、祭典の日の夕頃に舞を踊るの。特別な曲、特別な衣装、上手く踊れるといいな…。

[少し俯きながら話した。*]
(12) 2020/05/13(Wed) 1:02:49

【人】 詐欺師 アダム


[ そして翌日、約束通り仕立て屋を訪れたら。
  ユカタは無事着られただろうか。
 
  ユカタに身を包んだアダムは、
  鏡の向こうにいる
  普段と異なる装いの自分に、気を良くする。

  これなら昨日の男達に見つかっても。
  アダムだと気付かれないだろう。

  ふ、と思いついたように。
  結い上げた髪をまとめる“簪”に
  自身の髪飾りを巻き付ければ、
  店主に礼を言って店を後にして。

  からん。
  髪飾りを風に棚引かせると、
  聞き慣れない、“下駄”の音を響かせながら
  アダムはブーヨプスキュリテ国の地を蹴った。 ]**
  
(13) 2020/05/13(Wed) 1:06:42
マチは、訂正>>12>>1:190>>0:190
(a10) 2020/05/13(Wed) 1:07:37

【人】 調香師見習い ノア

─ 回想『ゆきのや』 ─

 
…遅くにすみません。


[店に顔を覗かせながら、声をかける。
姿を見せたのは、この店のおばあさんだっただろうか、
それともお孫さんのほうだっただろうか。]

金平糖、買いに……
タナバタ祭りのお土産には人気だって
以前伺ったのを思い出して

[おまかせしますので、ギフト用にいくつか
見繕って貰えないだろうかと依頼する。

そうして見てるうちに、ついでにと思い立って、
師匠の分>>10も購入したのだった。*]
(14) 2020/05/13(Wed) 1:10:18
詐欺師 アダムは、メモを貼った。
(a11) 2020/05/13(Wed) 1:12:20

【人】 仕立て屋 アルジャーノン

−夜半−


[後は朝の卸を待つのみとなった紳士>>0:187 淑女>>13のオーダーを済ませた店主は、汗ばみ始めた身体を冷まそうとカラリ。戸口より表へ。]

んんん…!タナバタが始まるとやはり、夏ですね。
今年のタナバタは……

あっ…


[嬉しそうな二着の『服の声』に釣られてしまっていた店主は、今日の仕事が未だ終わっていない事を思い出す。
風のように店内へ戻ると、年季の入った巨大なアタッシュケースを手に取り駆け出す。
昨日の来訪者がまだ寝行っていれば、騒々しさに目を覚ますかもしれず。>>187
(15) 2020/05/13(Wed) 1:16:21

【人】 仕立て屋 アルジャーノン

−調香店『ディアス』前−


[方向音痴な店主が街の調香店に辿り着頃には、日も登り始めるだろうか。
肩で息をしながら、不躾なノックをすんでのところで手を止めて]

んんー、流石に寝て…ますよね?

[いつもこうだ。息をしていた肩は心情を表すように、上がってこない。
伺い事は次の伺い事とともに忘却の彼方、というのは悪い癖だがなんともなおらない。店主は誰にともなく髪掻きながら]

ディアスさん、ノアさん、すいません。お代はお返ししますから…


[注文のドレスを丁寧に折りたたんだアタッシュケースを玄関に置き、ポッケを漁る。
エプロンもひっくり返した結果出てきたのは、ドレスの代金どころか一食分程の金貨と、言葉通り一食分のロリポップのみ。]

ちょっと?足りないですかね?

[エプロンから太く削り出したチャコペンを取り出すと、おもむろにアタッシュケースへ書き殴る]

『お待たせ致しました。遅れたお詫びに、こちら→をどうぞ。
メリー・タナバタ
 アルジャーノン』

[矢印を引いた先に金貨とロリポップを丁寧に並べると、合掌の姿勢を取ったのち帰路につく。
メリー・タナバタなどという造語が通じるのか?家主が気付くまで荷物はそのままにあるのか?それは神のみぞ知る事で。]

[一つ言える事は、店主の誂えた少女のドレスは、ディアス氏の思惑に沿うか沿わぬかは分れども−−−
深みのある藍色に星河の様なラインストーンを散りばめた、彼にとってのマスターピースであるということだけ。]*
(16) 2020/05/13(Wed) 1:41:42

【人】 調香師見習い ノア

─ お祭り当日 ─

[部屋の窓から柔らかく射しこむ朝陽。
肌に感じる微かな温もりに
今日はいい天気なのだと悟る。

いつもの服に着替えながら、
師匠の機嫌が治っていればいいのにと思った。]


……おはようございます。



[朝食の用意がされているキッチンに顔を出す。
お世話になっているのだから、
ご飯の用意くらいはと思っているのだけれど
練習はさせてくれても、なんだかんだ
私が家事をすることを拒まれている。

ナミさんという女性がその辺りのお手伝いに
来て下さっている。]
(17) 2020/05/13(Wed) 1:57:14

【人】 調香師見習い ノア


…あれ、師匠は?


[ナミさんに尋ねると、未だ眠っているという。
昨日のこともあったので気になって、
師匠の寝室に向かった。]



……………本当に、寝てる。



[ぐっすり、すやすや。
聞こえる寝息に微笑が零れる。

師匠がアルジャーノンさんに依頼した衣装の詳細を
私は知らない。
けれど、昨日の様子から余程
楽しみにしていたのだろうことはわかった。]
(18) 2020/05/13(Wed) 1:57:16

【人】 調香師見習い ノア


朝早くは、開いてないかな……


[朝食を食べながら考える。
師匠が起きてくる前に受取に行くことも
頭を過ったけれど、ディアスに誰か来るかもしれないし。

師匠には休める時はたくさん、休んで欲しいし。

あれやこれやと考えて、家の玄関前、>>16
金貨とロリポップを添えて届けられた
ドレスの存在に気付くのはもう少し後のこと。**]
(19) 2020/05/13(Wed) 1:57:18
調香師見習い ノアは、メモを貼った。
(a12) 2020/05/13(Wed) 2:21:28

調香師見習い ノアは、メモを貼った。
(a13) 2020/05/13(Wed) 2:30:15

到着:モブ 田中太郎

(a14) 2020/05/13(Wed) 7:56:55

【人】 平騎士 バジル・クレソン

─ 回想:綺麗なお姉さんと ─

[嫌な気持ちにさせたわけではないとわかれば
 ほっと息を吐いて笑顔を見せる。
 自分の素直な感想を受け取って貰えたのなら
 それ嬉しいことだから>>198]

  甘いもの好きなんだ?
  網羅はすごいね。

[そう言うということは、
 余程甘いものが好きなのだろう。
 自分も好きではあるが
 網羅していると言えるほどではない。]
(20) 2020/05/13(Wed) 8:23:21

【人】 平騎士 バジル・クレソン


  俺はんー、結構なんでも好きかも。

[好きな甘いものと言ったらゆきだんごだけれど
 ケーキとなると割とどれでも。

 彼女の髪を耳にかける仕草に
 なんだかどきっとしつつ。
 それぞれ違うものを頼めば席に着こう。

 それから甘いもの談義でもしただろうか。
 名前も知らない貴女と過ごす時間は
 不思議と和やかで。

 思い切り楽しんでいたことは
 その表情から察されていたかもしれない。*]
(21) 2020/05/13(Wed) 8:23:50

【人】 平騎士 バジル・クレソン

─ 現在:祭りの中で ─

[さて、巡回中の男は
 
 何故か犬耳を頭に着けていた。]

  うーん……、ちょっと恥ずかしいような。

[それは今朝のこと。
 開店準備に手こずっているお店を
 助けたところから始まった。
 
 そのお店はアクセサリーというか
 ちょっとした服飾を扱うお店で。
 お礼にと貰ったのがこの犬耳である。]
(22) 2020/05/13(Wed) 8:43:26

【人】 平騎士 バジル・クレソン


[最初は遠慮しようとした。
 けれど祭りの雰囲気だとか
 騎士には柔らかいイメージも大事だとか
 そんな感じで押し切られて。

 今に至るのである。]

  まあ、いいかぁ。

[元来あまり見た目には拘らない質。
 少し頭のもふもふを触っては手を下げて。

 そろそろお腹空いたなと、
 出店を物色中。*]
(23) 2020/05/13(Wed) 8:43:32
平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a15) 2020/05/13(Wed) 8:45:28

【人】 踊り子 マチ

─ 家にて ─

[「たこやき美味しかったなぁ。」

リアムとリナは昨日買って帰ったたこやきをとても気に入ったらしい。

今日は祭典の当日。もう少し緊張してるかと思ったけれど、私は落ち着いていた。スパンコールを散りばめた今日の舞台で着る衣装はほぼできあがっていたけれど、背中の、腰から首の辺りまであるレース生地に繊細なものがほしくて、仕立て屋さんのアルジャーノンさんの元へ訪れようと決めていた。

リナの髪を結いながら、祭典に遊びに行くという2人にくれぐれも気をつけるように話す。綺麗に結った髪の最後に風にゆらゆらと揺れるような赤色のリボンをつける。リナは目をきらきらさせ、満足気だった。

今日の衣装を持って、私は家を出た。*]
(24) 2020/05/13(Wed) 9:02:01

【人】 機関設計士 スタンレー

─ 回想:前夜祭 広場にてマチと ─

>>12 マチ「ふふふふ」と、マチの笑い声に我に返って、スタンレーは、そばかすを薄っすらと赤くした。]

「あ、いや、すまん。全部、俺の趣味だったな…。」
[照れ臭そうに、ぽりぽりと頭を掻く。]

「おー!リアムもリナも機関車に乗るのが好きなんだな!嬉しいなぁ。」
[スタンレーは、子供のように無邪気に笑った。]

「おもちゃの屋台も出てると思うが…、良かったら、明日一緒に探そうか?」
[「タナバタのデート誘う」という下心は毛頭なく、お節介で親切な彼にとっては、ごく自然な提案だった。]
「あ、もちろん!他に過ごしたいやつがいたら、別の話だが…。」
[口に出してはじめて、タナバタは恋の祭典ということを思い出す。ーまるでデートの誘いみたいじゃないかーと気恥ずかしくなり、慌てて取り繕った。]

[マチは、ふとベンチから見える特設ステージの方を見つめる。「上手く踊れるといいな…」と、彼女は少し俯く。その彼女の様子から、スタンレーは、緊張と不安がない混じりであるような印象に受け取った。]

「大丈夫!マチはやり遂げる!俺は、マチの舞好きだな。大丈夫、自分を信じろ。」
[スタンレーは、マチの顔を覗き込んで柔らかく笑った。]*
(25) 2020/05/13(Wed) 9:02:53

【人】 踊り子 マチ

─ 回想:前夜祭 広場にてスタンレーさんと ─

[「あ、いや、すまん。全部、俺の趣味だったな…。」>>25

そっと見つめていたスタンレーさんの顔が赤くなった気がした。2人が機関車が好きだと話すと、今度は子供のように無邪気に笑う。ころころ素直に変わる表情に愛おしい人だなぁと感じた。]

スタンレーさん、ありがとう…。明日の朝は用事があるのだけど、お昼頃、リアムとリナと落ち合う予定なの。一緒に探してくれるなら嬉しい…。もちろん予定があえばなので、なければ3人で探すことにするの。

[そのあとは舞台の本番が待ってる。不安を漏らした私に、今度は彼は力強く声をかけてくれた。私は強く柔らかな彼の顔を見つめると自然と笑みがこぼれた。*]
(26) 2020/05/13(Wed) 9:24:29

【人】 機関設計士 スタンレー

─ 回想:前夜祭 広場にてマチと ─
>>26 マチ
[「一緒に探してくれるなら嬉しい…。」>>26
「よし!じゃあまた正午に、この広場で落ち合おうか。リアムとリナと会うのも久しぶりで楽しみだな。」

[「自然と笑みがこぼれた。」マチの顔に笑顔を確認し、スタンレーは安心する。
マチの舞は、本当に綺麗だ。宴の席では、酒も飲まずに、ずっと見惚れていたことを思い出した。]

「おれも、舞、見に来るよ。」

[そろそろ、日も暮れてきた。名残惜しいが、家に戻る時間になっていた。]

「すっかり、話し込んでしまったな。楽しかったよ。引き止めてしまって、悪かった。俺は、そろそろ帰ろうと思う」*
(27) 2020/05/13(Wed) 9:39:00
踊り子 マチは、メモを貼った。
(a16) 2020/05/13(Wed) 9:52:37

【人】 機関設計士 スタンレー

ー 一日目:自宅 ー
[スタンレーの好きなものの一つに、コーヒーがある。
砂糖なしミルクはティースプーン一杯、がこだわりだ。

今日は、若干寝坊した。
しかし、後夜祭まで仕事は休みだから、問題はない。

ーマチと約束した正午まで時間があるから、今日は、工具を見に行くか。ー

屋台の種類は様々で、異国の工具が売り出されることもあった。そろそろ、分度器も新調したい。

スタンレーは、ゴムを口に咥え、鏡の前に立ち、後ろ手に髪を束ねる。
髪を束ねる行為は、仕事の邪魔にならないようにという目的もあるのだが、彼の習慣になっており、休みの日も常に後ろで結んでいた。

ゴムには、「b5410」と書かれた青銅色の髪飾りが付いている。
実は、彼が初めて手がけた機関車のナンバープレートだ。
「b」は、彼の姓ブルーから採用されている。

身支度を整えて、彼は家を後にした。]*
(28) 2020/05/13(Wed) 10:03:01

【人】 無口な使用人 ジゼル

  
タナバタ祭り一日目

[ チチ…と言う小鳥の鳴き声が窓辺に小さく響いて目が覚める。

朝の光がカーテンの隙間から差し込んでいて、瞬間的に寝過ごしてしまったとがばと身を起こした。]


 (…あ、そうか、タナバタ祭りだから旦那様も奥様もいらっしゃらないんだった)


[ 特に休みを欲しないジゼルを気遣ってか、ユンカー夫妻は、しばしば二人で出かけていく。

今回も、王都の方へ出かけてくるのだと仲睦まじい二人は昨夜彼女にそう言った。]

   
  『ジゼルも一緒だと嬉しいのだけれど。ねぇあなた。』


[ そう何度も何度も誘ってくださる奥様が本当にありがたくて、それでもやっぱりお断りしたのは少し前のこと。


簡単に身支度を整え、自分のためだけにお茶を入れる。とても贅沢な気分になった。]
(29) 2020/05/13(Wed) 11:31:55

【人】 無口な使用人 ジゼル

  
昨日の回想

[ 昨日、ノアと別れて、ディアスに駆け込んだ私に、長身の店主は、珍しく遅かったじゃないか、まさか早くもデート!?なんて言って悪戯っ子の少年のように笑いながら、手早く商品をまとめて、渡してくれた。

小さな香水が、ふたつ。キャンドルと、可愛い小瓶のアロマオイル。

奥様から預かっていたお代をカバンから出してレオンハルトさんに渡す。]


(そうです、デート。もちろんノアと)


[ と私も口を動かしてにっと笑う。

ノアはアルジャーノンさんのお店にお使いがある、と>>0:164
言っていた事を思い出してそれも伝える…口の動きと、身振りで。]


(男性もいたわ、って言ったら、レオンハルトさんどんな顔をするかしら…)


[なんて考えたら、笑いが溢れそうになるのを隠すのにとっても苦労した。

そういえば、ノアの、アルジャーノンさんのお店の御用は、もしかしたらレオンハルトさんがノアのドレスをお願いしていたのかもしれないな、と私はふとそんなことを考えて、ほんわりとした気持ちになったりもして。

そしていつものようにぺこりと頭を下げてお店をあとにしたのだった。]*
(30) 2020/05/13(Wed) 11:38:36

【人】 少女 ルーシュ

―街中/朝―

今日はどうしようかしら、甘いのとしょっぱいのと…………もう、かわいいお店も見たいのに!

[どうして食べもののリクエストしかないのかしら。

両親から祭りのおつかいでも頼まれたのか、少し拗ねた顔をして少女は街中を進む。
昨日だって前夜祭で多くの屋台が出店していたが、本祭の今日は更に数を増し国中に所狭しと並んでいるだろう。

そもそも国をあげての祭りであるから、前夜祭の分の露店に限っても1日で全てを回るのは難しい。そこまで広くない領地に他国からの観光客まで来ては、人々は店と互いとの間をうまくすり抜ける試練のようでもあった]
(31) 2020/05/13(Wed) 11:54:49

【人】 少女 ルーシュ

これは朝から来て正解だったわ。でもカップルは目に毒よ……。

[それでも夜には人、人、人で溢れ返る街よりは、今の早い時間はまだましだ。代わりに同じように混雑を避けた
恋人たち
の比率があがっているのだが。
夜は混んでてはぐれちゃうから朝に行こう、ずっと手を握ってるよ。夜はどうするの?どうするって、僕の家。来るでしょ?

こんな会話が行われた上で道行くカップルたちは、もはや祭りよりも恋人との夜を想像して熱く愛を語り合っているのであった]
(32) 2020/05/13(Wed) 11:58:12

【人】 少女 ルーシュ

でもこれだけ人が居れば、わたしにも見つかるはずよ。運命の人。

[恋を知らぬ少女は道に恋人の多い理由も解らず、ひとり意気込んだ。人形の首に星のネックレスを揺らしながら。]
(33) 2020/05/13(Wed) 11:59:29

【人】 無口な使用人 ジゼル


 (さて…どうしようかな。)


[ カップを持って贅沢な気持ちになったのは本当のことなのに、お茶を飲み干すとすぐに何をどうして過ごせばいいのか困惑してしまう。
いかんせん、休み、という状況に慣れていないのだ。]


 (とりあえず、広場の方に行ってみようかな。
せっかくのお祭りだし、屋台を見てみたいかも。)


[ 昨日スタンレーさんが食べていた不思議な丸い食べ物が実はちょっと気になっているし…>>20と思い出した。]


(熱そうだったから、飲み物は必要ねきっと。)


[ 涙目になっていたスタンレーさん>>35が目に浮かんでちょっと笑う。そして グレープジュースdrink を水筒に入れた。]
(34) 2020/05/13(Wed) 12:08:20

【人】 無口な使用人 ジゼル

[ 途中アデルに会ったらビスケットをあげようと思ってそれもカバンに入れる。残りが僅かだ。]


 (あ、そうね。ゆきのやにも行こう。)


[ 祭りの時期、店内所狭しと並ぶ色とりどりの金平糖を思い出したら、ふと昨日の、星を勉強している、と話してくれた若い学生のハニエル>>0:131が頭に浮かんだ。

そして重ねて昨日ノアは、私がハニエルと話せるように、ノア自身は少し会話から引いてくれていた事にも>>0:138、情け無いことに今更気がついて、あああああ…と頭を抱える。


(…ゆきのやで、金平糖を買いましょう。優しいノアに。それからまた会えたら、ハニエルに。)


    星の飾りが隠された宝箱。
    祭りの間にそれを見つけた人は運命の人に巡り合う。
    あるいは思い人と結ばれる。


[ あるのかしらね。ほんとにそんなことが。
ジゼルは家を出て、広場からゆきのやへ向かう。]


(今日は銀髪のお孫さん、いらっしゃるかな…)

[ いつも笑ってしまう>>0:157を思い出しながら。]*
(35) 2020/05/13(Wed) 12:21:07
無口な使用人 ジゼルは、メモを貼った。
(a17) 2020/05/13(Wed) 12:25:38

【人】 詐欺師 アダム


[ アダムは意気揚々と街を歩いていた。
  ユカタの効果だろうか?

  結い上げた髪から覗く白いうなじ
  清楚さと華やかさを兼ね備えた装いに
  道行く男達の視線も上々だった。

  仕事も上手く行きそう。
  にんまりと口元で三日月を作ったが、
  違和感に気づいて足を止める。 ]


  ……あちゃ〜


[ 見れば、足の裏は薄らと赤みを帯びていた。
  下駄、と言ったか。
  どうやら慣れない履物で靴擦れを起こしたようだ。 ]
  
(36) 2020/05/13(Wed) 12:32:00

【人】 詐欺師 アダム


[ アダムの足は今でこそ滑らかに整えられているが

  生きることを知らなかった幼少期。
  貧しい国で親を知らずに育ったアダムは、
  堅いパンを両手で抱えながら
  ドブの臭いがする地下水路を
  裸足で必死で駆けたこともある。

  だから、このくらいの負傷なら慣れたもの。
  
       ただあの時代に戻りたくはないと、
                  強く思う。 ] 

 
(37) 2020/05/13(Wed) 12:32:10

【人】 詐欺師 アダム


[ 痛みに顔を顰めながら
  広場に辿り着くと、水場を探す。
  それから足を晒し、患部を水で洗い流した後は、

  どこかに傷を覆う手頃な布でも売っていないかと
  視線を彷徨わせた。 ]**
 
(38) 2020/05/13(Wed) 12:33:03

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−少し前・若い青年と−

友人たちが、教えてくれたり買ってきてくれたり、
だから、殆どのお店は知っているよ。

[少し驚かせてしまっただろうか。
入団当初からずっと休みのたびに巡っていた。
お陰様で、同僚たちの間でも、
スカーレット・アルジャンは甘いもので靡く
などと言われたものだ。靡くわけがないだろう。
楽しく会話をしていると、甘いものに視線を奪われる。
不躾だとは思うが、彼が食べているものが
一口欲しくなった。
初めて会った、しかも同僚の部下であろう人物に
こういうことを頼むか悩んだが、
背に腹はかえられない]

君のケーキ、一口…貰ってもいい?

[勿論、彼が望むなら自分のチョコレートケーキを
さし出そう。それで等価交換というものだろう。
彼女の一言に、彼の反応はどういったものになるのだろう*]
(39) 2020/05/13(Wed) 12:37:19

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−広場を歩いていると−

[朝の光は気持ちがいい。
色んなところで、万歳の声が聞こえる。
偶に、反旗を翻そうとする輩もいるが、
それを取り締まり、正していくための提言をすることが
騎士団の役割にもなる。

朝食を物色していると、
何やら不思議ないでたちをした女性が目に入った。>>38
どこか、ぎこちない。衣服に乱れはないが、
もしかして、 転んでしまったのだろうか]

どこか、怪我をしてしまいましたか、レディ?

[何かを探しているような視線の向け方だった。
困っていることがあるなら、手伝いをしよう。
そう思って、彼女は淑女に声をかけてみた。*]
(40) 2020/05/13(Wed) 12:53:19
(a18) 2020/05/13(Wed) 12:55:51

【人】 平騎士 バジル・クレソン

─ 街中で ─

  あ、ルーシュ。
  おはよう! 今日は遊びに来たのかな

[顔見知りの少女を見かければ
 手を上げて挨拶をする>>31
 その拍子、魔法のかかった犬耳がぴこっと動いた。

 森の中で暮らしているという彼女。
 前に困っている時に助けたことが
 あったかなかったか。

 見かけたら声をかけるくらいには
 気にかけている子だ。]

  気のいい人が多い国だけど
  ちょっとガラの悪い人も今はいるみたい。
  気をつけてね。

[そう忠告をなんかもして。]
(41) 2020/05/13(Wed) 12:59:42

【人】 平騎士 バジル・クレソン


[目の端に星がきらりと揺れる。
 あの人形は前からネックレスなんかつけていたか。]

  綺麗だね、それ。

[手を伸ばせばネックレスに触れようとする。
 そういえば星の飾りの話なんかもあったか>>0:n0

 自分には関係ないことだろうな。
 軽く人形を撫でて苦笑した。*]
(42) 2020/05/13(Wed) 12:59:49

【人】 詐欺師 アダム


[ 傷と睨めっこしているアダムに
  ふっと影がかかる。 ]


  ……綺麗


[ 顔を上げ、そこに立つ人に対して>>40
  アダムは思わず呟いていた。

  その人は、格好こそシンプルな装いだが、
  それが女性のストイックな魅力を
  引き出しているようで。

  アダムも男性からの美辞麗句には慣れているが
  自分の美は化粧品や日々のスキンケアのたまもの
  時間もお金もばっちり掛けている。

  目の前の女性は何というか
  素材の美しさで輝けるタイプだ。 
  そう、判断したのなら―――― ]
(43) 2020/05/13(Wed) 13:19:48

【人】 詐欺師 アダム



  ……ずるい人ね。


[ くすり、小さく笑ってから
  何でもないと首を横に振る。 ]


  足を擦ってしまったの。
  でも大丈夫。

  水で洗って清潔な布でも巻いておけば
  問題ないから。


[ 朝の清浄な空気が似合うその人に。
  闇でしか生られない女は、微笑んだ。 ]**
 
(44) 2020/05/13(Wed) 13:19:53

【人】 平騎士 バジル・クレソン

─ 回想:甘い香りの漂うお店で ─

[男の食べていたものは
 タルトの上に甘い生クリームを搾り
 その上にブルーベリーを乗せた
 ブルーベリータルト。

 それを食べたいと言われたから
 きょとんと目を瞬いて。
 その後笑顔を見せた>>39]

  どうぞ。

[皿を少し彼女の方に寄せて食べやすくする。
 友達とケーキ屋さんなんて行かないから
 なんだかこういうことは新鮮だ。

 彼女のものを分けて貰えると聞けば
 少し考えて、照れながら頂くだろう。
 異性で分け合うことだって、あまりしたことがない。

 ゆきだんごは食べかけでは無いからまた別だ。
 分けるのは男とおばあさんとだし。]
(45) 2020/05/13(Wed) 13:29:11

【人】 平騎士 バジル・クレソン

 
  じゃあ、そろそろ俺は行くね。
  手伝ってくれてありがとう。

[ケーキを食べ終われば席を立とうとする。
 大分休んでいてしまったから
 そろそろ巡回を再開せねばならない。
 楽しい時間は終わりだ。

 お店の人にも礼を言って。
 さて、彼女はどうするだろうか。
 なんにしても、ケーキ屋さんを自分は後にする。*]
(46) 2020/05/13(Wed) 13:29:51
平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a19) 2020/05/13(Wed) 13:31:11

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−広場にて淑女と−

貴女も、とても美しいですよ。
異国の服、でしょうか?

[綺麗、と言われるとふっと笑ってみせる。>>43
目の前の淑女は美しいというのに、
スカーレットに対して綺麗といったのは
果たして本心か建前か。気にしないでおこうか。
彼女の服装は、誰かに仕立ててもらったもの?
とても彼女に似合っていた。
とはいっても、痛みを伴っているのなら見過ごせない]


ずるい、ですか?


[彼女の言葉に少し首を傾げていると、
彼女は、首を横に振った。 >>44
やはり、足を痛めていたようだ。
目の前のレディは大丈夫、というがそうともいかない。
スカーレットは、思い立ったように
バッグの中を探し、バンダナを取り出す]

ハンカチの代わりにと持っていた分です。
そこのベンチまで、歩けますか?

[清潔であることを伝え、
どこか彼女が腰を下ろすことができる場所、と
近くにあるベンチを見つけて、
彼女に良ければ、と手を差し出す。*]
(47) 2020/05/13(Wed) 14:00:21

【人】 調香師見習い ノア

─ 調香店『ディアス』 ─ 


[朝食を終え、店内のアロマクラフトの補充をしていると
玄関先の掃き掃除をしていたナミさんが
何やら大きな荷物を持ってやって来た。]


…え、アルジャーノンさん、来られていたのですか?


[アタッシュケースに書かれていた文字を教えられれば、
瞬き驚いて、ナミさんに尋ねる。
聞けば、おそらく、との応えと共に
手に金貨とロリポップを握らされた。]


『早朝、アタクシが来た後くらいに
いらっしゃってたのかもしれませんねぇ。』


[ケースの中身は師匠がずっと、待ち焦がれていたもの。
ナミさんが言うには満天の星空のような
それは綺麗なドレスだという。]
(48) 2020/05/13(Wed) 14:01:06

【人】 調香師見習い ノア


『お手伝いしますから、
着てみてはどうです?』
…お詫びって、
届けて貰ったのにこんな───



受け取れません。


[ドレスの着用を提案するナミさんの声と
戸惑う私の声が重なる。
大した金額でもないし、いいのじゃないですか?と
告げるナミさんに私は首を振った。]


師匠、いろいろ細かく指示してたから…
遅れても仕方ないし、寧ろ、
お礼しなきゃいけないくらいなの。


私、今から行って返して来ます……!


[開店時間には間に合うよう戻ります、と言い置いて、
いつもの鞄を手に私は店を出た。*]
(49) 2020/05/13(Wed) 14:01:09

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−少し前・楽しい時間は過ぎて−

ん……。これは、美味しい。

[口の中に広がる、甘いクリームとブルーベリーの酸味。
疲れを癒すには、最高だ。
いくつか買って、友人たちに持って行こうか。
そう思っていると、彼もチョコレートケーキを
食べてくれた。
少し照れているように見えるのは、
日差しが熱いからかな。]

楽しい時間だったよ、ありがとう。
仕事、頑張って。

[青年が街中に戻って行くのを手を振って見送れば、
色んな種類のケーキやタルト、焼き菓子を買って
彼女は、同僚であり友人がいるであろう詰所に
遊びに行くことにしよう。
もしそこが先程まで話していた青年の詰所なら、
焼き菓子くらいは余っているかもしれない。*]
(50) 2020/05/13(Wed) 14:19:50
(a20) 2020/05/13(Wed) 14:21:20

【人】 無口な使用人 ジゼル

  
広場にて

[ 変わった後ろ姿を見かけた気がして足を止める。]

 (…耳?)

[ 頭からぴょこんと見える、獣の耳のような物。

相手が後ろを向いているのをいいことに、遠慮なくじろじろと観察して、それが犬耳のカチューシャだと知る>>22。]


 (へぇ、可愛い…あんなの売っているのかしら)


[まじまじと見つめていると、その男性は知り合いと思しき少女に向かって手を上げる>>41。その横顔。

 (あ、あの人昨日の…?って今耳動いてなかった??)
[ なんだかよくわからないままに記憶を探ると、昨日美しい女性の落とし物をキビキビとした動きで拾って、なんだか頬を染めていた、あの騎士さんのようだと気づく。


そういえば、昨日は【若い兵士さん】だと思っていたのだけれど、よくよく考えれば戦争のないプーヨプスキュリテ王国では【兵士(soldier)】ではなく国を守る【騎士(knight)】なのだと旦那様が言っていたのを思い出して、ごめんなさいね騎士さん、とついでのように心の中で謝っておいた。]


 (なんだって犬耳をつけているのかしら…とっても似合っているけれど)

[くすりと背中を見送る。

私が上手く話せたら、どこに売っているのか聞けたのになぁ、と少し残念に思った。]*
(51) 2020/05/13(Wed) 14:30:05

【人】 踊り子 マチ

─ 街中にて ─

[露店を眺めながら、仕立て屋さんのアルジャーノンさんの元へ向かう。

あるお店の星のアクセサリーが目に止まった。ここは星飾りを模した小物を売っているお店のようだった。>>0:134

愛想の良さそうな店主がお客さんと仲の良さそうな会話をしている。きらきらとする店内のものに惹かれながらもアクセサリーを買うお金はなかったので、通り過ぎた。

ワンッワンッ

犬がしっぽを振りながら近づいてきた。私は
頭をそっと撫でた。

今日は孤児院に顔出すことも決めていた。

孤児院の子供たちは踊りが好きだった。楽しい曲を流し、子供たちと一緒に踊って身体を動かす。身体がほぐれると表情もほぐれそして心もほぐれるような、その感覚を大切にしながら。
私はそこでいつも、私が踊る理由を再確認しているようだった。*]
(52) 2020/05/13(Wed) 14:34:18
無口な使用人 ジゼルは、メモを貼った。
(a21) 2020/05/13(Wed) 14:34:50

無口な使用人 ジゼルは、メモを貼った。
(a22) 2020/05/13(Wed) 14:36:45

踊り子 マチは、メモを貼った。
(a23) 2020/05/13(Wed) 14:39:58

機関設計士 スタンレーは、メモを貼った。
(a24) 2020/05/13(Wed) 14:42:09

【人】 平騎士 バジル・クレソン

─ 回想:夜のこと ─

[激励を貰ったことだし、頑張ろう!
 そういう気持ちで彼女の言葉を受け取って>>50
 また会えたらいいな、なんて思いは
 言葉にはしなかったがきっと伝わっている。]

  あ、美味しそうなお菓子!

[その夜詰所に戻れば
 いくつか菓子の差し入れがあったらしい。

 他の隊の分隊長がくれたとかなんとか。
 良い人がいるんだなぁと
 余り物に手を伸ばす。

 味ははて、どこかで食べたような。
 似た味を知っている気がしたけれど
 一度食べただけのお店の味には、
 さすがに気づけなかった。*]
(53) 2020/05/13(Wed) 14:44:22

【人】 平騎士 バジル・クレソン

─ ルーシュと話し中 ─

[なんとなく視線を感じて後ろを振り返る>>51
 それに合わせたのか、耳がピンと立ち上がる。

 見かけたことがある人だから
 街の人なのだろう。
 彼女と目が合ったのなら、にへらと笑って。
 
 困っている様子でないのなら
 それ以上は関わらず、また
 ルーシュとの話に戻るが
 彼女はなにか反応しただろうか。*]
(54) 2020/05/13(Wed) 14:50:27
平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a25) 2020/05/13(Wed) 14:51:21

【人】 詐欺師 アダム



  ええユカタというの。
  この国の仕立て屋で着せてもらったのよ。

  実は私も着るのは初めてなの。
  慣れてなかったものだから……。


[ みっともない姿を見せてしまったわ。
  舌を出しながら、自身の足首を軽く上げる。 ]


  ……やっぱり綺麗な人ね、貴女。


[ 器量だけではなく、その心さえも。
  見も知らぬ自分を手当てをしてくれるらしい。
  申し出はとてもありがたかったけれど
  アダムはゆっくり、首を横に振る。 ]
   
(55) 2020/05/13(Wed) 14:57:25

【人】 詐欺師 アダム



  ご親切ありがとう。
  でもね、貴女があまりにも綺麗だから。

  これ以上お話しすると、私は嫉妬して
  意地悪なことを言ってしまいそう。

  だから、ここでお別れしましょう?


[ 恋を、男を食い物にして生きてきた。
  アダムは紛れもなく悪党だ。
  日のあたる世界など歩けない。
  そこはきちんと割り切っている。

  だから目の前の美しい人を
  目を細め、眩しそうな眼差しで見詰めたのなら。

  差し出された手を取ることはせず
  微笑みながら、別れの言葉を向けようか。 ]**
 
(56) 2020/05/13(Wed) 14:57:38

【人】 機関設計士 スタンレー

ー街中ー

[スタンレーは、満足そうに歩いている。丈夫な分度器を手に入れたからだ。
これまた、長辺1メートルはあろう大きな分度器だ。
それとコーヒー豆を仕入れた。]

「それと…、あとは。」

[キョロキョロと露店を物色する。せっかくだから、スタンレーはマチに何かプレゼントしたいと考えていた。]

「星のアクセサリーは、いかにもって感じで恥ずかしいな。マチにも好いた男くらい居るだろうし、俺の柄じゃないしなー…。」

独りごちりながら、ボリボリと頭をかく。*
(57) 2020/05/13(Wed) 14:57:45
機関設計士 スタンレーは、メモを貼った。
(a26) 2020/05/13(Wed) 15:06:05

【人】 無口な使用人 ジゼル

[ あんまり見つめすぎたからか、視線に気付いた騎士さんが不意に振り返った>>54

まさか気づかれるなんて、それ以上に目が合うなんて思ってもいなかったので、びっくりしすぎて目を見開いたまま固まってしまった(多分口も開いていたわ…)


そんな明らかに不審な私の態度にも、彼は驚いたことににっこりと微笑んで(くれたように見えた)。


その顔は思っていたよりずっと若く。]


[ 咄嗟に]


 
(…すみませんっ、そっ、そのカチューシャどこに売っていますか!?)



[ 声に出したつもりだったけれど、相変わらず私の喉は言うことを聞いてくれず。

小さな声は、祭りに浮き立つ人達の話す声や喧騒に紛れてきっと聞こえなかったのではと思う>>54


少女との会話に戻った騎士さんの背中を見ながら、ちょっとだけ肩を落とす。


タナバタの願いが叶うなら、運命の人に会えなくても構わないから、そして魔法でもなんでもいいから、普通の人のように話せますように、と願おうとやっぱりそう思った。]*
(58) 2020/05/13(Wed) 15:35:16

【人】 調香師見習い ノア

─ 街中 ─

[昨日もそうだったけれど、やはり国をあげてのお祭り。
朝から通りは賑わっている。
なるべく隅のほう、人々の隙間をぬうように
歩いているのだけれど、それでも、]

…っ!


[こちらが除けるだろうとぶつかってくる人は避けられない。
向こうはこちらの目が不自由だなんて、
わからないのだから。]


す、すみませ……


[肩で押され、よろめく私にチッと舌打つ音。
不機嫌そうな気配を纏う相手は男性のようで、
腕を組み一緒に歩いていたらしい女性には
まるで私は見えないのか
先を急ぐようそのひとを促していた。*]
(59) 2020/05/13(Wed) 15:36:10

【人】 機関設計士 スタンレー

ー街中ー
[結局マチに何を買うか決まらず、街中で途方に暮れていたところ、目の前で人が人にぶつかりよろけた。>>59

「おっと、大丈夫か?」

彼女が倒れないように、とっさに両手で肩を抱きとめる。

[「おい!」と舌打ちをして去って行く男を呼び止めるが、男の姿はもう無かった。]*
(60) 2020/05/13(Wed) 15:41:54

【人】 調香師見習い ノア

[師匠が同行していないひとり歩きの場面で、
こんな風に誰かにぶつかってしまえば、
そのまま尻もちをつくしかない筈が、]


───?!


[今回はそうはならなかった。]


ぇ、あれ…?


[後ろにいた誰かに抱き止められて、>>60
驚いたように小さく口を開けたまま
視線を向ける。
通常ではなし得ない距離にあるその顔は
不自由な私でも認識出来た。]
(61) 2020/05/13(Wed) 16:25:07

【人】 調香師見習い ノア


…ぁ、ありがとう…ございます…


[ぶつかった男性のほうはもう去ってしまったよう。
支えてくれた彼の呼び止めようとしたらしい声で
理解する。]


あ、あの、だ、大丈夫……です。
…私も、悪かったのですから……

[崩しかけた体勢を整えながら、
申し訳なさそうに微笑みかけた。*]
(62) 2020/05/13(Wed) 16:25:09

【人】 平騎士 バジル・クレソン

 
[振り返って見た彼女は
 ものすごく、こう、呆けた顔をしていて。
 見ちゃいけなかったかな、なんて思いつつ>>58

 開いていた口が小さくぱくぱくと
 動いたように見えたけれど
 遠いからか、声が聞こえない。

 わからない、と伝えるように緩く首を傾げれば。
 傍にいるルーシュに断りを入れて
 彼女に近づいてみよう。]

  どうかした?

[逃げられないのなら、そう問いかけて。
 犬耳は耳を澄ますように立ち上がっていた。*]
(63) 2020/05/13(Wed) 17:05:27
平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a27) 2020/05/13(Wed) 17:11:16

【人】 機関設計士 スタンレー

ー街中 ノアとー

>>62 ノア
[スタンレーは、美容やおしゃれに疎く、化粧品や香水の知識はとんと無かった。
もちろんディアスにも行ったことがなく、ノアとは初対面であった。

彼女と目が合った。
いや、
ー合ったような気がしたー
というのも、彼女の瞳は焦点が少し定まっておらず、彼女の視力の弱さは、初対面のスタンレーにも見て取れた。]

「君…、いや」

[「目が見えてないのか?」なんて問おうとして、頭を振る。不躾な質問、誰が出来ようか。]

「怪我が無くて良かった。俺は、機関設計士のブルー・スタンレー。
これから何処かに向かうのか?良かったら、付き合おうか?」

[いつものお節介が顔をだす。
それに、彼女には放っておけない何かを感じた。
初対面の相手のプライベートに踏み込む事は出来ない。
彼が今出来る唯一のさりげないフォロー。
彼女が応じない可能性は気にせず、スタンレーはごく自然と提案するだろう。]*
(64) 2020/05/13(Wed) 17:12:37

【人】 無口な使用人 ジゼル

  
どうかした?>>63


[ 後ろを振り返って歩き出そうとしていた所に、明るい声が降ってきて驚いた。
声の主が、さっきの騎士さんだとわかって、さらにひっくり返りそうになる。]


 (…あっえぇっあっ…と…)


[ 口だけが、ぱくぱくと動く。
さっきどこかの屋台で見かけた金魚すくいの、酸素が足りない金魚のように見えないといいなと思った。


少女との会話を中断させてしまったことにも気付いて、なんとか言葉を絞り出そうとする。]



そっ、そのお耳のついたカチューシャ…
とっても可愛いなって思って…

よかったら、どこのお店に売っているのか、教えてもらえませんか…





[ 普段よりは、声になったような気がするのだけれど、騎士さんの耳にはきちんと届いたのだろうか。>>63]*
(65) 2020/05/13(Wed) 17:24:57
無口な使用人 ジゼルは、メモを貼った。
(a28) 2020/05/13(Wed) 17:26:00

【人】 少女 ルーシュ

[気合を入れて、さあどこに行こうかしら、なんて考えていれば見知った顔>>41]

あら、おはようございますクレソンさん。

[よく頭部に目をやればカチューシャが。その犬耳が動いたような気がしたけれど、髪が視界に入って邪魔したのね、と思うことにする。

以前街まで商品を売りに行った時、まだ沢山の荷物が積まれているリヤカーの車輪が外れてしまい。どうしようかと立ち往生している所に彼がやってきて――

――そんな王道展開を経て知り合った頼れるお兄さん。騎士で優しくて格好よくて。乙女の理想のような男に乙女な彼女は当然のように射抜かれたのであった]

ガラの悪い人、ですか?えぇ、気を付けます。
でも、もし、何かあったら。クレソンさんが守ってくれるでしょう?

[クレソンさんがいるなら頼もしいわ、とふわふわと笑う。ルーシュは自分たちの周りにきれいな花が咲き乱れているかのような気分を感じる。
祭りの始まり、恋の始まり。年頃の女子には憧れのあの人と話すということが大層楽しいようであった]
(66) 2020/05/13(Wed) 17:54:07

【人】 少女 ルーシュ

[綺麗だ、と言われて>>42一瞬ドキッとするものの、すぐにネックレスのことだと気付く。
手を近付けられたから、触りやすいようにと人形を差し出した]

ふふ、昨日買ったのです。今年こそはお星さまの奇跡にあやかりたいと思いまして。
こうやってクレソンさんとお話しできましたから、早速効果はありましたわ!

[人形を撫でられている彼女は嬉しそうに言う。
するとふと目の前の彼が後ろを振り返る>>54から何事かとつられて同じ方向を見ると女性がこちらを見つめていた。>>51

クレソンさんの……ファン?

騎士で優しくて格好いいクレソンさんだから、さぞかしモテモテなのだろうな、とルーシュは常から考えていた。
実際に、普段こうして出会い、道すがら彼と話しているとき、熱心な視線を感じることも度々あり。そうして彼女はその度に、わかるわ、と心の中で見知らぬ彼女たちに相槌を打っている]
(67) 2020/05/13(Wed) 17:54:51

【人】 少女 ルーシュ

[じっと立ち尽くす女性が口を動かすのを、ルーシュは発見した>>58]

あの方は、ご知り合いですか?
挨拶かしら、なにか言おうとしているように見えましたけれど……

[あれあれまさか、ここで告白なんて!?
と内心どきどきしている彼女は、クレソンを見上げる。
そんな彼女の顔は、口角があがるのを抑え切れていないようだった。

わからないから、聞きにいってもいいかな?
なんて言われたかもしれない。>>63
それにはもちろんです、行ってらっしゃいませ。と返しておいて、素知らぬふりをしてこっそりと後ろをついて行く。*]
(68) 2020/05/13(Wed) 17:55:18

【人】 平騎士 バジル・クレソン

 
[ひっくり返りそうになっているなんて露知らず。
 ぱくぱくと口を動かす彼女にぱちりと瞬けば。]

  ゆっくりで大丈夫だよ。

[そう告げて、穏やかに笑う>>65

 なんだか焦っているように見えたから、
 少しでも安心できるように。

 そうして聞こえてきたのは小さな声。
 耳を澄ましていたから聞き取れたその声は
 鈴の音のように綺麗だと思った。]
(69) 2020/05/13(Wed) 17:55:40

【人】 平騎士 バジル・クレソン


  ああ、これ?
  あっちの方にあるお店なんだけど……
  
  ちょっと入り組んでるから、案内しようか。

[自分の頭にあるものを指さして
 なるほど、宣伝効果もあったらしい、と頷く。
 広告塔にされているとは思っていなかったから
 あの店主すごいなと思い浮かべながら。

 彼女が断らないのなら、
 ルーシュに訳を話してから案内をしよう。*]
(70) 2020/05/13(Wed) 17:55:50
少女 ルーシュは、メモを貼った。
(a29) 2020/05/13(Wed) 17:57:37

平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a30) 2020/05/13(Wed) 18:10:09

【人】 無口な使用人 ジゼル


 
  
良かったら、案内しようか。>>70


[ 私が聞き違えたのでなければ騎士さんはそう言ってくれた。口をぱくぱくさせていた私に、ゆっくりで大丈夫だよ、とも。


親切な言葉に、驚きとともに嬉しい気持ちが湧き上がる。
もちろん、ちゃんと声が届いていたのだ、という安心感のおまけつきで。]


(聞こえたんだ…良かった…)


[ あぁ、えっと…


だいたいの場所はわかると思いますので、と言いかけて、少し悩んで。


案内、して貰おうか。


慣れない胸の鼓動には気付かないふりをして、そう言おうと顔を上げた時。


騎士さんの後ろから、なんだか刺すような視線を感じたのは気のせいだっただろうか>>68]*
(71) 2020/05/13(Wed) 18:31:41
無口な使用人 ジゼルは、メモを貼った。
(a31) 2020/05/13(Wed) 18:33:28

【人】 無口な使用人 ジゼル

[ なんだかゾクッとした背中を感じつつも、せっかくの申し出を無碍にしてはいけないと、ありがたくお受けしようとした。]


(普段なら、絶対に断っているのに)


[ これもタナバタ効果なのかしら、なんて考えて少し笑いを堪えてしまう。

はっ、と気づいて、また声を絞り出した。]


 
ご丁寧に、ありがとうございます
 ジゼル、と言います
 ユンカー家で、使用人をしています



[ 自己紹介をしておいた。]


(昨日の髪飾りの美しい女性は、お知り合いでしたか?)


[ なんて聞いたら、どんな顔をなさるでしょう、と下衆なことを考えて再び笑いを堪えた。]*
(72) 2020/05/13(Wed) 18:44:31

【人】 調香師見習い ノア



[視力の弱さを悟られているとは知らず、
何かを言いかけて止める彼に小首を傾げたが、
続きが語られることはなかった。>>64


貴方のおかげです。

機関設計士…さん……ぁ、私はノアと言います。
ノア・クライン、調香師の師匠の下で見習をしています。


[自己紹介を受けて、自分も名乗る。
彼──スタンレーさんの職業は普段、私の周りでは
耳にすることのないものだった。]


(やっぱり名前の通り、機関車を設計しているのかな。
機関車の設計………え?え!わ…、凄い……。)


[ワンテンポ遅れて感心していると、
思いがけない提案が耳に届いた。]
(73) 2020/05/13(Wed) 18:58:37

【人】 調香師見習い ノア


…───それは、でも、

スタンレーさんも予定があるのではないですか…?
今日は国をあげてのお祭り、ですし…

[そう思うのなら、こんな言い方をせず
ただ一言、大丈夫です、と
応えれば良かったのに。

後の祭り。

口にしてから、最悪感のような気持ちが
胸に広がって、私は目を伏せた。*]
(74) 2020/05/13(Wed) 18:58:40

【人】 平騎士 バジル・クレソン

 
[ルーシュという女の子は、実に女の子らしい。
 というのは、少し性差別的言い方だろうか。
 とても可愛らしい、という意味である。

 無防備に頼ろうとしてくれる姿だとか>>66
 星の奇跡に肖ろうとするところだとか
 男を持ち上げるところを忘れないところだとか>>67

 その一つ一つが、自分が思う女の子像に
 当てはまるというか。
 可愛いということをわかっているなぁ、
 なんて思えて、微笑ましくなる。

 そう話しながら思ったりしていた。]
(75) 2020/05/13(Wed) 19:00:16

【人】 平騎士 バジル・クレソン


  ジゼル。

  俺はバジル・クレソン
  見ての通り騎士をしているよ。

[場面は変わってジゼルと。
 自己紹介をして貰えたのなら、
 応えるように自分も名前を伝える。

 ユンカー家と言えば、確か上流貴族だったか。
 身のこなしが綺麗なのも納得だと
 心の中で頷けば、さて。

 自己紹介は了承の意味かなと捉えて
 ルーシュに話に向かおうと。]
(76) 2020/05/13(Wed) 19:01:03

【人】 平騎士 バジル・クレソン


  あれ、ルーシュ。
  どうかした?

[したら、後ろにいた>>68
 なにか用でもあったのだろうか、
 そう首を傾げて。
 なにもないようなら要件を伝えよう。]

  俺、今からこの人に
  この犬耳のお店を案内してくるよ。

  ルーシュはどうする?

[犬耳を指さして告げれば、さて彼女はどうするだろう。
 一緒に行ってもいいし、別れてもいいし。

 別れるのならまた話そう、と
 手を振って彼女とお店へ向かおうか。*]
(77) 2020/05/13(Wed) 19:01:31
平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a32) 2020/05/13(Wed) 19:05:35

駄菓子屋の孫 ユキムラは、メモを貼った。
(a33) 2020/05/13(Wed) 19:13:05

仕立て屋 アルジャーノンは、メモを貼った。
(a34) 2020/05/13(Wed) 19:21:33

【人】 少女 ルーシュ

あ、あら!?いえ、なんでもありませんわ!

[尾行していた目の前の男が突然振り返る>>77――今度は自分のほうに――ものだから、驚いて、慌てて誤魔化す。

恋の邪魔者になってはいけないわ!

しかしクレソンは特に気にしていないように会話を続ける。お店を案内してくるよ、と]

犬耳の、お店……?

[告白であるものと思い込んでいたルーシュは、暫し面食らったような顔をし、"この人"のほうをちらりと見た。
そしてその彼女の視線が確かに犬耳に吸い寄せられていることを確認し、ようやく事態を飲み込んだ]

そ、それなら同行させていただいてもよろしいでしょうか。わたしもそのカチューシャは気になります!

[動く犬耳を思考の端に置いてクレソンと近くで話しているうちに、そもそものかわいさやなぜそれを彼が装着しているのか聞くことを忘れてしまっていた。
ルーシュとクレソンの身長差では、近くにいるクレソンの頭部まで視界がいかないのもあり。*]
(78) 2020/05/13(Wed) 19:39:22

【人】 機関設計士 スタンレー

ー街中:ノアとー
>>73 ノア
[彼女ー、ノアは、調香師の見習いと名乗った。
スタンレーにとっては、初めて聞く職業でどんな仕事なのか詳しくは分からなかったが、彼女に失礼になると思い、質問はせず、飲み込む。
名前のイメージから、香水等を調合しているのだろうと、一人合点する。]

[「スタンレーさんも予定があるのではないですか…?」という言葉に、マチが頭に浮かんだ。]

「実は、正午から人と約束しているが、午前中は時間がある。近場なら、送るくらいは、出来るぞ?」

[スタンレーは、片目を瞑る。これは、彼の無意識の癖であり、彼女には見えてないかもしれない。]*
(79) 2020/05/13(Wed) 19:39:38
少女 ルーシュは、メモを貼った。
(a35) 2020/05/13(Wed) 19:40:51

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−広場・美しい淑女と−

ユカタ……とても美しい。
そして、それを着ている貴女は更に美しいですよ。

[みっともないなんて、とんでもない。>>55
スカーレットはすぐに否定を口にした。
女性というものは、そうやって新しいものを試すことで
更に自分磨きができる。
それは、素敵なことだ。
だからその痛みは、
目の前の彼女が自分を磨いた証。

彼女は、不思議なことを言う人だ。>>56
“嫉妬して、意地悪なことを言ってしまうかもしれない”
目の前の淑女は、容姿も作法も良い。
なら、彼女は何に嫉妬をすると言うのか。
そう思ってスカーレットは首を傾げてしまう。]

……レディがそう仰るのなら、
無理強いはしないでおきましょう。
その代わり、このバンダナを受け取ってください。
痛みが少しでも和らぎますよう。

[無理強いをしない代わりに、と
バンダナを彼女に渡そうか。
受け取ってもらえるのなら、
その差し出された手に口づけを落とそう。*]
(80) 2020/05/13(Wed) 20:11:46
(a36) 2020/05/13(Wed) 20:13:16

【人】 平騎士 バジル・クレソン

  
  じゃあ三人で行こっか。

[確認するように頷けば、男は2人を伴って
 移動を開始した。

 道中女性同士自己紹介なんかもあっただろうか。
 自分とルーシュの関係なんかも
 話したかもしれない。]

  あの時は大変だったよね。

[彼女と出会った時のことを思い出しながら>>66
 話している間もたまに、
 犬耳はぴこりと動いていた。]
(81) 2020/05/13(Wed) 20:14:45

【人】 平騎士 バジル・クレソン

─ そんなわけで装飾屋 ─

[通りの、少し入り組んだところにある出店。
 そこが目的地だ。]

  ここだよ。

  ……おばさん! さっきぶり。

[店頭にいる店主に手を上げて挨拶をすれば近づいて。
 やはり犬耳が似合っている、とかなんとか
 少々雑談したあと、ここに再度来た理由を話す。

 犬耳に猫耳、魚に食べられているかのような被り物。
 七夕に因んだ装飾品に、
 果てはファンシーなステッキまで。

 店にはまさに、お祭りというような
 様々な装飾があった。
 
 見るものが見れば、多少のまじないか、
 魔法の類が掛かっていることに気がつくかもしれない。]
(82) 2020/05/13(Wed) 20:15:09

【人】 平騎士 バジル・クレソン

 
[彼女たちはどうしているだろうか。
 商品を見始めるのなら、
 自分はそろそろ巡回に戻ろう。

 今度は尻尾もつけないか、なんて
 店主に言われつつ。

 タイミングを見て話を切り出そうか。*]
(83) 2020/05/13(Wed) 20:15:35
平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a37) 2020/05/13(Wed) 20:19:43

【人】 調香師見習 ノア


…お昼に約束………


[スタンレーさんの応えに伏せていた瞼を
あげて彼を見る。>>79
片目を瞑っているのは分からなかったけれど、
約束が正午なら、提案を受けても
支障はないのかもしれない。]


───…この先の仕立屋さんに行くところ…
だったのですが……

ご迷惑でなければ、そこまでお願いしてもいいですか?

[ここからなら仕立屋さんまで
18分もかからない筈。*]
(84) 2020/05/13(Wed) 20:20:44

【人】 機関設計士 スタンレー

>>84 ノア
「よし、仕立て屋か!それなら、ここから歩いてすぐだな。勿論付き合うよ。」

[スタンレーは、安心したように頷いた。
スタンレーは、ノアに歩調を合わせつつ、彼女の右斜め前を歩いた。歩行人から、ノア守る壁のような立ち位置だ。
歩行人は、ガタイの良いスタンレーを避けていく。(馬鹿でかい分度器を持っているので、アレにぶつかってはかなわない。と思われた可能性も否めないが。)
これで、ノアが人にぶつかることはもうあるまい。]

「ノアは、調香師の見習いってことだが、店は何と言う名前なんだ?」
[後ろを無事に付いてきているか、確認する意味も含めて、振り返る。]*
(85) 2020/05/13(Wed) 20:42:40
スタンレーは、>>85 持っている→担いでる。
(a38) 2020/05/13(Wed) 20:46:33

機関設計士 スタンレーは、メモを貼った。
(a39) 2020/05/13(Wed) 20:59:20

【人】 詐欺師 アダム


[ 頑固な人だ。
  そして真っ直ぐな人。

  決して心地よい言葉なんて吐かなかったのに。
  嫌な顔一つ、見せてくれやしないんだから。
  苦笑しながら、バンダナに手を伸ばす。>>80 ]


  ……えっ


[ 手の甲に落とされた口付けに。
  アダムは思わず瞳を見開いた。 ]
 
(86) 2020/05/13(Wed) 21:11:30

【人】 詐欺師 アダム



  ふふ。すごい。
  御伽噺の騎士様みたいね。

  私、お姫様にでもなった気分だわ。


[ 一連の所作が、あまりに様になっていたものだから。
  ころころと声を立てて、
  アダムは子供のように笑った。

  どんな暗闇にも飲み込まれることの無い。
  強い輝きを宿す人なのだろうと思った。


  もちろん目の前の女性の生業など、
  知らぬまま。 ]
 
(87) 2020/05/13(Wed) 21:15:26

【人】 詐欺師 アダム



  ……完敗ね。

  バンダナをありがとう。
  強くて美し人。
  今度ご縁があったら、お礼をさせて頂戴ね。

  負けっぱなしは、悔しいもの。


[ 長い時をかけて、磨かれ、洗練された美。
  彼女の美しさは
  アダムでは決して得られぬものだ。

  ならばせめて、向けられた親切に対して
  「ありがとう」と微笑む明日くらいは。

           それすら、ひょっとしたら
      私には贅沢な願いかもしれないけれど。 ]

(88) 2020/05/13(Wed) 21:15:43

【人】 詐欺師 アダム


[ そんなことを考えながらバンダナを手にして。
  アダムは、愉快そうに笑った。 ]**
 
(89) 2020/05/13(Wed) 21:15:48

【人】 無口な使用人 ジゼル

  
装飾屋へ

[ 視線を感じていたのはやはり気のせいでは無かったようで、バジル・クレソンと名乗った騎士さんが振り返った>>77先には先程の少女>>78。]


ルーシュはどうする?


[ そう彼が聞いたことで、その少女がルーシュという名で、二人が親しい関係であることはすぐに理解した。]


[ おまけに、あわわわわ、という音が聞こえそうな彼女の様子を見て取るに、もしかしたらなにか その
  
タナバタの恋絡みのなんだかかと勘違いをされていたのかもしれない、なんてふと思い立ってまた昨日のバツの悪さに似た感情が少し湧いて出る。


それでも、装飾屋への道すがらあれこれと話していると(私は専ら聞き役に徹した。これが気楽で良い)ルーシュはとても可愛い良い子で、二人が出会った経緯なんかもまるでお伽話のようで、お店に到着する頃には、いつのまにかそんな感情はどこかに行ってしまっていた。]*
(90) 2020/05/13(Wed) 21:19:12

【人】 調香師見習 ノア


……スタンレーさんは、太陽みたいなひとですね。


ありがとうございます
短い間ですが、宜しくお願いします。

[気前よく頷きを返してくれるスタンレーさんに、
私の中の罪悪感も溶かされたのか、気付けば自然に
表情も柔らかくなっていた。>>85

目指す仕立屋さんはこの先、ゆっくり歩いても正午には
十分余りある。私は、スタンレーさんについていく
ような形で、再び歩き始めた。]


ディアスって言います。
お店、そのまま師匠の名前なの。


[心配して振り返ってくれるスタンレーさんに微笑む。

彼は私の歩調に合わせてくれるだけではなく、
通りを歩く他のひとたちから私を守るように前を
歩いてくれていた。そのため、先程までとは違い、
人混みの中でも誰の身体も私に当たることはなく、
周囲の気配に神経をすり減らす
必要もなくなっていた。*]
(91) 2020/05/13(Wed) 21:33:11

【人】 無口な使用人 ジゼル

  
装飾屋にて


  ここだよ。
  ……おばさん! さっきぶり。


[ さっきぶり、なんて挨拶に思わず吹き出した。


店主の婦人に、やっぱり犬耳が似合ってる、なんて揶揄されながらも、私たちをここへ案内した経緯を話しているクレソンさんはにこにこしている。

ぺこり、と頭を下げてぐるりと店を見渡せば、犬耳どころではない、様々な装飾品の数々。

いったいどうやって被るのかわからない被り物を手にした私をみて、被ってみれば?なんて言って笑ったのは誰だったのだろう>>82


私はすっかり勝手に二人と品物を見て回るつもりだったのだけど、そう言えばクレソンさんは、お祭りの巡回のお仕事中だったのでは、と。
それから大事なことを忘れていたことにも、同時にはたと気づく。>>83]


お仕事中、案内してくださって本当にありがとうございました



[ やはり振り絞らないと声になろうとしてくれない喉を酷使して、ようやくお礼を伝えた。

クレソンさんはお仕事に戻られるのかしら。
ルーシュは、どうするのかな。

そう思いながら、犬耳をふたつ手にして。]*
(92) 2020/05/13(Wed) 21:38:52
無口な使用人 ジゼルは、メモを貼った。
(a40) 2020/05/13(Wed) 21:40:44

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

[カーテンの隙間から射した朝日に薄らと目蓋を開ける。ガーネットに似た色の瞳から見えた景色は夢現が混濁している様に映った。このソファの手触りも懐かしい。実際触れるのは勿論初だと言うのに。嗚呼、もうすっかり紅茶の香りはしていないな。]

〜 10年以上前 〜


ユウェル姫……、恐れ入りますが次期王女となられる方が私なぞの部屋で御寛ぎになられても困ります。
きっと、爺が心配しておりますよ。

[王宮の一区画にある、使用人の住まいの一室に2人はいた。マッド……否、『マシュー』が王室より借りている部屋だがごく偶に宝石が転がり込む。こんな処を他の使用人に見られたら宝石泥棒と間違われても弁明は不可能だ。ソファに腰掛け、異国の刑法書を読むマシューにベッドで寝転ぶユウェル姫はキラキラと笑顔を向ける。その時も、傍のテーブルには王室から賜ったブーヨプスキュリテ名産の紅茶があったのを覚えている。]

[鏡に映った彼の姿は埃一つ付いていない紅色の軍服を纏った騎士であった。脇には王家の紋が柄に彫られたサーベルが立て掛けてあり、その上にはシルクハットが被さっていた。まさか、誰も彼を『mad(狂った様な)』とは呼ばないだろう。無論顔に奇抜なメイクも無い。整えられた髪は背中まで伸び、リボンでひと結びにされていた。]

[眼鏡を外し、ブラックオキニスと同じ色の瞳を擦った。"齢40代"にもなると無駄に目へ疲れが溜まる。さて、本日姫君は何を御所望か?遠征先で異人から学んだ『手品』とやらはいい加減ネタも尽きてきたというのに……。]
(93) 2020/05/13(Wed) 21:40:53

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

〜 現在 〜


店主、アルジャーノン店主……いない。
何処かへお出掛けですか?

[意識が次第に現世へと帰納する。寝癖の付いた側頭部をワシャワシャと整え、渇いた喉に潤いを与えようとテーブルに置いてあるポットへ手を伸ばす。冷たい感覚が指へ伝った。]

ー あの魅惑的な貴婦人もいない。

さて……問題は寝てる間、誰かにこの醜態を目撃されていないだろうか?それが心配だ。

[いつの間にか足元に落ちていた帽子を拾い、被る。ピンと鍔を弾いた。彼がアルジャーノン店主のメモとその下に包まれている装束を見つける>>15のは、それから直ぐの事であった。]

ー む、何やら早速外に気配が……。>>85 >>91 *
(94) 2020/05/13(Wed) 21:41:33
無口な使用人 ジゼルは、メモを貼った。
(a41) 2020/05/13(Wed) 21:41:39

(a42) 2020/05/13(Wed) 21:48:22

【人】 踊り子 マチ

─ 仕立工房 ダニエル・ゴードンにて ─

[ゆっくりと街を歩き、仕立て屋さんに着いた。]

あのー。アルジャーノンさん、いらっしゃいますか……?

[持ってきた紙袋を両手に抱えながら、お店を覗いた。

ふと珍しい飾り物が目に入る。1つ2つ……。たくさんの装飾はどれも馴染みのない雰囲気のものが多く、不思議な世界に迷い込んだような感覚になった。

私は目の前に現れたその世界が、人だということに気づくのに少し時間がかかった。>>94*]
(95) 2020/05/13(Wed) 22:10:21
平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a43) 2020/05/13(Wed) 22:11:37

【人】 機関設計士 スタンレー

>>91 ノア
[ノアが「太陽みたいなひとですね。」と言った。
「そうかー?ありがとな。」
スタンレーは、明るく笑った。しかし、あまり自覚はしてないのだろう。
ノアの暗かった顔に笑顔が浮かんだのを見て、スタンレーはホッとする。]

「”ディアス”か。師匠の名前なんだな。せっかくの出会いだ。今度寄らせて貰うよ。似合わないなんて言うなよな?」

[とりとめのない話をノアと続けているうちに、仕立て屋に到着した。]
(96) 2020/05/13(Wed) 22:18:00

【人】 機関設計士 スタンレー

ー仕立て屋ー
[せっかくだ。仕立て屋の店主、アルジャーノンに挨拶をしようと、スタンレーも店内に入る。]

>>94 マッド
[ソファーに沈む奇抜なメイクの男を見つけ、目を見張る。服には見たこともない飾りが付いていた。>>94
顔が広いスタンレーではあるが、彼のことは知らなかった。
まあ、祭りだから何でもありだろう。とスタンレーは一人納得する。アルジャーノンの知り合いかもしれない。]

「やぁ。こんにちは。」

スタンレーは人の良さそうな笑みで、挨拶を交わした。
(97) 2020/05/13(Wed) 22:18:39

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

[彼は帽子の鍔をグッと引っ張り、顎位置まで下げる。そして一気に帽子を元の高さ迄戻した。白粉をベースにしたメイクが真新しいものに戻る。また、ピンと帽子の鍔を弾く。彼は気づいていないが、寝癖はまだ直っていない。]

[>>15、店主が残したメモを手に取り読みながらポットを掴む。もう次期正午だ。昨日出されたポットはすっかり冷たくなっていたが、飲みかけの紅茶が入ったカップにその中身を継ぎ足すとフワッと湯気が舞った。シンフォニー調の懐かしの匂いが鼻先を擽る。来客者にも御裾分けを……。マッドはカップを指で突いた。ピョン、ピョン、と、湯気が踊るカップから空のカップが2つ、テーブルの上にスライドした。]

[その時、ふと仕立て屋の扉が開く。]

おっと……、いや、申し訳ない。
ぼくとしたことが、来客を予期できなかった。

いらっしゃいませ。御嬢さん。>>95
ぼくの立場でそう言っていいかわからないけど。

[彼はその少女に微笑んだ。何処からか取り出されたカップに温かな紅茶を入れ、彼女へ手渡す。*]
(98) 2020/05/13(Wed) 22:20:26

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−広場・驚いた表情のレディと−


[バンダナを受け取ってくれたレディの柔な手に
そっと口づけを落とす。
それは、スカーレットにとってはごく普通のことで、
レディが驚く理由が分からなかった。>>87
もしかしたら、目の前のレディはレディではないのかも。
しかし、それがなんだ。
あくまで、彼女はレディとして振舞っている。
故に、こちらもそれ相応の対応というものを取るだけ]


お姫様、ですか。
レディであれば、とてもお似合いでしょう。
しかし、そうなると…
王女の妹君といったところでしょうか。


[レディであれば、すんなり馴染むだろう。
そう考えていると、笑っているレディを見ることができた。]

私はこのあたりの者ですから、
いつかまた、お会いできますでしょう。

[つられて、スカーレットも笑みを浮かべる。>>88
それでは、と言って彼女は、レディへ会釈をすると
食べ物の香りのする方へと向かっていこうか*]
(99) 2020/05/13(Wed) 22:31:51

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

ー 本当に繁盛する店だ。

[少女の背後から長髪の男が顔を出す。>>97
その男優りな風体から見回りの騎士の1人か?と、少し身構えたものの女と2人組の様子。何やら煤と錆の臭いがする。反射的に眉をピクリと動かし不快を露わにしてしまったが……男は友好的で挨拶の声色からも晴天風靡の様な清々しさを感じた。]

こんにちは?嗚呼、もう昼だったね。
失礼、少々時差ボケしていまして。
いらっしゃいませ旦那様。

ー 正直な話、此処までこの国で人と関わる事になるなんて。夢にも思いませんでしたよ。

[マッドはにこりと笑い、テーブルのカップにブーヨプスキュリテの紅茶を注いだ。*]
(100) 2020/05/13(Wed) 22:35:20
(a44) 2020/05/13(Wed) 22:35:39

機関設計士 スタンレーは、メモを貼った。
(a45) 2020/05/13(Wed) 22:40:01

【人】 星読博士見習 ハニエル

─現在 街中にて─

[午前中いっぱいを使って街中を巡ったが、
その体験はハニエルを全く飽きさせないものだった]


[さすが、"星降る国"と呼ばれるだけあって、祭りに繰り出す人々の装いは華やかだ。

たとえば、人形を大事そうに抱きかかえた少女>>33
人形にまでネックレスを提げたりして、綺麗に飾り付けている。


華やかな刺繍の入った真紅のヴェールを、
嫋やかに被った女性もいる。>>52

ハニエルの故郷でも、日除け目的でヴェールを被る者はいたが、
あんなに洒落た刺繍を見るのは初めてで、
まるで、この国の豊かさを表しているようだった。]
(101) 2020/05/13(Wed) 22:40:08

【人】 星読博士見習 ハニエル

街並みや店先も充分楽しいけれど
ただ見てるだけじゃ、勿体ないかな。

もうすぐ昼時。
小休止がてら、何か食べようかな…。


[その時、ぐぅ…と腹が音を間抜けな音を立てた。
少し恥ずかしくなり、
周りをきょろきょろと見渡す。]

飲食店の立ち並ぶ通りに行ってみようかな。
何を食べるかは、その時に決めようか。*
(102) 2020/05/13(Wed) 22:40:57
星読博士見習 ハニエルは、メモを貼った。
(a46) 2020/05/13(Wed) 22:42:08

(a47) 2020/05/13(Wed) 22:42:25

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−どこか街の中−

何かまだ食べるか、決闘中の輩を諌めに行くか。
……………………
食べよう。

[別に、輩に関してはその場面に出くわして、
危ないと思えば止めればいい。
騎士団も順次動いているから、
そこまで気にしていない。故に、食べる。
食べる前の運動に、と考えていたのは内緒。

そう思いながら歩いていると、
周りをキョロキョロと見渡しているような、
少し怪しくも見える少年を見つけてしまった>>102

こんにちは。何か探し物?

[別にとって食うわけでもない。
仕事でもない。もし彼が、この後怪しい行動をしたら、
仕事になってしまうが。
そう思って、彼に近寄って声をかけてみようか。*]
(103) 2020/05/13(Wed) 22:50:17

【人】 踊り子 マチ

─ 仕立工房 ダニエル・ゴードンにて ─

[「いらっしゃいませ。御嬢さん。」>>98

そう言った彼の顔を見る。白粉の塗られたその顔は中性さや妖艶さを演出するような綺麗なメイクが施され、不思議な魅力に包まれていた。]

私、踊り子をしているマチと言います。祭典の夕頃に行われる舞台の衣装の仕上げをお願いに来ました。

[彼に手渡された紅茶をお礼をして受け取り、少し迷ったけれど、立っていただくのも行儀が悪いと思い、空いていた椅子に腰掛けた。紅茶からはとても高貴な雰囲気の匂いがした。]

あ、スタンレーさん……!>>97

[昼頃に会う約束をしていたスタンレーさんと会うなんて、私は可笑しくなってしまった。一緒に可愛らしい女性がいた。*]
(104) 2020/05/13(Wed) 22:51:20
(a48) 2020/05/13(Wed) 22:52:08

【人】 調香師見習 ノア

言わないですよ。
師匠は、どんなひとにも、そのひとに合う、
そのひとだけの香りを作れますから。

[店にも顔を見せてくれるというスタンレーさんに
応えて>>96、気付けばもう、仕立屋さんの前。]


…ぁ、どなたか先客───…


[店内の気配に気付き、私は足を止めたが
スタンレーさんはそのまま中へと入っていく。>>97


…………


[私の要件はわざわざ、
お仕事で忙しい時にしなくてもいい。
それこそ、言伝でも良くて。

聞こえてくる声に、私はその場を動けず、
控え目に様子を窺っていた。*]
(105) 2020/05/13(Wed) 22:52:40

【人】 街角の花売り セリア

[暖かい日差しが注ぎ込む朝。セリアは1人路地裏でしゃがみ込んでいた。]


……………


[指を胸の前で組み、静かに目を閉じ、じっと何かに耳を澄ましている。
数刻ほど経っただろうか。彼女は徐に立ち上がり、大通りへと姿を表す。]


ドンッ


[年に一度の宴に喜びを隠せない人々。人混みは激しく、セリアはすれ違い様に接触してしまう。

そのはずみで一輪の花が籠から落ちてしまった。拾い上げようとするもこの賑わいである。街行く人々に瞬く間にその花は踏み潰され、そこには傷ついたそれだけが残った。]


(かわいそうに…)


[ポケットに落とした花を忍ばせ、ふと上を見上げる。朝ではあるが大きな音とともに空には花火が打ち上がる。タナバタの始まりを実感しつつ、彼女は歩みを進めるのであった*]
(106) 2020/05/13(Wed) 22:54:55
踊り子 マチは、メモを貼った。
(a49) 2020/05/13(Wed) 22:56:27

街角の花売り セリアは、メモを貼った。
(a50) 2020/05/13(Wed) 22:57:41

【人】 平騎士 バジル・クレソン

─ 昼時 ─

[さて、ルーシュとジゼルとはあれからどうしたか。
 ともかく昼時にはまた、巡回に戻っていた。]

  うわー……

[街の中での決闘騒ぎ>>103
 危険な様子であれば介入しようと
 様子を見つつ、
 観客に理由を聞いていたか。*]
(107) 2020/05/13(Wed) 23:03:17
平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a51) 2020/05/13(Wed) 23:05:14

【人】 機関設計士 スタンレー

ー仕立て屋への道中:ノアとー
>>105 ノア
[「どんなひとにも、そのひとに合う、
そのひとだけの香りを作る」
その言葉に強く惹かれた。]

ーマチに香水を贈ったら、喜んでくれるだろうか…。ー

[ふと、マチのことを考えている自分に気が付いた。
しかし、夕方の踊りの後に労いの意味も込めて渡そうと考えているので、今からでは香水を買う時間はなかった。
香水は次回、何かにかこつけて送ろうとスタンレーは思った。]

[スタンレーは、ノアが足を止めたことに、気が付かず、店に入ってしまった。>>105

ー仕立て屋:マッドとー
>>100 マッド
[スタンレーは、彼のことを周りにいないタイプだなと思った。ただ、それが、嫌という訳ではなかった。彼のぴょんと跳ねる髪を見て、微笑ましくも思った。]

「旦那様はよしてくれないか。([面食らったようにぽりぽりと頬を掻く])俺は、機関設計士のスタンレーだ。君は?」
(108) 2020/05/13(Wed) 23:12:12

【人】 機関設計士 スタンレー

ー仕立て屋:マチとー

[スタンレーが奇抜なメイクの男と話していると、聞き慣れた声がして>>104、振り返る。]

「マチ!奇遇だな!待ち合わせの手間が省けたな」
[思わず、声に出して笑った。]

「そうだ、マチ、紹介するよ。ついさっき知り合ったんだが、こちらは、調香師見習いの、ノア。ディオスって店、知ってるか?

あれ?」

[スタンレーは、ノアを紹介しようと入口を振り向き、ノアが店に入って来てないことに気付いた。]*
(109) 2020/05/13(Wed) 23:12:57

【人】 星読博士見習 ハニエル

─現在 街中にて─

こんにちは。何か探し物?

[凛とした声が間近で聞こえる。
びくりとして振り向くと、女性が立っていた。
ハニエルと同じくらいの背丈で、女性にしてはかなりの長身だ。


彼女から厳格そうなオーラを感じ取り、
自然と背筋が伸びる。

もしかして怪しい奴だと思われて、咎められた…?
いやいや、別に取って食われる訳じゃぁない。]

い、いえいえ!ちょうどお腹が空いていて…何を食べようか考えていて…
(110) 2020/05/13(Wed) 23:14:27
スタンレーは、>>109 訂正:ディオス→ディアス
(a52) 2020/05/13(Wed) 23:14:44

【人】 星読博士見習 ハニエル

>>103


[その言葉に呼応するかのように、
ぎゅるるる…とまた腹が鳴く。うっ…]

[と、ちょうど目の前に手頃な飯屋を見つけた。
小麦粉を練って細長くした料理。
ハニエルは知らないが【パスタ屋】というらしい]


あ、あそこのパスタ屋なんかどうかなーって、
思ってて…


[恐る恐る、手で示す。
目の前の女性はどう反応するだろうか。

怪しい奴だと思うだろうか、疑いを晴らしてくれるだろうか、
それとも……?]*
(111) 2020/05/13(Wed) 23:15:38

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

[>>104少女は行儀良くマッドの側にあった椅子に腰掛けていた。座る姿を花で例える諺が異国にあったが、何だっただろうか。しかし、この"少女"、幼顔の割に柔らかく女性らしさのある身体付きをしている。踊子というだけでなく、これは歳相応のものだろう。"御嬢さん"は失礼な物言いだっただろうか?言い訳をするなら、10年程前の彼女とどうしても重なってしまったからだろう。彼女は覚えている。]

嗚呼、衣装の仕上げね。
少し事情を説明してもいいかな。

[勿論長い間隔に加えこの顔、この"姿"では彼女の方から気付く由も無いだろうが。一方、後から入ってきた男は昔からこの国にいた人物だっただろうか?マッドは記憶を辿る。]

……?背後の御婦人は御入りになられないのですか。折角紅茶を用意したのに。

[赤いヴェールの少女……踊子が、男に笑顔を向けるのを他所に、彼は扉の影に隠れた女性>>105の方を覗き込んだ。*]
(112) 2020/05/13(Wed) 23:16:30
星読博士見習 ハニエルは、メモを貼った。
(a53) 2020/05/13(Wed) 23:19:26

機関設計士 スタンレーは、メモを貼った。
(a54) 2020/05/13(Wed) 23:22:14

【人】 詐欺師 アダム



 ―― 広場  ――



  まさか姫君に喩えられるとは思わなかった。


[ 泥水を啜りながら生きてきた女は、そう言って
  先ほどの邂逅を思いながらくすくすと笑う。>>99

  擦れた箇所にバンダナを巻いて、立ち上がる。
  とんとん、何度か地面を踏んでみた。
  問題なく歩けそうだ。

  先ほどの女性はこの国の人間らしい。
  アダムは身入りが良さそうだと判断すれば、
  しばらく滞在するし。
  稼げなそうなら明日にでも別の国へ去る。

  御礼の機会が訪れるかどうかは、
  神様の気まぐれ次第。

  これまでの人生。
  神様はアダムにとって、
  決して優しい存在ではなかったけれど……

  今回は、果たして。 ]*
    
(113) 2020/05/13(Wed) 23:24:39

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−街中・お腹を空かせた少年と−

[声をかけた少年は彼女の方を向くと、
酷く慌てた様子で、お腹が空いていたと
教えてくれた。>>110
その姿は可愛らしく、くすっと笑みが溢れる。
すると、彼のお腹は素直なのか腹の虫が鳴ってしまった。
それをきいてしまうと、更に笑ってしまった]

あぁ、あそこは美味しいよ。
よければ一緒にどうかな?

[ごめんごめん、とお腹が鳴った彼を
笑ってしまったことに謝罪をしながら、
彼の示した先を見ると、
彼女も友人達とよく行くお店だった。>>111
お腹が空いているなら、
あの匂いは、この少年の鼻をくすぐって
胃袋を刺激するだろう。*]
(114) 2020/05/13(Wed) 23:28:10
(a55) 2020/05/13(Wed) 23:35:35

【人】 星読博士見習 ハニエル

−街中 厳格そうな女性と−

[しどろもどろのハニエルが事情を説明すると、どういう訳か、その女性はくすりと笑みを洩らした。>>114

ハニエルが見つけたパスタ屋は、女性も知っているようで。


彼女は食事に誘ってくれた。
その誘い方はとても自然で、
自分がもし年頃の娘ならば、このように声をかけてくる紳士がいたらときめいてしまうだろうか、などと想像する。

初めて食べるパスタ。どうせなら、お勧めのメニューなどを聞いて味わってみたいものだ。]


ぜひ、お願いします。
実は僕、食べたことなくて…よければオススメを教えて頂きたく。

僕はハニエル。よろしくお願いします。


[そう彼女に答え、ぺこりとお辞儀をした。]
(115) 2020/05/13(Wed) 23:42:28
(a56) 2020/05/13(Wed) 23:43:44

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

……?ぼくの帽子がそう気になるかい?>>108
気に入ってるんだ。親友と言ってもいい。

スタンレー様。お初に御目にかかります。
ぼくはマッド・リヒター。マッドです。
見ての通りしがない道化師……以後お見知り置きを。タナバタの様な政こそ我が生業の楽園ですよ。

[帽子の鍔をピンと弾いた後、その手でスタンレーに握手を求めた。]

[スタンレー……会うのは初めてだが、その名前はマッドが旅した異国にも知れ渡っていた。彼が"深蒼の機関設計士"か。北の果てで、そんな異名を聞いた事がある。間違い無くブーヨプスキュリテを代表する職人の1人だ。加えて、その異名に負けず劣らずの色男の様子。]

ー タナバタなんてお茶目な政だ。
こんな修羅場に似た光景もありますよね。

[スッと踊子の座っている椅子の側にあるソファ迄戻り、自分のカップに入っている紅茶をズズーっと啜った。嗚呼、まだアルジャーノン店主は帰って来ないのだろうか>>16。仕事がこんなにも溜まっているのに。*]
(116) 2020/05/13(Wed) 23:45:02

【人】 調香師見習 ノア

─ 仕立工房 ダニエル・ゴードン ─


手紙が書けたらいいのにな……


[店先の柱に背を預けるようにして呟く。
手には鞄から取り出したギフト用の金平糖と金貨。

アルジャーノンさんとは昨日から擦違ってばかりだ。

中からはアルジャーノンさん以外の声が三つ。
>>104>>109>>112

長居するつもりは初めから無くて、ただ、
返すものを返して、渡すものを渡すだけが、]


どうして…


[こんなにも遠いのかな。*]
(117) 2020/05/13(Wed) 23:46:27
少女 ルーシュは、メモを貼った。
(a57) 2020/05/13(Wed) 23:55:21

【人】 踊り子 マチ

─ 仕立工房 ダニエル・ゴードンにて ─

[この国から出たことがなかった。この、今まで感じたことのない雰囲気は異国のものなのだろうか。彼の側の椅子に腰掛けて、彼をじっと見つめた。ふとその不思議な世界に、なぜか懐かしさを感じる。なんでだろう……。考えながらまた彼を見つめた。彼はマッド・リヒターと名乗ったが、その名前に聞き覚えはなかった。>>116]


[偶然に出会ったスタンレーさんは声に出して笑った。彼らしいなと思った。>>109

調香師見習いのノアさん……。

ブーヨプスキュリテ王国で、調香師のディアス・レオンハルトさんと、そのお店の「ディアス」 有名だった。ただ贅沢のできない私は行ったことがなかった。]

はじめまして。私、踊り子のマチと言います。

[扉の影に隠れた彼女に優しく声をかけた。>>117]
(118) 2020/05/13(Wed) 23:56:45

【人】 平騎士 バジル・クレソン

─ 装飾品店にて ─

[店先に出ているものくらいなら
 自分も軽く眺めただろう。]

  これなんか可愛いよね。

[そう言って指さした魚の被りもの。
 ジゼルが手に取ったのなら被ってみる?
 なんて笑いかけて>>92]

 さてそろそろ、と話を切り出そうという矢先
 ジゼルがこちらを向いた。]
(119) 2020/05/14(Thu) 0:06:05

【人】 平騎士 バジル・クレソン


  ……うん、こちらこそ。
  楽しかったよ。

[なにか話すだろうと耳を澄ませていたから
 聞こえた言葉。
 それににこりと笑顔で応える。

 声が小さいのは喉が弱いのだろうか。
 けれど聞こえてくる音は心地よいから
 静かなところなんかだといいんだろうな。
 そんな感想を心の中で持ちながら。

 ルーシュともいくらか話したか。
 巡回に戻ることを伝えれば
 その場を後にしよう。*]
(120) 2020/05/14(Thu) 0:06:30
平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a58) 2020/05/14(Thu) 0:08:24

(a59) 2020/05/14(Thu) 0:10:50

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−パスタ屋までの道中を少年と−

[恐らく、片手以上に離れているであろう少年と、
2人で食事というのは、人生で初めてかもしれない。
そう思いながら、彼の了承の言葉を聞き入れた。
初めてなら、彼女が気に入っているものをオススメしようか。
すると、彼はハニエルという名前を教えてくれ、
お辞儀までセットになっていた。
そこで、彼女は名乗っていないことを思い出した。
昨日会った青年にも、名乗り忘れたな、などと
一瞬だけ考え、彼女も道すがらに名乗るとしよう]

私はスカーレット。スカーレット・アルジャン。
どうぞよろしく、ハニエル。

[パスタ屋はそんなに遠いわけでもなく、
挨拶と自己紹介を軽くするだけで店の前にたどり着く。
昼時なのもあって、とても賑やかだったが、
なんとかタイミングよく待たずに
席に着くことができた。

水を持ってきてくれた人は、彼女と仲のいい人。
故に、「スカーレット、悪いことは言わないから…」と
ハニエルを恋人に誤認した。
そんなウェイターに呆れて、後から声をかけるといえば
目の前のハニエルに謝罪を口にする]

悪い人じゃないんだけど、あぁいう絡みをね…

[苦笑まじりにメニューを開いて、おすすめを説明していこうか*]
(121) 2020/05/14(Thu) 0:12:16
(a60) 2020/05/14(Thu) 0:13:22

【人】 機関設計士 スタンレー

>>116 マッド
[奇抜なメイクと衣装の男は、マッド・リヒターと名乗り、スタンレーに握手を求めた。]

「道化師なんだな。
[「道理で奇抜なんだな。」とスタンレーは思ったが、胸に留める。]
よろしく。」
[スタンレーは、快く握手に応じる。スタンレーの手のひらには、仕事柄、ペンだこが出来ていたが、スタンレー自身は、それを気にするそぶりはなかった。]

「確かに祭は、マッド達道化師のお陰で、盛り上がるよなぁ。」
[子供の頃、父に連れられて見た手品を思い出して、素直に感心したように呟いた。]

[マチの座るテーブルに、人数分のマグカップと、注がれた紅茶に気付く。]

「紅茶、ありがとう。せっかくだから、頂いていくよ。」

>>118 ノア
「生憎、アルジャーノンは不在のようだな。せっかくだから、ノアも紅茶を飲まないか?」*
(122) 2020/05/14(Thu) 0:18:56

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

ー これはこれは。この子はもう。>>118

[視線を感じる。物珍しさの興味に混じり、公文を繰り返し検閲される様な"探り"の感覚がある。だが慌てる事も無いだろう。彼女との関係は御近所さん程度(実際に近所に住んでいた訳ではないが……)だった。姫君と同じ世代の子供達には『手品』のウケが良かったのだ。子供は国の宝だ。よく磨き、宝自身にも幸福を与えなければならない。その時の宝石の一つが、かの踊子だったという、それだけの話。そんな昔の事を覚えている子供がまだいるだろうか?]

[マッドは踊子……マチと目を合わせると、不敵な笑顔でにこりと笑った。しかし、このタイミングで、偶然にも彼女の興味は扉の影の女性に移った様子。*]
(123) 2020/05/14(Thu) 0:20:15

【人】 機関設計士 スタンレー

[スタンレーは、そのままマチの隣に座る。紅茶にティースプーン一杯だけミルクを入れた。砂糖はなし。コーヒーと同様のこだわりだったが、甘いものが嫌いという訳ではない。]*
(124) 2020/05/14(Thu) 0:24:30

【人】 機関設計士 スタンレー

ー回想ー
[スタンレーは、機能的な服を好むので、春夏の季節は、ほぼ黒いタンクトップだ。
仕立て屋にあるような、華美な衣装には縁がない。
そんなスタンレーが、どうしてアルジャーノンと知り合いなのか。

それは、去年に夏に開通した機関車の、記念セレモニーが迫った頃だった。
スタンレーは、上司から、流石にラフ過ぎると駄目出しを喰らい、渋々スーツを作りにダニエル・ゴードンを訪ねたのだ。その時に、アルジャーノンが仕立てを担当してくれた。]*
(125) 2020/05/14(Thu) 0:41:50

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

スタンレー様>>122に"御嬢さん">>118
そう。アルジャーノン店主は今何処かに出かけているんだ。
ぼくは友人というより只の客さ。
もしお時間があるならば、4人で紅茶を嗜みながらゆったりと店主が帰ってくるのを待ちませんか?

[カップは4つ、手に取られたのは3つ。未だ戸惑う彼女へ最後のひとつを勧めようと、彼は扉に向かい亀の様に首を伸ばした。>>117 *]
(126) 2020/05/14(Thu) 0:42:34
スタンレーは、マッド・リヒター>>108機は、「ブルー・スタンレー」と名乗ったことにしてほしいです。
(a61) 2020/05/14(Thu) 0:51:30

(a62) 2020/05/14(Thu) 0:52:02

マッド・リヒターは、スタンレーかしこまりました。その様に聞こえております。>>108
(a63) 2020/05/14(Thu) 0:54:23

機関設計士 スタンレーは、メモを貼った。
(a64) 2020/05/14(Thu) 0:55:14

【人】 男装の騎士 イヴ

「イヴ!もうお昼だよっ?みわまり?みまわり!にいかなくていいのー?」

[小さな女の子の声が聞こえた

イヴは目をこすると古びた窓の外を見る

日が高い]

やっべ、遅刻だ!

「ちこくーだーちこくだー」

「イヴの助ちこくだー」

[きゃっきゃと子供たちの声がする
イヴはどうやら寝坊したらしい

孤児院の子供たちは楽しそうに囃し立てる]

「とりあえず、腹ごしらえして
何か先輩と隊長に差し入れ(賄賂)になるような菓子でも買っていくか」

[イヴは姿見で軽く身だしなみを整えると孤児院を出て
街の大通りに出た

外は賑やかだ

み、見回りしてたことに…できないな
よし、行きつけの菓子屋で買っていくか
イヴは行きつけの【ゆきのや】に足を向けた]
(127) 2020/05/14(Thu) 1:02:34
機関設計士 スタンレーは、メモを貼った。
(a65) 2020/05/14(Thu) 1:06:20

【人】 男装の騎士 イヴ

[ゆきのやで金平糖を買った

キラキラとして綺麗で賄賂なのを忘れて1つ

隊長に会いに行く前に口に入れた
それはとても甘く美味しかった

これ、孤児院のやつらにも買っていくか

心の中で「隊長すんません、また遅刻しますわ」といい

孤児院にまた足を向けた]*
(128) 2020/05/14(Thu) 1:16:03
男装の騎士 イヴは、メモを貼った。
(a66) 2020/05/14(Thu) 1:21:37

【人】 星読博士見習 ハニエル

−パスタ屋にて スカーレットと−

[正午を報せる鐘が、人々の喧騒に埋もれて微かに聞こえる。

人で賑わうパスタ屋で、運良く席に落ち着くことができ、ほっと息をつく。>>121


テーブル席で、スカーレットと相対する。
一回りは年上であろう彼女は、
姉や先輩というよりも、上司という言葉が似合いそうな、そんな雰囲気をたたえていた。

しかし、パスタ屋のウエイターには何やら誤解をしたようで。

スカーレットはただ苦笑しただけだったが、
ハニエルは自分と彼女がそんな風に見えたことにひたすら驚いて、
ウエイターに否定を入れる暇もなく固まってしまったのであった。]


[ふと、王宮付きの星読詰所の窓越しに、
幾度か彼女とよく似た女性を見かけていたことを思い出した。

この国では珍しい女性の軍役ということもあり、記憶に残っていたのだが。果たして。

もしその事を聞いたら、
彼女は答えてくれるだろうか]
(129) 2020/05/14(Thu) 1:29:05

【人】 星読博士見習 ハニエル

[この店には様々な種類のメニューを扱っているようだ。

パスタは黄色いものだと思っていたが、何やら赤みがかったものや緑がかったものもあり。
ソースにも様々な名称がついていて、
挿絵を見てるだけで楽しい。]


スカーレットさんのお気に入りは何でしょう?


[…と聞きかけて、メニューの一つに奇妙な挿絵を発見する。
墨のように黒々としたソースがかかったそれは、文字通りイカのスミを使ったパスタだそうで。
何とも禍々しい見た目ではないか。

願わくば、スカーレットがこれをオススメして来ませんように。

ハニエルはそう願いながら…彼女の返答を待った]*
(130) 2020/05/14(Thu) 1:29:52
星読博士見習 ハニエルは、メモを貼った。
(a67) 2020/05/14(Thu) 1:33:30

【人】 調香師見習 ノア

[店内の奥からこちらに向けて
挨拶をするマチさんの声が聞こえる。>>118
続いて、彼女の近くに居るのだろう
スタンレーさんに紅茶を勧められて、>>122
私は霞んで見えない中の彼らに、
ゆるりと首を振って見せた。]

ごめんなさい……
せっかくスタンレーさんに連れてきて貰ったのに。
私、家にひとを待たせてて、
帰らなきゃいけなくて。


[開店時間までには戻るとナミさんに言っていた。>>49
アルジャーノンさんが家に来たのは今日の朝で、
だからすぐに行けば会えると思っていた。]


…私の用事は急ぎでもないから、
出直します。


[アルジャーノンさんが居るのなら、
みんなの用事が終わるのを待っていたかもしれない。
けれど、いつ帰ってくるかもわからないのなら、
留まってはいられない。*]
(131) 2020/05/14(Thu) 1:33:56

【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ

 
−回想・前日−


[オススメの花を注文すると、
花屋は白、黄色、ピンクの花を差し出した。
マーガレットっていうらしい。>>0:171]

 へえ。それマーガレットっていうのか。
 綺麗な花だな。

 甘いもの好きなのか?
 うちはゆきのやっていう駄菓子屋だ。
 金平糖、おいしかったらまた来てくれ

[なんて宣伝をしつつ別れ挨拶を。
帰り道は、行きよりも少し明るい気分だった。
これも植物の力なのだろうか*]
(132) 2020/05/14(Thu) 7:27:02

【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ

 
−回想・前夜−


[さて、帰ってからというもの……
また一人で部屋に篭っていたわけだが。]


 おい!それは判定がおかしいだろ!
 おい!!!!

[著しくない結果に鬱憤が溜まっていく。]

 もう知らん!!

[俺は感情に身を任せて部屋を飛び出し
下の売り場の階へと向かった。]
(133) 2020/05/14(Thu) 7:28:19

【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ

[外はもう日が落ちかけ、黄昏時になっていた。
お客さんもまばらに減ってきていたが、
その中に知ってる顔が一人。>>0:196]

 ノアじゃん。元気にしてたか?

[そこに来ていたのは調香店の娘……
いや弟子のノアだった。
彼女もよく来てくれる常連客の一人だ。
だが、彼女は俺たちと同じ景色が見えていない。
視力が弱く、後天性の弱視らしい。

そんな彼女でも、お菓子の味はよくわかるだろう。
彼女には、よく店にお菓子を届けにいったり
俺が気に入ったお菓子を無理矢理押し付けたりしている。]
(134) 2020/05/14(Thu) 7:34:46

【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ

[彼女は、タナバタ用と思われる金平糖を
ギフト用にいくつか、と注文した。

俺はそれをさっき買ったマーガレットで
一つ一つラッピングしていく。

作業を待っている間、ノアに
運命の相手でもできたのか?
なんて茶化しつつ。

帰りしな、もう暗いから送ろうか?
と暖簾をくぐりながら声をかけた。
彼女の調香店までの道のりならよく知っている。
彼女が断るなら、おばあちゃんの手伝いに戻るだろう。*]
(135) 2020/05/14(Thu) 7:36:44

【人】 踊り子 マチ

─ 仕立工房 ダニエル・ゴードンにて ─

[その紅茶は優美な香りと味がした。こんな紅茶を私は飲んだことがなかった。カップをテーブルにそっと置いて、扉の方へと近づく。

ノアさんは急いでいるようだった。>>131

何か言伝があるか聞いてみた方が良いのだろうか。ふと自分にも約束があることを思い出した。少し待ってみようと思うけれど、アルジャーノンさんに直接は会えないかもしれない。メッセージを書くような小さな無地のメモ帳とペンは、色んな人に会うことが多い踊り子という仕事柄持ち歩いていた。]

メモがあるので伝言を残しますか……?

[彼女はとても急いでいそうだったし、直接伝えた方が良いこともあるだろう。何よりも「ごめんなさい」という彼女に、何度も謝らせるのは良くないと思ったのだけれど……。無理強いはしないように、彼女の顔を見ながら優しく静かに聞いた。*]
(136) 2020/05/14(Thu) 7:42:47

【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ

 
−お祭り当日−


 
まいどありー!


[今日は朝からお店の手伝いをしていた。
本当は部屋に篭ってくつろいでいたいのだが、
お祭り当日となればさすがに店が忙しい。

途中、常連客のイヴも来てくれた。>>127
背が高くとてもボーイッシュな人で、
何故かお菓子のことをよく『賄賂』と言っている。

今日は金平糖を買っていった。
賄賂もタナバタ仕様なようだ*]
(137) 2020/05/14(Thu) 7:51:14
駄菓子屋の孫 ユキムラは、メモを貼った。
(a68) 2020/05/14(Thu) 7:55:01

【人】 機関設計士 スタンレー

>>131 ノア
[「私、家にひとを待たせてて、帰らなきゃいけなくて。」「出直します。」というノアの声が、店内のスタンレーにも聞こえた。
空になったティーカップをテーブルに置いて、ノアと話しやすいように、スタンレーも入口の側に近寄る。]

「そっか。ノアとは、またの機会にゆっくり話せたらいいな。一人で帰れるか?ここから、ディアスはどのくらいだ?」
[身長差を埋めるように、中腰になりノアと視線を合わせるようにする。
本来ならば、返事も待たずに送っていきたいところだが、マチとの約束がある。近場なら、マチに了承を得て時間貰い、彼女送ろうか?と考えを巡らす。]

[その時、マチもこちらに近付いて来て、ノアに伝言を残すか、提案をした。>>136]*
(138) 2020/05/14(Thu) 8:04:31
機関設計士 スタンレーは、メモを貼った。
(a69) 2020/05/14(Thu) 8:06:31

【人】 無口な使用人 ジゼル


  ……うん、こちらこそ。
     楽しかったよ。>>120


[ 笑みと共にそう言ってくれたクレソンさんは、やはり騎士の仕事に戻られるようで。
ほんの少しだけ残念な気持ちになって、表情に出ないようにするのに苦労した。]


[ けれどすぐに、決して容易く聞き取れるとは思えない自分の声を拾ってくれた(と思う)彼への感謝の気持ちに置き換えて。
ただ、そのことのお礼を言うのはやめておくことにした。]


[ 彼は商品を選ぶ(フリをしてそんなことを考える)私の後ろでルーシュとも、何か話をしていたのだろうか>>120]


[ ともあれ店をあとにするクレソンさんの背中に再度ぺこりと頭を下げようとして

そしてちょっと思い直してスカートの裾を摘んだ丁寧なお礼をした。]*
(139) 2020/05/14(Thu) 8:41:55
(a70) 2020/05/14(Thu) 8:43:22

無口な使用人 ジゼルは、メモを貼った。
(a71) 2020/05/14(Thu) 8:43:52

【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ

 
−お昼時・ゆきのや−


 なに?昼飯がないから買ってこいだと!?
 ふざけるな!!俺は外に行きたくないんだ!
 おい!勝手に俺の手のひらに昼飯代を乗せるな!!
 聞いているのか!!俺は昼飯なんていらないかr
 ニコニコと手を振るな!おい!!

[俺はまた強制的に家から追い出された。
広場のあたりにいけば何か食べ物があるだろうか。*]
(140) 2020/05/14(Thu) 8:44:16
駄菓子屋の孫 ユキムラは、メモを貼った。
(a72) 2020/05/14(Thu) 8:48:31

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−多分少し先・孤児院へ−

[ハニエルとの食事を楽しんだ後だろう。
スカーレットは偶に友人がシスターとして
身を寄せている、孤児院へ行っていた。
孤児院へ行くときは、何かしらの手土産を
持っていくようにしている彼女は今回、
本を数冊手にしていた。]

甘いものは持ってくるな、と言われているけど…

[孤児院に到着して、友人であるシスターが
出迎えてくれる。子供達も元気そうで何より。
持ってきた本を本棚に入れながら、聞いてみる。
どうして甘いものを持ってきてはいけないのか、と]

過度に甘いものを持ってはこないし、
おやつだと考えればいいと思うんだけど?

[シスターは、

“ある騎士が毎日甘いものを持ってきてくれるから、
甘いものには困っていないの。”

そう言った。毎日足しげく通う騎士がいるのか、と
少し驚いた。誰だろうか。>>128
まだ時間に余裕はある。孤児院に滞在するとしようか*]
(141) 2020/05/14(Thu) 9:08:34
(a73) 2020/05/14(Thu) 9:10:57

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−パスタ屋・どこか怯えているような少年と−

仕事にかまけていて、かれこれ5年以上は
恋人という存在がいなくてね。
いらぬ心配をされていたというだけなんだけど…
本当、世話焼きな顔見知りを作ると、大変だよ。


いたことはある。

頼まれたから、付き合っただけ、という相手にしてみれば
少々残念なシチュエーションだったが。
彼女としては、恋をする、というのは
時間に余裕がなければやることができない行為だと
認識している。
ふと、ハニエルのほうを見てみると、
驚き過ぎたのだろうか。固まっているように見えた。

声をかけて、目の前で手を振ってみると、
こちらの世界に戻ってきたように、
体が動き出したような。
そういう反応をする人は珍しく、
そんな彼に、くすっとまた笑ってしまうかも。]
(142) 2020/05/14(Thu) 9:17:59

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

私の、おすすめで良かったかな?
そうだね……

[オススメを改めて聞かれたような気がする。>>137
ゆえに、彼女は彼が持っているメニュー表の
中の説明書きを指差した。
イカスミパスタの横にある、
アラビアータ
の説明書き。
シュネーヴェ産の魚介類を使っている、
なかなか他では味わえない一品。
なにせ、彼女は甘いものも辛いものも等しく好む。
若干、そのせいで味覚センスが磨かれているような。]

辛いものが大丈夫なら、これをオススメするよ。
刺激があって、病みつきになってしまうかも。

[もし、辛いものが得意ではないというのであれば、
隣のページをめくって、
半熟卵付きボロネーゼをオススメしようか。*]
(143) 2020/05/14(Thu) 9:27:47
(a74) 2020/05/14(Thu) 9:32:16

【人】 踊り子 マチ

─ 少し先:広場にて ─

[アルジャーノンさんに衣装をお願いした私は約束の広場にいた。

「マチー!」

赤色のリボンが目に入る。リアムとリナは年に一度の祭典に浮かれているようだった。今日は母にお小遣いをもらっていたことを知っている。「子供にとってお祭りの日のお小遣いは特別なのよ」と母は言い、この日だけは必ずいつも2人それぞれにお金を渡した。

「さっきね、犬耳をしてるお兄さんがいたのだけど、その耳が動いたんだよっ!」>>41

目を大きく見開いてきらきらさせて、2人は興奮しながら私とスタンレーさんに話す。そんなことあるのかなと思いながら、微笑んだ。

スタンレーさんに「機関車の話を聞かせて」と言う2人と一緒に、屋台を歩き始めた。*]
(144) 2020/05/14(Thu) 9:39:03

【人】 無口な使用人 ジゼル


[ 装飾屋さんでは結局、犬耳をふたつ買った。
…それから、何故だかわからないのだけど、あのよくわからない魚の被り物>>82>>119も。]


[ お店のおばさんが、これ売れなくて困ってるんだよ、なんてけらけら笑って振り回すものだから、思わず、じゃあ…と受け止めて籠に入れてしまったのだった。]


[ そんなつもりで言ったんじゃないんだよ、と慌てて手を振るおばさんに、こちらまでおかしくなってしまって同じように手を振った。]


[ 申し訳無さそうなおばさんは、代金をずいぶんおまけしてくれ、おまけにそれら全てを綺麗な紙袋に入れて持たせてくれた。]


[ ルーシュも何か品物を見ていたのだろうか。>>78]


[ ずいぶん日が高くなっているのを見て、お腹が空いていることに気づく。
気のいい店主に、笑顔で頭を下げて店をあとに、広場へ戻る。]


[ もしまだルーシュも店にいたなら、可愛い少女にも手を振って挨拶をしただろう。]*
(145) 2020/05/14(Thu) 10:02:11
無口な使用人 ジゼルは、メモを貼った。
(a75) 2020/05/14(Thu) 10:02:45

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−また少し先・新緑の公園で−

緑が映える、いい季節……
街の様子もなんとなく聞こえるし、
夕方までゆっくりしようかな。

[孤児院を離れてから、彼女は市街地から
少し離れた公園に来ていた。
元々山に囲まれている国だから、自然はたくさんある。
そんな中でも、この公園は落ち着く。
彼女は徐ろに近くの木の根元に座って、
孤児院に行く前に寄った本屋で買った本を
開くだろう。
誰かが来る頃には、本を開いたまま、
うたた寝をしているかもしれない*]
(146) 2020/05/14(Thu) 10:03:36

【人】 無口な使用人 ジゼル

  
広場の屋台


[装飾屋さんを出て、広場へ。
せっかく手に入れた犬耳は、なんとなくまだつける勇気が出ず、紙袋の中でかさかさと音を立てていた。


賑やかに立ち並ぶいくつもの屋台をのぞきながら歩いて、異国の言葉で【
タコヤキ
】と書いてある小さな屋台で、店主が器用にくるくると回しながら焼き上げる不思議な丸い食べ物を見つけた。]


(あ、これかも…>>34)


[ 迷わずお金を払って、一皿受け取る。
ぺらりとした木皮の上に、丸いものが6つ。
小さな木の枝のような物もついていて、これで食べるのね、と感心する。

湯気はほかほかと収まる様子もなく、絶っ対熱いわよねこれ、と少し悩みながらも、口に入れた。]
(147) 2020/05/14(Thu) 10:09:32
(a76) 2020/05/14(Thu) 10:10:02

【人】 無口な使用人 ジゼル


んあぁ熱っっ!!



[ 多分プーヨプスキュリテに来てから一番大きな声が出た気がする。そんな声出るのね、と思う間すらない、そのくらい熱かったけれど]



(…おいっし…)


[ 初めて食べたタコヤキ、という食べ物は、想像以上に美味しくて、気づけばあっという間に完食してしまっていた。


ホッと一息ついて、周りを見渡す。]


(大きな声で、お行儀が悪かったし、誰にも見られていないといいのだけど)


[ そばかすの、優しい機関設計士さんの姿は今日は見当たらないようで。]


(スタンレーさんに会ったら、タコヤキ、美味しかったわって報告しましょう。)


[ やっぱり持ってきて良かった、と水筒の中身を、今日は自分で少し飲んでまた歩き出す。]*
(148) 2020/05/14(Thu) 10:19:25
無口な使用人 ジゼルは、メモを貼った。
(a77) 2020/05/14(Thu) 10:21:01

【人】 調香師見習 ノア

─ 仕立工房 ダニエル・ゴードン ─


…失礼します。


[金貨と金平糖ギフトを胸に店内のみんなに一礼して、
そっと店先から離れようとした時、
奥からこちらへと歩いてくるマチさんの気配に>>136
私は振り返った。]


伝言……


[彼女の申し出に持っていた金平糖と金貨をぎゅっとする。


『ノアさんは第一に、ひとに頼るということを
覚えて頂きたいですね。』


師匠の声が脳裏に響く。
いつも言われていること、更には上記ではぬるいと
寧ろ人を利用するくらいの心構えでいて下さいと
肩を掴んで力説する師匠は行き過ぎな気がするけれど。]
(149) 2020/05/14(Thu) 12:01:45

【人】 調香師見習 ノア


───…ぁ、ではその、
お願いしても…いい、ですか…?



[優しい声音のマチさんに遠慮がちながらも、
金平糖と金貨───更にいつも鞄に入れている
日々草flower柄の香袋を添えて
アルジャーノンさんへ渡してほしいと伝言を依頼した。*]
(150) 2020/05/14(Thu) 12:01:47

【人】 調香師見習 ノア

✰⋆ 。:゚・*☽:゚・⋆ 。✰⋆ 。:゚・*☽


アルジャーノンさんへ



ドレス、届けてくれてありがとう。
星空のようなとても素敵なものだって、
きっと、師匠も気に入ってくれると思います。

だから、お詫びの必要はなくて
だから、この金貨は受け取れません。


           ノア  

✰⋆ 。:゚・*☽:゚・⋆ 。✰⋆ 。:゚・*☽
(151) 2020/05/14(Thu) 12:01:50

【人】 調香師見習 ノア


…はい、またの機会に。

大丈夫です、説得力ないかもですが、
こう見えても昨日も2度、こちらと家を往復してるんです。

ひとりで。


[帰路を心配してくれるスタンレーさんには>>138
そう応えて微笑んだ。

彼は正午から約束の相手がマチさんであることは
漏れ聞こえてきていた話声からわかっていたし、>109
そうではなかったとしても、
師匠の溜息が聞こえてくるけれど、

流石にこれ以上は甘えられない。]

じゃあ、もう行きますね。
奥のひとにも宜しくお伝えください。

[窺うような視線に顔を向けて。>>126

今日はありがとうございました、スタンレーさん。
良いタナバタ祭りを。*
(152) 2020/05/14(Thu) 12:24:41
ノアは、>>152 誤 彼は正午から約束の相手が 正 彼の正午からの約束の相手が
(a78) 2020/05/14(Thu) 12:27:31

【人】 星読博士見習 ハニエル

−パスタ屋にて スカーレットと−


[スカーレットは、五年以上恋人がいない、
と言った。>>142

まぁ確かに、いわゆる"庇護欲をそそる"ようなタイプではなさそうだが、

幾ら年下とはいえ初対面の男との食事シーンで、
堂々と振る舞っている彼女の様子からは、
あまり想像できない。]
(153) 2020/05/14(Thu) 12:36:21

【人】 星読博士見習 ハニエル

へぇ、アラビアータなんてものが。


[辛いものは得意ではないが、
魚介類はハニエルの大好物だ。>>143

イカスミパスタをお勧めされなかったことに安堵しながらアラビアータを注文。
料理が運ばれてくる。

唐辛子の効いたトマトソース。
そこに魚介類を贅沢に使い、
旨味と辛味がこの一品に凝縮されている。

食べると、なるほど結構な辛味だ。
しかし…]


たしかにこれは病みつきになるな。

[ハニエルは夢中で料理をかき込んだ。
一通りアラビアータを平らげた後、はっとする。]

…っと。つい目の前の料理に夢中になってしまった。
すみません。

[しかし、今度はいやしくもスカーレットの皿に目が行ってしまう。

こちらもうまそうな香りを漂わせているが…
一体なんだろう?]*
(154) 2020/05/14(Thu) 12:39:29

【人】 機関設計士 スタンレー

>>144と同時系列:広場ー
[スタンレーは、リアムとリナと落ち合う為に、広場に来ていた。]

「リアムー!リナー!元気そうだなー?」

[スタンレーは、しゃがんで、片手でリアム、もう片手でリナの頭をぐりぐりと撫でる。]

[スタンレーは、機関車の全長や、石炭を燃やしてその蒸気で(スタンレーは噛み砕き、「煙」と表現した)動いていること等を話をしながら、屋台がひしめく通りを歩き始めた。]
(155) 2020/05/14(Thu) 13:02:27

【人】 機関設計士 スタンレー

ー仕立て屋ー
[「こう見えても」という言葉を受け、ーちょっとお節介が過ぎたかもしれないーとスタンレーは反省しつつも、微笑むノアに自信を感じ取って少し安心する。]

「ああ、こちらこそありがとう。ディアスには近いうちに必ず顔出すからな。お師匠さんにもよろしく。」

[彼女には見えないかもしれないが、右手をスッと上げ、軽く手を振った。]*
(156) 2020/05/14(Thu) 13:08:29

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−賑やかなパスタ屋・余程空腹だったらしい少年と−

何度か、友人たちを代わる代わる連れてきたんだけど、
その度に「この間の人とはもう別れた??」
なんて言われたっけ。
本当、困ったものだよ。友人達とは、全くそういう対象で
お互いを見ていなかったからね。

[現在大佐クラスにいる友人達は、大体伴侶がいる。
ここに連れてきた当初はいなかったが。
年齢的なことではあるが、仲がいいところを見るのは
大変好感が持てる。

そんな話をしていると、入店してきた夫婦を指差して

“あれも、誤解された人間の1人”

とこっそり笑ってハニエルに教える。
意外と友人の範囲が広い彼女が指差した人物は、
もしかしたら、目の前の彼の上司かもしれない。
それとも、別の部署の人間かな。]

(157) 2020/05/14(Thu) 13:12:41

【人】 調香師見習 ノア

─ お昼:調香店『ディアス』 ─ 


……食い入るような視線を感じます。


[あれからせっかく、開店時間前に戻れたにも関わらず、
ディアスの開店はお昼過ぎになってしまった。

というのも、起きてきた師匠がナミさんと一緒に
ドレスに着替えるようしつこく迫ってきたからで、
試着だけの筈が、ドレスに合う髪型が、化粧がと
見えない鏡台の前に座らされてあれやこれや、
気付けば正午を超えていたのだった。]


…あ、あの、もういいですか?いいでしょう?
こんな格好で店に出てたら変ですから……!


[私にはどんな格好かわからないのだけれど、
でも、なんだろう、なんだか落ち着かない。]
(158) 2020/05/14(Thu) 13:14:43

【人】 調香師見習 ノア


汚してしまうかもしれないし……


[自室へ着替えに戻ろうとするとガシッと肩を掴まれる。]


師匠〜〜〜〜〜!


[人知れず師匠と弟子の攻防が繰り広げられていた。*]
(159) 2020/05/14(Thu) 13:14:46

【人】 機関設計士 スタンレー

ー露店にてー
[スタンレーは、マチとリアムとリナがとある露店を物色している隙に、三人に見つからないように、十数メール先のアクセサリーを扱う露店に向かった。

通り過ぎた時に、ふと、星の形をしたイヤリングが目に入って何となく気に留めていた店だった。

アクセサリーを贈るのは柄じゃないと自分では思うが、せっかくのタナバタだ。星に因んだアクセサリーを贈りたいし、何よりマチに似合うと感じた。]

「おばちゃん、これ贈り物用にラッピングしてくれないか?」
[と、まごまごと言えば、「あら?彼女に?ふふふ」と店主にからかわれ、しどろもどろになった。
それは、手のひらサイズの四角い白い箱に入れられ、紺色無地の包装紙にラッピングされ、赤いリボンがかけられた物に仕上がる。
ポケットに隠しながら、何食わぬ顔で、マチ達の元に戻った。]*
(160) 2020/05/14(Thu) 13:21:54

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン


いい食べっぷり。私のも一口食べてみる?

[オススメしたアラビアータを無心に、
かつあっという間に食べてしまった。>>154
そんな彼を見て、ふと部下たちのことを
思い出した。彼らも、こんな風に食べていた。
そして、彼の視線はまだ手元にある
ジェノベーゼパスタに向いたような気がしたので、
ジェノベーゼの説明を軽くして、試食を促す。]

アラビアータのように辛くはないけど、
オイルだから少しはねてしまうかも。

[彼の皿が回収されるついでに、
なんとなく、追加でペペロンチーノでもオーダーしようか。
2つ目?彼の皿と合わせて3つ目か。
彼女にしてみれば結構普通の量なので、
目の前の彼は驚くだろうか。*]
(161) 2020/05/14(Thu) 13:35:02

【人】 無口な使用人 ジゼル

[ さて、と歩き出した時、少し外れの路地から猛然とダッシュしてくる影。]


( おはようアデル!>>0:16 今日も変わらず元気ね)


[ あいも変わらず体をくねらせ、何度もジャンプして、ジゼルの顔をなんとか舐めようとしてくる愛しい友達の首を抱きしめる。
しばらく思うようにキスをさせて、背中を撫でてやって、ようやく落ち着いたアデルと共にまた道端に腰を下ろす。

ピンとした耳に目が行ってしまい、つい吹き出してしまう。]


(…今日はどこの素敵な方に、撫でられてきたの?>>52。頭がなんだかいい匂いがしますよ?)
(162) 2020/05/14(Thu) 13:46:31

【人】 無口な使用人 ジゼル


[ この言葉を必要としない
やや騒々しい
愛しい友人だが、ジゼルの飼い犬ではもちろんない。
どこかで飼われているのか、それとも特定の飼い主などいないのか、いつもこの辺りでふらりと現れるのだ。

愛に溢れるこの国では、動物でさえきちんと王国が管理しているようで、このアデルも迫害されることもなく、しかも皆から可愛がられているようで、いつもツヤツヤとした毛並みをしていた。

ついでにアデル、という名前は、当然彼が自ら名乗った訳ではなく(!) 、行き交う親子連れや、孤児院(>>0:121>>52)で暮らす子どもたちがすれ違いざまそう呼んでいたりするのを聞いてなんとなく知った。


アデルに、持ってきたクッキーを差し出す。
これはジゼルが自分で焼いた、お砂糖の入っていない、アデルの為のクッキー。]


(あ、そうだわ。ゆきのやで金平糖を買ったら、孤児院の皆にもプレゼントしましょう…もう、たくさんあるかも知れないけれど)*
(163) 2020/05/14(Thu) 13:48:28

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

ー さてはて。

[先刻賑わっていた店内には、マッド1人だけが残されていた。スタンレーとマチは今頃広場でお楽しみだろう。もう1人の謙虚な御婦人の行先は不明だが、特に気に留める事でもない。脚を組みながらソファに座り、紅茶を啜った。深い味わいを今一度楽しもう。]

[とはいえ、彼もそう長く此処で舌を潤している訳にもいかない。半日以上過ぎ昨日のトンズラは王宮にも伝わっているだろう。何か手を打つ必要がある。……だが、毛布まで掛けてくれた店主に御礼も御代も無く消えるのは流石に人の道として許されない。彼が此処から消える時は、やはり店主に一礼した後となりそうだ。次いでに、顳顬に銃を突きつけた事の謝罪も添えて……。]

ー 店から出たら、中堅より上の隊長クラスの騎士にご挨拶でもしに行こうか。次の"演目"は、それからですね。

[彼は、入国後より今まで関わって来た者達全てに世にも奇妙な縁(プレゼント)を残していた。*]
(164) 2020/05/14(Thu) 13:54:57

【人】 調香師見習 ノア

─ 回想:『ゆきのや』 ─ 


……うん、元気してた。


[駄菓子屋さんには私以外にもお客さんが居て、
邪魔にならないよう離れて、
話しかけるタイミングを測っていたのだけれど、
ユキくんが気付いて声をかけてくれた。>>134
いつものように。]


ユキくん、師匠みたいなこと言ってる。
師匠、今年は特に意気込んでて大変なんだから。


[茶化すユキくんに笑いながら応える。>>135
師匠のことは、よくディアスまでお菓子を届けに
来てくれる彼は知っているだろう。
師匠も駄菓子が好きで、専用の籠にはいつも
この『ゆきのや』さんのお菓子が切らされることなく
常備されている。]
(165) 2020/05/14(Thu) 14:23:55

【人】 調香師見習 ノア


…運命の相手って、
出逢ったらわかるものなのかな──…


[金平糖を手際よくラッピングする様子を眺めながら
ぽそりと零して、綺麗に包まれたそれを受け取れば、
ありがとう、と微笑みを返した。

ユキくんは時折、お薦めのお菓子を分けてくれる。
掌に握らせてくれるそれは、いつもどれも美味しくて、
初めて師匠に話した時は

『餌付けされているのですか?!』

なんて言って詰め寄られたりしたっけ。]


…お店は大丈夫?


[送ってくれると言う彼に確認して、問題なさそうなら
申し出を受ける。
ユキくんに送って貰うのはこれが初めてではなく、
今までも何度かあったから、変に緊張することなく素直に
厚意に応えることが出来ていた。*]
(166) 2020/05/14(Thu) 14:23:58

【人】 踊り子 マチ

─ 回想:仕立工房 ダニエル・ゴードンにて ─

[伝言をしたためるノアさんを見て、彼女の視力が弱いことに気づいた。>>150

彼女が差し出した香袋からは良い香りがした。ふと、私は柔らかな気持ちになった。

香りを感じて何を思うかは千差万別なのだろう。

ノアさんにとって香りは特別なものに違いない。それは、私が音楽と踊りを通して人と関わっていることに、少し近いような気がして、彼女とはまた話ができたらいいなと思った。

彼女から手紙を受け取ると、アルジャーノンさんの帰りをしばらく待つことにした。*]
(167) 2020/05/14(Thu) 14:56:49
少女 ルーシュは、メモを貼った。
(a79) 2020/05/14(Thu) 15:34:01

【人】 詐欺師 アダム



  これ、一つください。


[ 店頭に並ぶ品に、目を奪われた。
  小さくて、色とりどりの砂糖菓子。

  言葉と共に、代金を置く。
  その時店にいたのは、駄菓子屋の看板息子か。
  使いに出ていたのなら、>>140
  彼の祖母だったかもしれない。

  礼を言いながら、商品を手にすると。
  一粒摘んで、空に透かしてみる。 ]
    
(168) 2020/05/14(Thu) 15:39:44

【人】 詐欺師 アダム



  綺麗。
  星のかけらみたいね。


[ そう言えば、この国の祭りは星由来のものだったか。
  そんなこと思いながら、
  金平糖を口に放り投げた。 ]**
  
(169) 2020/05/14(Thu) 15:39:52

【人】 踊り子 マチ

─ 露店にて ─

[リアムとリナはスタンレーさんの話に夢中に頷いていた。>>155

たくさんの露店が立ち並ぶ。この街の煌びやかな佇まいに異国の空気が混じり合う。行き交うの人々の足取りは軽やかだった。


「マチ!これがいい!」

リアムの声に振り向く。それはとある露店。
2人が指す先を見ると、小さなガラス玉に黒の紐が結ばれたペンダントがぶら下がっていた。

太陽の光で反射して煌めくそのガラス玉には、星がたくさん詰まっていた。その中に列車が煙を吹きながら走っている。]

わー綺麗だね。

[2人はそれぞれのお金でペンダントを購入すると、そろそろ帰る時間になっていた。スタンレーさんにお礼を言おうと思ったけれど、彼の姿がいつの間にか見えなくなっていた。*]
(170) 2020/05/14(Thu) 16:04:50
踊り子 マチは、メモを貼った。
(a80) 2020/05/14(Thu) 16:09:05

【人】 機関設計士 スタンレー

ー回想:露店にてー
[スタンレーの購入したイヤリングは、大きさ2cm、薄さ3mmのゴールドピンクの金属で星の形に作っており、一角に透明な宝石(形は小さいダイヤのように見えるが、なんの宝石かは分からない。)が付いた、シンプルなデザインだ。
耳につけると、鎖でたらんと星が下がり、揺れる。まるで流れ星のように。]*

ー回想:仕立て屋ー
「それじゃあ、俺たちはこの辺で失礼するよ。」
[再びソファに沈んだ、マッドに話しかける。]

「また会おう。もし、アルジャーノンに会ったら、よろしく伝えといてくれ。」

[スタンレーは、マッドから、相変わらず得体の知れない謎の雰囲気を感じていたが、スタンレーは悪い人間では無いのだろうと思った。
スタンレーにとっては、社交辞令では無かった。(元より、スタンレーは、社交辞令を言うような器用な人間ではないのだが。)
そして、スタンレーは仕立て屋を去った。]*
(171) 2020/05/14(Thu) 17:56:23

【人】 無口な使用人 ジゼル

[ クッキーを食べ終えたアデルは、尻尾を振りながら軽やかに去っていく。
ふりふりと揺れる後ろ姿を見送って、ゆきのやに向かうことにした。


さすが祭り当日らしく、だんだんと人が増えてきている。

もう少し広場にいたら、もしくはまた広場に戻ってきたら、露店でなんだかしどろもどろになっているスタンレーさん>>160を見かけたりするだろうか]*
(172) 2020/05/14(Thu) 18:03:32

【人】 機関設計士 スタンレー

ー現在:露店ー
[当初は労いにと思って、舞が終わった後に何か渡そうと思ったが、イヤリングを見つけた時、お守りのような力を感じたので、舞の前に渡そうとスタンレーは考えていた。]

「すまん、珍しい工具があったもんだから、そっちを見ていた。」

[内心、ドギマギしながら、マチに不在を理由を伝えた。]

「お!リアム、リナ!
スタンレー兄ちゃんに何買ったか見せてみろ?」

[スタンレーは、無邪気な笑顔で再びしゃがんで、二人の頭を撫でる。
リアムとリナも、無邪気にペンダントをスタンレーに見せた。>>170

「列車じゃないか!!星の中を走ってる。綺麗だなー。」*
(173) 2020/05/14(Thu) 18:05:48

【人】 無口な使用人 ジゼル

  
ゆきのや


[覚悟していたほどではないにしろ、やはり店の中にはたくさんのお客さん。


大半の人は金平糖を籠に入れているように見える。


店の奥のほうにそっと目をやると接客をしているのはいつものおばあさんのようで、あぁ今日もお孫さんはいないのかな…とわかりやすく肩が落ちた。>>140


そう言えば、銀髪のお孫さん、おばあさんが、【ユキちゃん】と呼んでいるけれど、ちゃんとした名前は知らないな、と思い至る。

お祭りの間に、お名前くらいは、聞けるといいのだけど。]*
(174) 2020/05/14(Thu) 18:07:07
機関設計士 スタンレーは、メモを貼った。
(a81) 2020/05/14(Thu) 18:15:38

機関設計士 スタンレーは、メモを貼った。
(a82) 2020/05/14(Thu) 18:16:09

【人】 無口な使用人 ジゼル


[ ふぅ、と息をひとつついて、とにかく買い物を、と思い直したのだけれど、満員(3密!)の店内では持っている籠が人に当たらないように気をつけつつ、宝石箱のような商品もうっかり触れて落としたりしないように、となかなか大変。


ちょっと悩んで、金平糖を5つ。それから、以前お孫さんがおすすめだと誰かに話していた>>0:136 ゆきだんごと、ほかのお菓子をいくつか。


金平糖は、旦那様と奥様にひとつ、ノアに一つ。


それから。
もしまた会えることがあればその時の為に。ハニエルと、親切な騎士のクレソンさんに。


あと1つと、生チョコsweetおからドーナツsweetフルーツポンチsweet なんかは孤児院へのプレゼント、ゆきだんごは、私のおやつにしようか。]*
(175) 2020/05/14(Thu) 18:17:10
無口な使用人 ジゼルは、メモを貼った。
(a83) 2020/05/14(Thu) 18:19:05

【人】 平騎士 バジル・クレソン

─ 決闘騒ぎの後 ─
 
[眺めていたが、どうやら
 大きな怪我なく決着が着いたようだ>>107
 ほっと息を吐けばその場を後にする。

 ある程度のやんちゃは見過ごすもの。
 ガス抜きも必要なのだ。]

  ……お腹減ったなぁ。

[ぐぅ、と鳴る腹を撫でる。
 今日は何を食べようか。
 
 そんなことを考えながら歩いていると、

 ───そこに、絵画のような風景があった>>168]
(176) 2020/05/14(Thu) 18:28:18

【人】 平騎士 バジル・クレソン


  ───、

[思わず息を飲んだ。
 
 異国の衣装は艶やかに>>13
 結い上げた紫がかった銀の髪は項を涼しく見せ。
 足に巻かれたバンダナは少しアンバランスだろうか。
 それでも、その美しさは損なわれない。

 目を奪われ、立ち止まる。]
(177) 2020/05/14(Thu) 18:28:32

【人】 平騎士 バジル・クレソン

 
[もし、彼女と瞳があったのなら、
 少しして、やっと我に返ったように目を瞬く。]

  ……あ、ごめん。
  あまりに、綺麗だったから。

[茶化すようでもなく真面目に。
 ほろりと言葉は転がり落ちて。

 空腹の音が辺りに響いた。*]
(178) 2020/05/14(Thu) 18:28:45
平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a84) 2020/05/14(Thu) 18:31:52

平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a85) 2020/05/14(Thu) 18:48:16

【人】 星読博士見習 ハニエル

−パスタ屋にて スカーレットと−

[スカーレットは、そのウェイターには何度も誤解をされているらしい。>>157

誤解された"友人達"の性別までは彼女は言及しなかったが、
話から察するに、もしかすると男性の多い環境で長い間過ごしてきたのかもしれないな。と考える。

ハニエルは、道端で出くわした彼女が、
まるで流れるように自然に自分を食事に誘ったことを思い出す。


「あれも、誤解された人間の一人」

彼女がそう示した先には、
なんとハニエルの学ぶ星読学舎の教官が。(慌てて頭を下げる)
スカーレットの意外な交友関係を見た気分だ。

初めは堅そうな人物に見えた。
しかし今やすっかり、飄々としつつも底知れぬユニークさをたたえた大人という印象になっている。]
(179) 2020/05/14(Thu) 19:09:44

【人】 星読博士見習 ハニエル

[ハニエルの視線がスカーレットの皿に引き寄せられているのを、目敏い彼女が気付かないはずもなく。>>161

一口食べてみる?と問われ、
ここは遠慮すべきだろうかと逡巡したが、
遂に好奇心がまさり、]

く…ください!

[と、口にしていた。

促されるままに、その緑色のパスタをぱくり。
先ほどの海の幸たっぷりのアラビアータから一転、
今度は青々とした草の香りが、
これでもかと口一杯に広がる。おいしい。

スカーレットがペペロンチーノ(面白い名前だ)も頼むというので、ついその気になってハニエルも賛成したが、

ここで一つ、ハニエルは自分な大事なことを忘れている事に気付いたのだった。]

…あれ。こんなにご馳走食べちゃったけど
僕のお金で足りるのかな?*
(180) 2020/05/14(Thu) 19:10:31

【人】 詐欺師 アダム


[ 放り込んだ金平糖。
  ころりころりと、舌の上で転がす。
  かりっと小さな音を響かせ、振り返れば
  二つの視線が交わった。>>178

  ――――綺麗。

  向けられた言葉は、アダムにとっては
  聞き慣れたもの。

  目当てはアダムの身体か、それとも上質な装いが見せる
  偽りの冨か。
  其々の思惑に基づいて、男達はそれを口にした。 ]
 
(181) 2020/05/14(Thu) 19:51:13

【人】 踊り子 マチ

─ 露店にて ─

[人混みの中で大きな分度器が見えた。長辺1メートルはあるだろうか。それはガタイの良い彼を更に目立たせていた。彼は工具を見ていたようだ。>>173

「そろそろリアムとリムが帰る時間なの。スタンレーさんお付き合いありがとう。」

彼女はお礼を言うと3人で家の方に向かった。*]
(182) 2020/05/14(Thu) 19:51:40

【人】 詐欺師 アダム



  ……本心から言ってくれているのでしょうね。
  貴方は。


[ 確信と共に、小さく呟いた。
  アダムは目の前の青年を知っていたから。

  狭い街ではない。
  「また」の約束が果たされる可能性。>>0:79
  決して高くないと思っていた。
  なのにこうして、彼は目の前にいる。

  きっかけの髪飾りこそ、付けているが>>13
  昨日とは随分格好が違う。
  彼はアダムが屋台で共に食事した女だと
  気付いているだろうか?

  ……そうでないのなら、
  青年はアダムの獲物には、なり得ないのだから。
  向けられた賛辞に礼を述べたなら
  素知らぬ顔で場を立ち去るべきだった。 ]
   
(183) 2020/05/14(Thu) 19:52:14

【人】 詐欺師 アダム



  貴方、いつもお腹を空かせているのね。

  飢えを満たすには、足りないだろうけど……
  よければ、どうぞ。


[ そのはず、だったのに。


  辺りに響いた>>178
  聞き覚えのある切なげな音に>>0:71
  思わずぷっと吹き出すと。

  くすくすと小さく笑いながら、
  距離を一歩近付けて。
  先ほど買った星屑のお裾分けを。 ]**
  
(184) 2020/05/14(Thu) 19:52:35

【人】 機関設計士 スタンレー

>>182 マチ
[そろそろ日も傾いて来た。
リアムとリムが帰る時間だと言う。]

「ああ、俺も楽しかったよ。ありがとう。
何より、リアムとリムが楽しそうで良かった。
マチも、夕方の舞、頑張れよ。
それと…。」

[一瞬、息を吸う。]

「良かったら、これ、マチに。
今日の舞台が成功するように、お守り。」
[スタンレーは、ポケットから、例の紺色の包装紙に包まれた小箱を取り出す。]

「んじゃ、頑張れよ!」
[マチの手に取り小箱を押し付けると、マチの返事も待たず、マチが小箱を開くのも待たず、スタンレーは、颯爽と去ってしまった。]

ー夕方:路地裏ー
「かっこ悪りぃぃぃ!」
[スタンレーは、人の少ない路地で一人、わしゃわしゃと両手で髪の毛を掻いた。
元々癖っ毛だが、より跳ね上がる。
長年、恋愛してないツケが来たようだ。
もっとスマートに渡したかったんだが、恥ずかしさが勝り、逃げるように去ってしまったことを後悔していた。]*
(185) 2020/05/14(Thu) 20:20:28
機関設計士 スタンレーは、メモを貼った。
(a86) 2020/05/14(Thu) 20:21:54

【人】 機関設計士 スタンレー

ースタンレー:独白ー
[マチのことを愛しているかと聞かれると、今のスタンレーにははっきりとは分からない。
ただ、一緒に居ると落ち着くし、もっと側に居たいと思うのも、また事実であった。
それを恋と知ってしまったなら、こんなに自然に話せなくなるだろう。]

「マチの舞までは、時間があるな。
いったん、分度器を家に置いてくるか。」
[スタンレーも家路についた。]*
(186) 2020/05/14(Thu) 20:30:19

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−パスタ屋・目を輝かせる少年と−

おや、君の知り合い?
ということは……王宮にいる星読みたちの新入りくんかな?

[指をさした相手は、星読の官庁にて教官をしている。
その彼に、会釈をしたということは、
目の前の彼も少なくとも彼に師事しているはず。>>179

となると、どこかしらで会ったかもしれない。


次に会うときは、多分城の中だろう。
それも、また楽しいことになるだろう。
友人には、後で釘を刺されそうな感じがするが、
そこはなんとでもなる、はず。]

美味しいみたいで、安心した。
もう少し食べる?

[美味しく食べる子には、さらに食べさせたくなる。
ここは、早くて美味しくて安いが取り柄。
故に、さくっとペペロンチーノも到着する。
これは、ガーリックとスパイスのシンプルなもの、と
説明しながら、一口食べようかな。]


(187) 2020/05/14(Thu) 20:40:03

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

ん、美味しい。こっちも、よかったら試してね?

[彼女は育ち盛りであろう少年に、
新しいものをさらに進める。
彼が望むなら、飲み物も何か頼もうか。
と思いながら、彼を見てみると、
お代をどうしようか、と呟いているような>>180


気にしなくていいよ。
私が元々誘ったから、私が奢るさ。
君は、食事を楽しむこと。
(188) 2020/05/14(Thu) 20:41:01

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン


[椅子に座りなおせば、
彼女は何事もなかったかのように、
ジェノベーゼを口にしようか。
柄にもないことをしたかな、
なんて少し体が熱くなる。
彼女にとっては、
リピーターが増えることがたいせつ。
それが、彼女の好きな店が長く続くための手段だから*]
(189) 2020/05/14(Thu) 20:43:56
(a87) 2020/05/14(Thu) 20:52:31

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−夢の中・新緑の公園で−


[ここは多分、いつもの場所。
今日も今日とて彼女は鍛錬に勤しむ。
剣は勿論、槍と乗馬も、鍛錬の一種。

「アルジャン。…スカーレット・アルジャン!」

そう呼ぶのは、文が届いたらしいユウェル王女。
彼女の護衛をするようになったのは、
5年ほど前。中佐あたりに昇進したあたり。
彼女の話し相手になることが、
スカーレットの仕事の一つになっていた。

「みて!彼から届いたの!一緒に読んで?」

彼女が差し出したその手紙は、


おかしい。]

どうして、テールエールデの印が……

[実際には宛先も書かれず、
誰から誰に宛てたものかわからないようになっていた。
王女に問いかければ”国家公認の仲なのに?”と、
不思議そうな顔をしていた。]
(190) 2020/05/14(Thu) 21:15:02

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン


…………!

[ふと目が醒めると、そこは新緑の公園。
うたた寝をしてしまっていたらしく、
読んでいた本のページは進んでしまっていた。]

そろそろ、街の方に戻るとしようかな…

[夢の中に、あの時が出てくるなんて……
そう思いながら立ち上がり、服を軽く払って
見立てを整えると、本を閉じてその場を後にしようか*]
(191) 2020/05/14(Thu) 21:15:21

【人】 踊り子 マチ

─ 露店にて ─

[「良かったら、これ、マチに。」>>185

彼から赤いリボンがかけられた紺色の包装紙に包まれた小箱を渡された。ぽかんとしていると、スタンレーさんは一声私を勇気づける言葉をくれて、そのまま去っていった。]

「マチ!なになになに?」

リアムとリナが小箱を覗いている。]

なんだろう……?

[帰りに仕立て屋さんに寄って、今日の衣装を受け取った。]
(192) 2020/05/14(Thu) 21:19:33

【人】 平騎士 バジル・クレソン


  え、……と。

[彼女の言葉に首を傾げる>>183
まるで自分を知っているような言い方。

 こんな綺麗な人にどこかであっただろうか。
 記憶を探っていると、お腹の音が辺りに響いた。

 思わず腹に手を当てて、
 恥ずかしそうに顔を俯ける。

 すると、ふわり、甘い香りがして。
 顔を上げれば、近づいた顔に
 やっと昨日の女の人だと気がついた。]
(193) 2020/05/14(Thu) 21:24:17

【人】 平騎士 バジル・クレソン


  あ、ありがとう。

  ……昨日の人、だよね。
  前と雰囲気が違うからわからなかったや。

[驚いたことを伝えながら、
 金平糖を受け取り、口に入れる。

 また、とは言ったものの
 出会えるかはわからなかったから
 つい、嬉しそうに
 嬉しそうに、笑って。]
(194) 2020/05/14(Thu) 21:24:54

【人】 平騎士 バジル・クレソン


[なにか話そう、と思い口を開いたら
 またくぅ、と腹の音が鳴った。

 金平糖は焼石に水。
 体は食物を求めているらしい。]

  ……昼食、まだかな?
  折角だから、どこかで食べない?

[金平糖のお礼に奢るよ、なんて。
 前とは逆の状況に笑いつつ。

 彼女は応えてくれるだろうか。
 応えてくれるのなら、
 彼女の好きな物を聞いて、
 美味しいお店に連れていこう。*]
(195) 2020/05/14(Thu) 21:25:05

【人】 踊り子 マチ

─ 家にて ─

[家に着くとリアムとリナは母に興奮気味にお祭りの話をしていた。

私は誰もいない部屋へ行き、スタンレーさんにもらった小箱を開ける。それは輝く流れ星のようなイヤリングだった。手に持ってゆらゆらと揺らしてから、私はそれを胸に抱いた。

「お守り」彼はそう言ってた。

スタンレーさんの優しさに涙が出そうになった。

スパンコールやパールの装飾とレースが施されたドレスを着た。彼にもらったイヤリングをつける。それに母がしてくれた繊細な刺繍が入った真紅のヴェールを被り、家を出た。]
(196) 2020/05/14(Thu) 21:25:38
平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a88) 2020/05/14(Thu) 21:26:07

【人】 踊り子 マチ

─ 街中にて ─

[昼と夜をつなぐ夕頃に広場の舞台で舞う。まだ少し時間があったので、ふらふらと祭典の雰囲気を楽しむことにした。

イヤリングが揺れてきらきらと輝く。

私には恋というものがまだ分からなかった。
心を奪われたという経験は1度だけあって、それはシンディさんという美しい舞踏家の女性だった。私は彼女をとても慕ったていたし、その時は恋だと思っていた。それは昔の話。

そう言えば「星の飾り」なんてジンクスがあるのを思い出した。*]
(197) 2020/05/14(Thu) 21:30:05

【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ

 
−回想・ノアと−


 そっか、元気か。
 それはよかったよかった。

[いつも少し控えめな少女に、>>165
普段なら人と話すのをめんどくさがるであろう
俺のほうから話しかけるようになったのは、
彼女が初めてゆきのやに来た時、
売り場で困っている彼女を見つけて
声をかけたのがきっかけだった。

そして今日も、俺はいつものように彼女に声をかけ、
いつものようにマイブームを彼女に紹介する。
今俺はツイストドーナツsweetにお熱なのだ。

そういえば、いっとき
あまりにも彼女にお菓子を渡しすぎたせいで、
ディアスさんに「俺が餌付けをしている」と
疑われていたらしい。
そんなディアスさんも駄菓子が好きで、
いつも籠に常備してくれているんだとか。]
(198) 2020/05/14(Thu) 21:31:14

【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ


 フッ……ディアスさんも相変わらずだな

[意気込んでいるというW師匠Wの力の入りようと、
目の前で「大変だ」と笑顔で本音を漏らす彼女のギャップに
思わず笑みがこぼれる。

それでも彼女から零れた言葉は
重みがあるような気がして>>166]

 ……さぁ?
 もしかしたらもう既にどこかで出会ってるんじゃね?

[もしかすると、
彼女は独り言のつもりで呟いたのかもしれないが、
俺は淡々とラッピングを続けながら、目は合わせず
あえて逆張りで軽い冗談を返した。]

 さてできたぞ。
 日が暮れる前に帰らないとな。

[お店はもうすぐ店じまいだから大丈夫と言い、
ノアをお家まで送っていくと決まれば
師匠への手土産を片手にゆきのやを後にした。*]
(199) 2020/05/14(Thu) 21:33:44
踊り子 マチは、メモを貼った。
(a89) 2020/05/14(Thu) 21:34:04

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−少し眠たいまま・街の中へ−

[うたた寝をした後、スカーレットは大体起きない。
頭が、冴えない。視界がはっきりするまでに、
結構時間を要するのだ。
少し乱れたらしい結っていた髪。
どうせなら、と解いてしまおうか。
麻紐を解いて、長い髪を下ろして頭を軽く振りながら
歩いていると、誰かにぶつかったような気がする。>>197

おっと……申し訳ない。大丈夫かな?

[ぶつかった相手は、
スカーレットに比べて身長が低い女性。
スカーレットに当たって、後ろに倒れそうな彼女の体を
急いで自分の方に抱き寄せる。

彼女は、普通の町娘ではなさそうだ。
恐らく、夕刻近くにあるであろう
舞台の演者といったところか。
彼女の耳には星の耳飾り。
“星の飾りの運命”

そういえば、そんなものがあると
同僚たちが話を昔していたことを思い出す]

素敵な耳飾りですね。
貴女に、とても似合っていますよ。*
(200) 2020/05/14(Thu) 21:50:16
(a90) 2020/05/14(Thu) 21:53:09

【人】 無口な使用人 ジゼル

  
ゆきのやを出て

[ 思いの外、大きな荷物になってしまった。
紙袋の中で(ふたつめの紙袋!)フルーツポンチ>>175の入った缶がちゃぽちゃぽと音を鳴らす。]


(…大丈夫、子供たちは、きっと好きよね)


[ 何故わざわざこんな重いものを選んだのか自分でも首を傾げるけれど、ともかく買い物を終えてゆきのやをあとにする。
店主のおばあさんはニコニコと手を振ってくれた。]


(やっぱり嵩張るわね…先に孤児院に寄ろうかしら…あら?)


[ 思わず目を疑った。
店を出てすぐの所で、またぴょこんと飛び出している獣の耳!

よくよく考えてみれば装飾屋さんにはたくさん売っていたので、同じものをつけている人がいても不思議ではない。

けれど、その様相は、少し前に道案内をしてくれたあの優しい騎士さんに間違いと気付いて、ドキンと心臓が跳ねた。>>177]
(201) 2020/05/14(Thu) 22:05:15

【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ

 
−現在?・ゆきのや−


 ただいま!!え??
 もう出前を取ったって?
 
先に言え!!


[無理矢理家を追い出されて、
わざわざ買ってきた昼飯は
全部俺が食べることになったし、
何もイベントが起こらなかったし、

とんだ無駄足に終わった。

そして、おばあちゃんから聞いた話には
お店には先ほど
浴衣姿の美人さん

訪れていたらしい。>>168 >>169

ねえ教えて?
どうして地球は丸いんだろう?

もしお客さんが居合わせていたとしたら、
振り回される孫の姿を見られたかもしれない。
>>174 >>175 *]
(202) 2020/05/14(Thu) 22:07:43
駄菓子屋の孫 ユキムラは、メモを貼った。
(a91) 2020/05/14(Thu) 22:10:08

【人】 無口な使用人 ジゼル

[ こんなに早くまた会えるなんてと、今買ったばかりの金平糖を握りしめて声を掛けようと近づく。その時。]


……あ、ごめん。
   あまりに、綺麗だったから。>>178



[ …優しい騎士さん、クレソンさんの声が耳に触れた。


ピタリと足が止まる。


クレソンさんの前には、見慣れない衣装に身を包んだ女性がいた。…それもとびきり美しい、まるで異国のお姫様のような、素敵な女性。


…瞬間的に踵を返す。


絶対に足音を立てないように、そして紙袋を高く持ち上げて、顔が見えないようにして、後退りする。

そうねこれ昨日もしたわね、と自嘲しながら。


1秒でも早くこの場から離れようと思った。

…絶対に、気づかれないように、逃げ出すように走り去った。]*
(203) 2020/05/14(Thu) 22:11:19
ユキムラは、>>202 16行目「俺はがっくりと肩を下ろし座り込んだ」追加で
(a92) 2020/05/14(Thu) 22:13:33

無口な使用人 ジゼルは、メモを貼った。
(a93) 2020/05/14(Thu) 22:15:16

無口な使用人 ジゼルは、メモを貼った。
(a94) 2020/05/14(Thu) 22:16:48

【人】 男装の騎士 イヴ


[孤児院に行く道すがら
ゆきのやで店主の孫のユキムラを見かけたのを思い出した。>>137

ー回想・ゆきのやー

ゆきのやに行くとたまにユキムラが店を手伝わされているのを見かけた。

今日は祭りのせいかいつも以上に忙しそうだ。
それでも、元気に接客するユキムラをみると少しイヴは眩しく感じた。]

あ!ユキムラこの金平糖を賄賂(お土産)用に包んでもらっていいか?

[イヴには血の繋がった家族はいない。だから、家の手伝いをしているユキムラが羨ましいのだ。

俺にもいつか家族できっかな…。なんてな]

「まいどありー」

きっとイヴはそう経たないうちにゆきのやに向かうだろう

賄賂(お土産)を再調達するために]*
(204) 2020/05/14(Thu) 22:29:29

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

ー 見つけた。>>191

[日と屋根の間に立ち、"千里眼"で目を凝らしていた彼は目当ての人物を見つけた。この"千里眼"、只の望遠鏡とは少し違う。何とも柔らかくラフな格好だがその清潔感ある佇まい、姿勢、凛とした先慶の瞳。彼女がこの国でも最高峰に位置する剣士……騎士である事がわかった。想定し得る年の功からこの国の騎士隊長クラスである事は予想が付く。]

[彼は屋根から屋根へ、軍馬の様に長い距離を跳び、彼女が休憩する公園へ向かった。鳩の群れに衝突するも、いつも通り帽子の鍔をピンと跳ねて笑い、足を止めずして許しを希った。アイスキャンディ産のシルクは伸縮性・通気性と共に抜群で、もう1段階動きを上げても然程問題は無さそうだ。帽子の鍔をなぞった感覚も心地よい。何より、一番は、やはりいい靴だ。感謝しよう、アルジャーノン店主。>>2]
(205) 2020/05/14(Thu) 22:32:14

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

[話は逸れるが、先程迄着用していた上下の礼服、帽子、そして靴は、未だアルジャーノンの仕立て屋に置いてある。"着せてある"。色々な葛藤があった彼だが、結局は時の尊さを優先し店から飛び出してしまった。勿論、礼を忘れた訳では無い。彼の残したメモ……"カカシ"には、また再び会う約束の念が縫い付けている。必ず行くさ。]



[公園の隅にある木陰に降り立つ。少し熱を帯び出した日を遮る緑の屋根、そして薄緑色のカーペット。こんな場所で読書でもすれば、ものの数秒で夢に攫われてしまうだろう。しかし、そんな事よりも、彼女がいない。]

ー 擦れ違って……しまった様だ。>>200

[彼はガクッ、と頭を下げた。新調のシルクハットが若干重たくなった様な感覚を得た。*]
(206) 2020/05/14(Thu) 22:33:14

【人】 機関設計士 スタンレー

ー回想:スタンレーの仕事への誇りー

[スタンレーは、設計士であることに誇りを持っている。
しかし、それ以上に、仲間を大切にした。

機関車は設計士だけの力では、生み出せない。

鉄を溶かして部品を作る者、組み立てる者、動かす者。
皆んなの力を合わせて、はじめて出来上がる。

設計士だけが偉いんじゃない。
周りに支えられて生きているんだ。]*
(207) 2020/05/14(Thu) 22:37:04

【人】 男装の騎士 イヴ

ー孤児院・スカーレット隊長との遭遇ー

[イヴは賄賂だったものを持って孤児院に戻ってきた]

ただいまー
帰ってきちゃった

[いつもならシスターの呆れた声や子供たちの騒がしい声が聞こえるのに、なぜか今は聞こえない。]

なんだ?誰か来てるのか?

[イヴは大部屋に向かうとそこには第2部隊長のアルジャン隊長がいた。>>141

げ、アルジャン隊長?!?!
なんで孤児院にいるんすか?!

(え、バレた?サボってるのバレた?!)

イヴはアルジャン隊長の様子を伺った]*
(208) 2020/05/14(Thu) 22:39:28
男装の騎士 イヴは、メモを貼った。
(a95) 2020/05/14(Thu) 22:42:41

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−孤児院・甘いものを渡す犯人に遭遇−

それでさ、あいつが…

[隊の中であったことをシスターに話をしていると、
誰かが入ってきたような気がする。

振り返る前に、その声はスカーレットの名前を呼んだ。
聴き慣れてはいないがよく聞く声。>>208
友人であるシスターが「毎日寄ってくれる犯人」
とくすっと笑いだした。]

……あぁ、君か。
毎日足しげく、ここに甘いものを持って、
子供達を餌付けしているらしい人物というのは。
今日もまた、甘いものを持ってきたのかい?

[仕事中かもしれないが、彼女は休み。
特に、咎める理由はないので、
こちらにくるように声をかける]

こちらのシスター、私の旧知でね。
久し振りに顔を見せてみたんだ。
子供達なら、私が持ってきた本を読んでいるよ。
(209) 2020/05/14(Thu) 22:49:53
(a96) 2020/05/14(Thu) 22:53:11

(a97) 2020/05/14(Thu) 22:55:47

(a98) 2020/05/14(Thu) 22:59:11

【人】 機関設計士 スタンレー

ー現在:自宅ー
[汗をかいたのと、気分転換も兼ねて、スタンレーはシャワーを浴びることにした。
タンクトップを脱ぐと、腕の逞しさが強調された。
癖っ毛の髪は濡れそぼって、ポタポタと雫を落とす。]

[着替えてから、ソファに座り込む。]

ーマチ、喜んでくれてると良いんだが。ー

[羞恥は不思議と消えていた。
スタンレーは、マチが星のイヤリングを付けて踊ってる姿を想像する。
彼女の踊りが楽しみになった。]*
(210) 2020/05/14(Thu) 23:08:48
ジゼルは、誤字 >>201 下段【間違いない】です
(a99) 2020/05/14(Thu) 23:10:48

【人】 機関設計士 スタンレー

ー広場ー
[スタンレーは、早めに広場に訪れていた。
道中で買った、たこやきを頬張っている。
落ち着いたら、空腹を思い出したのだ。]

「ん〜…、うまい。いつ食べても、飽きない。」
[同じ轍は踏むまいと、ジゼルを見習って、冷たいお茶も一緒に用意した。]*
(211) 2020/05/14(Thu) 23:22:50
機関設計士 スタンレーは、メモを貼った。
(a100) 2020/05/14(Thu) 23:23:40

【人】 踊り子 マチ

─ 街中にて ─

[考え事をしながら歩いていたら>>197、何かにぶつかってよろけた。ふわっと誰かに抱き寄せられたようだった。>>200]

あっ、ごめんなさい!

[すぐに立ち上がると、そこには綺麗な長い髪の女性がいた。

少し触れた彼女や身体はとても引き締まっていて、その佇まいは美い。私も身体のメンテナンスには気をつけているけれど……それは見惚れるほどだった。一体何をしてる方なのだろう……。

彼女が私の耳飾りを褒める。

私は耳飾りを触りながら顔を赤らめた。*]
(212) 2020/05/14(Thu) 23:24:26

【人】 男装の騎士 イヴ


ー孤児院にてスカーレット隊長との
(バレるかバレないかの)戦いー

>>209 より

[アルジャン隊長があまりにも怒っている様子がなく、穏やかな表情でシスターと話すのでイヴはサボっていることに気づかれていないと判断した。
もともとあまりアルジャン隊長とは繋がりがなかったので、もしかしたら自分のシフトを知らないのかもしれないと]

「は、はい!ありがとうございます!さっきゆきのやで綺麗で美味しい金平糖(賄賂だったもの)を見つけたので…お時間あるようでしたらアルジャン隊長も一緒に召し上がってください」

[イヴは慣れない言葉遣いをしつつ

(人は意外な所で繋がってるんだな…シスターとアルジャン隊長が知り合いだったなんて)

と思った。そして、取り敢えずサボりがバレないようにその場を離れることにした。]

「こ、子供たちの所へ行ってます!アルジャン隊長失礼します!」

といって、子供たちがいる部屋に逃げ込んだ]*
(213) 2020/05/14(Thu) 23:31:05
男装の騎士 イヴは、メモを貼った。
(a101) 2020/05/14(Thu) 23:34:11

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−街中・可愛らしい女性と−

とんでもない。
謝るのは、私の方ですよ。
つい、さっきまで眠っていまして、
不覚にも寝ぼけてしまっていたようで。

[苦笑しながら、頬をかく。>>212
目の前の彼女は、少し顔が赤くなったような。
耳飾りを触って、照れてしまっているのだろうか]

私は仕事柄、耳飾りをしないので
貴女が少し羨ましいです。
これからどこかに?

[近くならそこまで送るし、
遠くなら、彼女の乱れそうな髪を整え、
可愛らしい耳飾りが周りに見えるようにして、
その場を離れることになるだろうか*]
(214) 2020/05/14(Thu) 23:40:17

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−孤児院・どこか慌てた友人の部下と−

ほぉ?……ほぉ、頂いておくよ。

[なんだか、イヴは慌てて、しかも逃げるように
子供達のところへ行った。>>213
友人も、あんなイヴは初めてみたかも、なんて。

星の砂糖菓子を受け取り、一粒だけもらうと、
袋をシスターに渡した。]

綺麗なお菓子だよ、これは本当。

[ふふっと笑って、その硬さを楽しむ。
そのあと、口に含んでカリッと噛んで仕舞えば、
シスターと一緒に子供達のいる部屋の近くまで行き、
子供達に会いに行ったイヴに声をかけようか]

休みならまだいいけど、仕事中なら…
あまり長くいると、心配されるから、
早めに戻ってくるんだよ。

[子供達に捕まっていた、とは言っても
イヴのいる隊の隊長は簡単には許さない、とか言われている。
“休みなら、邪魔をしたね。”
と声をかけて、本を読んでいた子供達にも、
また今度、と声をかけた。
シスターと玄関先まで、楽しく話して
孤児院を後にしようか。*]
(215) 2020/05/14(Thu) 23:55:09

【人】 踊り子 マチ

─ 街中にて ─

[そこの広場なのだけど、私は急いでいることを伝えた。>>214

その美しい佇まいの女性の手が、わたしの乱れた髪に触れ、どきっとした。私はさらに赤くなった顔を伏せながら、お辞儀をしてその場を離れた。*]
(216) 2020/05/14(Thu) 23:55:13

【人】 星読博士見習 ハニエル

−パスタ屋にて スカーレットと−

えぇ、星読です。>>187
といっても、まだ見習いなんですがね。
教官にはお世話になっていて。

[…ではやっぱり彼女は、王宮内の詰所で何度か見かけたあの軍人だったのだろうか。
その時の彼女は鎧に身を包み、今とは全く違う出で立ちだったが。

(次に会う時は、城の中になるかな…。)

その時は、こんどは自分から声を掛けてみよう。
そう思った。]


[3皿目、ペペロンチーノも到着。

「よかったら試してね」とスカーレットが取り分けてくれた分を、
ぺろりと平らげてしまった。
(217) 2020/05/14(Thu) 23:58:17

【人】 星読博士見習 ハニエル

[我ながら呆れた食欲である。

しかし、
輪切りにされた唐辛子と、ガーリックの染みた香り高いオリーブオイル。先の二品とはまた違った、第三の刺激が鼻腔と胃袋をくすぐったのだから仕方ない。]

…ふぅ。未知の料理を同時に三品も味わえるなんて。
お腹がキツキツなので、もう飲み物は大丈夫です。

本当に、ご馳走になりました。


[テーブルに額がくっつきそうになるまで頭を下げる。
スカーレットとの食事は本当に楽しかったから。
とその時、耳元で風が揺れた…気がした]
(218) 2020/05/14(Thu) 23:58:35

【人】 踊り子 マチ

─ 広場の舞台にて ─

[日が沈み辺りが暗くなり、この国では宝石のように星が輝く。静かな音楽にのせて、ブーヨプスキュリテ王国の国民の幸せを願い踊った。この思いが誰かに届きますように。]


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(219) 2020/05/14(Thu) 23:58:51

【人】 星読博士見習 ハニエル

[顔を上げると、目の前はいつもと変わらぬ光景が広がるだけで。]


スカーレットさんは、この後ご予定が?
僕は、ディアスという店を訪ねようと思って。


[もし彼女がどこかに向かうと言うならば、
二人は楽しかったパスタ屋を後にして、
それぞれの目的地へ向かうだろう。]*
(220) 2020/05/14(Thu) 23:59:19

【人】 詐欺師 アダム



  また、会えたわね。

  ……そうよね。
  これでは、足りないわよね。


[ 相手も、自分のことを思い出してくれたらしい。
  しかし、尚も小さく響く音には、目を丸くして。>>195
  可笑しそうに口にした。

  昼食はまだ食べていなかった。
  もちろん、既に済ませたと
  偽ることもできたけれど。 ]
 
(221) 2020/05/15(Fri) 0:07:15

【人】 詐欺師 アダム


[ 標的以外の男と食事しても、時間の無駄だと。
  常のアダムなら笑うだろう。
  
  勿論、お金が大好きなアダムにとって
  奢りは心惹かれる言葉だけど。
  それだって、それ以上の意味は持たない。 ]


  ………そうね。

  貴方のお腹が無事食料を得られたのか。
  きちんと見守らないと、心配で眠れないわ。


[ だから口から出た言葉に、一番驚いたのは
  アダム自身だったに違いない。 ]
  
(222) 2020/05/15(Fri) 0:07:20

【人】 詐欺師 アダム



  この国の名物があるのなら。
  それを食べてみたいかな。


[ そう言って、いつかのように差し出した手。>>0:50
  その行方を確かめる間も無く。 ]


  ……っ 耳!!!


[ 真正面から捉えた、ぴょこんと生える二つの獣耳に。
  アダムはまた笑ってしまった。 ]*
  
(223) 2020/05/15(Fri) 0:10:47

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−街中・ひとりに−

[送ることは出来なかったけど、
髪をまとめることは出来たようだ。
ふと、舞台をみると、その女性は
祈るように踊っていた]

そうか。踊り子だったのか…
なら、仕方ない。


[彼女は、舞っている星の耳飾りの女性を
途中まで眺めて、丘へと歩みを進めようか。
お腹が空いたなどではなく、
星を見るために。*]
(224) 2020/05/15(Fri) 0:10:50

【人】 機関設計士 スタンレー

ー広場:特設会場ー
>>219 マチ
[マチがステージに現れた。スパンコールに灯りに反射して、キラキラと輝いて見える。
そして、繊細な模様が入ったヴェールを被っている。客席からは、感嘆のため息が漏れた。

そして、音楽が流れ出す。マチは優美に、しなやかに踊る。
指の先まで艶やかに、それでいて無垢な少女のように。
彼女の耳元で、自分が贈ったイヤリングが揺れるのを見た。
スタンレーは踊りに感動して、少し涙ぐむ。]*
(225) 2020/05/15(Fri) 0:12:33
詐欺師 アダムは、メモを貼った。
(a102) 2020/05/15(Fri) 0:13:40

調香師見習 ノアは、メモを貼った。
(a103) 2020/05/15(Fri) 0:14:31

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−パスタ屋・満足げな少年と−

そうか、見習い……
いつか、一緒に仕事をすることがあれば、
面白いかもしれないね。

[ふっと笑って、見習いの彼を見つめてみよう。
星読みたちとは、偶に仕事を一緒にする。
とは言っても、そんな高頻度ではないけれど。
その中に、ハニエルが来るようになったら、
彼も一人前の星読みになっているということだろう。]

それは良かった。
私もオススメを食べてもらえて、
なんだか満足してしちゃったな。

[実際、彼が食べている姿を見て、
彼女は既に満たされていた。
すると、この後の予定について聞かれた]

少し歩いたところに、孤児院があるのは
知っているかな?
今日は、本屋がたくさんあるから
子供達に本を買っていこうかなと思っているの。

[彼は、ディアスという店に行くという。
調香屋のディアスか。
何か贈り物かな、と思いながら、
“またどこかで会おうね”と言って、
それぞれの目的地へと向かうことにしようか*]
(226) 2020/05/15(Fri) 0:23:54

【人】 機関設計士 スタンレー

ー少し時を戻し:たこやきー
[今日は出会いの日だったな。と、スタンレーは、たこやきを頬張りながら、ノアとマッドとの出会いを思い出す。
ーディアスには、是非とも行きたい。自分用に香水を買おうか。ー
と、スタンレーは思う。
「師匠は、どんなひとにも、そのひとに合う、そのひとだけの香りを作れますから。」という、ノアの言葉が印象深い。>>105]*
(227) 2020/05/15(Fri) 0:27:38
(a104) 2020/05/15(Fri) 0:28:31

【人】 調香師見習 ノア

─ 調香店『ディアス』 ─

[結局、着替えさせてもらえないまま。
だって師匠、今日はずっと───といっても
まだ2.3時間だけど。私にとっては8時間くらいの体感…
店に居たのだもの。
機嫌よさげにお客様の前でも平気で頭を撫でてくるし。
私の知らない外での師匠の、気難しくて近寄りがたい雰囲気、
どこに置いて来てるのだろうっていつも思う。
師匠にとって私は弟子というよりは、きっと猫。]


──お祭り用に作ったポプリ、手にとって貰えてよかった…


[残り数個になった籠を手に私は顔を綻ばせる。
ソラの木を乾燥させて薄い花びらにしたサシェは
お客様に提供するものとして、私が初めて師匠に頼らず
開発から携わったもの。]


…え?もうお店閉めるのです?


[すぐ傍で、降ってきた師匠の声に私は瞬く。
店内に差し込む西陽に、夜が近いことはわかるが、
閉店時間にはまだ早い。
理由を聞けば、せっかく綺麗にしているのだから、
店に居ては勿体ないと言う。]
(228) 2020/05/15(Fri) 0:49:38

【人】 調香師見習 ノア

 
 ───…また、運命の相手に出逢わないとって
言うつもり、ですか……?


[師匠のこの熱意はなんだろう。
私のことを考えて、なのだろうけれど、
わかってるけれど、あんまり言われると
なんだか寂しくなってくる。]


そんなに師匠は私に、出て行って欲しいの……?



[そうじゃない、そうじゃない。
どんなに師匠に大切にして貰っているか、
私が一番わかってる。
わかってるのに。]
(229) 2020/05/15(Fri) 0:49:42

【人】 調香師見習 ノア


…っ、ごめんなさい私…
頭、冷やしてきます……!


[動けないでいる師匠の傍を擦り抜けて、
私は店を飛び出した。*]
(230) 2020/05/15(Fri) 0:49:45

【人】 平騎士 バジル・クレソン

 
[少しひねくれた了承の言葉に>>222
 目を丸く開くと、くすっと笑って。
 
 リクエストを聞いたら
 お店をいくつか頭に思い浮かべつつ
 差し出された手を取ろう。]

  ……え?

[頭に乗っているものの存在なんて
 すっかり忘れていた。]
(231) 2020/05/15(Fri) 0:55:28

【人】 平騎士 バジル・クレソン


[掴んだ手は細く、柔らかく。
 少しだけ緊張のようなものが
 心をザワめかせる。

 案内したのは行きつけの食堂だ。
 この国の料理が楽しめる場所と考えれば
 考え浮かんだのがここだったのだ。

 人で混んでいるものの、
 席を見つければ彼女を案内して。]

  ここならこの国の郷土料理が味わえるよ。
  名物料理がいっぱいある。

  俺が好きなのはこのポトフ、って料理。
  あったかくて美味しいんだ。

[メニューの絵を指さしながら
 彼女に説明をしていく。
 なんだかとても心が踊って、すごく楽しい。
 
 注文が決まったのなら店員を呼んで。
 彼女と話しながら食べるご飯は
 いつもより美味しく感じたような気がした。*]
(232) 2020/05/15(Fri) 0:55:50

【人】 星読博士見習 ハニエル

−スカーレットとの食事を終えて−


[へぇ、孤児院があるとは。>>226

スカーレットが子供達に本を読み聞かせる姿を、思い浮かべてみる。
子供に囲まれている彼女もまた、なかなかに様になっているんじゃなかろうか。

(最後まで、意外性に満ちた人だ。)]


一緒にお仕事…。
きっと何年かすれば、あなたとご一緒できる日が来るはずですよ。
その時はもう、僕は立派な星読みです。


[そう胸を張って見せる。

もう一度挨拶を交わしたあと、
パスタ屋を後にし、
二人はそれぞれの道へと歩いていった。]*
(233) 2020/05/15(Fri) 0:58:39

【人】 踊り子 マチ

─ 孤児院にて ─

ステージを終え、ほっとしていた。実は直前に会った女性にどきどきしてしまって、ちゃんと踊れるか心配だった。一つ一つの言葉、仕草が素敵な優しい女性だった。

舞台の後、孤児院に来た。

ゆっくり子供たちと星を見る。そこにイヴがいたなら、一緒に星を見るだろう。

孤児院でよく踊りをしている私は、 子供たちと一緒に「イヴの助」と呼べるくらいに彼女とは仲がよかった。

……もし会えたら、「イヴの助、今日の格好見てー。」ってくるくる回りながら言うんだ。*]
(234) 2020/05/15(Fri) 0:59:03
平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a105) 2020/05/15(Fri) 1:00:17

【人】 星読博士見習 ハニエル

−現在 街中を歩きながら−

[空が段々と明るさを失うにつれ、
街の灯がひとつ、またひとつ増えてゆく。そんな頃合い。]

昨日、ノアさんにディアスを訪ねる約束をした。
彼女は快く承諾してくれたけど、
今日もまだ覚えてくれているかな。


[かの有名な調香師の店ということで、
さぞ店内は混雑しているのではないかと予想されるが、
この時間帯はどうだろうか]

そうだ、何かお菓子でも持っていこうかな。
自分も食べたいしね。

[昼食に塩辛いものをたくさん食べせいか、
今度は甘味が欲しくなる。

どうせなら普段味わえないもの…和菓子など、どうだろう。

和菓子を扱う店なら【ゆきのや】を知っている。
が、ここ2日ほどは何やらとても繁盛しているようにも見え。


取り敢えず店まで足を伸ばしてみよう。

そして、店主が客捌きに手一杯であるようなら、店内に入る前に踵を返そうか。]*
(235) 2020/05/15(Fri) 1:00:39
踊り子 マチは、メモを貼った。
(a106) 2020/05/15(Fri) 1:02:26

星読博士見習 ハニエルは、メモを貼った。
(a107) 2020/05/15(Fri) 1:02:44

星読博士見習 ハニエルは、メモを貼った。
(a108) 2020/05/15(Fri) 1:08:32

【人】 男装の騎士 イヴ

ー孤児院にてー

[イヴは子供たちに本を読み聞かせていた。
すると入口からアルジャン隊長の声が聞こえた。 >>215

(休みならって…か、勘づかれたか?やっぱり、明日はゆきのやによって最悪想定で賄賂(手土産)を隊長に持っていこう)*

アルジャン隊長はその後どうやら孤児院を出たようだ]
(236) 2020/05/15(Fri) 1:13:19

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−丘の上・ひとりで−

綺麗……

[ひとりで久しぶりに登った。
街の光から離れた丘だから 星の数が更に多く感じられる]

それにしても……賑やかだ。

[彼女はこの国に生まれ、
本来であればレディとして生きるはずだった。
生きようと思えば生きることは出来た。
ただ、抗ってみたかった。
両親に言ってみたら、意外な反応があったのを
今でも覚えている。
“美人になってしまう……"]

今日は、こっちに帰ってくると言っていたけれど…
多分、国王たちとの晩餐会かな。

[騎士団隊長として、サボった。
晩餐会には、団長と副団長が呼ばれる。
貴族も、等しく全員を。
もし行っているなら、和気藹々としているだろう。]

晩御飯はどうしたものかな。
まだそこまで空かないな……

[見上げることに疲れてきた。なので彼女は、
その場に腰を下ろして、星を見るために寝転ぶだろう*]
(237) 2020/05/15(Fri) 1:18:26

【人】 男装の騎士 イヴ

ー孤児院にてマチ姉との再会ー

[イヴにはこのお祭りで楽しみにしていたことがあった。
よく孤児院で踊りに来てくれるマチ姉がいる。イヴの1つ年上 の綺麗な女性だ。
子供たちはマチ姉が踊るのを見ると楽しそうにキラキラした顔をして一緒に踊り出す。それを嫌がらずに一緒に踊ってくれるマチ姉にイヴは憧れを抱いていた。>>52

彼女に「イヴの助」と呼ばれると無性に嬉しくなる。不思議な魅力をもったマチ姉はこのお祭りできっと舞台の上で綺麗に舞うのだろう。本当は見に行きたかったが、自分だけ見に行くには孤児院のガキ共が可哀想だ。しぶしぶ、外で子供たちと星を見ていた。

子供たちと星を見ていると声が聞こえてきた。
今、無性に会いたい人の声に聞こえる。
後ろを振り向くとそこにはマチ姉が…>>234]*
(238) 2020/05/15(Fri) 1:29:04

【人】 詐欺師 アダム


[ 物陰から見守る女の子の一人や二人。>>0:47
  などと、思ったけれど。
  ……実際に目にしてしまったものだから。>>203
  どうしたものかと、道中、アダムは頭を悩ませた。 ]


  あら、大変。
  そんなことを言われたら
  ポトフ以外に選択肢がないわ。


[ 結局言い出せぬまま、案内された店に着く。
  注文を終えれば、話に花を咲かせた。

  アダムは彼のことや、この国の話を求めて。
  代わりに今まで自分が巡ってきた他国のこと
  障りのない範囲で話した。 ]
 
(239) 2020/05/15(Fri) 1:35:17

【人】 詐欺師 アダム



  ……そうなの、その怖い女はね。

  愛らしい笑顔を振りまいて、近付いてきた男の
  富を食い尽くしたら。

  また別の獲物を求めて、国を渡るの。


[ その世間話の一環で
  あくまでただ見聞きしただけと言った風を装って
  とある女の話もした。
  今まで出会った中で、一番ひどい女の話を。

  服装の変化もあるだろう。
  昨日の楚々としたお嬢様然としたものより
  自身の口調が砕けていることに、
  アダムは気付いていた。

  しかし改めるつもりにはなれなくて。
  彼は違和を感じているだろうか?と
  ちらり、目線を上げて確認した程度。 ]
   
(240) 2020/05/15(Fri) 1:36:28

【人】 詐欺師 アダム


[ やがて、彼のお勧めのポトフが席に運ばれたなら
  はふはふと冷ましながら、匙で掬った。 ]


  ……ひゃっ!
  あふ、あふい………


[ 熱を持った料理であると、
  事前に忠告を受けていたのにも関わらず。

  うっかり、大きな馬鈴薯を
  一気に口に入れてしまって。
  目を白黒させながら、コップの水を飲み込んだ。 ]
 
(241) 2020/05/15(Fri) 1:36:40

【人】 詐欺師 アダム


[ ポトフは美味しかった。
  軽い火傷をしたのか、少し舌がピリピリする。
  それでも匙を動かす手は止まらなかった。

  温かくて優しい味。
  何より、何だか懐かしい味がした。
  故郷のことなんて、とっくに忘れてしまったのに。

  しかし、美味だと感じた理由は、
  おそらくそれだけではなく。

  ……“仕事”抜きでこうして誰かと食事したのは
  いつぶりだろう? ]


  …………あったかい。



[ 不意にそんなことを思うと、こみ上げてきた感情が
  溢れてしまいそうだったので。
  浮かべた笑顔で、慌てて蓋をした。 ]**
 
(242) 2020/05/15(Fri) 1:40:25

【人】 調香師見習 ノア

─ 通り ─


[よく見えない眼で走るなんてこと、
今までしたことなかった。
通りの賑わいも朝と比べて遥かに増していて、
店の外に出た後一瞬足を止めて、
広場とは逆方向、いつも行っている丘へと足を早める。]


大丈夫です…ごめんなさいごめんなさい…


[通りを抜けるまでは何人か声をかけてくれるひとも
居たけれど、私は俯いたまま謝罪を繰り返して、
ひたすら先を急いだ。


少しずつ少しずつ、道行くひとの声も気配も減っていく。
丘への一本道へと続く通りの終わり、
ふと硝子細工のお店の前で足を止めれば、
夕暮れのショーウィンドウに、
夜空のような藍色に滲む自分の影が映っていた。]
(243) 2020/05/15(Fri) 2:20:04

【人】 調香師見習 ノア

─ 丘の上 ─

[いつもの場所。
レインツリーの下へと歩いていけば、
芝生に寝転んでいるひとに足が触れて驚いた。>>237


っ!ご、ごめんなさい…!


[反射的に謝って、おそるおそる気配を探る。
こんな時間にひとが居るなんて、
ひとのこと言えないけれど、大丈夫だろうか。

というか、もしかして、倒れてる?]


大丈夫ですか……?


[呼吸の音がする方に顔を向けて
心配気に声をかけた。*]
(244) 2020/05/15(Fri) 2:20:10

【人】 調香師見習 ノア

─ 回想:『ゆきのや』 ─


ツイストドーナツ……?


[ユキくんの最近の流行を聞いて、瞬く。>>198
ドーナツでも前にブームだったミニドーナツとは
違うのかなと、いつものように押し付けられた
ひとつを手に考えた。]


…笑い事じゃないから。
大体師匠だって独身なのに。


[師匠のガーネットの瞳が赤い内に?私にはどうしても
幸せになって貰わないとって、きっと年々酷くなっていく
のだろうなって思う。
ユキくんの餌付け事件の時も、どんなひとなのかって
矢継ぎ早に色々聞かれて大変だった。
今ではただの『ゆきのや』さんの駄菓子の大ファン。]
(245) 2020/05/15(Fri) 3:13:55

【人】 調香師見習 ノア


もう、出逢ってる……



[ユキくんの冗談を真面目に受け取る。>>199
そうなら、いつわかるのだろう。
どうしたら、わかるのだろう。
わからないままな事もあるのかな?]



う、うん、ありがとう。



[ラッピングされた金平糖を受け取り、
ふたりで『ゆきのや』さんを後にする。
送って貰うのは私なのに、いつもユキくんは
師匠への手土産を用意してくれていて、うん。
餌付けされているのは、私よりも師匠のほう
なのじゃないかなって、思った。*]
(246) 2020/05/15(Fri) 3:13:59
調香師見習 ノアは、メモを貼った。
(a109) 2020/05/15(Fri) 3:29:08

【人】 機関設計士 スタンレー

[マチの踊りを見届けたスタンレーは、さてどこに行こうかと考えている。
ディアスは流石に閉まってるだろう。アルジャーノンはまだ留守かもしれない。
スタンレーは、行き先は決めずに歩き出した。夜の散歩もまた楽しい。

夜風に乗って、汽笛の音が聞こえる。まだこの時間も、機関車が動いている。
スタンレーが休みの間には、助手のコーディーが機関車のメンテナンスをしてくれているだろう。]*
(247) 2020/05/15(Fri) 6:38:14
機関設計士 スタンレーは、メモを貼った。
(a110) 2020/05/15(Fri) 6:39:29

【人】 機関設計士 スタンレー

[助手のコーディーの「スタンレーさんばっかり休暇で、ズルイっすよー。俺もリア充の祭典を謳歌したいっすよー。」と、不貞腐れた顔が容易く想像出来る。
コーディーは面白い奴だった。
まあ、会社命令の休暇なので、スタンレーが自身で希望した訳では無いのだが。
そうだ、同僚に何かお菓子を買おう。
スタンレーは、「ゆきのや」に向かうことにした。]*
(248) 2020/05/15(Fri) 7:11:57

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

[漆黒のシルクに宝石を撒いた様な頭上を見上げ、それなりの時間が経ってしまった事を認識する。タナバタ、という文化が名を馳せただけあってどんな異国の夜空でもこの絶景には敵うまい。北国の峰で見たオーロラや灼熱の国で見た満月鏡の様な名物以外で、シンプルに、星で空を飾った時、ブーヨプスキュリテの右に出る国はやはり無い。]

[そんな、心に染みる光景を目に歩く。明るく賑やかな市街地より離れ、もっと頂に。遠くでは踊子の舞台が行われている様子だ。笛の音や打楽器のリズムに混じり観衆の声も聞こえている。朝に会った少女……いや、マチもその役を見事に演じているのであろう。ぼんやりと思い浮かべながら、彼は歓声と逆方向に歩いた。]
(249) 2020/05/15(Fri) 8:22:40

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

[やがて、背の低い丘の上に辿り着いた。見渡す景色は想像と違う。想像のそれより遥かに美しい。まるで星の幾つかを引いてこれそうな具合に。]

ー おや?

[レインツリーの麓で屈んでいる女性を見つける>>244。その風体には見覚えがある。今朝仕立て屋の中から僅かばかり見えた謙虚な御婦人だ。芝生にじっと目を近づけている。]

おやおや。朝に仕立て屋にメモを残された御婦人ではないですか。こんな場所で再度お目に掛かれますとは……如何なされましたか?

[帽子の鍔を持ち少しだけ上に持ち上げる。彼の顔を一度見ていれば、その奇抜なメイクを忘れるのは難しい。自分の事は覚えているだろうと飄々と話し掛ける。満天の星空で気が抜けていたからか、彼は未だもう1人の女性>>237に気付いていない。*]
(250) 2020/05/15(Fri) 8:23:38
(a111) 2020/05/15(Fri) 8:33:57

【人】 無口な使用人 ジゼル

  
少し前、ゆきのやから


[ どうか気付かれていませんように、と走りながら、あの女性と目が合ったような気もする>>239 ものだからますます恥ずかしさでいたたまれない。


 ( いっそここで転んでしまえば、紙袋から転がったものを拾い上げてくれる王子様に出会えたりするかしらね!)


[ なんて毒づいたりしたけれど、舗装された道でわざわざ転ぶ勇気などもちろんなく。


そもそもそんな御伽話を純粋に信じる程もう子供じゃなくなってしまったわと、乱れた呼吸と共に吐き出した。


ただただ重くなった紙袋二つを抱えて、ようやく足を止める。孤児院まであと少しのところまで来ていたことに気づいて、鉛のような足を引きずって歩を進めた。]
(251) 2020/05/15(Fri) 9:25:44

【人】 無口な使用人 ジゼル

[ 孤児院の窓からは、子供たちの賑やかな笑い声や、なにか本を読み聞かせているような声も漏れ聞こえてくる>>236


人懐こい子供たちは本当に大好きなのだけれど、今日は呼び鈴を鳴らさずに、

孤児院の玄関先に、ちょっとくしゃくしゃになってしまった紙袋 
 
おやつの入った方
 
をそっと置いて。

そして少し離れたところで座り込んだ。]*
(252) 2020/05/15(Fri) 9:27:36
少女 ルーシュは、メモを貼った。
(a112) 2020/05/15(Fri) 10:52:19

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−丘の上・誰かと−

[のんびり空を眺めていると、誰かが引っかかって
しまったようだ。>>244
こけてはいないようだが、すぐに謝罪が聞こえた。
体を起こそうかと思えば、
“大丈夫ですか?”

どうやら、死んでいるのかと思われたようだ]

大丈夫。寧ろ、私の方が貴女を怪我させて
しまいかねなかったようだ。
転んではいない?

[体を起こして、恐る恐る声をかけている
目の前の女性の心配をしようか。
よければ隣にどうぞ、と一緒に星を見ようと
勧めてみる。誰かと見る星空も、
悪いものではない。*]
(253) 2020/05/15(Fri) 10:54:13

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−丘の上・香りの立つ女性と怪しげな男と−

[女性に話しかけたのとほぼ同じタイミングで、
誰かが同じ女性に声をかけた気がした。
月の光でしか顔が判別がつかない。>>250

そちらの男性は、貴女のご友人かな?

[こんなところで声をかけるくらいだから、
顔見知り以上だろうか。
立て続けに話しかけてしまったのは、
初めての人物に対して良くなかったかもしれない*]
(254) 2020/05/15(Fri) 11:16:15
(a113) 2020/05/15(Fri) 11:23:33

【人】 平騎士 バジル・クレソン

 
[尋ねられれば、騎士の機密に関わらない範囲で話をする。
 自分が騎士になった理由>>0:27
 なんかも語っただろうか。

 彼女の語る他国の話は興味深く>>239
 元来好奇心旺盛な自分を刺激するものだった。]

  でも、一時でも夢を見られたんだよね。
  なら、本望な人もいたんじゃないかな。

[聞いた話には、そんな感想を持つ>>240
 だって富を渡す選択をしたのは
 その男たちだ。

 消えてしまった女を憎むものもいるだろう。
 けれど、それでもいいと。
 気づいていながら接していた人もいたんじゃないかって
 まあ、想像だけれど。]
(255) 2020/05/15(Fri) 11:32:08

【人】 平騎士 バジル・クレソン


[前とは違う喋り方。
 でもなんとなく、今の方が似合っている。

 心を少しでも開いてくれたのかな、
 なんて考えは、都合がいいだろうか。]

  あはは、気をつけて。

[熱さで舌足らずになった彼女に
 思わず笑いつつ>>241
 自身も頼んだポトフを慣れたように食べる。

 あつあつに煮込んだ具材は柔らかく。
 やっぱり美味しい、好きだな。
 ……彼女は好きになってくれるだろうか。

 そんなふうに、ほろりと考えれば。
 今度は火傷しないようにだろうか
 慎重に食べているだろう彼女の
 食べる手が止まらないことに
 嬉しそうにまた笑った。]
(256) 2020/05/15(Fri) 11:32:38

【人】 平騎士 バジル・クレソン

  あー、美味しかった!

[食事が終われば、満足そうにお腹を摩った。
 やっと収まった腹の虫にご機嫌である。

 けれど、そう。
 食事の終わりは、同時に彼女との別れの時であると
 頭に過ぎれば、未だにつけている
 犬耳がへにょりと垂れた。

 何故だろう。
 彼女のことを、もっと知りたいと思う。
 知って、理解して、……それで?

 わからないけれど
 このまま別れたくないな、なんて。
 そんなことを思って。]
(257) 2020/05/15(Fri) 11:32:57

【人】 平騎士 バジル・クレソン


  ……今日は巡回に戻らないとだけど
  明日は俺、休みなんだ。

  だから、……明日一緒に祭り、回れないかな。

[自信なさげに眉を下げて、お願いしてみる。
 断られてしまうだろうか。
 そんな不安の色が、瞳に見え隠れ。

 答えがどちらでも、少ししたら
 自分は彼女と別れて巡回に戻る。*]
(258) 2020/05/15(Fri) 11:33:02
平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a114) 2020/05/15(Fri) 11:36:20

【人】 調香師見習 ノア


!?

[前と後ろ、男性の声>>250と女性の声>>253が重なる。
二重音声に頭の処理が追いつかないまま、
先に不意打ちの男性を振り返った。]

…え、あ、いえ、私は今来たところで
こちらの方に気付かずに足を触れてしまって
様子を窺っていたところで

[仕立屋さんに居たことを口にしているということは、
あの時、奥でこちら窺っていたひとかなと後で
思い至るだろうけれど、今はこれが精いっぱいの対応で。
その顔については夜でなくでも、
私には見ることは叶わないことだった。]
(259) 2020/05/15(Fri) 12:40:08

【人】 調香師見習 ノア


それなら良かったです…
私は大丈夫…


[男性に応えれば、女性に向きなおり口を開く。
落ち着いた所作で隣を進める女性は、
後ろの男性を友人だと思ったようで、]

い、いいえ……


[続けて尋ねられたことに困ったように
誤解を訂正しつつ、眉根を下げた。*]
(260) 2020/05/15(Fri) 12:40:11

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−丘の上・控えめな女性と−

困らせてしまったかな。
私は星を見るためにここに来たのだけど……
貴女の香り、落ち着くから
隣にいてもらえたら嬉しいな。

[やはり、矢継ぎ早に質問したのは良くなかったらしい。
知り合いではないと言うのなら、>>260
良い香りを纏っている女性に改めて、
隣を勧めよう。話をするわけでもないが、
星を見つめる仲間がいるというのも、
よいのではないか。そう思って]

調香師でもしているの?

[ここまで香りという香りを纏っている
職種というのは、この国では調香師くらい。
だから、なんとなく空を見上げながら
聞いてみようか。*]
(261) 2020/05/15(Fri) 13:07:46
(a115) 2020/05/15(Fri) 13:11:22

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

[彼は、彼女の事を知っていた。>>254
随分と昔……此の国から去る最後の新兵入隊式だっただろうか。膝を付き頭を垂れる銀髪の女性騎士がいた。神学生の様な少女に見えた。使用人の噂では、アルジャン家の御嬢様らしい。何故此の様な場に紛れ込んだのか?見た所対した才も感じ無い。花嫁修業でもしていれば良き処を。横目で流し見て入隊式を通り過ぎる『マシュー』。しかし、手を繋いでいたユウェル姫は目をキラキラさせながら彼女を見ていた。その、天使でも目にしたかの様な表情は今でも強く覚えている。そんなユウェル姫に気付いたのか、アルジャン家の小娘は式の際中にも関わらず、にこりと微笑んでいた。この娘は駄目だ。優し過ぎて向きはしない。彼女の名は、スカーレット・アルジャンか……。息を飲んで言葉を絞った。]

……嗚呼、失礼。
こんなにも魅力的な御婦人に気付かぬとは。
無礼を御許し下さい。

[マッドは帽子を取り深々と礼をした。
あれから10年は経った。彼女の姿はまさしくあの時の『御嬢様』が成長したものに他ならないが、今では騎士として、否、"優れた"騎士としての気品を醸している。彼は小馬鹿にすらしていた新兵の成長に少し圧倒された。声色は平静を装えたが、本来の『目的』の為にどうアプローチをかけようか、衝撃で吹き飛んだ考えを取り戻そうとしていた。だが、そう動揺する事も無い。『マシュー』と『マッド』は別人だ。立ち振る舞いも姿も違う。何より、瞳の色が違うのは反論の余地無き証拠だろう。]
(262) 2020/05/15(Fri) 14:00:43

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

貴女も、突然のお声かけで驚かせてしまった様ですね。
この虹掛かった匂いは朝いらっしゃった方と思ったのですが、人違いでしたか?

[咄嗟に対応を>>259の女に切り替える。それにしても、彼女はマッドの顔を確認していなかったのだろうか?今回もメイクを粧した男性の顔に驚く様子が無い。単純に彼の声により反応している感じがした。彼は、彼女の視点の合わない目線を察知し納得する。弱視の者か。ならず者紛いの彼には好都合だ。>>164『気に留め無い』は訂正しよう。仲良くしておく必要はある様だ。]

お2人とも天体観測の途中だった様ですね。
いい場所ですね、星が手に取れそうだ。
本来ぼくの様な『道化師』とは自分自身が星になることを生業としますが、寡黙にしております故少し居させて頂きたい。
嗚呼……なんて良き景色だ。

[彼はそう言うと帽子の鍔を指でピンと跳ねて見せ、彼女ら2人から少し離れた芝生の上に腰を据えた。*]
(263) 2020/05/15(Fri) 14:01:48

【人】 無口な使用人 ジゼル


[ ふ、と硬い道路の感触で我に帰る。


どれくらいそこに座っていたのだろう。
見上げれば空は少しずつその濃さを増し、キラキラと輝く星がひとつまたひとつと姿をあらわにしていて。]


(…え、もうこんなに暗く?)



[ あわてて立ち上がろうとしたら、足がミシリと軋んだ。


孤児院に目をやると、ちらりと見えた影が二つ、仲良さげな風で星を眺めているように伸びている>>234

人がいたなら、こちらに気づいただろうか。

気づいてなにかを話しかけてくれていても、きっとなにも言えないだろうけど。


昨日から何かを邪魔してばかりな気がする。]*
(264) 2020/05/15(Fri) 14:16:46

【人】 無口な使用人 ジゼル


[ …別に、これが恋だとはっきり断言出来るような思いを彼>>0:7に対して持っていた訳ではないし、

100歩譲って彼との出会いが、一目惚れ、なんて陳腐な言葉で言い表すことが出来るものだったとしても、それこそ失恋確定的な決定的場面
(きっ、きっ、キスとか!?)
を目撃した訳でもない。]


(なのにどうしてこんなに沈んだ気持ちになるのかしら)



[ 痺れた足に手をやろうとして、渡しそびれて握りしめていた金平糖が手の中でガサリと音を立てたのに気づく。


ほんの少し悩んだがすぐに包みをあけて、5、6個まとめて口に放り込んだ。


がりがりと噛み砕きながら、うちへ戻ろう、と思った。


楽しみにしていたタナバタの舞は、もう終わってしまっただろうな>>234と考えながら。]*
(265) 2020/05/15(Fri) 14:26:51

【人】 詐欺師 アダム


[ 和やかに食事の時間は過ぎていく。

  泡沫の、夢の話を聞きながら。>>255
  アダムは今まで食い物にした男達のことを思う。

  ひどい別れはしないように心掛けた。>>0:23
  終わりはいつだって、美しく、一筋の涙と共に。

  彼らを思ってのことではない。
  下手に恨みを買うと、アダム自身が危ういから。
  ただ、それだけのこと。
  ……美談でも、なんでもない。

  騎士になった動機。
  語る瞳は、キラキラ輝いていて。>>255
  可愛らしい人だと、そう思った。 ]
 
(266) 2020/05/15(Fri) 15:43:21

【人】 詐欺師 アダム



       ( 優しくて、純粋で、
         陽だまりのように暖かな人だった。 )

(267) 2020/05/15(Fri) 15:44:01

【人】 詐欺師 アダム


[ 食事が終われば、お別れだ。
  そのはずだった。

  なのに続いた明日の話に、>>258
  アダムはぱちり、瞳を瞬かせて。

  逡巡を経て、ふっと微笑んでから距離を詰め。
  答えの代わりに、青年の頬へ
  触れるだけのキスを贈る。 ]
   
(268) 2020/05/15(Fri) 15:44:51

【人】 詐欺師 アダム



  貴方が私の落とし物を拾ってくれた場所で。

  ………また、ね。


[ いつかの彼のセリフを倣い。>>0:79
  しかし今度はそこに、
  確かな約束の意味を込めたなら。

  ふわり。施した化粧の僅かな残り香だけ残して
  その場を立ち去る。 ]
   
(269) 2020/05/15(Fri) 15:46:58

【人】 詐欺師 アダム


[ 彼と別れた帰り道。
  獲物を探すことは、もうしなかった。

  この国で商売はできそうにないと、
  心の奥ではとっくに気付いていた。

  ……明日が、祭りが終わったら。
  この国を去ろう。

  
ここは私のような女が生きるには
         少々暖かすぎるから。 ]**

   
(270) 2020/05/15(Fri) 15:47:47
詐欺師 アダムは、メモを貼った。
(a116) 2020/05/15(Fri) 15:53:17

【人】 調香師見習 ノア


いえ、そんな……私のほうが後から来て
失礼を働いてしまったのですから


[女性にゆるりと首を振る。>>261
星を見に来たという彼女に、
忘れていたわけではなかったけれど
師匠との色々で思考の隅に
追いやられていたことを思い出した。]


……星、綺麗なのでしょうね。


[そっと静かに口を動かせば、
見ることの叶わない景色に目を細める。

この場所で、ハニエルさんは星に触れることが出来ると
言っていたけれど。
“知る”ことで、
それが出来ると言っていたけれど。>>0:87
私はまだ、何も、なにひとつ知らない。
星のことも、師匠のことも


自分自身のことも。
(271) 2020/05/15(Fri) 16:05:07

【人】 調香師見習 ノア


…私の香りが、ですか?


[女性の言葉に細い睫毛を揺らせば、
結い上げられた髪に付けられていた
水晶の飾りが微かな音を奏でた。]


───…まだ見習いですが…


[調香師との問いに先刻の師匠の顔が浮かんで、
震えるように目を伏せる。
私の纏う香りを落ち着くと、
そう言って貰えて嬉しいのに
今はそれと同じくらい、胸が締め付けられる。]


…あ、あの、その前にお名前…
伺ってもよろしいでしょうか。
私はノア、 ノア・クラインと言います。


[女性の名前を聞いたら、控えめながらも
その隣に腰を下ろすだろう。*]
(272) 2020/05/15(Fri) 16:05:10

【人】 調香師見習 ノア


いいえ……

[驚かせたという男性にも、そっと首を振れば、>>263
彼が口にする朝の話に、あの時、仕立屋さんの奥で
こちらを窺っていたひとだと気付いた。]


…私です、
あの時はせっかくの紅茶を頂くことも出来ず
失礼してしまって……


[申し訳なさそうにして、女性と天体観測の途中だった
という誤解は訂正はしないでおこうと出かけた言葉を
心に仕舞う。]
(273) 2020/05/15(Fri) 16:11:23

【人】 調香師見習 ノア


手に取れそうですか……?


[男性に合わせるように、
私には霞がかった闇だけの空を見上げる。]


…『道化師』…さん?


[何を思ったのか、
静かにしているから居させて欲しいと、
私達から距離を取って座る男性。
彼のその振舞いに、一緒に居ても構わないのに、
気にしないのに、邪魔だと言って様子を窺っていた
昨日のジゼルさんの姿>>0:123が重なって見えた。*]
(274) 2020/05/15(Fri) 16:11:26

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−丘の上・控えめな女性と−

失礼なんて思っていないから、安心して。
この時期の空はね、大三角と呼ばれるものが見えるらしい。
それと、たしか……星読みたちが言っていたのは、
星雲というものが星の河のようになる、だったかな。
夜も深くなってきて空が
更に輝いてきている気がするよ。

[”綺麗
なのでしょうね
>>271
些細な言葉回しを、
汲み取らなければいけない仕事のおかげか。
彼女は星を見ることが叶わないのだろう。
そう察したスカーレットは、
出来る限りの空の描写を、
落ち着く香りを見に纏った彼女に伝える]


今日はなんだか、見習いによく会う日だ……

これはとんだ失礼を。
私の名前は、スカーレット。
スカーレット・アルジャンです。

[よければ、レッタと呼んでほしいと
腰をおろしてくれる彼女に伝えてみる。>>272
“レッタ”は彼女の親しい人物たちが呼ぶ名前。
両親はレディになぞらえてレティと呼ぶけれど、
そう、友人たちに呼ばれるのはくすぐったい*]
(275) 2020/05/15(Fri) 16:26:26

【人】 無口な使用人 ジゼル


[ うちへ戻ろう(と言っても厳密には自分の家ではないのだが)と歩き出したけれど、よくよく考えてみれば帰ったところでだれもいない。

おまけに空腹にも気付いてしまった。


今更こんな気持ちのまま、あの広いキッチンで、たった1人で、自分のためだけに食事を作るなんて…どう考えても気が滅入る。]


(…なにか、食べて帰りましょう)*
(276) 2020/05/15(Fri) 17:26:12

【人】 無口な使用人 ジゼル


[ 星の祭りの夜のはじまり。

あちらこちらでの男女の楽しげな様子は、目のやり場に困ってしまう事もしばしばあって。


(…こんな中で私、1人だし、あんまりとぼとぼ歩いていたら
可哀想な人
だと思われてしまうわ…!)


実際のところまぁまぁ可哀想な人のような気はするけど、なんて呟いてみれば、萎びた笑いが漏れ出た。]
(277) 2020/05/15(Fri) 17:29:01

【人】 無口な使用人 ジゼル

[ 背筋をぴんと伸ばす。
それからふと思い出して、紙袋の中から、あの魚の頭の被り物を出した。


これを被って、いかにもお祭りを楽しんでいる人のように、屋台で何か食べよう、と決めた。]


[ 実際に被ってみるのは勇気が必要だったけれど、それでも恐る恐るそれを被ってみる。


自分の姿をパスタ屋さんの窓ガラスに映しちらりと見て、耐えきれず、ぶはっ、と吹き出してしまった。]


(…なにこれ可愛いじゃない。)
(278) 2020/05/15(Fri) 17:33:41

【人】 無口な使用人 ジゼル


[ 道行く人も、こちらを見て笑っている。
恥ずかしかったけれど、笑う人笑う人に優雅なお辞儀を返してみればさらに笑いが止まらなくなった。


ちょっとずつ、楽しくなったような気がする。
そうだ、あの犬耳は、旦那様と奥様に差し上げようか。
それとも、ノアと、レオンハルトさんにあげようかな。]


なんの気なくそう考えて、

落ち着きのある、

いつも素晴らしい香りに包まれた、

王国指折りの名店で、

優雅に接客をする二人の頭に、


ぴょこんと立つ耳を想像したら…!


おかしくておかしくて、声を上げて笑っていた…(ノア、レオンハルトさん、ごめんね)]*
(279) 2020/05/15(Fri) 17:36:08

【人】 平騎士 バジル・クレソン

 
[街中を、辺りを見回しながら歩く。
 巡回に戻った男は、いつも通り職務をこなしていた。

 けれどふとたまに、頬に手で触れる。
 柔らかな感触が、忘れられなくて>>268]

  ……、

[緩く目を伏せれば物憂げに見えるだろうか。
 こちらを見ていた女性がほぅ、と
 息を吐くことにも気づかない。]
(280) 2020/05/15(Fri) 17:43:19

【人】 平騎士 バジル・クレソン


[心がここにある様な、ないような。
 そんな調子でも仕事をこなせるくらいには
 体に染み付いている。

 羽目を外しすぎているところには注意して。
 困っている人がいたら助ける。

 それでも見知った人には精彩を欠いていると
 思われたかもしれない。]

  ……明日、かぁ。

[なにを考えて自分は約束をしたのだろう。
 ただ、彼女と別れたくない一心だった。

 その気持ちのまま動いて、
 彼女に受け入れてもらえて。

 時間は告げなかったし告げられなかった。
 けれど朝から待つつもりでいた。
 どれだけでも、待つつもりで。]
(281) 2020/05/15(Fri) 17:43:59

【人】 平騎士 バジル・クレソン


[もうすぐ夜になる。
 今日は祭りの一日目。舞台では様々な催しが
 行なわれているだろうか。

 明日のプログラムはどうだっけ。
 後で調べてみよっかな。

 そんなことを思いつつ。
 夜ごはんを食べるため、屋台の方へ向かっていた。*]
(282) 2020/05/15(Fri) 17:44:19
平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a117) 2020/05/15(Fri) 17:45:50

【人】 機関設計士 スタンレー

ーゆきのやの前の路地ー
[暗い路地を抜けると、何処か懐かしいような雰囲気の通りに出る。
そこに、ゆきのやはあった。
ゆきのやからは、暖かい光が、路地に漏れている。
スタンレーはゆきのやのおばあちゃんが大好きだった。孫の、ユキムラとも顔馴染みだ。

タナバタの今は、金平糖が売れ行きだろう。
金平糖も買って、コーディーに、好物の豆大福を買ってやろう。

ふと、ゆきのやの店の前で、人の気配を感じた。>>235

「ん?あれは…」

[まだ店までは30m。
顔ははっきりとは見えないが、確か…。
ー王宮で見かけたことがあるな。ーと、
スタンレーは記憶を探る。
スタンレーの会社(国鉄)は、新しい機関車を走らせる時、線路を伸ばす時、国の許可を得に王宮に出入りすることも、たまにある。

スタンレーから見ると年端も行かない子供に見えるが、凛とした賢そうな顔が心に残っていた。]
*
(283) 2020/05/15(Fri) 17:46:33
機関設計士 スタンレーは、メモを貼った。
(a118) 2020/05/15(Fri) 17:47:49

【人】 調香師見習 ノア


レッタさん……ですね。


[愛称で呼んで欲しいという彼女に
柔らかく応えて、そっとハンカチを敷けば、
その隣に座る。彼女からは凛としながらも
淑女を思わせる空気を感じていた。>>275
花に例えるなら、白いアルストロメアが
似合いそうな雰囲気。

彼女はこの時期、どのような景色が空に
広がるかを丁寧に教えてくれた。]


────…大三角に、星の河…
今、それらは見えますか…?


[見えない夜空を見上げながら、
今、実際にレッタさんが見ている
星空を問いかける。

静寂の丘に、広場で流れている音楽が遠く
微かに聞こえていた。*]
(284) 2020/05/15(Fri) 18:14:45

【人】 少女 ルーシュ

―クレソン、ジゼルと―

[じゃあ三人で行こっか。>>81

と、優しい彼に断られるとも思いもしないが、無事に了承を得られれば楽しみですわ、と嬉しそうに答える。
クレソンが前を歩き始めるので、隣の初めましての女性にお願いしますと言うようにぺこりと頭を下げて共に背中を追いかける。
男性騎士の彼の歩幅と女子2人のそれはそれなりの差がある筈だが、気を遣ってくれているのかとても歩きやすい。

道中は自分の昔話なんかも話されて少しあわあわとするものの、楽しい散歩であった]
(285) 2020/05/15(Fri) 18:17:47

【人】 少女 ルーシュ

わぁ、こんなところがあったのね!

[昨日だっていくらか店は回ったはずだけれど、やっぱり色々なところにあって祭りの期間だけでは回れない。

クレソンが店主と話を始めた>>82ので、さっそく物色しましょうと辺りを見回す]

これよね、これ。
ふわふわしてるわ、やっぱり買わなくちゃ。

[クレソンがつけているカチューシャを発見し、手に取って彼のものと見比べる。
その隣には他の色やどうぶつのものもあって、どれにしようかと迷う。

クレソンさんのと同じにしたら……お揃い、よね。でも他のも可愛いし、どうしましょう]
(286) 2020/05/15(Fri) 18:18:51

【人】 少女 ルーシュ

[結局家の付近でよく見かけるうさぎの耳を選んで、他の商品も見ていればクレソンから声が掛かり、>>120仕事にもどる事を伝えられ、そこで彼が仕事中であったことに気が付く]

あぁ!いえ、ありがとうございました。お仕事頑張ってくださいね。

[そうして彼と別れたあとも細々としたものを熱心に選んでいると、共にやってきた女性も店を出るようであった。>>145
手を振られたのでこちらもお辞儀で挨拶をし、結構な時間をここで過ごしたことを知る]
(287) 2020/05/15(Fri) 18:19:29

【人】 少女 ルーシュ

[そういえば、食いしん坊さんにお使いを頼まれていたのだわ。

合点したというように手を叩く。
お腹の虫も鳴き始めたので、商品を購入して食べもののある屋台を探す事にした。*]
(288) 2020/05/15(Fri) 18:20:42

【人】 調香師見習 ノア

[ジゼルさんが、犬耳姿の私と師匠を
想像しているとは知らないことだけど、>>279
もし今、彼女が家でひとりなのだということを
知っていたら>>276、師匠の下に戻れない私は
最初に彼女を頼ったかもしれない。


こんな時、私が向かう場所なんてここしかないことは、
師匠にも分かり切っていることも知らず、
私は丘で一晩過ごすことも考えながら
訪れる夜を見上げていた。**]
(289) 2020/05/15(Fri) 18:37:38

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−丘の上・ノアと−

[レッタさん、というのは愛称と敬称が合わさった
なんとも不思議な呼び方のような気がするが、
初対面の彼女だからそれも可愛らしいものだろう。>>284
腰を下ろした彼女に、少しだけ体を寄せる。
2人の間に勿論空間はあるが、
あまり大きな声を上げてはいけないと思ってしまった。

というのも、まだ隊長になる前の話。
当時の隊長が、盲目の男性に優しく、
顔を近づけて話しかけていた場面に出くわした。
後から話を聞くと、

“人間は視覚を遮られると、
聴覚が冴え渡るから”


と、単純ではあるが健常者である彼女には
難しいことを教えられたから。
その時、隊長は”いつかわかるさ”とはぐらかした。

その後、目隠しをした状態での鍛錬が始まり、
隊長が言っていたことが身にしみてわかったのだ。
確かに人間は、見えないから聞こうとする、と。
だから、彼女も目が見えにくいのなら、と
スカーレットなりの優しさを見せようとした。]
(290) 2020/05/15(Fri) 19:03:44

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン



そうだなぁ…あ、あった。
大三角は、ノアの右斜め上の方に、
煌々と輝いているよ。
そして星の河は私たちの頭上に凄く広がっていて、
空をふたつに分けているような感じ。
それくらい、大きな河のようになっているよ。

[子女としての教養に星読みまでは含まれていなかった。
しかし、星読みの友人を持ったおかげで
多少の知識を得ていた。
今回はそれが役に立ったようでホッとする。

そして、スカーレットはそのまま、
大三角のそれぞれの星の説明を始めただろう*]
(291) 2020/05/15(Fri) 19:04:53

【人】 星読博士見習 ハニエル

−ゆきのや前にて−

[日はとっぷりと暮れ、夜の虫達がチチチチ…と涼しげな音を奏で始める。

ここ2日ほど大繁盛らしい【ゆきのや】に入れるかどうか、そればかり心配していたが、

聞くところによると、この店の主人はどうやらおばあちゃんらしい。
もしかするとこの時間帯には既に店じまい、なんてこともあるかもしれない。]


[賑やかな中心街を抜け、奥まった路地へ。
やや郷愁を感じさせるその通りに、確か…。]

あった。まだ開店中だ。

[店内から緩やかに漏れた光。
その中に、たくましい男のシルエットが見えた>>283]

おっと、先客かな?

[店に近付くにつれ、男の顔がはっきり見えるようになる。
ハニエルより一回り年上(昼に会ったスカーレットと同じくらいかも知れない)の、
顔のそばかすが印象的な、快活そうな男が立っていた。

黒いノースリーブから逞しい腕が覗いている。]

(にしても、そんな薄着で寒くないのかな…)

[初めて会った人ながら、ハニエルは少し心配になった。]*
(292) 2020/05/15(Fri) 19:23:13

【人】 機関設計士 スタンレー

ーゆきのやの前ー
>>292 ハニエル
「こんばんは。いい夜だな。ゆきのやに入らないのかい?」

[近付いてみると、やはり、王宮で見かけたことがある顔だ。
ただ、名前や、何をしている者なのかは知らない。
親しみを感じて、話しかけてみる。]*
(293) 2020/05/15(Fri) 19:45:52

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

[彼女がノア・クラインとアルジャンに名乗ったのは聞いていた>>272。ティータイムへの招待を断った件での謝罪を述べ、申し訳無さそうな表情をして彼を見る>273。そして、その場から離れるマッドへ、口を開こうとする彼女。マッドは自分の口に人差し指を当ててにっこりと笑った。そして囁く。]

……ぼくの手持ちでは、この景色程の"演出"はできません。勿論、この演出の一環としては此処にいさせて頂きます。
流石に星を掴む迄はできませんけどね。
今は空を楽しみましょう。貴女を支えてくれる女神に、どうぞ耳を預けてみてください。>>291

[彼はノアにそう贈ると、仰向けになった。小さな虫の音と共にアルジャンの音読が聞こえてくる。気のせいか、今のアルジャンの姿は昔……ユウェル姫に本を読み聞かせていた自分と重なるものがある。偶然だろうか?]

[何はともあれ、こんな近距離にいてアルジャンが彼を問い詰めてくる様な雰囲気は無い。不審者としての警戒の態度を取っていないのだ。ならば、昨日の一兵への無礼も大した報告はなされていないのだろう。警戒心が真夏の氷の様にみるみる溶けていく。今は満天の星空の下、天を仰ぎながら、優しい女騎士と謙虚な彼女の弛帯を聞いていたい。そんな気分だ。*]
(294) 2020/05/15(Fri) 21:10:13
(a119) 2020/05/15(Fri) 21:16:29

【人】 平騎士 バジル・クレソン

 
[屋台にて購入したのはたい焼き、なる食べ物だ。
 魚の形をしたそれをぱくりと頬張ると
 中に入っていたあつあつのカスタードクリームが
 口の中には溢れる。]

  んむ、おいし。

[食べながら歩きながら。
 祭りだからだろうか、被り物をしたものまでいて
 いて……>>278]

  ……ジゼル?

[その服装は昼間見た者と同じもの。

 また会えるとは思わなかった。
 声に振り向いたのなら笑顔で手を振るが
 気が付かないのならそのまま巡回を続けよう。

 きっと彼女も祭りを楽しんでいる。
 邪魔しちゃ悪いだろうから。*]
(295) 2020/05/15(Fri) 22:13:46
平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a120) 2020/05/15(Fri) 22:22:32

【人】 踊り子 マチ

─ 孤児院にて ─

(……いた!)>>238

[舞が終わって気持ちが高揚していた。でもいつもと同じように。]

イーブーのすけーーー


[彼女をぎゅっと抱きしめる。

その体温を確認すると、頭をぽんぽんとした。]



あ、たこやき買ってきたよっ!感謝してよね。

(一言余計だって言われそう。)

でも1箱しかないから、みんなで小さく切って食べるしかないよ。

[笑いながら話す。イヴに会えたことが嬉しくて、今日の特別な衣装について話したいと思っていたことも忘れてしまった。

頭上に満天の星空が広がっていた。


その時、ふっと遠くに人影が動いた気がして、そのことをイヴに話したのだけれど、もう影はなかった。誰かいたのかな……。そんなことを考えていた。>>264*]
(296) 2020/05/15(Fri) 22:51:02

【人】 無口な使用人 ジゼル

[ ひとしきり笑って、足を止めた。

高揚していた気持ちが少し収まって、はぁ、と見上げた空にはたくさんの星。

さっき噛み砕いた金平糖を思い出して、今度は苦笑いする。]



(…そう言えばお腹空いてたの、忘れてた…)


[ 屋台を見廻して、ふと思いつく。

朝食べた、タコヤキと言うあの食べ物を買って、昨日ノアやハニエルと出会った、あの丘に行ってみよう。

こんな時間だし、もうきっと誰もいないだろうから、
誰かを邪魔することもきっとない。

そして少し高いあの場所には、ここよりも星の光がたくさん降り注いでいるかもしれない、そんなことを思ったりした。


…その時。]



 ……ジゼル?>>295



[ 誰かに呼ばれたような気がして、振り返る。]*
(297) 2020/05/15(Fri) 23:10:57

【人】 男装の騎士 イヴ

ーマチ姉とたこ焼きー

「イーヴーのすけーーー」

[イヴは期待していた声を聞いて嬉しさが胸いっぱいにあふれた。

けど、そんな事を顔に出さない。ださないぞ!出てないよな?

そんな風に思っているとマチ姉に抱きしめられた。温かくて良い匂いがして、そして何より優しく頭をぽんぽんとされたことが照れくさかった]

「あ、たこ焼き買ってきたよっ!感謝してよね」

[マチ姉のそんないつもと変わらない明るさに照れ隠しでイヴは]

一言余計だっ

[イヴはそう言うと、マチ姉の衣装が綺麗で、けどマチ姉がそれ以上に綺麗でまた恥ずかしくなった]

綺麗だっ

[と、ボソリと呟いた。マチ姉には聞こえてしまっただろうか…?]
(298) 2020/05/15(Fri) 23:12:28
無口な使用人 ジゼルは、メモを貼った。
(a121) 2020/05/15(Fri) 23:12:37

【人】 男装の騎士 イヴ

ーきっとそれはマチ姉と別れた後の
すこし先の話ー

[マチ姉と星を見るだろう祭りの夜
マチ姉と星を眺めていると。

なぜか玄関側が少し気になった。

(気のせいか…?)

マチ姉もそのことに気づいたようだった。


マチ姉と星を見終わったあと、宿舎に帰るために孤児院を出た

すると、玄関のすぐ近くに
ちょっとクシャッとなっている紙袋が置いてあった>>252

不審に思って中を見ると、美味しそうな匂いと同時にお菓子が目に入ってきた。
生チョコとおからドーナッツとフルーツポンチ>>175
どれも子供たちが好きなお菓子ばかりだ

シスターに声をかけた
すると、よく来てくれるジゼルちゃんかしら?と頬に手を当て首を傾げた

イヴは今度会ったらお礼をしようと心に決めて、今度こそ孤児院を出た]*
(299) 2020/05/15(Fri) 23:14:06
(a122) 2020/05/15(Fri) 23:14:37

【人】 平騎士 バジル・クレソン

[振り返った彼女は朝見たへんてこりんな
 魚の被りものをしていて>>297
 思わず笑ってしまったのは仕方がないだろう。

 手を振れば近づくが、
 彼女は逃げてしまわないだろうか。]

  朝ぶりだね。

  ふふ、似合ってる、って言ったら
  傷ついちゃうかな。

[魚に食べられているジゼル。
 自分だって今は犬耳をつけているから
 奇抜度合いで言ったらあんまり変わらないと思う。]
(300) 2020/05/15(Fri) 23:24:26

【人】 平騎士 バジル・クレソン


  一人? なら、折角だから一緒に食べない?
  俺これだけじゃ足りなくて、
  他に何食べようか迷ってたんだ。

[手に持った食べかけのたい焼きを軽く上げて。

 彼女はなにか美味しい食べ物を知っているだろうか。
 祭りの出店は多くて、
 全ては把握しきれていない。*]
(301) 2020/05/15(Fri) 23:24:33

【人】 無口な使用人 ジゼル


……
………

( あぁぁぁぁぁぁあ!)


[ 一瞬の硬直のち、声の主が誰なのか理解して、
声にならない悲鳴が喉を震わせた。


幸い声にはならなかったので、この時初めて不自由な喉に心から感謝したかもしれない。]


( くっ、くっ、クレソンさん…!!)

( まっ、まさか魚の被り物を被って、くるくる回り踊っていたの見られていたの…?
いや被り物はまだ被ってるわ…いま脱ぐのも変よね…?)


( って言うか動揺しすぎると人って動けないのね!)


[ なんて頭の中でいろんな言葉が駆け回る。]
(302) 2020/05/15(Fri) 23:30:11

【人】 無口な使用人 ジゼル

[ そんなことを知るはずもない、朝にあったままの笑顔で、クレソンさんはこちらに向かって手を振っている。]


[おまけに、]


  朝ぶりだね。

  ふふ、似合ってる、って言ったら
  傷ついちゃうかな。


[ なんて最高に素敵な顔で言うものだから、振り返す手を持ち上げるのに、相当なチカラを要した。

はは、は…と多分間抜けな笑顔で、なんとか右手を振り返すことが出来てほっとした(被り物を笑われたのは、この際置いておこう、と思った。)]*
(303) 2020/05/15(Fri) 23:36:39

【人】 無口な使用人 ジゼル

[ クレソンさんは、1人のようだった。


(あの異国のお姫様のような女性とは、ご一緒ではないのですか?)


[ なんて!聞けるはずもなく!

そんな私にクレソンさんは、]


  一人? なら、折角だから一緒に食べない?
  俺これだけじゃ足りなくて、
  他に何食べようか迷ってたんだ。>>301


なんて言って、これも不思議な魚の形(!)の食べ物を掲げて見せてくれた。


[ また魚!と思ったら急に笑いがこみあげてきて。

ゆるゆると、声を出せば。]


私も、今からタコヤキ、という食べ物を買いに行くつもりです



[ と、やっぱりいつもより少し、大きな声が出た気がした。]*
(304) 2020/05/15(Fri) 23:45:06

【人】 踊り子 マチ

─ 孤児院にて ─

[「一言余計だっ」>>298

私はくすくすと笑った。


「綺麗だっ」


ボソリと呟くように出たその言葉を、私は聞き逃すはずがない。

背の高いイヴの顔をそっと見上げると、どこかかイヴが照れてるような気がして、顔が火照った。]


もーなに?聞こえないよー


[誤魔化すようにその場に座って、そうだと、たこやきを小さく切る。子供たちと分け合いながら食べて、そのあとは星を見る。

静かに星空を見上げながら、子供たちと手を繋ぎ、イヴとも手を繋いだかもしれない。*]
(305) 2020/05/15(Fri) 23:55:36