04:53:14

人狼物語 三日月国


147 【ペアソロRP】万緑のみぎり【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

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視点:


一日目

村人:1名、共鳴者:2名、霊感少年:2名、念波之民:2名、囁き狂人:2名、黙狼:1名、響狐:2名、童子龍:2名

【人】 とある書物

……。
(0) 2022/05/19(Thu) 10:00:00

【人】 乙守 流歌


[ ベッドで眠りに落ちる直前までも
  考えるのは潮音のこと。 ]

  はわ……
  おでこにキスされてしまった……


[ 勿論のこと帰り際の時だって
  謎の奇声をあげてました。
  はわ、とかひあー!とか。

  お風呂に入ったとき、顔洗うかどうかなやんだもん。
  洗わないわけにはいかないから洗ったけど。
  唇って柔らかいんだなーとか変な事を考えて
  これじゃ変態だあなんて思ってしまった。 ]
(1) 2022/05/19(Thu) 10:07:52

【人】 乙守 流歌


[ 私ってわかりやすいのかなあ
  潮音、
  私が好きなの知ってたって言ってたもんね……

  このまま明日起きてガッコいって
  普通にしてられるかなあ?
  ただ単にお揃いのものが欲しかった、
  そんな単純思考でブレスレットを選んだ。
  今は机の上に分かりやすくおいてある。 ]


  学校中に?
  い、いくらなんでもそれは


[ なんていいながらも。
  潮音モテるから、ちょっとくらい
  ……私がいるんだもん、
  ってわかって貰えるなら
  いいかもとか思ってしまった。

  私より可愛くてきれーな子は沢山いる。
  読モの子もいるし。
  そんな子が潮音の隣に並んだほがお似合いかも。
  ……やだーやだー!
  折角実った初恋なんだ、
  大好きな潮音なんだよー
  少しくらい、主張したってい、いいかな? ]
(2) 2022/05/19(Thu) 10:09:50

【人】 乙守 流歌


[ ブレスレットは買ってもらうことになっちゃった。
  たこ焼きとつりあわないから
  そだ、明日も潮音の好きなジュース買おう。

  フードコートで食べさせあいっこ
  何だか恥ずかしいけど ]


  あー、ふ、
  おっきーね、たこやき

[ 大きめのたこ焼き口いっぱい頬張って
  潮音にもお返しに。

  口元をまじまじ見るのもどうか、と思うけど
  少しだけ小さい頃を思いだした。

  昔もこんなこと、したよね。 ]
(3) 2022/05/19(Thu) 10:10:36

【人】 乙守 流歌

[ そうだ。
  明日はシュシュつけてこかな。
  淡い水色と、楽譜と、猫の柄。
  子供っぽいから
  あまり外にはもってかないようにしてる。
  体育の時くらいはいいかもしれない。
  今日のことを思い出しながら、
  ベッドでころころ。


  いつからかな、
  昔から大人びててる潮音に
  少しでも近づきたくて
  "るかちゃん"っていうのもやめた。]
(4) 2022/05/19(Thu) 10:12:44

【人】 乙守 流歌




[ それでもまだ子供っぽいらしい。
  みんなが大人びてるんだよー ]


 
(5) 2022/05/19(Thu) 10:13:13

【人】 乙守 流歌



[ 次第に眠りにつく。
   それはそう、たぶん幸せな夢でもみられそうな
   素敵な一日だったよ]*

 
(6) 2022/05/19(Thu) 10:13:46

【人】 乙守 流歌


[ 翌朝いつもどおり
  待ち合わせは家の前。
  潮音は今日もかっこいい、かっこいいけど
  あんな夢みちゃったから妙にはずかしくて
  顔を隠したい、主に私の。]


  おはよー……ふぁ
  何か変な夢見ちゃって、ねぶそく


[ それでも潮音の腕に
  ブレスレットがあるのがわかれば
  嬉しくてにひひ、って笑います。

  単純ってゆーなー!
  だって単純だもん。嬉しいから。]
(7) 2022/05/19(Thu) 10:17:23

【人】 乙守 流歌


[ いつも通りの道すがら
  確かに誕生日だ!ということに思いあたる。
  お互いの家は行き来してるから
  潮音の部屋だって当然行ったことはある。]


  いいの?うん。
  潮音とお祝いならどこでも嬉しいよ。


[ 言葉通りの気持ちで、
  やっぱり笑うのです、にはは **]

 
(8) 2022/05/19(Thu) 10:18:12
乙守 流歌は、メモを貼った。
(a0) 2022/05/19(Thu) 10:39:29

【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



ファーストキスだった時点で察しはついていたが
本当に限界暴走したとはいえ、あんなに丁寧に、
なおかつ痛くないよう最大限努力したのは初めてだった。
けれど、彼女はその痛みさえも乗り越えて今、
何をしても快感を覚えるようになっている。
それは多分、宿に泊まるたびに
彼女をベッドに寝かせるようになったから、か。
本当のところはわからないが、
魔力補給のキスを超えたものを求めているのは
お互いに確実であると見る。


(+0) 2022/05/19(Thu) 11:59:55

【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



『違うこともしたい』


そう耳に入ればまだ朝で良かったと心底思う。
口付けが止むこともなければ、
彼女に与える弱い刺激が強くなることもない。
けれどもそれに我慢できず彼女の手が
己の手に重なったのなら、
手を逆転させ、彼女の手を使って胸を触る。
なんて淫らだろうかと思うけれど、
そうなってしまったのはテンガン自身のせい。



(+1) 2022/05/19(Thu) 12:00:36

【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



そろそろかと膝での刺激をやめ、
彼女の片脚を横へ向けると下着に触れて
ぐっと中指を押し付けてみた。
太ももでは感じ取れなかった湿りが
押し付けた指には直に感じ取れ、
彼女の感度の良さに平伏しそうだ。
何度か指を押し付けたのち、ツゥっと秘裂をなぞり
彼女の様子を見ながら更に指を動かすのだった。*


(+2) 2022/05/19(Thu) 12:01:29

【人】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



ファーストキスのやり直しは違うのかと
彼女の様子を見て、困惑するもの、
ダメならば断られるだろうと顔を近づけた。>>0:185

結果としてはNOを突きつけられ、
口づけを交わしたのは彼女の手のひら。>>0:186
顔を離して彼女の表情を見てみるが、
どこか自分の中で確信を得ているような表情だった。


「…………分かった。
 俺との行為はカウントしないでほしいと
 言いたいところだが、女性はそうとはいかないだろう。
 けれど、魔力補給という治癒行為だとおもってほしい。

 そうすれば、誰か好きな人ができた時に
 きちんとしたファーストキスになるんじゃないか」


体を離して、誠意ある言葉で返されると、
テンガンもそう言ってみる他ない。>>0:189
彼女とキスをしたいとは言ったが、
それは行為に慣れて効率よく魔力を分けてもらうため。
好きだからというわけではなかった。


(9) 2022/05/19(Thu) 12:13:05

【人】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



──────── いいバディ


そう言われると不思議な感覚にもなったが、
彼女が解消する気がないのなら湖で少し休憩して
次の街へと歩き始めて行った。
歩く速さが違って何度もテンガンが立ち止まる。
それだけはまだ暫く変わらなかった。



(10) 2022/05/19(Thu) 12:13:55

【人】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



それからというもの、魔力が底をついていなくても
すぐに彼女を呼んで魔力補給をねだった。
高頻度になったそれが、徐々にそれだけでは
済まなくなっていくのは容易に想像できる。
バディを組んで暫く経った頃。
1つベッドを提案するもう少し前。
慣れてきた彼女と長い補給をしていたときに、
彼は彼女の腰に手を回し、
その柔らかな腰を撫でながら補給をねだっていた。*



(11) 2022/05/19(Thu) 12:14:41

【墓】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[小さな声でつぶやいたおねだりは受け入れられて、
誘うように動いた手を逆手に取られる。
自身の手を大きな手が覆って、自らの手で乳房に触れる。
柔らかな弾力が跳ね返り、指の後を残すように沈んで。]


 ……ッ、ン……ぅ……


[細く喘ぐように息を吐き出した。
掌につん、と尖った先端が当たって甘い痺れが走る。
胸を覆うのは自身の手なのに、動かしているのは彼の手で。
僅かな緩急にも、ン、ン、と声を震わせた。]
(+3) 2022/05/19(Thu) 21:28:17

【墓】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[胸の愛撫に夢中になって、腿を抑える力が緩む。
彼の身体が股を割入るように押し入って、
下着越しに秘所を指先で撫でられたら、びく、と身体が跳ねた。]


 ふぁ、……ぁ、んッ……
 ……やぁ、ッ……そこぉ……


[濡れた下着越しに指が入り口をなぞる。
それだけでもまたじわりと布地を濡らすほどに湿り気を帯びた。
指に感じ入るように、瞳を伏せて淫らに腰が揺らめいていた。]
(+4) 2022/05/19(Thu) 21:28:33

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[既のところで、キスから逃れれば。
しばらくの間、無言の間があったか。

目と目を見合わせれば、なにか物言いたげなことは分かるけれど、
その意図までは読み取ることはできずに。
ただ、ひたすらこくこくと肯くことで応じれば、
ガードした掌から彼の唇が離れていく。

『分かった。』という彼の声を聞いてほっと胸を撫で下ろした。]
(12) 2022/05/19(Thu) 21:28:53

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ


 う、うんっ。
 治癒行為なら、……仕方ないね、うんっ。

 ……その、ごめんね?
 それから、……ありがとう。

 テンガンくんにとって大事なことだっていうのは、
 分かってるし、私も力になりたいと思う。

 わ、私なんかじゃ物足りないときもあるかもしれないけどっ、
 一応魔法使いだしっ、体力には自信ある方だしっ、
 魔力も人並み以上にはあると思うから!

 ……これからも、よろしくね?


[そう言って両手を膝に合わせて、お辞儀を一つして。]
(13) 2022/05/19(Thu) 21:29:10

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[それから、ふぅ。と溜息をついて、まじまじと彼を見上げた。
魔力供給がキス(だと思っている)の方法しかないなんて。]


 んー……でも、テンガンくんにしたら、
 キスってそんなに特別なものじゃないってことになるの?
 
 ……それは、なんだか少しもったいないような気がするなぁ。

 きっと、テンガンくんも好きな人が出来たら、
 今みたいな気持ちじゃいられなくなると思うよ?


[両手を頬に添えて、ふふ、と意味深に笑う。
恋バナをするような感覚で、表情の変わらないテンガンくんを見やり、彼が好きな女の子を目の前にする姿を想像した。]
(14) 2022/05/19(Thu) 21:29:26

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

 


 好きになったらね?
 『この人じゃなきゃダメなんだ!』って、
 きっとなると思うから。


 
(15) 2022/05/19(Thu) 21:30:17

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[いつか、テンガンくんにもそんな時がくればいいなぁと思う。
そうしたら、私はお払い箱になってしまうかもしれないけれど。
きっと、祝福できると思うから。

そんな会話を交わしながら、再び歩き出す彼の後を追いかける。
彼の歩幅に合わせて歩くのは大変だけれど、
時折止まって振り返ってくれる優しさがあることは、
付き合いの短いミンナでも分かっている。

そんな、優しさを持ち合わせた彼なら、きっと。]
(16) 2022/05/19(Thu) 21:30:41

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[……と、思っていたのに!!

魔力供給は思っていた以上に回数を重ねていった。
彼の供給に人の体液が必要だと知ったのは、キスで供給を補うことにしてから少し経った後のこと。
体液が必要だってっていこうとは、そう。
ただ唇を触れ合わせるだけではいけないということで。

ファーストキスもままならなかった私が、
それはもうでぃーぷなちゅーを覚えさせられた。

呼吸の仕方を覚えた次は、舌を絡めあって、その次は唾液を送り合う。
今思えば最初のキスは彼にとってはまだ序の口だったということだ。

そんなキスを覚えてしまえば、心穏やかなはずもなく。
魔力供給の度にドキドキしてしまう。]
(17) 2022/05/19(Thu) 21:31:48

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[違うの!このドキドキは恋とかじゃなくて!
ただの至近距離に緊張しているだけ!
そう、これは治療の一種!

……と、何度も自分に言い聞かせていたのに。]


 ……っ、ンっ、……んんっ、……!?


[腰元を這う手がいやらしく動いて、ぞわりと肌が粟立つ。
唇を塞がれたまま、ぱちりと目を開いて彼の様子を伺った。*]
(18) 2022/05/19(Thu) 21:32:25

【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック




彼女の手は一回りほど小さいだろうか。
そんな彼女の手を使って彼女の感度を上げるというのは
なかなかやれるものでもなく少し優越を感じる。
優越とは違うのかもしれないが、
こういうことを彼女の体でできる男、できた男が
テンガン以外にいないということは
ある種の優越だと言えるのだろう。


(+5) 2022/05/19(Thu) 22:38:18

【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



シャツを脱がせても良かったけれど、
そこはやはり大きいものを着せているからか
脱がせない方がいいような気がし始め、
そうするくらいなら、と片方の胸を執拗に触っていき、
彼女が自分で触るようになってくれたら
彼女の手から離れ、もう片方の胸に彼女の手とは
しなやかさも太さも違う彼の手が這う。
耳に届いてくる小さな声にテンガンの熱も上がる。>>+3


「は、……可愛い……何でそんなに可愛いの」


唇を離せば彼女から漏れる反応。
両手がそれぞれ彼女の弱い場所を攻めているからか、
反応も可愛く、体の動きも良く、好きが溜まる。
目を伏せている姿も良く、可愛いと呟きながら
下着を撫でていた指を横に動かして、
彼女の大切な場所を隠すその布をずらし、
指を押し付けていたその秘裂を直接撫でていくことに。>>+4


(+6) 2022/05/19(Thu) 22:39:03

【人】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



驚きの方が勝って、唇と手のひらが触れ合った時は
少しだけ固まってしまった。
けれども、離れるしかないと判断をして
彼女から無言で距離を置き少しして発声すると、
彼女が安堵しているように思えた。>>12


そして、お辞儀をされてしまうと
テンガンは困った顔になってしまった。
こうやってお辞儀をされることには慣れていない。
ひとまず顔を上げてほしいと伝え、
片手を差し出し握手を求め、手を握ってもらえたなら
テンガンの表情も少し綻んでいただろう。


(19) 2022/05/19(Thu) 22:39:46

【人】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



「いや、………どうなんだろう。
 そういう関係はいたことがないからな……。
 君も、もし気になる相手ができたなら
 遠慮なく言ってほしい。
 バディ解消も進んでやるから。」


この頃はまだ彼女に恋情を抱いていなかったので
バディ解消の話を平気で口にした。>>15 >>16
訪れなくて良かったと思うことのひとつ。
これが起きていたのなら、タイミングが悪ければ
彼女を離さないようにしてしまった可能性がある。


(20) 2022/05/19(Thu) 22:41:21

【人】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



唇を重ねるだけでは補給が足りない。>>17
分かっていたから最初の頃はポーションをまだ持っていた。
けれども補給の仕方をさらに深めたら、
ポーションを持つ必要がなくなってきた。
ありがたいと思いながら、彼女の気持ちが動けばと
木陰だったり、人目につきにくい場所だったり、
彼女が喜びそうな場所で補給をお願いしていた。


「ん、………ね、ここじゃなくていい。
 もっと……ミンのことほしい。
 ………効率がいいんだ。……ダメ?」


腰を撫でていると彼女の目がとても見開いた。
落ち着いて唇を離し、彼女の腰をそのまま撫で、
少し前までとは違う声でお願いをしてみた。>>18
効率がいいのは後付けの理由でしかない。
ただ、彼女がほしい。
彼女に好きと言っても伝わらないだろうからと
言葉にしていないせいで誤解されるかもしれない。
けれども、彼女のことをもっと知りたい。
そんな欲求だけが今のテンガンの頭の中を占めていた。*


(21) 2022/05/19(Thu) 22:41:41

【人】 甲矢 潮音

 
 ── 初デートの日の夜 ──


  (おっと、いけない……)


[ベッドの淵に下ろしていた腰を上げ
 繋いでいた手をそっと離し立ち上がった。
 
眠る人の身体に触れることで夢に入り込むことが出来た。


 ちょっとしたお仕置きのつもりが
 夢中になってそれ以上してしまう所だった。
 全く、いつでもきみは僕を虜にしてしまうんだから。

 無垢な寝顔がかわいくて
 唇にキスしたくなったけど……、それも我慢。
 どちらも起きている時、本物の身体でしたいから。]
 
(22) 2022/05/19(Thu) 23:08:11

【人】 甲矢 潮音

 
[彼女が目を覚ましてしまう前に帰らないと。
 窓から出て、硝子越しに外側から鍵をかけて。

 背中から出した黒い翼で夜空を駆った。
 ……とは言え家は隣だから、
 五度も羽撃けば自分の部屋のベランダなのだけど。

 その晩は、誰に見つかることもなく。*]
 
(23) 2022/05/19(Thu) 23:08:31

【人】 甲矢 潮音

 
 ── 現在 ──

[彼女が何かに気付いた様子はない。
 当然だ。
 これまでも何度か入っているけれど
 すべて上手くやってきている。]


  そっか、変な夢か
  でも、怖い夢じゃなかったなら良かったよ


[ブレスレットににやけてる彼女に聞こえたかな。
 単純なところもかわいいんだ。
 じゃあいこっか、って
 夢の話を打ち切れば足を学校に向けて。]
 
(24) 2022/05/19(Thu) 23:23:57

【人】 甲矢 潮音

 
[互いの手首に同じ色。
 自分を装飾することに興味はないけど
 流歌とのお揃いは……、良いものだ。

 誕生日はあれを贈ろうかなって、
 お陰で候補が決まりつつある。

 ……けど当人は。
 また自分の誕生日忘れてた疑惑。>>8
 毎年僕が覚えておくし祝うから良いけどね。]


  今年はうちの親揃って出張で……
  当日に祝えないこと残念がってたよ
  別の日に埋め合わせしたいって

  その日家に僕一人だけど、……それでも良い?


[彼女の方を見ながら、
 男の家に二人きりで平気かと念を押す。
 もうただの幼馴染じゃない。]
 
(25) 2022/05/19(Thu) 23:26:13

【人】 甲矢 潮音

 
[返事がどうあれ。]


  ……そうだ、しばらくバイト増やすから
  一緒に帰れない日が増えるけど
  そういう日は気をつけて帰ってね?


[そんなことも伝えただろう。

 バイトの内容は学校近くの
 ファミレスのホールと伝えてある。

 ……正直欲しい物があれば盗るのは簡単だけど。
 好きな人への贈り物は
 きちんと稼いだお金で買いたいじゃない。*]
 
(26) 2022/05/19(Thu) 23:27:42

【墓】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[重ねた手の動きが徐々に大胆になっていく。
柔らかな膨らみを揉みしだき、尖った先端を突付けば、
幾度も甘い声が上がっていく。
彼の手が離れた後も、自身の手を緩めることなく、
くりくりと先端を押し潰しては、吐息を漏らした。

自由になった大きな手がもう一つの双丘を掴む。
自身の手の動きとは違う手つきがまた新たな快感を呼んで
顎を逸らし、胸を反らして喘いだ。]


 ……ぁ、ぁんっ、……
 テンガンの、て……あついよぉ……、ンっ……


[また可愛いと囁かれて、頬をピンクに染める。
惜しみなく注がれる愛情は、既にミンナの感情が溢れる程にいっぱいで胸がきゅう、と苦しくなる。]
(+7) 2022/05/19(Thu) 23:33:20

【墓】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[赤くなった頬を隠すように俯いて、空いた手で唇を撫でた。
小さな唇からは熱の籠もった吐息が度々溢れて、指先に熱を伝える。
愛撫される胸に、囁かれる耳に、意識を奪われていれば、
悪戯な指先がするりと布地を避けて、しとどに濡れた秘裂を撫でた。]


 ……んぁ、ッ……ぁッ、……
 そこ、……さわっちゃ、だめぇッ……


[びくんと足先が跳ねる。膝を折り曲げて秘所を隠すように倒せば、
彼の腕に腿が当たる。
弾力のある腿をすり、と腕に擦り付ける仕草は、返って誘うような形になり、言葉とは裏腹にもっと刺激を望むように動いた。]
(+8) 2022/05/19(Thu) 23:33:33

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[お辞儀から顔を上げれば、眉尻の下がった彼と目が合う。
どうして、そんな困った顔をしているのか、
ミンナには分からなかったけれど、顔を上げて欲しいと頼まれたら素直に頷いた。
代わりに差し出された握手には、もちろん、と笑って応えて。
きゅっと大きなその手を取る。

改めてバディを組む証に。

緩んだ表情につられて、ミンナも双眸を細めた。]
(27) 2022/05/19(Thu) 23:33:48

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[やはり、というか。納得、というか。
テンガンには特別な相手は居なかったようで。
それを聞けば、なるほど。という言葉が口をついた。

逆に、ミンナにも同じ条件を求められてきょとりと瞬く。]


 ……あっ、そっか。
 そうだよね!

 うん、もし、そういう人が出来たら。
 一番にテンガンくんには伝えるね!

 それまではバディとしてよろしく!


[自身を気遣っての進言なのに、
バディ解消の話を持ち出されたらなんとなくもやっとしてしまった。その、もやっとしたものが何なのかは、まだ気づくこともなく。
その時は、握った手をぶんぶんと振って気を紛らわせていた。]
(28) 2022/05/19(Thu) 23:34:02

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ


[これは彼にとっては大事な魔力供給とはいえ、
傍からみればそれはただのキスシーンより他になく。
場所はできるだけ人目の付かないところを選んでいた。

たまにテンガンが、初めて魔力供給をしたときみたいな、
綺麗な湖畔や、景色のいい場所に連れて行ってくれることもあった。

そういう時には、『本当にキスしてるみたい』なんて、
考えが過ぎることも、少しずつ、ほんの少しずつ増えてきていた。]
(29) 2022/05/19(Thu) 23:34:31

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[今日はそんな景色のいい場所ではなく。
人目につかないことを優先した木陰の中だけど。

合わさった唇の隙間に、彼の声が響く。
首を引いて、上がった息を整えるように息を吐き出して。]


 ……ぷぁ、……はぁッ、……。

 ン……、もっとって……、
 ……キスじゃ足りないって、こと……?


[唇がふっくりとするほどキスを重ねて、唾液も奪われて。
身体に力が入らなくて彼に寄り掛かるように縋る。
こんなになるまでキスをされたら、ミンナとしては
もう十分なのではないかと思うほどなのに。

効率の話をされて理解できずに不思議そうに首を傾けた。
腰をなぞる手は止まらずに、布越しに触れられる度に
ぞくぞくとした感覚が背中を這い上がっていく。*]

 
(30) 2022/05/19(Thu) 23:34:53
甲矢 潮音は、メモを貼った。
(a1) 2022/05/19(Thu) 23:44:43

【人】 落星 クロウリー



 
……!!


[早鐘を打つ心臓が落ち着くよりも前に、事は起きた。
タイヤが上げる悲鳴音、周囲からの驚愕の声。
唯一使用を許された聴覚が、主の音を拾い上げる前から
懐かしく悍ましい気配を肌身に感じてしまう。

退屈に身を浸すつまらなさは容易にかき消え、体温が下がる。
ブローチの消失の理由に、愚かにも今気づいた自分がいた。]

 
……様、


[腕まで拘束され視界を奪われたままの身体は、
されるがままに制御を失った車の中揺さぶられるばかり。

覆いの下からの細く小さな声など、狂乱の中ではかき消える
直ぐ近くから呼び掛けが響いた。
──人間達が冷静ならばきっとこう思っていただろう
魔術師を捕らえに行き、悪魔が出てくるなどとは聞いていない。

しかし彼等が上司にそう訴える機会は命と共に無くなることが決まった。
私も君達も、お気の毒様。]
(31) 2022/05/20(Fri) 0:03:52

【人】 落星 クロウリー


[表面上の強制連行の理由は、
この国でも通告された国外退去の令に従わなかった為。

数多の殺人や数種の違法薬物に関する罪は疑惑に留まっている上に
他国での行いでしかないが、教会の名目は其方にある。
それらが行われた悪魔召喚の儀式の主犯を捕らえることに。

唯、その全ては翠の星のアレイズ・クロウリーとしての罪なわけで。

此方もこのように表立ち行動するのは初めてのことだった。
どこまで相手が真相を知っているか定かではないが、
侮ってしまった結果が悪魔の体現で何も出来ない下端達。

視界どころか視覚を奪われた運転手は仕方ないとしても、
誰一人まともな言葉も返せないとは今時の若者は情けない。

弱者は強者を愉しませることでしか生き長らえられないというのに。]
(32) 2022/05/20(Fri) 0:04:12

【人】 落星 クロウリー



[身の毛がよだつようなその懐かしい音に身を任せる。
神経まで侵されるような群れは、己の下僕に害など与えないのだから。
否、例え無数の歯で齧りつかれても拒む権利は私に無い。

……特に、人間を相手に敗北者となった今は。

一瞬の浮遊感の後、底の無い闇に落ちていく感覚。
初めて主に出会ったあの時間の終わりにも
人間としての生の最期にも、確かに感じていた。

懐かしさが畏れを一時隠すと共に、意識は喰らわれ闇に消えた。]
(33) 2022/05/20(Fri) 0:04:32

【人】 落星 クロウリー



[忘れもしないあの時代。

人々の集団ヒステリーは教会の手には負えない程に広がり、
幾多の女が焼かれ、沈み、断たれ、死んだ。

その陰で着実に潰されていった真の魔女と魔術師の数など、
冤罪の犠牲者達の命とはつり合わない僅かなものだったという。*]
(34) 2022/05/20(Fri) 0:04:54
落星 クロウリーは、メモを貼った。
(a2) 2022/05/20(Fri) 0:12:38

【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



「熱い?だってミンが可愛いから。
 まだ、もっと熱感じられるでしょ?」


彼女の胸を可愛がっていると熱いと言われ、
優しい眼差しで指を使い硬くなってきた先端を撫でた。
そうしていると、気持ちよくなっている彼女が
体をそらして、反応し始めていた。>>+7
視覚的にわかる彼女の感じ方が魅力的で仕方ない。
頬をピンクに染めているところもまた、
彼女が純粋で、男をテンガン以外に知らないことを
示しているのではないかと思うほどに可愛らしい。


(+9) 2022/05/20(Fri) 0:17:02

【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



「ダメなの?だって、ミンはここにもっと熱いのが
 ほしいって思ってるんでしょ?
 聞こえてくるよ、ミンが受け入れてくれる音。
 いいよ、いい。……ほら、指がすんなり入る。」


ダメ、と弱く言う彼女にそう囁いて、
ゆっくり撫でていた中指を時折くいっと挿れ、
最後はくちゅりと音を立てて指の付け根まで
挿れてしまえば、可愛いよと囁き、
顔中に口づけを落としていった。>>+8


(+10) 2022/05/20(Fri) 0:17:31

【人】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



握手をした時の表情は鮮明に覚えている。
初めて彼女の表情にときめいたときだから。
好きを自覚するときではなかったが、
可愛い女性だとは思った。>>27
けれども、その握手のまま上下に振られて
どうしたんだろうかと思えば思考はそちらに流れて。>>28
彼女がバディ解消の件でもやっとしていたとは知らずに。


(35) 2022/05/20(Fri) 0:18:04

【人】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



そう、はたからみればこれは男女のキスシーン。
本人たちはいたって真剣な状況下ではある。
けれども実の所、10回中4回くらいはただのキスだった。
序盤の方は彼女に慣れてもらうため。
彼女が慣れてきた後は、
もっと深いやり方に慣れてもらうため。
眺めの良い場所を街にいる間に聞いたり
道中カップルがちらりと見えたなら
出てきた道のほうに誘ってみたり。
デートとまでは言えないが、
単なる移動というには遠回りになっていた。>>29
この頃には彼女の歩幅に合わせて歩き、
彼女をミンナからミンと呼ぶようになった。


(36) 2022/05/20(Fri) 0:18:53

【人】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



「…………………実際のところ、
 これは、………バディだからじゃない。
 1人の男として、…………。
 ……ミン、君が………
 俺が、君を
好き
と言ったら信じてくれる?」


彼女から与えられた魔力のおかげで、
立てるようなっているので、
逆に体から力が抜けた彼女を優しく抱きとめる。>>30
腰を撫でたまま、歯切れ悪くも耳元で呟いてみたが
今までの態度から信じては貰えないだろうと
思っていて、少し諦め気味に。*


(37) 2022/05/20(Fri) 0:20:23

【墓】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[赤い尖りをゆるゆると撫でられて身悶える。
弱い箇所を丹念に触れられるようにされて、ふる、と弱く首を振った。
身体の奥に熱が溜まっていく。
触れる手も熱くて、どうにかなってしまいそう。]


 ……っん、……感じる……?
 ぁ、ぁっ、ん、……むねっ、きもち……


[先端を撫でる指を押し返すように尖りがぷっくりと膨れ上がる。
いつしか己で弄っていた手が疎かになり、
は、と吐息を散らして胸に視線を落とした。
彼の言葉通りに熱を感じるように、蠢く掌へと意識が集中していく。]
(+11) 2022/05/20(Fri) 1:04:47

【墓】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[耳朶の近くで囁く声が脳髄に響く。
卑猥な言葉で煽られて、かあと頬に朱が走った。

言葉と共に蠢く指が、ゆっくりと縁をなぞって
淫猥な音を立てて中に入り込んでくる。]


 ……ぁ、ぁ、やぁ、だめっ……
 ゆびっ、はいっちゃう……んぁッ……、

 ……やっ、……おと、やだぁっ……


[自らが引き出している音だというのに、
耳に届く音は酷くいやらしく響いて、思わず否定の言葉を並べ立てる。
なのに、指を含んだ中は喜ぶように蠢いて、深く沈んだ指を甘く締め付けた。]
(+12) 2022/05/20(Fri) 1:05:00

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[旅を続けるようになって、初めて魔力供給をした時よりも
キスの回数が増えたような気がするのは、
ミンナの思い違いではなかった。

ただ、回数が増えたとしても、
逆に今までの供給が足りなかったのかな?と思っていて、
彼がミンナにキスを慣れさせるためだとは微塵ほども気づいてもいなかった。

ただ、彼の少しずつの変化はミンナも感じていた。

キスをする前に頬を撫でられるようになったり、
間近に顔が近づくときの表情が、
前に比べて穏やかになっている気がしたのは、気のせいではないと思う。

それは、彼の呼び名の変化にも現れている。]
(38) 2022/05/20(Fri) 1:05:11

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[十分な間をおいて、彼が口を開く。
バディだからじゃないと、その先に紡がれていく言葉に。
みるみるうちに瞳が大きく見開いていく。]


 ……ふぇ、……!?

 す、す、すき……って、……
 テンガンくんが、私を……!?


[彼の腕の中でぱちぱちと瞳を瞬かせ、大きな瞳でまじまじと彼を見つめた。
予想もしていなかった言葉に、はくはくと言葉にならない呼吸を繰り返して、きゅっと彼の服の袖を掴む。]


 それは……っ、それは……、
 びっくりだけど……、ええっ!?


[とくん、と胸が波打つ。
ゆっくり、ゆっくりと揺らいでいた波が、
とくんとくんと、次第に早くなっていって鼓動が騒がしく。
かああと、頬が一気に熱を持ち始めた。**]
(39) 2022/05/20(Fri) 1:06:11

【人】     インタリオ


[ 魔術師の正体を教会は民に隠したいのだから、
 主宰を取り巻く噂はこの国には関係無いことなのだから
 真の罪は明らかにされない。公開処刑など、有り得ない。>>0:126

 それは、無事に済むということではなく。
 人の理の裁きすら受けずに神の名の元葬られる結末を意味する。 ]

何故逃げなかった?


[ 分かっていないわけではない筈だ、と。
  与えた力と知識はその程度のものだったのか、と。

  暗に責める意味を含み、
  道化じみた調子を退けた声が敗北者に向いた。
  無数の“羽音”の中でも、意識を奪われかけていても届く。

  穏やかな眠りなど、悪魔は与えない。 ]
(40) 2022/05/20(Fri) 2:36:42

【人】     インタリオ



[ 彼の姿が此世から消失した瞬間、車両は壁に激突し停止した。

 狂った軌道を描いた後に存在しているのは
 複数の怪我人とその同行者の呻きと叫び
 車両を避けようとして他の車と衝突し発生した事故。

 それに、――横たわる親子の遺体。 ]
(41) 2022/05/20(Fri) 2:37:02

【人】     インタリオ



[ 紙面にはこう掲載されることとなる。>>0:124

  確保されたが、護送車が暴走し建築物の壁に激突
  その際にクロウリーは逃走。
  警察は行方を追っているが手掛かりは見つかっていない。
  同乗していた警察官は全員死亡した為、
  多くの罪なき市民を巻き込んだ事件の理由は未だ不明。
 
  奇怪な死に様と死者の本当の素性については秘匿され、
  その為国は苦境に晒される最中国民から非難を受けることになる。

  ――そして、それから数週間後
  今や遠い地の出来事である黒い病が害虫を媒介にこの街に再来し、
  人々は民も上流もカルト団体どころでは無くなっていった。 ]**
(42) 2022/05/20(Fri) 2:37:28
    インタリオは、メモを貼った。
(a3) 2022/05/20(Fri) 2:42:26

【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



執拗に障れば触るほど良い反応を見せる。
それは彼女が自分で触ることを疎かにしてしまうほど。
熱い吐息と視線が物語る彼女の熟れ方。>>+11
すぐにでもかじりついてしまいたいけれど
まだまだ、と言い聞かせて止まることなく可愛がる。


「ミン、自分で服脱げそう?」

もっと深く繋がろうと思った時、
邪魔になってくるかもとやっぱり思い始めて、
恥ずかしがりながらも感じている彼女に尋ねる。
彼女自身が体を曝け出す行為が恐らく淫靡。
無理やりとは言わないので、彼女が脱いでくれたなら
よくできました、と褒めてあげよう。


(+13) 2022/05/20(Fri) 9:10:13

【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



秘裂を撫でる行為の中でその中に隠れる秘芽も一緒に撫で。
くにっとくる反動がもっと触りたいと思わせる
不思議な箇所ではあるが、追々でも可愛がれると思い
彼の指はそのまま下へと移動していった。


「音がやだ?……それならこれでやめておこうか。
 素直になってくれたと思ったんだけど、
 俺の思い過ごしだったみたいだね。
 まだゆっくり出来るからお休み?」


彼女の言葉はそういうことではないと分かっていながらも
素直になってくれなかったことへの意地悪を。>>+12
勿論中から指は抜かれて、胸を可愛がっていた手も
そこから離れていくし、よしよしと頭を撫でたら
ベッドから抜け出そうかと体を動かしたはず。



(+14) 2022/05/20(Fri) 9:10:45

【人】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



初めの頃はたしかに本当に足りていなかった。
けれども無理をさせても一緒と思い
なれてもらうことを優先していた。
とはいえ、彼女が慣れてきたと思えば
しっかりと補給のために長い時間をかけた。
彼女の力が抜ける理由が魔力補給のせいか
はたまた違う理由なのか、
察してはいたものの、全て前者の理由と
彼女に聞かれても伝えていた。>>38

余裕がある時だけだったかもしれないが
導入の部分にも気を払っていた。
雰囲気というのは大事だそうだったから。


(43) 2022/05/20(Fri) 9:11:22

【人】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



「そう。………信じてもらえないなら、
 それでいい。……聞かなかったことにして。」


腕の中で彼女の目がみるみるうちに大きく開き、
目蓋が上下に通常の倍程度の速さで動き、
呼吸も落ち着きを知らず、終いには袖を握られた。
現状を受け入れられていないだけなのか
予測がつかない彼女の動き。>>39
受け入れられるわけもないと、
落ち着いたら移動しようと告げるのだった。*


(44) 2022/05/20(Fri) 9:11:55

【人】 アウローラ

―― 朝/自室にて ――

[ 鳥の声が聞こえる。 ] 
 

 ……ん。


[ 遠く小さく、囀るそれに薄らと目を開ければ
 カーテンの合間から挿し込む光が朝の訪れを告げていた。 ]
(45) 2022/05/20(Fri) 11:38:30

【人】 アウローラ


 
(朝……)


[ なんだか、頭が痛い。
 それに、何か、嫌な夢を見ていた気がする。
 昨日は、どうしてたんだっけ……?

 確か、裏庭に誰も来なくて。
 一人では中庭に行く勇気がなくて、
 それで図書館から、ダンスパーティーを見て。

 ええと、それから……。 ]
(46) 2022/05/20(Fri) 11:40:57

【人】 アルカード

 

 ―――漸く目が覚めたか。


[ひょいと、視界を遮るように娘の顔を覗き込む。 

途端、言葉にならない悲鳴と共に、我の頬へ
娘の掌が飛んでいた]


 …。
(47) 2022/05/20(Fri) 11:43:40

【人】 アルカード

[ 痛みはないがそれなりに力の籠った一撃であったので
 どうやらあれから無事回復はしたらしい。 ]*
(48) 2022/05/20(Fri) 11:44:37

【人】 転生者 アウローラ

[ なにか怖くて、悪い夢を見ていたような、
 そんな記憶を辿ろうとしていたら。 

 不意に現れた、というより此方を覗きこんできた人影。>>47

 暗闇からそのまま抜け出してきたような
 黒い髪と、対照的な白皙の整った顔立ち
 そしてゆうべ見た、血のような赤い瞳。  ]
(49) 2022/05/20(Fri) 11:48:12

【人】 転生者 アウローラ


 
 …――〜〜〜〜!!
 
 
[ そのときのわたしの感情は、ちょっと言葉にならない。

 声にならない叫びと共に、
パンッと反射的に彼の頬を平手打ちした。

 うん、思い出した。
 ゆうべ、あの図書館で、わたしは……* ]
(50) 2022/05/20(Fri) 11:49:47

【人】 転生者 アウローラ

―― 回想/夜の図書館にて ――

[ 正直、訳がわからない。
 だってこんなこと、ゲームの中では起こらなかった。 ]

 
 ……。
 

[ 床に倒れ込んだまま、見上げれば。
 青みがかった光が差し込む図書室の中、
 その部屋の奥の暗がりから、此方を見下ろす赤い瞳。

 血のように赤い瞳が暗闇に浮かび上がるその光景に
 恐怖を感じてもいいはずなのに。
 不思議と、それを恐ろしいとは感じなかった。 ]
(51) 2022/05/20(Fri) 11:50:41

【人】 転生者 アウローラ


  
 ……だれか、

 
[ そこにいるの?と問うより先に、
 暗がりがほんのわずか蠢いたように見えた。

 それが巨大な生き物のように見えて
 息を呑んだのは ほんの一瞬。

 すぅ…と暗がりから現れたその人影は、
 わたしの前に膝をつくなり頬に触れて涙を拭う。 ]
 
 
 ……ッ
 
 
[ びく、と身体を震わせたのは、
 突然のことだったのもあるけれど、
 触れられたところから感じる冷たさと、

 ……なにか、内心を見透かされたような
 居心地の悪さを感じたから。 ]
(52) 2022/05/20(Fri) 11:53:03

【人】 転生者 アウローラ

[ そうして、訳が分からないあいだに
 口を閉じさせられて。>>0:187
 目を白黒させている間もなく。 ]

 
 ……!
 滅ぼしたりなんかしません!!
 
 
[ 此方が戸惑っているあいだに
 いい笑顔で告げられたその言葉>>0:190

 突然何を言い出すのだろうかこの人は。

 ううん、ひとではないのかも、しれないけど。
 
というよりさっき、聞き覚えのある言葉が
 聞こえたような気がする>>0:184
 ]
(53) 2022/05/20(Fri) 11:58:40

【人】 転生者 アウローラ

 

 ……だめですよ、そんなこと。


[ 握りしめた手を胸に添えて呟く。

 たとえこの世界がわたしを必要としていなくても、
 誰に選ばれることがなくても、たとえ愛されなくても、

 ……大好きな人たちが幸せでいられる今のこの世界を
 
彼女が懸命に紡いだであろう美しい物語を

 否定したくは、ない。 ]
(54) 2022/05/20(Fri) 12:01:09

【人】 転生者 アウローラ



 ……。


[ 胸の前で握りしめたまま、もう片方の手を添える。

 握りしめた手に痛みはない。
 だけど、視界の端に映った手は
 薄暗がりでもわかるくらい血の気もなく白く染まっていて。
 自分でも気づかないうちに、
 力を籠めすぎていたのかもしれない。

 それでも、胸に添えた手を下ろすことも、
 握りしめた手を解くこともできないまま

 わたしは、眼前の彼に向き直った。 ] 
(55) 2022/05/20(Fri) 12:02:07

【人】 転生者 アウローラ

 
 
 ……貴方が何者なのか、
 貴方が、本当に『闇の精霊』なのか
 わたしには、わかりません。
 
 
[ ぽつりと、呟いた此方の言葉は。
 だけど外の喧騒が一切掻き消えた今は、
 この仄暗い青い闇の中に、自分でも驚くほどよく響いた。
 
 さっき、このひとは『闇の精霊』と名乗っていた。

 もし、それが本当ならば、
 目の前にいる彼が、わたしの知る、
 あのゲームの中の災厄そのものだというのなら

 …わたしは、止めなければならない。
 少なくともこのまま見なかったことになんて、できない。 ]
(56) 2022/05/20(Fri) 12:05:09

【人】 転生者 アウローラ

 
 
 お願いです。
 この世界を、壊すなんてしないでください。

 ……どうか。
 
 
[ 彼女が、何年ものあいだ懸命に救おうとしてきた
 あの人たちが幸福でいられる優しい世界を。

 わたしの言葉ひとつで、 
 簡単に壊したりなんかしたくない。 ]
(57) 2022/05/20(Fri) 12:06:46

【人】 転生者 アウローラ

[ そうして立ち上がろうとしたとき ]
 
 
 ……ぁ、れ……?
 
 
[ くら、と。
 眩暈とともに、目の前の景色が歪む。
 
 ……なんだか、ひどく身体が重い。
 でも、それ以上に頭が重く、ズキズキと痛みはじめて
 眼を開けていられなくなる。 ]

 
 ―――…。
 
 
[ かくん、と膝が折れて前に倒れそうになったとき、
 再び床に倒れそうになった身体が
 ひんやりと冷たい水のようななにかに
 支えられるような感覚があった。

 眼を開けようと重い瞼に力を込めても、
 そこに見えるのは、ただ、暗闇ばかり。]
(58) 2022/05/20(Fri) 12:11:32

【人】 転生者 アウローラ

 
 
 ……。
 
 
[ なんだか、ひどく眠い。
 そういえば最近、あまり眠れてなかったな、なんて
 ぼんやりとした頭でそんなことを思う。


 でも……このままわたし、眠ってしまったら
 このひと、世界を滅ぼしてしまいやしないかしら 

 
 そんなことを、思ったとたん。
 さっきと同じく、声が聞こえてきて。

 ……。
 そのまま、闇に包まれたままわたしは意識を手離した。 ]*
(59) 2022/05/20(Fri) 12:14:08

【人】 転生者 アウローラ

―― 朝/自室にて ――

[ そうして、今に至る。 ]
 
 
 ……。
 
 
[ 昨晩のことを思い出して、息を呑む。

 いろいろと、気になることも聞きたいこともたくさんある。

 どうして、わたしの部屋にこのひとがいるのか。
 そもそも、このひとが本当にあの『闇の精霊』なのか。
 
あとこの部屋が防音仕様になってて本当によかったとか


 いつの間にか差し出されたマグカップを手に
 警戒しつつ、彼のほうへと視線を向けた。 ]*
(60) 2022/05/20(Fri) 12:16:19

【人】 アルカード

 
 
 恐らくは過労だろう。あるいは心労か。
 
 
[ベッドに座らせたままの娘にマグカップを渡す。
それから、自分は勉強机から椅子を彼女のベッド近くまで引き出してくると其処に腰を下ろした]

 案ずるな、毒は入っていない。
(61) 2022/05/20(Fri) 12:21:40

【人】 アルカード


 
 何をやっていたかは知らないが
 これまでずいぶん無理をしていたらしいな?

 
[呆れ半分、といった体で溜息ひとつ。

久方ぶりの人の子の喚ぶ『声』に応じて姿を現してみれば。
其れは一目見てわかる光の子で、しかも世界を滅ぼしたくない、滅ぼさないでときたものだ。

嘗て、此の地に我を呼び寄せる者は皆、世の破滅を願う者ばかりだったのだが。

挙句、此方が何もしていないのに眼前で倒れられたとあっては。
……全く、何もかもが前例のない事態だ]
(62) 2022/05/20(Fri) 12:28:36

【人】 アルカード


 
 一先ず、理解できていないようだから説明をしてやろう。
 昨晩、我が貴様に話していたことは覚えているか?
 まず話はそこからだ。
 
 
[足を組み、頬杖をついて娘と向き直る。]


 我は千の名を持つ者。
 昨夜貴様が我に問うたように
 『闇の精霊』と、我を呼ぶ者も在るな。

 他にも魔王だとか、万物の礎であるとか。
 そう呼ぶ者もあるな、
 我として特に名そのものに思い入れはないが。

 故に、貴様の呼びたいように呼ぶがよい。

 我が何者であるかを決めるのは、
 我ではなく貴様ら人の子、光の子であるのだから。
(63) 2022/05/20(Fri) 12:31:43

【人】 アルカード

[さて、ここまでは理解できたか。
此方としては本題は此処からだ]

 
 我は貴様の声に応じ、此の地に召喚された。
 

[尤も、この娘にその自覚はなさそうだが。
さて、どのように説明したものか。

――…頬杖をついていた手を解くと
両の指先を揃えるようにして合わせて、暫し考える]
 
 
 ……昨夜、貴様は泣いていただろう?

 誤魔化すなよ? どの途無駄なことだからな。

 貴様のその涙が、我を呼び喚せた。
 悲しみであれ怒りであれ、苦しみであれ。
 
 その想いの強さが我を此の地に喚び寄せた。
(64) 2022/05/20(Fri) 12:35:28

【人】 アルカード



  尤も、貴様は我に世界を滅ぼしてほしくないらしい。

  
[あれだけ出会い頭に拒絶されたのは
それなりに長く生きた我でも初めてのことで全く印象深い。

あのとき気づいていなかっただろうが、
何も震えていたのは握りしめた掌ばかりではない。
その細い肩を、瞳を震わせながら、
それでも娘は我と向き合おうとしていた。

――…我が齎す破滅を止めるために]
(65) 2022/05/20(Fri) 12:38:59

【人】 アルカード

 

 ……なら、人の子。光の娘よ。
 貴様は、我に何を望む?


[椅子から立ち上がり、娘のほうへと距離を詰める。
昨晩よりいくらか良くなった顔色と、杏子茶色の瞳が近づけば
その頬に手を添えて問いかけよう]**
(66) 2022/05/20(Fri) 12:40:08

【人】 乙守 流歌



[ デートの夜、私の部屋で起きてたこと
  気づくことなく。

  今までもあったとしたってそれはおなじ。

  誰も聞いた事のないような吐息が漏れても
  翌朝の私は知らないんだよ。

  夢におちたまま、なんにもしらずに。*]
(67) 2022/05/20(Fri) 19:02:52

【人】 乙守 流歌

― 現在 ―


 怖いといえば怖いんだけど
 んー、今日はちゃんと眠れるといいな


[ や、だって
  潮音の顔が普通に見られなくなりそう。

  それほどにリアルな夢だったよ、
  だって本当は今でも触れた場所が気になるし。


  学校行ってる間は手を繋いでるかな。
  マンション出る間くらいはそうしてるかも。

  ブレスレット同士もこちんとくっついた。
  ちょっと狙ったのはひみつ。 ]

 
(68) 2022/05/20(Fri) 19:03:41

【人】 乙守 流歌



[ 話題は誕生日に移り変わる。
  自分の誕生日覚えてないわけじゃないんだよ?
  でも大好きな人と結ばれるという一大イベントは
  月日の流れを希薄にさせる程のものだったのです。 ]


  そうなんだ……
  ううん、気にしないでって伝えて。
  ……でもいいの?
  お母さん達居ないのに。


[ 潮音のご両親は私の事を娘みたいに可愛がってくれる。
  同じ3人家族だしね、
  母親同士も気があうみたい。 

  潮音はお母さん似かなって私は認識してた。
  実際はどうなのかな。 ]

 
(69) 2022/05/20(Fri) 19:04:34

【人】 乙守 流歌



[ 恋人同士が手を繋いで、
  そしてその先にすることを理解していないほど
  子供な訳でもないし

  いずれ潮音とも、っていう
  漠然とした期待みたいなものだって
  抱いていないわけじゃない。

  けど慣れ親しんだ潮音の家、部屋。
  安心圏みたいなその場所に
  危機感……?みたいなものを覚えない。

  顔に「わかってません」って書いてると思う。

  ……そういえば、
  流歌は簡単に部屋に連れ込まれるタイプだよね、
  なんて言ってたんだけどね。

  ちっちゃくて可愛いけど揉めるくらいには胸はあるし
  私が男なら即押し倒してるわ!

  と、いつかの昼休み、
  騒いでる友人に、そんなわけないよー
  って返してた。 ]

  
(70) 2022/05/20(Fri) 19:05:27

【人】 乙守 流歌


[ もう間も無く教室につくかなってころ。
  潮音からバイトの予定を聞かされた。 ]


 そっか。
 ……わかった。今日は友達と帰るから心配しないで。
 帰ったら連絡もいれるし。
 潮音も無理しないでね。


[ いつも一緒で今も隣にいるのに、
  居ないとなると淋しくなるのは我ながらどーなのか。

  でも潮音頑張ってるんだもんね。
  噂によるとそのファミレスの売り上げが
  潮音効果でのびたとか。

  とは言え学生さんは学業に勤しめ、っていう。
  今日もいつもと変わらない、日常のはじまり。 ]

 
(71) 2022/05/20(Fri) 19:06:01

【人】 乙守 流歌



[ きょーは体育がバレーボール。
  苦手なんだよー ]

 
(72) 2022/05/20(Fri) 19:06:39

【人】 乙守 流歌



[ せめて好きなものを、と持って来たシュシュ。
  普段下ろしてる髪が束ねられたら
  首元の解放感が心地よかったりする。
  お気に入りだし、可愛い。

 

  けど、……けど。
  意識は完全に別の方へもってかれちゃった。

  体操服はハーフパンツ、露出は少ない。
  でも制服のスカートよりは丈が短くて

  ついつい思い出してしまう、昨夜の夢のこと。]



 
(73) 2022/05/20(Fri) 19:09:24

【人】 乙守 流歌



[ これは私の知らない事だけれど、
  飛んで跳ねるバレーボールの授業は
  健全な男子達は別の女の子達に
  釘付けになってる男子の一部が

  今日に限っては、
  普段は甲矢潮音の目を気にしてなのか
  乙守の"お"の文字すら出さないのに
  あれは甲矢と一線をこえたのだと、
  下世話な噂をし、そういう目で見てる。
  一応は潮音に聞こえないように。

  けれど何があるかはわからないしね、
  聞こえてても、聞こえてなくたって
  わたしには、分かんない。 ]*

(74) 2022/05/20(Fri) 19:11:45

【人】 乙守 流歌



 [ それから、お弁当を一緒に食べたりだとか
   変わらないようで変わってく日々を
   私達は送ってく。

   あれから何かあったかな、
   あったかもしれないし、
   なかったかもしれない。

   潮音はどうだったかな。
   帰るまでは一緒にすごせたかな。 *]

 
(75) 2022/05/20(Fri) 19:13:12

【墓】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[彼の手が大胆に動く度に熱が高まる。
胸を擽る手が、柔らかな肉を揉みしだけば、
僅かに息が上がり、はふ、と喉を反らして呼気を逃した。

愛撫に夢中になっていれば、
頭上から降り落ちる声に惚けた顔で彼を見上げる。]


 ……ん、……ぁ、うん……、


[脱がせるのではなく、自ら脱がせるように出される指示は、
酷く恥ずかしく羞恥心を煽られる。

躊躇うように瞼を伏せて、きゅ、とシャツの裾を両手で掴む。
ただ、こうしていても手伝ってくれないのは知っているから、
身を起こして、おずおずと裾をたくし上げていく。

シャツの下から日に焼けていない肌が覗く、
彼の手によってズらされたショーツが、
更に上へと持ち上げれば、何も着けていない双丘が顕になった。]
(+15) 2022/05/20(Fri) 21:36:14

【墓】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[内側へと沈んだ指は、くちゅりと音を立てて淫芽を撫でる。]


 ひぁ、んッ……ぁ、そこ、だめっ……
  

[は、は、と息を乱して被りを振れば、
その言葉が届いたのか指はすぐさま離れていく。
思わず物足りなさに、ぁ……と、名残惜しむような声が漏れた。

更に追い打ちをかけるように愛撫が止まる。
シャツまで脱がせておいて、そんなことを言うのだこの男は。

中途半端に高められた熱で身体が疼く。
離れていきそうになる彼の袖の端を、つん、と引いた。]

 
 ……や、じゃないって……知ってるくせに、
 どうして、そんなこと言うの……?

 …………テンガンの、いじわる……


[上目遣いに熱に潤んだ瞳を向けて、もう一度袖を引く。]
(+16) 2022/05/20(Fri) 21:36:38

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[突然の告白めいたものに驚いてばかりいれば、
今度はあっさりと身を引かれてしまった。

急転直下の変化に対応しきれずに困惑する。
ひとまずと抱きついたままの状態から
身を離して、ほぅ、とため息を付いた。]


 ……し、信じないわけじゃないけど、
 びっくりしたんだもん……。

 それに、聞かなかったことになんて、
 今更無理だよぉ……。


[それとも本当に冗談だったのだろうか。
いや、軽口で冗談を言う人ではないことは知っているけれど。
真顔で冗談を言う人でもない、ような、……気もする。]
(76) 2022/05/20(Fri) 21:37:13

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[何せ身構えてもいなかったことだ。
驚きが勝ってしまって、ときめきなんてものが吹き飛んでしまった。

……ちら、と盗み見るように彼の表情を伺う。
何でもないような表情。
すぐさま移動しようだなんて切り替える機転の速さ。
今し方告白しました。みたいな様子が微塵も感じられない。

また、妙な間が空いてしまった。

じ、と彼を見つめて、ぽつりと呟くように零す。]


 ……本当に、私のことが好き、なの?


[もう一度、確かめるように。そう尋ねた。*]
(77) 2022/05/20(Fri) 21:37:28

【人】 転生者 アウローラ

[ 言われておそるおそるマグカップを口に運ぶ。>>61

 ほんのりとバニラの香りがした温かなそれは
 口に含むとほんのりと牛乳と卵の甘い味がした。 ]


(……、エッグノックだこれ)


[ なんだか、色々意外な気がして
 マグカップのそれを飲みながら
 つい上目遣いで相手の顔を伺ってしまう。

 まだわたしが小さい頃、風邪を引いたときに
 シスターが作ってくれた味を思い出す。
 まさか、エッグノックを作るラスボス(暫定)が
 いるなんて思わなかったけれど。

 もし、彼と視線が合えばきっと、
 気まずいような照れくさいような顔をして
 そっと目を逸らしただろう。 ]
(78) 2022/05/20(Fri) 22:41:15

【人】 転生者 アウローラ

[ そうしているうちに>>66

 少し無遠慮なくらい
 わたしに触れてくるその手は、ひんやりと冷たい。>>66

 人間離れした血色の瞳と白皙とが相まって、
 あらためて目の前の彼が
 人間じゃないのだと思い知らされる。 ]


 ……本当に、貴方が。
 
 
[ このひとが、闇の精霊。
 あのゲーム世界のラスボス。――…災厄の獣そのもの。 ]
(79) 2022/05/20(Fri) 22:44:37

【人】 転生者 アウローラ

[ わたしの知っている『闇の精霊』は。
 こんなふうに言葉を交わせる存在ではなかった。
 
 
 遠い記憶の中にあるのは、いくつものスチル。
  
 
 世界に絶望したマティルダが、破滅を希い
 そうして、この世界に顕現した巨大な多頭龍。
 

 身体から生やした蛇のような触手と、
 胴から生えた巨大な黒い翼と鱗から覗く無数の赤い瞳、
 この世界の既存の魔物たちに似た、
 しかし全く色彩の異なる、無数の黒い眷属たちを従えて
 王都や学園、この世界の各地を襲う災厄。 ]
(80) 2022/05/20(Fri) 22:52:12

【人】 転生者 アウローラ



 ―――…。

[ 正直、実感が湧かない。
 記憶の中の彼は、目の前の青年とは
 あまりに異なる姿をしていたから。

 強いていうなら、
 昨晩、闇の中に浮かんでいた赤い瞳に
 その面影を見出せるくらい。
 何より、あの災厄が人と同じ姿で言葉を話して
 エッグノックを作ってくれるなんて思わなかった。 ]
 
 
 なにを、のぞむって……。 


[ その瞳が、此方を覗きこむように
 品定めをするのように、わたしを見つめる。>>66

 ひんやりとした指先と、
 彼の瞳の色に正直、気圧されそうになる。けど。 ]
 
 
 ……、ひとつ、聞かせてください。
 逆に、どうして世界を滅ぼそうとするんですか?
 
(81) 2022/05/20(Fri) 22:53:25

【人】 転生者 アウローラ

[ 記憶の中では……確か。 ]
 
 
 
「―――全部! 全部!!

 貴女も貴方たちもわたくしも 
 全て、消えてなくなればいいのよ……!!」

 「―――…嗚呼、主よ!!
 どうか、わたくしの望みを叶えてくださいまし!!」

 
 
[ 彼が姿を現したのは、物語の最終盤で、
 世界に絶望したマティルダが彼の降臨を望んだから。

 ゲームの中では、マティルダがラスボスである彼に
 唆されたような描写だったけれど。
 実際は、どうだったのだろう?

 流石にこればかりは、
 今、この世界で確かめようもないのだけれど。
 少なくとも、目の前の彼から悪意は感じなくて。
(喜々として破滅を語るようなところはあるけど)>>0:190

 交渉の余地がないようには思えない。 ]*
(82) 2022/05/20(Fri) 22:56:58

【人】 転生者 アウローラ

[ 記憶の中では……確か。 ]
 
 
 
「―――全部! 全部!!

 貴女も貴方たちもわたくしも 
 全て、消えてなくなればいいのよ……!!」

 「―――…嗚呼、主よ!!
 どうか、わたくしの望みを叶えてくださいまし!!」

 
 
[ 彼が姿を現したのは、物語の最終盤で、
 世界に絶望したマティルダが彼の降臨を望んだから。

 ゲームの中では、マティルダがラスボスである彼に
 唆されたような描写だったけれど。
 実際は、どうだったのだろう?

 流石にこればかりは、
 今、この世界で確かめようもないのだけれど。
 少なくとも、目の前の彼から悪意は感じなくて。
(喜々として破滅を語るようなところはあるけど)>>0:190

 交渉の余地がないようには思えない。 ]*
(83) 2022/05/20(Fri) 22:56:58

【人】 闇の精霊 アルカード

 

 世界を滅ぼす理由?
 

[それなりに長く生きたが、そんなことを聞かれたのは初めてだった。>>81]


 別段、我にそのような望みなどない。

 少なくともこの世界に置いて、
 人の世と人の子の破滅を願うのは、
 いつだって人間そのものだ。
 我は、我を此の地に喚び寄せるに至るだけの強い想い、
 若しくは願いに応じているに過ぎない。


[其れは嘘偽りのない事実。]
  
 
 ……或いは、世界や他者の破滅を願うこと以上に、
 人の子が強い想いを抱くこと等
 有り得ないということなのかもしれぬな?
 

[尤も、此れは我の憶測に過ぎない。
だが、……眼前のこの娘は真に受けそうだ]
(84) 2022/05/20(Fri) 23:01:40

【人】 闇の精霊 アルカード

 
 先に言っておくがな、
 貴様は我に「世界を滅ぼすな」と言ったこと
 忘れてくれるなよ?

 今まで数多の命に、この世界の破滅を望まれた。
 貴様はそのなかで初めて我に破滅を望まなかった娘だ。
 
 
[詰まる所、この娘の存在こそが
我が世界を崩壊させるだけの機構でないことの証左。]

 
 
 故に、問うているのだ。
 「貴様の望みは何か?」と。

 世界の破滅を望まないにも関わらず、
 貴様は、我を此の地へと誘った。
 

[其れはつまり、この娘にとっての切望する想いが在るということだ。
そして、我は其れを知りたいと思う]
(85) 2022/05/20(Fri) 23:04:19

【人】 闇の精霊 アルカード

[―――貴様にとって我は。
貴様が生きる物語に、我は一体何を齎す存在なのか。

そう、実に興味深い。]*
(86) 2022/05/20(Fri) 23:09:18

【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



「綺麗だよ、ミン。痕つけてもいい?」


彼女が恥じらいを持って脱いだシャツから
露わになったのは白くてキャンバスのような
艶のいい肌とふっくら丸く育った胸。
高頻度ではないにせよ、時折彼女に聞いてから
彼女が見えるところや見えないところに、
赤くて暫く残るような痕をつける。
ここ最近はつけていなかったので、
彼女が許可してくれたなら、赤い証がいくつか付くよう。

それは彼女への愛の証でもあり、
彼女以外の人間への牽制の証でもある。>>+15
可愛くて愛嬌のある彼女に興味を示す男を
数多く見てきて、そのたびに不快な顔をしていただろう。
彼女が恋人でないときは仕方なかったが、
恋人となった今では躊躇いもなく彼女の盾になる。


(+17) 2022/05/21(Sat) 0:19:51

【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



「……だって、ミンがダメって言うから。
 俺はミンが嫌がることはあんまりしたくない。
 もっと欲しいときは、どう言わなきゃいけない?
 これも教えてきたはずなんだけどな。

 言えないのなら、キスで終わりかな。」


ベッドから出るつもりもなかったが、
袖を引っ張られると彼女の方を振り向いて、
どうされたいのか言って、と囁きながら
過去を近づければ唇を重ねる。>>+16
やだとダメが続けば止めるしかない。
それはわかっているだろうから、
彼女にきちんと促してみるのだった。


(+18) 2022/05/21(Sat) 0:20:36

【人】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



すぐに態度を変えたのは、
冷静に物事を考えられるからのように見えるが
自己解釈も大いにあった上で、
勝手に諦めてしまっているから態度を変えた。
本来であれば熱い眼差しで本気であると
伝えるべきなんだろうが、そうともいけない。
彼女が腕から離れて落ち着いたところを見れば
回復が早くてよかった、とホッとする。


「驚くと言うことは、……
 君はそんなに俺に興味がなかったってことだな。
 それなら尚更、聞いてないことにしてくれ。」


興味がなかった、というのは些か強い言い方だろう。
けれども、それ程に彼の動きには兆候もなく
彼女に好意が伝わっていなかったと思えば
実際興味を持たれていなかったと考えるしかない。>>76
内心はかなりといっていいほど落ち込んでいる。
とはいえ、それを表情に出しては
同情を得たいと思われたくない。
故に、あっさりしているように見えたのかもしれない。


(87) 2022/05/21(Sat) 0:22:03

【人】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



「……………嘘を言ってどうするんだ?
 いつの頃から君が好きだったよ。
 自覚するには少し時間がかかったけど……。」


彼女が改めて聞いてきたので、
顔が赤くなるような気がして彼女のことは見ず、
少し上を見てそう答える。>>77
誠意がないとも思えるが、告白した後なのだから
まともでいられるわけがない。

彼女からの返答を聞く体勢になっていないと
彼は改めて己の状態を分析した。*


(88) 2022/05/21(Sat) 0:23:18

【人】 落星 クロウリー


[肉食虫の羽音の中でも、その声は確かに届いていた。
────いや、戒めの為に聞かされたのだ。

ええ、そうでしょう。

悪魔は人間に安寧など与えはしない。
そして、その浅知恵に誤魔化されることも無いのでしょう。]*
(89) 2022/05/21(Sat) 1:30:55

【墓】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ



 ……ん、いいよ……?


[痕を付けるのは所有欲の証だろうか。
確認するように問われれば、顔を伏せたまま
小さく、こくりと頷いた。

彼の唇が肌を滑って、ちり、と微かに痛みのような痺れが走る。
うなじに、それから胸元に。
見えない箇所は自分で確かめることは出来ないけれど、
彼が痕を残す度に、彼だけのものになったような気がして、
ぞくりと粟立つように肌が震えた。]

 
 ……痕、つけられるの、
……すき。



[胸元に残された痣のような痕を、指先でなぞって微笑む。
また、一つ、彼に近づいたような気がして、嬉しかった。

自身では見えない箇所。
だが、髪を揺らせば見える位置に痕があることも、
それが他の男性への牽制になっているということは、
ミン自身は気づいてはいない。]
(+19) 2022/05/21(Sat) 2:05:00

【墓】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[肌に痕を残していく癖に、言葉では甘く非難を向ける。
嫌がることはしたくないといいながら、
言わせようとする言葉は、ミンナにとっては口にしづらく、
薄く唇を噛んで、再び目を伏せてしまった。

宥めるように落とされるキスが、機嫌を取るように。
優しく降り落ちて言葉の続きを求めてくる。

鼻先が触れ合うほどの距離、目尻を朱に染め上げたまま、
ちゅ、と彼の唇を啄んで、小さく小さく口にする。]


 
……ちゃんと、さわって……?

 
 テンガンの手で……、
 ……さっきの、つづき、……してほしい……


[唇を触れ合わせたまま、袖を引く手がきゅうと丸まった。]
(+20) 2022/05/21(Sat) 2:05:22

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[返ってきた言葉は想像していたよりも冷たく、意外なものだった。『興味がない』なんて言われて思わず、むっとしてしまう。]


 違……っ!
 興味がないなんて言ってないじゃない!

 テンガンくんが顔や態度に出ないからでしょう?
 そんなの気づけるはずないもん。

 さっきだって、好きって言ったら信じる?って、
 聞き返したら、聞かなかったことにしてくれ、だなんて。
 
 じゃあ信じなかったらどうするの?
 本当に聞かなかったことにしてもいいのね!?


[一言、口に出てしまえばもやもやしていた感情が爆発して、
だんだんムカムカしてきて、
売り言葉に買い言葉みたいな勢いで聞き返してしまった。]
(90) 2022/05/21(Sat) 2:05:37

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ


[どうしてこんなにカチンときたのか分からない。
でも、興味がないなんて言われてしまえば、
そんなことない!と声を大にして言いたくなる程には怒っていた。

魔力供給だって慣れてきたし、
二人旅だって楽しいと思い始めてきていたところで。
テンガンくんのことを一つ知ることが出来る度に、
こんな一面もあるんだ、なんて思ったりして。
少しずつお互い仲良くなってきてるんだと思ってた。

私のことを気遣っていろんな場所に連れて行ってくれた。
新しい場所を見る度にはしゃいでしまったけど。

何度交わしても恥ずかしいキスだって、
彼にひとつひとつ丁寧に教えられながら覚えていった。
………なんか最近、供給の回数が多い気がするけど。

宿だって別々がいいって言ったら、ちゃんと探してくれた。
そりゃ彼は同じ宿のほうがいいって言うこともあったけど。

……と、ここまで考えて、ん?と首を傾げる。]
(91) 2022/05/21(Sat) 2:05:58

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ





[もしかして、………………そういうこと、なの?]



 
(92) 2022/05/21(Sat) 2:06:26

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[今更ながらに理解して、ぼっと火を吹くほどに赤面した。
わ、分かりやすいような分かりにくいような。

で、でも直接言葉にされたわけじゃなかったし!!
バディとしての好意だと思っていたし!!

なんて、わたわたしていれば。
テンガンが、またぽつりと言葉を落とした。

真っ赤になったまま彼を見上げれば、
彼もまたどこか頭上を見上げていて視線が合わない。
ただ、そんな態度は少し珍しい気がしてまじまじと見つめてしまった。

二度目の告白は、視線が合わないまま。
それでも言葉はしっかりと耳に届いて。]
(93) 2022/05/21(Sat) 2:06:49

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ




 [――――
とくん
、と、胸が高鳴る音がした。]



 
(94) 2022/05/21(Sat) 2:07:33

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[彼なりに照れているのだろうか。
そんな態度を見せられれば、怒りもどこへやら。
とくとくと、脈打つ心臓を右手で抑え、
じわりと熱を持ち始める頬を、左手で赤い部分を覆い隠す。]


 ……えっと、……その、
……ありがとう?




 
私も、テンガンくんのことは好き、……だよ?




 そ、それが恋かどうかはともかく!
 ……大事な、大事なパートナーだと思ってる。
 
 だから、…………今の言葉は、すごく、嬉しい。


[照れながらもそう口にして、
彼を再び見上げれば視線は合うだろうか。**]
(95) 2022/05/21(Sat) 2:09:35

【人】 転生者 アウローラ


  

 わたしの……。
 
 
[ 望みって、なんだろう?
 あらためて考えると、うまく言葉にできない。

 彼に世界を滅ぼしてほしくない。
 あの人たちの美しい物語を守りたいと
 想っているのも、わたしの本心。

 でも。
 さっき、彼は言っていた。
 わたしの強い想いが、彼を此処へ喚んでしまったと。>>64 ] 
 
 …。
 
 
(96) 2022/05/21(Sat) 7:22:14

【人】 転生者 アウローラ

[ 本当は、わかってる。
 わたしが、なにを願っているか。

 でも、それを認めるのは、怖い。

 『愛されたかった』
 その一言を口にして、なにかを壊してしまうのが
 ただ、恐ろしかった。 ]
 
(97) 2022/05/21(Sat) 7:23:19

【人】 転生者 アウローラ


 
 ……わたしは、選ばれなかったんです。



[ さっき、エッグノックのお礼を言ったときよりも更に小さな声。
 どうして、そんなことを言ったのか。
 自分でも、わからない。 ]
 
(98) 2022/05/21(Sat) 7:24:31

【人】 転生者 アウローラ

 
 ……えっと、そうですね。


[ 誤魔化すように咳払いを一つ。 ]
 
 
 もし、貴方がわたしの望み……願いを、
 叶えてくれるというのなら。
(99) 2022/05/21(Sat) 7:25:36

【人】 転生者 アウローラ


 わたしの、友達になってくれませんか?

 上手く、言えないのですけど
 わたしは、貴方に傍に居てほしい。**
 
 
(100) 2022/05/21(Sat) 7:26:14

【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



ダメと言われたとしても、たぶんつけていたと思う。
嫌がることはしないといいながら、
彼女が本当に嫌がるのならそれがにじみ出るから。
元々はきれいな肌に痕を残すなんて行為、
頭の中に思い浮かびもしなかったけれど、
徐々に距離が縮まっていったとき、
街中で彼女がほかの男に触られるということが
あまりにも嫌なことだと思い、
誰か相手がいることをどこかに証明できれば、
と思うようになり、まずは彼女からは見えないけれど
他者からは見えるかもしれない背面につけ始め、
それからいつの頃からか、彼女が見えるところへも
いくつもつけるようになっていた。>>+19


(+21) 2022/05/21(Sat) 10:09:36

【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



「好き?……俺も凄く好き。
 ミン、とても奇麗だよ。目が離せない」

いくつかつけて満足すると、
ふっと笑って彼女の頬を軽く撫でる。
今はこうやって好き、と口にしているが
それは昔からではなかったので、
進歩したんだ、と思う時がある。


(+22) 2022/05/21(Sat) 10:10:27

【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



彼女がいつも以上に恥ずかしがっていく姿が
かわいらしく、いつまでも見ていられると思って
意地悪をしてしまった自覚がある以上、
細い声で聴きたい言葉を聞くと、
それに全力で応えようと体が動いてしまう。
袖を引く力が強くなった気がして、
彼女と唇を改めて重ねながら、
もう一度さっきまでの体勢に戻っていく。

「ごめんね、意地悪しちゃった。
 ……もうやめないから、ね?
 いやっていっても、ダメって言っても、
 ミンが気持ちよさそうな声出してたら
 沢山愛していくから。」


彼女の脚の間に入り込めば、
また一番長い指が奥まで挿入される。
彼女を見つめながら、ゆっくりと動いて、
様子を見ながらもう1本増やせば、
一度絶頂を促してもいいものかと思考がよぎる。
双丘の頂に口づけを落とし、
舌での愛撫を加えながら、いじわるの分だけ
彼女を快楽の海へと誘っていくのだった。>>+20


(+23) 2022/05/21(Sat) 10:11:29

【人】 魔導騎士 テンガン・カルシャック


いつもはおとなしい彼女が、
こんなにも捲し上げるように話すのかと
驚きのあまり、テンガンの目も彼女のように
大きく見開いて丸くなっていった。
今、彼は彼女に怒られている。
身勝手なことを言っていたという自覚はまだなく
どうしてそう怒るのだろうかと
彼女の言葉の続きをまってみることにする。
けれど、最後の『聞かなかったことにしていいのか』
という問いかけに関して、自分からお願いしているのに
どこか、ダメだと言いそうになっていた。>>90>>91

実際のところ、流れで告白をしてしまったことは
聞かなかったことにしてほしくないし、
意識してほしいと思っていたはず。
けれども彼女との旅が終わってしまうかもと思うと
そう簡単にはいかないと思ってか、
聞かなかったことにしていいなどと言ってしまった。


「い、や……それは……」

自分が身勝手だったとようやく自覚した上で、
彼女へきちんと言葉にして伝えようと
言葉を発するものの、彼女の百面相のような
表情の移り変わりを一瞬だけみると、また空を見上げた。


(101) 2022/05/21(Sat) 10:13:34

【人】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



「…………………
 今はまだ、答えはいらない。
 大事なパートナーと思ってもらっているだけで
 今の俺には十分、ではないけれど、
 お互いの関係性を考えれば満足がいく。

 いつか、分かった時に教えてほしい。
 気持ちを表現していなくてすまなかった。」


小さな声で彼女の言葉が紡がれる。>>95
好きの違いというものは大いにあるため
今ここでの返答はもう求めない。>>95
彼女の声が聞こえたときに視線をおろせば
隠れていない右の頬はいたく赤くて
今までにないくらいかわいく見えた。
手を伸ばしてそっと撫でてしまおうかと思ったが
告白したばかりの身でありながら、
そういうことをするのは差し出がましいのかと
思ってしまい、見つめるだけにしてしまった。

それで彼女を怖がらせてしまったのなら、
少し慌てた様子でごめん、と口にするようだった。*


(102) 2022/05/21(Sat) 10:14:57

【人】 甲矢 潮音

 
[きみの魂はね。
 何より無垢で、誰より美しいんだ。
 
僕の魅了が効かないくらいに。

 何度きみが生まれ変わって、
 何度穢れた僕と交わっても、
 変わることのなかった唯一の事実。

 同じ場所に生まれるとは限らなくて
 姿形も、身分も、性格だって毎回違った。

 ある時は傷ついた戦士の心を癒す歌姫。
 ある時は占いと舞踊の得意な流浪の民。
 ある時は……]
 
(103) 2022/05/21(Sat) 11:00:52

【人】 甲矢 潮音

 
[どのきみにも恋をして、焦がれた。

 出逢いを繰り返すたび
 以前より更に好きになった。

 いまのきみが、いちばんすき。
 ねぇ、すきだよ流歌。だぁいすき。

 ずぅっと君ひとりを引き摺って
 付き纏い続けてるなんて……、
 気味悪がられてしまいそうで、とても言えないけど。]
 
(104) 2022/05/21(Sat) 11:00:57

【人】 甲矢 潮音

 
[────無垢な魂に惹かれるのは
 当然僕だけじゃあ、ない。

 生まれ落ちた場所を見つけるのが遅すぎて
 他の奴に先を越されたことがある。
 横取りされそうになったことだって。
 ……業腹、だ。あんな思いはしたくない。

 だからいつだって不安だった。
 僕の方を向いてくれるのか。
 僕から離れずにいてくれるのか。

 永く生きているというのに
 余裕がなくて……、情けないね。]
 
(105) 2022/05/21(Sat) 11:01:04

【人】 甲矢 潮音

 
[何を生み出すことも出来ないかわりに
 
死のない
僕は
 適当な夫婦を捕まえて
 瞳をきらりと輝かせて心を操れば
 自分らの子供だと思い込ませて過ごす。

 だから母似に見えるとしても
 それは偶然かな。>>69
 父よりは似てるかも。]
 
(106) 2022/05/21(Sat) 11:01:45

【人】 甲矢 潮音

 
[ふっと微笑む。]


  そうだね、
  今日はちゃんと眠れるといいね


[────相槌を打った朝は
 確かに本心からそう思っていたんだよ。>>68

 お菓子の家をすきなだけ食べたり
 綺麗なお花畑でごろごろしたり
 そこに自分は登場したりしなかったりする
 平和でのんびり癒されるような夢を。

 いつものように見せてあげようと、
 思って、いたんだ。]
 
(107) 2022/05/21(Sat) 11:02:16

【人】 甲矢 潮音

 
[でもいいのって確認にはこう答えた。>>69


  わかった、伝えとく。
  もちろんだよ。
  僕ひとりでも立派にお祝いしてみせるから。


[僕の親は出張にWなったWんじゃなくてWさせたWこと。
 彼女は知らない。知りようもない。

 流歌のご両親は当日かわいい娘の誕生日を
 祝うための準備をしに出かけるが
 WなぜかW交通機関が止まり帰って来られなくなること。

 ひと月前にいる彼女はまだ、知らない。]
 
(108) 2022/05/21(Sat) 11:03:20

【人】 甲矢 潮音

 
[手は当然のように繋いで指を絡めて。
 気遣ってくれたことにはありがとって答えて。>>71
 上履きに履き替える時を除いて
 教室の彼女の席まで離してあげなかった。

 流歌に人目を気にするそぶりがあっても
 いいでしょ、って微笑んで流して
 繋いだ手と揃いのブレスレットを見せびらかした。

 流歌はもう僕のものだよって
 野郎どもに知らしめたくて仕方なかった。
 だから誰も盗らないでって。]
 
(109) 2022/05/21(Sat) 11:03:55

【人】 甲矢 潮音

 
[……告白する前までは気にしていた>>0:18
 もう一つ女の子達の目線のことをつい忘れてしまうくらい
 きみと付き合えたことが嬉しかった。

 ヒトの心を理解した気になっていても
 僕もまだまだ……、ってこと。]
 
(110) 2022/05/21(Sat) 11:04:11

【人】 甲矢 潮音

 
[体育の次の教室は>>74
 幾らか人数を欠いていたけど
 それはあまり気にすることはない。

 男子コートでスパイクを叩き込まれて
 鼻血出して保健室行きになったのが
 下世話な話をするどさくさに流歌の揺れる胸だとか
 うなじだとかを見てた奴ばかりなのは
 偶然じゃないけど誰も気にしなくていい。

 流歌を注意した教師の横顔に
 暴投サーブが突き刺さったのも
 普段の高い評価が許してくれたので。
 なぁんにも気にしなくていい。

 何事もなかったように弁当を広げて思い出す。
 流歌の体操服姿、かわいかったなぁ。
 
厭らしい目で見ていいのは僕だけだよ。

 
(111) 2022/05/21(Sat) 11:04:37

【人】 甲矢 潮音

 
[甲矢潮音の出席番号は乙守流歌のすぐ後ろ。
 午後の授業はきちんと受けてるフリしながら
 ひとつ前の席に座る流歌を見てた。

 主に、シュシュが外され下ろされた髪が隠すあたり。]


  (はぁ……触りたい)


[……歯止めが効かなくなってるなぁって
 ほんの少しの自覚とともに。

 学校が終わるまでは一緒だった。>>75
 友達と帰るのを見送って、バイト先のファミレスへ。

 付き合う前からいつも家までべったり守ってたけど。
 関係を変化させたからこそ
 隙を見せたらいけなかったのだと
 思い知ることになる……かも知れないのは、少し先。
*]
 
(112) 2022/05/21(Sat) 11:05:05

【墓】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[好きと告げたら同じ言葉が返ってくる。
その意図が、少しズレたような気がして小首を傾げた。

そのことにくすりと笑って、痕をなぞっていた手をあげて、
ちょんと人差し指で彼の唇をつつく。]


 ふふっ、そうじゃなくて、
 痕をつけられるのが好きってこと。

 ……もちろん、テンガンも好きだけど。


[新たに増えていく赤い花を、ン、と吐息を零して受け入れる。
頬に手を添えられたら、擦り寄るように掌に頬を寄せた。]


 もっと、たくさんつけて……?


[甘えるようにおねだりを。
顔を近づけて、唇に当てた人差し指の上から囁いた。]
(+24) 2022/05/21(Sat) 13:28:59

【墓】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ


 ……ン、ぅ……っ、……


[彼が望む通りに口にすれば、再びキスが降りてくる。
スプリングの軋むベッドに横たえられて、
肩口まである髪がふわりとシーツに広がった。

意地悪はやっぱり、わざとだったみたいで。
そう教えられたら思わず拗ねてしまいそうになったけれど。
もう、やめないと言ってくれたから、こくりと素直に頷いた。

彼の長い指が再び、ゆっくりと秘裂を割って入り込んでくる。]


 ぁ、……ぁッ、ん、ンンっ……
 

[次第に指の動きが中を探るようなものになり、
つぷりと音を立てて指が増える頃には、僅かに息が上がっていた。]


 ……は、ぁッ、……ン、
 んん、……ぁッ、テンガン……ッ……


[再び熱が渦巻いてくる。
身体の中を指が這うのと同時に胸を舌先で愛撫されて、身悶えた。]
(+25) 2022/05/21(Sat) 13:29:18

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[自身の憤りが確かに伝わって、彼も驚いた顔になる。
あまり表情に出さない彼でも分かるくらいの表情の変化は、
それだけに飽き足らず、目を丸くしていたものが、
ミンナの言葉で、逡巡に変わっていった。

言い淀む声に視線を向けながら、彼の様子を伺う。
困っているのか、言葉を探しているのか。
彼が見上げた先には、ただ、木の葉がゆらゆらと風に揺れていた。

少しの間、沈黙が訪れた。

私もなんて言葉にしていいか分からずに。
彼も私との距離を測りあぐねるように。

沈黙を破ったのは彼のほうが先で。
そよいで行く風にのって彼の声が届いてくる。]
(113) 2022/05/21(Sat) 13:29:38

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[時間をくれるという言葉に、ほ、と安堵の息が洩れる。
告白を断ったつもりはないけれど、先延ばしにしてしまった。

そのことでまたバディを解消されるようなことになれば、
どうしようかと思っていたから。
今は、その答えが有り難く、うん、と頷くことで応えた。]


 ……うん、ありがとう。

 えっと、テンガンくんの気持ちは伝わったよ?
 私が鈍いだけで、気づけないところもあって……

 その……、
 次からは、ちゃんと男の人だって、意識するから!
 
 ……うん?
 意識するっていうのも、変な話だねっ!?
 あははっ、えっと、その……


[妙な宣言を彼をどう受け取っただろうか。
意識するからなんて言ってしまえば、
それは好意を受け止めるようなものではないか。

笑って誤魔化して、ぱたぱたと掌で団扇を作って赤くなった顔を仰ぐ。]
(114) 2022/05/21(Sat) 13:29:50

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[ようやく視線が重なって、彼の視界に自身が映る。
その瞳の奥には好意が隠されている。

改めてそう思えば、ドキドキして手団扇で仰いでも
赤い顔はしばらくは収まることはなかった。

とくんとくんと、さっきから心臓がうるさくて。
聞こえないふりをするようにぶんぶんと首を振って顔を上げる。
謝罪の言葉には笑って、大丈夫!と応えて拳を作った。



それが、彼からの初めての告白の話で。
鈍い私はこれからも彼をやきもきさせる程、
待たせてしまうことになるのだけれど……。

待たせてしまった結果が、まさかあんなことになるなんて。
微塵も予想はしていなかったのだ。*]
(115) 2022/05/21(Sat) 13:30:11

【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



好き、という言葉を紡いだけれど
彼女は恥ずかしがるよりも先に小さな笑みを見せた。
動く指を視線で追いかけていると、
痕を付けた場所から唇に到達して好きの主語が
双方の間で違ったことを教えられる。


「痕をつけられるのと、俺だとどっちが好き?
 俺はミンが好きだよ。」


好きの内容が違うのだから、普通に考えて
この質問はよくない。
どっちも好き、でいいと思うけれど
彼女はどうこたえてくれるだろうか。


頬を摺り寄せる姿もとてもかわいらしく、
彼女のおねだりには素直にYESを。>>+24
だから胸より下、腹部や足の付け根にも
いくつか痕をつけてあげた。
体を洗う時、鏡に映るとき、
ふとしたときにとても分かりやすい場所が
赤い花を増やしていくのだった。


(+26) 2022/05/21(Sat) 14:56:45

【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



彼女が拗ねてしまっては困るけれど、
すぐに許してくれる優しいところが大好きだ。
流されやすいといえばそうとも言えるが、
素直であるというほうだと解釈している。
そうでなければ、指が動いてすぐに反応が
出てしまうとは思わない。


「ん、…どうした?……奥に、違うのがほしい?
 ミンが好きな指よりも熱いやつ。」


こう聞けば、イエスかノーかでこたえられる。
恥ずかしくても、答えてくれるだろう。>>+25
2本の指がうごめくたびに、
音が立ってしまうのはもうどうしようもない。
名前を呼んでくれるだけで気分が上がる。
熱い吐息が肌にかかると、もっとやれるか、と
胸に口づけを落としていった。
彼女がねだれば、指を抜いて本題に入るだけ。


(+27) 2022/05/21(Sat) 14:57:36

【人】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



沈黙の時間はいろんな音に耳を傾けてしまう。
木々のざわめき、野鳥の羽ばたき。>>113
彼女にどういえば伝わるのか考えて、
彼女の気持ちの整理がつけば教えてくれるよう
彼なりに、促してみるのだった、


「いや、意識はしなくても………
 いいや、意識してほしい。
 そうでないと、俺はただの相棒で終わってしまう。
 意識してもらったうえで、
 そこまで何も感じなければそういう男だってこと」

彼女の宣言にはよろしく、と応えて
意識してもらえるように態度も改めただろう。>>114
無理やりに襲うこともなかったが、
かといって何もしないわけではなく。
補給の時は事の発端のときのように
腰を撫でて時を過ごしていったし、
街中を歩くときはできる限り
彼女の隣、近距離で離れないようにして。
そのなかのひとつのように、
ベッドを1つで提案したら断られた。>>0:88>>0:104


(116) 2022/05/21(Sat) 14:58:12

【人】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



そういう、小さな我慢が1つ、また1つと重なったある日。
ある種事件ともいえる事態が起こってしまった。>>115
街から街への移動途中、いつものように魔力補給を
木陰でお願いしているときに、彼女の体を撫でていた。
当たり前というか、そのときも関係はまだバディ止まりで
彼女にダメ、と言われたかどうだったか。
ひとまず、また我慢が1つ積み重なってしまったのだ。
いつもなら我慢できたけれど、かれこれ暫く経ったせいか
彼の我慢が限界突破してしまったといえばそうなる。
気を取り直して移動を開始していると、ポツ、ポツリ、と
雨が降り始め、やがてそれは落ちる音が多くなりそうな。


「大雨になる、ミン走れるか?」


走れないといわれたら俵抱えのようにしてでも
彼女を抱えて走ったことだろう。
あてがあるわけでもなかったが、
偶然にも大きめの館がふたりの前に見え、
雨宿りもかねて入らせてもらうことにした。*


(117) 2022/05/21(Sat) 14:59:15

【人】     インタリオ




「どうして逃げない?」



     
「お前はこのままだと死んでしまうよ?」
(118) 2022/05/21(Sat) 16:14:02

【人】     インタリオ


[ メメント・モリを語るにはどうにも幼すぎる
  アレイズではなく魔術師でもなかった頃の、
  ちっぽけな農村の子供>>0:121へ向けて。

  かつてその地に体現した悪魔は似た言葉を呼び掛けていた。

  これこそが永い時間契約関係を続けることになるパートナーとの
  下僕とのファーストコンタクトである。 ]*
(119) 2022/05/21(Sat) 16:14:18

【墓】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

 
 それは……


[指の向こうで彼の唇が動く。
動く度に指の腹で唇の感覚を感じながら。

予想外の問いかけにきょとりと瞬いた。

見た目は大人びて見えるのに、時折こうして
子供みたいな反応をする。
くすりと、笑いが込み上げて。

充てがった人差し指でふに、と彼の唇を押し返した。]


 ……テンガンに決まってるじゃない。
 痕をつけられるのも、君だから嬉しいんだよ?


[双眸を細めて、唇から指を離す代わりに、
ちゅ、と己の唇を押し付けた。
彼の満足のいく答えにはなっただろうか。

指を離せば彼の唇が下方へと降りていく。
彼によって与えられていく花が、身体中に咲き誇る。
彼のものだと言われているような気がして、うっそりと微笑んだ。]
(+28) 2022/05/21(Sat) 19:19:22

【墓】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[彼の指が蠢く度に、愛液が溢れ淫らな音を立てていく。
次第に息が上がり、身を捩っても逃すことはないと手が追いかける。
指に翻弄されながら、身体の熱を吐息で逃していれば、
また、意地悪な質問をされた。

熱を持った頬が、朱に染まる。
どうして口に出しにくいことを言わせたがるのか。
問いかけながら埋まった指が動けば、
くちゅりとまた淫猥な音がして、快感を煽った。]


 ……ぅ、ン……、ほしい……ッ……


[快感に犯された脳裏が常識的な判断を奪う。
気づけば彼の望むようにその先を、口にして。
その期待に、きゅう、と膣が彼の指を甘く締め付けた。]
(+29) 2022/05/21(Sat) 19:19:35

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[テンガンくんからの告白があって以降も旅は続いた。
意識して欲しいと、言われた通り。
自然と彼の行動に目が行くようになった。

不意に視線が合えばどきりとするし、
庇うように背を抱かれたら近づいた距離に緊張する。

あの日から鳴り止まない胸はとくとくと鼓動が早くなって、
落ち着かない日々が続いた。

なのに彼ときたら……、
告白以前より距離を詰めるようになってきて困る!!]
(120) 2022/05/21(Sat) 19:19:55

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ


[魔力補給の時には、キスだけでも息が上がってしまうのに、
妙に腰を抱く手つきがいやらしくて、
供給だけだと分かっているのにえっちな気分になるし!

出歩くときも、前までは一人での行動もあったはずなのに、
今ではぴったりと横についてくるようになった。

仕上げには、一緒のベッドで寝ようという提案までしてきて。]


 そういうことはちゃんとお付き合いしてから
 じゃないとダメって言ったでしょう!?


[と、顔を真っ赤にして注意することもあった。ありました。]
(121) 2022/05/21(Sat) 19:20:08

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[そんなことがありながらも、旅を続けているのは、
やっぱりバディとして頼りになるからだし、
隣りにいても居心地が悪いわけじゃないし、
彼が私に対して優しいということも、
いやという程、分かってくるようになったわけで。

つまり、そんな彼の行動が、いやなわけじゃなく。
時には困ったりもしながらも、楽しんでもいる自身が居て。

時々、一人になった夜に彼の言葉を思い出してしまう。>>116

 
 バディ解消は、やだな……。


[そう思うほどには、彼のことは気になっていて。

自覚のない恋心が淡く育っていることに、
自身でも気づいていなかった。]
(122) 2022/05/21(Sat) 19:20:35

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[そんなある日、魔物との戦闘が終わった後に、
いつものように魔力供給を彼から求められた。

木の陰を選んで、瞳を閉じれば彼の唇が唇に触れる。
ゆっくりと割り込むように舌先が入り込んできて、
次第に深くなっていく口付けに、小さく喘いだ。]


 ……ンッ、ぅ……


[ぴくりと瞼が動く。薄っすらと瞳を開けば
彼の表情が目に飛び込んできて、蒼の瞳が映り込む。
その瞳にしばらく釘付けになっていれば、
彼の手が蠢いて腰や脇腹を撫で始めた。]


 ……ぷ、ぁ……っ、……
 テンガンッ……、だめだってば……!

 も、うッ、補給も終わりっ!


[また妙に鼓動が早くなった気がして慌てて離れる。
くっついているとドキドキが彼に聞こえてしまいそうだったから。]
(123) 2022/05/21(Sat) 19:20:59

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[少し距離を取って、ふぅと胸を撫で下ろす。
随分と慣れてきたとはいえ、未だに慣れないキスは、
魔力供給する度に、息が上がってしまうから。

そうして落ち着きを取り戻そうとしていれば、不意に頬に雫が当たった。]


 ……ん……?


[頭上を見上げれば、暗い雲が辺りを覆っている。
ぽつり、また額に雫が当たって、本格的に雨は降り出していた。
テンガンも気づいたのか、その声に慌てて肯く。]


 ……うんっ、大丈夫!
 どこか、雨宿りできるところ探しましょうっ。


[掌で庇を作り、視界を守りながら荷物を持って駆け出す。
街から離れた場所だったから、
雨宿りできるなんてないのかもと思っていたけれど、
森の中を走っていれば、大きな建物が見えてきたのだった。*]
(124) 2022/05/21(Sat) 19:21:17

【人】 乙守 流歌


[ 放課後。 
  バイトしてる潮音をみたいって騒ぐ友達を
  なんとか説得して、
  
  私だってみたいよー……。
  でも邪魔はしちゃだめだもんね。

  満員電車は避けたかったんだけど
  遅延かなにかのせいでそうも行かず、
  ふえー、さいあく。

  ぎゅうぎゅうに詰め込まれて、
  もみくちゃにされて


  体育のあと止め忘れてたのか、
  それとも満員電車でされてしまったのか

  制服の上から3番目くらいの
  シャツのボタンが止まってなかったの
  気づいてない。

  
  とりあえず無事に?おうちには着いたと思う。
  まだ帰ってない潮音に連絡をいれて、

  お部屋に転がった。 ]

 
(125) 2022/05/21(Sat) 20:15:05

【人】 乙守 流歌



 はぁー……潮音にあいたいなー



[ 帰ってくるころを見計らって、
  お帰り!って出迎えちゃおうかな。

  そうしよ。
  もうバカップルって言われても反論できないや……


  そうだ、お疲れ様のスイーツ
  今日は私が買っちゃお。]
(126) 2022/05/21(Sat) 20:16:05

【人】 乙守 流歌


[ コンビニいって、宿題して……
  あ!
  大変、英語の宿題を学校にわすれちゃった……

  明日早く行ってやるのも考えたけど
  英語の先生に目をつけられたら面倒なんだよー

  それに、潮音に早くあいたいし。

  
  制服のまま、学校の方向へ向かった。

  
  終わる時間いつごろかな。
  お店の近くで少し待って

  かえろーってお誘いしていいかな?
  時間はバイトおわりだからちょっぴり遅いのかな。


  その日はどうなったかな。
  ――さておき。


  その夜。きっとわたしは、また、
  夢を見る。

  もしかしたら、このあとも
  ずっとそんな日を過ごしたのかな……? *]
 
(127) 2022/05/21(Sat) 20:17:56

【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



いつもは可愛い妹のような感じの彼女が
時折大人に見えることがある。>>+28
それは言い換えてみるとテンガン自身が子供に
なっている瞬間なのかもしれない。
唇を動かせば彼女の指に何度も触れ、
最終的にはその指に唇を押されながら、
彼女に選んでもらえた上に至極真っ当な回答を得た。


「………ん、嬉しい言葉くれるな、本当。
 足の先まで、咲かせてあげる。」


唇を重ねられふっと笑うと、太ももは勿論、
彼女の片脚を抱えてふくらはぎ、足の甲にまで
つけられる痕はつけていくのだった。
咲き乱れるその痕がいつまでも残れば、とどこかで願う。


(+30) 2022/05/21(Sat) 21:45:37

【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



「いい返事だ。…….待ってね、準備する」


中を掻き乱されて彼女の快感がおかしくなる時、
いつもなら言いたくないと言われてしまいそうなことも
口にしてくれることが多くなった。>>+29
快楽はそれ程までに正常から逸してしまうのだろう。
指を中から抜けば避妊の為、義皮をつけようとする。
勿論彼女から違う声がかけられたなら、
つけずにズボンを脱いでしまうだろうが。
今となっては偶に彼女が避妊をしてくれて
求められることもしばしば起きている。


 
(+31) 2022/05/21(Sat) 21:46:13

【人】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



付き合っていないのにダメといわれると、
それはそれでおかしいのではと言いたくなるが、
それはそれこれはこれという認識。
なので彼女に断られると少しの間不機嫌そうにも
表情を変えたこともあっただろう。>>121
けれど、そこは紳士的にはいかなければ、と
少し反省することも勿論あって。


「いきなりの雨は、本当やめてほしいな。
 …….着てた服濡れてない?」


館の中にバタっと入り込めば、
静かな出迎えを受けて、主人はいないだろうなと
少し警戒しつつ、彼女が脱ぐ必要があるか、
ちらりと心配を見せてみた。
どこか広い寝室を見つければ、一晩泊まろうと
まずは提案せずにはいられず。*


(128) 2022/05/21(Sat) 21:47:19

【墓】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[身体中にキスを落とされて、痕が残る。
彼が愛さなかった場所なんてどこにもないくらい、
唇が降り落ちて、衣服では隠せない場所にまで
痕が残れば、流石に少し気恥ずかしかった。]


 ……ぁんっ、……そこは、
 隠せないから、……恥ずかしいよ……


[ふくらはぎに点いた痕を確かめるように、
膝を折り曲げて視線を落とす。
薄っすらとうっ血した痕の印。
きっとしばらくは消えないだろう。

少し照れたように俯いて、彼の腰元に膝を擦り付けた。]
(+32) 2022/05/21(Sat) 22:32:48

【墓】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[熱を高められて、は、は、と細く呼吸を紡ぐ。
指が抜けて、彼の身体が離れていく間も、
胸を小さく喘がせながら、呼吸を整えるのに必死だった。

ベッドに沈んだまま、彼が準備するのを見つめる。
下衣を脱ぎ去って、下着が膨らんでいるのが分かる。
私の姿を見て彼も興奮しているのだと分かれば、
また、とくりと胸が高鳴った。

避妊は魔法を使用しても出来る。
それは、旅に出る前にしっかりと母から教えられた。
『いつか好きな人と、褥を共にする時に使いなさい』と、
教えられたその魔法は、時折テンガンとの間で
使われることもあるけれど、彼が自ら準備をしてくれるなら必要ない。
薄皮一枚があることで、直接彼の熱さを感じることはできないけれど、
愛し合うことには代わりはないから。

屹立した彼のモノに薄皮が施されていくところを、
なんとなくじっと見つめてしまう。

今からあの大きいものが、自身の中に入るのだと思えば、
こくりと小さく、喉が鳴った。]
(+33) 2022/05/21(Sat) 22:32:57

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[強くなってきた雨から逃れるように、館の玄関の軒先に飛び込む。
僅かな庇があるだけで地面に叩きつけられる雨は、
地を反射して足元もからも水気を残していく。
これは、しばらく止む気配はなさそうだ。]


 だめ、庇ったけど結構濡れちゃった……。

 困ったね……、でも、お屋敷が合ってよかったね。
 中に人いるかな?


[着ていた服は身体のラインに張り付くように
水気を含んでぴったりと肌にくっついている。

上の大きなジャケットは、身体との合間に空気を取り込めば、
少し膨らんで張り付いた肌から剥がすことが出来た。
だが、中のキャミソールにまで水気は吸い込んでいて、
さすがに少し着心地が悪い。]
(129) 2022/05/21(Sat) 22:33:16

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ

[トントン、と館の扉をノックして応答を待つ。
反応はなかった。

テンガンが館のドアを開けば簡単に、玄関が開いた。
中から物音はしない。どころか、人の気配もなかった。]


 ……えっ、勝手に入っちゃって大丈夫?
 

[その動向に少し驚きつつも、外は雨が酷くなるばかり。
仕方なく、おじゃましまぁす。と小さく断りを入れて、
自身もテンガンの後に続いた。

シン、と静まった大きな館は、外の雨のせいか、
少し重暗く感じてしまう。
その雰囲気がちょっとだけ怖く感じて、
思わず、すすす、とテンガンの後ろに張り付いた。]
(130) 2022/05/21(Sat) 22:35:38

【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ




 なんか、ちょっと怖いね……?
 人、居ないのかな。

 勝手に入っちゃったけど、怒られたりしないよね……?


[縋るように、テンガンの濡れた服をちょんと掴んで。
きょろきょろと辺りを見回した。

家具はついさっきまで人が住んでいるかのように、
取り揃えられているのに、灯りはなく、
人の気配はしない。
そのアンバランスさが返って不気味で、不安を煽った。*]
(131) 2022/05/21(Sat) 22:35:51

【人】 闇の精霊 アルカード

[>>98頬杖つきつつ、彼女を見据えて溜息を一つ]


(…、……解せぬな)


[この娘は何故、己の価値を低く見積もるのか]


なぁ、娘。
ひとつ、思い違いをしているようだから言っておく。
(132) 2022/05/22(Sun) 0:14:26

【人】 闇の精霊 アルカード



誰かに『選ばれる』とか『選ばれない』とか
そんなことは些末なことだ。

お前にとって大切なことは
お前自身が『選ぶ』か、『選ばない』かだ。
それがなんであれ。
その意志こそが、お前の物語を紡ぐ。


ひとつ具体的に挙げるなら、
「我を選ぶか選ばないか」だな。
お前自身の生きる道ものがたりに、我が必要か否か。


[先の問いに関しては、
ほぼ、答えは得たようなものか>>100]
(133) 2022/05/22(Sun) 0:16:06

【人】 闇の精霊 アルカード

 

…重ねて言うがな。 

仮に我と「ともだち」になりたいと望むのなら、
お前の物語を、他の誰かの選択に委ねようとするな。

我は「ともだち」という概念に詳しくはない。が。

人の子は己の「ともだち」を悲しませたり、
傷つけたいとは思わないものなのだろう?


[尤も、歴代の我が召喚者たちに、
そういった類の者たちはいなかったゆえ。]


(……やはりよくわからぬな、うん)
(134) 2022/05/22(Sun) 0:16:48

【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



衣服で隠れないところにつけたくなるのは
独占を隠せない男の性なのか。
明らかに虫刺されとは違う赤い花。>>+32
けれども、彼は隠せないところにつけると
決まって同じことを彼女に呟く。


「大丈夫、移動中に虫に刺されたんだよ」


腰元に膝を擦り付けられるとどうしたの、と
囁きながらちゅ、っと口づけを落とす。
いつか彼女に痕をつけられてみたいと
偶に思うことがあるけれど、彼女は興味があるだろうか。
睦み合うときは気にしていないかもしれないが
何もないときは裸、というかトレーニング後に
上裸でいると目を合わせてもらえない気がしている。


(+34) 2022/05/22(Sun) 0:17:49

【墓】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



寝起きの彼女を見て、恍惚な表情の彼女を見て、
最愛であると思いを寄せる彼女の淫らな体を見て、
興奮を覚えない方がおかしい。
ズボンの下で押さえられていた熱は
その押さえを取られた瞬間に、下着からも顔を出す。
擬皮をつけているときにふと視線を感じ、
ちらりと彼女の方を見ると視線が合った気がして
どこか気恥ずかしくも、準備ができれば
ぎしっとベッドに体重をかけ彼女の上に跨った。>>+33


「痛かったら言って。
 ………大好きだよ、ミン」


顔を近づけ、唇を近づけ、下腹部の熱を擦り付けると
彼女の腰に手を添えてくち、っと先端からゆっくりと
熟れている彼女の熱の中へと入り込んでいった。
そこはとても暖かく離れることを嫌がってもおかしくない。
それほどに、心地よく彼女と繋がったこの時間は至福。


(+35) 2022/05/22(Sun) 0:18:38

【人】 闇の精霊 アルカード

―――…まぁ、いい。
汝の願いを叶えよう。娘よ。


[世界に破滅を齎す程、心惹かれる想像は浮かばないが。

それでも、我と共に在ることを
この娘が望むというのなら
その望みを叶えることとしよう。]*
(135) 2022/05/22(Sun) 0:18:53

【人】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



「なんとなく、いる気配がしない。
 空き家か……………」


雨が酷くなる前にたどり着けなかったせいもあるが、
彼女がきていた服がびしょ濡れになって
その体にぴたりとくっついて、ラインが見えてしまう。>>129
彼女に顔を向けて話を続けようとしたが、
視線が釘付けになりそうになって頭をふるっと一振り。


「…………一晩くらいなら、何も言われないだろう。
 おいで、寝室がどこかにあるはずだから
 見つけて………服を乾かそう。」


玄関と思わしき場所から中に入れば、明るさはなく、
どこかに灯りをつける場所がないかと
きょろきょろと見つけようと思っていると、
彼女が服を握ってきたのがわかった。>>130
手を差し出して、握って、と伝えたなら
ベッドがある場所を探して部屋を歩き回って。


(136) 2022/05/22(Sun) 0:19:44

【人】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



「多分空き家になって日が浅いんだと思うよ。
 鍵が開いてたのは運が良かったんだけど。
 家具があるのは……どうなんだろう、
 前の家主がこれごと売ってしまったか、かな」


彼女の不安を取り除くように
テンガンの考えを優しい声で伝えてみる。>>131
けれども、水に濡れた彼女の服のことが
頭から抜けずに、我慢の枷が外されそうになっている。
そのせいでにゅるりと、何かが背後に出てきているかも。

秘密はまだ、彼女に教えていない。
けれども、彼の魔力が大量に消費される原因でもある。
それもこの秘密を教えたなら、教えることになる*



(137) 2022/05/22(Sun) 0:23:06

【人】 転生者 アウローラ




  …わたしの、物語。


[ >>132自己評価が低いつもりはなかった。
 それでも、彼が口にした言葉には心が揺れた>>133

 わたしの物語なんて、誰も求めていないと
 わたし自身、そう思っていたから。

 この世界にわたしが求められているのは
 あの人たちが幸せでいられることだと
 学園に入学してからずっと、思っていた。 ]
(138) 2022/05/22(Sun) 5:19:58

【人】 転生者 アウローラ

 
 
 ―――…。
 ありがとう、精霊さん。


[ どうして、彼はラスボスなんだろう。
 目の前のこのひとは、此方が吃驚するくらい
 とても、優しいのに。 ]
(139) 2022/05/22(Sun) 5:22:48

【人】 転生者 アウローラ



 それからえっと、
 わたしの名前はアウローラです。
 平民の生まれですから、姓はありません。


 精霊さんのお名前も教えてもらっていいですか?
 もし、嫌でなければの話ですけど。


[ 友達になるのなら、
 闇の精霊とか、魔王とか、
 そういう二つ名っぽい呼び名じゃないほうが
 いいんじゃないかなと思う。

 なければわたしが考えようとも思うけど。

 以前孤児院で飼ってた
 金色の目とピンクの肉球を持った白猫に
 『ハムエッグ』と名付けて以来
 「ネーミングセンスが最高にダサい」との評価を
 いただいているから。

 ……やっぱり、あるならそちらの名前で呼びたい。 ]
(140) 2022/05/22(Sun) 5:25:13

【人】 転生者 アウローラ



 じゃあ、約束です。


[ そっと、小指を差し出して
 彼のそれと 絡めるようにしてから
 ゆびきりの歌を歌った。

 彼を悲しませたり、傷つけたりしないように。

 彼は確かに闇の精霊で、人ならざる者で、
 …いつか、この世界を滅ぼすラスボスかもしれないけど。

 人の姿になることも、言葉を交わすことも
 他人の物語じんせいを気にかけてくれる、
 優しいひとだと、知ってしまったから。

 わたしも、彼にとって善い友達でありたいと思う。 ]
(141) 2022/05/22(Sun) 5:29:08

【人】 転生者 アウローラ

[ 指を離したところで、ふらふらと眩暈に襲われる。
 もう少しだけ寝ておけと諭されてベッドに入れば ]
 
 
 ……えっと、もう少し元気が出たら。
 わたしと街に買い物に言ってもらえませんか?


[ お友達と一緒に買い物って、
 実はとても憧れていたんです。

 王都、もとい学園では、
 学友と呼べる人はいても
 友達なんて呼べるような間柄には
 誰ともなれなかったから。

 そうなったら、楽しみだなぁなんて
 ぼんやり夢うつつに呟いて、そのまま眠りについた ]*
(142) 2022/05/22(Sun) 5:31:38

【人】 闇の精霊 アルカード



 ……名前?


[>>140以前も言ったが好きに呼べばいい。
名前そのものに拘りなどない…と思っていたが。


『ハムエッグ』的命名センスは他に活用されるならいざ知らず、そのセンスが我にも適用されるのは、些か困る]
(143) 2022/05/22(Sun) 7:12:15

【人】 闇の精霊 アルカード

[とはいえ、
人の子が個体名と認証するような名前とはなかなか面倒だ。

……いや、一つだけあったか]


 …アルカード。
 以前、我を此地に喚んだ人の子が我をそう呼んでいた。


[遥か昔、我と契約を交わした人間が我にその名を与えた。
今のこの姿も、あの女が我に求めたカタチだ]
(144) 2022/05/22(Sun) 7:13:35

【人】 闇の精霊 アルカード



 ああ、約束しよう。
 あと二、三日も休めば回復するだろう。

 だからそれまでは静かに身体を休めよ。
 それと粥も置いてあるから温めて食べるように。


[指を絡め合って不思議な歌を歌う、奇妙な契約の仕方を終えれば。>>141
身を横たえて身体を休ませる、娘の邪魔にならないように>>142
我もその身を大気に溶かして朧気に姿を消した]**
(145) 2022/05/22(Sun) 7:18:15