【人】 磁気嵐 テレベルム機械に珈琲を淹れられている。 淹れられている、と表現したのは、彼の特性によるものだ。特に過剰な防衛をされていない簡易な機械であるから───精神を介したハックにより操作しているので、機械が勝手に淹れて勝手に持ってきている風に見えるのである。為すがまま、淹れられている。珈琲(生クリームとリキュールが死ぬほど入ったデザートと言ってもいい)を。5杯ほど。 ズ…… コーヒーカップをもちあげ、静かに飲む。 「………………」 置いた。 放置した。 猫舌なのだった。 (41) 2021/08/27(Fri) 16:15:47 |
【人】 磁気嵐 テレベルム現状では桃色が目立たない。UIを変える必要がある。 何らかの電磁波を受信した男は、空中に視線を走らせて何らかを小さくつぶやいている。やがて、暫しの待ち時間ののち、彼の目蓋は閉じられた。 淡くプリズムの輝きを持つ睫毛が生え揃っているその奥が、何を見たのかを窺い知ることはできないだろう。そう、UIが戸棚風だったのだ。 (57) 2021/08/27(Fri) 17:06:30 |
テレベルムは、もう桃色が利用されても問題ない。 (a32) 2021/08/27(Fri) 17:13:07 |
テレベルムは、シャト (a36) 2021/08/27(Fri) 17:36:18 |
【人】 磁気嵐 テレベルム「システムに異常はない。異常が起きたとするならば、私の種族特性である。私はセキュリティがかからない範囲において、多少のプログラム、機械操作をすることが可能な身だ。だから私はシャト=Ap-02AIではない」 最後の部分だけ急に気が触れたような自己表現を交えつつ、長身の男は椅子に座ったまま何らかの主張をした。端末を見ていなかったものにはさっぱりわからない唐突さであるが、彼にとって、それは気を配る対象にはならなかった。 両手で包まれたコーヒーカップは、まだ熱い。 地味に困っている男の表情は、変わらないままだ。 (71) 2021/08/27(Fri) 18:01:10 |
【人】 磁気嵐 テレベルム>>74 シトゥラ 「……」 最初のやつは見られてなかったのかもしれない。ちょっと安心して息をついた。シャトが「遊び始めた」わけではなく、テレベルムが「付き合ってもらった」のである。あまりに大人げないので、彼は真実を口にすることなく、沈黙を保った。 「……いや。直ぐに冷める……と思うが」 珈琲については……そう。そのつもりだけれども。 カップの保温能力を計算に入れ損ねていたのだ。5杯、飲み切る自信が早々になくなってきた。 そっと一杯分をシトゥラの側に押し出した。お裾分けの雰囲気を醸し出した、救助申請である。一杯飲んでくれ。その意思が伝わるかどうかは、わからないが。 (75) 2021/08/27(Fri) 18:21:32 |
【人】 磁気嵐 テレベルム「……」 コーヒーいる?とばかりにバーナード方向にもカップを無言で押し出した。 リキュールと生クリームがミッチリ入っているので、甘さの解決にはならない。 (83) 2021/08/27(Fri) 18:59:36 |
【人】 磁気嵐 テレベルム「ルリジューズは暴走した管理システムの中枢系に外見が似ている」 唐突に感想を述べた。 脊髄反射で口からもろび出ているような喋り方をする男だ。 (88) 2021/08/27(Fri) 19:25:09 |
【人】 磁気嵐 テレベルムテレベルムは、1杯だけ残ればいい。 風船ガムを食べている間に生クリームを摂取すると、生クリームの油脂でガムが溶けるだろうが、他人の口の中で何が起きても知らんベルムなので、止めない。 (96) 2021/08/27(Fri) 20:27:27 |
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