従者 ヨシュアは、メモを貼った。 (a19) 2020/09/22(Tue) 1:23:38 |
【人】 従者 ヨシュア[ アメリア御嬢様とエヴィ嬢。 2人の交流が今後も続くようならば。 仕事の合間を縫って、時折客間に顔を出し。 メイドに頼んで焼いてもらった焼き菓子を 土産に持たせることもあっただろうが。 身体の傷痕に関しては、 その度に注意を向けてはいたのだが。 彼女が上手く隠していたのなら、 確証を得るのは、難しかったかもしれない。 ]** (141) 2020/09/22(Tue) 10:54:32 |
【人】 従者 ヨシュア[ 己は彼女の無理を許さなかっただろうから。 不調が続くようなら、そのまま話は後に回して 心身の健康に努めて頂く。 だから翌日に、 その機会が巡ってきたかは定かではないが。 ] 良いですか、お嬢様。 民に救いを差し伸べるのは、貴族の義務です。 民の笑顔が、陛下、妃殿下。 しいてはコンセールカリヨンの平和に繋がるのです。 ならば、貴族に仕える私が それをお手伝いするのは、至極当然のことです。 [ お嬢様の体調が良いようなら。 明らかに越権行為であると自覚をした上で伝える。 エヴィ嬢は身体に傷を負っていて、 どうしてか、それを隠していると。 ] (155) 2020/09/22(Tue) 16:32:27 |
【人】 従者 ヨシュア[ 自分は、お嬢様がこの世に生を受けるよりも前に 親を失い、旦那様に拾われた。 ここだけの話、赤ん坊だったお嬢様の おむつ紐も変えたこともある。 それから自身の忠誠は、 旦那様と、お嬢様。 そしてこの国へ変わらず注がれている。 おむつ以外に、倒れたお嬢様を寝室に運ぶのも いつしか自分の役目となった。 最初は苦労したが、今では容易に行える。 自身は成長に伴い、体が作られ、腕にも筋肉がついた。 対してお嬢様は、細く軽いままだから。 ] (173) 2020/09/22(Tue) 21:37:26 |
【人】 従者 ヨシュア貴方の望みは、私の望みです。 どうかこの身を剣として盾として。 ご自由にお使い下さい。 [ 変わらぬ忠誠を、捧げる。 ] (176) 2020/09/22(Tue) 21:43:24 |
従者 ヨシュアは、メモを貼った。 (a30) 2020/09/22(Tue) 21:51:29 |
【人】 従者 ヨシュア[ 緋色に染まった空の下で。 同じ色の空に響いているだろう、 微かな歓声を耳にする。 どうやらコンペは大盛況のようで。 音楽によって人々が笑みを零し 心を豊かにすることは、 自身の胸の奥に巣食う澱みとは別の話だ。 だから、それを喜ばしい事と認識して。 ] (247) 2020/09/23(Wed) 13:24:58 |
【人】 従者 ヨシュア…… 結局、行かぬじまいだったな。 [ 時計で時刻を確認すると、小さく息を吐く。 お嬢様の厚意を無にしてしまったのは申し訳ない。 だが、結局コンペ会場を足を向けることはなく。 コンセールカリヨンは豊かで治安の良い国だが 宴の期間中は、他国からの観光客も多い。 顔馴染みの兵士を手伝って、 時折起こる揉め事の鎮圧に努めているうちに、 見ての通りの空色となってしまった。 ] (248) 2020/09/23(Wed) 13:25:20 |
【人】 従者 ヨシュア[ コンペは問題なく成功するだろう。 先程の喝采を証左として、 決定事項のように結論づける。 何と言っても今、あの会場には、 メイレン・シュレグマーがいるのだから。 直接の関係はなくとも国事であるのだから、 概要は確認していた。 今年のコンペを取り仕切る女性が誰なのかも。 ] (249) 2020/09/23(Wed) 13:26:32 |
【人】 従者 ヨシュア[ かの宮廷楽士と直接対面したのは一度きりだったか。 と言っても自分はお嬢様のおまけに過ぎず。 ……これは己の主観だが。 一芸を極めた人間というのは皆、優れた目を持っている。 審美を映す眼にて、物事を正しい物差しで測り、 凡人では届かない高みへの道を探り取る。 おそらくメイレン・シュレグマーもそれに違うことなく。 あの日、見事な演奏を披露した彼女が、>>225 熱演により、僅かに紅潮した顔に浮かべた 優美で気品あふれる微笑みを思い出す。 あの真っ直ぐな双眸が、こちらの眸を捉えた瞬間。 ───嗚呼、ばれたな。 ] (250) 2020/09/23(Wed) 13:27:53 |
【人】 従者 ヨシュア失礼、そちらの女性とはお知り合いですか? [ ステージには近付かないまま、 屋台が立ち並ぶ一角へと来れば、 赤ら顔で、女性に絡む男の腕を掴む。 宴には酒が付き物だ。 それで気が大きくなる人間も少なくない。 そのように過ごしているうちに、 やがて空には星が灯り、 1日目は終わりを迎えるだろう。 ]** (252) 2020/09/23(Wed) 13:28:28 |
従者 ヨシュアは、メモを貼った。 (a43) 2020/09/23(Wed) 13:34:35 |
【人】 従者 ヨシュア[ 物の道理も知らぬ、幼子だった。 と言うのは、ただの言い訳に過ぎぬのだろう。 昔々、一度だけ。 声帯を震わせ、歌声を響かせたことがある。 望まれるまま、請われるがままに。 それがどんな結果をもたらすかなど、 深く考えることもせず。 ] (282) 2020/09/23(Wed) 21:43:06 |
【人】 従者 ヨシュア…… お嬢様がまだ戻られていない? [ 酔っ払いを憲兵に引き渡して。 随分遅くなってしまったと、屋敷の門をくぐると。 迎えたのは、予想外の報せだった。 アメリアお嬢様にとっては、 時に外気も毒となる。 日はとっくに沈んでいる。 冷たい風にあたるのは、望ましくない。 ] (285) 2020/09/23(Wed) 21:44:10 |
【人】 従者 ヨシュアお嬢様にとっては、この屋敷が最も安全なのです。 [ それは18年間。 ご自身の身体と付き合ってきた アメリア様が一番ご存知だろうと。 ] 何かあったと考えるべきです。 取り越し苦労なら、それで構わないのですから。 …… 何より。 門限を破られるなんて、 淑女であるお嬢様らしくありませんからね。 (287) 2020/09/23(Wed) 21:45:58 |
【人】 従者 ヨシュア夜道は危険です。 お迎えに行って参ります。 [ そう残して、外套を被り剣を携えれば。 同意見だったのだろう。 こちらを見ながら、旦那様がゆっくりと頷いた。 まだ何かあったと決まったわけではない。 憲兵への通報や、陛下の耳に入れるかは、 旦那様が判断するだろう。 ならば自分は、自分ができることをするだけだ。 そうして帰ったばかりの門を再びくぐれば。 男は夜の帳の中を駆けて行く。 ]** (288) 2020/09/23(Wed) 21:46:55 |
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