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【墓】 看護生 ミン>>+9 >>+10 ラサルハグ 「いえ…、ふふ、私もちょっと意地悪が過ぎたかもしれません。 ラサルハグさんが純粋にそう思って仰ってくれたことは分かってますから。ごめんなさい、気にしないで下さいね。」 やや腑に落ちてなさそうな謝罪には笑顔を返して。 頭を下げられれば少しばかり驚いた様子を見せるが、同じように礼を返す。 彼は後何度、誰かの笑顔に出会うのだろうか。 穏やかに進み始めた彼の時が、刻む一秒一秒が、 須らく幸福なものであることを、私は祈っている。 「…ただの、フィールドワークのつもりだったんですけれど まさかこのお祭りでこんな素敵な出来事があるなんて思っていませんでした。 ――人生、何が起こるかわかりませんね。 だから、こちらこそ。ありがとうございます。 …お祭りも舞踏会もまだ続きますからね。 ラサルハグさんこそ、ゆっくり楽しんで下さいね。」 一時の別れを告げて、笑顔で手を振る。 そうしていくらか歩いた先で、手元で香るポプリに誘われるようにして振り返ってみれば、遠くで手渡した荷物と顔を見合わせる彼が見えてまた一つ、笑顔を零した。 (+14) 2022/03/27(Sun) 21:46:10 |
ミンは、綿毛かしら?と思って白いふわふわを見た。 (c2) 2022/03/28(Mon) 20:25:56 |
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