【人】 瀬戸 海瑠― 少し先の話:成人の日 ― [その日は成人式があるという事で、始発で一人地元へ向かう。 なんかこないだも帰った気がするけど、まぁ日程上仕方ない。 両親も短期間で娘に会えるのは嬉しいらしかった。 母が着付けができるので、予約をとって前乗りして朝から着物屋へ行って美容院へ行って……としなくて済むのは気が楽だった。 それでもそんなに時間はないから、大急ぎで準備をする事になったけれど。 「翡翠さんは今日は来ないの?」と母がせっせと手を動かしながら着付け中に聞いてくる。 流石に、来てもらっても手持ち無沙汰にさせてしまうかもしれないし、と真っ当な理由を返したら、着付けもヘアメイクも済んだ姿をスマホで撮影してくれた。 「写真送ってあげたらきっと喜ぶから」と笑う母に、] 先輩も、撮って送ってって言ってた。 [と、彼女とよく似た笑顔で応えた] (0) 2023/04/20(Thu) 21:56:33 |
【人】 瀬戸 海瑠[「それにしても翡翠さん、かっこいいわよねえ」なんて、着付け道具を片付けながらうっとりとしている母を背に、 翡翠先輩にLINEを送った。 同級生に見せる前に、振袖姿の写真を見せたかったので。 鮮やかな青を基調とした総絞りの振袖。 一見地味で古風に見えるそれは、かなり手間のかかる職人業の施された着物で、瀬戸家にあるもので一番高価と思われる。 この振袖は祖母のもので、背丈があった彼女のものを、同じくらいの背に伸びた自分が引き継ぐ事になった。 ……今日の一回くらいしか着れなさそうだけれど。 髪は三つ編みにしたものを低めにまとめて、毛先は軽く巻いてもらった。白い花とつまみ細工の飾りが髪色によく映えると、自分でも少し鏡に見惚れてしまった] (1) 2023/04/20(Thu) 21:57:54 |
【人】 瀬戸 海瑠[そして成人式の会場に顔を出せば、 見知った顔、懐かしい顔が揃っていた。 久し振りー!と笑顔で寄って来てくれる女の子もいれば、誰かと思った!と驚いている男の子もいた。 「元気?」「元気だよ」「東京って楽しい?」「賑やかだね」「いいなー都会」なんて会話を交わしたのち、「恋人できた?」なんて聞いてくる人がいた] えっと……一応。 [「一応」なんて言ってしまったのは、 恋人というか、婚約者だけど、と思ったから。 話を聞いていた男子が 「相手男?女?」なんてにやにやしながら聞いてくる。 何か嫌な感じだなと思いながら答える前に、 「男の人でしょ?海瑠、こんなに女の子らしくなったんだし。」 と、馴染みのある声が後ろから聴こえた。 振り返ると、想像していた姿───いや、記憶よりもずっと大人びていて、赤い振袖姿が艶やかな女の子が立っていた] (2) 2023/04/20(Thu) 22:01:39 |
【人】 瀬戸 海瑠芽衣……久し振り。 [助けてくれた事より、懐かしさに心をうち震わせながら、彼女の側へ歩き出す。 にっこりと笑う姿は昔の面影が濃い。 手の届くところまで近寄ると、 彼女の方から両手を握って来てくれた。 お互い懐かしさに相手の顔をじっと見つめ、「うん、久し振り、海瑠。」と彼女が応えた後、 「きれいになったね」 という台詞が、ハモってしまった] (3) 2023/04/20(Thu) 22:03:12 |
【人】 瀬戸 海瑠[幼馴染の芽衣。 同い年で高校まで一緒だった女の子。 進学で遠くへ行ってしまったから、 ここへはなかなか帰っていないらしい。 自分がスマホを持つ前からパソコンでメールのやり取りはしていて近況は知っていたけれど、会うのは本当に久々だ。 式が終わって写真を撮ったり談笑を楽しんだ後は、彼女と喫茶店に入った。 「可愛くなっちゃって。」とにこにこ……というよりにやにやした感じでつついて来たが、彼女の場合は嫌味がない。 「私がかっこいいって言ったら、かっこいい格好ばかりしてたのに。」とちょっと淋しげに彼女が笑うから、] 似合わない? [と聞いたら、「全然!似合ってる!」とからりと笑う。 退魔士の力に目覚めたのは彼女を救った時だったから、彼女にはある意味感謝しているし、彼女を守れた事を誇らしく思うし、彼女に何かある時は守りたいと思っている。 かっこいいと言ってくれた彼女に応えたくて、そういう格好をしてきたのも事実だ。 そんな自分が、可愛いものを何となく好む様になって、翡翠先輩と出逢って恋をして、女の子らしい格好をしている訳だから、芽衣にとっては、幼馴染が変わっちゃったって、思うんだろうな。 人の機微に鈍い自分だけど、 彼女の事だけは、少し、わかると思う] (4) 2023/04/20(Thu) 22:07:49 |
【人】 瀬戸 海瑠[「結婚式には呼んでね。友人代表で挨拶してもいいよ。」と笑う彼女には、是非お願いしたいと頷く。 別れ際、 「退魔士って大変だと思うし、名家に嫁ぐのも大変かもしれないけど、頑張ってね。」と、ちょっと真面目な顔の彼女が、日も沈みかけた町中にも眩しくて、目を細めた] 芽衣も…… 大変な時、必ず呼んで。 守るから。 [大切な幼馴染の手を握ったら、 泣きそうな顔をした彼女が身を寄せてきて、 きゅう、と抱きしめられる。 自分よりも小さな身体を受け止めて…… 多分、お互いにかける言葉を探していた。 その時、偶然通り掛かったのは、同じ成人式に出席していた男子のグループ。 ヒューヒューとこちらを揶揄う下手な口笛に、 「ばーーか!!!」 と芽衣の怒鳴り声があたりに響く。ちなみに声が可愛いタイプなので、怒鳴ってもあまり凄みがない。 でも、彼らを退散させるには十分だった様だ] (5) 2023/04/20(Thu) 22:10:34 |
【人】 瀬戸 海瑠[変な間ののち……ふふっと一緒に吹き出した。 帰ろうか、と彼女を促して、慣れない草履の小さな歩幅で歩く。 ここから家までの道のりに彼女の実家があるので、自然と送って行く様なかたちになる。 ただそれだけの事だけど、 彼女はとても嬉しそうだった。 またね、と手を振り合い、 こちらの姿が山道に消えるまで、 彼女は家の前で見送ってくれていた] (6) 2023/04/20(Thu) 22:11:03 |
【人】 瀬戸 海瑠[実家に着いて振袖を脱いだらほっとして、ハードなスケジュールだったからかそのまま寝てしまいそうになったけど、 「ほらもう帰るんでしょ」と母が叩き起こしてくれた] あ、先輩にLINEしよう。 [朝に続けて送った写真は、幼馴染の芽衣とのツーショット。 それから、「今から帰ります」と短いメッセージ。 母はお金と、「翡翠さんへ」と書いた手土産を持たせてくれた。 お年玉をもらったばかりなのに渡されたお金に困惑していると、「初めての彼氏だから色々入り用でしょ?」と耳打ちしてくれた。色々……色々?色々って、なんだ。 ちょっと照れくさそうにありがとう、と伝えて、 我が家を後したた] (7) 2023/04/20(Thu) 22:16:38 |
【人】 瀬戸 海瑠[夜になる頃に寮へ辿り着いたら、 真っ先に翡翠先輩の部屋に行って、] お土産です。 [と、母からの荷物を渡した。 中身は宮城県名物のカスタードクリームが入ったお菓子と、 「翡翠さんはこの月のお菓子の様にきれいですね」なんてラブレターみたいな一文から始まる愛情のこもった手紙だった。 翡翠先輩が実家に挨拶に来てくれた時から彼を気に入ってくれていた事はわかっていたけれど、便箋五枚も綴るのはびっくりだ。 海瑠をお願いします、といった文も入っていたが、 大半が翡翠先輩を褒める様な内容で、 なんか……母がすみません、と目を逸らしただろう。*] (8) 2023/04/20(Thu) 22:16:50 |
【人】 瀬戸 海瑠― また少し後の話:冬のとある日 ― [冬休みが終わる少し前、 早めに寮生活に戻って来たルームメイトが 大量のお土産を持ち込んだ。 それは同室の自分にだったり、他の友人だったり、仲の良い先輩にだったり、尊敬する教師陣にだったりするほど彼女の交友関係は広い。そんな彼女はやはり最初に花瓶>>0:7に気付いた。 「海瑠が……?」とこっちを見つめる眼差しが首を飾るネックレスに気付いた様だったから、] ぁの…… 北神翡翠先輩と…… 付き合う事になった…… [と、先に打ち明けた。 部屋にあげてる訳だし、同室の彼女に知らせないのは不誠実だと思ったから、彼女には嘘をつかない事にした。 えーーっと外にまで響きそうな大声で叫び声を上げたから咄嗟に口を塞いだ。手を外してもなんでどうしてどういう経緯で?と矢継ぎ早に聞いてくるから、落ち着かせながらもゆっくり順を追って話した。 段々と興奮を収めたが、目がきらきらしている彼女が最後まで話を聞き終わると、 「海瑠の誕生日プレゼント先に買わなくてよかったわ」と笑う] (9) 2023/04/21(Fri) 0:05:28 |
【人】 瀬戸 海瑠どういう意味……? [立ち上がった彼女を仰ぎ見たら手を引っ張られて、 「買い物に行きましょう」と連れ出された。 曰く、北神先輩に喜んでもらえる様な、かわいいものを買いましょう、との事だった。そうして彼女と一緒に買い物に行って、誕生日プレゼントにと贈られたのは、白いもこもこのルームウェアだった。 ワンピースタイプですごく可愛らしいそれは、翡翠先輩を彷彿とさせるきれいな翠色のボタンがあしらわれている。 彼女のセンスに脱帽しながら、他にかわいいものが揃っているお店を色々教えてもらった。 下着かわいいのにすると、男の人って喜ぶわよ、 ともこっそり教わった。 ……あんまりこういう話をしてこなかったから知らないのだけど、念の為、彼女に恋人はいるのかと聞いたら、学園外にいると教えてくれた。 それから、「部屋に北神先輩を連れ込むのはOKだからね」とも教えてくれた。 部屋の扱い方に、信を置かれているのだと思った] (10) 2023/04/21(Fri) 0:05:39 |
【人】 瀬戸 海瑠[それからあっという間に新学期が始まって、 翡翠先輩と簡単に逢う事ができなくなった。 ……いや、逢おうと思えば、食堂とかで逢える。 でも人目があるし、何より逢える時間は格段に少ない。 その事に憂いを感じて、ため息の数は増えた。 授業中に術の練習だか何だかで親指と中指で輪っかを作る様に言われ、作ってみて……何かを思い出してしまってぶわっと顔が赤くなってしまってクラスメイトに心配されたりしながら…… 放課後、上級生と思しき女生徒に呼び止められた。 「北神と付き合ってるって本当?」と 単刀直入に問われ、どっと心臓が鳴った。 ルームメイトはみんなに内緒にしていてあげるって言っていた。 じゃあどこから漏れたんだろうと逡巡していたら、 「北神から聞いた」と続けられた。 先輩が言いふらす……とは思えないから、 どこかから漏れて、それを先輩が認めたんだろうなと思った。 じゃあ、自分が否定する理由はない] はい。 [としっかり姿勢を正して頷いたら、 女生徒はちょっと面白くなさそうな、むくれた様な顔で 「やっぱりカイルは、男の方が好き?」と呟く] (11) 2023/04/21(Fri) 0:12:49 |
【人】 瀬戸 海瑠[……この人、以前スマホで写真を撮らせてほしいって言ってた人達の中にいたかも、と曖昧な記憶が蘇る。 彼女の言いたい事が何となくわかった気がして、 質問の答えを少し、考えた] ……男性じゃなくても、 翡翠先輩の事、 好きになってたと思います。 [男性である彼に惹かれたのは、 本能的なところはあるかもしれない。 でも、同性であっても翡翠先輩の事を好きになっていた気もするし、性別は関係ないと伝えたかった。 今は翡翠先輩にかわいいって思われたいし、翡翠先輩に抱かれたらどうようもなく自分が女であると自覚してしまうけど、 翡翠先輩が女性だったら、かわいがって、守りたいって思って、 かっこつけたりしちゃうんじゃないかな。 何にせよ今はもう、 翡翠先輩と一緒にいる世界の事しか考えられない] (12) 2023/04/21(Fri) 0:13:27 |
【人】 瀬戸 海瑠[納得した様な納得してない様な顔でこの場を後にした彼女が、その後話し掛けてくる事はなかっただろう。 でも先輩と付き合っている事は広く知れ渡ってしまった様で、 時々クラスメイトなんかに囃し立てられながらも、 主にお昼休みに翡翠先輩とは逢いやすくなった。 そしたらため息をつく事も少なくなった] 付き合ってるって、 先輩が言いふらした訳じゃ なかったんですね。 あ、いえ、疑ってはいませんでしたが。 どこから誰が聞いたんですかね…… [交流会で座ったところを好んで座って、 一緒にお昼を楽しんだり、 その内スキー旅行への話も出たりしただろう。*] (13) 2023/04/21(Fri) 0:16:25 |
瀬戸 海瑠は、メモを貼った。 (a6) 2023/04/21(Fri) 0:19:09 |
瀬戸 海瑠は、メモを貼った。 (a8) 2023/04/21(Fri) 11:01:42 |
【墓】 瀬戸 海瑠[それから、さっき>>+11想像させられた名残だろうか、 隔てのないまま触れ合いたいと口にした。 悩ませてしまっている>>+15ともわかったけれど、 すぐに引っ込める気なら最初から言わない。 空いた間も、不安にはならない。 どっちの答えでも、 自分の事を大切に思っていると自惚れられるから。 ほどなくして頷いた彼が身を起そうとするから両腕を解いて、 促されるままベッドに座り直す。 胡坐を組んだ彼に引かれて、その上に。>>+16 向かい合った体勢と、彼の指先が指し示すもの、それから、 自分で好きなところに擦れるという状況にどきどきする。 こくりと、喉が鳴った気がする] (+20) 2023/04/21(Fri) 13:38:44 |
【墓】 瀬戸 海瑠[ふぅふぅと息を吐いて彼の目の前に座った時、 理性が少しでも残っていてよかった……と思った。 本心は欲しかったけれど……やっぱりそれは、 今は駄目だと思ったから] 先輩と、 大事なところでキス、できて、 よかったです…… 自分が卒業したら、 続き、しましょうね。 [彼の手に握る様に触れながら、そう微笑んだ。 でもこっそり、基礎体温とかつけて、 **]安全な日を知れば機会はあるんじゃないかと思ったりした。 (+22) 2023/04/21(Fri) 13:54:32 |
【墓】 瀬戸 海瑠[この体勢>>+25と提案されて、 確かに、自分もこのまま、って 思ってしまったもんなと思案する。 ちゃんと挿入れるならどういう風に乗ればいいのかなと頭の片隅で考えつつ…… 取り出された袋を見つめて、 何か今まで見た事ない様な気がしていたら、 どう違うのかと説明してくれる。 ついでに箱の表記にも気付けたから、 すごい薄いみたいな事と、三個だけ入っている事も理解した] そうなんですか…… 先輩が気持ちいいなら、 是非使ってみたいですね。 ……あの、無理はせず…… [と本心からの気遣いも口にして、 「着けてあげますね」と優しくリングを取り上げた] (+28) 2023/04/21(Fri) 20:58:12 |
【墓】 瀬戸 海瑠[ゴムを装着するのもそこそこ慣れて来た……けど、 今回のものは 破けてしまうんじゃないかと思うくらい、確かに薄い。 あったかさも感じそうだなと思ってどきどきしながら、 改めて向き合えば、来て、って、 彼がどこかかわいらしくも妖艶に誘ってくれる。 「はい」って真面目に返事をするけれど、 普段よりずっと色を含んだ声と表情で彼に跨る。 今度は好きなところまで腰を落とせる。 半分くらい咥え込んだ後に、 足を伸ばして彼の脇腹を越えて、向こうへ放り出した。 この方が、奥まで挿入れるなら安定しそうだった] (+29) 2023/04/21(Fri) 20:58:26 |
瀬戸 海瑠は、メモを貼った。 (a11) 2023/04/22(Sat) 7:39:01 |
瀬戸 海瑠は、メモを貼った。 (a13) 2023/04/22(Sat) 17:32:18 |
【墓】 瀬戸 海瑠[自分からも腰を浮かせると、 名残惜しそうに襞肉が退く彼に縋る。 最後にゆるく擦れる感触に身を震わせた。 切なくもあるけれど、中身が溢れる前に引き抜けてよかった、と思えるくらいにはまともな思考を取り戻せつつある様だった。 手早く後処理をする彼>>+31に ティッシュを渡したりしながら……] ……ふふ、 [なんでそこ>>+32、照れくさそうにするんですか。かわいいな。なんて思いながら、裸のままベッドを降りて小さなゴミ箱を取って来て、差し出して中に無い無いしてもらった。 それから、ベッドに座ったままの彼の頭を胸に抱える様に、こちらからぎゅうっとした。 結局、少なくともあと一つは小袋を使う事になって、 「いっぱいえっちしよ」が現実のものとなったなと ぼんやり思いながら、 幸せな気持ちで眠りについただろう] (+33) 2023/04/22(Sat) 19:02:05 |
【人】 瀬戸 海瑠― 夏がやって来る ― [翡翠先輩が卒業して、そして自身が三年生になって初めての夏がやって来ようとしていた。 冬休み明けに彼と過ごす時間が減って、 特に一緒に寝るなんて事ができなくて淋しかったけれど、 一緒にゲレンデに行ってスキーをするなんていう 楽しい思い出もできた。 バレンタインとホワイトデーもそれぞれ恋人らしく過ごせたし、 彼の卒業式、そして誕生日も贈り物や想いを交換して、 彼の卒業後も元気にやっていける……と思ったし、 実際元気には過ごしていた。 でも最初のひと月くらいは心にぽっかりと穴が空いた様だった。 翡翠先輩の事を翡翠さんと呼び名も改めたのに、 その音を口にする機会は決して多くはなかった。 最上級生になった忙しさでは埋まらなかったけれど、 スマホでやり取りする度、 彼も頑張っていると知れる度、 自分のやるべき事に目を向けられる様になった。 梅雨が終わろうという頃、 電話をかけてもいいかと断りを入れてから、通話ボタンを押した] こんにちは、翡翠さん。 [彼の誕生日の時みたいに、言い直すなんてミスはしなかった] (38) 2023/04/22(Sat) 19:53:17 |
【人】 瀬戸 海瑠あの、夏休み、海、行きませんか? いつか、水着を売ってるお店を見た時 言った気もするんですけど…… えっと、本当に行きたいなって…… お盆は一週間くらい宮城に帰ろうかなと 思ってて…… 翡翠さんは、お盆の前と後、どっちが時間ありますか? [学生の自分は融通が利くから、合わせます、と。 できれば泊まりで行きたいなとか、 行きたい海ありますか?なければ近場でいいかなと思うんですが、なんて、すぐに具体的な事が決まらなくても、大体の希望が聞けるといいなと色々質問した。 ちなみに、北神家の都合が合えば赴いて修業したいとも思っているので、それとなくそちらも聞いてみる。学生最後の夏休みだから、有効に使わない手はない] (39) 2023/04/22(Sat) 19:56:43 |
【人】 瀬戸 海瑠あ、あと…… 水着、何色が好きですか? [かたちはルームメイトと一緒に見に行って自分で決めようと思うけれど、彼の好きな水着の色を参考に聞きたいな、と思ってそう足す。 週末のデートなんかで直接必要な事を話しあったりしつつ、 当日を指折り数えて待った] (40) 2023/04/22(Sat) 19:56:55 |
【人】 瀬戸 海瑠[そうしてやって来た当日。 海までの足は電車だったか、 それとも彼が車を運転してくれる事になっていたか。 待ち合わせ場所に、薄手のブルーのパーカーに白いティアードワンピース、髪は簡単に後ろでまとめた姿で立っていた] おはようございます、翡翠さん。 いいお天気ですね。 [日差しが強いのでさしていたグレーの日傘を傾けて、彼に笑い掛ける。 海に行くけれど、肌を焼きすぎてはいけない。 何せ四月くらいからバイトで読者モデルをしているもので。 あのお姉さん>>0:45が関係者で、 時々だがファッション誌に載せてもらうなんて、 あの時は考えられなかった。 でも結構楽しい。 自腹で服を買うのも、シンプルな服を数着しか持っていなかった自分にとってはポジティブな出費だ。 学園内ではあんまり目立ちたくないから元々着ていたものを着回しているけれど、 仕事と、彼の前ではおしゃれを存分に楽しんでいる。 立ち話もそこそこに、海へと足を向けるだろう。**] (41) 2023/04/22(Sat) 19:57:45 |
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