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【墓】 高野 景斗 初日の出、一緒に見ようね このままベッドの上で。 [ 願わくば繋がったまま、が理想ではある。が。 いざ朝日が昇ったとしても、そちらに興味がさけるかと いうと、少し怪しい。 なにせ上目に見上げてきた瞳には薄く水膜が張り、 目尻は色濃く、紅が差している。 そういう彼の姿より、優先して視界に入れたいものなど 数える程もあるかどうか。 横向きに向き合っていた体制から、僅かに体を起こし、 覆い被さるようにすると、唇で顎先から喉仏を辿り、 とくとくと脈打つ心臓の上を通る。* ] (+39) 2024/01/13(Sat) 17:40:12 |
【墓】 高野 景斗[ その言葉が、どれほど己を興奮させたか 彼には自覚がなかったのかもしれない。 ] あんなこと言われたら、………ね [ 自分がではなく、相手が満足するまで していい、ではなく、したい、と。 そんな言葉を貰える人間など、そうは居まい。 ] 骨抜きにされちゃったから、 責任、取ってもらわないと [ 忘れていたわけではないけれど、 本気ではないと捉えられていただろうことは 察しがついて、先回りするように、服を脱がせてしまう。 ] (+44) 2024/01/13(Sat) 22:25:58 |
【墓】 高野 景斗[ 体力の違い、を口に出されてしまっていたら 手心を加えざるを得なく、なっていただろう。 けれど口にされない以上、 ] 勿論、 [ 手酷く、とは言わないが、 思うままに、欲望を曝け出すことになるのは 明白だ。 答えを貰い、憂いなく、脈打つ心臓の上を 通り、赤く色づく突起を口に含み、舌を這わせる。 ぴちゃりと湿った音が、静けさの中に響くなか ] 顔、隠さないでね 見てたいから [ 視線だけで微笑んで、否と言われる前に きゅう、と弱いとこを摘み ] ね [ 甘えるように念を押して、もう一度そこに吸い付いた。* ] (+46) 2024/01/13(Sat) 22:26:37 |
【墓】 高野 景斗[ どの言葉のことを指しているのか いまいち理解していない様子で、 責任?>>+47と問い返すも、少し遅れて 理解したのか、じわりと肌に朱が差していく。 くれた言葉を繰り返そうと開いた口は、 別の言葉を紡ぐ。隠さないでと。 ] うん、でも 見せて欲しい。 [ いつも見てる、と拗ねるみたいな視線が 飛んでくればもう一度、そう願う。 意識せず、見られることと 見られることを理解した上で見せることは 少し、違う。 羞恥を煽らないようにと思っているのに 無意識でそれをねだってしまうあたり、 彼にとっては厄介、なのかもしれない。 ] (+50) 2024/01/13(Sat) 23:55:32 |
【墓】 高野 景斗 ごめんね、やらしくて。 [ 押し返す手、嗜める声も甘く余韻を残す。 願い通り、手で顔を隠すことをしないでいて くれるから、言葉通り熱の籠もった視線が 感じ入る相手の表情を、あまく射抜く。 ] ――……ン、 [ 強く吸い付けば、吸い出されるように ぷくりと、膨らむように勃ち上がり反応を示す そこを、丹念に舌で押し潰し、舐り、軽く歯を立てる。 もう一方も指で捏ねていたが、その手は ゆるりと下腹部へ向かい、臍の下を撫でた。 つい先程、彼が自分でそうしていたように。 その行為の示す先が、伝わるようなことがあれば 愉しげに笑っただろう。 ] (+51) 2024/01/13(Sat) 23:55:50 |
【墓】 高野 景斗[ 胸の先端がすっかり赤く熟れた頃合い、唇を離して ] 景斗さんが満足するまでしたい、って ほんとめちゃくちゃぐっと来た、 [ 先程言いかけた言葉を、告げる。 意地悪のつもりはないのだけど、 そうされることで羞恥を煽ってしまったなら ] しばらく、耳に残ってると思うくらい。 [ 詫びるではなく、行動で示そうとするだろう。 そうでなくとも、胸元から腹部、臍の下へと、 頭を下げていき、臍の横にも朱を一つ二つ、散らして。* ] (+52) 2024/01/13(Sat) 23:56:31 |
【墓】 高野 景斗[ 目尻を赤く染めながら、見られている、と意識しながら 堪えきれないのだろう、声が漏れて。 見たかったもの、が視界を満たせば、 僅かに歪んだ欲が満たされていく。 征服欲と独占欲が混ざりあった薄暗い欲。 時折目が合っては、欲の滲んだ表情をしていただろう。 それが少しずつ伝染していくのか それとも、手で腹を撫でるという行為が その先を想起させるのか、息を詰める。 してやったり、とは言わないが、 それに似た気持ちになった。 これから、ここに、入ってどうされるのか 想像して、それだけで何かしら反応されるように なって欲しい、はこの先の楽しみになるだろう。 ] (+57) 2024/01/14(Sun) 11:21:43 |
【墓】 高野 景斗 そうだったんだ? [ キスだと思って>>+55 言葉の意味が分からなかったのか首を傾げた後 上擦る声で、勘違いをしている、と伝えようとしたのだろう。 けれど、続けられた言葉は――……>>+56 ] うん [ 自分が思い出してにやりとしていたのは、浴室で 告げられた言葉>>3:+15も含んでいたのだが 再び、瞳の奥がチカチカするような興奮が訪れる。 ] しようね、うんと気持ち良いやつ [ 言葉にされなくたっていつも、それは行動で、 反応で伝えてくれているけれど、 恥ずかしがり屋で口下手な彼から 言葉で伝えられるのは格別だ。 ] (+58) 2024/01/14(Sun) 11:21:59 |
【墓】 高野 景斗[ ベッド脇から小瓶を取り、手早く指に塗りつけると 作ってくれた隙間から手を差し入れて、後孔の回りに 塗り付ける。それだけでも、何度も受け入れたその場所は 容易にくぷ、と拡がり指を受け入れようとする。 ] いっぱいしたから、柔らかいけど [ つぷり、と指を埋め込み、ぐにぐにと蠢かせながら 熱の塊の根本から先端に掛けて、唇を滑らせて、 ] こっちもしていい? [ 先端部分に唇を付けたまま、問う。* ] (+59) 2024/01/14(Sun) 11:22:25 |
【墓】 高野 景斗[ 余裕そうに見えているかもしれない。 実際、今すぐ押し入ってぐちゃぐちゃにしたい までの焦りは流石にないのだが、 ゆっくり手の中で潤滑剤をあたためる までの気遣いが出来るほどの余裕はなかった。 冷たさにひくん、と腰が浮いて。 そのお陰で、より顔がそこに近づいた、とも言える。 慣らした場所は抵抗感少なく、指を飲み込んでいくが 前準備の段階での異物感はどうあっても、消えないらしいから それを散らそうと、あれこれ画策するのも、 実は楽しんでいると知ったら、どう思われるだろうか。 ] (+64) 2024/01/14(Sun) 14:06:46 |
【墓】 高野 景斗[ 羞恥が快楽を引き起こす事を、何度も 経験して知っているだろうに、それでも 耐えよう、逃れようとするのがいじらしい。 目線が逸らされれば、こっちを見てとばかりに 口腔内でじゅぷ、と音を立てて。 顔が見えなくなった代わりに、甘い声が 上がれば自然と行動に熱が入る。 ねっとりとそちらを眺めて居れば 盗み見るようにちらりと、こちらへ 目線がやってきたか。 その瞬間、朱く染まり潤んだ瞳と目が合って ぞくり、と肌が泡立った。 と思えば、弱々しく目隠しをするように 手を伸ばされて、陰茎を加えこんだまま ちいさく、笑って。 ] (+68) 2024/01/14(Sun) 15:01:36 |
【墓】 高野 景斗[ ずる、と育った熱を一度口から出して ] えぇ〜、見えない [ 不満を零すけれどその声色は不満を 訴えてはおらず、むしろ楽しげで。 なにせ、恥ずかしがって居るのを見るのも いや見えないが 見るのも、好きなものだから。 ちう、と先端にまた吸い付きながら、 すっかり解れてとろとろになった場所から 指を引き抜いて ] 気持ち良い顔してる那岐くん 見てたいのにな [ そう言ったのは、責めているわけではないことは ] 恥ずかしがってるのも可愛いけど [ ベッド脇に手を伸ばしたことで、伝わってしまうかもしれない。 見慣れたパッケージ、使いかけの箱から取り出したのは 使い慣れている、避妊具だったから。* ] (+69) 2024/01/14(Sun) 15:02:00 |
【墓】 高野 景斗[ ぺり、と手早くパッケージを破って、 触れられることもなく、狂ったように、 猛った自身の熱にそれを被せる。 ] 欲しくておかしくなりそうなのは、俺だけ? [ 改めて、覆い被さり、額をこつりとぶつけて問う。 導くように彼の両手を取り、入るのを手伝ってと ばかりに、脚を広げさせるように持たせると、 ] 入れるよ [ 後孔に己の熱を宛てがい、ぐり、と切っ先を埋め込んで。* ] (+73) 2024/01/14(Sun) 16:11:25 |
【墓】 高野 景斗 ンンッ……は、 [ 望む声に、引き寄せられるように、 ずり、とナカへ押し入って――。 ] すごい、吸い付いてくる 気持ち良い、……出ちゃうかと思った [ 奥へ到達するまでの間に、絡みつかれるように 刺激されて、どくんと大きく熱が脈打って ] 奥まで、入った ね [ 耐えるのに苦労するほどの快楽の波に ようようやっと、耐えて最奥までたどり着いたら 彼の顔の横に手を付いて ] (+78) 2024/01/14(Sun) 17:11:06 |
【墓】 高野 景斗 顔見ながらするのが、いちばん好きだな [ 恍惚とした表情を見せた事だろう。 だがそれも一時のこと。ゆるゆると腰を引き、 また穿てば、徐々に速度は上がっていく。 ] 腰、溶けそう めちゃくちゃ 良い、 [ 快楽に緩み、歪む表情を見つめているようで居て 同じ表情を見せているだけかもしれない。 ごり、と膨らみを擦りながら、息を詰めて。* ] (+79) 2024/01/14(Sun) 17:11:21 |
【墓】 高野 景斗[ 痛み、はもうなくとも。元々受け入れるための 場所ではないこともあり、快楽だけではなく 苦しさもあるのだろう。その苦しさを理解して あげることはできないから、せめて少しでも 意識を逸して、という気持ちも僅かにある。 感想というか、今どうなっているか、を伝えるのは。 たいてい、今のように言わなくていい>>+81と 言われてしまうのだか。 ] はずかしく、してるん んむ [ 視界を奪われたり、言葉を奪われたり。 今日は随分余裕がありそうだ、なんて 思えてしまったから。追い詰める、みたいに 一気に自身を引いてまた奥までずん、と突く。 ] (+83) 2024/01/14(Sun) 21:54:18 |
【墓】 高野 景斗でも、好きでしょ ぎゅって、締まる [ その声は手のひらに当たるだけだったか それとも耳まで届いたか。 少しの意地悪をされるのも、恥ずかしいことを されるのも、素直に好きだと認めやしない だろうけれど、体がそれを教えてくれるので。 ] いいよ、 いっぱい気持ちよくなって [ 突き上げるたびに、手の位置がズレていき やがて言葉は自由を取り戻す、が もうそれほど言葉を交わすことはない。 気持ち良すぎて流れてしまう涙がほろほろと 目尻からこめかみに向かって流れ、自分と同じように 思考が溶けていくのが分かったから。 ] (+89) 2024/01/14(Sun) 22:46:39 |
【墓】 高野 景斗[ 行為の最中、愛を囁やけば、 囁いた分だけ、彼の中に落ちて そしてそれが溶けた思考の中でも、 返ってくる瞬間が、好きだ。 何時言っても、言われても良いものだけど このときが一番、みたされる気がする。 ] (+90) 2024/01/14(Sun) 22:46:54 |
【墓】 高野 景斗[ 求めて、求められて。 思って、思われて。 名を呼ばれれば愛しくなり、 愛しく思えばこそ、その名を呼ぶ声は甘く色づく。 呼ばれるままに、乞われるままに すべてを差し出したくなる ] ……、 [ いくつも、名も無い 夜 を重 ねて。今また一つ、その夜が更けていく。 ] (+94) 2024/01/14(Sun) 23:49:48 |
【人】 高野 景斗[ 窓際から差し込む光。 見よう、と言っていた朝日、やけに優しい世界が 広がっていく。 その光は、目に収めるではなく、浴びるだけにしておく。 ] (45) 2024/01/14(Sun) 23:50:22 |
【人】 高野 景斗[ 起きたら、何をしようか。 いつものように、先に起き出して。 コーヒーマシンのスイッチを入れて。 軽い朝食は、崩した卵と、少し焦げた食パン。 いつか行った場所で気に入って、切らしたことのない 苺のジャム。それに、お湯に溶かすだけのスープ。 寝ぼけ眼の君を起こす前に、 ] 昨日の那岐くんも好きだったけど 今日の那岐くんがもっと、好きだな [ 呟く言葉は聞こえているけど、まだ少し眠たそう だから、受け取るのは少し後からになるだろう。 こうして毎日、君に 恋 をする。* ] (46) 2024/01/14(Sun) 23:50:40 |
【人】 高野 景斗[ その日々の先に――。 ] こんばんは、高野景斗です。 随分暖かくなりましたね。桜はまだもう少し掛かりそうですが 今日梅の花が咲いているのを見かけました。 梅の花とてんとう虫の話はしっていますか? 随分昔に教科書で読んだ話を思い出しました。 皆様にお知らせしたいことがあります。 私事ではございますが、 高野は人生をともに歩んでくれる 最愛の人と出会うことができましたこと、 また"彼"と婚約致しましたことをここでご報告させて いただきます。 [ ――彼と二人、生きていく。これからもずっと。 この先も、永遠に。** ] (47) 2024/01/14(Sun) 23:52:12 |
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