23:21:42

人狼物語 三日月国


205 【身内】いちごの国の三月うさぎ

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視点:


【墓】 高野 景斗

[ 指を飲み込むくらいに解れたとしても
 それより遥かに大きいものを難なく受け入れられる
 とは到底思えない。

 それでも欲してくれる。

 
大事にしたい、優しくしたい
 乱暴に覚え込ませたい、ほかのだれとも
 できなくなってしまうくらい。


 痛みで与えるのではなく、
 幸せで、快楽で。

 僅かな焦りが、判断力を鈍らせて、
 想定より性急に押し入ってしまうと、
 痛みを感じたのか、息を詰めて、濁った声が
 耳に届く。

 言葉で力を抜くことができていれば
 苦労しないだろう。

 ぽたりと落ちた汗を拭うように
 頬を撫でて。 ]
(+6) 2023/03/25(Sat) 2:41:58

【墓】 高野 景斗

[ 息を吐いたところを見計らって、
 もう少し進むか、それとも――。

 迷ううちに、肩をつかむ手の力が
 緩められて。

 
――もう、食いちぎられてもいいな


 なんて非現実的なことを、空想した。

 性行為を食事に例えることがある。
 食べちゃうよ、とか食べて、とか。

 この場合は、どうなのだろうと
 考えることに意味など、あってないようなもの。

 どっちだって、構わないんだ。
 君と繋がれるなら。

 ぐ、と押し込みながら ]
(+7) 2023/03/25(Sat) 2:42:27

【墓】 高野 景斗

 ――泣かないで、 可愛くて、
 ……手加減、できなくなっちゃう

[ 戯れるような言葉を投げても、
 聞ける余裕はなさそうだけど。

 頬に伸ばしていた指で、両の目から
 溢れる涙を掬い取って、
 一番奥まで到達すると、余裕もなさそうのに、
 浅く首を揺らして、頷くから。

 ぎりぎりのところで踏ん張っているのにまた、
 ずくん、と熱が集中して、質量が増して
 しまうのを感じてしまう。本当に堪え性のないことで。 ]
(+8) 2023/03/25(Sat) 2:43:29

【墓】 高野 景斗

 わかる?
 今ここに、いるよ。

 
[ 薄い腹の下、臍のあたりを撫でる。
 どくん、とひときわ大きい鼓動が
 限界を訴えて、緩やかに動き始めると
 まだ、と引き止める声がする。

 ――それを拾えても、一度熱を上げた体は
 そうそう、止まれない。

 でもせめて、指で覚えた場所を
 今また、当てることができれば、
 少しは、苦しさから救ってやれるだろうか。 ]
(+9) 2023/03/25(Sat) 2:43:57

【墓】 高野 景斗

[ 抜き挿しを繰り返す度、
 濁った声が耳を触る。

 肉のぶつかり合う音と、
 その肉の間、ローションが泡立つような音。

 ぎゅうぎゅうと圧迫されて
 今にも。って程、余裕がないのに。 ]

 
んっとに、……、煽り上手

 ほんと、余裕ない、……気持ち良いよ、
 今まで、ない、くらい、

 本当に、――溶けそ、 うっ、
 熱くて、……ぎゅうぎゅうで、

[ 涙を浮かべながら伸ばされた手を取り、
 また律動を早めていく中で、奇しくも
 すき、の言葉を聞いた直後。

 こちらでも、探し当てた事を感じ取ったので ]
(+10) 2023/03/25(Sat) 2:45:17

【墓】 高野 景斗

 那岐、……好き、 好きだよ、
 君も、
今は、無理でも
 良く、なって


[ 苦しみが、幸せに、
 痛みが、快楽に変わるよう、丁寧に、
 何度も、そこを突くように、動きを変えていく。

 不規則な動きから、規則的な動きへ。

 今は難しくともいずれ、その行為も
 好きだから、気持ち良いから、したいと
 思えるように、なって欲しい。 ]
(+11) 2023/03/25(Sat) 2:45:54

【墓】 高野 景斗

 ここ、好き?
 じゃあ、もっと――。

[ うねる内部が、収縮を繰り返し、
 離すまいとするように、ぎゅう、と締まれば ]

 ッ……! 
締、まる……ッ

 も、たな い……

 イク……ッ……
ッ……うっ、…っん…


[ 繋がった手をシーツに押し付けて、
 体全体で伸し掛かるように、抱き締めながら
 彼の中で、どくん、と脈打ち、精を放つ。

 それがおさまるまで、そうしていた。
 やがて、幸せの滲んだため息が、
 君の耳を擽れば、 ]

 すごく、良かった……
 もう少しだけ、こうしてたい

[ そうねだるように言いながら、やさしく
 額を撫でて。** ]
(+12) 2023/03/25(Sat) 2:47:23

【墓】 高野 景斗

[ 泣かないでと目尻を拭いながら、
 奥歯を噛んでも少し遅かった。

 今までなら、理性を削り切られることなく
 行為に及びながらも冷静に相手を観察し
 射精のコントロールも効いていた。

 相手の状況を見て、達するのを待つことすら
 出来ていたのに。

 自制が出来ず、質量を増したことにも
 気づかれて、薄く笑う。

 過去に起こったことは、
 子供のままごとの延長線上にあったのでは
 ないか、と思うほど。

 抑える事すら、愉しいだとか思っていた
 数時間前のことが、遙か過去の出来事みたいに
 
 ――
欲しい
、それが抑えられなくて。 ]
(+19) 2023/03/25(Sat) 13:56:43

【墓】 高野 景斗

 ……どうして、 
恥ずかしい?


[ 恥ずかしくなるような事、してるのに。
 そこまで続けて、 ]

 ッン また、締まった

[ きゅん、と悦ぶみたいに、収縮するから。

 実はそういうの好きなんじゃ?とか思うけど
 
 生まれた疑問を今解決するには、
 余裕がなさすぎるから、今は捨て置くけど。 ]
(+20) 2023/03/25(Sat) 13:57:17

【墓】 高野 景斗

 
可愛い


[ 打ち付ける度に上がる声に、
 苦しみ以外のものが滲んでくれば
 殊更に、止まれなくなる。

 そうなってしまうくらい、
 君を感じているよと伝えようとした言葉に
 また、言わなくていい、と啼くから、

 捨て置いた疑問の答えを、
 こちらで勝手に得たような気持ちになる。 ]
(+21) 2023/03/25(Sat) 13:57:44

【墓】 高野 景斗

 うん、……うん、

[ わかったよ、の代わりに頷いて。
 告げるためではなく、溢れてくるから
 こぼれ落ちて言った好き、の言葉への
 応えを得て、快楽を拾い、戸惑うような声を
 聞けば、本能が望むままに、何度も
 繰り返し、腰を打ち付けた。 ]

 ダメ?……ん、 分かった

[ けだもののように、深く貪るように。 ]
(+22) 2023/03/25(Sat) 13:58:31

【墓】 高野 景斗

[ 食われている、最後のひとくちまで。
 意識的にしているのか、無意識なのか
 最後まで搾り取られるように抱き締められて。 ]

 ……は、 ……、

[ 受け止めて撫でられる。
 達した後の、気怠いため息、熱を孕む呼吸が
 落ち着くまで、甘やかされる手に縋っていた。 ]
(+23) 2023/03/25(Sat) 13:58:50

【墓】 高野 景斗

[ 触れ合わせた唇の合間で笑い
 体を起こし、ずるりと質量を失った肉を引き抜いて
 処理を終えると。

 にっこり、満足そうにと言うよりは、
 艶が滲むような笑い方をして、

 するすると体を再び、下方へと向かわせていく。

 萎れることなく、熱を持ったままであれば
 尚笑みは深くなる。その顔のまま、べ、と
 舌を出すと、 ]

 ……ん、む、

[ 片手で支えるように持ち、口の中へ。
 追い立てるように、ではなく、甘やかすように
 緩やかに舌先を遊ばせて。* ]
(+24) 2023/03/25(Sat) 13:59:13

【墓】 高野 景斗

[ たった一晩では、互いの好きなこと
 好きなふれあい方、全てを知るには至れない。

 一つずつ、欠片をつなぎ合わせるように、
 知っていく中のひとつ。

 恥ずかしそうにしながらも、素直な反応を
 示されれば応えるように、笑って。

 涙混じりに可愛らしく詰ってくることすら、
 自分に届く頃には悦びにかわる。

 熱を与える与えられるからという以上に、
 よく、顔を赤くすることも、今日知れたこと。

 大胆な物言いをするくせに、
 すぐに照れて顔を背けちゃうとこも。 ]
(+30) 2023/03/25(Sat) 19:09:53

【墓】 高野 景斗

[ 淡白どころか、
 自分とおなじくらい、欲張りなところも。

 愛しくて愛しくて。

 口から零れ落ちる言葉くらいは許して欲しい。

 熱を上げさせるようなつもりもなく、ただ
 知った事を、伝えたいだけなので。

 引き抜くときにもまた、艶めかしい声を
 上げて。さみしげに、こぽ、と泡だって
 白くなったローションをとろりと、こぼして。

 唇をなぞり、物憂げに瞳を伏せられたら
 喉が鳴りそうになるのを、ぐ、と堪えた。

 今日のところはこれ以上、無体を働くような
 ことをするつもりはないので。
 体への負担も相応だろう、当然。 ]
(+31) 2023/03/25(Sat) 19:10:47

【墓】 高野 景斗

[ それでも、痛みを苦しみを散らすためとは
 いえ、好き放題熱を覚えさせられた、
 いとしいからだを、そのままにしては
 おけないから。

 招き入れて、嬲るように、舌を絡ませる。
 目が細まったら、先端をちう、と吸い上げて ]
(+32) 2023/03/25(Sat) 19:11:08

【墓】 高野 景斗

 そんな寂しいこと言わないで
 気持ち良くなって?

[ 手と口とで、ゆるゆると快楽を与えながら。
 さみしげに、ひくつく蕾にもそっと指を挿し入れた。

 一人で試した時には感じられなかったものを
 感じ取れるようになったなら、いずれ

 ここでしか得られないものも、
 拾えるようになるかもしれない。

 そうしたらまた、 ]

 ン………、

[ 君も知らない、君の姿を、見られるような気がして。 ]
(+33) 2023/03/25(Sat) 19:11:31

【墓】 高野 景斗

[ 二度も達して、どこもかしこも
 敏感になってしまった体、

 追い立てるようにしなくても、
 勃ち上がり、熱を蓄えていく塊、

 待っていたと言わんばかりに、
 指を締め付ける、体内。 ]

 ふ、……ン、 いつでも、
 らして、 ね

[ 口の中に収めたままでは
 呂律の回らないような言葉しか
 出せないけれど、伝わればそれでいい。

 なにかしら、応えるような反応があれば
 こりこりと中を引っ掻くようにしながら
 奥まで咥え込んで、
 添えるだけだった手も、
 愛おしげに、君を撫でた。* ] 
(+34) 2023/03/25(Sat) 19:12:34

【墓】 高野 景斗

[ 素直にこうして、ああしてと
 ねだってくれたらいいのに。
 
 見たいだけだろうと言われれば、そうだけれど。

 快楽に弱いところがあるのは、
 男として諸手を挙げて、歓迎したいところ。

 先程から時々、逃げるように、
 否定の言葉を言い掛けるくせに、

 もっとってねだるみたいに、
 押し付けてくれるのが愛おしい。

 その刺激に慣れていないのか
 
――それとも、相手が俺だからか。
]
(+39) 2023/03/25(Sat) 22:10:51

【墓】 高野 景斗

[ 赤く染まった顔を覆い隠しても、
 唇を噛んで声を逃がそうとしても、
 抗いきれずに、隠しきれずに、
 ちらりと見える赤が、声が。

 震える体が、望んでくれると
 思わせてくれるから。
 誘われるままに――。 ]
(+40) 2023/03/25(Sat) 22:11:12

【墓】 高野 景斗

[ くしゃりと髪を混ぜる手と
 あまく締め付ける蕾、

 だめ、と紡ぎながら、
 悦いとはねる体。

 そのどちらも、愛おしいから、 ]

 ン、……ァ ん、 いいよ

[ 涙ながらの離して、
 という願いは聞き届けられそうにない。

 蕩け切った目をゆるく閉じて、
 抱き寄せられるままに、奥の奥まで
 迎え入れると、熱い液体が喉へ口腔内へ
 飛び散って。

 こくり、喉を鳴らしたのはわざとではなく
 勢いに負けるような形で。 ]
(+41) 2023/03/25(Sat) 22:11:31

【墓】 高野 景斗

 ――んん、

[ 最後の一滴まで搾り取るように、
 根本から吸い上げ、ちゅぽ、と音を立て解放してから
 もう一度、惜しむようにキスをする。

 同時にゆっくりと指も引き抜いた。
 刺激しないよう注意を払って。
 しかし、その瞬間に締め付けられた力の強さに
 入っていたら本当に食いちぎられていたかも
 知れないな、と思えば笑って。 ]
(+42) 2023/03/25(Sat) 22:12:38

【墓】 高野 景斗

 いいこ、 疲れた?

[ 体を起こし、頭を撫でながら
 封を切ったほうのミネラルウォーターを
 片手であけて、こくり、こくり。 ]

 那岐くんも、水分とったほうがいい

[ 随分汗かいちゃったから、と
 封を切っていないほうを渡して、 ]

 お風呂入る?
 ……立てそう?

[ 難しそうならこのまま、くっついて
 一つの生き物みたいに、眠ってしまうのもいい。
 だけどすぐに眠ってしまうには、少し惜しい。
 そんな顔をしていただろう。* ]
(+43) 2023/03/25(Sat) 22:13:05

【墓】 高野 景斗

[ 一度受け取られたペットボトルは
 風が開かれないまま転がされる。

 問いかけには頷きを得たが、
 よもや起きれない程辛いのではあるまいな
 と覗き込むように見て、 ]

 ふふ、……ん、

[ 甘えているだけだと分かれば、
 またペットボトルを傾けて、そのまま
 唇を合わせ、流し込むように少しずつ
 唇を開いた。こくり、嚥下する音を聞いても、
 啄むように、数度。 ]
(+48) 2023/03/26(Sun) 0:38:43

【墓】 高野 景斗

 転んだら困るからね

[ 一緒にと誘われれば、笑いながら
 そう言って。蕩けた顔にまたキスを。

 顔を見る度、したくなりそうで、困ったものだが。
 一度立ち上がり風呂場までの扉を全て
 開いて、給湯のスイッチを入れようとしたところで
 いつでも入れるようにしていたことを思い出した。 ]
(+49) 2023/03/26(Sun) 0:39:00

【墓】 高野 景斗

[ ――そういえばシャワー浴びる間もなく、
 なだれこんでしまった、……若さってこわい、
 なんて他人事のように思いながら、 ]

 しんどいなら抱っこする?

[ ベッドまで戻り腰を撫でつつ ]

 ――そういえば前にもそんな話したね

[ 浴室まで向かって――。
 二人一緒に浸かれる浴槽にゆっくりと沈み。
 させて?と髪を洗う事や、体を洗う事も
 引き受けて、先に浴室を後にした。
 
 汚れたシーツの取替と、ドライヤーで
 髪を乾かすのに時間を食うために。

 そうしてゆっくりしていれば、夜も更けて。
 寝巻きを貸すこともできたけれど、
 肌の触れ合う幸福に抗えず、下着だけ纏い
 その日は眠りについたのだったか。 ]
(+50) 2023/03/26(Sun) 0:39:40

【墓】 高野 景斗

[ ――翌昼、君より早く目が覚めて、
 ベッドを抜け出そうとすると、むずがるような声。

 音を立てずに小さく笑う俺は、
 その夜、自分の腹、火傷痕の残る部分に
 口付けられたことは、知らない。

 だから、掛け布団をめくり、
 君の腰のあたりに、吸い付いた。

 今度するときには、してね、と言いたげに。
 散らした赤を隠すように掛け布団をかけ、
 顔を洗い、歯を磨いたあと、 ]

 おはよう、よく眠れた?

[ そう声を掛けたのと、コーヒーマシンが
 抽出完了の合図をしたのは、同時くらい。 ]

 コーヒー飲む?*
(+51) 2023/03/26(Sun) 0:40:07

【墓】 高野 景斗

―― 忙しい日々の中で ――

[ 時間が取れれば会いに行き、
 運が良ければ、二人で帰り道を歩む日も。 ]

 泊まってく?

[ そう聞く日もあれば、自然と、
 初めての日、よりはスムーズに
 ベッドへ誘う事も出来た、だろうか。

 ベッドの上では素直に甘えてくれない君の代わりに ]

 したい、

[ 直接そう伝えて後ろから抱き込んだ日もある。
 あの日だけが特別なわけじゃなく、
 いつだって、溺れる感覚はあった。

 むしろ体を重ねれば重ねるほど深く。 ]
(+52) 2023/03/26(Sun) 1:09:51

【墓】 高野 景斗

[ ――だというのに、俺と来たら。

 手放してやれなくなる だとか。
 普通の幸せを奪ってしまった だとか。

 抱けば抱くほど、深みに嵌まるほど、
 身勝手な罪悪感を募らせていた。

 愛される覚悟というものを
 根本的に理解した日もあった。

 嫉妬に駆られた夜なんかは、
 痛みを感じるほどに抱きしめて、
 苛めてしまったというのに。 ]
(+53) 2023/03/26(Sun) 1:10:11

【墓】 高野 景斗

 ――……まだ、だよ。
 甘やかしてくれるんでしょう?

 ね、ここ好きでしょ?
 好きだよもっとして、って言ってくれたら
 ずっとずっとしてあげるのに。

 俺の指、好きだもんね?
 こうしてされると、泣いちゃうくらい

 やだ、って言っても今日は聞かない。
 
[ 嫉妬に駆られた日には、
 どろどろに煮詰まった愛を囁きながら。 ]
(+54) 2023/03/26(Sun) 1:11:19

【墓】 高野 景斗

 
おいていかないよ、


[ 泣きそうな顔で、そう言ったのは、
 君があまりにも愛おしげに、生きた証に
 口付けたから。

 そうして順当に、死んでしまったら
 君を一人にしてしまうこと。

 大事な人に紹介したいくらい、
 君に愛されていること。

 一つずつ、覚えて、確かめて――。
 明日が旅行当日という日にも。 ] 
(+55) 2023/03/26(Sun) 1:11:56

【墓】 高野 景斗

 すっかり綺麗になっちゃって、
 ……こう綺麗だと、……はい しません

[ 貸し切りや部屋付きの風呂のことはまだ
 知らないから。旅行に向けて消えていった
 痕を指でなぞり、つまらなそうに唇を尖らせて。

 ――そうして、旅行当日を迎える頃には、

 愛する覚悟、愛される覚悟、
 この先ずっと、ふたりで居る未来を、
 確定的に捉えられるように、なっていただろう。* ]
(+56) 2023/03/26(Sun) 1:12:11

【人】 高野 景斗

[
――小悪魔がいる。


 この車内には今、天使と小悪魔と
 生贄が二体、乗っています。

 そちらカップルの事情は知らないが
 きっとそう、多分そう。

 重ねた手の上、合図が送られて
 ポーカーフェイスを保ったけれど、
 横顔見て、笑った>>5の、知っているからね。 ]
(10) 2023/03/26(Sun) 1:39:44

【人】 高野 景斗

[ うきうきと苺を探す姿を、
 休日のお父さんよろしく、のんびりと
 追いかけて、好きなものなのに
 先にくれるというから遠慮なく。 ]

 酸味の強いのも結構好きなんだよね
 これってどうだろう?

 ……そっか、食べたいだけ
 食べて良いんだから、食べて
 確かめれば良いね。
(11) 2023/03/26(Sun) 1:40:08

【人】 高野 景斗

[ 旨い>>7と零した彼が嬉しそうに一つ、
 また一つと、口に運んだり籠に摘んでいく。
 
 はしゃいでるなぁ、という感想を抱くが
 こちらもこちらで、

 これ気に入った、絶対名前覚えて
 帰りたい。とか。

 パンフレット片手に、通販やってるんだ
 今度お世話になろうとか。概ねはしゃいで
 いたんだけどね。 ]
(12) 2023/03/26(Sun) 1:40:20

【人】 高野 景斗

[ さすが目利きはプロといった所。
 籠に摘まれた苺は二人共山のように
 なっていたけれど、自分のものより
 彼の籠のほうが、赤く、大きく、艶々と
 した粒揃いで。

 職場への土産に生物は持っていけない
 というより、全員に回るには足りなすぎる
 ので、立ち寄ったお土産売り場で、
 配りやすいものを探し購入した。

 買い取った苺はしばらくの間
 自宅でのデザートになってもらうとして。

 苺のピザは流石に興味津々だったようで
 作り方を覚えて帰りたいと言えば、
 それはいいね、と同意して。 ]
(13) 2023/03/26(Sun) 1:40:35

【人】 高野 景斗

 飽きるかなって思ったけど
 全然そんなことなかったな。
 まだ食べれる気すらする。

[ ――とは言うものの、生のいちごに
 いちごピザに、結構な量を収めていたし
 温泉宿に向かえば夕食もあるだろうから
 ほどほど、に落ち着いたと思うよ。** ]
(14) 2023/03/26(Sun) 1:40:48

【墓】 高野 景斗

[ 思えば、それが――初めての恋だった。

 人を好きになってコントロールが聞かなくなる
 心の有り様も。欲の有様も。

 狭量な男だと思われたくないと思ったのもはじめて
 それを口にすることも。

 それもそうだ、会いたいも、抱かれたいも
 そういう空気を察して、叶えてやらねばと
 考えた結果こちらから申し出ていた過去の恋愛と

 今は天と地ほどに、違う。 ]

 本当にだめ?
 それなら本気で拒絶して。諦めるから。
(+70) 2023/03/26(Sun) 16:26:27

【墓】 高野 景斗

[ 明日が早い。そう言われた日に
 零した声は、自分でも聞いたことがないほど
 甘く。

 余裕を剥ぎ取られて、空っぽになった自分に
 愛される素養があるとは思えなくて。

 愛情の試し方なんて知らないから、
 許されるかぎり、愛を盾に、責め立てて。 ]

 だめ?でもこっちは嬉しそうだよ。
 ぎゅうぎゅう俺の指食べて。
 もっと、って言ってる。

[ 心の何処かで、可哀想に思う日もあった。
 仕事終わって、恋人と会ってるのに、
 泣くまで追い立てられて。何も悪いことなんて
 していないのに。

 ――それでも拒めないくらい、俺のこと
          好きなの。 ]
(+71) 2023/03/26(Sun) 16:26:53

【墓】 高野 景斗

 すごいね、こっちでも
 気持ち良くなれるようになっちゃって。
 うん、うん、俺のせいだね。

[ 問わずとも知れることをわざわざ問うことはしない。
 そのくせ、キスだけは優しく、なんて。
 暴力振るった後のDV夫みたいで、
 自己嫌悪に飲み込まれたから。
 深く反省した。試すようなことはするものではない。
 そんな事すら、知らないのかと呆れられて
 しまっても、どうしようもないくらい。

 ――離してやれないくらい 君のことが
           好きで。* ]
(+72) 2023/03/26(Sun) 16:27:05

【墓】 高野 景斗

[ 行為に慣れてきても、
 ぐずぐずに蕩けるまで、あまり声を
 上げたがらないから。 ]

 じゃ、されようかな。

[ してる、と悪戯に視線を流して笑うから。
 そう返して顎先に、キスを。

 とっくに参ってるくせに、誘ってくる目が
 唇が、いじらしくて。 ]
(+74) 2023/03/26(Sun) 22:38:41

【墓】 高野 景斗

 期待してたよ、今日ずっと。
 温泉、一緒に入れますねとか言うから。

[ 指先は誘惑されている最中らしいので
 瞼の上から横に少しずつ、唇で触れていく。

 擽ったそうに音を拾う、耳までたどり着けば
 まだ戯れの延長みたいに、乾いた唇で
 触れて、挟んで、擽って。

 ときどき、笑って。 ]

 あったかい、じゃ済まないね?

[ 口に含まれた指先はすっかり熱を持って
 蠢くように、舌先を頬の内側を押して、つつく。
 くちゅ、と音が鳴るたび、着実に、
 欲に火をつけていくけれど、誘惑はまだ
 続いていただろうか。* ]
(+75) 2023/03/26(Sun) 22:39:09

【墓】 高野 景斗

[ 可愛いと言っても素直に受け取られる
 ことはなくて。

 なんなら、言わなくて良いと返される
 こともあっただろうか。

 それが、酒がどうも彼を随分素直に
 そして開放的にさせたようで。

 ふにゃりと蕩ける表情に、
 こちらの表情が固まったのは見逃して欲しい。

 今すぐにでも襲いかかりそうになるのを
 抑えた故に。

 追いかけるように唇を触れ合わせたら
 見ないでね、とばかりに甘く下唇に噛みついて。 ]
(+80) 2023/03/27(Mon) 0:00:45

【墓】 高野 景斗

[ 指を咥えたままで笑うのを見ると、
 最初からこのつもりだった?と、
 してやられたような顔をしたままで。

 瞼に、こめかみに、唇で触れる。
 
 乾いた唇でも、触れられる事を
 覚えた体はふるり、と震えて。

 誘われた指のしでかした悪戯に、
 甘い声が上がれば、顔を引き戻して、

 欲に濡れた目と、目線を絡ませれば、
 もうすっかりその気になってしまう。

 全く持って誘惑のし甲斐のない男で
 面目なく。 ]
(+81) 2023/03/27(Mon) 0:01:03

【墓】 高野 景斗

[ 裾に手を掛けるのが、
 やたらとゆっくりして見えて、

 小さく、 
ぅわ
 と声が漏れた。

 情欲を滲ませて、誘うには満点の
 言葉を紡いで、色付いた肌を見せつけながら
 僅かに反応したそれを触れさせてくる。 ]

 どこでそんなの、覚えてきたの

[ たまらず、首筋を辿りながら
 言葉を直接、肌に打って ]
(+82) 2023/03/27(Mon) 0:01:38

【墓】 高野 景斗

 俺のせいかな、
 じゃ、ご期待に沿わないとね。

 どうされたい?

[ 教えて、とまた言葉が肌を滑って。* ]
(+83) 2023/03/27(Mon) 0:02:14

【墓】 高野 景斗

[ 触れる度、一つ覚えて。
 過ごすたび、いくつも知って。

 それでも知らなかったことを知らされる度
 時々驚かされて。 ]
(+88) 2023/03/27(Mon) 1:12:36

【墓】 高野 景斗

 
 
 ――触られたくてやらしくなっちゃった?
 

[ 押し黙る彼に囁きかけて、
 ちう、とまた尖りに口付ける。

 意地悪みたいに言ったのに、
 羞恥に瞳を潤ませて、言葉を紡ぐから

 また愛おしく、――狂おしく。

 囁くだけで、滑るだけで、期待するように
 反応を示してくれるほど、己の手で
 作り変えた、いとしいからだ。

 隅々まで、どう触ってほしいか
 分かってしまうくらいに、夜は長かった。 ]
(+89) 2023/03/27(Mon) 1:13:15

【墓】 高野 景斗

[ 君から誘ってくれる日のほうが、
 情熱的になってしまうことを、

 君は知っていただろうか。

 唇で触れるだけでも僅かに
 尖り始めるそこへ、まだもう少し
 焦らすように触れたかったけれど

 素直なおねだりには、とても弱いから。
 音を立てて、尖るのを助けるように吸って、

 片手で抱き寄せ、もう片方は、
 さみしげな方を摘み取ろうと引っ掻いて。 ]

 ……ン、  

[ 反応を伺う余裕もだんだんと消えていく、
 ひくりと、跳ねるたびに、自身の熱が触れ合って
 膨らんでいくのを感じるから。 ]
(+90) 2023/03/27(Mon) 1:13:40

【墓】 高野 景斗

[ 今日一日ずっと、そればかり
 考えていたわけではないのだけど。

 こんな風に誘ってくれるとは
 思わなかったので、

 昨日だってしたのにね。一回だけと
 約束して。

 風呂もまだ、だというのに、
 抱き寄せる手が、焦るみたいに、
 下着と肌の間に滑り込んで。

 まさぐるみたいに、忍び寄る。* ]
(+91) 2023/03/27(Mon) 1:13:50

【墓】 高野 景斗

 ………やっと、そう言ってくれた

[ やだと言いながらも体を任せてくれることで
 ダメと言わない代わりに、甘く啼いてくれることで
 伝えてくれていた。

 何もかもを素直に吐露できないことにも
 それはそれで、興奮していた事は否めない。

 体のほうが素直、なんて
 男としては冥利に尽きるというものだし。

 けれど、素直に頷かれて。
 一度、何もかもの動きを止めて、

 やさしく、その体を抱きしめた。

 知っていても、言葉にされることで
 漸く真実の輪郭を得たような気がして。 ]
(+96) 2023/03/27(Mon) 2:45:05

【墓】 高野 景斗

[ 煽られてるでもない、ただ求める言葉に
 夢中になって、言葉を忘れて。

 甘やかな声を拾えば尚更に、
 欲が広がって、溢れて、止まらなくなる。

 無意識に揺れる腰を刺激するように
 脚を揺らして、

 すっかりぷくりと形を成した尖りは
 食べる、という表現が似合うほど、
 吸い出して、歯を立てて。 ]
(+97) 2023/03/27(Mon) 2:46:01

【墓】 高野 景斗

 
――ハァ、……


[ 唸る獣のように、息を吐き、
 忍ばせた指で、先走りを塗りつけ掴みながら、 ]

 肩、つかんでて、那岐

[ もう片方の手は再び、君の口の中を一通り
 蹂躙して、引き抜くと、腰元からするりと
 手を入れ、つぷり、と蕾をこじ開けて ]

 ……まだ、結構やらかい

[ 前と後ろと、同時に追い立てた。
 急ぐ中でも、傷つけるようなことはすまいと
 思っているのに、制御を失った指は、
 無遠慮に、そこを拡げるような動きをして。

 ああ、今までにないくらい欲情している。
 その欲が、冷静さを奪い取ってしまったようで** ]
(+98) 2023/03/27(Mon) 2:47:21

【墓】 高野 景斗

[ ごめん、と謝られて、小さく首を振る。
 伺うような視線と、満ち足りた視線が絡む。 ]

 嬉しい

[ 次いで告げられた、すきの言葉には
 頷くことで答え、頬に受けたものを
 返すように、唇にそっと唇でふれる。

 急速に満たされていく、優しい色のもの
 ――そして同時に。 ]
(+103) 2023/03/27(Mon) 15:00:22

【墓】 高野 景斗

[ 優しさとはあべこべの、
 何もかも奪ってしまいかねないような
 走り抜けていくような、熱。

 言葉を忘れたその生き物へ、
 更に火を灯すように、

 柔らかな感触が肌を辿る。

 ゆっさ、ゆっさと揺れる体に、
 繋がりを幻視するのはお互い様だった。

 吐息を震わせ、まるでその時みたいな声を
 聞かされるものだから、余裕がない中でも
 薄く笑う。せっかちなのもお互い様か。

 繋がる前の戯れにしては性急な唇が
 舌が、歯が、虐めるみたいに、悦ぶ粒を弄ぶ。 ]
(+104) 2023/03/27(Mon) 15:00:55

【墓】 高野 景斗

[ まるでそうされるために、
 捲った服を抑えるように口で留め、

 快楽に打ち震える姿が、酷く劣情を煽って ]

 いいこ

[ 驚くことなく指を口の中へ受け入れられれば
 意図を察して、受け入れられているようで、
 一つも二つも、余計に興奮した。

 ――そう、今からこの指で、
 気持ち良いところ、存分に暴き立てる。

 口内にも存在する性感帯を、撫でてやりながら
 たっぷりと唾液が絡んだなら、引き抜いて ]
(+105) 2023/03/27(Mon) 15:01:26

【墓】 高野 景斗

[ その後の事も予見していたのだろう。
 すんなりと、蕾が指を受け入れて ]

 期待してたくせに、

[ 早くもひくひくと甘く締め付けられれば
 低く笑って。 ]

 じゃあ、やめる?

[ くちくちと、前も後ろも悦んでいるのに
 だめ、なんて言われたら尚更笑って ]

 優しくするのは、あとでね
 
[ 呟いて、弱い所を同時に責めたてる。
 カリ、と粒を歯で掠め、中指と人差し指は
 内壁の弱いところを、掌は熱の塊の先端を。

 視線は涙の浮かぶ、目尻を捉えて。 ]
(+106) 2023/03/27(Mon) 15:01:57

【墓】 高野 景斗

[ すっかり己が与える快楽を覚えてしまった
 君の体が、思惑どおり、達してくれたなら
 熱を逃がそうと吐息を漏らすが、 ]

 ……あとで、やさしくするから

[ それで落ち着けるなら苦労はない。
 重ねるように意味の同じ二度目の言葉を紡ぐと
 布団の方へ、まだひくつく体を横たえて
 下着ごとチノパンを剥ぎ取ってしまうと、
 鞄のサイドポケットから避妊具を引き抜き
 口で咥えて、両手で手早くジーンズの前を寛げて
 パッケージを破り、装着する ]

 入らせて、那岐の、なか

[ イッたばかりの体には少し、辛いかもしれないけど
 火を付けたのは、君なので。* ]
(+107) 2023/03/27(Mon) 15:02:42

【墓】 高野 景斗

[ ゆっくりじっくりと高めて、感度を上げて
 熱を蓄えて。

 ――そういう愛し方が好き
    だったはずなのに。

 欲望に任せて、無理やり襲うような
 真似をしてしまった自分に嫌気が差してくるのに、
 もう止まってやれなくて。

 舌打ちが飛び出しそうになるのは、
 なんとか、堪えた。

 それなのに、全部受け入れるみたいに、
 体を任せてくれるから、泣かせてしまいたい
 衝動を抑えられなくて。 ]
(+113) 2023/03/28(Tue) 0:45:27

【墓】 高野 景斗

[ そんな自分がいることを、
 俺は、知りたくなかったのに。

 低く笑って羞恥を煽っても、
 悦ぶみたいに、指を締め付けて、
 睫毛を濡らしながら、やめないでと
 内腿を締めて、腰を揺らして。

 肩にちくりと感じる痛みすらも、
 衝動に色を塗る手伝いをしてしまうから、 ]

 うん、やめない

[ あとからうんと、反省するだろうけれど、
 今だけは、狂おしいほど、欲しがらせて。 ]
(+114) 2023/03/28(Tue) 0:45:54

【墓】 高野 景斗

 どっちも、気持ち良いね?

[ 一緒に、やだ
 大きすぎる快楽は一つも、逸らすことも
 逃がすこともできない体制では辛いのだろう。

 それでも止まることがなければ、
 甘やかな声も止まない。

 指を締め付ける後孔は、いつも
 啼いて喜んでくれる良いところを。

 腫れるみたいに赤く膨らむ粒は
 押しつぶすようにすると声を上げるから。

 一番弱い所は限界が近くなるまで
 擦り上げて、その後はいつもしているように
 先端を中心にぐりぐりと親指で。

 ――どれも全部、そうする良いって
 教えてくれたのは、君自身。 ]
(+115) 2023/03/28(Tue) 0:46:15

【墓】 高野 景斗

 ……いっぱい出たね
 
[ 勢いよく震えて手の中に吐いた熱は、
 指の隙間から垂れてしまうほど。

 跳ねた腰が、より深くへ指を招く結果に
 なってしまったのは狙った訳では
 ないだろうけれど、欲しがられているみたいで
 ンッ、と小さく咳払いをした。

 小刻みに震える体はまだ、余韻に
 浸っていたいだろうに。 ]
(+116) 2023/03/28(Tue) 0:46:28

【墓】 高野 景斗

[ 熱を逃しきれず、かといって、
 落ち着くまで待ってられる余裕もなく。

 布団に体を横たえる前に、
 質量を増した己の熱に自ら手を伸ばして。

 呆れ返るみたいに小さく笑った。
 常々堪え性がないとは思っていたけど、
 これほどとは。

 浅い呼吸はまだ続いていたか、
 すっかり硬くなってしまったそれを
 己で慰めていたのは僅かな間。

 たいして待ってやることもできず
 布団に転がされたのに、 ]

 ……う、ンッッ

[ いれて、と迎え入れるように言って
 両手を伸ばされて、――甘かやされてしまって。 ]
(+117) 2023/03/28(Tue) 0:46:47

【墓】 高野 景斗

[ 確かめるように、ではなく、
 一気に貫くように最奥まで進めると、

 抱き締められているような錯覚を
 覚えてしまう。

 いつものように、言葉を掛けたり、
 言葉で羞恥を煽る余裕もなく、

 入り口まで一気に引き戻し、また最奥へ。

 ばちゅん、と肉のぶつかる音も
 いつもより派手に響いて、それにまた
 興奮して。

 ――一歩間違えば独り善がりな動き方
 であることは、自覚しているのに。

 狂おしいほど、君が欲しくて。* ]
(+118) 2023/03/28(Tue) 0:47:02

【墓】 高野 景斗

[ 遊び心に応えてやれることもなく、
 一気に奥まで暴き立てると、
 唸るような声がした。

 ――指一本だって受け入れたことのない
 自分にでも、その苦しさは察するに余りある。

 優しく出来ないこと。
 責められても詰られてもいい。だけど。

 
どうか。
]
(+123) 2023/03/28(Tue) 2:25:22

【墓】 高野 景斗

 ……ごめ、ん、
 待てない

[ 酷いことをされているのは君のほうなのに、
 怯えが僅か目線に滲む。

 強く掴んだ腰に加わる力すら、
 制御出来る余裕もなくて。

 泣きたいのだって、君の方だろうに、
 涙がぽたり、君の腹に落ちる。 ]
(+124) 2023/03/28(Tue) 2:25:43

【墓】 高野 景斗

[ 怖がるように背に手が回って、

 君の優しさにまた、涙が零れそうになる。 ]

 那岐、 このまま、ぎゅっとしてて。

[ 今更でもなんでも、愛しい名前を、やさしく呼んで。
 止まれない腰も、中を蹂躙する熱も、
 まだ優しさを思い出すには至らないけど。 ]

 っふ、……ぁ、………!

[ 唇が触れあえば、その熱には気づくだろう。
 ――そう、長くは持たないことも、もしかしたら。 ]
(+125) 2023/03/28(Tue) 2:26:18

【墓】 高野 景斗

 ……那岐、ッ………う、……あ、

[ 君の望みが何であるか、わからないまま
 欲のままに傷つけてしまったなら、何度でも
 謝るし、償おう。

 
だから、どうか。


 ――          。 ]
(+126) 2023/03/28(Tue) 2:27:08

【墓】 高野 景斗

 あぁ………、

[ 後悔するような色だったら、良かったのに。
 欲が満たされたような幸福の滲む声色で、
 ため息をつきながら、ずるりと質量を失った
 肉を引き抜いて。 ]

 ………、

[ なんと声を掛けたら良いか、言葉を探すが
 一向に頭は回らないまま、体重を掛けるように
 ではなく、そっと寄り添うように、
 覆いかぶさった。** ]
(+127) 2023/03/28(Tue) 2:28:02

【墓】 高野 景斗

[ 優しく触れる手に瞳を伏せて擦り寄った。
 頬を目尻を拭うように撫でられると、
 心配させてしまったのだろうと、ゆるり
 首を振って。

 揺さぶる度に、あがる声が、苦しげなものから
 艶めかしく、誘うような色が混ざり

 ぎゅうと引き寄せられたら、そこだけ
 腰だけじゃなく、全身がぐちゃりと溶けて
 原型を留めなくなるような感覚が襲ってくる。

 寄せた唇が、触れ合い、寄せられた唇を食み
 絡み合うと、嬌声は部屋の中ではなく、
 口腔内に響く。 ]
(+133) 2023/03/28(Tue) 14:46:11

【墓】 高野 景斗

 ――……え、 
……くっ、あ……


[ 欲を吐き出し切る前ですら、
 ぎゅうぎゅうと絡みついてくる体内の感覚を
 十二分に味わっている最中だと言うのに、
 痛みを感じるくらいの圧迫と、熱が
 渦のように襲ってきて、 ]

 ……あっ、………ふっ、ぅ

[ 堪らず声が漏れて熱い息が、君の肌に
 跳ねて、返り、口元を熱くする。 ]
(+134) 2023/03/28(Tue) 14:46:58

【墓】 高野 景斗

[ ややあって、腹に熱を感じれば
 状況は克明に把握出来た、が。

 果てた後にも、まだきゅうきゅうと
 締め付けられて、達したばかりで
 いたるところ、敏感になっている体には
 強すぎる刺激に、

 熱を含んだ声がいくつも漏れて。
 情けない声、喘ぎに似たものも
 いくつか、飲み込み損ねて、こぼれ落ちた。

 漸く引き抜いた時には、またゆらりと
 小さく火が灯りかけていたが、

 甘えるように額が寄ってきたなら
 一旦その火には蓋をして。 ]
(+135) 2023/03/28(Tue) 14:47:34

【墓】 高野 景斗

 ……よ、 っと

[ 落ち着くまでの間に、
 両肩の後ろに手を差し入れてやさしく
 持ち上げ、体を半回転させて

 自分の体を下に持ってくると、
 背に手を回して。 ]
(+136) 2023/03/28(Tue) 14:48:00

【墓】 高野 景斗

 辛かった?

[ 聞きながら、いたわるように
 腰を撫で ]
 
 素直に、もっとって甘えてくれる
 那岐くん見て、……抑えきれなくて、
 暴走、しました。反省してます。

[ 許しを乞うように、そっと耳元に
 謝罪の言葉を落としたあとは、
 落ち着くまで、そうしていたか。 ]
(+137) 2023/03/28(Tue) 14:48:19

【墓】 高野 景斗

 ――入ろうか、温泉

[ やがて火照った体も、乱れた呼吸も
 落ち着き、冷えたお茶で喉を潤した後、

 湯の香りに誘われるように、言うと
 のろのろと立ち上がって

 二人分の浴衣とタオルを手に、
 脱衣場へ。引き戸を引くと、
 湯の流れる音が響いて、浮足立つような
 心持ちが芽生える。 ]

 さっきも思ったけど、立派だねぇ

[ 控えた声量でも響くような浴室は
 当たり前だが、自宅のそれとは比べ物に
 ならないほどに、広い。* ]
(+138) 2023/03/28(Tue) 14:48:33

【墓】 高野 景斗

 よかったか、そっか。

[ 少し、困ったのは本当。
 あとで、優しくするとそう言ったのに。
 そうする自信が削れていくような気がして。 ]
(+143) 2023/03/28(Tue) 21:17:08

【墓】 高野 景斗

 あぁ、そういえば。

[ ――衣服を脱ぐ間も惜しんでいたのか
 と思えば、僅かに羞恥も滲む。

 洗って干すのは後回しにして、
 散らばった服の回収は任せてしまうことにして。

 自分も冷えたお茶を飲み、
 向かうのは脱衣場。

 汚れてしまったシャツを含めて
 全て脱いで籠に収めながら、
 ドライヤーと洗面所に視線をやる。

 最悪ここで洗って干して、は可能だろう

 後ほど宿の案内ファイルの中に、
 ランドリーを見つけることになるが。 ]
(+144) 2023/03/28(Tue) 21:17:22

【墓】 高野 景斗

 いいね、露天。

[ 髪を濡らしてしまわないように、軽くヘアゴムで
 まとめておいて、汗をざっとシャワーで流して。 ]

 おぉ、

[ 露天風呂には控えめなライトアップが
 されていただろうか。

 都心にはない空気の綺麗さがなす景色に
 目を奪われていると、ひやりとした夜風が
 肌を撫でる。

 濡れた体には、少し冷たい風から
 逃げるように、ちゃぷり、風呂に体を沈めながら

 ……この木造の壁の向こうも、
 風呂なのだろうか、と考えつつ ]

 ………あぁ………、

[ 至福のため息をついた。* ] 
(+145) 2023/03/28(Tue) 21:18:06

【墓】 高野 景斗

[ 背中に残る傷について、実はあまり
 気にしておらず。

 痛みもさほど長引かないし、
 強いて言うなら痛痒さは少し。

 とはいえ慣れたもの。

 こちらとしては大浴場に行く想定は
 もう全くしていなかったので。

 ――とはいえ、脱衣場で
 赤く痕が残った脇腹が目に入れば
 済まなそうな顔はしてしまったかも。 ]
(+151) 2023/03/28(Tue) 22:31:00

【墓】 高野 景斗

[ 一足先に、絶景と、星空を
 堪能していた。

 風呂は好きだが、自宅以外だと
 どうにも、人の目が気になって、
 早々に引き上げることの方が多いし

 かと言って、こういった風呂が備え付けて
 あるような宿に一人で、をするには
 ある種の勇気がいる。

 ――あと、普通に断られたりもするし

 長湯するというよりは、入ったり出たりを
 繰り返すために入浴時間が長い方では
 あるのだが。

 なにせ今は、一人ではないもので。
 まだかな、と視線をやって……… ]
(+152) 2023/03/28(Tue) 22:31:15

【墓】 高野 景斗

 ………楽しそうなことしてるな

[ 零した言葉は、拾えまい。
 かけ流しの湯のほうが余程大きな音を
 立てているから。

 岩肌を抱くようにして、丸まっていく体を
 小刻みに体が震えるのを見ていた。

 ――気づかれたくないのだろうから、
 気づかれないように。こそりと。

 悪いことをしている気分も少しはあるのだが
 それ以上に、絶景は逃したくないたちなので。* ]
(+153) 2023/03/28(Tue) 22:31:27

【墓】 高野 景斗

[ 艶めかしい声も、近づけば聞こえるのだろう。
 が、そうしたら覗いていますと言っているようなもの。

 手伝う?と声を掛けてもいいのだが。
 それこそ、温泉どころではなくなって
 しまうのは自明の理。

 なにせついさっきまで、どろどろに
 溶け合ってた体。いつ火がついても
 不思議はないので。

 事後処理を終えたのか、シャワーを
 被るのが見えたら、何食わぬ顔をして
 空へ視線を戻した。 ]
(+158) 2023/03/28(Tue) 23:49:41

【墓】 高野 景斗

[ 酒もほどよく抜けたのか、すっかり
 いつもどおりの口調にも、声色にも。
 ひそかに、ぞくっとした。

 
わりと、いつも、そう。かな。


 つい何分前まで、息を詰めて
 目尻に涙を溜めて、揺すられるたびに
 あえかな声を漏らして、離れないでと
 腕も、中も、ぎゅうと締め付けていたのに。

 気持ちが冷えているわけでもあるまいに、しれっと
 シャワー浴びる?と問えば そうですね なんて
 言って。

 オンオフとまでは言わないがその切り替えに
 慣れていても、ぐっとくるものがある。 ]
(+159) 2023/03/28(Tue) 23:50:13

【墓】 高野 景斗

 山の近くだからそのせいもあるかもね。
 浸かってあったまってると、そのうち
 少し涼もうかな、とか思うけど。

[ ちゃぷり、水面が揺れて隣にやってくれば
 そう狭いわけでもないけど、場所を
 渡すように、少し位置をずらして ]

 そうだね、お風呂好きだね。
 最高だよ。

 ――泉質もいいし、景色もいいし
 隣には那岐くんいるし、言うことないくらい。

[ 顎先近くまで湯に沈み、
 頭の位置を隣よりも低くして、肩に凭れた。 ]
(+160) 2023/03/28(Tue) 23:50:45

【墓】 高野 景斗

 頻繁に、は無理でも
 半年に一回くらい、出かけられるように
 したいな。

 苺も、大好きになったしここにも ね

[ できるといい、よりもっと現実に近い色をした
 言葉はちゃぷり、跳ねる水の音でも
 消えないくらいはっきりと言って。

 凭れたままで、片手をそっと相手の脇腹へ
 撫でる、よりは当てる、という行為。

 痛みはさほどなくとも、赤々と痛ましい痕に、
 小さなため息をつくも、

 常日頃付けているそれとて、鬱血の痕、
 言うなれば傷のひとつ。

 反省は己の内のみで、しっかりと刻んで。
 
 そっと、顎先にキスをした。
 これより先は、とびきり、優しくすると
 決めているので。* ]
(+161) 2023/03/28(Tue) 23:51:05
 




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生存者 (3)

景斗
22回 残----pt

深夜に

那岐
14回 残----pt

貴方の隣に

マシロ
4回 残----pt

みてるだけ

犠牲者 (1)

コウメイ(2d)
0回 残----pt

 

処刑者 (1)

ヤワタ(3d)
7回 残----pt

寝/夕方一撃

突然死者 (0)

舞台 (0)

発言種別

通常発言
独り言
内緒話
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死者のうめき
舞台
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