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【人】 お嬢様 水宮 雛[バスタオルに触れて恥じらう祥子の可愛さにくらくらした。 今の時代の自分はしないが、古き人々が主の特権で「よいではないか〜」とバスタオルを巻き取ってくるくる回す文化が少し分かった気がする。 ちょっとの間だけ祥子の手を取ったら離し、先に湯船に浸かる。 季節や時間帯、体調などを鑑みて合わせてくれる湯加減は今日も心地よい。 えも言われぬ色合いの湯だが、入ってみれば意外と透けるし香りはキツさを感じなくてゆったりと…祥子が入ってくる新たな水音が聴こえるまで壁の方を見ながら待って。] (1) 2022/11/03(Thu) 10:22:16 |
【人】 お嬢様 水宮 雛えーっと あのね 箱の中身は…… [湯船の中で向かい合う。 主従ではあるけれど、こうして全て脱いで共にある女子2人。 ずっと、ずっと一緒に過ごしてきた、他にいない相手に向かって。 自分の秘密を。] (2) 2022/11/03(Thu) 10:22:40 |
【人】 お嬢様 水宮 雛その…… えっちな道具 [ちゃんと告げなきゃと思うものの、声は小さくなるし恥ずかしくて顔半分湯船にぶくぶくと沈む。*] (3) 2022/11/03(Thu) 10:24:29 |
【人】 お嬢様 水宮 雛[令嬢としてふしだらとかはしたないとか。 そういうことを言われる予感と言うか自覚はあった。 祥子ならもう少しやんわりと嗜めつつも黙認してくれるんじゃないかという淡い期待があったわけなのだが…… 返ってきた反応はまったく違うもので。] えっ ち、ちが 性欲無いよぅ…! じゃなくて、 無いかはよく分からないけど…… まったく無いってのも良くないんだよね…? [清楚さを拡大解釈すればそう思われることになるのかもしれないが。 とにかく質問に対しては回答不能すぎた。 真っ赤になって、入浴のため纏め上げた髪が乱れ落ちてしまうぐらい頭を振って、俯いたままちらっと祥子を見やったり。] (8) 2022/11/03(Thu) 15:45:45 |
【人】 お嬢様 水宮 雛……だから、その、 せめて、 スキンシップを怖がらないようになれた方がいいのかな、って── [恋愛強者を目指すためにえっちなことを自主学習する、という結論になったらしい。 自分のやったことはかなり的外れだったのではないか──恥ずかしさの重ね塗りによりまたぶくぶくと顔の下半分を湯船に沈んでいって。 とにかく、性欲ゆえということではないようだ。] (9) 2022/11/03(Thu) 15:46:53 |
【人】 お嬢様 水宮 雛[気が緩んで、浴槽で身体を滑らせて湯の中に落ち込んだ。 朱に染まる世界の中では実際には一瞬のことで、深いわけでもないけれど──たった今まで生きて恥ずかしい話をしていた、何かと隔絶されたのを自覚して。 水面の向こうに手を伸ばした──そうしたら。 自分を助け、救い、抱く腕のちからに引き上げられて。 応えるように自分もしがみつき湯の中から戻ることができた。] 祥子──… [自分のは前髪からの滴りによるものだけれど、祥子の頬には違う水滴が流れ落ちていて。 合わさった身体と肌と、目の前にある彼女の瞳。 きっと主従だけでは言い表せない想いで、こうして抱き合って。] (19) 2022/11/04(Fri) 0:58:23 |
【人】 お嬢様 水宮 雛…──スキンシップを怖がらないようにしたいって、 こういうときのため、よね…? [具体性が何もない、彼氏やら未来の結婚相手とかに触れられたときの想定よりも、今こうして抱き合って見つめ合う、とても大切な人がいるんだと感じて。 合わさった胸から伝え合う鼓動は、どちらが大きかったろうか。**] (20) 2022/11/04(Fri) 0:58:51 |
【人】 お嬢様 水宮 雛[祥子を疑ったことは一度も無い。 水宮家の使用人の中では異色の経歴なのと、自分専属なのもあってか本人は良い居心地を感じていないのかもしれないが……揶揄されるような話を真に受けたこともない。 正確に言えば、疑わないと言うより、信じる方が強かった。 ずっとずっと傍に居てくれる、とても大切な── ……だから、「務めます」と言われたときは、ほんの少しだけ残念に思った。 使用人の立場としては精一杯務める以上の心がけは無い──それは分かっているはずなのに。 せっかく、新しいことを始めようとする機会なのに。 人命救助的意味合いながらも肌を合わせた……先程よりもアブナイことをするというのに。 ……これから協力してもらう祥子に対して何を望むのか いつもの家事のように、完璧な仕事ぶりを果たした上で、真摯さを感じられればそれでいいのか──] (33) 2022/11/04(Fri) 20:40:09 |
【人】 お嬢様 水宮 雛…………あ。 [湯船で首を振ったとき、大事なことを思い出した。 祥子は荷物を取りに出て行ったのだが、それをクローゼットに隠したことを伝えてなかったのだ。] えー……………。 [悪いことした、と思いかける直前に祥子がグッズを手に戻って来て愕然とした。 本気で隠したわけではないにせよ、この瞬殺の様子ではどのみち秘密にし続けるのは無理な話だったろう。 その意味では騙さずに告げて正解だったと言えるし、これから起こることについても良い結果をもたらせた、のかもしれない。*] (34) 2022/11/04(Fri) 20:41:10 |
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