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【人】 下村 真珠[東京に珍しく雪が降り 大切な受験の日だって言うのに 私の将来を決める手は雪に染まるみたいに白かった。 準備はして来たはずだったけど 手に持てるカイロを忘れてしまって はぁ、と息を吐いて誤魔化すように手を温めた。 受験会場だったか それともその手前の駅やバスだったか。 彼の事しか覚えてないから、その他の事は あんまり覚えてない。 カイロを貸してくれた彼に 私はなんと大切な受験の前だって言うのに ころりと恋に落ちてしまったのです。]* (6) 2022/06/29(Wed) 19:14:01 |
【人】 下村 真珠──現在:大学構内 しょーた。 おはよぉ。 [白のシャツに黒のハイウェストのスカートを履いて 最近は少し暑くなって じんわりと玉の汗が額に浮かぶ頃。 授業が始まる前に彼の姿を見つけて わたしはたたっ、と駆け寄って軽くハグをする。] (18) 2022/06/29(Wed) 20:31:26 |
【人】 下村 真珠今日もしよーたの家に 行っても良い? [授業が終わるまで待っていられないしと 彼を朝から見つけてそんな事を。 最近は彼の家に行くことが増えた気がした。 海に行こうとかも計画はしてるけど 家でのんびりするのだって好きだから] (19) 2022/06/29(Wed) 20:33:48 |
【人】 下村 真珠──しょーたの家 [彼の部屋に入るとその家の匂いがする。 柔軟剤の匂いとか、その人の好みみたいな匂い。 おじゃましまーす、と言って入ると リビングと寝室が一緒になった部屋に入ると 近くに荷物を置いて、そのまま急いで服を着替え始めた。 ちょっと外の空気で汗をかいていたから 彼の言う通りエアコンのスイッチを入れさせてもらって ごぉ、っと冷たい風を感じながら シャツを脱ぎ始めて、スカートも落として。 服を畳んで水着の入った袋に入れつつ ブラも外して、と水着に着替える準備をしていたのだけど] (31) 2022/06/29(Wed) 21:59:41 |
【人】 下村 真珠やっぱり熱いねー…。 [エアコンを付けたけど冷えるまで多少時間が掛かるから 今すぐに水着を着るのを少しだけ待って。 ショーツ一枚の姿で、彼の使っているベッドに登る。 枕を持ち上げて、胸に抱えると 大きな胸がむにゅ、っと潰れて それから柔軟剤の匂いが鼻に届く。 それだけじゃなくって、ちょっと彼の匂いがする ……気がする。] (32) 2022/06/29(Wed) 22:01:53 |
【人】 下村 真珠……ん。 しょーたの良い匂い……。 [すぅ、と枕に軽く顔を埋めて 片方の手が下着の方に伸びてすりすりと擦り始める。 早く水着に着替えなきゃな、と思うんだけど ぴくっ、と気持ちよくなっちゃって もう少し、もう少しって時間を掛けちゃった]* (33) 2022/06/29(Wed) 22:03:52 |
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