画術師 リュディガーは、メモを貼った。 (a77) 2022/11/23(Wed) 22:33:42 |
【人】 影街の魔女 ブランシュー現在 ヴンダーカマーー ひとまず、リュディガーとの話は>>243概ねまとまった。 「そう、朝は家族の手伝いね… まあ、私も特に決まった予定はないし、ゆっくりいきましょうか。 最初から最後まで、お互いゆっくりと。 たのしく行きましょう? スカリオーネさんに会ったら伝えておいてくださいな。」 こういう事があるから、あえて不自由にしていても人の世界で過ごすのは面白い。 そう思いつつ、フェス当日にでも予定を合わせて向かおうと、一つ予定を入れておいた** (334) 2022/11/23(Wed) 22:37:03 |
奏者 イルムヒルトは、メモを貼った。 (a78) 2022/11/23(Wed) 22:39:24 |
酒場のマスター(村建て人)は、メモを貼った。 2022/11/23(Wed) 22:39:41 |
【人】 人造生物 ユスターシュ――とある男の話―― [それはずいぶん昔の話。 ある男がいた。 幼くして才気に溢れ周囲から神童と呼ばれたその男は、年若くして魔法を、そして錬金術を修め。 嘗て北方の大侵攻があった際には仲間たちと共に『勇者』と呼ばれ『賢者』としてその叡智を讃えられた。 男には、友がいた。 否、「友だと思っていた」というのが正しいか。 その友は、男から見て酷く強欲な性分の持ち主であった。 男には――身も蓋もないことを言ってしまえば――魔法の才しかなかったが、彼はこの世の全てを欲し、己の欲望を、望みを叶えてきた。 友には、男のような魔法の才能はなかったがそれ以外の全てを持っていた。 否、手に入れたというべきか。 優れた剣術と、大侵攻の際に賜った『剣王』の二つ名。 その名声によって得た、名誉、財、地位。――そして美。 欲深い男ではあったが、同時にその才の全ては本物だった。 己の欲望に対する姿勢に思うところはあれど、北の大侵攻のとき、背を預けて戦ったあの日のことを男は忘れていなかった。 この世の全てを手に入れようとしているかのような彼を、それでも、男は友だと信じてきた。―――あの日までは。] (336) 2022/11/23(Wed) 22:55:48 |
【人】 人造生物 ユスターシュ[男には、友ともう一人、愛する女がいた。 ラ・コスタという街の、 そのなかでも一、二を争う大きな劇場の美しい花形女優。 美貌だけではなく、くるくるとよく変わる愛らしい表情、 特に少女のような微笑みや仕草は、見るもの全てを魅了した。 些細な切欠で二人が出会ってから、男女の仲になるまでに。 その美しい肢体にのめり込むのに、それほど時間はかからなかった。 生まれて初めての恋に男は舞い上がっていた。 だからこそ、誰よりも解り切っていたはずの友の性分を失念していた。 彼女は、この街でも一番の美しい女優。 そんな彼女を、あの強欲な友が手に入れようとしないはずがないのだと] (337) 2022/11/23(Wed) 22:56:50 |
【人】 人造生物 ユスターシュ[―――結果的に、男はその街を追われることになった。 そして、男が街を去った後、とある大富豪が美しい女優を囲ったという噂が街に流れ。 …嘗ての英雄がその名誉も地位も失い、 人々の記憶から消え去るまでそれほど時間はかからなかった。 それから、どれほどの時間が流れたのだろう。 世界各地を彷徨った末に、男はとある村の外れに屋敷を構え、そこで怪しげな実験に没頭するようになった。 共に、そして愛する女に裏切られた経験は男の心を蝕み。 嘗て『賢者』として人々を魔物の手から救った英雄とは思えぬほど男は荒み、正気を失っていた。 時折村に出て必要品を購入する際も、村の人々は遠くから忌々しいものを見るように遠巻きに様子を伺っていた。 が、それでも男は構わなかった。] (338) 2022/11/23(Wed) 22:58:40 |
【人】 人造生物 ユスターシュ「此の世の全てを、美しいものもそうでないものも全て破壊し尽くすものを」 [狂った男が願ったのは、 そんな強力無比な、それでいて己に従順な生きる兵器そのもの。 その夢を実現させるために男は己の持ち得る全てをその存在に捧げた。赤い石も、その中の一つ。 そうして産み出されたのが、ただの醜悪な失敗作だったときの男の心情は如何ばかりであっただろう>>114 いずれにせよ、その失敗作が生まれた頃、男はその存在を危ぶんだ村の民衆たちによって襲われ、屋敷ごと、火をつけられることになる。 その男が嘗ての英雄だったことなど知らぬ民衆たちの手によって。 そしてその燃える屋敷から、逃げ出した存在がいることに民衆たちが気づくことはなかった。]* (339) 2022/11/23(Wed) 23:01:14 |
【人】 「邪毒」 スカリオーネ――街路―― [リリーと別れた男は少々上機嫌に明日のフェスに賑わう街を歩いていた。 男自身の手で『美』に貢献できるというのだから気分も良くなるものだ。 久しくなかった極上の星への想いは万感である。 >>328足取りも軽やかに雑踏の中を歩いていると名を呼ばれリュディガーが追い付いてきた。 探していると言っていたが先ほど一度姿を見かけていた男としてはどこに潜んでいたのかと訝しむが続く言葉に得心をした。 ずっと願い出てきていたことが叶うのだからリュディガーとしても気が気ではなかったのだろう。 可愛げのないやつだと思っていたが中々こうしたところは可愛げがあるようだ] ……本気か? [ただよくよくその話を聞くに>>231>>232本当にそれで構わないのかと男は逆に心配になってしまう。 ブラン――ブランシュの愉悦の笑みが見ていなくとも思い浮かぶ。 >>334言伝も聞けば猶更に] (340) 2022/11/23(Wed) 23:10:14 |
【人】 「邪毒」 スカリオーネリュディガー……お前……いや、なんでもない。 [男は口を噤んだ。 リュディガーとブランシュの契約なのだから男が口を出すことではないのだ。 最初から最後まで――止めることはダメだと。 ゆっくりと、楽しく――リュディガーが何を言おうともブランシュに施したことと同じことをしろと認識してしまう] ……約束だからな。 予約は承っているからブランシュ嬢の後に入れておくよ。 [きっとブランシュは男が手を抜くことは許さないであろう。 男は覚悟を決め前を見ながら視界に入った美味な珈琲を飲ませてくれるカフェを指さした] リュディガー、良かったら飲んでいくか? 今日は俺が奢ってやるぞ。 [どうしてこうなったのか。 男は考えることを止め、来る時間に降りかかるであろうリュディガーの災難を先に労うために一杯誘った*] (341) 2022/11/23(Wed) 23:10:25 |
大富豪 シメオンは、メモを貼った。 (a79) 2022/11/23(Wed) 23:11:45 |
「邪毒」 スカリオーネは、メモを貼った。 (a80) 2022/11/23(Wed) 23:12:14 |
人造生物 ユスターシュは、メモを貼った。 (a81) 2022/11/23(Wed) 23:17:54 |
人造生物 ユスターシュは、メモを貼った。 (a82) 2022/11/23(Wed) 23:20:49 |
【人】 画術師 リュディガー[>>340珍しく機嫌がよさそう、ということは。先程の女性は客だったのだろう。彼の技術を知ってくれる人が増えるというのは、素直に喜ばしい。 ブランシュから言付けされた内容をすべていうと、何故か呆れと憐れみが籠もった目をされてしまった。] 本気も本気だよ〜? ちょっと「基礎ケア」ってヤツを受ければいいだけでしょ?それくらいで済むんだったら全然問題ないもん。 [……繰り返すが、この時はブランシュがいつも受けている「施術」の詳細を全く知らなかったのである。己に何をされるかなんて、想像もしていなかった。 ただ、長らく執心していた事が成し遂げられるという歓喜のみがそこにあった。] (342) 2022/11/23(Wed) 23:36:55 |
【人】 画術師 リュディガーそーそー、約束。指切りげんまん、今からしようか? ブランの方にも無茶言っちゃったから、手抜きはしないし。最高の絵を仕上げてやるよ。 お前もしっかり宜しくな〜 [>>341 段々と諦めに似た表情に変わっていくことに違和感を覚えつつも、珍しい彼の方からのお誘いの言葉に、つい笑みを浮かべてしまう。] え、マジ?ケチなスカリーにしては珍しいじゃん。 へへへ、やったね。ゴチになりまーす。 [別に金銭には困っていないので、折半してもいいのだが。……こういう時は、甘えとくものだと心得ている。彼が連れて行ってくれる店にも興味はあるし……そのまま、一緒に着いていくことにした。]** (343) 2022/11/23(Wed) 23:44:58 |
【人】 画術師 リュディガー[程々の時間になってから、スカリオーネと分かれて家路へと急ぐ。 明日のフェスで、我が家のやる事はかなり多い。 店の準備や展示物の装飾、他にも支援している『美』の持ち主たちのサポートや、兄姉たちの作品紹介…… 最も、末娘のリュディガーは基本的に手伝いの免除を許されているため、一通り顔出しを済ませたらブランシュの家へと向かうのだろう。] (344) 2022/11/23(Wed) 23:48:22 |
【人】 画術師 リュディガー[明日を迎えることによる、楽しみな部分はたくさんあるのだけれど。] 今年こそ、出会えますように。 おれの、おれだけの、『美』の基準に。 [それだけを、祈るように呟いた。]** (345) 2022/11/23(Wed) 23:51:34 |
【人】 大富豪 シメオン─ 月夜 ─ [段々と騒がしくなっていく祝祭前夜より屋敷に戻る。 不愉快なこともあったが、大きな収穫もあった。 思い出すだけで血が滾るようだ。 庭に出て『カタナ』を抜く。 これもまた多く所有する『美』の一つ。 刀匠が魂を込めて鍛え上げた業物。 それを己の腕の様に軽やかに振るう。 月の光を撥ねて鮮やかな軌跡を描く。 それが男自身のもつ『美』である。 大陸中を探してもこの剣よりも美しい剣などありはしないと自負がある。だが、理想の剣には遥か及ばない。たとえ残りの生を全て費やしたとしても。 それでも、理解しても尚、『美』を渇望して止まないのだ。] (346) 2022/11/23(Wed) 23:54:05 |
画術師 リュディガーは、メモを貼った。 (a83) 2022/11/23(Wed) 23:55:02 |
踊子 リリーは、メモを貼った。 (a84) 2022/11/23(Wed) 23:55:31 |
【人】 大富豪 シメオン[今一度カタナを振るう。 耳の奥に残る旋律に合わせて舞い踊るように。 未だあの音が耳に残っている。 あの音。 今はまだ小さな世界だが、いずれ彩り豊かで誰をも魅了する『美』と成長するだろう。 ……欲しい。 流れる剣筋がその鋭さを増す。 空気さえも切り裂いてしまいそうなほど。 ……妬ましい。 その可能性、その若さに。] (347) 2022/11/23(Wed) 23:55:35 |
【人】 大富豪 シメオン……ふぅ…… [カタナを鞘に納めても心臓の鼓動が鎮まらない。 情動が、渇望が、興奮が、欲動が抑えられない。] 嗚呼、愉しみだ。 [本当に愉しみだ。**] (348) 2022/11/23(Wed) 23:56:07 |
大富豪 シメオンは、メモを貼った。 (a85) 2022/11/24(Thu) 0:18:20 |
【人】 「邪毒」 スカリオーネ――街路―― [男もまた『美』という夢を追う生き物なわけでリュディガーの喜びに水を差すような真似はすることはない。 差しておいた方が後々良かったかもしれないが今一時の高揚を抑え込まれた方が腹立たしいまであることは男は良く知っていた。 >>342男の表情に気づいたろうにリュディガーの調子は変わらなかった] そう、それだな、それだ。 ただブランシュ嬢がしたコースと同じのなのだろう? 当日彼女がどのコースを選ぶのかは分からないからな。 [「基礎ケア」なんてものがあったのかと頭の中で疑問が浮かぶがきっとあるのだろう。あることにしよう。 忙しなくなくなったため男は一人の客に対しかける時間を増やすことができている。 じっくり、ゆっくりとケアをし極上の時間を提供するいつもので良いのだろう。 来店時に最終確認としてブランシュに問う点を覚えておき雑踏からリュディガーを連れて抜ける] (349) 2022/11/24(Thu) 1:05:57 |
【人】 「邪毒」 スカリオーネ指切か、中々古めかしい風習を知っているんだな。 俺も手抜きはしないから安心してくれ。 [>>343そうするとベッドをもう一つと男物の着衣が必要だろう。 笑みまで浮かべているリュディガーを他所に男は準備のことを考えながら件の珈琲店の扉を開け中へと入った。 珈琲店は人気がある風というよりは古風な作りの店内で穏やかな音楽が流れている。 この音楽、魔法的な道具で人もなしに演奏される。 ずっと欲しいと思っており同じものを用意するとして奏者に縁がない男には手が出し難いものであった。 店内の客も静かなもので皆思い思いに穏やかな時間を過ごしていた。 店の主人もまた物静かな御仁であり久しく来店する男に笑みを向けてくれる。 居心地の良い店である] 好きなものを頼んでくれ。 明日の英気を養うためにな。 [完全に悟りの境地に至っている男は普段になく優しくリュディガーに接し、指切までもして『美』味なる珈琲を楽しむ一時を過ごした。 彼――にとって珈琲の味がどうであったかなど感想や他にも話が出来ればしただろう。 リュディガーの受難の日。 >>344別れ去り行く背を見送りながら受難を齎す片割れとなる男もまた背を向けて店への道を歩いく* (350) 2022/11/24(Thu) 1:06:19 |
(a86) 2022/11/24(Thu) 1:07:31 |
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