【墓】 物書き ラサルハグ>>+11 ミン 「そうであるなら……光栄だな。 …貴公は私からすれば…、見習うべき所の多い人だ」 彼女が何かと掬い上げてくれるから、自分も話しやすいに過ぎないのかも分からない。 このあたたかい場所で、陽だまりの様に笑う彼女に思う事と言えば。この先もそうあって欲しいと、そればかりだ。 それにしても、彼女は物知りだ。 否、自分がものを、生き方を知らないのか。 「――…ミリアン殿の保証に、相応しくあるよう。 努力するとしよう。 ありが、」 つい話し込んでしまった。折角祭りを楽しみに来ているのだから、あまり拘束しても申し訳無い。 最後に礼を言おうとして、 「?」 阻まれた。 「……人を誑し込む事が出来るほど、 器用とは……思えないが。 いや…、天然と言う以上は…器用さは不要なのだろうか…」 思い当たる事が無く、視線を逸らして考える仕草。 だめそう。 (+15) 2022/03/26(Sat) 3:51:17 |
【墓】 灯火売り ポルクス>>+14 ラサルハグ 「……そして、たぶん、逆も然りで。 明かりを灯せば、僕がここに居ることも だれかに伝えることができる。」 *先のことばに、遅れて付け足すように *腑に落ちたことをことばにしたかったから *ちょっと遅れたけど、口にします。 「この前知ったことだけど、僕……俺、 実は結構さみしがり屋みたいで。 だから俺にとって光は、 自分をだれかに伝えて、 だれかを自分に伝えてくれるもので。 だから好きなんだろうなって、思いました。」 *そこまで言っては、ふやりと *ちょっと誤魔化すように照れ笑いです。 「……好きなものがなんで好きかって、 考えてみると難しいですね。 でも、考えてみる機会が出来て面白かったです」 (+17) 2022/03/26(Sat) 4:12:45 |
テレベルムは、白いふわふわと共に夜道を歩いている。 (a6) 2022/03/26(Sat) 8:44:29 |
【墓】 物書き ラサルハグ>>+16 ポルクス 「ああ……、良かった。……良かった? 家出は……良くはないな……無事であれば、良いが……」 首が傾いでいく。 少年の様子から大事ではないらしい事は解るが、そういうものだろうか。そう遠くに逃げている訳ではない、とか? それこそあまり突っ込んでも悪い気がしてきた。 今生の別れでもなし、解決しただろう頃にまた尋ねてみようか。 思案していると、頭を下げられていた。 話を聞かせて貰っている身だから、何に対してのそれか一瞬分からなかった。 無意識に褒めるくらいには、自分はこの街と人々を気に入ったらしい。あまりに良くして貰ってばかりだから、当然か。 「……そうだな。 暗闇にあっても、見つけてもらう事が叶うだろう。 …独りではないことが、貴公の――」 → (+18) 2022/03/26(Sat) 15:23:33 |
【墓】 物書き ラサルハグ「――寂しがり屋の貴公の、支えになるのだろう。 …例え、迷う時があっても」 知れず笑んでいたのは、自分がこの祭りを訪れるまで、 戸惑い見失い、迷っていたからだ。 年若い彼がいずれ同じ様に夜闇に迷うことがあっても、 きっと大丈夫だろうことが、嬉しかった。 「……実に、呑み込み易い解説だった。 取材への協力、感謝する。 …双子の少年と、星の光。題材にして本に載っても、 …どうか怒らないで頂きたい」 冗談めかして言うが、結構本気でひとネタ書けそうだ。 礼ついでにもう1枚コインを手渡した。 「……もうひとつ、灯火を頂こうかな。 祭りを歩く…友にしよう」 (+19) 2022/03/26(Sat) 15:23:51 |
【墓】 灯火売り ポルクス>>+18 ラサルハグ 「確かに家出は良くは無いか……」 *同じようにちょっと傾いた。 *とはいえそれ以上の言及がないなら *今はおいておきましょう。 「………へへ。 こちらこそ、ありがとうございました。 もちろん、いいネタになったのなら幸いです! ラサルハグさんの作品が いっそう楽しみになっちゃいますね」 *なんてわらって *灯火もうひとつ、と言われれば *コインを受け取って *あかりを灯してまたくるりと指を回して、 *銀色のともをあなたへ。 「まいど!コルポサントの灯火、暗闇の供、祭りの友! どうぞ、レッヒェルンの花祭りを楽しんで。」 (+20) 2022/03/26(Sat) 16:03:48 |
【墓】 看護生 ミン>>+15 ラサルハグ 「まぁ、そんな…見習うだなんて。恐れ多いです。 ラサルハグさんは変われないと仰ってたけど… 変わらない事と成長する/しないは別ですものね。変わらずよりよいものになって行くこと…。 …私も、ラサルハグさんから学ぶべきことは多いように感じます。」 真面目に考え込む姿がなんとも…。 想像通りの反応で思わず笑みが零れる。 「あっ、…っ、ふふ、すみません。 あまりに真面目にまた話が出来れば、と言われるものだから… 『あら、もしかして口説かれているのかしら?』と思って… なんだか少し意地悪をしたくなってしまって…。」 そういうつもりはないのだろう、という事を承知していたからこそ…である。 くふくふと抑えきれてない笑みを漏らしながら、深呼吸をして落ち着かせる。ごめんなさい。と謝罪を前置きをして、また口を開いた。 「…私も…同じように思ってるから嬉しいです。 これから長く続く未来で、あと何度、貴方と出会って、 言葉を交わすのかは分からないけれど…。 ”それ”は出来るだけ長ければいいなと、思います。」 (+21) 2022/03/26(Sat) 16:25:21 |
【人】 風来人 ユピテル夕暮れと暮夜の間。 「──ま、変わらずで何よりだよ」 かりかりさくさく、りんご飴を齧りながら。 見上げる先にあるのは、繊細な花の意匠の街灯。 「旧友が今も愛されてるようで一安心だ。 その内また来るよ、次はちゃんと手土産も持って… 君への手土産はいつも悩むんだよなぁ」 物言わぬ友に呟いて、最後の一口をしゃくしゃくしゃく。 (20) 2022/03/26(Sat) 19:20:21 |
ラキは、ランタンの灯りを見つめている。 (a7) 2022/03/26(Sat) 19:28:19 |
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