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人狼物語 三日月国


230 【完全RP/R18G】アダムとイヴにさよなら

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【人】 苗床環者 メディウム

>>134

[一瞬、振り返って答える。]


僕らは、
(私たちは、)


僕らだよ。/私たちよ。


「人間」と「植物」。
(138) 2023/11/30(Thu) 20:00:59

【人】 苗床環者 メディウム

[>>136>>137

物陰から、雷恩と緋雁どのが談笑する様子を見守る。
僕らのこと、必要だと、思ってくれてるのかな。


少しくすぐったい気持ちになったけれど……僕らの葉脈がどうのこうの、と言い出したときは流石に飛び出して小突いた。


緋雁どの、にも。咲いていることをみとめてほしいな、なんて思いながら別れた。]**
(139) 2023/11/30(Thu) 20:06:10

【人】 三ノ宮 緋雁

─ ある日(メディウム&雷恩) ─

[人間として成長できる相手。>>136
 雷恩はメディウムちゃんをそう思っているらしい。
 
 本当にそうなら、直ちゃんや羅生が歓迎する相手でもあるんだろう]
 
 
  そっか。ならオレから言うことは何も無いや。
  メディウムちゃんと仲良くね。
  
  
[まあ具体的にどう気に入っているかを少ない言葉で聞かされたら、めちゃくちゃ困惑する気がするんだけどね?>>137

 雷恩が意義を感じていることなら、オレは否定する気がない。思う存分、必要だと感じることをやっていってくれたらいいと思う]
 
(140) 2023/11/30(Thu) 20:15:29

【人】 三ノ宮 緋雁

 
[去り際に振り返った彼女は、声を聞かせてくれた。>>138
 人間と植物。その融合体ってことなのか。
 彼女から感じる植物の匂い、そして土のような匂い。>>0:44
 その謎がやっと解けた気がした。
 
 オレがメディウムちゃん単体の存在を認めることがあるかどうかは、正直言ってわからない。
 ウキクサのときみたいに、細かく思想を聞いた上で殲滅対象かどうかをオレなりに判断することはできると思うけれど、その末に殺意を抱くことになったら面倒臭いからやりたくないんだよね。
 だから保留のままそっとしておこうかなって。
 
 それに、仮に認めて気に入ったとしても、殺せって指示が出たら殺すし。
 
 なんてことを考えながら、オレは二人を見送った。ひらひら手を振りながら]*
 
(141) 2023/11/30(Thu) 20:15:38

【人】 三ノ宮 緋雁

─ 研究所を去る前・植物園 ─

[ミケの指示もあるし、そろそろ研究所を去ることになって、最後にオレが向かったのは植物園。
 雷恩や桜花ちゃんが気に入ってた場所。
 
 こういう自然環境は他に無いから、ここに価値があるという判断はとてもよく理解できる。>>0
 
 けれどオレは何度来ても、ここに特別な魅力を感じることがない。
 多くの生物にとって都合のいい環境なのはわかる。植物だけでなく動物も生息しているみたいだし。
 昔、この大地の広い地域がこんな風だったのもデータとしては知っている。
 でも、それだけだ。
 
 それだけの感想しか抱けないのが、オレはちょっとだけ残念に思うんだ]*
 
(142) 2023/11/30(Thu) 20:22:50

【人】 巫凪 桜花

―植物園―

[研究所を去ることが決まり、最後に向かったのは機械の庭。
今日も今日とて、天窓の下の定位置で目を閉ざして陽を浴びる。
少し離れた場所から、地を伝って感じる振動。
慣れた歩みのリズム>>142]


 ――緋雁。

[遠目に見つけた、陽に透けた己の髪より深く濃い赤。
こっちこっち、と手を振って]


 おはよ。
 ここに来るのも最後だね。
 少し寂しい、かな。

[いつも通りの挨拶に、率直な感想を付け足す*]
(143) 2023/11/30(Thu) 20:32:54

【人】 三ノ宮 緋雁

─ 植物園(桜花) ─


  あ、桜花ちゃん。
  
  
[オレを呼ぶ声が聞こえて、方角を探し、桜色を見つける。>>143
 招かれるままに歩み寄って、隣に座ることにした]
 
 
  そうだね……、桜花ちゃん、ここ気に入ってたもんね。
  残りたいんなら残れるんじゃなかった?
  
  
[最後の日までここにいるぐらい気に入っているのなら、相当名残惜しいんじゃないだろうか。オレは残る理由がないから、去るつもりだけれど。
 ここなら表立って敵対している相手もいないし、安全に過ごせると思うし……。
 
 そう問いながら桜花ちゃんの髪を見つめる。
 桜。桜花ちゃんの髪の色と同じようなピンク色をした、木に咲く花。その美しさで多くの旧人類に愛されたという。時期が来ると枝を埋め尽くす花々は、データで見ても見事なものだった。
 その花の名が桜花ちゃんに相応しいかどうかなんてオレにはわからないけれど、他のみんなはどう思ってるんだろうか……なんてぼんやり考えていた]*
 
(144) 2023/11/30(Thu) 20:47:05

【人】 巫凪 桜花

―植物園―


 うん?

[隣に腰を下ろす緋雁。
暗に示唆されたのは、ここに留まる可能性>>144]

 そうだね、ここは綺麗なものがいっぱいで気にいってるけど。
 俺には残る理由がないから。

 俺は、みんなと一緒に行くよ。
 緋雁と行く。

[真っ直ぐ顔を見遣り、気負いのない声で、
自分の中の決定事項を告げる]
(145) 2023/11/30(Thu) 20:55:07

【人】 三ノ宮 緋雁

─ 植物園(桜花) ─


  ないんだ? 残る理由。オレもないけど……。
  
  
[ここが気に入っている気持ちは残る理由にはならないんだ、と思うと少し意外ではあるんだけれど。
 ここでお別れにならずにすむのは、ほっとする]
 
 
  じゃあみんな一緒だね、……だよね?
  
  
[他に誰か残りたい人がいるとは、オレは聞き覚えが無い。
 桜花ちゃんはどうなんだろう、と確かめつつ]
 
 
  いつまでいることになるかと思ってたけど……、
  あっという間だねえ。
  
  
[視線を空に向けた。ここは他の場所より太陽がよく見える気がする。それだけ空気が清浄なんだろうか。
 他の地域は砂塵みたいなのが舞ってるところもあるもんね]* 
(146) 2023/11/30(Thu) 21:03:16

【人】 巫凪 桜花



 ないでしょ。ないない。
 ここにはみんな、いないもん。

[緋雁に残る理由がないのかと確かめられて、軽い声で応じる]

 それに、俺がいなくて、みんなどうするの。

 天蓋は、ふざける相手がいなくなるし、
 群鷺は…絡む相手が、いなくなるし?

[少し顔を顰めて、仲間の一人の名前を口にする。

空から彼を遮るように、近くで顔を覗き込む。
彼を映すための、凪いだ水色の瞳で]


 ――緋雁は?
 俺が一緒の方がいいって、…言ってくれる?
(147) 2023/11/30(Thu) 21:14:46

【人】 三ノ宮 緋雁

─ 植物園(桜花) ─

[問いに答える声は軽かった。>>147
 それで本当にここへの未練は特に無いんだな、って思えた。
 
 桜花ちゃんが戦闘AIたちの名前を挙げるのを聞くと、なんだか面白くなって笑ってしまった。
 羅生はああ言ってたけど、みんな結構コミュニケーションは取ってるよね?>>2:14
 
 
  うん。オレも桜花ちゃんがいたほうがいいな。
  そばにいなくなったら張り合いがなくなるもん。
  
  
[オレは直接役に立てるわけではないにしろ、ずっと雷恩と桜花ちゃんのことを考えてきたし。そばにいなくなったら考えることがひとつ減ってしまう。
 それはオレにとって、いいことではない気がするんだ]*
 
(148) 2023/11/30(Thu) 21:24:51

【人】 巫凪 桜花

[当たり前のように肯定してくれる彼>>148
視界に収めて、目を細める]


 そうだよね、俺みたいに無茶するのがいなくなったら、
 守りがいがなくなっちゃうよね。
 また緋雁たちが戦うところにも、ついていきたいし。

[一度は謝ったくせ、改める気はないと率直に伝える]


 こうやって緋雁と話もしたいし、
 顔も見たい。
 あんなことあったから、余計そう思った。
(149) 2023/11/30(Thu) 21:31:17

【人】 三ノ宮 緋雁

─ 植物園(桜花) ─

 
  またついてくるんだ……?
  戦力に余裕があるときだけにしてね?
  
  
[勝てるか危ういようなギリギリの戦力での出撃は、たぶんしないと思う。>>149
 しないと思うけど、万が一のことはやっぱり心配だしね。他の戦闘員はどう思ってるんだろう。聞いておけばよかったな……]
 
 
  あんなこと……って、廃棄処分になるかもってこと?
  本当、そうならなくてよかったよね……。
  
  
[あれはオレも驚いた。桜花ちゃんは覚悟を決めているようには見えたけれど、やっぱり、そんな単純なものではなかったんだろうか。

 自分の意思を貫くためなら、その結果が廃棄でもいい──とは、オレは思えない気がする。
 そして、そういう風に思えるのが人類らしさ、のような気は……する。ウキクサと話して思ったことだけどね]*
 
(150) 2023/11/30(Thu) 21:42:10

【人】 巫凪 桜花


 えー、どうかな。
 緋雁がひとりいれば、余裕でしょ。

[彼の居る戦場には、自分もそこに居たいから>>150
最近自分に降り掛かったことを、改めて振り返り]

 そうだね、でも。
 したいこと、できるうちにやっとかなきゃって
 よく分かったから、結果的に良かったかな。

[裾を払って先に立ち上がり、未だ腰掛ける彼へと、
掌を差し伸べる]


 ね、最後だからちょっと歩こうよ。
 ここで俺が見つけたものとか、色々一緒に見てから行きたい。

 もしよくわかんなくてもさ、それでいいから。
 緋雁に、一緒に来て欲しい。…ずっと。

[何気ない声音で紡ぐのは、何気ない日常に紛れていた願い*]
(151) 2023/11/30(Thu) 21:48:15

【人】 三ノ宮 緋雁

─ 植物園(桜花) ─


  無茶言うねえ、桜花ちゃん。
  オレは誰かを守りながら戦うのには慣れてないよ?
  
  
[慣れてないと言いつつ、よく新人類の二人がついてきていたのは事実だ。>>151
 いい加減慣れたほうがいいのかもしれない。
 
 手を差し伸べられると、すごく新鮮な光景を見てる気分になった。一瞬瞬いてから、彼の手を取って立ち上がる。
 桜花ちゃんは守るべき相手だとずっと思っていたけど、今はやけに頼もしく思えた]
 
(152) 2023/11/30(Thu) 21:59:09

【人】 三ノ宮 緋雁

 
 
  いいね! 桜花ちゃんのオススメ教えて?
  オレはどんなのが『綺麗』かわかんないからさ。
  
  
[『ずっと』なんて大げさだなあと思ったけれど、一緒に過ごせる時間は長いほうがいいと思い直した。>>151
 桜花ちゃんもいつか、雷恩みたいに一緒に生きたい相手をほかに見つけるのかもしれない。そうなる前に、思い出をたくさん作らせてもらおうかって]
 
 
  いつ死ぬかわからない世界なんだし、
  死ぬときに後悔はしたくないよね……。
  
  
[少し前に呟かれた、すぐには答えられなかった言葉に返事をする。
 できるうちにやっておきたいことは、オレも探しておいたほうがいいのかもしれない。戦いが日常である以上は、いつ終わりが来てもおかしくないんだから]*
 
(153) 2023/11/30(Thu) 21:59:28

【人】 三ノ宮 緋雁

──それから

[浮草生命研究所からは、見た目上友好関係のまま去ることになった。
 利用価値があるなら旧人類でも生かしておこうっていう《sintoisMécanique》の考えは一貫しているし、オレも同意する。新人類の未来のために役立つなら何だって利用すべきだ。
 
 オレの中にウキクサへの殺意はあるけど、本部や直ちゃんの判断に逆らう気は無い。
 自分の意志を通すために組織に逆らうなんて、まさに“人類の愚行”でしょ? 罪をわざわざなぞる気はないからね。
 
 そうしてオレたちは日常へ戻った]
 
(154) 2023/11/30(Thu) 22:02:50

【人】 三ノ宮 緋雁

 
 
緋雁、いっきまーす!

 
(155) 2023/11/30(Thu) 22:02:58

【人】 三ノ宮 緋雁

 
[今日は群鷺と2人。相手はそこそこ戦闘慣れした小集団。
 制圧地点を指示されただけだったから、何か名前のあるコミュニティなのかどうかは忘れてしまった。
 
 殲滅対象の数が少ないから、オレは槍だけ持ってきた。
 桜花ちゃんがついてきてるなら、オレの真後ろ、群鷺と同じぐらいの距離にいてもらうだろう。そこなら誰の邪魔にもならない上にそこそこ安全のはず。

 相手は飛び道具の手持ちが少ないのか、使ってこない。
 それならオレたちのほうが圧倒的に有利だけど。相手は応戦する気を失くしていない]
 
 
  どこまでついてこれるか見ててあげる!
  
  
[相手がオレの突きを上手く受け流すさまを見て、オレは少しずつ速度を速め始めた。鍛えた旧人類はどのぐらいの速度まで対応できるんだろうか?
 仮に速度に対応されたとして、手が尽きるわけじゃないけどね]
 
(156) 2023/11/30(Thu) 22:03:10

【人】 三ノ宮 緋雁

 
[オレはすぐに相手が受け流せなくなる速度を把握した。
 必要以上に速く動くと負荷が高くなるから、少し上回るぐらいで抑えて]
 
 
  ほら、置いてっちゃうよ?
  
  
[速いだけで軽い突きや払いを繰り返しながら、隙を窺う。

 狙うは三段。
 一段目で装甲を割り、二段目で骨を砕き、三段目で心臓を貫くつもりで。
 
 その隙を見つけるやいなや、オレは即座に一段目を放って、すぐに二段目を叩き込んだ。そして最後に本命の一撃。どこまで貫けるかを見届けようと、じっと目を凝らしながら突き入れる。
 もし貫き切れなかったそのときは、群鷺が撃ち抜いてくれるでしょ。
 その群鷺が何してたのかと思って周りの様子を窺ったら、増援に駆けつけようとしてる後方の敵を撃ち抜いていたようだった。

 
 これがオレたちの日常]
 
(157) 2023/11/30(Thu) 22:03:24

【人】 三ノ宮 緋雁

 
[“旧人類の殲滅”、それがオレの存在理由で存在意義。
 オレはこのために造り出された。
 
 新人類たちの──雷恩と桜花ちゃんの未来のためになると信じて、今日もオレは使命を果たす]**
 
(158) 2023/11/30(Thu) 22:03:33

【人】 巫凪 桜花



 しょうがないでしょ。
 緋雁になんかあったときに、見届けられないのは嫌だから。
 だから、慣れて。

[釘を刺す彼に屈託なく答えて、また我が儘を押し付ける>>152]

 うん?
 それは人それぞれかな。

 俺が綺麗だと思うものも、他のひとにはグロテスクで
 堪らないことだってあると思うよ。
 同じ見え方がする人なんて、きっと世界に他に誰もいない。

[綺麗が分からないと言われて、ゆっくりと言葉を探す]
(159) 2023/11/30(Thu) 22:05:40

【人】 巫凪 桜花


 ああ、それで思い出した。
 っていうのも、酷い話なんだけど。


 緋雁が戦ってるところ、格好良くて好きだよ。
 ――いつも、見てる。

 だから、長生きしてよね?

[繋いだ手に、痛むほど強く、力を籠めた*]
(160) 2023/11/30(Thu) 22:09:42

【人】 三ノ宮 緋雁

─ 回想:植物園(桜花) ─

[桜花ちゃんはまた無茶を言う。>>159
 見送られるのが嫌なオレへ。

 素直に喜べはしないけれど、でも、不思議だよね。
 そんな風に見届けたいと思ってくれるひとがいるのが、嬉しいことのような気がしてくるんだ。

 そして、桜花ちゃんがくれたもうひとつの言葉たちは、オレにとっては意外極まりないものだった。
 オレは人類同士なら『綺麗』を理解し合えるのかと思っていたんだ。
 でも、桜花ちゃんはそんなことないだろうと言う。

 AIだからわからないってわけじゃないんだとしたら、それも少し、嬉しいな。
 ちゃんと“隣に立てた対等な関係”みたいで]
 
(161) 2023/11/30(Thu) 22:28:22

【人】 三ノ宮 緋雁

 
[長生きを願ってくれる桜花ちゃんは、驚くぐらい強い力を手に込めた。>>160
 それが思いの真剣さを表しているように感じて、風景そっちのけで瞳を覗き込む]


  ……うん、わかった。
  オレも死ぬときは“寿命”がいいし、
  それはできるだけ長くあってほしいから。


[早死にしたいわけじゃないんだ、本当だよ?
 それを真剣に答えてから、ふっと力を抜いて、いつものように笑って。

 その後に思った。
 『格好良くて好き』なんて言われたの、これが初めてじゃないかな……なんて]**
 
(162) 2023/11/30(Thu) 22:28:44

【人】 巫凪 桜花

 ― いつかの何処か ―
 
[草花が咲き誇る、緑の大地。
かつてそこには、桜色の護り人がいた。
無垢に白い外衣の下、袖口に一輪の朱を擁した護り人が。

今はそこに、万朶の桜が立っている。

桜の下には、いくつもの生命が眠っている。
花を散らす。
もう居ないひとの哀しみに。
花を咲かせる。
産まれ出づる喜びの言寿ぎに。

やがて訪う眠りが安らかなものであるよう、
揺籠の上に葉を揺らしながら。
巡り、還り、いつまでも。
未来の貴方に、届くまで*]
(163) 2023/11/30(Thu) 22:47:47

【人】 苗床環者 メディウム

ー どこかの地 ー


[……あの日から、色々あって。僕らは雷恩のいる組織への同行を許可された。痛み止めは雷恩がいればどうにかなるし、ある程度の調剤も用意できるとの事だったから、少し戸惑いながらもそちらへ行くことにした。研究所のみんなはお祝いしてくれたし、外の貴重なデータを送るための機材も用意してもらった。

初めて見た、外の景色は『楽園』とは程遠い様相だったけれども。興味深いものがたくさんあって、退屈はしなかった。

不安だった共同生活も、なんだかんだで受け入れてくれるAIたちがいて。血と硝煙に塗れた彼らの生き様を直接見ることはほとんどなかったけれど、それでも僕らなりに馴染めていたと、思う。


…………外の空気は、澱んでいて、あちこちに危険な機械が跋扈していて。『旧人類』の犯した罪とは、ここまでのものだったのだろうか。考えても分かりそうにはない。ただ、僕は、僕らは。

新しくできた居場所で、あの人の隣で咲く。それだけだから。]
(164) 2023/11/30(Thu) 23:58:02

【人】 苗床環者 メディウム

[差し込んできた日光を浴びて、光合成をする。無機炭素がいくつか酸素になって空気に溶けていく。

僕ら1人ではこの世界を変えるなんて事は出来ないし、そもそも僕らがどうにかできるとも思っていない。『楽園』で真似事の失楽園を演じてみたりもしたけど、新たな礎なんてものになれる様な器でも、きっと無い。


ただただ、僕らは愛した人のために息をする。]


…………さよなら。


[なんとなく口を吐いて出た言葉が、誰かに伝わるでもなく消えてゆく。いったい誰に別れを告げたんだろうか。かつて生きてきた『旧人類』へなのか、それとも僕らが僕らへと成る前の存在にだったのか。


……僕らの雷恩アダム僕らイヴを呼ぶ声がしたから、応えるようにそちらへと向かった。


彼らが失った楽園を、再び取り戻す日まで。その日まではさよなら。
]**
(165) 2023/12/01(Fri) 0:11:11

【人】 六六六 ミケ

デハ何処カデ。
(166) 2023/12/01(Fri) 6:59:23

 




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