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人狼物語 三日月国


86 【R15RP】君と僕の、夏祭り

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視点:人


到着:二年生 神崎 紅葉

【人】 二年生 神崎 紅葉

-2年○組の、誰も知らないふしぎなこと-
(80) 2021/07/21(Wed) 15:14:31

【人】 二年生 神崎 紅葉

[青空を拝みながら校庭のベンチに腰掛ける学生服の二人。
一人は坊主頭、もう一人は黒髪の短髪。
どうやら友達同士らしい。
暑さもなんのその、紙パックのジュースをすすりながら楽しそうにだべっている]

「そういや、そろそろ夏祭りだっけ」
「そういやそうじゃん!今年も一緒に行こうぜ!今年は女子とかも誘って……」
「それいいな!……ってあれ?うちのクラスって夏祭り準備係の話し合いしたっけ?」
「あれ、そういえば……」

[そろって首を傾げる二人のもとへ、後ろから近づく影が一つ]

……なーに駄弁ってんの?

「え、うわっ!?」

[二人がびくりと肩を竦ませたのは、何も後ろからいきなり声をかけられたから、だけじゃない。
その声が、クラス一のマドンナのものだったからだ。
普段じゃ考えられない。だって俺たち、彼女の声を聞いたことなんてーーあれ?]
(81) 2021/07/21(Wed) 15:15:07

【人】 二年生 神崎 紅葉

夏祭りの準備係なら、クラスの話し合いでわたしに決まったでしょ?

「あれ、そう……だっけ?」

[黒髪の方が、どこか不思議そうに首を傾げる]

「わ、悪い悪い!そうだったよな!ごめん神崎さん!」

[坊主の方は、うっすらと頬を染めながら精一杯やんちゃな男子を演じている。
神崎さん、そう彼女の名前を呼んで]

分かればいいのよ、分かれば。
当日、お祭会場で待ってるからね!

[神崎さんはそう言って踵を返した。
こちらにひらひらと手を振って、振り返ってみせる笑顔が眩しい]
(82) 2021/07/21(Wed) 15:17:52

【人】 二年生 神崎 紅葉

「……うわあ、おれ神崎さんと喋っちまった」

[坊主頭の男子は耳まで顔を赤く染めて蹲る。
……その姿を見て、黒髪の男子生徒はどうしても口に出せなかった]

“神崎さんなんて生徒、うちのクラスにいたっけ?”


[いや、違う。確かにいた。覚えている。
クラスのマドンナだ。明るくて快活で、みんなの人気者で。
そんな人のことを忘れるなんてーー存在を疑うなんて、自分はなんて失礼なんだ。

きっとこれも全部暑さのせい。
もう帰ろうぜーー黒髪の男子生徒は友達に声をかけて、立ち上がった]
(83) 2021/07/21(Wed) 15:19:08

【人】 二年生 神崎 紅葉

[彼も、彼の友達も知らないこと。
数年前、一人の女子生徒が夏祭りの準備に赴く途中、交通事故で亡くなったこと。
その次の年からずっと、2年○組で夏祭りの準備係を決める話し合いは行われていないこと。

明るくて快活で、笑顔の似合う人気者だった彼女のこと。

それらは全て、夏祭りの間だけの、小さなまぼろし**]
(84) 2021/07/21(Wed) 15:19:53
二年生 神崎 紅葉は、メモを貼った。
(a27) 2021/07/21(Wed) 15:30:25

【人】 二年生 神崎 紅葉

-当日/はなひら神社にて-

こんにちは、小雪ちゃん!
お手伝いご苦労様。

[可愛い看板娘に、にこりと微笑みかける。
彼女は“去年も”ーー一年生のときも準備係を務めていたから、少女とは顔見知りだ。

「神崎 紅葉」差し出された名簿に名前を書いて、少女に荷物を預ける。
教科書、筆箱、リップにカラフルな制汗剤、“いつもの荷物”。

そうして預けたあとは身を翻して]

楽しいお祭りにしようね!

[そう言って、既に始まっている祭りの準備へと駆け出すのだ**]
(85) 2021/07/21(Wed) 15:44:57
二年生 神崎 紅葉は、メモを貼った。
(a28) 2021/07/21(Wed) 16:18:04

【人】 二年生 神崎 紅葉

-祭りの準備中-

「紅葉ちゃん、こっち手伝ってー!」

はーい、今行くね!

「神崎さん、これお願いできる?」

はい、大丈夫です!

[皆に声をかけられるまま、いろんな場所の手伝いに動く。
次々と声がかかる。みんな彼女の名前を知っている。
……当然だ、だって今は”夏祭りの準備中“なのだから。
「二年○組の神崎紅葉」は、呼ばれた名前ひとつひとつに笑顔で返していく。

その過程でーー]
(138) 2021/07/21(Wed) 23:07:09

【人】 二年生 神崎 紅葉

……わ、ごめんっ!
大丈夫?怪我してない?

[この賑わいを眺めている相手>>137に、こちらの前方不注意でぶつかってしまうこともあるかもしれない。
神崎紅葉は(二年生、つまり”同級生“だ。ならばもちろんお互いの名前も知っているだろう。同じ○組かどうかは定かではないけれど)申し訳なさそうに、相手に手を伸ばす**]
(139) 2021/07/21(Wed) 23:07:34
二年生 神崎 紅葉は、メモを貼った。
(a40) 2021/07/21(Wed) 23:09:09

【人】 二年生 神崎 紅葉

-花一高校の七不思議-

「……って知ってる?」

[学校からの帰り道、坊主頭の少年が傍らの友達に向かって言う]

「あー、なんか聞いたことある。
でもあれ、あんま大した噂じゃねーだろ。
トイレの花子さんとか、理科室の人体模型が夜中に、とか。
あとなんか謎の狐面がどうのこうのとか」

[まあ、最後のはよくわかんねーけど。
でもそんなのどこの学校にもあるだろ。

そう言う黒髪短髪の友達に、坊主頭の少年はどことなく緊張した面持ちで言う]

「……それがさ、”見た“人がいるらしいんだよ。
はなひら神社で、制服を着た女のユウレイをさ。
なんでも夏祭りの準備係に選ばれて、お祭会場に行く途中に交通事故で死んだ女の子らしいぜ。

自分が死んだってことに気付かないまま、永遠に夏祭りを繰り返してるらしい」
(151) 2021/07/21(Wed) 23:43:06

【人】 二年生 神崎 紅葉

[まあそんなの、作り話に決まってるけどな。

ついさっき、”クラスのマドンナ“に話しかけられて浮かれていた坊主頭の少年はそう言った。
言葉とは裏腹に、どこか顔を引きつらせてーーちょうど神社の目の前に差し掛かった通学路の真ん中で]

「……あっ、俺そういやコンビニ寄ろうとしてたんだった!それじゃ!」

[おいふざけんなよ、と追いかける黒髪の男子。
なんだかんだじゃれ合うように走り去る二人の姿を、セーラー服の女の子は黙って見つめていた**]
(152) 2021/07/21(Wed) 23:43:52
二年生 神崎 紅葉は、メモを貼った。
(a43) 2021/07/21(Wed) 23:47:26

【人】 二年生 神崎 紅葉

-蓮見くんと-

わたしは大丈夫だよ!
ありがとう、蓮見くんは優しいね。

[「蓮見くん」まるで毎日ずっと呼んできたかのように、馴染んだ声で相手を呼んで。
屋台の組立用の木材が足りなくなりそうなので、社務所に寄って新しいものを持ってくるところだ、なんてことも話しただろうか。

急ぎではないので、ほんの少し足を止めて]

久しぶりって、毎日学校で会ってるのに?

[小さく笑いながら言う。
嘘をついている、わけではない。
彼女にとっては全て真実だ。
だって彼女は「二年○組の神崎紅葉」なのだから**]
(157) 2021/07/22(Thu) 0:06:59
二年生 神崎 紅葉は、メモを貼った。
(a45) 2021/07/22(Thu) 0:08:47

二年生 神崎 紅葉は、メモを貼った。
(a46) 2021/07/22(Thu) 0:11:40

【人】 二年生 神崎 紅葉

「お祭り、楽しいものになるといーね」

[その言葉に、神崎紅葉は楽しげに笑って答えた]

うん!いっぱい楽しもうね!

[それは”あのとき“と同じ答え。
今よりもほんの少しだけ幼い相手に話した言葉。
一年経って、同じ学年になって。
きっと来年は”先輩”になる。
成長していく相手と、ずっと同じことを繰り返す自分ーーその矛盾を、矛盾と気付かないまま。

呼ばれた相手に、ひらひらと手を振って。
少女は踵を返したのだった]**
(168) 2021/07/22(Thu) 0:55:44

【人】 二年生 神崎 紅葉

-回想/事故のこと-

[神崎紅葉を轢き殺した車の運転手は、高校の教師だったらしい。
ここ、はなひら神社がある学区とは別の地区の、中年の男性教師。

なんでも職場の人間関係がとてもギスギスしていて、仮病で休んでいる日についうっかり飲酒運転をしてしまったんだとか。

当時はだいぶ問題になり、報道陣がその高校に詰めかけたりもしていたようだが……]
(173) 2021/07/22(Thu) 1:08:39

【人】 二年生 神崎 紅葉

-現在/社務所へと向かう最中-

[社務所へと向かう最中、ばったりと出会ったのは>>155]

長尾先生お疲れさまです!
先生もお手伝いですか?

[にっこりと笑って、目の前の教師に話しかける。

神崎紅葉、その名前に相手は聞き覚えがあるだろうか**]
(174) 2021/07/22(Thu) 1:08:57
二年生 神崎 紅葉は、メモを貼った。
(a52) 2021/07/22(Thu) 1:13:44

二年生 神崎 紅葉は、メモを貼った。
(a53) 2021/07/22(Thu) 1:13:55

【人】 二年生 神崎 紅葉

-回想/はなひら神社で、一人と一匹と-

[夕暮れの神社に、女子高生がひとり。

制服は血塗れで、
鞄は取手の部分が破れていて、
なにより顔の半分が、つぶれてひしゃげて、それはもう二目と見られない姿になっていて。

なのに、少女は笑っていた。
楽しそうに、楽しそうに]
(239) 2021/07/22(Thu) 14:52:29

【人】 二年生 神崎 紅葉

早く、はやく、お祭りの準備をしなきゃ。
まだ誰もいないけど、皆が来てくれる前に。

きっと皆楽しみにしている。
わたしもすごく楽しみ。

皆に会えるのが。
みんなとお話できるのが。

だから、ああ、はやくーー。

[そんなときに、ふと聞こえたのは>>201
可愛らしいワンちゃんと、その飼い主だろう男の子の声。

まさかこんなに早く来てくれるなんて!

もしかしてもう、お祭りは始まっているのだろうか?]

来てくれてありがとう!
でも、まだここには何もないの。ほんとにごめんね……。
でももしよかったら、一緒にお祭りを楽しみましょ?

[そう言って少女は微笑むだろう。
血塗れの体で、相手に手を伸ばすだろう。

はたして、一人と一匹はそれにどう答えただろうか?**]
(240) 2021/07/22(Thu) 14:53:03

【人】 二年生 神崎 紅葉

-現在/長尾先生と-

はい、そのへんはバッチリです!

[水分補給を忘れずに、そう言う相手に、肩からかけたポシェットからスポーツドリンクを取り出して、笑ってみせる。

夏真っ盛りの炎天下、長丁場の作業。
その辺りの準備を怠ってはいけないと、
あの日
今日の朝考えて、きちんと持ってきたのだ]

他の人のと取り違えないように、ちゃんと名前も書いたんですよ!偉いでしょ!

[えっへん、と胸を張って。
ペットボトルのラベルの上から書かれた名前を相手に見せる。

「二年○組 神崎紅葉」

その名前を。
はたして相手はどんな気持ちで見ただろうか]
(264) 2021/07/22(Thu) 17:35:00

【人】 二年生 神崎 紅葉

[じゃ、わたしも準備があるので失礼します!
先生もお祭り楽しんでくださいねー!

[ひらひらと手を振って、制服のスカートをはためかせて、少女はその場を後にするだろう。
自分を殺した人間、その顔を知っている相手を、その場に置き去りにして**]
(265) 2021/07/22(Thu) 17:35:40

【人】 二年生 神崎 紅葉

-回想/はなひら神社にて-

どうして?
わたし、怪我なんか、してないよ?

[伸ばした手はとってもらえなかった。
それがなんだかとても悲しくて、少女は悲しげに眉を寄せた。

彼の胸元に抱き抱えられて、小さな犬はこちらに向かってひどく怯えたように吠えていた。

何故だろう?
今はお祭りなのに。
お祭りは、みんな笑顔になれるはずなのに。

何故だろう?
お祭りなのにわたしの他に誰も来てくれなくて、ずっとひとりぼっちなことと関係あるのかな。
ああ、でも]
(266) 2021/07/22(Thu) 17:49:01

【人】 二年生 神崎 紅葉

救急車、だなんて。
わたしのこと心配してくれてるの?
へんなの。わたしどこも怪我してなんかないのに。

[可笑しそうに、楽しそうに、少女は笑う。
きっと逃げ出してもおかしくない場面で、留まってこちらを助けようとしてくれた彼の優しさを無意識に感じているのか]

もしあのとき、こんな優しい人が近くにいたら、わたしは死なずに済んだのかな。


[そんな“もしも”は、意識の表面には浮かびもしないまま**]
(267) 2021/07/22(Thu) 17:49:30

【人】 二年生 神崎 紅葉

-はなひら神社にて、一人と一匹と幽霊-

うそ、君も準備係なんだ!
うれしいなあ。君がいれば、お祭りがもっともっと楽しくなりそう!

[まさかお化け屋敷のスタッフだと思われているなんて夢にも思わず>>268

同じ準備係だということが分かれば、ぱっと花が咲いたように笑った。
血が滴る手が相手に触れる。
その手はきっと、相手にとってはまるで血の気がないかのようにひどく冷たかっただろうけど。
少女にとっては、とても温かく感じられた]
(281) 2021/07/22(Thu) 20:40:39

【人】 二年生 神崎 紅葉

柊一くんっていうんだね。
わたしの名前は神崎紅葉だよ。
紅葉っていう名前だけど、夏がいちばん好きなの。おかしいでしょ。

うん、絶対楽しいお祭りにしようね!

[くすり、楽しそうに笑って手を振る。

きっと次に会うときは“同級生”の2人どうし、名乗りあったことも忘れてしまう。
そんなことは知る由もないまま、再会を願って**]
(282) 2021/07/22(Thu) 20:41:17
二年生 神崎 紅葉は、メモを貼った。
(a73) 2021/07/22(Thu) 20:52:07

【人】 二年生 神崎 紅葉

-回想/はないち神社にて、家を飛び出してきた女の子と-

……きみ、どうしたの?迷子?

[学校からの帰り道、石段の途中に蹲っている女の子を見つけた>>294
小学生だろうか。ただのんびり神社の景色を楽しんでいるようにはとても見えなくて、つい声をかけてしまった。

声に反応してくれたなら、彼女の目に映るのはひしゃげて潰れた顔ーー、
……ではなく、心配そうに見つめている、少し年上の少女の顔だ。

それはまだ、神崎紅葉が生きていた頃の話。
まだお祭りの準備係にもなれなくて、はやく高校生になりたいな、なんて考えていた頃の話。

そのとき女の子とはどんな言葉を交わしただろうか。

もし少女が、相手の名前の由来を聞くことがあったなら>>293]
(301) 2021/07/22(Thu) 21:47:44

【人】 二年生 神崎 紅葉

明菜ちゃん、素敵な名前だと思うけどなあ。
……でも、名前のことで悩んじゃうのはちょっとわかるかも。

わたしの名前、紅葉、っていうんだけどね。
秋生まれだからってお母さんがつけてくれて……勿論素敵な名前だし、気に入ってるんだけど。
出来ればもっと、夏っぽい名前が良かったなあっておもうの。
わたし、夏が大好きなんだ。
ほら、夏ってお祭りがあるじゃない?

出店があって、花火があって、きらきらしてて、みんな笑顔で……。

そんなお祭りが大好きなの。
だから出来れば、お祭りにちなんだ名前が良かったなあって……どんな名前だよって言われたらあんまり思いつかないんだけどね、あはは。

[そんな会話があったかもしれない。
彼女は覚えているだろうか?**]
(302) 2021/07/22(Thu) 21:48:16
二年生 神崎 紅葉は、メモを貼った。
(a77) 2021/07/22(Thu) 21:49:45

二年生 神崎 紅葉は、メモを貼った。
(a78) 2021/07/22(Thu) 21:50:13