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人狼物語 三日月国


86 【R15RP】君と僕の、夏祭り

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視点:人


【人】 二年生 神崎 紅葉

-現在/花火を見上げながら-

[神社の入り口近く。
お祭りも佳境に入ってきた今は人通りも若干少なくなって、花火を見るには隠れた穴場だったりするそこ。

静かに佇む少女がいた]

わあ……綺麗……。

[瞳に映るは大輪の花。
色とりどりに輝いて明滅して、夏の夜を彩る光たち。

その美しさに見惚れて……そして、同じように見惚れる人たちの、美しさを周りの大事な人と分かち合う楽しそうな横顔を見て、幸せそうに微笑んだ。

そしてその中に。
狐面の男性を見つけたなら>>162]

長尾先生、こんばんは!
先生も花火見にきたんですか?

[そう、親しげに話しかけるだろう。

そして、“その問いかけ>>164”を聞けばーー]
(166) 2021/07/25(Sun) 23:32:06

【人】 二年生 神崎 紅葉

…………?どういう意味ですか?
まだお祭りは終わってないのに、なんでかえらなきゃいけないの。

[それはまるで、自分の存在を否定されたかのように……。
ほんの少し、顔を曇らせて。

真夏の夜の蒸し暑い空気の中に、ほんの一瞬、ひんやりとしたものが混ざるかもしれない**]
(167) 2021/07/25(Sun) 23:32:31
二年生 神崎 紅葉は、メモを貼った。
(a42) 2021/07/25(Sun) 23:36:29

【人】 二年生 神崎 紅葉

……自分の、生年月日?

[もちろん覚えている、と口を開きかけて。
……言葉の続きが出てこないことに気付いた]

(……あれ、なんで?わたしは高校二年生で、このお祭りの準備係で)

[目の前のこの人はわたしの通っている高校の先生で。

そう、今年転任してきたーー]

(……あれ?そうだよね。わたしは花一高校に通ってて、長尾先生が転任してきたときだって、その場にいて)

[あれ?じゃあなんで思い出せないの?

気付けば、じっとりと掌が濡れていた。
汗をかいてしまったのかな、と思って見てみると、それは汗ではなく
真っ赤な血
だった]
(183) 2021/07/26(Mon) 0:21:26

【人】 二年生 神崎 紅葉

きゃあっ!!
な、なんで……!?やだ、こわいよ……!!

[怯えて悲鳴を上げる。
その声に、花火を見ている周りのひとたちは気付かない。
「二年○組 夏祭り準備係の神崎紅葉」ではないーー「事故で死んだ女子高生」の悲鳴には、周りは気付いてくれないーーほんの一握りの例外を除いて。

その例外の一人である目の前の男性教師は、怯える少女を見てどう思っただろうか**]
(184) 2021/07/26(Mon) 0:21:55
二年生 神崎 紅葉は、メモを貼った。
(a47) 2021/07/26(Mon) 0:24:31

【人】 二年生 神崎 紅葉

幽霊……?わたしが……?

[怯えて震える頭に、優しい体温が伝わる]

……常世……。

[知っている。
それは、死んだ人間が行く場所だ]

わたし、もう行かないといけないのかな。
こんなに綺麗な花火があるのに……。

みんな楽しそうで、幸せそうで……。
ずっと見ていたいのに……。

[少女の瞳に、再び大輪の花が映る。

きらきらと煌くそれ。
それを見る、幸せそうな人々の顔。

まだ小さな子供の頃からずっと、大好きな光景]
(208) 2021/07/26(Mon) 2:01:17

【人】 二年生 神崎 紅葉

ねえ、わたしはここに居ちゃいけないの?
一人で、違う場所に行かなきゃいけないの?

そんなのやだよ……ねえ、先生。
どうせなら一緒にーー


[血塗れの少女は手を伸ばす。
今までずっと、誰のことも恨んでこなかった。
今だってそうだ。
この手を伸ばしている相手は、自分を殺したあの男性教師じゃない。

恨んではいない。ただ寂しいだけ。
もうここに自分の居場所がないことが、ただ悲しいだけ。

それだけで、少女は手を伸ばす。
どうしようもない自分に、微かに自己嫌悪を感じながら]

一緒に来てよ、先生。
(お願い、この手をとらないで)**
(209) 2021/07/26(Mon) 2:01:40
二年生 神崎 紅葉は、メモを貼った。
(a55) 2021/07/26(Mon) 2:02:49

【人】 二年生 神崎 紅葉

[伸ばした手が握られることはなかった。

……当たり前だ。わかっていたことだ。
相手は生きている人間なのだから。

……わたしとちがって]

……なーんて。冗談ですよ、先生。

わたし、寂しくなんかないですから。
ひとりで行けます。だから大丈夫。

[伸ばしていた手を引っ込めて、ひらひらと振って見せて。
気づけば血に塗れた手は、元の白い肌に戻っていた]
(287) 2021/07/26(Mon) 22:37:09

【人】 二年生 神崎 紅葉

にしても、約束かあ。
先生、意外と愛されてるんですねえ。

[ぽつぽつと呟かれた、“未来の約束>>261”の数々。
自分にはもう持ち得ないそれらに想いを馳せ、どこか眩しげに目を細めて微笑む。

……でも、だったらせめて]

じゃあ、このお祭りの最中だけは……。
……わたしのそばにいてくれますか?

一緒に、お祭りを楽しんでくれますか?

[手を伸ばす。今度は血塗れではない「神崎紅葉」が。
道連れにするためではなく、一緒に楽しむために。

もしその手をとってもらえたなら、ちょっと強めにぐい、と引っ張って歩き出そうか]
(288) 2021/07/26(Mon) 22:37:34

【人】 二年生 神崎 紅葉

ところでその狐面、似合っててとっても素敵です!
どこで買ったんですか?わたしもお揃いのやつ欲しいなー!

[そうして数分後には、制服姿の女子高生と教師がお揃いの仮面をつけている
ちょっと危ない
微笑ましい光景が誕生していたかもしれない(姿が戻ったので周りからも見えるようになっている)**]
(289) 2021/07/26(Mon) 22:38:00