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人狼物語 三日月国


167 【R18G】海辺のフチラータ【身内】

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視点:人


ヴェネリオは、ラウラの肩を叩いて自分の席へと戻った。
(a5) 2022/08/15(Mon) 1:52:34

ヴェネリオは、手向けの花一つ贈らない。
(a14) 2022/08/16(Tue) 14:35:31

【人】 デッドヘッド ヴェネリオ

【街中】

誰かに差し入れするように階段の裏に置き捨てられたウォッカ。
金色に光を反射させる瓶を視界にいれながら、男は無人のバーの裏で一服し立ち去った。

その足で青果店に向かい、沢山の林檎を紙袋に抱え。
笑顔の店員に見送られながら、アーモンドプードルとバニラオイルを買い足していく。

「ボンジョルノ、お嬢さん。
 今日も予約をしたいんだが――」

近道の路地裏を通り過ぎて見慣れた花屋に挨拶をすれば、
黄昏まで普段と変わらぬ一日を過ごすのだ。


「あのとき食べたパネッレは何処の屋台だ?
 何処も同じように見える」

祭りの喧噪に目を配らせつつ、僅かな寄り道の間、人々の中に溶け込んでいった。
(70) 2022/08/17(Wed) 11:25:28