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人狼物語 三日月国


203 三月うさぎの不思議なテーブル

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視点:人


【人】 店長 アン

――花々の盛りに――

[Madam March Hareのすぐそばには、季節の花々美しい公園がある。
 春だけでも、梅桃に菜の花、早咲きから遅咲きまで取り揃えた桜の木々。
 3月は店の周年なり年度末なりもあってどうしてもばたばたしてしまうし、それが落ち着く頃には公園の花見から流れてきたお客様で繁忙期になりがち。
 それでなくても歓送迎会シーズンだから、予約が入ったりすることも多い日々。

 だからそうした慌ただしさを越えた頃に、慰労も兼ねて店休日とは別に1日全員で休みを取ることにしている。
 シフト等々の都合も合わせ、スタッフの予定も聞いて、空きの日を作り。
 桜に藤の紫が交じる頃、ささやかにパーティをするのだ。
 食べたいものは持ち寄って、作りたい人には厨房を貸して。
 常連さんも含めて、仕事よりプライベートな空間で、のんびり過ごす『なんでもない日』*]
(52) 2023/03/15(Wed) 16:01:50

【人】 店長 アン

――なんでもない日の花見会――

あら、高野さん。
うふふー、飲んでますぅ。

[>>245氷の入ったグラスを軽く揺らしてみせる。
 もう花見客も少ない季節だが、場所取りついで一足早く瓶を開けさせてもらった。]

いいえ、もともと門戸の広い会ですから。
常連さんなら大歓迎、今後ともご贔屓にどうぞ、ですね。
今日のために気合い入れてくるスタッフもいますから、ご満足いただけましたら来年もよろしくお願いします、なんて。

[お招きいただいて、の言葉には引く姿勢を見せるも、注がれるお酒は遠慮しませんとも。
 そのための1日ですものね。]
(249) 2023/03/16(Thu) 15:59:45

【人】 店長 アン

あらあら、嬉しいお言葉。
お店、やっててよかったわ。
お食べになります?

[ありがとう、と一言。
 仕込んできたスモークサーモンとオリーブのマリネをクラッカーに乗せて差し出してみるけれど、視線はもうクレープの方かしら*]
(250) 2023/03/16(Thu) 15:59:54

【人】 店長 アン

[さて、これは何杯目?
 グラスの底から立ち上る泡は、クラフトビールかしら、シャンパンかしら。スパークリングの日本酒も持ち込んでいたはずだけど。
 ぜんぶ飲み干さないようにと、先んじてビールの飲み比べがはじまってた>>308のも、見ていたような見なかったような。
 麗らかな陽気は幸福を呼び、気持ちよく杯を傾けさせる。
 可愛い従兄弟を筆頭に、巣穴のうさぎたちが腕によりをかけてくれた料理もあるから、なおさらに。

 視線はいつの間にか蕩けて、口元は笑んで。
 『飲んでます?』なんて聞かれなくてもアルコールが回っているのはひと目でわかる、そんな調子。

 杏>>488、と呼ばれて――そう呼んでくるのが珍しい声だったのもあって――ふわり、視線をそちらに向ける。]
(562) 2023/03/18(Sat) 3:51:55

【人】 店長 アン

……あら、

[>>489紹介したい人、と従兄弟が指絡めたのは、常連さんのひとり。
 高野景斗さん>>490。ええ、そうですねという認識で聞いていたけれど、続いた関係>>491に、はたと瞬き。

 間。

 間。

 きょとん、としたまましばらく固まっていたのは、偏見や奇異を恐れる側>>486からすれば、心地よいものではなかったかもしれない。
 やがて、傍らにグラスを置き、指先を膝の上で揃えると。]
(563) 2023/03/18(Sat) 3:53:25

【人】 店長 アン

高野さん。

[短く、彼の名を呼び。]

うちの那岐を、よろしくお願いしますね。

[にこり、笑う。]
(564) 2023/03/18(Sat) 3:53:46

【人】 店長 アン

料理はご存知のとおりでしょうけど、それ以外は甘えん坊で不器用なところも多いですし、口数も少ないから、大変かもしれませんけど、根気よく付き合ってもらえたら嬉しいわ。
わたしが手伝わないと目薬もひとりで点せないし、仕事してるとくっついてきたり……

[この酔っ払い、止めないと口が軽いぞ*]
(565) 2023/03/18(Sat) 3:54:02
アンは、記者会見はにこにこ見守っている。
(a29) 2023/03/18(Sat) 3:54:42

【人】 店長 アン

なぁにぃ。

[>>596声を重ねるように名前を呼ばれて、ふわふわ酔い加減の店長は間延びした声で]

恥ずかしい? んもう。
照れるとこも変わんないんだから。

もうおねえちゃんとこおいで、ってしても来てくれないのかしら……

[昔、それはそれは昔、那岐の幼少期と言って差し支えないころ、こうやって両手を広げたら腕の中に収まってくれたんだけど。
 今はもうとっくにしない幼い頃のやり取りを演じてみるけど、かわいい従兄弟は来てくれるかな? ……来ないか*]
(604) 2023/03/18(Sat) 13:58:33

【人】 店長 アン

――花ざかりの日に――

あん。
振られちゃった。

[>>628開いた手は、手近なスタッフに抱きついて埋めよう――としたけれど、皆ふたりの祝福ムードで構ってくれなさそう。
 わたしのお友達はあなただけよ、と置いたグラスを口元に。]

そりゃあ、認めますよ。
わたし、そんな狭量に見える?
他ならぬ那岐が決めたんでしょう。
高野さんのことは、お客様としてしかわたしは知らないけど、それでも素敵な人だっていうのは充分わかってる。

そのひとと那岐がしあわせになるのを、どうして祝福できないと思うの。

[もしもどちらかが、無理をしてどちらかのしあわせのかたちを満たそうとしているのなら、あまり祝福できなかったかもしれないのだけどね。
 でも、どう見たってお互いが大好きで、手放せないって感じだもの。
 ごちそうさま、おしあわせに、以外があるかしら。]
(647) 2023/03/18(Sat) 16:58:59

【人】 店長 アン

[なんて笑っていたら、頬をかすめる唇>>629。]

……残念。
那岐くん
、昔はそこに、大がついてたのに。

[そういう意味ではない好き、を込められているのには、気付きはして。
 けれど掘り下げることはしないで、嘯く。
 少し火照った頬だけが、その意味を知っていればいい*]
(648) 2023/03/18(Sat) 16:59:17